231 獣ノ國 - under the ground -
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 22時半頃
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[……月見さんには、嘘を吐いたことになってしまう、のかな。
そんなことを思いながら、私は目を開けて。 そこには、人の手の繋がった腕が見える....はずだったのに]
あ、れ……?
[確かに開いた視界に広がるのは、一切の光も持たない闇。
そして、辺りを探るように動かす"人の"手は一切の感覚を与えず、私にはその手がいま、どうなっているのかも分からない。
私の行動には、二人もすぐに気付いただろう]
(107) 2015/07/15(Wed) 22時半頃
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……殺したいわけ、ないじゃない。
[掠れた声で、アマルテアは絞り出した。 ジリヤの言葉>>106に、苦虫を噛み潰したような顔になる。 そのとき、クラリッサが呻き声のようなものを漏らした>>107]
目を覚ましたのね。 クラリッサ、私の声が聞こえるかしら。
[必死になって呼びかける。 彼女の異変に、アマルテアは気付き始める。 様子が、どうもおかしい]
もしかして―――見えていないの?
[嘘であってほしい、という気持ちを込めながら。 クラリッサにそう問いかけるのだ*]
(108) 2015/07/15(Wed) 22時半頃
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― 第一図書室 ―
[投げかけられた言葉>>93に、一つ、立ち止まる。]
( ――違う )
(何も知らずにいけば、きっと、きっと お前達は捕まえられてしまうから ――その後のことが想像に難くないから
……だから、)
[彼は未練がましく口を開きかけて、それから。 ――ふ、と笑いを漏らした。]
(109) 2015/07/15(Wed) 22時半頃
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ははっ。
まさか、愚直に上に行けば 逃げられると思っていたのか。
お前さんは馬鹿だねえ。
もう少し……”工夫”がいるだろう? ”鳥頭”じゃあないなら さ。
[くるり、僅かに振り返った瞳は嘲笑の色を灯した。 袂に入れた左手を抜き出し、 とんとん、とこめかみを叩くと、 瑠璃色をちらりと一瞥した後、音も無く歩き去る。
後に何を言われたとて、きっと振り返らずに。*]
(110) 2015/07/15(Wed) 22時半頃
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お、おい、クラリッサ!どうした、聞こえるか…⁉︎
[駆け寄って、探る手を握ろうとして問いかける。あの猫の手が、人になっている。…だが、そんな事はどうでもいい。猿でも獣でも、クラリッサが、無事ならば、それで]
(111) 2015/07/15(Wed) 22時半頃
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あ、先生……。
[何度開閉させても、視界の闇が取り払われることはなく。 見えなくなっているのは、避けようのない事実のようだった]
そう、みたいです。 そうだ、手はどうなってますか。見えないから、分からなくて。 ちゃんと、直ってますか。
[そう言って振った手には、空気の感触すら伝わらないけれど。でも、その形さえヒトの形をしているのなら。
外に、出れる]
(112) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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ジリヤ?
[横から、聞きなれた声がする。手を握られたことには気付かなくとも、その存在には気づくことが出来る]
ねえ、私の手、直ってる?
(113) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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― → ―
[ざらら、と薄が鳴る音がする。
黒い闇夜に女が一人、 蛇の鱗持ちたる女が一人。 黒髪を靡かせ、蒼い着物を揺らし 其処に、立っている。
( ……、)
彼は静かに、女の名を呼んだ。
( ……、私はどうすればいい。) ( 彼らを逃がすには、)
(114) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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[ 女は笑う。 三日月のような笑みをうかべる。 そうして、漆のごとき掌を差し伸べる。 手には、銀に光る 小刀が一つ。 彼は震える手をそれに伸ばしかけて――
――罪を唆す蛇の幻影は、 月影が宵の空に滲むと共に、]
『……、 …月見さん?』
―→現実 第二棟 庭園 ―
[びくっ、と体を震わせて、目を醒ます。]
――――っ!
