21 潮騒人狼伝説
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馬飼い キャロライナ に 3人が投票した。
聖歌隊員 レティーシャ に 3人が投票した。
聖歌隊員 レティーシャ は村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
牧人 リンダ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、厭世家 サイモン、石工 ボリス、馬飼い キャロライナ、本屋 ベネットの4名。
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[ふわふわと、定まらない瞳で青年を見る。 かすんでいるのは涙のせいだろうか。それとも。 全身に力が入らない]
先輩。
[優しく名前を呼んだ]
もし先輩が人狼だって、ちゃんとわかっていたら、 私、貴方を殺したかったのに、な。
[ひどく優しく呟いた。 呟く声は、どこから響いたのか、実体を伴っていたのかすらわからない。 ただとても、穏やかに**]
(+0) 2010/07/26(Mon) 01時頃
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[後輩は、ずっと自分を「信じる」といっていた。 恐らく、最後の最後まで信じていたのは変わらなかったのだろう。
普段と同じ声で呼び止める。表情も、いつもと同じに繕って。呼び止めたと同時に、彼女をぎゅ、と抱きしめた。
彼女は酷く驚いていたけれど、安心した顔もしていたように思う。あぁ、信用されていたのだな、と思うと同時に、ヒトを見下す感情はさらに深くなる。泣きじゃくりでもしたら、内心舌打ちの一つでもしていただろう]
…牧野。あのね、聞いてほしいんだ。 俺は、牧野に風見を殺させてしまったのを、とても後悔してる。 俺のせいで。俺が、東條を殺したせいで。
[背をなでる手はやさしい]
でも、な。
(0) 2010/07/26(Mon) 01時頃
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俺のエモノを、殺すんじゃねぇよ。
[豹変した声と、狼のような形相へと一遍した自分を見て、 リンダは何を思い、何を言葉にしただろうか。
いいや、そんなことはどうでもいい。 一瞬で、その首の頚動脈を切ってしまったから。 悲鳴の変わりに噴出したのは、赤い赤い、血]
(1) 2010/07/26(Mon) 01時頃
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[慣れぬ左手のナイフに手元が狂う。怯むキャロライナの肌を、少し傷つけた程度に終わるだろう。 すぐに距離を離し、体勢を整えた直後。 レティーシャを押し倒し、首に手を伸ばすボリスの姿が見えた]
あ……、
[慌てて駆け寄るも、その速度は、先刻よりもずっと遅い。 右腕が痛い。叩きつけられた脚も痛い。 それでも、たとえキャロライナともみ合いになっても、レティーシャへと身体を動かそうとした]
[彼女への未練がわずかに戻ったのは、きっと、苦しむ表情を見せるその目が、赤く染まっていたから*]
(2) 2010/07/26(Mon) 01時頃
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[倒れたレティーシャにのしかかり、渾身の力を込めて、彼女の首を締め上げる。 どのくらい、そうしていただろうか。 やがて、我に返った時には。]
[レティーシャを、殺していた。 そのことに気付き、後退り、座り込んだ。]
(3) 2010/07/26(Mon) 01時半頃
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[>>5:91 サイモンのナイフを避けられたのは、本当に偶然だった。 >>5:92 レティの呪詛のような声を聞き、 思わず後ろにのけぞったため、 運良くサイモンのナイフが身体を掠めただけに終わったのだ]
サイモン! てめぇ!
[叫ぶが、意外とサイモンに隙はなく反撃したものか迷う。 ところが、>>2サイモンがレティに駆け寄ろうとしたため、 反射的に背後からタックルを仕掛けていた]
この偽者! おとなしくしろ!
