134 Dum fata sinunt vivite laeti.
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[目の前の、自分より若くして息絶えたガーディを再び強く抱きしめて。 お祭りが終わるまで何処かに寝かせようと]
……ガーディをお願い、
[運べるのはミナカタ位だろうと。 頼むのに少し戸惑いはしたが。]
(25) lobelia 2013/07/29(Mon) 00時頃
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[ミナカタはガーディを運んでくれただろうか。 それを眺めながら、彼の両親には何て伝えればいいのか。
――警邏達には人狼だった
で、いいかもしれない。 しかし、ガーディの両親は知っていたのだろうか。 知らないのなら、知らないままの方が幸せなのか。 今はまだ答えが出ない**]
(26) lobelia 2013/07/29(Mon) 00時半頃
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……死んで楽になろうなんざ、これっぽっちも思ってねぇよ。
[そうでなくば「全て背負う」なんて言いやしない。 ミナカタはそれをも覚悟の上でここに立っている]
人の命の上に立って生きてんだ。 簡単に放り出したらそいつに失礼だろ。
[今までもそうして来たんだ。 その言葉はやはり、記憶の無い今は出て来ない]
(27) rokoa 2013/07/29(Mon) 00時半頃
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…運ぶのは良いが、ただ置いとくと腐敗すんぞ? 仮でも良いから埋めた方が良い。
[それで良いと言うのなら、ミナカタは青年を運び埋葬するのを請け負うだろう。 そこから派生して他の犠牲者も埋葬しに行こうとして、既に終えられていることを知るのはしばらく後の話**]
(28) rokoa 2013/07/29(Mon) 00時半頃
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[ミナカタの方がどうするか慣れているのだろう。 埋葬のしておいた方が良いと言われれば黙って頷くだけ。 ガーディを抱え小屋を後にする姿を眺めて。 ...も行くべきか悩む。 シーシャはどうしただろうか。]
………、
[――人の命の上に立って生きてんだ。
その言葉に何も返す事が出来なかった。 ただ...よりも、ミナカタの方が命の重さを理解しているという事だけは感じ取れた。]
(29) lobelia 2013/07/29(Mon) 20時頃
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[今まで感じられた温もりを想い。 抱きしめていた両手を見詰めるが、 涙が次から次へと溢れてきて目の前が朧気にしか見えなくて。 溢れて来る涙を何度も何度も拭うも、それでも止まらない。]
うぅ……、
[次第に嗚咽が漏れる。]
(30) lobelia 2013/07/29(Mon) 20時半頃
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[女性が頷くのを見て、ミナカタは青年を抱え上げ外に出た。 外での作業になるため、シーシャが手伝わなくとも文句は言わない。 山小屋の横に穴を掘り、その中に青年の遺体を横たえ、土を被せた。 目印になるように、盛り上がった場所に木の枝を差しておく]
………─────
[声はかけなかった。 必要なことは生きて居る時に相手に伝えた。 きっとそれで十分だろうと、ミナカタは考える。
青年の埋葬場所から離れると、女性と黒フードの青年に埋葬場所を教えて、ミナカタは他の犠牲者の下へと向かった。 放置したままだったのを埋めるためだったが、それは既に為された後だった。 黒フードの青年は作業が出来るほど体力は無いだろう。 女性も、青年の遺体をミナカタに託したくらいだ、恐らく違う。 消去法で導かれる答えは、唯一つだった]
(31) rokoa 2013/07/29(Mon) 21時頃
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[翌日になっても誰も襲われることは無かった。 当然だ、ミナカタが手をかけた青年が人狼だったのだから。
脅威は去ったが、それ故に生じる問題がある。 どうやって警邏の者や村長にそのことを伝えるか、だ。 ミナカタが取ったのは詳細を認めた紙を石に包み、それを投げて川を越えさせるというもの。 紙には自分が人狼を見分けることが出来ると言うこと、人狼は青年であったこと、その始末はつけてあると言うこと、そして犠牲者と生存者の名前を記載した。 自分がここで偽りを伝えるメリットは無いことも書き加え、審議してからで良いから橋を架けて欲しいと言う願いも添える。
遠投は見張りが居る時に行い、運良く対岸へと届かせることが出来た。 手紙が直ぐに村長の下へと運ばれたかは定かではない。 ただ、予想していた通りその日に橋が架かることは無かった。 結局橋が架けられたのは村の祭りが終わってからのこと]
(32) rokoa 2013/07/29(Mon) 21時頃
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そんなに祭りが大事かね。
[橋が架かった後も山小屋で事情聴取やら現場検証やら面倒事をさせられて、ミナカタは呆れたように呟いた。 村の者達に恩はあれど、元々の住人ではないためか、ミナカタは祭りに対しての想いは然程無い。 呟きを聞きとがめた警邏の者に睨まれたが、ミナカタは涼しい顔をしていた]
