182 【身内】白粉花の村
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[手にした煙草はそのままに、寸刻その髪へと髪を指を絡ませようと手を伸ばす。揺蕩う煙がその髪を撫でるのを、彼は嫌がりでもするだろうか。
そのまま距離を取ると、棚からコップを取り出し水差しから水を注ぐ。先程酷く吐いていたし、そろそろ水でも飲めるだろうかと。 小さな音を立て、彼の目の前にコップを置いて、チラリ。持ってきた果物の籠へと視線を寄越す]
食べませんか。腹が減って。 ……君が食べないと食べにくいんですよ、これ。
["一応見舞いの品ですし"、なんて不服そうな溜息と共に、何とも自分勝手な要求を押し付ける。そろそろ麻痺してきた空腹に、げんなりとした顔を浮かべながら。 食堂に行こうにも、この空腹では持ちそうにない――いい加減、動くのも億劫だ。 たかだか葡萄を二粒食べた程度では、それが癒されるわけもなく。
椅子に腰掛け机に肘をつき、そして見舞いの果物達を軽く指で指しながら。来訪者にしては酷く尊大な態度で、部屋主の顔を見つめた]
(+80) 2014/07/05(Sat) 00時頃
|
|
……"あんな事"? さぁ、"どんな事"ですか。
[馬鹿にしたような一言>>+86に、目を瞬かせてとぼけてみせる。その後くしゃりと歪んだ顔には、思わず苦笑を漏らしはしたけれど。 ――折角、口にしないでいてあげたんですけどね。 殆ど空気を震わせずに呟いたその言葉は、果たして彼には届いただろうか。届いても届かなくとも、医者は小さく肩を震わせて笑っただろうが]
あんまり邪険にされると傷付きますよ。 …"さっき"はあんなに素直だったんですけどねぇ。
[懐の携帯灰皿に灰を落とし、短くなってきた煙草をまた口へと咥え、近くのタオルで手を拭い。態々言葉を強調するように揶揄ってやる。素直もなにも、力で無理矢理ねじ伏せて、有無を言わせずそうさせていたのは――他ならぬ自分なのだけれど。
チラリ、と愉しむように相手の顔へと視線を向けて、おもむろに傍らの籠の中に入った桃を掴む。 置いたナイフで皮を剥きながら――彼はまた、怯えるかもしれないけれど、そんな事は気にもしない風に溜息をひとつ]
(+88) 2014/07/05(Sat) 02時半頃
|
|
(…我ながら、酷い執着ですね)
[胸中の呟きと共に、微かに自嘲じみた笑みを浮かべ、ペロリ。先に触れた味を――その時の彼の顔を思い返すかのように唇を舐める。震える身体>>+85に浅い呼吸に。嗚呼さぞかし自分は憎まれているのだろう、忌まれているのだろうと笑いながら。
髪に着いた煙草の匂い。部屋にも僅かに残るであろうこの匂いに、また自分を思い出して苛まれてくれるのだろうか。 ――元々、一つの事に酷く執着する性質でありはするのだ。今回はたまたま、その対象が"彼"だっただけで]
(まぁ、やめる気も治す気もありませんけど)
[欲しい物が手に入らない事など慣れている――分かりきっている。 ならばいっそ、無理矢理奪い傷付けて、決して逃げる事の叶わぬくらいに縛りつけてやればいい。 そうして得たものが例え紛い物なのだとしても、そこに違いなど――きっと無いに違いないと。 今迄だって、ずっとそうしてきたのだから。そしてこれからもきっと、そうしていくのだろう。 ――自分はこれしか、やり方を知らない]
(+91) 2014/07/05(Sat) 02時半頃
|
|
…そろそろ空腹で苛ついてきました。 痛い思いをしたくなければ、食べて下さい。
――あぁ、それとも。 食べれないのなら、食べさせてあげましょうか。
[微かに感じる苛立ちを隠す素振りすら見せず。にこりと笑い立ち上がると、摘まんだ桃の一欠片を彼の口へと近付ける。 そのまま桃を口にすれば、自分もまた別の一欠片を口にしただろう。 彼が桃を口にしないのであれば、医者は笑みのままに顎を掴み、その喉の奥へ無理矢理ねじ込むくらいはしたかもしれない]
(+92) 2014/07/05(Sat) 02時半頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る