147 書架の鳥籠
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うん? だから、魔女の願いを叶えればいいんだべ? そったら今度はおら達の番になるべな?
[彼女は頭が良くない。 思考が単純である。]
魔女が『ここ』にいるのは確かなんだから、捕まえて魔女の願いを聞けば良いんだべ!
(107) 2013/10/05(Sat) 23時頃
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ラルフは、ホリーに話の続きを促した。
2013/10/05(Sat) 23時頃
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ほんでも、叶えて貰えねえんなら……。
[本と、面々を見渡して、俯く。]
魔女も、人だべ……。 おら、人殺しなんかしたくないだ……。 そったら事したら、あん人に顔向けできねえ……。
(108) 2013/10/05(Sat) 23時頃
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レティーシャは、グロリアにちらりと視線をやり、目が合いそうになると慌ててそらした。
2013/10/05(Sat) 23時頃
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[レティーシャにより読みあげられる本の内容。 道標のように示された役とその人数]
――――……。
[十一人、とピッパの声が聞える]
サイモンが見つけたものがそれなら――… 彼を抜いて、ちょうどの数。
(109) 2013/10/05(Sat) 23時頃
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[ぱち、ぱち、ぱち] [パズルのピースを嵌めていくイメージ。 みなの言葉を拾い上げ空白を埋めるを試みるが、 進捗が芳しくないのは気難しく寄せた眉根が物語る]
…わかることは少ないな。
[んむぅ、と小さい唸り]
少ないが、少しはある。と、いったところか。
[その少しをレティが読み上げる書が増やす。 思案巡らす男は口数少なく 時折、ぼうと、視線がどこも見ない間もあり]
(110) 2013/10/05(Sat) 23時頃
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…あ。そういえば、そう、だね。 順番なら、たしかにそうだ。
[カトリーナのまっすぐな答え>>107に、一瞬、きょとん、 と瞳を瞠るも、確かに一理ある、と同意する]
……カトリーナは、優しいね。 そうだね、魔女も、きっと元は人間だと思うけれど…
[何処か遠くを見るような眼差しになるも、それは一瞬で]
人殺しなんて…しなくてすむなら、その方がいい。
[カトリーナに一つ頷いて、そっと、小さな微笑みを返す]
(111) 2013/10/05(Sat) 23時頃
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[こぼしてすぐに、はっとする。
"サイモンが見つけたものがそれなら――"
グロリアの声が聴こえる――人数が、合ってしまう。]
配役、ってこと……?
[だとしたら。 もし、万が一『亡霊』が。 叶えてもらった人間を指すのであるなら。 この中の、誰かだとしたら。
魔女を殺すにはまず――――]
(112) 2013/10/05(Sat) 23時頃
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[視線を感じてそちらへと顔を向けるが 柔らかそうなレティーシャの髪が揺れるのが目に止まる。 視線は重ならぬままだから気のせいかと小首を傾げた]
魔女の願いを、叶える?
[カトリーナの声に不思議そうになぞり]
既に願い叶えられたふたりに向けられたものと思っていたけど そういう見方もあるのね。
[人殺しなどグロリアにとっても望むところではない。 悩ましげに柳眉を寄せて考えこむように視線を落とす]
(113) 2013/10/05(Sat) 23時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/10/05(Sat) 23時頃
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[>>112ピッパの言葉に]
配役、か。 魔女は芝居でも見たいのかな。
[魔女でない者に魔女の趣味嗜好がわかる筈もなく。 後ろの方でこっそり溜息をついた。]
(114) 2013/10/05(Sat) 23時頃
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はぁ
[そういう発想もあるか、割とカトリーナに感心した]
リーナは体も頭も柔らかいんだね
[しかしほぼ反射的にそんな言葉が口に出る]
(115) 2013/10/05(Sat) 23時頃
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んだ。 2人叶えて貰ったから魔女の番なんだべ? ほんだらそん次はおら達の番だべな? なのに狩っちまうなんて、サイモンはひでぇだ……。
[ホリーの同意の微笑み>>111に微笑みを返して頷いた。]
(116) 2013/10/05(Sat) 23時半頃
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……ああ、サイモンさんは、たしかに、 「見つかった」って言ってた、ね。
[グロリアの言葉>>109に、はっとした表情で、頷いて]
配役…?