あぁ、死んだ奴らは一旦埋葬してある。 改めて埋葬してやってくれ。 勿論、ガーディもな。
[その言葉に周囲はざわめいたが、ミナカタは構わず言葉を続ける]
これまでこう言うことは起きて無かったんだろ。 奴がこの村で過ごしてるにも関わらず、だ。 その意味をよーく考えてみな。
[もしかしたら気付かなかっただけかもしれない。 けれど、隠し続けることが出来るくらいには回数は多くなかったのではないかと思う。 それも村人には影響が出ない方法で]
(33) rokoa 2013/07/29(Mon) 21時頃
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んじゃあ後は任せたぜ。 俺は今まで働いた分休む。
[命のやり取りをしたにも拘らず、軽い物言いで言ってミナカタは警邏の者達に背を向けた。 穴掘りやら遺体を抱えるやらで着ている物は汚れたまま。 借家に戻って先ずやることは、身を清めた後の着替えになりそうだった**]
(34) rokoa 2013/07/29(Mon) 21時頃
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[何も、語らずに。 何も、云わずに。
シーシャは、ただ、其処に在るだけ。]
………、
[フードの奥で細められた紅は、眼前の全てを傍観しているようでいて、その実何も映しては居なかった。 交わされる応酬、其処に込められた想いすら、何も。
誇り高き青年の亡骸を抱えて、ミナカタが出てゆく。]
(35) Shin 2013/07/29(Mon) 21時頃
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俺さあ、
[誰に向けたわけでもないことばが漏れた。 何を言おうとしたわけでもない、泣き崩れる彼女を慰めたかったわけでも、偽善的行為に浸りたかったわけでもない。
なんとなく、だ。
なんとなく、こぼした、吐露。]
(36) Shin 2013/07/29(Mon) 21時頃
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太陽の下で、走ってみたかったんだよね。
ボールけとばして、木陰にかくれて、
日が高いうちから、沈むまで。
めいっぱい、遊んでみたかったんだよ。
(37) Shin 2013/07/29(Mon) 21時頃
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[それは、到底叶わぬ願い。]
(38) Shin 2013/07/29(Mon) 21時頃
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―――逆だったら良かったね。
[悲嘆にくれている彼女の、背後に立つ。]
(39) Shin 2013/07/29(Mon) 21時頃
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そしたら、
[ねぇ君は、泣かずにすんだでしょう、と]
(40) Shin 2013/07/29(Mon) 21時頃
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[魂のぶんだけ、軽くなってみたかった。 そうして死の分だけ、重くなってもみたかった。
腐ったりんごみたいな身体でも、 此処に居る身体と、何が違うのか。]
(41) Shin 2013/07/29(Mon) 21時頃
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……、
[ けれど、その反面で。
今は只、あの薄暗い部屋が恋しくもあった* ]
(42) Shin 2013/07/29(Mon) 21時頃
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[シーシャのぽつり、と零した言葉に手が止まる。 ゆっくりと、首だけをそちらの方を見て。 彼の呟きに耳を傾ける。]
………、
[―――逆だったら良かったね。
そう彼は言う。 「逆でも、きっとアタシは――」と言うのにはシーシャとは関わりが少な過ぎて、そう言うのは憚れて。 彼をを見上げる形で、ただただ眺めていただろう。]
(43) lobelia 2013/07/29(Mon) 22時頃
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[寝床の小屋には戻らず、ミナカタが埋めたであろう場所の近くの壁に力無く凭れ掛かり目を瞑る。 眠りはしない、ただ閉じているだけ。 広場にある大樹の袂に腰掛けて本を読んでいるガーディ。 いつもそこから挨拶をして。 マフィンを美味しいと言ってくれた。
静かにしていれば、祭囃子の音が風で流れてきていたかもしれない。 村に戻れば祭りを楽しんでいるのでは――、そう思いたいが現実はそうでは無くて。
――皮肉な物で、
楽しみにしていた祭りの思い出が違う物として今は変わりつつある。 この先、きっと祭りを楽しみに過ごすのではなくて。 10年に1度と言う節目に“事件”があった事を思い出すのだろう――。]
(44) lobelia 2013/07/29(Mon) 23時頃
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………、
[口を開きかけて、閉じる。 何を言おうかと思ったか自分でもわからない。]
