144 ロマンチックメイカー
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[ヨーランダのその軽い身体を抱いて、ベッドに寝かせた。]
……許さない
[呟いた声には復讐の色が灯る。 訪れたオスカーやカリュクスを見る瞳すら、 何処か険しいものだった。]
家族を、 失う悲しみなんて、 もう二度と感じたくなんかなかった。
[軽率だったといえばその通りだ。 こんな状況下で絆を深めることが 己の悲しみに直結すると、何故考えられなかったのだろう。]
……。 もう、いや。
[小さく呟いて、ヨーランダが寝泊まりしていた部屋を出る姿は、幽鬼を思わせる仄暗いオーラを纏って。]
(40) 2013/09/24(Tue) 22時頃
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[テーブルメイクという程ではないが、クロースをしいて、窓辺の花瓶に差したコスモスを一輪拝借した。]
(野原の花は、元気にしているだろうか…)
[自信のないダージリンティーは、やはり二人の淹れたものとは程遠かった。
花びらを浮かし、香りと色を加えてテーブルに並べると、悲しい程に過去を思い出す]
……仕度は出来た。
[哀れげな、心の嘆き]
(41) 2013/09/24(Tue) 22時頃
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[階段を見やると、そこにはローズマリーの姿があったものの、その顔は、もう、]
…お茶が入ったわよ? ローズマリー
(にこり)
[その笑顔は、いつもの花のように咲く笑顔とは少しだけ違う、哀しみに歪んだ口元には、まるで獣のような犬歯が見えた。]
(42) 2013/09/24(Tue) 22時半頃
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あぁ、メアリー……
[草臥れた様子で階下に下りる。 お茶がは言ったと笑みの声が聞こえて視線を向けて ぱちり、ぱちり。 瞬いた。]
……待っ、て その歯は――
メアリー……貴女……
[がたん、と床が揺れそうな勢いで、メアリーに近づき 彼女が抵抗しないなら両肩を掴んで]
(43) 2013/09/24(Tue) 22時半頃
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―――― 貴女が、やったの?
[ただ一つだけ、一番聞きたい質問を、投げた。]
(44) 2013/09/24(Tue) 22時半頃
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[ローズマリーは丸い瞳で両肩を掴む。 ”お前なのか” その握力が、全てに篭っていた。]
愛とは、無情なものですね。 私には結局。判ることはなかった。
[過去に縛る現在を。 無感情に表す少女は、ぽつりとそう呟いた。]
ヨーランダに罪はありません。
私には、罪を償う覚悟が出来ています。
[背後には、綺麗に整えた机と椅子。 どこまでも不釣り合いで、少しだけ笑いがでた]
(45) 2013/09/24(Tue) 23時頃
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[ヨーランダが、紅い海に沈んでいる。ローズマリーが、泣いている。 そして――カリュクスが、崩れ落ちた]
…カリュクス。
[彼女達は此処で仲良くなった。一緒に出ようと約束も、していた。 愛は――此処に、あったのに
気付けば、つられてすぅっと涙が一筋、流れた]
……不思議だね。ぼくが、ひとの死に泣いてしまうなんて。 …ずっと枯れていたと思っていたのに。 カリュクスの悲しいも、ぼくのかなしいも、分け合うんだ
…それが、ぼくの、意味だと思いたい。
[そう言うとしゃがんで、カリュクスの背中に手を置いて、撫でた それ以後、彼女が落ち着くまで、言葉は発しなかった]
(46) 2013/09/24(Tue) 23時頃
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[朽ちる事を知らぬ赫い犬
しみじみとは しどけない獣の性
若気の光茫は失せる 悲しみを躱すためではない。 向こう側からでも。獣眼の私がみえるだろう
―そうだよ、心には血まみれの骨があるさ。―]
私が憎いですか、ローズマリー。 でも、ごめんなさい。
今しばらくだけ、時間をください。
[そういうと、優しくローズマリーの手を解いた]
(47) 2013/09/24(Tue) 23時頃
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あなたは、なぜ 罪なき人を、殺めて
……今更贖ったって仕方ないのに!!
