62 あの、夏の日
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ヨーランダは、真っ暗な廊下でぽかんと立ち尽くした。
2011/08/29(Mon) 00時半頃
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ですね。 結局ネズミ花火に追いかけられて転んで終わっちゃいました。
[あはは、と笑いながら先輩>>14に相槌を打つ。 お菓子の袋を開けた彼女に合わせて飲み物を出そうかとごそごそ荷物を漁る。]
あ、紙コップあった。 あれ、これお酒だ。んーこれは注げないな……
[口をへの字にして、空いた手で髪を梳く。適当に紙コップを並べ、テレビへと視線を戻そうとしたとき。]
――おわぁっ!?
[テレビを筆頭にして、明かりという明かりが全て消える。間抜けな声を出したまま、固まった。]
(20) 2011/08/29(Mon) 00時半頃
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[>>16ホリーの声が聞こえる。 普段は、男女の部屋の行き来は禁止の筈だ…だが少年が倒れた事で、何かしらの許可は出たのか…と一人当て外れた考えをしていたが]
ああ、ホリーか。 鍵は空いている、入ってきてくれ。
[簡潔に、ホリーに許可を出す。 部屋に入られて困る様な物は置いていないし、簡素な部屋だ。大丈夫であろうと判断した]
(21) 2011/08/29(Mon) 00時半頃
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テッドは、やっとの思いでブレーカーにたどり着き、ガチャガチャと…点かない?
2011/08/29(Mon) 00時半頃
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ちょ、ヘクター先輩起きてたんですかっ!?
[どうやら自分以外にも起きてる人間がいた事に気づき(>>+4)、大声をあげる。]
(+6) 2011/08/29(Mon) 00時半頃
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停電だー。
[寮内は真っ暗。窓の外の光景を見るに、街中停電の様子。 びかびかと、時折光る雷が、真っ暗闇を一瞬だけ昼間のように明るく照らす]
うわーうわーうわー。
[実は災害イベントに、不謹慎だと思いつつもわくわくしてしまうタイプだった]
(22) 2011/08/29(Mon) 00時半頃
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[固まった身体が動かしたのは、何秒かの後。 次いで少女が考えたのは、周りにいる人の安否確認。 とりあえず一番近くにいるのはユリシーズだろう。まだ瞳にテレビの光とその前に陣取った彼の後頭部が焼きついている。]
せ、先輩先輩。 停電ですか!停電ですね!
[あまり話したことの無いユリシーズに向けた言葉は、なんとも間抜けなものだった。]
(23) 2011/08/29(Mon) 00時半頃
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アイマイ? キオク……?
[ぼんやりしているディーンの呟き>>10は意味が理解できず、きょとんと首を傾げる。それでも冷静な分析などを聞けば、うんうん、と笑顔で頷いた]
ふぅむ……シャダイ。シャダイだネ。 それならば、良いヨ。
[大丈夫そうな様子を確認して、もう一度にこっと笑いかける。 あまり人の部屋に長居するのもと思い腰を上げようとしたところで、響いた低い声>>17にぎょっとした顔をした]
おお……ダイジョウブ、言わない言わない! ボク、言わないヨ。だがしかし、ケイトが……、
あれ。ケイトは、知らないヨネ? [何故だかケイトに怒られる気がしたのだが、それは一体なぜだったのだろう……?]
(24) 2011/08/29(Mon) 00時半頃
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あん時は確か、停電で……って。 あ、うん。すまん。
[突然の大声>>+6に驚いて、反射的に謝ってしまった。]
(+7) 2011/08/29(Mon) 00時半頃
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……奇遇ですね。 あたしも丁度10年前の夢を見てたんです。
[本当に不思議な奇遇ではあるのだが。]
夢の中では、これからヘクター先輩をひっぱたく所だったんですけど。
[おそらく、あの頃の自分なら、『女の敵!』と言いながら引っ張たいたかもしれないな、と、枝豆をつまみながらごちる。]
(+8) 2011/08/29(Mon) 00時半頃
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あぁ!? [いきなり話しかけられて、思わずがたーんと何かを蹴り飛ばした気がした。 つとめて、冷静に、落ち着いて、返事をしようと心がける。] あ、あー。 停電だ。停電だな。 [実は暗いとこ怖いとか言えない。]
(25) 2011/08/29(Mon) 01時頃
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お前も見てたのか。 こうやって皆と会ったからかもしれないな。
[奇妙な偶然もあったものだ。]
いや待て。 何で俺が引っ叩かれるんだ。
(+9) 2011/08/29(Mon) 01時頃
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[ホリーがやってきたのはそんなときだったろうか。 妙な違和感はまあいいやと結論付けて、席を立つ。]
ディーン、ゴメンネ……。 たのしいハナビ、ボク、悪いにしてしまった。
……おだいじに。
[しゅんとした顔で、頭を撫でようと腕を伸ばして。 引き留められなければ、ホリーと入れ違う形でディーンの部屋を出た]
(26) 2011/08/29(Mon) 01時頃
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[>>24ヤニクに声を掛けられて、首を傾ぐのを止める]
ああ、いや――気にするな。
[何でもない。と言って。 シャダイ、と連呼する彼を見れば]
シャダイ……?
