173 【突発RP村】夢の通い路
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ーひまわりー
[両手に力を込めてドアを開く。 ドアベルの音に一瞬、驚き硬直する]
お邪魔します。
[店に足を踏み入れ、不安そうな声音で挨拶する。 そういえば、一人で喫茶店に入るのは、初めてかもしれない。 今更、そんなことに気がついた。
店内のどこに座れば良いのか。と迷い 視線を彷徨わせる。その途中、もしも店の主人や先客>>+13と視線が合えば、緊張していた表情が和らぐだろう]
(+15) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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>>39なるほどな、それはいい目印だろう。その認識票を渡した男とも多分、国も地方も異なるもの同士だろうしな。
[文字が読めないとはそういうことだろうと思う。 >>38目つきについては他の人間にも言われたことがあったか位だ。 あまり気にすることは無い。]
(41) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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こちらはそろそろだろう。 忘れ物は大方見つけたが、根底を探している。 多分、近いはずだ。
[最後の形の得ないものの影は、彼との会話で考えたことでおぼろげに表現されてきている。]
(42) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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[喫茶店の店主>>*1と思われる女性が咳き込むのを見て、さっきまでの緊張は何処へやら、慌てて駆け寄る]
あ、あの。 大丈夫ですか?
[ポケットから、ハンカチを取り出し、そっと渡そうとする]
(+16) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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[クローゼットの隙間に指を引っ掛け、扉を開けると、この建物に来た時に会った女性が、いた]
え、わ……ぁ……… ご、ごめんなさいっ! 僕、気付いたら、ここにいて!
[やはり、彼女のクローゼットだったか。 しかも自室なのか、机の上には今まで食べていただろう煮物と熱燗>>40 仕事ではなく、プライベートな部屋に来てしまった事に、勢いよく謝罪を述べた]
(43) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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なるほど。それは重畳。 俺もそう遠くはないんだがね。 あとちょっと足りていない。
[男の答え>>42を聞くと、自分も答えた。]
深窓の令嬢にかける言葉が見当たらない。 待ち人来(きた)る、と済めばいいのだが生憎と、な。
[俺ではあまりに対象外過ぎる、と僅かに口元を綻ばせる。]
一つ尋ねるが、愛や恋に詳しかったりはしないか?
(44) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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あ、あれ……?
[向けられた笑顔に、瞬き一つ。 夢で出会った人物に、よく似ている気がしたから。
けれども、そのまえにー…]
好きなところに、座ればいいのですね。
[こくり、大きく頷くとカウンターの隅の席に腰をかけた]
(+17) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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お、あれ???
[クローゼットが独りでに開く。 一瞬身構えたけれど、そこから出てきたのは女の子だった。]
いや、それはいいんだけど
[というか、何故そんなところから。 いや、ここは夢の通い路なのだから。 いいのだけれど、問題ないのだけれど。]
何かを探しにきたの? それとも、私と遊びにきたの?
(45) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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あの、えっと……探しに、来たんだと思うけど……
[それは、彼女からこの建物の中に入った時に聞かされたことだから。 無くしたものなんて、知らなかった。 無くしたことすら、知らなかったから。 今は、見つけなければいけないと思った。
答えが出せなかった故に、忘れてしまった問いを。
だから、一つ、深呼吸の後に]
うん、探しに来たんだと、思う。
[そう、はっきりと言い直した]
(46) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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そう
[何かを探しに来たという女の子に、息を吐いて。 彼女の顔を覗き込もうと、じっとみる。]
何か見つかった?
[こんな狭くて]
何かあった?
[暗い場所で]
何かわかった?
[君が無くした何か]
何か知った?
[君が忘れた何か]
(47) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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[ドアベルが鳴って>>+15、 咳込む様子>>*1に少し眼を見張ったが、 笑顔が返れば、ひとまずホッとする。]
えっと、アイスコーヒー、お願いします。
[注文を投げて、それから、 改めて主人と、もう一人の客の顔をちらりと見る。 初めて会ったはずなんだけど、 そんな気がしないのは気のせいだろうか。]
(+18) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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>>44どうだろう。 私も、それほどではないと思うが…。 まあ疎いのが二人でも、一人よりはましだと思う。
[こと色恋については自分でも知ってるのかどうかよくわからない節はあった。]
(48) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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[なににするか>>*2と尋ねられ 真剣な表情でメニューをみつめる]
あの……。 メロンソーダとケーキをください。
[両方甘いもの、この注文をもし祖母が耳にしたなら、眉をしかめそうだな。と心の中で思う。 それでも、今くらいは好きなものを頼んでみよう。そう思った]
(+19) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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美術家 ギネスは、メモを貼った。
2014/04/21(Mon) 00時頃
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そういうものかね。
[真面目な返答>>48を受けた気がした、少し眉を動かした。]
英雄(ヒーロー)ならば、どんな問題だって打ち破る。 恋する者ならば、どんな障害だって目に入りすらしない。
ただ、気になっただけの、パンピーならどうするって話だ。 いや、相談話というよりは愚痴かな。
ただ折角の好意だ。聞いてみよう。
たとえばだ、 何の事情も知らない他人をデートに誘うなら、花束の一つでも持っていくべきかね?
