人狼議事


241 線路上の雪燕

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【人】 安全調査局 トヨタ

――随分、散らかしてくれたものだなあ。

[片付けをしながら、嘆息する。
隊員は遠慮というものをしなかった。或いは、故意にそういうやり方をしたのかもしれない。
部屋を調べ終えた隊員が去ったあとは、まるで盗賊が入ったあとのようだった]

こんなやり方、我が国ではさせてはいけないな。
きちんと教則を作って、乗客には丁寧に――……、

[罪もない枕に、拳が叩き付けられた。深く、息を吐く]

……、何度もあったろ、こんなことは。

[向けられるのは、悪意ばかりではない。
ニズ駅の青年、土産物屋から一緒に走った二人の少女。
気のいい人々だって、きちんといる。だから、こんなことで怒っていてもしかたない。

ラウンジに戻って、一杯やって。一眠りして、忘れるとしよう*]

(84) 2015/12/01(Tue) 21時頃

安全調査局 トヨタは、メモを貼った。

2015/12/01(Tue) 21時頃


【人】 良家の息子 ルーカス

[自分も上に。とは考えた。
頷いた少女に微笑みかけ>>71揺れる目に心配はいりませんよ。と

上に登れば、逃げ道は減ってしまう。
鉄道警察は個室を次々に調べていく。
ちらり見えたのは、どの個室だったか。
自分の個室には誰も居ないのは既に調べられたもの。荷物には触れられなかったが、いつ点検させられるか分かったものではない。
明らかに子ども一人に対しては、警戒の色が強い。
―いやな、予感が過る
森の神秘が…記憶に鮮明に浮かびあがっていく中。
イアンと話した結果はどうだったか。

ただ見つめている彼女が発した一言]

(85) 2015/12/01(Tue) 21時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[また、見えない処で、妹は危険に晒されるのか。]

(86) 2015/12/01(Tue) 21時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[ぞくりっとした感覚が背筋を凍らせた。
二人生きていく中で、しくじった日が蘇る。
何時だってうまく云っていたのだ、二人組の詐欺師。

その正体がばれたとき、受けた妹の仕打ちが過る。
あのとき、自分は傍に居られなかった。
危険だと分かっていて。それでも、止められなかった結果]

…それだけは、もし貴女に何かあったら。
僕らは貴女のお兄さんに、申し訳がつきません。

[おやめください。震えた声だった。
貴公子然とした微笑みが、ひきつるほどの。
彼女の心が、何を思っていたのかは知らない。
だが、妹を持つ兄としての言葉を必死な程の音で弾き出し。
そんなときか、ペラジーの声が聞こえ。はたと心配そうな声が点検口があるという言葉にそれだ。と頷き。>>78

止める声にも頷いて、列車の点検口に向かうなら共に進むだろう**]

(87) 2015/12/01(Tue) 21時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/12/01(Tue) 21時頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2015/12/01(Tue) 21時頃


【人】 手伝い クラリッサ

〔一体、何が起きているのか。
 窓を開ければ夜風が吹き荒ぶ。
 全ての景色が近づいては過っていく中、
 星の流れだけが酷く緩やかだ。

 見上げれば、欠けぬ望月>>1が煌々と煌めく。〕


  ……おばあちゃん。月が。


   綺麗だわ。


  怖いくらいに。

〔こんな夜には早く寝ないと魔物が来ると
 寝る前に言った母も、今は遠く、故郷の地。

 からり、窓を閉めた。〕

(88) 2015/12/01(Tue) 21時頃

【人】 手伝い クラリッサ


〔にわかに騒がしくなった車内で、
 シェリーは二等車の廊下を歩いていく。

 なんだか落ち着かなかった。*〕

(89) 2015/12/01(Tue) 21時頃

【人】 馬飼い キャロライナ

…………。


[家出少年の捜索>>#2くらいで、ぬいぐるみの中まで探すだなんて。
それに、長いものが入った袋を背負っていたけれど、
なんなんだろう、あれは。

ともかく、おかげですっかり目が冴えてしまった。
二度寝する気にはなれず廊下に立ち尽くす。

ノックの音。今度は別の部屋の前から]