(115) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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治療は成功したのよ。クラリッサ。 あなたの手、もうすっかりヒトのものだわ。
[クラリッサの頭を優しく撫でた。 しかし。その代償に失ったものは、あまりにも大きくて]
……ちょっと、失礼するわね。 クラリッサ、我慢してちょうだい。
[白衣の胸元からペンライトを取り出して、点灯する。 それをクラリッサの目の近くにかざした。 瞳孔の収縮をつぶさに観察すると、ため息ひとつ]
副作用としか考えられない、か。
[固い声で呟いた]
(116) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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[アマルテアは手近なマイクを手に取る。 すぐにでも、“上司”に報告せねばなるまい]
こちらアマルテア。応答を願います。
[同僚たちとマイクで話す時よりも、固い口調で]
番号:xxxx。 種、猫。名前はクラリッサ。 “実験”に成功したものの、後遺症が残っている模様。
[淡々と、事実を述べる]
ここの医療機材では、どうにもならないわ。 すぐにでも、地上の病院への検査移送を―――
[これで、良かったのだろうか。 成功したというのに。頭の中は、ぐるぐる回っていて*]
(117) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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[偽物の花をつけ撓む桜の枝を背にして 見たことのある長髪がゆれていた。]
……あーろん、君。
[彼は辛うじてヴェスパタイン>>99を呼ぶと、 気まずそうに頬を搔き、 酷く眠そうに瞬きを二三度した。]
あー。すまない。 眠っていたのを見つけられてしまったね。
[サボりだって云わないでくれよと、 茶化すような言葉をかけてから 何かあったかな? と首を傾げた。*]
(118) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 23時頃
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…人のになってるよ。
[治ったとは、決して言わない。猫のままでよかった。そのままで、外に出れた。変えなくていいものを、変えて、握られても、望んで手に入れた手も、握られても、気付かなくて。これの何処が、治ったのだ。]
…ッ!
[そして、後ろから聞こえる、“実験”に成功した、との声]
貴様ッ!
[自分の髪の束をひっつかんで、それを相手に向けながら女医を押し倒そうとする。その時にビーカーが一つ落ちて、大きな音を立てて割れた]
言ったよなッ!クラリッサと同じ目に合うことは、覚悟しろってッ! ぶっ刺してやるッ!猿にはねぇアタシの針でッ!その両目共ッ!
[その髪束が、狙うのは両目。上着の香りも、その重さも、静止する要素にはならない]
(119) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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そう……よかった。
[不思議と、嬉しさはこみ上げて来なかった。それが見えない目のせいなのか、それとも本当の目的はまだ達成されていないからなのかは、分からない]
ジリヤ!? な、なにやってるの!
[怒声と、ビーカーの割れる音。彼女が何かをした、ということは分かったが、それが何かは分からない]
先生は悪くない! これは私が頼んだことなんだから!
(120) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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― 自室 ―
[ 外の風が吹く大扉や、居た気配のある番犬のこと 人間達が暖炉の先で僕等を監視し、暮らしていること。
けれど、兄と明との間に何があったかは どうにも鸚哥にはぐらかされてしまって、結局分からず 思い出す、別れ際の言葉>>110に、下唇を噛んで。
膝を抱えたままころりとベッドに転がって 蒼碧の手をのばす。 あの日ここに在った背中、射干玉の髪、温度。
大切だった人のかわりを求め続けている「ヒト」
( 卑劣なやつは、”工夫”だなんて 言わないよ )
僕はぴんぴんとハネる髪をぐしゃっと一度掻いた後 妙案なんて浮かびやしない鳥頭を首の上に乗せて 隣の部屋の扉を叩いたんだ。]
(121) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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[ コン コン
コン コン
返事は無い。ぐっすりと寝ている?、あれ、でも。 声は”聞こえていた”から
( どこにいるんだろう )
思い当たるといえば第二図書室。
僕は相変わらずの煩い足音を響かせながら 今日も朝更かしが過ぎる夜梟を 探しに行った*]
(122) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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……あうっ。
[>>119ジリヤに押し倒されて、強く腰を打った。 うまく、息ができない。苦しい。 両目を狙われているのが分かって、 必死に首を捻って避けようとする]
ぐ、は。
[ジリヤの針のような髪束は、首を掠って。 どくどくと血が流れ出した。マズい。これは、非常にマズい。 最後の気力を振り絞って、声を張り上げた]
私を傷つけたら、クラリッサはずっとこのままよ。 治療、できなくなっても、いいの、かしら。 このまま、目が、見えないままでも。
[それは、脅しだった。こんな実験に造詣の深い医者など、この国では自分を置いて他にはいない。 そんな自負もあった]
(123) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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[かろうじて、まだ手に持ったままのマイクを口元に当てて]
医療室で、大怪我。を。 至急、応援を―――
[掠れるような声で、言った。 近いうちに、助けがくるはずだ。 段々と意識が遠のいていくのが、分かる。出血が多いのだ。 けれど、傷は動脈は外れている。 外の病院で適切な治療を受ければ。 助かる。大丈夫。落ち着け、アマルテア]
……っ。
[怖かった。只々、死ぬのが。怖かった。 こんな恐怖とずっと戦っていたのか。クラリッサは。 ああ、あなたは。本当に強い子ね―――**]
(124) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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止めるなクラリッサッ!こいつは自分がやってる事を知っててッ!それでコレを治療だなんて言ってッ!生かして置いちゃいけねえンだッ!お前を騙して頼ませたんだッ!