[普段は少年の言葉にヤニクが疑問を持つのだが、今はその逆で…少年は何の単語だと言わんばかりの表情になる。 そして部屋を去ろうとしたのか、身体を動かしたヤニクがケイトの名を呼べば]
あー…
…ケイトは、知らない筈だぞ…?
[多分…と言ったところで]
[停電]
(27) 2011/08/29(Mon) 01時頃
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雷ぴかぴかー。綺麗だなー。
[廊下で立ち止まったまま、のんきに窓の外の光景を眺めてそんなことを呟く]
こういう時ってどうすればいいのかなー。 懐中電灯ー?ろうそくー? みんな一箇所に集まってた方がいいのかなー?
[そういう自分が今そもそも一人ぼっちなのだが]
ろうそくといえばー、怖い話ー? 台風の夜に怖い話ってぴったりかもー。
[ぽりぽりとプレッツェルを食べながら、雷を観賞しつつそんなことを考えて、ハタと気づいた]
私怖い話知らないやー。
(28) 2011/08/29(Mon) 01時頃
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[何度かブレーカーを上げ下げしたが、停電が解消される気配がない。 仕方なく、ブレーカーをとりあえずはあげて置いて]
地域全体が停電か。 おーい!皆!ブレーカーを上げたけど無駄みたいなんだ。 いつ復興するかわからないし、談話室に集まれるやつは集まって、蝋燭を灯りがわりにしないか?
[寮内に響く様に声を出す。 復興がわからないのなら、一箇所に集まっていたほうが、暗いところが苦手なやつも気が紛れるだろうと、なんとなくそんな考えで。]
(29) 2011/08/29(Mon) 01時頃
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先輩、ヨーラそそのかして水着着ろとか言ってたんですよ? 魂胆が見え見えなんですっ!
[ケイトは少しツンとした表情でヘクターを睨みつける。]
(+10) 2011/08/29(Mon) 01時頃
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わあ!だ、大丈夫ですか?
[ユリシーズのいるであろう方向から、何かが蹴り飛ばされた大きい音がしてびくりと身体を震わせた。 しかし次いで帰ってきた声は落ち着いているように聞こえる>>25。彼が怖いと思っているなどと思うはずも無く]
困りますよね。 懐中電灯もないのに……蝋燭とかあるのかなぁ。 テツ先輩、ブレーカーのとこまで行けたかな…
[ブレーカーを見てくる>>18と言って出て行った勇者は未だ帰還せず。彼の残していったタオルの場所すら今は暗闇でわからない。]
どうしましょうか。 これじゃあお菓子大会も出来ないですし、帰って寝ちゃいますか?
[残念である、と眉根を寄せながら、けれど努めて平常の明るい声でユリシーズに呼びかけた。]
(30) 2011/08/29(Mon) 01時頃
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ヤニクは、突然訪れた停電に「あ、停電だネ」とあっけなく呟いた。
2011/08/29(Mon) 01時頃
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し、失礼します。
[あの真面目な副会長に怒られるのではないかと不安もあったが、いらぬ心配だったようだ。 とはいっても、異性であることを抜きにしても他の人の部屋に入るのはなんとなく気が引けた。
恐る恐る部屋へと入ると、そこにいたヤニクに会釈をする。]
良かった……気がついたようですね。
[返事が返ってきた時点で分かってはいたけど、意識を取り戻した姿にほっと胸をなでおろす。 濡れタオルを渡さなくてはと思った瞬間に、視界が闇に包まれる。
急な出来事に思わず悲鳴がこぼれてしまった。]
(31) 2011/08/29(Mon) 01時頃
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なんだ、停電か?
