4 SADISTIC DETH GAME:2nd
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『警察(ヤード)よ』
[少年からの疑問に、ミッシェルは堂々とそう答える]
『――ああ、安心して。別にアナタのこと捕まえたりとかしないから。アナタは"保護"されたの。青少年の健全な育成を目指してなんたらかんたらうんぬんかんんうん、忘れちゃったけどとにかく保護。運がよかったわね。 ――アナタあのままあの街にいたら、死ぬまでその身体、食い潰されるところだったわよ』
[ロビンが『華』から遣わされた男娼の美少年は、結局青年の元では一度も"そのような"用途では使われることなく、秘密裏にこの場所まで運ばれてきたのだった。それを聞いて、美少年はどんな顔をしただろうか。 怯えていたようなら、ミッシェルはその頭を撫でて]
『大丈夫よ。ウチの"弟"がアナタみたいな子供たちを助けるために命はって頑張ってくれてるから。――アナタは私たちが絶対に護る。…約束するわ』
[そうして、そのままそっと美少年を抱きしめた]
(56) 2010/03/23(Tue) 22時半頃
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失礼。ミス・ヴィクトリアはご在宅かな。 『道』の者です。 "一晩の記憶"をお買い上げ願いたく、罷り越しました。
[訪問者はそう言って見るからに緊張した顔つきのまま、 『零』の門を叩いた]
我が主の意思は前ボスと、 前ボスが何よりも一番に心を砕いた《ZerO》の為に存在します。 先日の殺害事件に関しては、こちらの意見は代えられませんが、 オスカーと名乗る少年自身が我が主に告げた告白を "証拠"として提出する術がこちらにあるというならば、 《ZerO》の為に共有する考えが『道』には存在します。
(57) 2010/03/23(Tue) 22時半頃
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無論、この私と"私の一晩の記憶"ををそちらの"感情"で 塵芥として扱うも御気にますままに。 これは我々『道』首脳の統一した意見です。
当然、私としてましては何事もなく笑顔で握手できるような 無事平穏な解決が望ましいのではありますがね。
[>>14>>15の現場にいた部下の一人が彼なりの覚悟を決めて言い放つ。 彼の扱いは『零』によって委ねられ、決められたことだろう]
(58) 2010/03/23(Tue) 22時半頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/23(Tue) 22時半頃
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[そうしているうちに、安心したのか少年は眠ってしまっただろう。毛布を掛け、ソファで寝かせると、ミッシェルはぽりぽりと頭をかきつつ少し渋い顔をした]
『――で、問題はこっちなのよねぇ…』
[大雑把に言えば、"Zer0に敵対する派閥に警察から物資と軍資金の支援をする"という主旨で作られた2通の手紙。1通は、その派閥のアジトの住所がロビンによって割り出されているので先程遣いを出すことができた。
しかし、もう1通。こちらは――]
『…"湖"のアジトってどこなのかしら。子供の多いストリートって聞いたけど、あの街に子供が溜まってるストリートなんて幾つあると思ってるのよ。全くこれだからドーテーは使えないわね』
(59) 2010/03/23(Tue) 22時半頃
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[しかし、街の中でも特に治安の悪いストリートに部下を行かせるのは少し不安があった。…良くて身ぐるみ剥がされてポイ、悪ければ土曜日に食べるような焼きすぎローストビーフになっているだろう]
『参ったわねぇ。どうしようかしら。仕事できませんでしたーってのはアタシのプライドに反するし……。…やっぱアタシが直接行くしかないのかしら』
[女は思案顔で、封筒を窓の外から差し込む朝日に照らした。 封筒の中に透けて見えるのは、膨大な額が書かれた小切手と、大量の武器が詰め込まれた倉庫の鍵と倉庫位置を示した地図、『貴方達『∞』に幸運を、『Zer0』に熱き弾丸の制裁を "女王のイヌ"より』と書かれた便箋。 先程別の派閥に送られたほうの封筒にも、便箋の文章が多少異なるくらいでほぼ同一のものが入っている。
暫くそれをぼうっと見た後、ミッシェルは、よし、と気合を入れ直して、上着を羽織り、水商売風の女装のまま――*Zer0が屯す街へと向かった*]
(60) 2010/03/23(Tue) 22時半頃
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―『蘭』執務室―
[地下の書斎に"断片"を隠し、夜が明けて後。 女は次の断片を捜索する準備に取り掛かっていた。 とは言え、今後の捜索は手探りとなる。 しかし、他派閥の諜報を警戒すれば大々的にも動けない]
クリソス殿が脱落…… 老兵未だ衰えず と言う事かしら……
[裏帳簿の情報は鳴りを潜めているようだった。 『道』が悪用しなければ一先ず問題はなかろう]
「……母様」
あら 何かしら?