[ピッパの声>>112に首を傾げてから]
芝居、か…。 あんな笑い方をする魔女なら、 ありえない、とは言えない気もするね…
[まだ耳に残る笑い声に、ラルフ>>114を見遣って、 深い溜息を返す]
(117) 2013/10/05(Sat) 23時半頃
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かっ 身体は、余計だべ!! 触ってもねえのに、何て事言うだ!!
[シメオンの発言>>115には、真っ赤になって両腕で自分を抱き締める。 肉が寄って胸元のふくらみが強調されただけで、隠せはしなかったのだが。]
(118) 2013/10/05(Sat) 23時半頃
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[うっかり聞き逃しかけた続きに>>112 何かただならぬものを感じ、怖々尋ねる。]
ピッパ? 何?
(119) 2013/10/05(Sat) 23時半頃
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[ピッパの尋ねに顔を上げて、肯定の頷きを向けた。 今はまだ記されぬ役割は知らない。 サイモンを含みながら、数が合うのは少しだけ先の話。 グロリアは己の導き出したものを正解のように感じていたから]
ええ、それぞれに役割が与えられているのだとしたら――…
[可能性の話を、続ける。 本に記されているらしい一人きりの役が与えられ選ばなくてはならぬと そう思えばこその思考ではあるがそれはグロリアのみが知る]
(120) 2013/10/05(Sat) 23時半頃
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見れば分かるよ見れば。
[主に腹部を見ていたので、胸元>>118には気付かなかった]
(121) 2013/10/05(Sat) 23時半頃
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…しかし、 その本は何を示しているのだろうな。
では、私なりに推理をしてみようか。
[暫し黙って話を聞いていたが、顎鬚を一度撫でてから 帽子の鍔に手を置き姿勢を正したポーズを決めたままで]
(122) 2013/10/05(Sat) 23時半頃
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占い師。これは、呪い、シャーマン、といった所か。 他人には見えないものが見えるのではなかろうか。
霊能者…、これは占い師と似ている部分があるが 対象が死者でる事が解るな。
そして、狂人。…狂い人か。 どうにも推測し難いが、その者の言葉には 偽りが混じる可能性があるのではないかな。
最後に、亡霊か。
(123) 2013/10/05(Sat) 23時半頃
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オズワルドは、そこで一度、言葉を止めて帽子の鍔から手を下してから
2013/10/05(Sat) 23時半頃
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その本の言葉を読む限り、魔女の…仲間、もしくは弟子。 そういった所だろうか。
以上だ。
[ぴしりと最後に表情だけはきめた。]
(124) 2013/10/05(Sat) 23時半頃
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魔女はなかなかの気まぐれみたいだから 気が向けば叶えてくれることもありそうだけれど。
――…魔女狩りを私達のうちの一人が宣言した状況で 気前よく叶えてくれるかしら、ね。
[望みが薄いように思え グロリアは魔女に願う事を諦めて別の方法を考えはじめていた]
(125) 2013/10/05(Sat) 23時半頃
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私の名推理を参考にしてくれたまえ。
[と、得意気に私は最後に付け足してから]
…、確かに、どうしてサイモン君は。
[私は遅れて思考を巡らせる。 彼は不思議な男だったが、更に謎が深まったのは確かだ。]
うむ。 私はそろそろサイモン君を探しに行くとするよ。
ラルフ君はどうするかね?
(126) 2013/10/05(Sat) 23時半頃
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―サロン―
[この男もまた例によって意識を失い、 おもむろに意識を取り戻したのである。ちょっと前に。 とりあえずは、うーんうーんと考えるそぶりで、 唸り続けていたが、ここで初めて口を開いたのである。]
やっぱちょっと難しくてわかんないッスね。 わかんないスけど、オレちょっと腹が立つッス。
[なお、本来的にこの男はあまり文字が読めないのだが、 不思議な力か何かで紙片の内容は理解できるようだ。]
その「亡霊」ナニガシって、オレたちに危害加えるんスか? オレ難しいことわからないッスけど、 たとえば「ナイフ持って襲いかかられたら、 オレは相手をボッコボコにしてでも死にたくない」ッス。
[確認するように。]
(127) 2013/10/05(Sat) 23時半頃
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……なるほどね。 カトリーナの考えにも、一理あると思うよ。
魔女は、「叶えてあげるときもあるけど」とも、 言っていたし、ね。
でも……。あ、いや。 じゃあ、カトリーナは、お人形を何処かで見かけたかい?
