7 百合心中
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水商売 タバサ に 1人が投票した。
良家の娘 グロリア に 8人が投票した。
良家の娘 グロリア は村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
牧人 リンダ が無残な姿で発見された。
影響力
今日の投票箱は無色透明だ。だれかが投票した瞬間にその内容はハッキリと見えるから、投票をセットするときは気を付けて!
現在の生存者は、歌い手 コリーン、水商売 タバサ、水商売 ローズマリー、楽器職人 モニカ、読書家 ケイト、長老の孫 マーゴ、受付 アイリスの7名。
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[私は―――、未だ、生きている。 ――否、一度死んだのかもしれないけど。]
す 、 …… は ……
[呼吸と共に胸元が上下する。 気付いたら傍にはリンダの温もりがあった。]
…リン……
[ザザザザザッ 酷いノイズが混じる]
(0) 2010/03/28(Sun) 20時頃
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[縋る様にリンダの体温に触れ]
ぁ―――あ…?
[眸を瞑る彼女に手を伸ばし た]
(1) 2010/03/28(Sun) 20時頃
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[―――フェイドアウト]
(2) 2010/03/28(Sun) 20時頃
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――――ぁ、……
[暫しの空白の後、気がつくと。 私は顔を血まみれにしていたし、 リンダの首筋も血で汚れていた。
何があった?
分からない。何も分からない。]
リンダ……?
[そっと彼女に触れると、其処には先程までのぬくもりは、無く。 急速に失われていく体温と、眠るように目を閉じた彼女の姿]
(3) 2010/03/28(Sun) 20時頃
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[瞳を揺らす。 リンダの体温を求めても冷たかったから、 彼女の生の証を得ようと、手首に触れた。 脈打つ音は、―――無い。]
な、んで なんで、なんで、なんで
リンダは――生きて、って……私、謂ったわよね……? なんで、私は死ななくて、
リンダが……リンダ、が―――
あ、ぁぁぁ、……あああああああ!!!!!
(4) 2010/03/28(Sun) 20時頃
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[どくん、どくん、どくん 心音が早鐘の様に鳴り響いている。 それに合わせて、指先の傷から血が溢れる。]
リンダ……
[左手を。そっと、繋ぎ直した。]
ごめん。離しちゃった……。
[困ったような表情で、きゅっと、握って]
―――……
[唇を開いても空気しか出なかった。 体中で受け入れまいとしている、 リンダの死。]
(5) 2010/03/28(Sun) 20時頃
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なんでこんな、おかしい、おかしいわよ、 たすけ、て、たすけて、たすけて、たすけて――
[ぶつぶつと、ぶつぶつと、呟き続けた後で ふと気付いた様に携帯電話を手に取った。 片手はリンダとつないだ侭に、 思い当たる人にメールを送る。
『リンダが 死んじゃった。たすけて』
宛先はローズマリー。 彼女がどうこう出来るなんて思っていないけれど 一人で居たら気が狂いそうだった]
(6) 2010/03/28(Sun) 20時半頃
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リンダ? ねえ、リンダ。
聞こえてるんでしょ。 聞こえない振りするなんて、意地悪よ。
リンダ、私をしかとするなんて酷いよ。 ねえ、聴いて?