[語気が強くなった。 一つ深呼吸すると、 メアリーから身体を離し]
お茶、いただくわ。 ……貴女なら冷静に。 話せるでしょう。
何があったのか。何故人狼は人を殺すのか。 できる限りでいいから、教えて欲しい。
[その言葉には矢張り怒りは篭っていたかもしれないが 自分も冷静であろうと、努める。]
(48) 2013/09/24(Tue) 23時頃
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[悲しみがすぐそばで、旋律を奏でるように響く。 すぐそこに絶望が横たわっていても、きっと誰も気付きはしない。
ここで誰かが死んだことも。
きっと、自分たち以外は知らない]
……ぅ…ふぇ…っ
[背中を撫でられて、オスカーの言葉を聞いて。 嗚咽をかみ殺す声が零れ落ちる。 もう迎えられない彼女との未来が零れ落ちるような気がして、また涙が一粒。
――こんなにも悲しくてつらい。
失う感覚を覚えてしまえば、後に残るのは恐怖。 今隣にある彼の温もりすら失ってしまうのかもしれないと考えると怖くて、体が震えた]
(49) 2013/09/24(Tue) 23時頃
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[腰掛けて、自分の入れたダージリンを一口飲む。]
やっぱり、貴女にはかなわないわ・・・美味しくない・・・ [カップから口を離すと、ゆっくりと息を吐いた]
誰でもよかったわけではないの。 私は、愛がほしかった。 でも、私はきっと人を愛することは出来ない。
だから、愛を奪ったの。 ヨーランダはきっとあなたの愛に気づいたわ。幸せそうだったもの。
[どんな顔をして聞いてるだろう。]
(嫌な子だな・・・まったく)
[ちょっとだけ自己嫌悪]
(50) 2013/09/24(Tue) 23時頃
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[それからいつまで泣いただろうか。 やっと落ち着いて、涙で赤くはれた目を拭う。]
……こんなに、悲しくなるものなのね。
[まだ胸が、ずくずくと痛む。 ぎゅっと抑えつけるように触れ、オスカーを見つめるころには、彼の涙は止まっていただろうか]
…我慢できると、思っていたのに。
失うのは、こんなにも、恐ろしいものなのね。
[全てを諦めて、全てを手放せるならどんなに楽なのだろうか。 それが出来ない自分は、やはり弱いままだと自嘲気味に笑う]
(51) 2013/09/24(Tue) 23時頃
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/* こんばんは。もうすぐエピですね。 更新まではいるので もし見ていらっしゃるのでしたら、 お話しませんか?
(+13) 2013/09/24(Tue) 23時頃
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……ばかね。 愛が欲しかったから奪ったなんて 不器用すぎるわよ。
[瞳には悲しみを湛え]
愛は生きていなければ得られない。 死した者からも得られない。
……もっと早く言ってくれたら、私だって ヨーランダとメアリーをお嫁さんにして 三人で、幸せに、っ、暮らすことだって、――
[涙声混じりになる。]
(52) 2013/09/24(Tue) 23時頃
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[失うのはこんなにも恐ろしいものなのか、とカリュクスが言う。 そうして気付いた。涙の意味。 これは―――恐怖だ。彼女を、失う事への]
本当だ…恐いことだ、ね。 でも、ぼくはきみを一人には、しない。 ――やっと、得たものを。
[ひとは、いるだけでは世界は意味を与えてはくれない。 そして――絆を、場所を、意味を得たぶんだけ、それを、守りたくなる そして守るためには、武器を得て戦わなければならなくなる そうやってひとは、いつだって武器に意味を与え、そして戦ってきた]
…もしも。襲われるようなことがあれば、僕は抗うよ。 失いたくないし、失わせたくもない。
[カリュクスの赤い瞳を真っ直ぐに捉え、宣言した]
(53) 2013/09/24(Tue) 23時半頃
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ありがとう、ローズマリー。
でもね、私は― [少しだけ、躊躇うように話し始めた]
人じゃないのよ。。。親を手にかけた、罪深い獣よ。
[変えられない過去と、今この瞬間が交差する。 残された時間は残りわずかだろう。]
母はこういった。「私の子じゃない」と。 この世のなによりも怖かった。 そんな母は、私を殴る母をみた父が猟銃で殺した。 「お前を殺して俺も死ぬ」 そう聞こえたのが最後。気づいたら、そこに愛はもうなかった。
(54) 2013/09/24(Tue) 23時半頃
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[ローズマリーがどんな顔をしているのかはわからなかった。けれど、上擦った声には哀しさと優しさが篭っているように感じた。]
リク…ごめんなさい。 見捨てた私に、 生きる価値はなかった。
[朝月夜には なぜか目蓋が閉まらない
東に育ち、西に沈む。 冷めた軌道は昨日の無能を主張するように雄雄しい。]
(55) 2013/09/24(Tue) 23時半頃
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[一人にはしないと、オスカーが言った。 目を驚きで少し見開いて、彼を見つめ]
……一人に、しない?
