156 カイレミネ島の雪
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[冬将軍が、くるり、ふわりと中空を舞えば、 リン、と涼やかな音が鳴った]
どうかな。
[リンリン、チリリン。舞い散る雪と共に、音が咲く]
ふふ。似合っている。
[鈴の音に合わせて、また歌を紡いで。 一節終われば、指人形を手の中へ包み直して、窓を見上げた]
(+8) 2013/12/22(Sun) 13時半頃
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[窓枠には、雪の結晶の形の御守が飾られている。マユミに贈ったのと同じものだ。母が娘の健康と幸せを祈り、大切に編み上げてくれたもの]
私もね、きみと、同じだったんだ。
父さんと母さんは居たよ。 でも、私の病気の治療のために、仕事が大変で。 よく一人で、留守番をしていた。
[両親は愛してくれた。その実感もあるし、感謝も尽きることはない。 …だけど、幼心には、それでも拭えない寂しさがあった]
窓の外で、自分と同じくらいの年の子が、 楽しそうにしている声を聞くとね。 なんだか、急に、ひとりぼっちになった気がしてね。
私は彼らを見ているのに。 彼らは私のことを知らない。気づいてもいない。
声も、想いも、温もりも。 何もかも、届かない。
(+9) 2013/12/22(Sun) 13時半頃
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――――――…でもね。
[そっと瞼を閉じる。 その裏側に、今でもはっきりと思い出すことのできる光景。 窓をこんこんと叩く、いかにもやんちゃ坊主といった風体の少年。驚いて、怖いと思ったのは最初だけ。すぐに、その瞳の奥の優しさを知ったから。 だから、外へ行こうという彼に頷いて、その手を取った。…すぐにロミオ先生に見つかって、連れ戻されてしまったけど]
この島に来て、変わったの。 私を、見つけてくれた人がいるんだ。
…きっと君もよく知っている、あの人よ。
[目を開けると、静かに微笑む。 冬将軍がこの指人形だということは、きっと、彼が…そう、なのだろう]
(+10) 2013/12/22(Sun) 13時半頃
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それから、外に出られるように、頑張って。 友達もたくさん、できた。
[大切な人の顔が、浮かんでは消える。かけがえのない宝物]
思っていたよりも、ずっと。 外の世界は、優しくて、温かくて。
[それを知らずに生きてきたであろう、孤独にふるえる冬将軍を温めたいと、心から願う]
誰かに愛されることは、とても幸せなことだよ。 そして、その分誰かを愛することができれば、 もっと幸せになれるんだ。
(+11) 2013/12/22(Sun) 13時半頃
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私は、君の傍にいるよ。 君が温かくなるまで、ずっと、ずっと、ここに。
[そしてまた、優しい歌が室内に響く**]
(+12) 2013/12/22(Sun) 13時半頃
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― トレイルの部屋 ―
マドカだよね……? じ、ゃないの?
[>>9 ”マドカだって賛成してくれた”――その意味は、]
え、マドカがふゆしょうぐん なの? ヨーランダさんやジリヤさんを、眠らせた?
[混乱した頭。 >>10 泣きそうな顔のトレイルが見える。 どこか厭世的で寂しげな印象の彼だが、 泣き出しそうな顔を見るのは初めてだ。
こんな状況なのに、ふと子供みたいだなんて思ってしまう]
(18) 2013/12/22(Sun) 14時半頃
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[>>12 激昂するミナカタの声を聞く。 笑うマドカと泣きそうなトレイルと怒るミナカタと、]
(ダメだよミナカタさん) (怒ったら、トレイルさんもマドカも泣いちゃうよ)
[とりとめない思考は言葉にならないまま、 よろめくように一歩部屋の内へ。 途端、聞こえるトレイルの声>>13]
来ちゃダメ……? でもマドカだよ……。ね?
[最後の呟きはマドカへ、そうであってほしいと願いを込めて、 冷たい光を眸へ宿した少女に投げられた**]
(19) 2013/12/22(Sun) 14時半頃
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[>>12感情を高ぶらせたミナカタの声。 それに怯えも動揺もせずただただ笑うだけの彼女は、次の言葉でようやく笑みを崩した]
……ふん、どうして人間は大人しくしてくれないのかしら。
[忌々しげに呟くが、その目には確かに揺れが生まれている。 >>18>>19モニカの言葉に、ようやく視線を少女の方へと向けた。]
どう? 黙っていればマドカにしか見えないでしょ、体を借りただけだもの。 だから、マドカであってマドカでない――今の私はそんな存在よ。
[願いを込めたような言葉を、せせら笑うように。]
…それにしてもひどい匂い。嫌いだわ、これ。 こんな物騒なモノ投げるなんて酷いじゃない?