(90) 2015/12/01(Tue) 21時頃

【人】 仕立て屋 シビル

― 深夜 一等車両の一室 ―

[>>0 シビルは誰かのたよりなく床をステップする音を、ベッドに腰掛けたまま聞いていた。その両目は昼間とおなじくうつろなものだが、今の今まで睡眠を取っていたわけではない。
>>#0 ——先ほどの雪燕の若干の異変、そしてトンネルを抜けた後の、目的を持ち歩んでいるような足音の数々と合わせて考えるに]

………………。

(91) 2015/12/01(Tue) 21時頃

【人】 仕立て屋 シビル

[シビルは白い錠剤をいくらか口に放り込んで飲み下し、小瓶をもとの場所に隠してから、使っていなかったベッドシーツをぐしゃぐしゃと乱しておいた。ついでにシビルの髪の毛も。

>>16 あくびをしながら個室のドアをゆっくりと開けて顔を出し廊下を伺えば、女性の甲高い声が聞こえてくる。
鉄道警察、という単語が耳に飛び込んできたが、シビルの表情は特段変わらない。]

…………。

[>>31 さらにそこに、一等車両の切符を恵んでくれた紳士も加わった。
>>34 と思えば、女性の知人らしき男までいるらしいが、その先は暗くてシビルの目に捕らえられない。]

……。

(92) 2015/12/01(Tue) 21時頃

【人】 仕立て屋 シビル

[ひとまず、そっと個室のドアを閉じたのであった。]

(93) 2015/12/01(Tue) 21時頃

【人】 馬飼い キャロライナ

あっ……。

[廊下を歩く少女の姿を見かける。>>89

どうやらキャロライナ自身、この状況に少なからずショックを受けていたらしい。
不愛想でも不躾でもないと知っている、雪燕の中で知りあった少女に出会えたことで、
安堵の気持ちが湧きあがってくるのを感じながら、]

ねえ、大変だよ! 警察だって!
男の子を探してるみたい。

[明るく振る舞い、声をかけた**]

(94) 2015/12/01(Tue) 21時半頃

馬飼い キャロライナは、メモを貼った。

2015/12/01(Tue) 21時半頃


【人】 安全調査局 トヨタ

―ラウンジ―

[時ならぬ訪問者に叩き起こされ、眠りの園に戻るためにアルコールや温かな飲み物が必要だと考えたのは、一人や二人ではないらしい。
先ほどより幾らか人影の増えたラウンジ車両の担当者に同情しながら、自分もまた、かれの仕事をひとつ増やす手助けをすることになった。

指二本分の、琥珀色の液体。
舐めるようにちびちびと味わいながら、思考を纏める。

たかだか家出少年を探すのに、こんな真夜中に大騒ぎなどと。
よほどの社会的地位のある家の子供か。それにしたって、普通じゃない。
それに、あの強面の鉄道警察たちは、背中になにかを背負っていた。
その特徴的な背負い方は、長く戦争の続いた故国では、見慣れていた。
布袋で包んでこそいたが、まず小銃だろうと推測がついた。
家出少年の捜索に、小銃どころか短銃やサーベルだって、大仰に過ぎる。
隊員に応じたときはただの減らず口だったが、してみると、本当にテロリストでも潜んでいるのだろうか。

その考えは事実とそう遠くないのだが、無論、それを知ることもなく。
ラウンジの窓から満月を眺めて、酒精に温もった息を吐く。故国でもこの国でも、月だけは同じだった]

(95) 2015/12/01(Tue) 21時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[―――大丈夫、心配はいらない。必ず、戻ってくる]

[そう微笑む兄の声は、微かに震えていて]

(96) 2015/12/01(Tue) 21時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[心配はいりませんよ>>85、と。
微笑みかけるルーカスが、出征時の兄の笑顔と重なった]

 でも、わたくし。

[益々意固地になって、イアンについて行こうとするだろうか。
やっぱり、ルーカス様は過保護ですのね>>1:48と。
いつかのように茶化してみせようとしたが。
はたと口元を押さえて、ルーカスを上目遣いに見つめた]

 ……ルーカス様?