[自室の窓から外を見れば、成程、外は嵐と雷の合唱中と言う訳で。 >>26ヤニクがホリーと入れ違いで部屋を出て行こうとするらしく]
あ、いや待て、ヤニクが謝る事では―― それよりお前、外出れるのか?
[頭を撫でられ…こういう時は、彼の方が年上なのだな。と実感する。 くすぐったいような感じがするが、今は…落ちた声に、笑ってはいけない気がして。 そうして、彼は部屋を出て行ってしまっただろうか――?]
(32) 2011/08/29(Mon) 01時頃
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―寮内・廊下―
[明かりの途絶えた暗がりの廊下を、クーラーボックスを抱えて歩む。 歩みながら思い出すのは、急な台風で途絶えてしまったあの花火大会での様子。 みんなの様子。それももちろん。 その中でも、ずっと視線を送っていた、彼の様子]
……ちょっとだけ、ほっとしたよ。
[メモを記していた食堂>>2:93ではほとんど顔はあわせなかった。 けれど、中庭で見守っていたテツは……はっきりと口にしてくれたのだから。
『今は大事な時期だし>>6』って。
もし、あの時テツがお酒に手を出していたら、はっきりと諦めてしまっていたかもしれない。 あの、答えが見えない二択>>84から。 だから今もまだ迷ったまま。どちらかに絞ることができないまま。 だけど、その一方の選択が途絶えてしまわなかったことが、今は無性に嬉しかった]
(33) 2011/08/29(Mon) 01時頃
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これじゃ、試合、大変だなぁ。
[試合不能なほどの雨足じゃない限り、高校野球の試合は決行される。 確か、試合は近いはず。こんな大事なことが不確かになるなんて、変だなとは思うけど、近い、もうすぐ、それは分かる]
ザック、こうゆうのにも左右されやすい>>1:133から
[ふと、奇妙なイメージが頭を過る。 雨の中、スタミナが消耗して、精神的にも追い詰められたザックが構える。 9回裏満塁の、大事な、大事な大一番。 疲れ切った彼が、渾身の力を込めて放った投球は――――]
…………大丈夫。
[言い聞かせた。大丈夫、大丈夫と繰り返した。 ザックは、今も努力している。それに、仮に万が一そんな状況になったとしても。 今ならまだ――――ピッチャーマウンドにいる彼のことを、テツと置き換えるくらいのイメージは湧いてくる。 希望が、ある。 大丈夫。大丈夫。覚え始めの呪文のように、何度も何度も繰り返す]
(34) 2011/08/29(Mon) 01時頃
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ろーそく [と聞いて、ふと気づく。 火、持ってるじゃん。] さっき……花火んときに使ってたやつ、余ってねーの? [ライター取り出して火を点ける。 ぼんやり照らされた後輩の顔がなんか怖すぎてマジで悲鳴上げそうになったけど、なんとか飲み込んだ。] 戻るったってな…… あぶねーだろ、階段引っ掛かったりしたら。 どうせ動ける奴は皆ここに戻ってくるんじゃねーの。 [だから動かなくていいだろ、 というのは建前で、置いてかないでくださいが本音。]
(35) 2011/08/29(Mon) 01時頃
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[>>31ホリーの真面目な声に、ドアの方へ目を向ける。 彼女が遠慮がちに部屋に入ってくれば]
ああ、まあ何とかな。 ホリーにも迷惑をかけてしまったな…すまない。
[そう言った瞬間の停電だった。 小さな悲鳴が、暗闇の中から聞こえる]
ホリー、大丈夫か!? 怪我はしていないか?
[その悲鳴に、少年はベッドの上に居たが咄嗟に飛び降りる。 停電で彼女が急にどこかぶつけたのではないかと心配し、ゆっくりとホリーの声の元に、摺足で近寄った]
(36) 2011/08/29(Mon) 01時頃
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―寮内・廊下―
[遠くからテツの声が聞こえてきた>>29のは、ちょうどそんな時だっただろうか。 ブレーカーがきかないことは、停電の瞬間を思い、おおよそ予想することができた。 的確に感じる指示。 応える声はあげないまま、足は、自然と談話室の方へと向いていく。 かわりにあげるのは、単なる呟き。独り言]
自覚ないかもしれないけど――――みんな、心のどこかで期待しているんだよ、きっと。 頼っていたんだから。
[蝋燭は、確か談話室にもあったような気がする。 なにかと賑やかな耳馴染んだ声を頼りに>>22、談話室へと向かって行った]
(37) 2011/08/29(Mon) 01時頃
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あー!そっか、蝋燭使って火つけてましたもんね。 うっかりしてました。
[ユリシーズの点けたライターの明かりで、談話室の中がほんの少し見渡せるようになる。 火の向こう側に見えた彼の表情はどこか険しく見えた。]
うーん、そうですねぇ。 やっぱりこういうときは団体行動が一番ですかね。 こんなんだからすぐこけちゃうんですかね、私。
[へらへらと笑いながら緩慢な動きで蝋燭を探す。未使用の花火の中に、長い蝋燭があったのを覚えていた。]
えっと、確かこの中に……うん、これだ!