「母様は、今回の事、最も相応しい人が《ZerO》を継ぐべき。 ……そう言いましたよね」
ええ ――……何か聞きたい事があるかしら?
(61) 2010/03/23(Tue) 23時頃
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[何かを思い悩むような子の様子に、女は首を傾げる]
「……僕は、母様が一番相応しいと思います。 絶対、僕達『蘭』が勝たなくちゃ」
――……そう……
[殊更肯定も否定もしない。 相応しいと思わぬ者は、此度の件に名乗りを上げまい]
「いってらっしゃい」
ええ 留守を頼みますよ
[常通りに言葉を交わし、女は側近を連れ、表へと向かった]
(62) 2010/03/23(Tue) 23時半頃
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―『蘭』執務室 子の視点―
[主が部屋を出たのを確認すると、子は執務机を覗き込む。 広げられている街の地図に、記された点を指差して]
「……母様はここに行くと言っていたから…… 他にありそうなのが、ここと、ここと……」
["自分達"が、一番に宝を揃えなければならない。 そう結論した子は、自ら動く事を選んだのだった]
「それに……組織《ZerO》を継ぐのに相応しくない人は、 これ以上好き勝手させたらダメだ。 ブルーノ様だって、外部と繋がってる派閥があるかも、 って言ってましたし」
(63) 2010/03/23(Tue) 23時半頃
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―病院― [黒髪ロングの姿が病院内の一室に静かに姿を現す。 ZerOの傘下であるこおの病院に。 ホリーとしてお見舞いに来たのはどんな決意があったからか。 ただ、前日の騒ぎで病院内は少し慌しくもあったかもしれない。
目の前には『道』によって狂わされた少年の姿。]
―――――…。 それでも、ボクらは……。
[左手に握られた銃口が少年の眉間へ向けられる。]
いつか大人になる……。 痛いだろ…、ソレ。優しくねぇから、ボク。
[そのまま引き金を引けば、その少年の笑いが止まった。]
(64) 2010/03/24(Wed) 00時頃
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「……うん。ここにしよう」
[指差して頷いたのは、孤児院を併設した小さな修道院。 スラムの真っ只中にあった。 カインの宝に繋がる品が、なぜ教会にあるかは解らないが、 それを集めれば、母が父を継ぐ事が出来る。 きっと"親孝行"に違いなかった]
「暴れるしか能なしの『泥水』の癖に。 ……今に見てろ、あいつの縄張りから宝を取って来て、 自分のシマも守れない愚か者だって証明してやる」
(65) 2010/03/24(Wed) 00時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 00時頃
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[それを暫く黙って見つめてから。 銃声が聞こえたろう院内のスタッフが来るまでに窓から脱出して走駆け抜ける。 病院内にいるZerOの人間に見られたかもしれない。 路地裏に入ってそのまま女装を解いた。]
さぁーて。 そろそろクソジジイから情報も流れてる頃か。 『零』のあのアマがなんか言ってるのもあったし。 もう、『湖』として動くのは潮時か。
[目を閉じて、瞼の裏、思い出すけれど。 もうずっと、ボスの顔を思い出せない。]
………おもしろくなりそうじゃん。
[昨日、血に濡れた左目が痛んだ。 持っていたターバンで左目を隠すように巻いた。]
(66) 2010/03/24(Wed) 00時頃
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[今日はなんだか忙しくなりそうだ。 ターバンを左目に巻いたことにより距離感がなくなっていた。]
………、……あー…。
[昨日のこともあり。 ZerOの幹部から呼び出しをくらっていた。 バックれるかどうかを考えつつ歩いていると。 夜の蝶、とは少し違う、何かをその女に感じ取った。 この街では見ない顔、それは間違いないが。]
人んトコで女がナニしてんの。
[左で銃は抜いていて、それを突きつけてはいたが。 女はそれに臆する様子は全くなかった。]
(67) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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―広場前・カフェ―
[別の道化がやってきて、人々へ風船を配っているのを眺めながら 濃いコーヒーを啜っていた]
ああ、おかげさまでようやく目も覚めてきました。
[テラス席から立ち上がって店の中を覗きこんだ。 奥の席にふわりとした髪型の女性が見えて、眉を寄せる]
おやおや。 『零』と『雪』の逢瀬ですか。 一体何の話をされてるのやら。
[そこで何を話しているのか、敢えて知ろうともしないし かといって諜報役へ探らせることもなく。 ただ、こちらの姿を見たならば探られていると思うかもしれないが知ったことではない]
(68) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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[>>60の後、水商売風の女が『湖』の拠点を探しにエリアへ入った際の事。無論>>67の前]
ああ、ここにいたのか! いやいや、別に責めてるんじゃない。 それよりもこれを『湖』のところへ届けてくれ。 いや、違うのか? 『華』の者だろ?