[自分を相手にするより、レティに駆け寄る事を優先する姿に 違和感を覚えつつも、なんとかサイモンの動きを封じようと 揉み合いになったまま右手のブラックジャックを振り上げた]
(4) 2010/07/26(Mon) 01時半頃
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[リンダの顔に飛び散った血をベロリとなめた。 彼女はその失血のスピードに、がくがくと震えながら、絶望した眼でこちらを見つめていた。憎悪はあったか。悲しさはあったか。どうでもいい。ただとてもとても心地よい視線であったのは変わらない。]
「ヒトをコロシチャイケナイ」理由、教えてくれそうダッタンダケドナ、お前。結局、最後まで役立たずダナ。 やっぱり、ナニモカンジナイ。
[ゲラゲラと、下卑た笑いを廊下中に響かせる。 そしてどうやら事切れた頃だろうか。 そのまま、信じられない力で彼女の首を引きちぎった]
…あの女に見せてやろうカナァ… 怒るヨナァ。グ、グ……
[喉にこもるような笑い声はケモノのそれ。 リンダの体を脇に、首を片手に。殺し合いをする人々の中に、戻るために歩を進める]
(5) 2010/07/26(Mon) 01時半頃
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[豹変した姿>>1を見て、一瞬ですべては理解できた。 同時に、すとんと胸に落ちた。 わかっていたのだ。 自分の、彼に対する信用が、なんの根拠も持っていなかったことに。 だから彼が人狼であっても大して驚かなかった。]
ただひとつ、先輩、読み違えてました。
[凛とした言葉で、地上へと伝える]
貴方の言葉に傷つくほど、私、弱くないの。
[ああ、どうせなら生き残って。 人狼である大好きな人を、この手で葬ってしまいたかった]
(+1) 2010/07/26(Mon) 01時半頃
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[最後、彼を捉えた目にこもっていた絶望は、「くやしさ」。 彼を、人狼と見抜けなかったことに。本当の意味で、「守って」あげられなかったことに。**]
(+2) 2010/07/26(Mon) 01時半頃
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[そして、ボリス、キャロライナ、サイモン、レティ。 あの4人がロビーでもみ合っているか、既にレティが殺されたかの場面をじ、と見下ろす。
そのど真ん中に、目玉を片方えぐりとったリンダの首をほうり投げた。 彼らが視線を向ければ、目玉を食み、リンダの胴体を持って、バカにしたような視線を投げる青年がそこにいる]
……ヤッパリ…バカだなぁ、ヒトってサァ…… サイゴ、ダヨ。俺をコロスか…お前らが死ぬか、ダネ。
[そのまま、胴体もボリスたちの中に投げ入れて、嘲笑と共にその場から消えた*]
(6) 2010/07/26(Mon) 01時半頃
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石工 ボリスは、メモを貼った。
2010/07/26(Mon) 01時半頃
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…………っ、
[振り上げられたブラックジャックが右肩に当たる。小さく声が漏れた。 それでも動きは止まらない。激痛を堪え、こちらを拘束する彼女の腕に体重をかけると。 その肩に向かって、歯を剥き出しにして食い付こうとした]
(7) 2010/07/26(Mon) 01時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/07/26(Mon) 01時半頃
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[それが成功したか否かは、大して関係がなかった。 顔を上げた直後、視界に移ったのは、ぐったりとしたレティーシャの姿]
…………、
[そこに浮かんだ感情は、ミッシェルが死んだときのように複雑なもの。嫌悪と。失望と。哀惜と。後悔と。 拘束を無理矢理振りほどくと、傷口が開いた右腕も気にせずに、距離を取る]
(8) 2010/07/26(Mon) 01時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/07/26(Mon) 01時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/07/26(Mon) 01時半頃
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がっ・・・
[>>7 右肩に歯を立てられ、思わず苦痛の呻きを漏らし、 エモノを取り落としてしまう]
この・・・!
[噛み付かれたままサイモンの頭に頭突きをかまし、 緩んだところでサイモンから無理やり拘束を解かれたため、 こちらも一旦間合いを取ろうと素早く飛び退った]
・・・潰してやる。
[痛む右肩を押さえサイモンを睨みつる。 相手の出方を伺おうとしたその時、 目の前にスイカぐらいの大きさの物体が投げ込まれた]
(9) 2010/07/26(Mon) 01時半頃
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[もう一度、レティーシャに近づこうとした、そのとき。 彼が、来た。]
…………、
[投げられた首には視線を向けない。人間に興味はない。 ただ、目玉を食むベネットをじっと見る。 ミッシェルやレティーシャと違って、「本当」に、人狼で在る彼を見る。ひどく安堵を覚えた。 ベネットが去ると、彼らが遺体に気を取られている隙に、別の方向からその場を辞した**]
(10) 2010/07/26(Mon) 01時半頃
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[放心したように座り込んでいたが、突然の物音に振り返り。 落ちてきたものが何だか、最初は分からなかった。]
あ、あ……
[投げ込まれた方角を見れば、首を失ったリンダの遺体を抱えた、ベネットの姿。]
人狼……副部長が。
[続いて投げ込まれるリンダの身体。 それに一瞥はくれたが、消えていくベネットの背中を追いかけようと、必死に立ち上がり、駆け出そうとする。]
(11) 2010/07/26(Mon) 01時半頃
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石工 ボリスは、メモを貼った。
2010/07/26(Mon) 02時頃
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>>6 ・・・?
