261 甘き死よ、来たれ
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―― 廃教会 ――
[ いつも通りにボロボロの廃教会。 開けるのは危険だからと中に入れはしないが、扉の前で膝をついた。
喉の痛みに耐えきれずに咳き込むと、生温い赤が地面を汚す。 ひゅ、と鳴る喉に手をやって これ以上鉄錆びた気持ち悪さが広がらないよう、力を籠める。 ]
……どうして、
[ さっきまで何ともなかったのに。 すこし喉が痛かった。軽く咳が出た。それだけだったはず。
心臓が早鐘を打つのは、一体なんのせいだろう。 私、もしかして死ぬのかな。 息苦しさに生理的な涙を浮かべながら、は、と息を吐いた。 ]
(29) 2016/12/17(Sat) 19時頃
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[ >>24もし彼が程無くしてその場にやって来たなら、 緩やかに振り向いて ]
……ヴェスさん?
[ 誰か分からない。 けれど反射的に口から零れた名前は、無意識に刻まれたものだったからだろう。
合ってるかな。 合ってると良い。
彼が反応してくれたなら、ふるりと立ち上がって。 迷惑をかけたことを詫びるだろう。** ]
(30) 2016/12/17(Sat) 19時頃
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[気付けば崖の上で海を見下ろしていた。]
[ 迫る夕闇は月を呼び 月は朝を呼び 明日がやってくる
全ての食料を渡し一日何も口にしていない身体が重い 激しく咳き込みうずくまる。
それでも、赤一つ散らさないまま 生きている。 置いて行かれ続けながら、近い筈の終わりが見えない。]
(31) 2016/12/17(Sat) 19時半頃
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[海の色とは空を反射して作られている光景だと聞いたことがあるが。 この時間帯でどんよりとした天候であれば、どちらも蒼穹なんて程遠い。]
……
[やだなあこんなの。ぼくは好きじゃないなあ。もっと綺麗なのがいいな?
いつもみたいに笑ってみました。 最早生温かい目すら向けてくれる人がいない、その場所で。*]
(32) 2016/12/17(Sat) 19時半頃
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める、あたし さむくないよ。 きみが着てけばいいのに。
[お父さんの上着>>26、大切に着ていたじゃないですか。 上着としても死んだあたしを隠すより、生きてるめるをあたためる方が、ほんもうだと思うんですけどね。
めるの気持ちは嬉しいけど、すこし、心配です。 きみにはまだ、先があるんですよ]
……れいくん やっぱりきみは、たにんごとだねえ。
[お兄さんが死んでも揺れない心ですもの、あたしなんかじゃ悲しませてあげるのは、無理なんでしょうね。
そういうドライ>>27なのも、悪くないかもね。 死んでしまった方からすると、ひどく悲しまれるより、救いになるのかも。 ……でも、きみはほんとうにそれでいいのかな]
(+27) 2016/12/17(Sat) 20時頃
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[口うるさいこと言うつもりも、言える口もないので、あたしはただ二人を見守るだけでした。 二人が別れるときは、一緒にいればいいのにって思っちゃいましたね。
二人とも、心配なんですもの。 めるのひとりぼっちの境遇が、れいくんの壊れかけのこころが、ちょっとだけあたしに似ていて。見なかったことにするの、むずかしいんです。
あたしは少し迷って、その場に立ちすくみました。 二人の行く先は、なんとなく予想できます。 後から追いかけることも出来るだろうって、自分の死体に近づきました]
(+28) 2016/12/17(Sat) 20時頃
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―廃教会―
[駆けていく歌瀬、後を追い少し遅れて教会へと到着すると彼女は膝をついてこちらに振り向いた。
目に浮かべる涙、唇に残る鮮血の後、肩で息をし苦しそうな様子に胸が痛む。それと同時に”彼女は大丈夫なんじゃないのか”と思い込んでた勝手な期待が泡のように消えていった。]
・・・・・歌瀬。
[自分の名を呼ぶ彼女。俺はさすがに覚えたのか。 お詫びを無視しゆっくりと近づけば、彼女を抱きしめようと腕を伸ばした。]
・・・一体何があった。わかるように説明してくれ・・。
[ここに駆けてきた理由、泣いてる理由を自分は知らない。*]
(33) 2016/12/17(Sat) 20時頃
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……よかったね、未葉。
[きみは種を遺したんですね。 それが、花開くかはわかりませんけど。
未葉、きみはきっと、悔いの残る表情はしていないんでしょう。 頭まで上着がかけられていたって、それくらいはわかります*]
(+29) 2016/12/17(Sat) 20時頃
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[そうしてあたしは、辺りをみまわしました。 そこに、共に眠る彼女たち>>+19>>+24だとか、眼鏡の似合うあの子>>+8はいましたか?
