162 絶望と後悔と懺悔と
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─ 帝都守護隊隊員宿舎 ─
[陸軍駐屯地での衝突から三日後の朝。 周と涼平の失踪──鬼に連れ去られたとの目撃情報──を聞き 絢矢は隊員の止めるのも聞かず、単身宿舎を飛び出した。
最初に向かったのは激戦の爪痕色濃い陸軍駐屯地。 司令部と通信施設だけが辛うじて復旧していたが 急拵えのそれはいつ吸血鬼の襲撃に遭うとも知れず 近く、完全に放棄される予定だと聞いた。
再び陣を敷くほどの兵が、足りていないのだ。]
(117) 2014/02/12(Wed) 13時頃
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―城の自室―
あまね……
[連れ去った『家畜』に周の怪我を治療させる。背中の傷を縫い合わせるのを見守り。 赤色の肉が閉じて見えなくなる。
用の済んだ『家畜』は吸血鬼に引き摺られていく。
静かになった部屋で。寝台に横たわる周の髪に触れる。吸った血の乾いた夜桜のシャツに視線を落とし。床に膝を着いて、彼の手を握る。
止血と痛み止と化膿止めの。薬をどう飲ませようか。]
(118) 2014/02/12(Wed) 13時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/02/12(Wed) 13時頃
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[施設の撤去作業の傍ら、 破壊された対吸血鬼武器の回収も進んでいる。
建物の一つに集められたそれは、 持ち主が生きていれば宿舎に持ち帰られ、 持ち主に返還される予定となっている。
周の武器は、まだ駐屯地に置いてあった。]
周ちゃん──。
[真ん中で見事真っ二つに断ち折られた刃と白鞘を 布に包んで胸に抱き、持ち主の名を呼ぶ。
厭な想像が過ぎる。 もし周と涼平が、鬼になって戻って来たら──。
そしてそれは、決して低い可能性ではない。]
(119) 2014/02/12(Wed) 13時半頃
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[これ以上何を捨てればいいと言うのだ。 何かと引き換えにしなければ、 今以上の強さを瞬時に得ることなど出来やしない。
笑うことはやめた。 泣くこともやめた。
次は痛みを捨てようか。 それとも書物に描かれた達人のように目を潰せば、 見たくない物を見ずに、 本当の機械のように敵を屠れる鬼になれるだろうか。
そう──それは鬼だ。
強さを求めれば求めるだけ、 斃すべきモノに近付いてゆくような────錯覚。]
(120) 2014/02/12(Wed) 13時半頃
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[内蔵を冷たい手で撫でられたような 悍ましい想像の感触。
絢矢は折れた長ドスをきつく握り締め、 それ以上の収穫の得られそうにない駐屯地を後にした。*]
(121) 2014/02/12(Wed) 13時半頃
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[僕は知らないことがどれだけ――絶望や後悔を招くほどに愚かしいか知ってるんだ。 “何も知らなかった”ことを知ってから染みついた概念のひとつ。
だけど、小さな世界の中でみんな一緒で、何も知らずにいた頃、 僕は確かに幸せだった]
……。
[そうだね。元気なら、生きてるならきっとまた会える。>>82 でもキャロライナにーさん、また会った時どうするつもりなのかな。 もう一度手を差し伸べる? それとも今度こそ武器を向けてくる?
