92 【バトルRP】歴史英雄譚
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ほう…四境戦争に。 私も、あれは元治二年であったか…長州まで参ったよ。 まだ私が、新選組に籍を置いていた頃の話だがね。 あの頃は近藤も、まだ聞き分けが良かったものだ…こう申すのもなんだが、あの折に長州が焦土と化さなかったことは、何よりだったと思っている。 内乱で、国力を損耗させているような時世ではなかったのだ。
(116) 2012/05/22(Tue) 01時半頃
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それはそうと、乃木殿。 先ほど、階段を下っておる最中、織田信長…という名が聞こえた気がしたのだが、これは私の思い過ごしかな?
(117) 2012/05/22(Tue) 01時半頃
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[新撰組参謀、袂を分かつ――と、訊けば。 それで漸く、記憶が繋がった。伊東甲子太郎]
――ああ。 いや、伊東殿のお名前は存じております。
[ひとかどの人物であるという噂を、若い頃に耳にしたことがある]
国力……まさしく、そうですな。 相次ぐ内乱がなければ、我が国の発展も余程に早まったでしょうが。
(118) 2012/05/22(Tue) 01時半頃
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おぉ、これは使えそうじゃ
[大広間を探せば以外にもほしいものは見つかるもので。刀をしまう鞘を見つけ、腰に身につけ、広間の端の方にあった木箱をずらし、扉の前に陣取る。木箱に腰掛けて、誰かがくるのを迎え撃つだろう]
(119) 2012/05/22(Tue) 01時半頃
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いや、伊東殿の聞き違えではありません。
こちらの……ああ、孫文台と仰る方が。 織田信長と名乗る男が、この奥にいると。 私も聞いて驚いたのですが……伊東殿と見えた今では、本物の織田信長ということも有り得るやもと。
(120) 2012/05/22(Tue) 01時半頃
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[孫の名を口にしたついでにと]
――ああ、伊東殿。彼女も紹介しておきましょう。 彼女はウト。出会ってから、行動を共にしております。
[次いで、ウトに視線をやって]
ウト、伊東殿だ。 とても学のある方で、剣の達人でもある。
(121) 2012/05/22(Tue) 01時半頃
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相次ぐ…内乱?
[四境戦争が最後ではなかったと? ...は訝しんだ。しかし...には慶応三年の、あの油小路の夜以降の記憶はない。見知らぬ遺跡と得体の知れぬ機械類、遭遇した異邦人たち、そして織田信長…この地がどうやら、己の常識の埒外にある異界であることに、次第に確信を深めてゆく...であった。倭人ながら西洋式の軍服を違和感なく着こなす、この乃木という男もまた、...の常識を超えた存在なのかも知れない。]
(122) 2012/05/22(Tue) 01時半頃
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お待ち下さい、ノギ。
[伊東の問い>>117に答え、更に自分を紹介し始めた乃木の言葉>>121に割り込むように声を掛ける]
ノギ。 一つ、大事な事を忘れてはいませんか?
(123) 2012/05/22(Tue) 01時半頃
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孫文台!?
「通俗三国志」に登場する人物だな。 確か、呉の孫権の父に当たる猛将だったか。 加えて、織田信長が此処にいる…? 何やら、奇想天外な講談本でも読まされた気分だが。 いや、貴公の言うとおりかも知れぬ…何とも面妖な世界へと招かれてしまったようだな、私たちは。
(124) 2012/05/22(Tue) 02時頃
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琵琶を抱えた彼の御方は言いました。 口の回る奴へは、まずは殴って本性を見ろと!
[孫堅と伊東が連携しているように見えないと思えば、警戒を思考を重ね、状況整理を進めている風に見える伊東>>122>>124に移す]
どうやら、 この者は貴方との会話で得るものがあり、 まだ私達はこの者から何も得ていません。
イトウセッツ、私は貴方に尋ねます。
(125) 2012/05/22(Tue) 02時頃
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ええ、まあ。 薩長主力の新政府軍と旧幕府軍との間で内戦が続きましてな。 最終的には北海道……伊東殿には蝦夷というべきかな、そこまで戦線が。 函館に篭った旧幕府軍が降伏して――……ああ、新撰組の土方歳三は函館で戦死しています。
[そののちも、西南戦争があるのだが――それを語るには、苦い思いがある]
(126) 2012/05/22(Tue) 02時頃
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ん――……大事なこと?