(45) lobelia 2013/07/29(Mon) 23時頃
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[翌日、犠牲者が出なかった。 つまり、それは――。
暫くして、祭りが終わったのだろう。 窓から日差しが入る頃、何人かが山小屋にやって来た。 彼らは憔悴した...を見て大層驚いてはいたが、それでも“事件”の話を訊ねてきた。 ...は、知りませんの一点張りだった。 彼らは呆れた顔をしていたが、実際...が見た物は彼らが聞きたい様な事ではなかったのだから仕方が無い。]
――アンタらが犠牲になれば良かったのに…。
[彼らを一瞥して。 出て来たのはそんな言葉だった**]
(46) lobelia 2013/07/29(Mon) 23時半頃
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[死を厭う気持ちがないわけではなかった。 ただそう(>>3:#0)思っていたのは、知っているからに過ぎない。
例えば、昨日まで隣に居た人が、人狼に喰らわれた時の嘆き。 昨日まで隣で笑っていた人が、人狼であったと発覚したときの悲しみ。 寝食を共にした親しい人が、死体の前で狂気に囚われた時の悲鳴。 人狼と発覚した人が、笑いあっていたはずの友人たちに、嬲り殺しにされる絶望。
最初こそ、止めようと思った。 ただ、そうしなければ死を待つしかない人々の中で、そんなことが叶うわけもなかった。 過去いくつもの人狼の騒ぎの最中、まったく知らぬ傍観者として眺めることだけしか出来ないでいた。
いつしか、"人狼"というものに対して感じる恐怖は、失っていた。 ――人間の変化の方が、ずっと恐ろしいものだ。]
(47) hishou 2013/07/30(Tue) 00時半頃
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[ただ一つ、死の近くに身を置いて、気にかかることがあった。 この村にいる、親友の事だ。 どうせ彼は、自分がいきなりいなくなったのを、何かおかしいと思っているだろうとわかっていた。 もしかしたら探しているかもしれない。 しかしまさかここにいるなんて、考えもしないだろう。他の友人達は、そもそもどうせ自分のことだからと心配もしていないだろう。
窓の外で、音がした時に、参ったな、なんて思ったのも、そんな為。 深夜、色濃い闇の中、こんな時に動くのは人狼だとわかっている。
わかっていたけれど、窓を開けた。 死にたいわけではなかった。生きていたいのは確かだった。 ただこの平和な村が、親友の愛する村が、壊れるのは、自分もまた望まなかったから。]
(48) hishou 2013/07/30(Tue) 00時半頃
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[獲物になったのが自分でよかったと、思った。]
[闇の中に、揺らぐ、四足の獣。]
[夜を知る男の目は獣の形をおぼろに捕らえ、そして、]
(49) hishou 2013/07/30(Tue) 00時半頃
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[ 首 に ]
(50) hishou 2013/07/30(Tue) 00時半頃
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[嗚呼、熱いなと。思ったのだ。 それは命の音で、自分がそこに存在していたという確かな証で、 そして、終わりの報せ。
生きることを望む身体が、腕が、喰らいつく頭を押しのけようとするが、 その獣に敵うわけもないと、知っている。知っていた。 人間は、人狼に、殺される生き物だ。
獣の目は、死を前に恐怖する人の顔を見てはいない。 一つ呟こうとした名は、獣の耳にも届かず、その形すら作れず、引きずられ、そして、落ちた。]
(51) hishou 2013/07/30(Tue) 00時半頃
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[――ヤニクという男の意識は、そこで全て、途絶えた**]
(52) hishou 2013/07/30(Tue) 00時半頃
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[己の亡骸を見下ろした。 抵抗らしい抵抗は、ほんの少ししか出来なかった身体は、今やただの物だった。
ここに隔離されたほかの人も気になった。 だから、その様子は、少しの間、見ていた。
シーシャとミナカタがそれぞれ自分の死体を見つけた時。 ガーディが墓を掘り、自分に手向けられた言葉を聞いた時は少し笑ってしまった。
両親が死んでから、自分はいつでも異端者だった。 それを知っているから、一年のうち半分は、村に戻らなかった。 村の中には自分を腫れ物扱いするものしかいない。 大事な人間を作ろうと、考えた事すらなかった。
その枠組みに含まれる、唯一の存在は、あの親友だけだ。]
(53) hishou 2013/07/30(Tue) 00時半頃
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『もっと、俺の中の大切ってのが大きければ、抵抗してただろうなぁ』
[仮定の言葉は、少し、笑って、消えた**]
(54) hishou 2013/07/30(Tue) 00時半頃
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