[ゆらり、とルーカスの瞳が揺れた>>87のが分かった。
貴公子然とした微笑みが、びくりと引き攣る。
櫻子は息を呑んだ。
そこにあったのは、明かな怯えの感情だった。
ルーカスの態度に違和感を覚えるのは、これが初めてではない。
いったいこの御方は―――]

(97) 2015/12/01(Tue) 21時半頃

【人】 看板娘 櫻子

 ……分かりましたわ。
 ペラジー様にもそう言われてしまっては。
 仕方ありませんわね。

[ペラジーの制止>>80に、思考の奔流が止まる。
着物も存外動きやすいんですのよ、と小さく付け足すだろう。
窓から上に登るのは諦めざるを得ない]

 列車の点検口、ですか。

[櫻子は自室に戻るつもりはなかった。
連れ立って点検口に向かうだろう**]

(98) 2015/12/01(Tue) 21時半頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2015/12/01(Tue) 21時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

― 一等車両・廊下→ ―

[ ペラジーが点検口>>78という単語を出すと、
 わが意を得たりとばかりにルーカスが「それだ」と頷く。>>87]


  確か、トイレの前の天井に四角い蓋が付いていたような……。
  確かめてみませんか?

  ……窓から上がるのは、やはり危ないでしょうし。


[ そう言って歩き出すと、何人が同行しただろうか。
 途中でイアンから声をかけられれば、事情>>18>>20を伝えられるかもしれない。]*

(99) 2015/12/01(Tue) 21時半頃

クラリッサは、ペラジーのことをふと思い出したが、また俯き廊下を歩きだした。

2015/12/01(Tue) 21時半頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/12/01(Tue) 22時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2015/12/01(Tue) 22時頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2015/12/01(Tue) 22時頃


【人】 手伝い クラリッサ

〔そうして、>>94聞こえた声にふと視線を上げた。
 共に列車まで走った赤毛の少女だ。

 気持ちが沈んでいたシェリーは、
 彼女の姿を見てなんだか嬉しくなった。〕

  う、うん……! 私のところにもね、さっき来たよ。
  家出の子を探してるんだって……。

〔思わず、友達にするように彼女の袖をきゅっと掴み、
 ほんのり不安そうな顔でうちあけた。〕
 
  でも、こんな夜中に叩き起こすなんて、
  よっぽど大事な子なのかしら。
  その子を昼に見かけたけど、
  良い所のおぼっちゃんみたいな感じじゃ、なかったし。

〔不穏よね、と呟いて、
 それから彼女の袖を握っていた事に気づき、
 慌てて離した。〕

(100) 2015/12/01(Tue) 22時頃

【人】 手伝い クラリッサ

  ……あ! ごめんね。つい。
  ちょっと不安で。寝れなくなっちゃって。

〔眉を下げて謝り、それから。〕

  これからラウンジで
  温かいものでも飲もうと思ってるの。
  貴女も、どう?

〔そんな誘いをしてみたけれど、どうだっただろう。
 返事がどうであれ、シェリーはラウンジへと向かう。

 ……ホットミルクでも飲めば落ち着いて眠れる筈だ。*〕

(101) 2015/12/01(Tue) 22時頃

【人】 流浪者 ペラジー

― 一等車両・点検口下 ―

[ 一等車両側にあるトイレ>>1:#1の前のスペースで立ち止まり、見上げると、ちょうど頭上の天井に四角い蓋がネジ止めされていた。]


  これは………専用の金具が必要かもしれませんね。
  せめてねじ回しがあれば………。


[ どうしましょうという顔で振り向く。]**

(102) 2015/12/01(Tue) 22時頃

【人】 手伝い クラリッサ

― ラウンジ ―

〔さて、彼女はついてきてくれたかどうか。
 一緒に来たなら、
 自分の名前はシェリーだという事くらいは話しただろう。

 ラウンジには深夜だというのに結構な人が居た。
 きっと、皆警察に起こされて寝付けないのだろう。
 ……幾人かずっと飲んだくれている連中もいるようだが。

 シェリーは、見覚えのある背中を見つけると、〕

  あら。素敵な紳士さん。
  貴方も起こされたのね?

