255 【RP村】―汝、贖物を差し出し給え―
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ブローリンは許婚 ニコラスに投票した。
スージーは許婚 ニコラスに投票した。
ペラジーは許婚 ニコラスに投票した。
ウェーズリーは許婚 ニコラスに投票した。
ニコラスは郵便屋 ウェーズリーに投票した。
ガストンは許婚 ニコラスに投票した。
ニコラスは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ウェーズリーが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ブローリン、スージー、ペラジー、ガストンの4名。
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…………あ、れ?
[……どうして、そんな馬鹿をやらかそうと考えたのか、 勿論二人を守りたかったからなんだけど、 もうひとつ、なにかがあった気がするのに。わからない。 ――僕をかたちづくる、地に立つための脚が、わからない。
ふいに身体を掻き抱いても、もう遅すぎる。 食べる記憶だって、食べられる記憶だって、選べないんだ。
>>+3 ひとり固まっていれば、薄暗い部屋のどこかから甘ったるい声がした。]
(+0) 2016/10/12(Wed) 00時半頃
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翌朝、ニコラスは隔離施設へ捕らわれた。
その日、姿を消したのはウェーズリーだけであった。
そして、今日も一通の手紙が届いた。
(#0) 2016/10/12(Wed) 00時半頃
"さあ、今日は誰の記憶が無くなるのかな?"
(#1) 2016/10/12(Wed) 00時半頃
/*
・襲撃者は失われた記憶が何かをメモに貼り付けてください。
・本日の吊り対象者はガストンさんです。
吊りと襲撃のセットを忘れずにお願いいたします。
(#2) 2016/10/12(Wed) 00時半頃
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[大広間で起こっている出来事は、こちらまでは届かない。 今は、目の前の彼女の声を、吐露を、震えを感じ取ることに意識を向けている。
気丈に口上を述べる、美しい女性(ひと)。(>>4:65>>4:67) 自分とは違う視点で世界を見、事象を感じ、判断する知性。 その吐き出される恐怖の全てを己が分かる訳ではないけれど]
どうなるかは、分からない でもきっと、息をして、空を見て、陽を浴びて
貴女が貴女である部分は、きっと変わらない と、思う
[身長が変わらないように。髪色が変化しないように。 顔、手の形、腕の長さ、声、座り方や喋り方、歩き方。 記憶ではなく身体に染みついて刻まれた沢山の彼女を形作るものたち。 それは、決して、変わらないのだと。 そう伝えたいのだけど、己の語彙の少なさで伝えきれているかどうか]
(0) 2016/10/12(Wed) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 00時半頃
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[突然にまた、ふっと意識が飛んだ。
ベッドに倒れる最中に、指が髪飾りにあたり、小窓から落ちる。
それがカラン、カランと音を廊下に響かせたときには、
すでに、深い眠りに落ちていた。**]
(+1) 2016/10/12(Wed) 00時半頃
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―昨日・ガストンと―
[ゆっくり、ゆっくり、紡ぐ言葉を。こちらは真摯に聞いていましたわ。「貴女が貴女である部分」、それは残念ながら、きっと、彼が意図してくれた半分くらいしか、伝わらなかったのかもしれないけれど。だって、そこを「作られたモノ」だと思っていたのですから。
――でも。その温かい心は。伝わりましたの。]
……ありがとう。 きっとあなたは、お優しいのね。
[微笑みを向けて。実際、彼がここへ来る前よりも、どこか、救われているようなきがしたのは気のせいなのでしょうか。 向けた笑顔も、最初よりも少しばかり、自然なものに見えたに違いありませんわ**]
(1) 2016/10/12(Wed) 00時半頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 00時半頃
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……ショコラ、……だったよね。 大丈夫……覚えてる。……覚えてるよ。
[暗がりの中で半身を起こして、ただ固まってるだけの僕は、彼女にはどう映っただろう。 一枚の絵のあちこちを大きな虫が食って穴だらけにしたような、 もうどうにも修復できない虚無が僕の中にあって。
少し間は、ベッドの上から動けないかもしれない。 ショコラには申し訳なかったけど、前に話した僕とはだいぶ様子が違って見えるのは確かと思う。 だからきっと察してくれるだろう。 とてもとても大きな何かが無くなったのだけは、わかってるんだって。]
(+2) 2016/10/12(Wed) 00時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 00時半頃
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だめ、お願い、やめて
父さん、母さん…!
[ブローリンに引き離され、>>4:73抵抗を試みるが 男性に女の身が敵うはずもない。
手を伸ばす。 ロダートにも、ニコラスにも届かない。 その姿が、父と母の結末と重なった]
なんで、止めるの? どうして、どうして!
わあああ……!!
[―その後は結局どうなったのだろう。 ショクに話を聞くどころか、真っ白になった頭は その後自分がどうしたかを記憶していなかった]
(2) 2016/10/12(Wed) 01時頃
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― 昨晩(?) ―
[カラン、カランと音がする。>>+1
ハッとなって見上げれば、そこには小さな小窓があった。 一般よりも低い背丈。見上げるとその小窓は指先ほどにも小さく見えた]
……誰かいるの?