[ねぇ?と、にぃと口角を上げて笑いながらミナカタを再度見やった]
(20) 2013/12/22(Sun) 21時半頃
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[ふ、と覚醒して、目に映る何もない白い世界をぼんやり眺めていた。 ふわふわした世界に抱かれて、横になっている。 しばらくは、何が起こったのか、ここがどこなのか、それが分からなくて。 雪雫草の薬を飲んだんだ、と思い出したのは、持ち上げた右腕に包帯が巻かれていなかったからだ。つまりここは、現実ではないのだろう。 ティモシー爺の言葉>>0:@2が蘇る。眠りの中で、冬将軍と話をする──]
[はた、と我に返る。がばりと起き上がる。 見回せば、そこは一面の銀世界。積もった雪、空も雪に覆われていて、ただ、冷たさは感じなかった。吐いた息は相変わらず白いままなのに。 冬に閉ざされた白い静謐な世界]
(眠りの中の世界、か) (冬将軍、このどこかにいるのかな)
(+13) 2013/12/22(Sun) 22時半頃
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(マドカの体を借りた――) (マドカであってマドカでない――)
[冬将軍に取り込まれた、存在。 >>20 唇の端を歪めて笑う]
マドカの顔でそんな風にしないで! マドカに返して……!
[声をあげると同時に少女の容をした魔性へと飛びかかった]
(21) 2013/12/22(Sun) 23時頃
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あら、あら。
[飛びかかってくる少女>>21。 目を見開いた後、余裕そうに笑いかけた。そんなもの何ともないというように。]
返して、って言われてもね。
返せないものをどうやって返すというの?
[これは嘘だ。返す方法くらい知っている。 万が一拒否反応が起きた場合の対処法を知らなければ、体など乗っ取れない]
ねぇ、教えてちょうだいな? どうやれというの?
[モニカの腕をつかむ力は、普段のマドカの非力な力とは程遠い。]
(22) 2013/12/22(Sun) 23時頃
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話をしようぜ冬将軍、このどっかにいるんだろ?
[そう声に出して、少し待ってみたけど反応はない。 包帯は巻かれていないが、癖になった首を摩る仕草をして。ひとつ、息を吐く。 応えないなら探しに行こう。姿を現さないなら見つけに行こう。 基本的に、待ってるだけとか、じっとしてるだけとか、そういうのが性に合わないのだ。立ち上がり、雪を払う。当てはないけれど、閉ざされた世界に足を踏み出す。誰もいない。景色もない。どこまでも白く白く、生物の気配さえない。 これが冬将軍の世界だろうか。 それとも俺が持つ冬将軍のイメージだろうか。 曇天と雪に閉ざされたカイレミネ島の景色を思い出す。夏の鮮やかさが持つ賑やかな色彩を、すべて白と灰色で埋め尽くされたあの景色を]
おーい、冬将軍ー、いねーのー?
[どこに向かうともなく、進む。 不安もなかったし、怖くもなかった。さみしいとも思っていない。どこかにいるだろう冬将軍を探すことに意識を奪われていたからか、他に眠らされた誰かがいるかも、ということにさえ考えは及んでいない。 ただ、見つけたくて]
(+14) 2013/12/22(Sun) 23時頃
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[>>22 マドカの言葉に目の前が暗くなる]
返せない、の? だって……じゃあマドカは……?
[強い力で掴まれる。 モニカの知っている少女ではない、 腕にかかる負荷で、改めてそのことを思い知る]
教えてって…… わたしが、わたしが知りたいよ! そんなの……。
!!
[あ、と息を呑む。 何の為に雪雫草を摘みに行ったのか、 ヒューとブローリンと3人で山を下ったのはほんの少し前の話だというのに]
(23) 2013/12/22(Sun) 23時頃
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[あ、と息を呑んだ>>23のが分かる。 何かあるのか。もしかして、方法を知っているのか。 手を離して、思わず身構える。]
……貴方。 何か、知ってるのでしょう?
[そう問いかける声は、冷たく刺々しい。 突き刺すような瞳がモニカを見つめる。]
――雪雫草ね?