[リンダの耳を、引っ張った。 リンダの耳を、千切れそうな程に引っ張った。 ぶち、と厭な音がしたからやめた。
狂気に呑まれた女はそれでも、 リンダに話しかけるのをやめない**]
(7) 2010/03/28(Sun) 20時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/03/28(Sun) 20時半頃
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そう。 少し甘い。
[そんな戯れはそこそこにして3人で車に乗り込みタバサへの店へと向かう。 身長と義肢の事で流石にタバサに運転席は譲った。]
(8) 2010/03/28(Sun) 21時頃
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おかしの甘さなのね。
[やわらかく笑って ヨーランダの残してくれた車に乗り込む。 運転はできないので――資格はあるがペーパードライバーだ――タバサに頼むこととなる。]
ごめんなさいね。 ありがとう。 車に乗るのも、ひさしぶりなのよ。
[小首を傾げて、申し訳なさそうに謂った。 ひらり、風に乗って桜の花びら。 混じる白い花びら。
車窓の外、段々と静かになる。]
(9) 2010/03/28(Sun) 21時半頃
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―商業地区へ― [――花が咲いていた。
花が、咲いていた。 桜並木を通り過ぎて ヨーランダの家の方角を濃い緑の眸が追う。 それもすぐ、通り過ぎてしまうけれど]
お店、あっちのほうなの? あまりしらないほうなのだわ。
[祈るように眸を伏せるのは刹那。 そんなことを聞いていれば――たどり着く、店。 勝手知ったる風でタバサは手早く 食料を調達してくるだろう。
わあ、という風な顔でゆるりと見上げて、 見慣れない店をマルグリットは見渡した。]
素敵なお店ね。
(10) 2010/03/28(Sun) 22時頃
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─住宅地・マーゴ宅─
[窓から、出て行く車の後姿を見送る。 ひとりならば、自分の無力さに打ちひしがれていただろうが、今はケイトを必要としてくれる人がいる……]
コリーンさん、お腹はすいてません? あの、私、何か作りましょうか。 3人が保存が効く食料を持ってきてくれるなら、今マルグリットさんのお家にあるものは、先に使ってしまったほうがいいと思いますし。 ……あんまり手の込んだものは、出来ないと思いますけど。
(11) 2010/03/28(Sun) 22時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/03/28(Sun) 23時頃
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− 商業地区 −
ゴーストタウンみたい。
[暴徒は制圧されたのか、移動したのか分からないが普段の雑多で活気にみちあふれた空気とは対照的な不思議な静寂が周囲を満たしている。
割れたショーウィンドウに、アスファルトの上でちろちろと燃える衣服。 舞い散る白の破片――嘗て人だったもの。]]
(12) 2010/03/28(Sun) 23時頃
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楽器職人 モニカは、思考を放棄するように溜息を漏らして座席に深く座る。
2010/03/28(Sun) 23時頃
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……。 あーやっぱり。
[店に到着すれば、ネオン等の外装や 店内の内装からなんとなく店の方向性は理解できた様子で納得したように呟きを漏らす。
体格はもとより義肢のせいで運搬には向いたタイプでは無いが大容量のトラックでも無いので積み込みを始めれば比較的短時間でスペースは埋まった。]
(13) 2010/03/28(Sun) 23時頃
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楽器職人 モニカは、ペットボトルの水を口にして一息つく。
2010/03/28(Sun) 23時頃
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他に何処かいきたい所はある?
[一気に半分程のんで深く呼吸をすれば タバサとマルグリットに問いを向けた。]
(14) 2010/03/28(Sun) 23時頃
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―fortune― ん、しょ。
[両手で荷物を持って積み込む、 ほかのふたりより少しのんびりしていたろう]
おつかれさま。 すこしやすんでいく…?
[小首を傾げて2人を見た。 笑みは少し寂しげに]
…――なんだか静かね。 もっと、にぎやかだったんでしょうけれども。
(15) 2010/03/28(Sun) 23時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/03/28(Sun) 23時半頃
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おつかれさま。 ゆっくりするなら、この場所……と、いうか地区でしたくないかも?