[ウトの言葉>>123に、首を傾げる。 このような場所で同時代人――厳密には異なるが――と出会ったために、気が緩んでいるのは確かだが。 さて、何を忘れていたか]
(127) 2012/05/22(Tue) 02時頃
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貴方は世界の敵ですか?
[そう言って、火縄銃の銃口を伊東へと向けた]
(128) 2012/05/22(Tue) 02時頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2012/05/22(Tue) 02時頃
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>>128 なるほど…ウト殿とやら。 貴女がたもまた、あの得体の知れぬ「声」を聞いたのだな。 この世界を救ってくれ、というあの声を。 さればウト殿、私からも貴女に問いたい…貴女は、あの声の主の正体も知れぬままに、この面妖な世界を護って戦うと、左様に仰るのか? それはいささか短慮なのではないかな。
[...は穏やかな物腰で、しかし真剣な眼差しで、ウトと呼ばれる女性に問いを発した。向けられた小銃は意に介さず、しかし隙は作らぬよう意識しながら、彼女の返辞を待つであろう**]
(129) 2012/05/22(Tue) 02時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2012/05/22(Tue) 02時半頃
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彼の御方達はそういうものです。 私にとってそれはいつもの事、です。
[伊東の言う>>129、その得体の知れぬ誰かの声を、自分の中で神々の誰かに自動変換しているせいか、躊躇う事もなく答える]
私は知っています。 人とは疑い、悩み、躊躇うものであると。
[真剣な眼差しを受けて、数秒じっと見つめ返した後、銃口を下ろした]
(130) 2012/05/22(Tue) 02時半頃
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……ああ。
[敵味方。確かに、それは大事なことだ。
だが――敵であった場合、大いに不安が残る。 自分も一刀流の目録を伝授されてはいるが、伊東は北辰一刀流の道場主。 左目のこともあるから、剣で太刀打ちするのは難しかろう。 いまひとり孫文台の実力のほどは判らないが、猛将というのなら或いはか。
そんなことを考えながら、二人の問答に耳を傾ける**]
(131) 2012/05/22(Tue) 02時半頃
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彼の御方は言いました! 俺らを信じるのではなく、俺らを信じた自分を信じろ、と!
[銃口は下ろせども、視線は外さぬまま更に続ける]
彼の御方に言わるがまま、世界を救う為に世界の敵を殺すのではありません。 彼の御方を信じたこの私が、世界の敵を殺そうとしているのです。
(132) 2012/05/22(Tue) 03時頃
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ジャーンスィーが王妃、 ラクシュミー・バーイーの名に於いて遂行します。 かの誓いこそ、我が――
[遺跡内にも関わらず天に向けて拳を突き上げようとしたポーズで止まり、そこで傍らの乃木の方に顔を向けた]
ノギ! 大事な事を今から言います。
(133) 2012/05/22(Tue) 03時頃
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私、ラクシュミーと言う名前みたいです。
[真顔で、その発見を告げた**]
(134) 2012/05/22(Tue) 03時頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2012/05/22(Tue) 03時頃
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[和服の男とは違い金色の髪、少年と似た容貌の少女。 彼女が警戒して先に身を隠されていれば見かけなかったかもしれない。会っていれば何か話しただろうけれど、とりあえず戦闘にはならなかった。
少女と別れ、再び探検をしようと、手近にあった少し広めの部屋へと入る。]
なんだこの部屋?
[初めて見る鉄製の機械の類に眼を丸くさせる。 緻密に組み込まれ、何に使うのかよくわからないそれらをぺたぺたと手で触ってゆく。]
なんだこれー?
[一際大きな機械に出っ張ったボタンを見つける。 それが何なのかわからずともそこにボタンがあれば押したくなるのが人の性というものだろう。 少年は何も深く考えずに、押してみた。]
(135) 2012/05/22(Tue) 10時半頃
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ポチッ
[ジャラジャラと鎖の鳴る音、歯車のようなものが軋む音が部屋に響き、少年は自分の身体がぐらりと揺れるのを感じた。 ゴゴゴゴと地鳴りのような音と共に、床が、動いている。]
え、な、何?なんだこれっ!?