[ミッシェルがあれこれ言う前に、一方的に勘違いした"風"の男は大層重い紙袋を渡して立ち去っていった。 当然中身を漁ればそれは信管が抜かれた、嘗てオスカーらが仕掛けた"地雷"が一機。 付属のメモには「忘れ物をお返しする」と書かれてあった]
(69) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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[左で銃を向けていると、距離感がやはり掴みにくいのか。 近づいてきた女に反応が遅れた。]
『アンタ、『湖』のよね?』
は?、みず、うみ?
[自分のことだが一瞬呆気に取られて間抜けな返事をする。 それから、冷静になって銃を構えなおした。]
ナニ?アンタ、どこの人? 見た覚えねぇーな、そもそも覚えてないだけかもだが。
『野蛮な組織と一緒にしないでほしいわ。』
……で、野蛮なおばさんはボクに何の用?
[首を傾げた。]
(70) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 00時半頃
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―広場―
行きましょう…聞きたい事はありますが、場所がよくない。
[側近へ言って会計を済ませてテラスから広場の石畳へ歩き出す。 そこへ、風船を配っている道化が近づいて、笑顔で風船を差し出してきた]
…ですから、私は受け取るのはなれていないのですけれどね。
[眉を寄せながら風船を受け取る。 その時に「団長、一度アジトへ」と小声で囁かれた。 渡された風船の紐。その先に巻かれた紙がついていて、それを広げ…]
ふむ。戻りましょうか。
[紙は事務員のメモ書き。記されていたのは、 "わからないの。はやく"とだけ。
広場で踊る道化へ、事務所へ戻ると手の動きで伝え、広場を後にした]
(71) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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[女はこちらに笑みを見せたろうか。]
『お手紙よ。』
手紙?オレ字読めねぇんだよ、読んで。
『お願い、ってかわいく言ってあげたらいいわよ。』
………、オッサン調子のんなよ。
[撃鉄を引き上げた。]
『はいはい、仕方ないわねー。あ、オッサンじゃなくおねーさんね。』
[手紙の内容がスラスラ読まれていく。 と言ってもその手紙には内容があるわけではなく。 自分が本来いる組織の名前と。 だいたいの内容は学がない自分でも把握できた。]
(72) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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[倉庫の鍵と倉庫の地図、そこには大量の武器があり。 それから膨大な額の書かれた小切手。]
こんな金あんなら。 ストリートの孤児院に入れてくれよ。 それぐらいしかアソコに恩返しできねぇし。
[戦争に使うつもりはないらしい。]
"女王のイヌ"ね……アンタらが噛んでるってのは間違いじゃなかったのか。 いいのかウチにこんなことして。 ……それだけ、ZerOの力がデケェってことか。 オッサンさぁ、うちのチームナメてねぇ?
[こんな援助などなくても勝てる、と。 そんな自信を覗かせるかのよう少年は笑う。]
(73) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 01時頃
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―街中『道』事務所―
[動乱から一夜明けた午後。 慌しい人の出入りが続くが、 基本的には集結の様相を見せていた。 一部を除いてほぼ全ての『道』の組織員達が 事務所へと詰めている。
嘗ては入れ物の割に人が少なくて―― などと老主が言っていたのが嘘のような 人の熱気に包まれている]
『眠』の、フィリップ様の使いですね。 お待ちしておりました。 どうぞ、こちらへ……。
(74) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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[誰かが呼びに行き、 ほぼ午後一時頃に共に事務所を通されたのは、 中立、不参加の立場である『眠』の関係者が数名。 裏向きの仕事として死体を扱う事を得手とする彼らが 招かれたことを知った者がいるならば、 昨日の抗争終了直前の吐血を知っている者が いるならばこの可能性を思い浮かべるだろう。
ブライアン=ブルーノはもう"くたばっちまった"んじゃないか、と]
(75) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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[右の銃は抜かない。]
それ、とりあえずもらっとく。 オッサンは帰っていいよ。 ああ、でも1つお願いしていいかな。
[銃を降ろして首を傾げる。]
ストリートの子供。最悪守ってくれたら。 女王様のワンちゃんたちはそれぐらいの能はあんだろ。 っか、コレ、誰か噛んでんの? おねーさんの名前聞いとこっか。
[爪を噛みながら呟いた。]
『ミッシェルよ。』
顔だけはマイケルって顔だけで。
[ぐーで殴られた。]
(76) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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[左頬を殴られると地面にそのまま尻をつき。 口の中を切ったのか鉄の味がしたのでそのまま地面に吐き捨てた。]
っ、いって……。
『あらぁ、やだぁ、大丈夫ー?』
コノ、クソヤロー……。
『それから、コレ。重かったんだからちゃんと受け取りなさいよ。 ったく…こんな物騒なモンアタシに持たせるなんて……。 これでも全うに生きてるんだから勘弁してほしいわ。』
誰に預かったの?