僕は――どうしたらいいのか分からなくなってる。これじゃあ人のこと言えないね]
(122) 2014/02/12(Wed) 14時頃
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ごめん。ごめんね。
[僕は帽子を深くかぶる。>>77 いくらキャロライナにーさんが俯いてるからって、笑い顔が貼りついたまんま謝ってるところなんてさらしたくない]
……、っ。
[キャロライナにーさんのばかばか。僕らは――吸血鬼はそう簡単に死なないのに。 だからにーさんは僕らの心配をしなくたっていいのに]
(123) 2014/02/12(Wed) 14時頃
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リッキィは、アヤワスカ(絢矢)に会えることなく、やがて帰還の命に従う**
2014/02/12(Wed) 14時頃
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―『常磐』―
[部屋一面に、緑色の反物が用意される。 萌黄、若葉、若竹、緑青、千歳緑、常磐、深緑、鉄色、天鵞絨、革色……。]
『―――、わかるかい?』
[男児は首を振る。 すると男は障子を明け、小さな中庭の松を指さした。]
『松は桜と違い、秋になっても冬になっても、葉を落とすことがない。 つまり、』
(124) 2014/02/12(Wed) 17時頃
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『――――永久不変、
なんだよ。』
[男児はじっと松の葉を見ていた。触れれば刺さってしまいそうな、細い松葉を。 青みの濃い、緑色を。]
『……では、もう一度。―――。 自分の色を、探してみなさい。』
[柔らかな朝の日差しが室内を照らす。 深呼吸し、男児は目を凝らす。
日の当たる場所。陰る場所。 松葉と何度も往復させ。
小さな指は、やがて―――『常磐』を指す。**]
(125) 2014/02/12(Wed) 17時頃
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─ 帝都守護隊隊員宿舎 ─
[3日目の軍事報告。 周と涼平2名の失踪の話は軍の内部を揺れ動かした。
鬼に連れ去られる際の目撃情報があちらこちらで飛び交うと
どうやら新兵が臆したらしい… いや、裏切りではないか…など あやうる憶測やうわさが囁かれた。]
(126) 2014/02/12(Wed) 18時頃
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[さすがに好奇の目につかれて姉の姿を捜したが 単身宿舎を飛び出したっきり…まだ戻らぬと 警備兵からじろりと睨まれた]
しんきくせっ!
[くびをコキっとならしながら部屋に帰る
どんっ!
でっかい肉壁にぶつかった]
あんたは?
[筋肉もりもりの禿男…ニールと名乗った。 涼平と消えた鬼が刺した女>>2:344の恋人だと彼は名乗った]
(127) 2014/02/12(Wed) 18時半頃
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[どうして彼は消えた? 静かに彼は私に尋ねる。
女の親は生贄として城に閉じ込められているという 年老いた母を救うために彼女はここで戦っていたという
なぜ? 君のおにいさんは彼女を刺した鬼と一緒に消えた?]
(128) 2014/02/12(Wed) 18時半頃
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[周の武器を携え、次に向かったのは 駐屯地に程近い補給基地。
失踪者の情報を求め手当たり次第話を聞いたが 有力な情報は掴めなかった。
落胆を抱え補給基地を出る。
小袖の上には 丈の長いケープ風に改造を施した軍服。
さて次にどこへ向かおう──と辺り見渡して 見慣れない砂色の外套を纏った人影>>103を見つけた。]
(129) 2014/02/12(Wed) 18時半頃
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[腹を突き刺さされた兵士は命は助かったという。 しかしもう戦えない… かれは妻と子供を目の前で吸血鬼に殺されたという
なぜだ?
問う彼の眼は静かな怒りに満ちていた]
――ごめんなさい。
[直立不動で深く深く首を垂れる それいがいいう言葉がみつからなくて]
ごめんなさい。
[彼の姿が見えなくなってもずっと頭を下げていた]
(130) 2014/02/12(Wed) 18時半頃
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― その後 ―
[直円と接触した者のこと、 キャロライナがマユミとリッキィと接触したことを、報告として、知るだろう。
ただ、それを聞いても、表情を人前であからさまに変えることはなく]
――……
[円がキャロライナの布団に潜り込んだことを気づいた日には、 しばらくはいたが、ゆっくりそっと部屋を後にした。
そして、夜中の宿舎、屋上に登り、星を見る 昔はよく、これで溢れてた涙が、 もうさっぱりでなくなったことにも気づいたけれど
どうでもいいことだろう]
(131) 2014/02/12(Wed) 18時半頃
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[周がいなくなって、 あきらかに宿内の空気は変わった。 強いと呼ばれていた兵士が、 敵側にやられ拉致された。
それは、もう、今後の戦況を見るようで。 あきらかに部隊全体の士気は落ちている。
だが、周は頼むといったが、これはどうにかできるものでもない。 ただ、一方で、レアの吸血鬼(直円)を討った者もいるというのは、ささやかな希望であっただろう。