[また少し涙で目が潤む。
一人ぼっちだった。 否、人も愛も温もりも、知らない生き方をしていた。
怯えて逃げていたのは、自分の方だった。]
…一緒にいてくれる? 私を、なぐったり、しない?
[遠い日の記憶。 赤く、痛みと悲しみに呑み込まれるような。 縋るような声で、オスカーの服をぎゅうっと握って確かめるように尋ねた]
(56) 2013/09/24(Tue) 23時半頃
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[紅茶を飲み終えて、浮いていた花びらは僅かな水滴で辛うじて体勢をとってるようだった。]
さようなら、ローズマリー。
[少しだけ服を調える。 階段を上った先で白と黒のモノトーンに出会った]
末永く、お幸せに。
[会釈をし、セシルと呼ばれた者の慰安された部屋へと入った。]
(57) 2013/09/24(Tue) 23時半頃
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一緒にいよう。 …大丈夫だから。
[カリュクスが服をつかみ、見つめる 同じくらいの深度で、見つめ返す
自身もなぐられる痛みは、よく知っていた 尤も、日常となれば心を殺して耐えられたが――その心が今、温もりを取り戻した]
……一緒に、いよう。
[もう一度宣言して、彼女を抱きしめた これからは彼女の昏い記憶がなにもかも、過去の彼方に消え去ればいい。 それができれば、良いな。そんな事を、思いながら]
(58) 2013/09/24(Tue) 23時半頃
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パルックは神に会えたかしら… (きっと不在だろう)
リク…シリカには出会えたかしら (きっと、出会えただろう)
ヨーランダ、貴女への愛は、確かにあったわ。 (ローズマリー…貴女の紅茶が飲みたかった…)
[
さあ、モノクロの向こう側へ
月世の残響が澄みわたる。青のせた低空飛行で。
]
(59) 2013/09/25(Wed) 00時頃
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[抱きしめられる温もりと彼の言葉に、一度止まった涙がまたあふれ出した。 おずおずと抱きしめ返すと、小さく頷く。]
……うん、……うんっ…
[少し崩れた口調で、何度も頷いて。 嬉しさと愛しさに胸が満たされる感覚に、また涙を零して。
そうしているうちに、メアリーを見かける。 まだ泣き跡の残る頬が恥ずかしいのか、それともかけられた言葉のせいか頬はほんのり赤く。]
…?
[セシルの部屋に入る用事があるのかと、不思議そうに首をこてり。]
(60) 2013/09/25(Wed) 00時頃
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[カリュクスから抱きしめ返される、温かい感触がある 久しく忘れていた温もりに、つられて涙が零れる 互いに落ち着けば、離れただろう]
……ん?
[ふと、カリュクスが後方に気をやっているのが見えた その方を見ると、メアリーがセシルの部屋に入っていく カリュクスに視線を戻せば、不思議そうに首を傾げている]
メアリーだ。 …行ってみようか。
[カリュクスへ、問いかけた]
(61) 2013/09/25(Wed) 00時頃
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[その手には、台所にあった赤錆の包丁。 一見すると食材を切るにはあまりにも不向きだが、犬の命を屠るには十分すぎるほど鋭利だろう。]
リク…シリカは、どんな顔をして最期を迎えたの?
[毛布をめくり、セシルと呼ばれたその男の顔をなでる
少しだけすきになれそうだった。その男の顔は、やはり冷たかった。]
ズルいなぁ…でも、もう、楽になれる。
(62) 2013/09/25(Wed) 00時頃
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メアリー……
[さようなら、の言葉が刺さる。 彼女が遠くに行ってしまう。 もう会えない。 そんな気がした。]
……。
[憎んでもいる。だけど、メアリーは友達だ。]
死んじゃ……や…
[しかしその言葉が届くことはなく ただ呟き落とされ、誰の耳にも届かない。]
(63) 2013/09/25(Wed) 00時頃
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[扉が開く音が聞こえた。 しかし、もう振り向かない。その代わりに声が出た]
さびしい人格があって 百度の夜がありました。
溺れたからには、と 生真面目な楓を汚した。
[少女は謡う]
斜陽が刺すのは、あなたへの覚悟で、 歩みの速度は、黄昏の速さのよう
[命の灯火を使って]
(64) 2013/09/25(Wed) 00時頃
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