『えー?なんか元気なご老人よ。』
なるほど、ね。
[そのまま立ち上がる。]
(77) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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いい、預かる。気が変わらないうちに帰れよ。 死にたいなら別だけど。
[青い瞳が睨むように女(?)を見た。 そのまま女は路地裏を後にしただろう。 もっとも、誰かに見られていたのかもしれないが。 それに気付く余裕は今の少年にはない。]
――――…クソジジイが…。 その『道』を沈めるぐらいじゃ足りねぇらしいな…。
[唯一認めてくれたのは―――――。 ここのボスではなく。]
無《ZerO》がサイキョウじゃねぇ。 オレたちが最強だってこと認めさせてやる。
[紙袋に衝撃が走る。]
(78) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
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―スラムの一角 子の視点―
[――かくして。 本来、長の命に忠実である筈の『蘭』の構成員に対し、 一体どんな無理を通したのか。 子は護衛を幾らか連れ、薄汚れたスラムに足を踏み入れた]
「……汚いとこ。急いで行きますよ」
[小綺麗な身なりの子供が数名の大人に囲まれた様は、 ストリートの風景から異様に浮いていた事だろう]
(79) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 01時半頃
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[信管を抜かれていたろうその地雷。 ただの衝撃だけでは爆発しなかっただろうが。 十分と距離をあげてから、発砲する。]
―――――っ!!!!
[まだ、地雷というには未完成だったそれは。 銃弾の熱を受けて大きな煙雲を路地裏からあげた。 先程の女(?)は爆発に巻き込まれなかったろうか。]
――――…っいってぇ…。
[我ながらバカだなぁ、と思うのは当然だが。 あれだけ距離を置いて左足が使い物にならなくなりつつあったことに。 何か満足気に笑みを浮かべて、路地裏から見える狭い空を見上げた。]
(80) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
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―事務所―
[事務員の用件のほぼ全て占めるものは、 今度のショーの為に芸人達が注文した衣装やなどが 予定よりも早く運び込まれたのに、倉庫の鍵がないことにあった。 倉庫の鍵はたまたま己が持っていたために、問題は解決。 手の開いている者を呼び出して、 手分けして隣の倉庫へと運び込むよう指示をし、己は再び外へ]
ここだけ見ればのどか過ぎる光景なのですけれどね。
[細身の葉巻をくわえて火をつけ、一服終えたなら再び繁華街へと]
(81) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
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―スラムの一角―
["異様に浮いている"からこそ知らせがすぐに飛び、幾人もの者達が駆けつける。『道』の者と告げれば少年の護衛は銃を向けることだろう。]
我々に敵意はありません。 無論、その御子息を人質にする意図も。 我が主が"誰"を不安がっているのかは 『蘭』の皆様自身がご承知の筈。
[話し合いに応じてくれるのであれば、 ここは大層危険であるということ。 少年は目立つ存在であるのですぐにこの場から 立ち去るようお願いすると告げることだろう。 それは爆発音>>80のする前の出来事]
(82) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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―繁華街近く→路地裏―
[突然に響く爆発の轟音に耳を押さえて空を見上げる。 届くのは音だけだが、小さくはない。 路地裏から上がる煙に気がついて、何が起きたとそちらへ足を速めた]
「あっちだ!」 「気をつけて」
[側近が半歩先を行きながら、爆発の場所を探る。 途中、『なんなのよぉ〜!』と声を上げている女―?をやり過ごし、 爆風で飛び散ったレンガやガラスの破片を踏みつつ路地の奥へ。 爆薬の匂いが鼻を刺すのに眉を顰めて見やった先に―]
…おや、まさかここにいるとは思いませんでした。
[『湖』のリーダーを見つけて、首を傾げた]
(83) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 02時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 02時頃
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―ストリート 子の視点― (>>82) [貧民街で孤児を世話する施設の存在は知っていた。 今の組織《ZerO》の有力な人物の中にも、そこの出身がいる]
「父様は、良くこんな場所の中から有能な人を……、ん?」
[入り組んだ路地裏を抜けて来る集団。 問えば『道』と知れるだろうか]
「……どう言う事ですか? ブルーノ様が警戒する『幻』は、 ここからは少し離れていると思いますが。 それに、わたしには重大な役目があります。 ここでむざむざ引き返せません」
(84) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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―路地裏― [そこら辺に転がっている樽に腰かけて荒い呼吸を繰り返す。 左わき腹までやられるなんて誤算だった。 いくら苛々するからと地雷に弾丸をブチ込んだのは間違いだったか。]
あー……ナニ? 笑いにきたの?
[左目はターバンで隠れており。 右の青の瞳だけが相手のことを見上げた。]
あんまりオレと話さないほうがいいと思うよ。 アンタ、目立つし。
[視線を外して、そう呟く。]
(85) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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