168 LOVEorDEATH2〜死者は愛を知りたいようです
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─3月某日夕刻・病室─
『ほんっとお前は…、無理すんなって言ったそばから馬鹿なの?死ぬの?』
[兄にべちんと額を叩かれいでっ、と声を上げる。流石に慣れた兄弟相手で、この位の接触はなんて事無い。ちょっと、縫ってんだから頭揺らさないでよ。不満気に言えばもう一発お見舞いしてやろうか、と睨まれた。
昼間、トラックを避けようとして歩道の段差に打ちつけた際、後頭部が切れたらしく。 傷は大した事は無いが、頭からの出血は派手で、園児は卒倒しそうな顔でびゃあびゃあ泣くわ運転手は人殺した後みたいな顔で駆け寄ってくるわで、散々だった。]
『もう道路に飛び出しちゃ駄目だぞー、男なんだからお母さん泣かすなよ。』
[わしわしとアタマを撫でてやって。泣いた後の顔でこっくり頷いた園児と、ものすごく恐縮した「カズくん」の母親は、ついさっき連れ立って帰って行った。
バイト先のほうには事故ったので暫く休む旨だけを伝えて、あとの諸々は兄に任せてある。 縫った傷自体は問題無いが、頭を打っているので念の為、検査入院になるらしい。]
(+50) 2014/03/29(Sat) 00時頃
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…うん、出かけよう。
[あたしはリビングを出ると、シャワーを浴びに行く。 身支度を済ませてから、パンを一枚、カフェオレで流し込み。 洗面所で髪をとかしてから、軽く化粧も済ませる。 部屋へ戻ると鞄を手にして。]
…そうだ。
[あたしは、もうそろそろしまおうと思っていた手袋とマフラーを鞄に詰め込む。 今日は、学校は、休みだ。 けれど、学校の方へ行こう。 あの人は、学校のあたりにいるって言っていたのだから]
…そうだ。風見鶏。
[先に扉をくぐって行った人のことを思い出すと、あたしの行き先は自然と決まった。]
(+51) 2014/03/29(Sat) 00時頃
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[園児の頭を撫でたあと、兄は随分と驚いた様子だった。 触って平気なのか?と聞かれて、そういえば、と思い出す。]
そんな嫌じゃなかった。…てゆか、髪だからじゃない。
[そうかそうか、と、どことなく嬉しそうな兄を尻目に、手元のタブレット端末を操作する。 兄の気持ちは有難いのだが、今はそれどころじゃないのだ。]
(……本田さん。)
[風見鶏は今日もきちんと営業している。さっき電話口で影木は普通に出勤退勤したらしい事も分かった。遊園地で事故も起こっていないし、駅で人がキチガイに刺されたなんてニュースも見当たらない。 見つけられない人もいたけれど、覚えている限りでは「ちゃんと戻っている」…と思う。あとは。]
(夢じゃない)
(本田さん、本田さん)
[彼女の、巻き込まれた事件が起こるのは──今夜。]
(+52) 2014/03/29(Sat) 00時頃
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そうね――私達は、話す時間が短すぎた。 お互いを知るなら、もっともっと、二人きりでいた方が良いのかもしれない。 ……でも、どうやらタイムリミットみたいね。
[もともと自分達が最後の二人だったのだ、この空間に居られる時間は長くはない。 直感でそれを感じとってしまう。夢の時間は、もうすぐ終わりだ]
この空間は、まるで時が止まったみたいに平穏なのよ。 変化も、成長も、時間も、何もかも止まった空間。 望めば何でもたやすく願う――夢の空間。ひょっとしたら、現実寄りも望んでいた生活が出来るのかもしれない。 だけどそれは――ただの夢なの。儚い、何時崩れるとも分からない夢。 どんなに辛くても苦しくても、現実で――私達は戦って行かなくちゃいけないわ。
[ぽんぽんと泣き崩れる彼の肩>>36を叩く。ひょっとしたら彼は付き離されたように思うかもしれない。 でもそれは自分の冷静な心が映し出す紛れもない真実で]
今生の別れじゃない。だって、"私達には未来がある"んだから。 そうでしょう?