[声をかけても、返事は聞こえない。 先程確認した時隣の部屋の鍵は施錠されていて、扉もびくともしなかった。
しばらくしても返事はない。 仕方ない、重みで自然と物が落ちたのかもしれない。
そう考えて、その日はやがて眠りについた]
(+3) 2016/10/12(Wed) 01時頃
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― 今日・地下大部屋 ―
[そしてまたしてもの目覚め。 ベッドの寝心地は一向に良くならず、身体がマットレスの形に凝り固まってしまいそうだ。
はぁ、とため息を吐いて身体を起こす。 今が何時かもわからない場所に長い間いると、頭が変になりそうだ。 薄暗い闇に紛れる長髪のヴェスパタインは無口で、常に部屋の隅から動かないためひどく不気味だ。
でもそれも、ラルフが着てだいぶましになった。 目覚めた時彼はかなり憔悴しきっていた様子だったけれど>>+2、その後どうなったろう]
(+4) 2016/10/12(Wed) 01時頃
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[部屋を見渡せば、また新たな人間が増えていることに気が付く]
ロダート。 ……食べられちゃったんだね。
[新たにやって来たロダートへ、そっと声をかける。 彼がショクでないことは、わたしにはもう既にわかっている。 彼に触れた時、近付いた時。もうかなり昔のことのように感じるけれど…… ブローリンのような違和感を、感じなかったから*]
(+5) 2016/10/12(Wed) 01時頃
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いや
俺ではなく、スザンナが優しいのだ 貴女が貴女で在ってよかった
ありがとう
[巧い言葉が見つからないから、少し困った貌になっているけれど。 ただ、そう零したスザンナの表情(>>1)が、浮かんだ微笑みが、幾分やわらかいので。 己の足りない言葉をもどかしく思いつつ、こちらも救われた気持ちになる]
(3) 2016/10/12(Wed) 01時頃
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[気づけば翌朝になっていた。
昨日はどうやって部屋に戻ったんだっけ。
父と母のことは覚えてる。歌も、忘れていない。 ニコラスとロダートのことも覚えている。 昨日響いていたスージーの歌も、 ガストンが用意してくれたミネストローネも ブローリンの体温も、覚えてる。
なのに、その後は― どうやら気を失ったていたようだ。 彼は、ロダートはどうなってしまったのだろうか。 ちゃんと起きて、身体を動かして、真実を確かめないと。
ただ一つだけわかること。 昨日よりも、ずっとざわめく風の音が穏やかになった事**]
(4) 2016/10/12(Wed) 01時頃
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落ち着いたところで、食事をしてくれると嬉しい 極限状態の時にしてはならないことが、ふたつある
独りでいることと、空腹でいることだ
[彼女が食事をするまでは、ちゃんと食べるのを見届けるまでは、己はこの部屋にいるだろう。 だから、大広間での顛末を知るのは──もう少し、後になる]**
(5) 2016/10/12(Wed) 01時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 01時頃
森番 ガストンは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 01時頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 01時頃
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―― 薄靄の中の混濁 ――
[幼少期の記憶が蘇って、シャボン玉のようにぱちりぱちり一つずつ消えていくのがわかります。 小麦畑の真ん中で立ち上がった彼女は 獣のようにしなやかでした。 その姿を化物だと思ったことも。]
ああ
[村を出ていくと決めた私に、 彼女が言ったイカナイデという言葉も。 数年後、私が言った同じ言葉も。ぱちり。ぱちり。]
(+6) 2016/10/12(Wed) 02時頃
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すまない、すまない…
[貴方の手を、取らないままで。一人で踊らせてしまった事も。 ぱちん、ぱちんとはじけて――]
僕も君と踊りたかった
[何故言ってやれなかったのでしょうね。 後悔しても遅いのなら、どうぞこの後悔ごと召し上がってくださったら良いのです。]
きみと わるつを
[最後に、紙がちりちりと燃えていくように消えていったのは。 寂しそうに僕を見ながら、小麦畑で踊る、君の姿でした――。*]
(+7) 2016/10/12(Wed) 02時頃
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―― そして地下室へ ――
[混濁した意識の中で流した涙の意味には、目を覚ました頃にはわからなくなっていました。 恐怖したのか、緊張したのか、そんなことだろうとあたりをつけて涙を指先で拭います。 ゆっくりと体を起こして、ここが広間で無いことに気づけば]
…後悔は、しませんとも
[自分が選んだ道ですから、後悔などは口にしません。 けれどぽっかり心に穴が開いているこの感覚にはまだ慣れることはできそうになく――]
ああ、ショコラさん ご無事で…、よかったと一口には言えませんが それでも、無事でなによりです
[掛けられた声>>+5に反応して、瞬きをいくつか。**]
(+8) 2016/10/12(Wed) 02時頃
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……そう?