[最初、投げ込まれた物体がなんなのか分からなかった。 血まみれで、昨日に塚で見たものと良く似ていて、 でも、その物体のあちこちを自分はよく知っていて。 耳、鼻、髪、唇とパーツの一つ一つが 自分のよく知る幼馴染のソレに似ていることを理解し、 その意味することが脳内に伝わった時]
ァッーーーーーー
[甲高く、声にならぬ音を発し、力なく床に跪いていた]
(12) 2010/07/26(Mon) 02時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/07/26(Mon) 02時頃
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[>>3ボリスに首を絞められ、もがき倒れ]
(いや……いや、死にたくない……)
[言葉は声にならず。どうにか逃れようと、どうにか生きようと。
……例え、人間じゃなくなっても、構わないから]
(生きたい、生きたいの…… 死にたくない、殺されたくない……唯、それだけ、なのに…)
[人狼としての力が目覚め掛け、双眸が紅く光る。 けれど、人狼の力を得る前に]
(もう、息が出来なくて、くる……しい)
[もうもがく力さえ、殆どなくて…… その時、視界にサイモンの姿が目に入る>>2]
(+3) 2010/07/26(Mon) 02時頃
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[続けて、ドスッ・・・と胴体が投げ込まれる音]
あ、はは・・・ あはははは・・・
[しかし、胴体や走り去る者には見向きもせず、 這うようにリンダの首の元へ行き、ソレを両手で抱え上げる]
リンダ・・・ 嘘でしょ・・・
[両のまぶたを閉じさせ、髪を手で軽く梳いてやり、 血の汚れを服の裾で丁寧に拭い去る。 そこに少し気弱な幼馴染の顔がはっきりと現れ、 この首がリンダであったことは疑いようもなくなった。 白蝋のように色を失ったリンダに正面から語りかける]
一緒に、帰るんじゃ、なかったの?
(13) 2010/07/26(Mon) 02時頃
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[例えどんな理由でも自分の身を案じてくれるのは、嬉しくて。 もし、私に赤い囁きが使えたのなら]
『あの時……私のエゴしかない言葉>>4:56に… それでもいい>>4:57、と言ってくれて有難うね…。
コーチのように「理解」だけでなく。 「認めて」くれたのは、アンタが初めてだったから。
嘘でも、嬉しかった、な………。』
[そう囁いただろう。 未だ、人狼として成っていない彼女の言葉は、きっと届かなかっただろうけど…]
(+4) 2010/07/26(Mon) 02時頃
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[そして、血の汚れも気にせずにリンダの首を抱きかかえ、 その場にぺたりと座り込むと声もなく泣き始めた**]
(14) 2010/07/26(Mon) 02時頃
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[次に眼を覚ましたのは、知らない場所で。 もう苦しくなくて]
………
[漂う自分の体を見る]
そっか。 死んじゃったんだ……
[じっと恨めしそうに地上を眺める。 もっとやりたい事があった。 もっと言いたい事があった。
…もっと生きたかった]
(+5) 2010/07/26(Mon) 02時半頃
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しかしさぁ、ベネ……
私が殺されそうになった時に、 助けようとしないのは…残念な予想の範疇だったけど。
サイモンの事は、助けると、思ったのにな……
[ベネットがベネットなりに、サイモンの意志を尊重した事なんて、知らないから。 純粋に、そう思う。]
大事な悪友とか、大事な幼馴染とか、 全部、全部、嘘……だったのかな。
[完全に信じていたワケではなかった。 だって、ここ数日、ベネットの動きや、言葉は綺麗過ぎたから。 正しくて、暖か過ぎたから。
それでも、やはり少し寂しいと思ってしまうのが、悲しい]
(+6) 2010/07/26(Mon) 03時頃
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[新たな魂がやってくれば、 男は片眉を上げてそちらを見詰めた。
一瞥を送ると、がりっと頭を一つ指先が掻いて。 疲れた顔にどこか悲しげな色を湛える]
……お前さんは正直だったよ。 とても。
(+7) 2010/07/26(Mon) 03時頃
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[少し前にあおいから貰った煙草をくわえると火を着けて。 灰に満ちるニコチンに、瞳を細める]
ただ。 生きていたいと願っていたお前さんが、 たぬきとサイモン。二人を選んで……。
この先どうするつもりだったのか、少し見たかったがね。
(+8) 2010/07/26(Mon) 03時頃
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[失った意識の後。 一番に目に入った>>1リンダを殺すシーンは、複雑な気持ちで眺める]
ねぇ、私、本気で悩んでいたんだよ。
リンダを殺したいけれど。 リンダを殺したら……アンタが、怒るんじゃないかって。 私の敵になるんじゃないかって。
……でも、そんな心配、要らなかったね。
[だって最初から、彼は味方などではなく。 そして、後輩の事も、自らの手で殺めたくらいだから。
ふわふわと。ふわふわと、漂う]
(+9) 2010/07/26(Mon) 03時頃
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雨が止むまで、この村を包む敵意は消えんだろう。
たぬきとお前さんと、サイモンと。 三人生き残ったとしても、雨は止まない。
この村の連中に殺される事を覚悟して、 その道を選んだのだとしたら、俺は何も言わんさ。
[肺に満ちた紫煙を吐きだせば、 ゆらゆらと煙は空へと登っていく。
男は暫しその煙を見詰めた後、 その姿がゆらりと。まるで漂う煙の様に*掻き消えた*]
(+10) 2010/07/26(Mon) 03時頃
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>>+7 [バーナバスが目に入れば、そちらを向き]
そうですか? 私は、とっても、とっても嘘吐きだったと思いますけど。
[複雑そうに笑う]
私が、ボリスに殺されなかったとしても。 きっと遠くなくベネットに殺されたでしょうね。
[地上の光景を見て、溜め息を吐く]
全く、アイツは。
(+11) 2010/07/26(Mon) 03時頃
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