(49) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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[そして、ちらりと視線を投げる。 麩の向こうから、私を探すような感情が見れて。 吹いた、紫色の煙。 その煙が届いたのなら。
女主人は、ケヴィンの後ろにも現れる。 ここは夢の通い路。 時間も空間も、関係がない場所。]
(50) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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[どこか懐かしい気配の漂う、初めての場所で]
はい、思い出がありました。
[覗きこまれ、視線を合わせ]
誰かと、いた。忘れるはずの無い、
[忘れるはずがない、だからそれはきっと]
僕の、大切な人。
(51) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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僕が男みたいにしてるのは、あの人に置いて行かれたくなかったから。 ずっと一緒にいたかった、から。
[だから、そのためには"女の子"でいちゃいけない。 一緒に遊べる"男の子"でなくちゃ。 花と戯れ、着飾る女の子にならず、隣にいる友達でいようと。]
でも、あの人は言った。 『ガーディ、髪を伸ばしたら?』って。 だから、僕は……少し伸ばそうかなって。
[ショートよりも、ボブに近づいた長さの髪を一房摘み、いじる。 その言葉に従ったのは、なんとなく。 少しだけ、嫌な予感はしていたけれど。]
(52) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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その人は 『ガーディ、僕はキミが好きなんだ』 って。
[その人の、手の中には花の付いた髪飾り。]
だから、僕は忘れてた。 よくわからなくなって、それで。
(53) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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―――貰った花の髪飾りをどこかに、置いてきてしまった。
(54) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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そう
[彼女のなくした物。 彼女の忘れたもの。]
君はそれを取り戻したなら
[手を伸ばそう。 彼女の頬に触れるように。]
本当に、欲しいものを手にできるの?
[それが届いたなら、頬を撫でよう。]
君がそれを望むのなら
[本当に、それが欲しいのなら。]
貴方の願いを叶えましょう
(55) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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>>49…ほう、中々よいと思うよ。 花束でなくても薔薇の一本でも十分かもな。
他にも、例えば、食事の支払いをするでも効果的だと思う。 アイコンタクトで見つめるだけとしても、中々とは聞くね。
[それが彼の国で通用するかは別として、だ。]
(56) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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そら、一番は行動することが大事さ。 気後れしないで、ね。
[と言いながらも、積極性の薄い自信は矢張り疎い部類に入りそうだと内心自嘲して。]
(57) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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[忘れていたもの。それは彼に関する、記憶。
何故、男のように振る舞うのか。 なのに何故、髪を伸ばしたのか。
ささやかな矛盾は、"友人"の名で隠した気持ちと、自らの成長が招いた齟齬。]
悲しかったんだ。 男の子みたいな僕は、好きじゃないのかなって。 髪飾りが、似合うようなそんな人になれって言われてるようで。
[いつの間にか成長して、背が伸びて。 男か女か曖昧だった自分も、より女性に近づいたとも気付けずに。 ただただ、子どもの頃の延長をすごす。 関係が軋みだす。]
(58) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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でも、同時に嬉しかったんだ。 僕も好きだったから。 でも、
[伸ばされた手は頬に触れた。 嬉しかった。 でも、歪めた自己が、軋んだ、悲鳴をあげた。]
涙が出て。 それを見たあの人は、悲しそうに笑って。 なんて言ったらいいかわからなくて。
[逃げて、捨てて。 気付いたらここにいた。]
(59) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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僕は、
[撫でる手が、重なる。 過去と、夢と。 撫でているのは女性。]
答えを探すための髪飾りを無くしてたんだ。
[それが、僕の願いなのだろう]
(60) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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[店主に『ありがとう』と頭を下げて、 目の前に置かれた注文の品>>*4に、自然と笑顔になる]
メロンソーダ。久しぶり。 嬉しい…な。
[炭酸にむせてしまわないように、ちびちびと飲む。 自分の意思で、好きなものを頼めた。 当たり前のことが嬉しくて、つい口元が緩む]
ーー…?
[緩んだ表情を誤魔化そうと、店内に視線を向けた時だった。 自分の他にいる、もう一人の客>>+18彼も、夢の登場人物に似ているような気がした。 不思議に思いつつ、メロンソーダをもう一口]
(+20) 2014/04/21(Mon) 01時頃
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HA-HA-HA。 そりゃそうだ。
[何度も何度も頷いた。]
Hammer(撃鉄)を起こし、 Trigger(引き金)引かねば、Bullet(弾丸)は発射しない。 当たり前のことだな。
[実直そうな返答>>56>>57。疎い>>48という言葉には裏はなさそうだ。]
"同じ立場"からの後押しってことで… んじゃあ、ちょっくら機会を見て行って来るわ。
[そう言って、預けていた銀のプレートを受け取ると、さっと軽く手を振って歩き出そうとする。]
サンキュ。 アンタもすぐに見つかるといいな、探しモン。
[一度振り返ってそう告げながら。]
(61) 2014/04/21(Mon) 01時頃
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……あ。
[ふと、ポケットからスマートフォンを取り出し、画面を見る。 そういえば――と、眠る前の事を思い出す。
この街でもうじき開かれる音楽フェスティバル。 その中に、歌の公開オーディションのコーナーが設けられていて、まあ歌の披露はともかく、実際に事務所から声がかかるかもしれない。
アマチュア大歓迎――とのうたい文句。正直興味は大いにあった。 でも――自分の中で迷っていて、いつのまにか眠っていて。
そして気づけば、応募締め切りまで1時間を切っていた。
やべっ。
――とはいえ、 項目が埋まっても、「送信」ボタンが押せない。 そんなことは、稀ならずあるわけで。]
(+21) 2014/04/21(Mon) 01時頃
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[――でも。
夢の内容をもう一度思い出す。
そうだよね。忘れてたモノ、取り返せたんだし。
ここで躊躇してたら。またチャンス、逃しちゃう。
――ノックスは祈るようなポーズで……「送信」ボタンを押す。]
(+22) 2014/04/21(Mon) 01時頃
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>>61ああ、そうだな。 チャンスはまた来るとは限らない。
[もう一度はもう来ない。去り行く彼の背中にそんな言葉を続けようとして、ぴたりとやめて。]
(62) 2014/04/21(Mon) 01時頃
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