いたなら、ふらっとそちらに、ちかづいていってみようかな。お邪魔にならないていどにね*]
(+30) 2016/12/17(Sat) 20時頃
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[気づいちゃった。>>+24 寝息が、不自然になって、少しだけ瞼が動いているのだもの。 でも、狸寝入りを決め込みたい理由があるのだろうから 起こすことはせずに、微笑もう。
独白のような、誰かに語りかけるような声は、 優しい響きに聞こえた。 みょんこさんだ。 たましいの色をぼんやり捉え、 ああ、彼女もこちら側にいるのだと、少し複雑な。
だってのらりくらり、生きていそうな印象しかなかったから。 儚く掠れゆく彼女を、私は知らない。]
(+31) 2016/12/17(Sat) 20時半頃
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[姿を視認すれば、ぱたぱたと手を振って>>+30 春を寝かせたまま、立ち上がって歩み寄ろう。]
みょんこさん。 少しぶりね。また桜の下で寝転んだりしてないでしょうね?
[そう告げた瞬間、みょんこさんの背後に桜の園が広がった。 ああ、そこが貴女が逝った場所なのね。とてもみょんこさんらしいと私は笑う。 こちら側での邂逅を喜んでいいのかわからないけれど、でも私は少し嬉しいのだ。あなたが後悔した色ではなく、いつもどおりのように、見えたから*]
(+32) 2016/12/17(Sat) 20時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/12/17(Sat) 20時半頃
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[ 歌瀬。自分のことを呼ぶ彼の様子を見て、 やっぱり間違っていなかった、と場違いな安堵を覚える。 告げた謝罪の言葉は宙を彷徨って消えた。 代わりに伸ばされた腕をぼんやり見つめ、抱き締められるならば大人しく彼の方へ寄りかかった。 ]
………痛くて、とつぜん苦しくなって、 でもどうすればいいのか、わからなくて……。
[ 辛いことがあった時やなにかに迷った時はいつだって、 神に祈りを捧げていた。 祈ることで心の拠り所を得た気になって、いつも通りの自分に戻れたのに。 ]
だから、いつもみたいにお祈りすれば 元に戻るんじゃないかって……!
[ 喉が悲鳴を上げる。掌を口に宛がえば、指の間から血が滴り落ちた。 ]
(34) 2016/12/17(Sat) 21時頃
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死ぬことは、怖くなかったはずなのに、 ……いざこうなると、どうしようもなく怖いんです……。
[ 助けてだとか、そんな泣き言を言うつもりは無かった。 ぽつりと落とした「怖い」なんて弱音だけ。 これ以上の迷惑をかけるなんて、出来ないから。 ]
教会の、裏に……箱があります。 子どもたちのために食糧を入れておいたんですが、もう、誰もいませんから。
――――私が死んだら、ヴェスさんに。
[ 量は、多くないけれど。 でもなにかの助けにはなるだろうと、掠れた声で呟いた。* ]
(35) 2016/12/17(Sat) 21時頃
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そうね、諦めてないって言うか。 最後まで何かはしたいじゃない?
[軽く咳込んで。 そこに鮮血も混ざっていたけれど。
それでも希望があるならば。 それを辿って行こうと思っていたから。]
それならばそうしましょう。 その時は何か食べ物も持って行くわ。
(36) 2016/12/17(Sat) 21時半頃
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[続く問いに。 一瞬戸惑ったような表情を浮かべて。
内心ではもう無理かもしれないとは思っていたが故に。 それでも、陽菜子は陽菜子の答えを返す。]
うん、思っているわ。 いずれこの世界は元に戻るって。
それと……いえ、なんでも無いわ。
[放送に誰かが答えるかもしれない。 そんな荒唐無稽な事は流石に言わないまま。]
(37) 2016/12/17(Sat) 21時半頃
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[寝転がる二人のうちの一人>>+32が、こっちに近づいてきます。 それに、あたしからも近づいていって、にこりと笑いました。
そりゃね、生きてるほうがいいですけどね。 こうして再会するのも、まあ、悪くないんじゃないですか?]
