149 【凍った】カオスバトル決戦【リス】
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[そういえば他の人間の武器を奪ってもいいもかどうか。>>180 普通に使えるなら使わせて貰おうかなと考えていたけどその返答は、思ったとおりで僕は安心した>>#13。 思わずルール違反をしてしまったら目も当てられない。]
さすがユリちゃんだ、抜かりないね。
[最高の仲間を持った僕は、ルールの落とし穴に嵌るようなことはなくて済んだことに安堵していた。 すると>>0:182先ほど宣戦布告を喰らった千秋に呆れたように言葉を返される]
ふぅん、敵の敵は味方、か。 そういうのって結局最終的に裏切るんだよねー。
[だから、僕は自分の味方しか信じないのさ。 にこにこと余裕の笑みを千秋君に返す。 君は僕ではなくそっちの幹部鳥居君の相手をして、相打ちにでもなってくれたら僕は嬉しいよ*]
(6) 2013/10/22(Tue) 02時半頃
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[伝説の始まりから10分後。 >>2ユリちゃんとの別れが、僕を襲う。]
そうか…。君が呼ばれたのは2番目だから…君はもういかなきゃいけないね。 うん、暫くのお別れになるけど、僕は大丈夫。
……僕がここを出られるのはかなり後になるけど、何かあったら僕の名前を呼ぶんだよ? 大事な仲間を、見殺しになんかできないからね。
だって僕は勇者だからさ。
[こうして最初に仲間を分断させるなんて神様というのは意地悪な人だ。 まあこれが勇者に与えられた試練だと思えばなんてことないんだけどね。」
それじゃあ、気をつけて。
[>>4リュックを背負って部屋を出てくる彼女を、僕はこの場で見送った。]
(11) 2013/10/22(Tue) 02時半頃
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僕の出番は大体1時間後、か。 うーん、暇だなぁ。
[ユリちゃんもいなくなってしまったし、僕は椅子に座って瞑想をすることにする。 ここは非戦闘ゾーンだから、不意打ちなんてされないし、僕ならたとえ眠っていても反撃が出来るはずだ。]
………ん?
[椅子にどかっと座った時の反動で、ポケットがいつになく重たいことに気づく。]
(15) 2013/10/22(Tue) 02時半頃
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[ポケットに手を入れてみれば、さっきユリちゃんが持ってたチュッチャップス(しかも全部僕の大好きなスイカ味!)>>0:180が入ってるじゃないか!]
わぁ…
(ユリちゃん僕の為にありがとう…!)
[もうここにはいないユリちゃんに感謝の言葉を述べる。 危うく口に出すところだったけど、僕がコレを持ってるなんて知られたらいざと言うときの為に使えなくなるから黙っておいたほうがいいよね。 始まる前からこんな素晴らしい仲間を持ってるなんて僕は本当に恵まれている。
彼女の好意を無駄にしないために、絶対に、僕は勇者になるんだ!
決意を胸に、僕は体力温存と、精神を統一させる為に瞑想に入った]**
(16) 2013/10/22(Tue) 02時半頃
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[目を閉じて思い出したのは昔の事だった。 僕がまだ勇者見習いの時。
僕の家はいわゆる転勤族というもので、短いときには1ヶ月しか一つの街に留まらなかった。
ある学校の事。 どこの学校でもあるように、やっぱりその学校でもいじめというものは存在した。 僕はすぐにおさらばすることが分かってたから、関わるのも面倒臭いし(今考えると勇者にあるまじき考えだ)、いたって平凡な勇者見習い生活を送っていた。]
(45) 2013/10/22(Tue) 21時半頃
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[でも、ある日僕は現場に居合わせてしまった…。 体育館裏の焼却炉。僕はゴミ捨て係だった。 当時はダイオキシンなんて問題視されていなかったから当たり前のように焼却炉が稼動してたんだよね。どうでもいいんだけど。
人気のないそこで、複数人の上級生と、確か同じクラスの子。名前は覚えてない。 居合わせたのは、そう、いじめの現場だったんだ。
関わりたくないから逃げようとしたんだけどさ、でも勇者の血が騒いだっていうか思わず助けたんだよね。 この子をどうにかするならこの勇者ノックスを倒してからにするんだなザコスライムどもって言ってさ。
──もちろん結果はすぐに出たよ。]
(46) 2013/10/22(Tue) 21時半頃
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[相手が3秒で返り血を浴びたよ。
そして彼らが去った後に、助けた子から言われたんだ。 『弱いくせに勇者とか馬鹿みたい!』
助けたのにひどい言い草だなんて僕は怒れなかった。 だって、弱かったのは事実だから。
……でも、僕はそこでくじけなかった。 強ければいいんだ。 強ければ、勇者になれるんだ。
その日から努力した。 でも僕はあの後すぐに転校してしまったから、あの子がどう過ごしていたなんて僕には知る由がない。 勉強なんかそっちのけで(おかげで通知表にはアヒルが並んでるけどね)、神剣ゼミの通信カラテ教育を受けて、ひたすら勇者になるために歩み続けた。]
(47) 2013/10/22(Tue) 21時半頃
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[強くなりたい。 強くなって、誰かを守れる勇者になりたい。
この思いを胸に抱いて、長い時をかけて僕は強さを手に入れて勇者になったんだ。 勇者になった、はずだったのに、世論がなぜか勇者を認めない、受け入れない。 こんなの絶対おかしいよ!