[あの魔女がそんな公平な考えの持ち主とは思えぬまま。 けれど、可能性を考えれば。 カトリーナの微笑みに頷き、人形について尋ねてみる]
いずれにしても、サイモンさんが魔女狩りを始める前に、 彼を見つけた方がよさそうだ。
[サイモンを探しに行くと言ってくれた オズワルトと、ラルフの方を見遣って、そう呟く]
(128) 2013/10/05(Sat) 23時半頃
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[オズワルドの決めた表情に、無表情で拍手]
ふーん……
[語られた推理から何か考えるように視線を宙に向けた]
急に亡霊だの占い師だの狂人だの言われても 何がなんだか、ねぇ?
(129) 2013/10/05(Sat) 23時半頃
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石工 ボリスは、メモを貼った。
2013/10/05(Sat) 23時半頃
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[ラルフに問われ、びくり、と一瞬体が震える。
"願いを叶えてあげたあなたとあなた" 誰かをさして、そう言った。1人でも3人でもない。]
願い事を叶えてもらったのは、多分2人。
あの感じだと、あの瞬間までそれを忘れていた人が "私たち中に"いるのかな。
村人6、占い師1、霊能者1、亡霊2、と、狂人1、 だっけか。
[指折数えつつ、話す顔色は良く無いが。]
(130) 2013/10/05(Sat) 23時半頃
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仮にこれが配役とするなら、亡霊がちょうど2人。
[ふー、と息を吐き出す。 深呼吸を、数度。]
サイモンが、魔女狩りをするつもりならさ。
[サイモンが。 主語を断定したのは、想像に責任が持てないからか。 口を開く――音はなかなか出て来ない。]
(131) 2013/10/05(Sat) 23時半頃
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僕も行くよ。 すぐに見つからないようなら、手分けした方がいいかもね。
[>>126オズワルドに言ってそのまま書架の方へ歩き出す。]
(132) 2013/10/05(Sat) 23時半頃
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ピッパは、グロリアに話の続きを促した。
2013/10/05(Sat) 23時半頃
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[シメオンから拍手を貰うと誇らしげな顔をする。 私は彼がどのような表情であれ、気にはしない。]
うむ。 ラルフ君は頼もしい。
では、そちらの方を頼むよ。 私は、2階から探す事にしよう。
(133) 2013/10/05(Sat) 23時半頃
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[オズワルドの推理に耳を傾ける。 締めくくられる探偵の言葉に僅か目を細めて]
ええ、参考にさせて頂くわ。
[そんな言葉を返して、また思案する。 亡霊を、探さなくてはという衝動にも似た想い。 サイモンを探しに行こうとする気配を感じるとまた意識は移ろい、 先に動いたラルフを見送るようにその背に視線を向けた]
(134) 2013/10/05(Sat) 23時半頃
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この本の通りなら、 ――魔女を殺す前に、亡霊を、ってことだ。
[少しの間の後、一息に言った。]
あくまで、憶測。 仮定の話。
誰が、どういうつもりで置いたものかもわからないし 本の意味がそうだとして、正しいとも……
[言いながら、声が震えていることに気付いた。 自覚すると、はー、と息を吐いて。]
やっぱりサイモン捕まえて、きくしかないかな。 ぐだぐだ言ってても、さ。 ね。
(135) 2013/10/06(Sun) 00時頃
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亡霊、亡霊ねぇ……。 皆身体は透けてなさそうだけど
[サロンに視線を巡らせ オズワルドとラルフの背中に]
行ってらっしゃーい。
[と声を掛けた 行く気は無いらしい]
(136) 2013/10/06(Sun) 00時頃
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