ね、すこしぶり。
う〜ん…… ねころんでるっちゃ、寝転んでる…かなあ。
[でもあたしが生きてたころはまだ座りこむだけでしたし、めるに横にしてもらったんですから、あれは不可抗力ですよ。 それでも言いづらそうに、わざとじゃないよ、なんて苦笑してみせました。
あいちゃん、笑ってますから、怒られないとは思うんですけどね]
(+33) 2016/12/17(Sat) 22時頃
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そう、そう。 きみにね、ききたいことがあってだね。
ほら、あの…クリスマスツリー? あれって、なんなの?
[聞きそびれていたこと、ようやく聞けました。 一度気になっちゃうと、ずっと気になっちゃいますからね。 ささいなことでも、今のうちに疑問は解消しておかないと。
記憶をたどるようにツリーを思いうかべながら、さまよわせた視線は、やがて彼女のもとへ。 彼女の姿を視認して、あたしははてと首をかしげます]
メリー、どうしたの?
[大切にしていたはずなのに、なくしちゃったのかしら。 心配になって、ちょっとだけ焦ったような表情だったでしょう。 なくしちゃったなら、一緒に探してあげなくちゃかなって]
(+34) 2016/12/17(Sat) 22時頃
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―廃教会>>34>>35―
[抱き寄せると彼女の口の血が胸に滲んでいく。 苦しくならないようそっと包み込むように支える。]
・・・そうか。苦しいか・・・。
[症状の悪化に過り出す彼女の死。 吐き出す血は彼女の手よりポタポタ落ち、俺の希望も一緒に地面に落ちていく。 水のペットボトルも持ってきてなければ運んでいいのかももはやわからない。 のんきに風呂など作ってる場合ではなかった。 ポケットからハンカチを取り出すと鮮血に染まった口元を拭いて手にハンカチを握らせる。]
(38) 2016/12/17(Sat) 22時頃
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・・わかった。 食料はシェルターに移そう・・・・・・ けど、その食料は一緒に食べる。 久しく誰かと食べる生活から遠ざかってた。 俺が朝飯は作ってやる。晩飯も作ってやる。
怖いなら死の事は考えずにこれからのことを考えるべきだ・・・。 生きていく自分のな・・・
[俺が今してることは偽善だろうか。少し前までは彼女を無理やり自分のためにと考えていた。 死を匂わせる今、彼女に求めるのは生きてることだけ、胸が張り裂けそうに痛む。俺はこの感情は知らない*]
(39) 2016/12/17(Sat) 22時頃
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[みょんこの笑みは、やっぱり思った通りだろうけれど>>+33 念の為に聞いてみよう。]
後悔、してない? しあわせ、とまでは行かなくても あなたにとって、悪くない最期を迎えられたかしら。
[まー、寝転ぶのは目を瞑る。 わざとじゃない、と彼女も言っているし ならいいよ。と偉そうに頷いてみせた。]
(+35) 2016/12/17(Sat) 22時頃
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聞きたいこと、
[はたりと瞬いて、続く彼女の言葉に耳を傾け]
あぁ、クリスマスツリー。 あれはね――…
[口許に指を添え、少し焦らそうか。 と、いうか、私自身も上手く答えが出せていないのだけれど 思案、思案、ああ、そうか。 その正解は、持って行かれちゃったんだ。]
……思い出、かしら。 私ね、クリスマスで時間が止まってた。 その時に戻りたかったのね。
世界が終わりかける前、災害に襲われる前。 私は、一度、終わっていたのかも。
(+36) 2016/12/17(Sat) 22時頃
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[でもね。と、メリーの行方についても一緒に答えよう。]
メリーだけ、還っていったの。 クリスマスの日に戻って、あの子は今頃幸せに過ごしてる。
……私は、
[ちらりと春の方に視線を向けたのは無意識だった。 だけれどそんな自分に気づいて、思わず笑う。]
今を生きることにしたわ。
[死んでるけど、と付け加える言葉は 何の思置きもない、冗談めかしたもので。*]
(+37) 2016/12/17(Sat) 22時頃
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[>>26 通りかかった包帯だらけの少女。 当初は落ち込んだ表情をしていたが、どうやら芸を見るうちに明るくなったようだった。 拍手までしてもらえたことに喜び、追加でジャグリングのボールを飲み込む手品まで見せてしまう。]
ホホホ、お褒めに与り光栄です! ……あら?