残ってる暴徒に目をつけられたりしたら面倒だしね。
[何故か悲しげな笑み。 行動で問うかのように指先で彼女の左頬をなぞる]
うん……賑やかだったよ。 盛大に暴れて、割って、火をつけてた。
(16) 2010/03/28(Sun) 23時半頃
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―fortune― [>>13を聞けば]
なーにがやっぱり、よ。 怪しい店じゃないって言ってるでしょー? 只の大人向け喫茶よ、大人向け喫茶。 [つん、とモニカの額をつつき] [やがて荷物を運び終えれば]
お疲れ様、二人とも。 ちょっと待っててね、飲み物でも拵えてくるわ。 [そう言って、店の奥へと入っていった]
(17) 2010/03/28(Sun) 23時半頃
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―fortune― ええ、ありがとう、タバサさん。
[飲み物を、というタバサにゆったりと頷き。 モニカの言葉に耳を傾ければ――]
…――
……
……そう。 ――そうね。
[眼を伏せた。 頬を撫ぜる手に少しだけ重みをかけて、今度は、淡く笑む]
ううん、……こんなふうになるまえ。 いろんな人が、…ここで、 わらったり、してたんだろうなぁって… ね。
(18) 2010/03/28(Sun) 23時半頃
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>>17
大人向けのどんな喫茶なの?
[つつかれれば、何処か呆れた様子で言葉を返す。 店の奥に行くタバサを見送れば、通りや路地に人影が無いか何処か神経質な様子で警戒を始めた。]
(19) 2010/03/28(Sun) 23時半頃
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―商業街―
戻って…どうすれば… ううん、きっと。きっと、誰か、いる…いるから…
[緩く頭を振るのも何度目だろうか。 言い聞かせるように。ただ、一人でいるが故の静寂を壊す様に]
――っ。
[そのときである。マナーモードにした携帯が震えたのは。 携帯をポケットから取り出すと、近くの物陰に隠れて。 女は返事が来たことに喜ぶも。 そのメールの異様さに、見る見るうちに表情が抜け落ちていった]
イリスさんから…?
…
リンダさんが、死ん、だ…って。
(20) 2010/03/28(Sun) 23時半頃
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[どうして?二人で一緒にいるんじゃなかったの? それに、死んだ、って。どうして死んだの? いろいろと湧き上がり。いろいろと飲み込んで。 ゆっくりとメールを打った]
「今、どこにいるの?」
[いろいろあふれ出て。いろいろ飲み込んだら。 一番聞きたいことしか打てなかった。 メールを送信して、空を見上げれば。別れる前の、幸せそうな二人の姿が思い浮かんで。 軽く目を見開いて、急いで清涼菓子のケースを取り出す]
(21) 2010/03/28(Sun) 23時半頃
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[モニカの問いかけには]
会話がメインで、会話を潤滑にするのが飲み物と雰囲気。 後は、軽食も提供したりするけど。 貴女くらいの年の利用者も多……かった、のよ。 [過去形にしたのは、それがもう戻らぬ日々だと知っているから]
お待たせ。 モニカには、シンデレラ。 マルグリットさんには、サラトガクーラーを。 [自身はヴァージン・マリーの入ったコップを持ち]
ふふ……乾杯、なんてね。
(22) 2010/03/28(Sun) 23時半頃
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―― 商業地区・喫茶店『眠れる森』 ――
[携帯が鳴り響く。 閑静な喫茶店では、その音はよく響いた]
ローズ、マリー…
[ウィンドウに表示される名前を見て カチカチと親指が動く。
『商業地区にある眠れる森っていう喫茶店』
ただ必要な情報だけを、彼女に向けた]
(23) 2010/03/29(Mon) 00時頃
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そう?
[同年代の客が多いと言われれば流石に意外そうな表情を浮かべる。 この手の店にありがちな比較的高めの値段設定を想像したらしい。]
これは……ノンアルコールカクテル?
Cinderella、かぁ。
[複数のジュースが混ざったソレは普段とは違う味で何処か新鮮味を感じた。 コレを選択した理由、ネーミングが自分から遠いように思えて味わいながらも少し首をかしげた。]
(24) 2010/03/29(Mon) 00時頃
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>>18
そうだね。 もう、残滓しか無い。 なにもかもが遠い過去みたい。
ん……おいしい。
[横から顔を寄せて行儀悪くサラトガクーラーに口をつける。]
(25) 2010/03/29(Mon) 00時頃
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