しかし、それも心沈むものだ。
絢矢のあの小さな身体が、抱え込むものが大きすぎる。 笑うことも泣くこともしなくなった絢矢の表情は、いつもどこか別世界のようで。
でも、現状、サミュエルもまた絢矢と同じような表情になっていっている]
(132) 2014/02/12(Wed) 19時頃
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[うわさを聞けば涼平と一緒にいたのは秋之進で間違いないだろう。 あんなに繊細だった兄が、ジョージ達の踊りを一緒に考えてくれてた兄がその人たちを迷いもせず刺したのだろうか
わたしにはまだ、お母さんの形見を大事そうに撫でていたやさしい兄の横顔しか思い出せないのに]
(133) 2014/02/12(Wed) 19時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/12(Wed) 19時頃
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― 深夜・屋上にて ― ――……周。 困っただよ。おまーの代わりなんができねぇや。 絢矢はおまーの得物を大事にもっでる。
[表情をなくした絢矢がそれでも大事そうに周の長ドスを抱えれば、それが支えになっていることは確かだ。 いなくなってもなお、誰かの力になっている存在の大きさにただ俯く]
周……おではさ。おまーがあの時、それでも立ち上がってきてくでるっで思ってしまっただ。ちょっと無理いっただな。
今、正解は、 おでが命捨てでも、おまーを護るごどだっだんだなっで思う。ごめんな……。
[向こう側にいってしまった周と涼平が、無事にいる可能性は薄い。きっど、リーや、直円や、零留、リッキィ、明、そして、マユミのように、吸血鬼にさせられる可能性が強く感じていた]
おまーが吸血鬼になっだら、ぜっでぇ勝てねぇだなぁ。
[漏れる苦笑いの顔は、きっと酷いものだ]
(134) 2014/02/12(Wed) 19時頃
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[砂色の外套の下から覗く色は赤。 隊の中に赤を好んで着るものはいない。
赤は──鬼の色だから。
しかし、敵地に一人で鬼が現れるとも思えない。]
───…
[自分の知らない隊員か、 隊員の身内だろうと推測しながら 念のため警戒を解かず、砂色の人影へと足を向けた。]
(135) 2014/02/12(Wed) 19時頃
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サミュエルは、絢矢が長ドス持ってるような夢みただけのようだ。
2014/02/12(Wed) 19時半頃
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[砂色を纏っていたとしてもその下には赤を纏う。 見つかれば見つかったで構わない。 でも今は誰も殺す気はなかった。
見つかりそうになれば鳥の音をまねた口笛を使い、 静かな身のこなしで淡々と中を見る。
傷つき士気を失った者やそう多くもなく見える食料、 明らかに旗色は悪く見えた]
…ひでぇもんだな。 吸血鬼を打つはずなのに 結果として人同士の殺し合いと変わらない。 何してんだろうな、本当に。
(136) 2014/02/12(Wed) 19時半頃
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リーは、気配を感じふと立ち止まる
2014/02/12(Wed) 19時半頃
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>>134
でも、やっぱできねぇっていっだら、 情けねーよなぁ。
[毎晩、深夜に屋上でぼそぼそ一人呟いている様は、 きっと周りから不審がられてもきただろう。 でも、もう、心底なにかを相談できるヤツなんていないような気がした。 そう、リーの存在は大きかったと、そう思う]
だがらさ、 おで、捨てるごどにしだよ……。
__を………。
[星を見上げたら、さすがにふと、それは滲んだ。 だから、ちょっとだけ、心は和らいだ**]
(137) 2014/02/12(Wed) 19時半頃
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―城の中・自室―
[額に浮かぶ汗を拭ってやる。 握った手が動き、目覚めを知らせた。]
あまね……おはよう。 傷の具合は、どう?
[まずは様子を伺い。]
………まだ、殺さないだけ。 まだ少し、生かしてるだけ。
(138) 2014/02/12(Wed) 19時半頃
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トレイルは、瞬き、言葉を詰まらせた。**
2014/02/12(Wed) 19時半頃
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―帰還前― [リカルダがキャロライナへ向けた。 「またね」という言葉を知らない。
>>77 再び会う為の、別れの言葉だ。
彼ともう二度と会うつもりがなかったのは、 ――自ら突きつけた言葉が理由]
……簡単には、見つからないわね。
[>>22>>55 交わされた二人の言葉、そう。 生きているのなら関わってないはずがないと考えた。 邪魔な者は容赦なく屠りながら、その姿を探していたけれど、 やがて帰還の命令が届けばそれに従った]
(139) 2014/02/12(Wed) 20時頃
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─ 補給基地 ─
[砂色へと、歩調変えず歩み寄る。 顔は端から隠していない。]
───ここに何か用?