[おひねりまでもらってしまった。 ネイサンの手の中には、災害用羊羹。 パッケージの裏にはもう役に立たない災害用伝言ダイヤルの表示まであった。]
ありがとうございます! ……お嬢さん、何か悲しいことでもありましたか? よろしければ、このピエロめに話してみては。
(40) 2016/12/17(Sat) 22時頃
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[もし会話が続けば一緒に道連れとして共に少女の目的地へ。 断られればその場で芸の披露を続けるだろう。]
[オンボロ一輪車がキリキリと音を鳴らす。 手元のボールは、手に糸で吊られているかのように正確に掌へ。 時折手品を交えながら、ピエロは芸を続ける。]
[それは、日が暮れて手元が見えなくなるまで続くだろう。*]
(41) 2016/12/17(Sat) 22時頃
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―回想:廃墟>>36>>37― [彼女は諦めていない。はっきりと確信した。 血の混ざる咳を見て不安にはなるが、明確に生を示したのは知ってる限り彼女だけだろうか
最後に気になる一言を呟いたものの、聞きたい言葉はそれで十分だった。だからここから言う台詞は躊躇わない。]
お前がそう思ってるなら・・・
そのときじゃなくてもいつでも東シェルターに来るといい。 その度に、食事を出してやろう。
・・・俺は一度諦めた。しかし最近になってまたわからなくなってきてる…。 ただ、何もしなければ死に絶えるだけだとも考えてる。
戻るといいな。何もかも。
[不思議な気がした。少しだけ本来の戻りたいという希望を思い出したような。 それから俺はノコギリを手に持ち彼女から離れていく。 切り替えは風呂。長期に渡ってシェルターを住みやすくするために。*]
(42) 2016/12/17(Sat) 22時半頃
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[ 一度目は堪えながら姉妹を慰めた 二度目はただただ生き残りと抱き合っていた 三度目に初めて泣いた 四度目は狂ったように泣き喚き続けた 五度目はぼんやりと宙を眺めていた その後は、さて
何にしろ戸川は全て覚えていないのだ。 家族だけじゃない。かつての友らも、将来を誓った女も見送らなければならなかった事実も。]
(43) 2016/12/17(Sat) 22時半頃
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皆だけずるいよ。 どうして連れて行ってくれないの?
[一歩、一歩と歩みは着実に]
(44) 2016/12/17(Sat) 22時半頃
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[ 記憶喪失とは本当に全てを無くしたのではない。 ただ、引き出しにしまい込んだだけ その鍵を見つけられなくなってしまっただけだという。 切っ掛けがあれば戻るという。
戸川の記憶障害も類似したものだった。 喪った者の名前、共に過ごした思い出、関係性への実感。 それらをしまい込む必要があった。 忘れることで心を守ろうとしていた。 生きようとしていた。]
(45) 2016/12/17(Sat) 22時半頃
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もう、いいよね?
[ね、いいでしょう。どうせ何も無い空っぽなんだから。 本当に一人だけ遺される前に。
ぼくはいきます ひとりでいきます。
独りで、逝きます。]
(46) 2016/12/17(Sat) 22時半頃
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[ そして悲しみと恐怖を忘れ、亡骸を前にしても揺れ動かない感情を持つことが出来た。 けれどそれは、自分の心を虫食いの穴だらけにするということ。
生きる為の忘却で、結局は死ぬのだ。 これが病の症状ならば、自ら選択する必要は無かったのだろうが。]
(47) 2016/12/17(Sat) 22時半頃
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