[くすりと笑って扉をそっと手で押す。まるで鍵がかかっているなんて嘘のように、扉は抵抗なくゆっくりと開き始める]
(37) 2014/03/29(Sat) 00時頃
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お兄ちゃん。お願いがあります。
[病院のベッドの上に正座して、じっと兄を見る。 なんだよ、お兄ちゃんとか気持ち悪いな。言いながらちょっと嬉しそうな兄に(ブラコン面倒臭い)、タブレット端末の画面を示す。]
今すぐここに行きたいんです。10時前に。ていうか、行かなきゃならんのです。
[いつになく真剣に言えば、ちょっとだけ気圧された様子で。だって、お前、入院…とかなんとか言ってくるのを遮る。]
だから頼んでるんじゃん、今日じゃなきゃ駄目なんだ。
[切羽詰まって言うものの、理由を求められても説明に困る。今夜そこで好きな子が刺されるなんて、まさか言える訳もない。頭打っておかしくなったと思われたんでは元も子もない。が、しかし。]
(+53) 2014/03/29(Sat) 00時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/03/29(Sat) 00時頃
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[悩んでいると、そこに何があるんだ、と、思いのほか真剣な声が帰ってきて。ぐ、と言葉に詰まるが、覚悟を決めて、言った。]
…猫を、殺してるやつが、今度はほんださ…人も襲うから、って──とうさんが。
[父の事を出すのに(しかも嘘だ)罪悪感はあるが。 彼女が刺されるのは勿論──誰かが代わりになったんでは、駄目なのだ。]
(俺は、俺に出来るやり方で。)
[守らなきゃいけないのは、彼女の心の方だ。 自分の代わりに誰かが死んだなんて、そんな事を一ミリだって思わせちゃいけない。それに万が一、白い部屋での記憶が全く無かったら。考えただけで手が震える。]
(+54) 2014/03/29(Sat) 00時頃
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[肩を叩かれて、ゆっくりと身体を離す。>>37 離れてゆく体温に一抹の寂しさを覚え、すり抜ける体をなんとか辿って手を握ろうとした。 柔らかい手を、温かいそれを、もう少しだけ肌で味わっていたくて。]
そう、ですね…
[固く閉ざされていたハズの扉は、何の仕掛けも無いただの扉のように音もなく開いていく。 その向こうには、眩しいばかりの白、白、白が広がっていて。]
本当は、怖いですよ。もしここでの記憶を忘れたら、 ボクはここへ来たばかりの時のような…感情が死んだ生活を送ることになる。
[死者は愛を知りました。 それゆえに、待っていたのは―――死か、愛か。]
でも……戦いますよ。 ボクらはみんな、生きている……んだから。
[迷いの答えは、確かに隣にいると感じるこの体温だけが知っている。 気付けば、青い鳥は…すぐ傍にいるのだから。]
(38) 2014/03/29(Sat) 00時半頃
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『…わかったよ。どのみち今から一度署にもどんなきゃいけないから、ついでにしっかり見回りしてきてやる。』
[ただし!お前はちゃんとここで安静にしてる事! び、と指を突き付けられる。不満気にでも、と言えば、本当に凶器持ってる奴が居るなら、お前なんか邪魔だよ馬鹿、と窘められる。 ごもっとも過ぎてぐうの音も出ない。]
…なんで引き受けてくれんの。馬鹿げてるだろ、こんな頼み。
[いやにすんなり納得した兄の様子が不思議で、怪訝な目を向けると。 その人は、昔の父によく似た感じにちょっと笑って、言ったのだった。]*
『俺も、親父の夢、見たんだよ。』
(+55) 2014/03/29(Sat) 00時半頃
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記憶と一緒に経験も、消えてしまうのかもしれないわね……
[ここで話してた事も、ここで出会った人たちの事も。 ここで起こった諍いや友情、そして恋も。ここから出たら消えてしまうのだろうか。 それを含めた、"ゲーム"なのだろうか。そんな思いが心を過る事もあった]
でも、私は信じるわ。 ここで得た物だって、私と言う存在を作る礎になるはずだって。
[ぎゅ、と握られた彼の手を握り返しながら。 それはまるで現実と――この空間への宣戦布告のようだった]
(39) 2014/03/29(Sat) 00時半頃
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―――カミサマ、さよなら。
…行こう。
[ギュッと手を握り返し、扉の向こうへと歩き出す。]
すど…愛莉、さん。 また会えるって…信じてますから。
[白く視界が染まっていく中で、確かめた手の感覚ごしに声をかける。 届いただろうか。 きっと届くと信じてる。 進村 真墨は、心だけ先にあの空間で生き返ったのだから。 これからは、ずっと―――**]
(40) 2014/03/29(Sat) 01時頃
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[扉に近付くに従って、自分の身体が光の粒になって行くのが見える。 そこから感覚は次々となくなって行って。それが尚更この世界での終焉を感じさせた]
――待ってるから。 ずっと私――待ってるから!
真墨く――
[初めて呼んだ彼の名前。 それを全て語る前に、彼女の身体は光の粒となって扉の向こうに消えた*]
(41) 2014/03/29(Sat) 01時頃
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