[急襲に対応出来る距離を保って、声を掛けた。]
(140) 2014/02/12(Wed) 20時頃
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[振り向いたときは目深に外套のフードを被っていた。 対面したその人に僅か息を飲む]
……用は特になかったけど… お前に会えたことは収穫かもしれない。 やっぱり、いたんだね。
[記憶の様子も表情も様変わりした少女。 けれど見間違うわけもなく]
元気だったかい?アヤ。
(141) 2014/02/12(Wed) 20時頃
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───?
[相手の息を呑む気配。 訝るように速度を落とし]
……───
[いたんだね、と言われ──悟る。 記憶の中と殆ど変わっていない声。 纏う空気は飄々と。]
理、依──?
(142) 2014/02/12(Wed) 20時半頃
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―吸血鬼の城― [この場へと自ら足を踏み入れた時点で覚悟は決まっていた。 零瑠の姿も確認できたし、一番気になっていた明之進の事も自分の中では消化できた。 それが出来ただけ上出来だと、後悔は無いとは言い切れないが腹を決めていた。はずだったのだが。]
………はぁ!?
[部屋へと帰ってきた明之進が持ってきた答えは涼平の死ではなく生>>90。 それに一番驚いたのと同時に明が彼自身にとって不利な条件か何かを突きつけられたんじゃないかと不安になる。 しかし口にすることなく黙り込んだまま説明を聞き進め、ある程度明之進の言葉を聞いた所でやっと口を開いた。]
…………、他の吸血鬼に虐げられようが何されようが俺は平気。けど、そうだよな……吸血鬼、か………
[人間達と、人間側の家族達と戦わなければいけないことになる。 絢矢に円にサミュエルの顔が次々に浮かんでは消えていく。 もしも俺が吸血鬼になって、家族と会ってしまったら。 いや、自らの足で吸血鬼側へと足を踏み入れた時点でもう家族だとは思ってないのかもしれない。そう、教えられたから。]
(143) 2014/02/12(Wed) 20時半頃
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[胡座をかいた状態で後ろへと倒れ込む。 明之進は俺を吸血鬼にしたくないと、けれどどうしたら一番良いのか分からないと言った。 それと同時に一緒に考えてくれるとも。>>91 取り上げられて当然だと覚悟していた長槍も無事だ。驚異になりえる種は取り除いておくに限る。 それは彼も知っているだろうに、俺を殺さないし武器を取り上げない。 明之進達へ刃を向ける事が無いと、確信しているためか、それとも。
ゆるり、ゆるりと頭を振り起き上がる。そして明之進の瞳をじっと見つめた。]
(144) 2014/02/12(Wed) 20時半頃
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ごめんな、明。俺まだ決められない。 ……明之進とは一緒に居たい。けど、俺も最良は分からない。 だから、少し時間が欲しい。
[そんな事を話しただろう。取り敢えずおしまいだと告げられれば小さく頷き息をはく。]
ん、勿論。とりあえず、手当しながらな。
[つられるように、にし、と笑ったのと同時だったか。 明之進の体がぐらりと崩れ落ちる。 慌てて支えるように受け止めれば、焦ったようにベットへと運びこんだ。*]
(145) 2014/02/12(Wed) 20時半頃
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うん。俺だよ。あんまりあの時から変わってないけど。 アヤは元気だった?
[外套のフードを脱ぎながら答える。 見た目彼女だとわかっても、気配が違うことはわかった。 あぁ、もうこの子もあの時のアヤじゃない。
一緒に外に行こうと約束した、円と一緒にお嫁さん騒ぎをしていた、そっと暖かい手で手を握ってくれたあの小さなアヤじゃない]
嫌な再会しちゃったね。…ごめん。
(146) 2014/02/12(Wed) 20時半頃
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