〔などと言って、寂寥がにじむ背中を
 戯れにつんつん突いた後、
 席についてホットミルクを頼んだ**〕

(103) 2015/12/01(Tue) 22時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ サクラコと似た東洋系の、何度か見かけた>>0:87>>2:55勤め人らしき男性が近くを通り過ぎて>>77>>84いったかもしれない。
 視線が合えば、目礼しただろう。]**

(104) 2015/12/01(Tue) 22時頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2015/12/01(Tue) 22時頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2015/12/01(Tue) 22時頃


【人】 薬屋 サイラス

 ― 深夜二時 ―

[開け放したカーテンから、星の光が差し込む頃、サイラスは自然と目を覚ました。勿論それは列車が止まったことによったが、それに気づくまでは時間がかかった。

人の気配がする。
押し殺したような、怒鳴り声のような、暴力の気配がした。

サイラスの呼吸が荒くなる。
せっかくの上質な毛布を蹴り飛ばして身を起こし
鞄を掴んで息を整えようとしたものの、
突然、夜の空気が個室内に流れ込む。>>1
飛び出した陰。ごわごわとしたシルエットは、その正体を見えなくさせる。
月明かりに照らされた、一瞬の横顔。
息を呑み、サイラスはその場に蹲っていた。
雲が流れるためか、列車が再び速度をあげているからか
部屋に差し込む月明かりは、濃淡を持ち揺れていた]

(105) 2015/12/01(Tue) 22時半頃

【人】 記者 イアン

 ― 現在・一等車両 ―

[一等車両へと向かってみれば、鉄道警察と櫻子と>>34ルーカス>>54が見えた。]

何事ですか?先程突然停車しましたが、何かトラブルでも?
今し方、天井の方から物音がしたんですが、何かそれと関連が?

[鉄道警察が何か言いはじめる前に、先手を打って矢継ぎ早に尋ねる。
追い返されては面倒だというのもあり、また、彼等の反応を伺うためでもあり。わざと不審そうな目で相手を見つめれば、相手は「家出少年の捜索だ」と繰り返した。

イアンは見逃さない。彼等の背負う不審な長袋>>#2はおそらく、護身用や警備用という用途を明らかに越えた銃器の類の入ったものだ。
歩兵銃か、はたまた狙撃銃か――――。

どちらにせよ、「家出少年の捜索」に使用するにしては、物騒すぎる。]

(106) 2015/12/01(Tue) 22時半頃

【人】 記者 イアン

ああほら、また音がしましたよ。やっぱり天井からだ。
家出少年との屋上鬼ごっこ、実に楽しそうだ。

……よろしければ、俺も登ってお手伝い致しましょうか?

[そう言い、こちらが動こうとすれば、「我々に任せておけ」との制止がかかる。

……それ、ビンゴ。
それは「見られたくない何かがあります」なんて言ってるようなものだ。]

(107) 2015/12/01(Tue) 22時半頃

【人】 記者 イアン

はい、それじゃあ、宜しくお願いしますね。
あ、俺の座席は好きに調べてもらっていいんで。

[何か隠している。それさえ分かれば十分。鉄道警察にそう適当に返せば、>>54ルーカスからの提案が聞こえた。
思わぬ提案にきょとん、として彼の方を見やると、声を顰めて彼は言う。
「君は記者か、何かだろう。」]

……げっ、
何で、それを知って……

[驚きを隠せない表情で思わずそう口に出してから、ふと気づく。
伝書鳩なんて連れ歩く職業、今時記者ぐらいなもんだ!]