[探るような声でそう投げかける。 記憶の共有は出来るが、そもそも何をしていたかマドカでも知らないのだ。 ただ、雪雫草のことは記憶にあった。 それか、とアタリをつける。]
―――。
[小声で呟いた言葉は、聞こえなかっただろう。]
(24) 2013/12/22(Sun) 23時半頃
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[──気付けば、知らない街にいた。雪の降る街。 夢の世界だからか人影はなく、大通りは華やかでさえあるのに、どこまでも静かで薄暗い。雪明りだけが照らす街中。冬将軍を探して、歩く。 ふと顔を上げれば、どこかの煙突から細くたなびく煙が見える。 誰かいる。そう確信して、足の進みが速くなる。 大通りから少し離れた場所。 ひっそりと佇む小さな家。 一軒だけ、窓から零れる灯り。 微かに漏れ聞こえるのは歌声だろうか。 白い息を吐きながら、そっと近づいて窓から中を覗く]
(+15) 2013/12/22(Sun) 23時半頃
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[モニカを止めることも出来ないまま呆然としている自分がいた。 するべきことはある筈で、モニカを先生を助けるべきで…それでも陸にあげられた魚のようにその場から動けない。 目の前の光景は思い描いていた冬将軍との対面とは違いすぎていた。守られてしまって、大切な人まで危険に晒されて。マドカが戻って来れないかもしれないのによく「嬉しい」だなんて彼女となり代わったモノに言えたものだ 違うんだ、こんなことを望んだんじゃない。俺だけが眠らされることを願っていたのに……]
……誰か
[だれか、たすけて]
(25) 2013/12/22(Sun) 23時半頃
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(ああ、そうか、この歌声は)
[──あの公園で聴いた歌だ。 分厚いカーテンの向こう、窓枠に揺れる見慣れない形の御守。それが雪の結晶だなんて知識はないから。玩具やぬいぐるみが並んでいるところを見ると、ここは子ども部屋だろうか。 歌を紡ぐ、暖炉の前に座る人物に、目を細める。 冬将軍の眠りに落ちたと聞いた]
(…君もここにいたんだね)
[こんこん、と窓をたたく。 遠い昔、ふたりが出会ったあの頃のように**]
(+16) 2013/12/22(Sun) 23時半頃
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[精製に一日かかる、とレシピにはあった。 明日の昼まで、”目の前のマドカ”を押さえる事ができたら、]
(ああ、でも、そうしたら) (冬将軍に囚われたマドカはどうなっちゃうの?)
[掴まれた腕を必死に振りほどこうとしながら、 目の前の少女を見る。 >>0:@2 ティモシーの言葉。 『 私は目を覚まして、私の姉は……消えてしまったよ 』 何か基準でもあるのだろうか? 薬を飲ませて、もしマドカがそのまま目を覚まさなかったら……。 迷いはそのまま沈黙となって、マドカの凍るような声に頭を振るのみ>>24]
!
[探る声にびくりと肩が動く。 モニカは咄嗟に嘘が吐けるほど器用ではない。 恐らく察せられてしまっただろう]
(26) 2013/12/22(Sun) 23時半頃
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え、なに?
[マドカの音は聞き取れず、不安気に眉を潜めた時、 トレイルの助けを求める声が聞こえた>>25]
(27) 2013/12/22(Sun) 23時半頃
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[雪雫草、その言葉に床の青年もぴくりと反応しそれから目を伏せた]
……。
[それにより作られる薬があれば先生もマユミも皆も、もしかしたらマドカも助かるだろうか けれどそれを希望の光のように感じられないのは、自分がまだ眠らされていないから]
(28) 2013/12/22(Sun) 23時半頃
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[誰か。その先は音を為さない。。 悲鳴のようにも祈りのようにも聞こえる呟き]
トレイルさん。
[モニカは彼が眠りを求めていたことを知らない。 それでも、彼の求める助けが、少女の知っている救いと同じものだという自信は持てなかった]
……誰を呼んでいるの? ……っ。
[腕の痛みを思い出したように眉を顰めた]
(29) 2013/12/23(Mon) 00時頃
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……そう、雪雫草。
[肩が動くのを見逃しはしなかった。 すぅっと冷えた目でモニカを見つめ、何かを呟いた青年を見つめた。]
――失敗したわね。 三人も目撃者が居るなんて、誤魔化しが効かないじゃないの。
[1人だったならまだ誤魔化せたのに。 そう事を運ぶ自信はあったし、味方をしてくれそうな人物もいる。]
ま、いいわ。 眠れば最後、この子の意識も体も丸ごと私が貰って行ってあげる。
[ハッタリをかませば、まだ何とかなるだろうか。 身体を取り戻すかはその人間次第だ。 例え今乗っ取られていても、取り返される可能性だって存在する。――眠らされるのはごめんだ。]
(30) 2013/12/23(Mon) 00時頃
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……。
[誰を呼んでいるのだろう、自分にも分からなくてモニカ>>29には答えられなかった ただ、この島の皆を助けてほしいと思ったのだ。そこには自分は含まれていない 不意にその苦しげな様子に気付けば顔を上げて少女と少女の形をした存在を見上げる どうしたらいいのか、もう分からない]
(31) 2013/12/23(Mon) 00時頃
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[>>30 冬将軍を眠らせれば、マドカごと眠って――いなくなってしまう]
ダメだよ! そんなことしないで……!