[クラリッサの言葉にはそう返す。クラリッサが、悪いはずないのだ、悪いのは、全部…]
イカレ、もうチャンスは終わりだ。嘘をつき続けた猿に、誰が友人を託せるかよ。ながせ、今まで流させた分、その両目から、血をッ!あんたが象あたりだったら、助かったかもなッ!
[ついにイカレ女医から、女医の語句が抜ける。赤に濡れた白髪を、もう一度振り上げる。]
(125) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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死ねッ!死ねッ!死ねッ!報いを受けろッ!
[それを、今度こそ両の目に、振り下ろそうとする。馬乗りになり、激昂しているために、医務室の入り口側である背後には注意が向いていない]
(126) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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―― → 庭 ――
……眠っていらしたのですか。
[ ぱちりぱちりと、瞬かれたそこ。 髪と同じのまつげの色が、揺れた。
男はそのひどく眠そうな顔を前して――「 何か夢でも 」、と声を投げる 。 特に意味はない、ただ眠りこけた人を前にした一種の洒落のつもりだった。 ……本音を言えば、声を掛けた頃に体を震わせた彼に、疑問を持ったのみであるが。 食堂で見掛けた笑みこそ眠さに消えど、柔らかさはまるでそのまま。
――― 「 あなたでもサボることはあるのですねえ、 」 風も無いのに桜の揺れた心地がすれば、 男はひたと視線を桃色に移す。 ]
(127) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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――路地裏→――
[ ――一体どれほど、路地の裏手踞っていたのだったか。 見つからないこたえの先を辿るのをやめ、ずりと背を凭れさせたまま足を伸ばす。
そういえば、あの男へ宿題のこたえもまだだったろうか。“外”で会っても困るだろうと、“今度”のその先もいずれ、彼へこたえることもないのだろう、が。
いつの間にか白けた色を越し、陽――“ほんもの”のそれの落ちる視界に、目を細めながら。
ふかいところ、そら。 ――うみもその先のぞめるという、“ふるさと”。
ならない腹元と、それでも敏感な感覚器官はそのままに。「かり」に飢えることはなければ、煩わしいだけの“ひと”の気配から逃れめいて、足先を街の端へと向けつつ、パーカーのフードを被り直した。
自分と同時期、あの地下から抜けた「1人」>>+7がいるとも、彼が“うしなった”それも知らず。*]
(+10) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 23時半頃
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特には、 ……何も無いのですが。 嗚呼―――私は「 困惑 」しているのでしょうか。
[ 以前マイク越しに向けられたこえを思いつつ、男は首を傾げた。 前髪に隠された瞳は造花を映しながら ……ぱちりと、瞼に隠される。
畜生なら鮫の肌に焦がれることも 怒涛の表情の” 裏 ”を見たいと焦がれることも、なかったのだろうか?――― 男には、解らない。 ただ” ひと ”と思って接して居た。 しかし今日になって” まどい ”が生まれた。 そう、 それだけのこと。 ]
私たちは、随分と。 ……ずるい。
[ ――――そうした時だったか。 マイク越しに聞こえた” 救援 ”>>113に、男は思わず桜の幹に体を預けた彼を見た 。 ]**
(128) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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やめて、ジリヤ……。
[何が起きているのか分からず、ただ、そう声をかける事しか出来ない。
先生は二回、何処かに呼びかけていた。一回目は私のこと、二回目は先生自身のことで。 きっとそのうち、管理人の誰かが来る。そんな時、こんな姿が見られたら。
ジリヤも、ただではすまないだろう]
やめて....もう、いいの。 騙されたんだとしても、私はこれで外に出れるんだから。
(129) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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―― →街中 ――
[ ひとまず、と足を踏み出した向こう側。