(108) 2015/12/01(Tue) 22時半頃

【人】 安全調査局 トヨタ

……ああ、ニズ駅の。

[つつかれた背中に振り向けば、見覚えのある姿があった。>>103
邪気のない少女に微笑を作って、小さく首を振る]

"も"、ということは、君はそうなんだね。
いや、私は、この騒ぎの前から起きていたよ。

[酒の入ったグラスを前にしてだと、ずっと呑んだくれていたように思われるかもしれない。そう思って、言葉を付け足した]

仕事が遅くまで、かかってね。
で、ようやく眠ろうと思ったところに、この騒ぎだから。

[もちろん、騒ぎのなかで、大多数の乗客に比べて悪い目にあったことを口にする必要はない]

(109) 2015/12/01(Tue) 22時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[扉の外、廊下から喧騒が聞こえてくる。
何を探しているのかはわかった。
さっき、ここから飛び出していった、あの少年を探しているのだ]

 でも ……なんで?

[いましたよ、なんて言いにいけるわけがない。
切符を持っているとはいえ――ポケットを探った時手に触れなかったが、きっと鞄に入れたのだろう――サイラスはこの部屋の正当な乗客ではない。
それはこの格好を見れば明らかで、とばっちりを食らって掴まるかもしれない。
そう考えて、サイラスは暫く、二段ベッドの上で息を殺していた]

(110) 2015/12/01(Tue) 22時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ イアンとルーカスが点検口から上がる算段をするならば、ペラジーはサクラコに話しかける。]


  旅行には思いがけないハプニングがつきものですが……、
  これでは、危なすぎますね。

  鉄道警察隊が背負っていたものに気づかれましたか?
  私も詳しくはありませんが、
  あれは兵隊が持つ歩兵銃か、狙撃銃>>106じゃないかと思うのです。

  家出少年は口実でしょう。
  何か、公にできない不穏な事情があるのでは………。


[ ペラジーのコートの下の脇には、鉄道警察隊に壊されないよう、ドアを開ける>>66前、咄嗟に隠し持った箱型の古いオルゴール。>>2:71
 サクラコはそれに気づくかもしれない。]*

(111) 2015/12/01(Tue) 22時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[如何やら記者というのはビンゴらしい。>>108
驚きを隠せない。といった表情に笑みを返し。

ある情報があるんだ。と耳打ちをしたのが少し前。
その反応はどうだっただろうか。

明らかに自分は動揺していた。
上目遣いの少女から逃れるように。
目線は、何度か一等車両の中を行き来してしまう。

薄く開いたドアに見えた男の顔>>92
閉じるのであれば何も言わないが。>>93
他人事では済まされないぞ。と忠告めいた視線を投げる余裕さえなく。ジャンと名乗った男は>>105、と視線が同じように泳ぐ。
――過保護か、俺は。

瞳が揺れて引きつった顔。
息を飲む、異国の少女の表情が妹のものに重なって]

(112) 2015/12/01(Tue) 22時半頃

【人】 記者 イアン

[ともわれ、どうしたものか。
鉄道警察達が去れば、ルーカスの提案通り登って調べてみるのも良いだろう。]

……頃合いを見て、お願いしても、

[承諾しようとした言葉は途中で遮られた。同時に聞こえた>>74櫻子の声のせいだ。
鉄道警察達の武装に気づいていない彼女は、おそらく危険に気づいていない。]

ちょ、ちょっと待って、サクラコ!
流石に、それは危ないよ!

[これはきっと、遊びじゃあ済まない!
喉まで出掛かった言葉は、ギリギリのところで飲み込んだ。
……彼女を、不安にさせてはいけない。

困ったようにルーカスの方をちらりと見やれば、>>87彼は言う。
それは貴公子然とした彼には似つかわしくない、震えた声だった。]

(113) 2015/12/01(Tue) 22時半頃

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