[部屋の片隅が下がっていき、先の見えない暗い昏い穴が開いている。置いてある機械たちは固定されているのかぴったり床にくっつき動かない。何かにしがみつこうと走ったけれど、あっという間に傾斜はきつくなっていく。]
ええええ!?ちょ、まっ!?
[待ってくれ、言う間もなく斜めになった床。]
(136) 2012/05/22(Tue) 11時頃
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ああああああああぁぁぁぁ………っ!!!
[伸ばした指先はあと少しといったところで届かずに、少年は滑るように落ちていった。ガコンッと音が鳴り、床は再び元に戻っていった。]
(137) 2012/05/22(Tue) 11時頃
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何もかも消す・・・? そうしたら、誰も幸せにはならない。
[ふと聞こえてきた声(>>90)に、実声でそう漏らす。 不安になる。封印の破壊が終わった後、「彼」はいったい何をするつもりなのだろう。]
(138) 2012/05/22(Tue) 11時半頃
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…
[反響してきた声(>>108)に、剣を抜いて構える。 近い。ちょうど、この曲がり角の向こうくらい。]
えーと…こんにちは。ローランさん、というのですね。私はジャンヌ・ダルクと言います。よろしくお願いします。
[現れた、自分と同じように金の髪と青い目を持つ少年の、やたらと人懐っこい明るい雰囲気に若干押されながら、いつの間にか構えをといていた。]
あなたも、世界を救うために封印を捜しているのですか?
[明らかに誤解を与えそうな質問をして、]
(139) 2012/05/22(Tue) 11時半頃
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はい。お気をつけてくだい。
[いくらか会話をしただろうか。去ってゆく彼を笑顔で送り出し、]
よし。私もがんばろう。
[先ほどまでより明るい気分になって、気合を入れなおし、彼とは逆の方に歩いて行って、]
(140) 2012/05/22(Tue) 12時頃
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―!!!
[あっという間に遠ざかる悲鳴を聞いた。]
今の声、ローランさん?!
[誰かに襲われたのだろうか。それこそ、先ほど聞こえた騒ぎの源の人間か。 嫌な予感を覚えて、彼が向かった方へ走る。]
…
[名前を叫びながら走るというような愚かなまねはしない。]
(141) 2012/05/22(Tue) 12時頃
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[一つ一つ扉を開き、中に人の気配がないのを確認する。]
ローランさん…
[無事だろうか。一緒に行動していればよかった。と後悔しながらいくつか目の扉を開け、]
なに?これ?
[さまざまな形の、金属製の箱のようなもの。いくつかは、材質のわからない、人いひものようなもので繋がれている。]
…さっきまで人、がいた気配… けれど、今はいない…
[一歩ずつ、部屋の奥へと入ってゆく。 ローランが押したボタン(>>136)は、押すものだということすらわからず素通りした。]
(142) 2012/05/22(Tue) 12時頃
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…風が、吹いている?
[肌に感じる、奥から感じるひんやりとした空気の流れは、単なる隙間風だろうか。 ぺたり。壁に触って、]
…切れ目…
[細い隙間が、床から自分の身長のはるか上まで。それはまるで、]
隠し扉?!
[彼はこの奥にいるのだろうか。思いながら、開けるための仕掛けを捜しはじめた**]
(143) 2012/05/22(Tue) 12時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2012/05/22(Tue) 12時頃
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― 回想 ― [角を曲がると出会った少女。剣を構えられていることも気にせずに、人懐こい笑みを浮かべ、跳ねるように近付いていく。]
あー!イトが言ってた美少女かな? オレはローラン。君は?
ジャンヌ。ジャンヌか、いい名前!よろしく!
[思い出したての自分の名前を嬉しそうに名乗り、可憐な口から紡がれた少女の名前はイトーセッツよりも耳慣れたもので、すぐに覚えた。]
(144) 2012/05/22(Tue) 12時半頃
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……フーイン? いや、知らない。 だってオレ、別に英雄じゃないし。
[真顔でふるふると頭を振る。]
あなたも、ってことはジャンヌ、君は英雄なんだね。 ……オレはいろいろと、よく覚えてなくってさ。
[少しだけ眉をさげ、苦い笑いを浮かべたが、それも一瞬でまた元のように屈託なく笑う。]
(145) 2012/05/22(Tue) 12時半頃
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