[優しい、と言われれば、心底不思議そうな顔をして首を傾げたでしょうね。そんなこと、言われ慣れていなかったから。 どうしても食事を摂ることを促す彼には、仕方なく笑って。]
じゃあ、すこしだけ。
[そう言えば、お皿に半分くらいのそれを盛ったわ。こうして見られながら食事をするのも恥ずかしいんだけど。それでも、ガストンは私が食べ終わるまで立ち去らなかったでしょうね。]
……ご馳走様。美味しかったわ。 お皿、厨房まで運ぶわね。
[もし、ガストンが嫌がらないのなら、私が。もしくは一緒に。 きっと時間が経ってしまったので、大広間には誰もいなかったかもしれない。だから、「そのこと」を知るのは翌朝になるのよ。]
(6) 2016/10/12(Wed) 08時半頃
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―翌朝―
[そのあとは厨房でお皿を洗い。残ったミネストローネはそのまま蓋をして置いておいたわ。しばしガストンとは話をしたのかもしれないけれど、その日は夕方にはまた、部屋に戻ってしまったの。
そしたら、いつのまにか、寝てしまったわ。 気づいたら、朝だった――
さすがに眠りすぎたのかしら、早朝から眠れなくなって、しん、とした窓の外を眺めるのよ。深い森。ちいさな鳥が鳴いているのを聴くわ。そんな「変わらない景色」を目に焼き付けたら。ゆっくり、大広間に向かいましょうか。 もしかしたら、また。あの手紙があるかもしれないから。]
(7) 2016/10/12(Wed) 08時半頃
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―早朝・大広間―
[誰もいない――と思ったわ。静まり返る大広間。やっぱり「それ」は置かれてた。「変わらない文面」のそれが。]
……いつまで、続くのかしらね。
[それでもこうしてまだ、「手紙を読むことができる」状況に、感謝すべきなのかもしれないけれど。 優しい大男のガストン、明るい白いフードの“彼”、猿を連れた彼。郵便やさん。ニコラスという男。今日は「誰が」いなくなってしまったのかしら。]
ああ…………はぁ。
[大きくため息をつくわ。「誰かがいなくなる」ことに、慣れきってしまった自分に、心底辟易としてしまうもの。*]
(8) 2016/10/12(Wed) 09時頃
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[伸ばされた手が空を切る。>>2 同胞の最後の晩餐だ、邪魔をさせるわけにもいかない。 彼が身を擲ってまで、その先の未来に賭けるというなら、その道の枝払いぐらいやってやるのが"年長者"の努めというもの、だろう。]
これ以上、犠牲者を増やすわけにはいかないからね。
[宥めるように背を叩くけれど、混乱したその耳に届いたかは解らない。 そうして二人の姿が見えなくなってから、ペラジーを解放して小さく嘆息した。]
(9) 2016/10/12(Wed) 15時頃
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大丈夫? 立てる?
[立てないなら支えて、部屋へ送り届けようと。 どの部屋?と問うて扉の中に押し込んだら、そこで任務は完了だ。
自室の扉を開く前に、鍵のかかる部屋のある方を一瞥して――そのまま、小猿だけが待つ部屋の扉を潜った*]
(10) 2016/10/12(Wed) 15時頃
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―翌朝―
[最初に集まっていた人数分指折り数えて、"居なくなった人間"の数だけ伸ばしていく。 自分を含めて、あと4人。 一体何人になるまで、この癪に障るゲームを続けるつもりなのか。]
……最後の独りになるまで、かなあ。
[ねえ?と小猿に問いかける。 野菜を頬張っていた相棒は主人の声に顔をあげて、首を傾げた。]
(11) 2016/10/12(Wed) 15時頃
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こっちもなりふり構ってられないな。
[さて、とはいえ、連中に気取られては困る。 まずは一人"密告"して、――もう一人は、贄にでもなって貰えばいい。
それを表立って扇動する必要も――ない、だろう、今は。 食事を終えた小猿が膝の上に戻ってくるのを抱きとめて、そっと頭を撫でる]
(12) 2016/10/12(Wed) 15時頃
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[大広間に下りたのは、それから少し経ってからだった。 まだそこに、スザンナの姿はあっただろうか。
顔を合わせたなら、少し曖昧な微笑みを浮かべて、朝の挨拶を述べただろう**]
(13) 2016/10/12(Wed) 15時頃
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―朝、大広間―
[幾日か過ごす間に、いくつかの成果もあったの。倉庫で見つけた乾燥されたハーブは、ハーブティーにするのにぴったりだった。残念ながら、ハーブの名前まではわからなかったけど、すこし甘めのそれは、心を安らげてくれるのに最適だったわ。
――そうでもしないとこの異様な環境は。 乗り越えられそうになかったから。
だから、今朝も早起きして1人。ハーブティーを飲んでたわ。そこに、ブローリンさんが、現れた時も。>>13]
……あら、おはようございますわ。 手紙、なら、そこに。
[そうしてテーブルの上の手紙に視線を向けましたの。 相手は曖昧な微笑みを浮かべていたけれど、こちらはすこし、安堵の表情を浮かべたのよ。だって少なくとも「ブローリンさんは無事」なのを確認できたから。*]
(14) 2016/10/12(Wed) 18時半頃
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