[頭のどこかでムリだろうと思いながら懇願する。 では、どうすればいいのだろう?]
(マドカを犠牲にするっていうの?) (それとも、他のひとたちが眠らされていくのをただ見てるっていうの?)
[選択はどちらかだ]
そんなこと……。
[泣きそうな顔になるモニカの視線の先にはミナカタ。 >>25 トレイルの誰かという声に呼応するかのように立ち上がり、マドカを後ろから取り押さえようとする]
(32) 2013/12/23(Mon) 00時頃
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[2人と話している途中、診療所にミナカタが現れる。>>3:141]
お疲れ様です、ミナカタ先生。
そうですかジリヤ……冬将軍が原因、なんですね。 薬は順調に抽出中ですけど、まだ時間かかりそうです。
……はい、トレイルのことよろしくお願いします。
[ミナカタを見送って、抽出中の薬に目を落とす。 ジリヤは冬将軍の仕業だった、その事実は重く心にのしかかる。]
シー……。
[不安が一気に押し寄せてくる。]
(33) 2013/12/23(Mon) 00時半頃
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[>>3:145、>>3:153ふたりの言葉に、本気かと思わず顔をしかめる。でも、誰かが飲まなければいけないことも分かっていた。]
そんじゃ、2人が飲んでもこの雪が終わらなかったら、次は俺の番だな。 シーの事が気がかりだが……そうせざるを得ないだろう。
[もし自分が死んだら。シーはきっと野生に帰れないから、両親のところに行く事になるだろう。自分がいなくなったあとのシーのことを考えるのは辛く、どうせだったら一緒になんてことまで浮かんでくる。]
(出来るわけない……。)
[マユミを見送ると、溶けてしまった雪を入れ替えに外に出る。]
(34) 2013/12/23(Mon) 00時半頃
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[外に出ると冷たい風が頬を撫でる。雪を詰めながら肩に手をやる。それはいつもシーが乗っている方の肩。]
大丈夫。 シーならきっと大丈夫……。
[言い聞かせるように呟いても、心は軽くならない。曇天模様の空を見上げると深い溜め息をつく。]
冬将軍、抱擁するなら俺にこい。
[シーが自分の代わりに寝てしまうなんてそんなこと考えたくもない。そんなことにならないように薬を完成させなければと、桶いっぱいに雪を詰め込んで、診療所に入る。*]
(35) 2013/12/23(Mon) 01時頃
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― トレイルの部屋 ―
[>>13>>19トレイルの声に部屋の入り口を見れば、モニカの姿があった。どこからか戻ってきたらしいことを知る。]
モニカ!? 気をつけろ、こいつは――……。
[マドカじゃない、とは言えなかった。マユミの名前に、一瞬目が揺らいだ気がしたから。>>20 酷い匂い、と再びにぃと口元を歪ませるマドカ顔に、眉間の皺を深くして睨み返す。]
そりゃぁよかった。 急いで作った甲斐があるってもんだ。
――モニカ!
[嫌味を言い返したその時、モニカ動いた。>>21 飛びかかられたマドカがやすやすとその手を掴むのを見て、普段の彼女からは想像できない動きに警戒を深める。]
(36) 2013/12/23(Mon) 05時頃
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[チリンと鈴が鳴る、あたしの動きに合わせて] [くるりと舞えば赤いリボンも揺れる。リンリン、チリリン]
(+17) 2013/12/23(Mon) 05時頃
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[雪雫草、の言葉に反応するマドカ。
70年前の昔話を、思い出す。眠ってしまった者は起きる者もいれば――起きない者もいる。 冬将軍に乗っ取られた者は、どうなるのか? 冬将軍に乗っ取られた体ごと眠ってしまうと、言ってはいなかったか?
だとしたら、マドカは。
もう。]
(37) 2013/12/23(Mon) 05時頃
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