[スタンドに建てた蝋燭を、彼の前へ置いた。]
(38) 2011/08/29(Mon) 01時頃
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マリアンヌは、メアリーの声が聞こえ>>30、え? 寝ちゃうの? とか思ったとかなんだとか**
2011/08/29(Mon) 01時頃
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どうして? ディーンにサケを飲ませた、ボクだヨ?
[二、三度ゆるゆると撫でた後、子どもにするようにぽんぽん、と頭に触れて。 ふわりと立ち上がり、ドアに向かって歩き出す。間取りは同じだし、物のない部屋だから、何かに躓くことも無く。]
ん、ボクの郷では停電よくあるヨ。 だからシャダイ!
[去り際ににこっと笑った顔は、闇の中では見えないだろうけど。 すれ違う時、悲鳴を上げたホリーの顔を覗き込んで]
ホリー、ダイジョウブ。こわくないヨ。 ディーンをよろしくネ。
[やさしい声で語りかけて、そのまま部屋を出た**]
(39) 2011/08/29(Mon) 01時半頃
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[立てられた蝋燭に火を灯し、ひとまず安心してライターを仕舞う。 どっかからテツらしき声>>29も聞こえてきて。] っつーかヒャダルコどこ行った。 [声がしない。姿もない。気配もない。 存在感薄すぎだろと思ったらどうやら本当にいないらしい。 誰かに何か頼まれてたような気もするが、よく聞いてなかった。 こんな雰囲気で、いきなりあんな貞子みたいなのが出てきたら、 泣く。マジで泣く。]
(40) 2011/08/29(Mon) 01時半頃
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あ?あー! そんな事言ったような気がすんな。
あいつが暑いしせっかく買った水着無駄にしたくねーって言ってたからだぞ。 んな、魂胆とかねーって。
[睨まれても気にせずそんなこともあったな、と笑う。]
(+11) 2011/08/29(Mon) 01時半頃
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さて、俺も手探りで談話室に…。
[来た時と同じ様に、壁に手を当てて壁伝いに歩き始める。 先ほどまで、あんなに明るく感じた廊下と、中庭。 今はすっかり暗くなり…。]
そういえば、思い出すなぁ。 夏休み、僅かに残った寮生、停電、俺が一年の時に先輩たちに聞いた、学生寮の怪談で、確かこんなのがあったっけ…。
[まだ一年だった頃、夏休みに先輩たちが集まって語った学生寮の怪談。 結構怖かったのをよく覚えていて、それがまた妙にリアルだった。 自分を含めた現3年は知っているかもしれないが、それ以降その怪談の話はしていないので、今の後輩たちは知らないだろう。]
ちょっと悪戯心に火がつきそうだけど、そういうのベネットがやってくれそうだしなあ。
[ぼんやりと呟きながら、談話室への足取りを進めた。]
(41) 2011/08/29(Mon) 01時半頃
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んー?談話室にしゅーごー?
[テツの声が寮内に響き>>29、我に返る]
お菓子がなくなってたら困るもんねー。私もいこー。
[この暗がりの中、闇鍋ならぬ闇菓子になるのは間違いなく、食べたがる人はそうはいないということには気づいていない。 暗がりの中でもお菓子大会をする気満々で、談話室へと足を向けた]
(42) 2011/08/29(Mon) 01時半頃
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確かに、酒を飲ませたのはヤニクだ。
[それは、この国ではやってはいけない事だ。と付けたして]
だが未成年とは言え、あんな少量で倒れてしまった俺の方にも非はあるだろう。
[こんな堅物の頭を撫でる人は親以外殆ど居ない。 何処か懐かしい気持ちで大人しく頭を撫でられていたが、すぐにヤニクは立ち上がり去ってしまった。 そこで気付く]
…シャダイ、とは「大丈夫」って意味なのか?
[はて…と思考を流し、見えないヤニクの背を見送った]
(43) 2011/08/29(Mon) 01時半頃
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