道のはた、行きずりに“ひと”の1人と肩が触れ合えば、荷物をごと、と落とした相手へ。 溢れた1つ――赤く熟る林檎を拾い上げ、手渡そうとした先。異形めいた――鱗ののる肌に。ひいと大きく悲鳴をあげられたなら、 ――街中、誰かに気付かれることはあっただろうか。
「施設」にいた頃は、ただ管理の隔たりにあっただろうひとの、新たにのった“拒絶”の色に。 向けられる”まなざし”に、小さく乾く息を困惑じみて詰まらせながら。
――やがては、僅かに騒ぎを立てるその場から、 すり切れた手袋に、慣れた手つきで鮫肌のそこを覆いながら、逃げるよう離れ去っただろう。]
(+11) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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[ → モスキートのへや ]
[ >>40鸚哥を彼に預けてから、どれほど経っただろう? 僕はするすると梯子を降りてから、図書室へ足を踏み出した。>>35途中、誰かに見付かることもあれば、僕はそちらへ顔を向けることもあっただろうけれど ――― ]
(130) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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[ 彼の部屋へ入る。 思ったより殺風景な、部屋だった。 昔に僕が彼に見せた” うみの本 ”は、あっただろうか? 見かけたらそれを手に取ることも、あったかもしれない。
すん、僕は鼻を鳴らした。僅かにこの場に残った彼の香が、鼻孔を擽る。 ―――僕はなんだか、物悲しくなった。 ]
……ぼくも、
[ 「 外へ出たら、 迎えに来てくれるのかな 」 出る間際、>>2:273彼が僕に差し伸べたてのひらを思い出しながら。( 僕の肌が傷付いてでも、取りたいと思ったてのひらを ) 僕は彼の布団の上に寝転んだ。 ただ少し、眠くなった。 ……だけ、なんだ。 まくらに頭を預けると、やはり彼のにおいがした。 ぼうやりとして、間抜けな僕の頭に、昔の記憶が流れてくる。 彼と初めて出会った日の、 ことを。 ]
(131) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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[はっと顔を上げた。 いつの間にか眠ってしまっていたらしい。眠ってしまわないように苦い珈琲を飲んでいたというのに。 視界に入るカップの中の珈琲は、すっかり冷めてしまっているように見える]
クラリッサは……。
[どうなったのだろう。 “声”をかけてみようかとして、躊躇う。 結果を確認することが、酷く恐ろしかった]
(132) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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[何か夢でも、という言葉に、彼は苦笑を零す。]
……ちょっと昔の夢を。 あゝ、サボるし、嘘だってつくさ。
[こくり、頷いて、長い髪の向こうにある瞳を 覗きこむように小首を傾げる。 白桃色の花弁が黒い水面にひらり、 煌めいたように思うが それもまた、瞼に閉じられ見えなくなった。
困惑しているのだろうか、という言葉に ふ、と笑う。]
そのように見えたよ。 なんだか、感情を持て余しているようだった。
[私は深い事を知らないけれど、と あの時聞いた通信の声を思い起こしながら、]
(133) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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―――――そと。
[ 僕は寝転んだまま、そらを見上げた。 地下の空。 真っ白なそれ。 何色にも塗られない、病的なまでのしろ。 外の世界では見られない、作り上げられたしろ。 もう、何年も。何百年も。包まれた。 ―――だから ]
………、
[ すん。 僕は彼の枕に顔を埋めて、もう一度だけにおいを嗅いだ。 肺いっぱいに溜め込んで、がばりと起きる。 そう、僕はこれから、鶴のところに行くのだから。少しの勇気を分けて欲しかった。だってもうここには、…―――もどりたくない。
かちりと鍵束が鳴った。 僕を咎めるような、音だ。 「 そとにいきたい、 」 ―――もう、良いよね? ]
(134) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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