だから、この殺し合いに生き残って、僕という勇者の存在を確立しなくてはならない!
あの時の君に、勇者と認められる事。そして勇者となった僕が仲間を集めて冒険する事。 これだけはいつまで経っても変わらない、僕の夢、そして人生そのものなんだ!]
(48) 2013/10/22(Tue) 21時半頃
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[ぱっと目を開けて懐かしい記憶から覚めると、待機していた皆はいなくなっていた。 各々の順が回ってきて外へと出て行ったのだろう。
残されたのは僕と、兵士だけ。 ゆっくりと、僕の名前が呼ばれてその時を知る…]
……さあ、試練《パーティ》の始まりだ。
[椅子から立ち上がり、僕を待ち受ける最後の試練へと、いざ、参る──]
(49) 2013/10/22(Tue) 21時半頃
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[ギルドから出る時に、まず僕は待ち伏せを危惧した。 僕の前に出て行ったのは伊藤魔王の召喚獣その2芙蓉さんだったっけ。 彼女が選んでいたのもチュッパチャップス…。 (その武器はゆりちゃんと同じもので、僕は無意識にポケット越しに大切な飴を撫でた) あれほど人気ということは、チュッパチャップス(長いので以降は覚えていればチュプスと呼ぼう)に特別な性能があるんだろうか。 …いや、考えても仕方がない。 僕にはこの、伝説の豚バラブロックがあるのだから。]
あ、そうだ。 武器と言えばさぁ…。
[振り返り、兵士の一人を見る。 無表情で何を考えてるか分からない。]
(52) 2013/10/22(Tue) 21時半頃
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君たちの武器って貰っていいの?
[彼の持つ銃があれば楽なんだけど、常識的に考えて駄目だろうね。 大丈夫、良心的な僕勇者は強奪なんてしないからさ。 ちょっとしたお茶目だよ、お茶目]
それじゃあ行ってきます。
[ギルドのドアを開けて、最初にしたのは先に出て行った誰かが罠や待ち伏せがないかどうかだ。 僕はそれを確かめるために千切った豚バラを茂みの方に投げつけた]
(53) 2013/10/22(Tue) 21時半頃
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[豚ロック(注・豚バラブロックの略。空を飛ばないものだけをさす)の肉片を千切っては投げ、千切っては投げ。 何の反応もないと言う事は付近には何にもないのだろう。 肉を狙う猛禽類の姿だってなかった。 しかし用心に越したことはない。]
…そうだ、いいこと思いついた。
[僕はギルドのドアを細工して、豚ロックを5個仕掛けておく。 補充の為に来た人たちがドアを開ければ落ちてくるという罠だ。 僕が選んだ豚ロックは一塊およそ21kgだから頭に落ちてきたらただじゃ済まない。きっと痛くて泣く暇だってないよ。]
ああ…。でもこれじゃあゆりちゃんがトラップに引っかかってしまうかも知れない。
[仲間を巻き込むなんて言語道断。 僕はゆりちゃんから貰ったチュプスの飴玉を上に向け、ドアノブに括りつけ『頭上注意』を示しておいた。 聡明な彼女ならきっと気づいてくれるはずだ。]
(85) 2013/10/22(Tue) 23時頃
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ふーんふ ふんふんふんふんふんふーん♪ ふーんふふーんふ ふふふ ふーんふん♪
[ギルドを出た僕は、華々しい序曲を歌い、豚ロックの肉片を投げながら歩く。 予備はちゃんとリュックに入ってるから、手に持ってる豚ロックがなくなっても問題はない。]
それにしても誰もいないなぁ。
[もし誰かいれば、肉片に反応があるだろうし、僕の鼻歌に乗って輪唱をしてくれるはずなんだけどなぁ。 なーんて、敵をおびき出すための意味合いも込めてるんだけどね?
流石に僕が出る頃には時間が経ち過ぎているのか、付近には誰もいないようだ。]
ま、皆が潰しあってくれればいいんだけどさー。 それじゃあ勇者の名が廃るよね。
[さぁて、どこへ行こうか。僕が向かう先は──3 1:海 2:森の中 3:民家]
(92) 2013/10/22(Tue) 23時頃
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─ →民家 ─
[民家へ行く道すがら、僕は他の参加者の事を考えていた。 伊藤魔王の関係者や、ロリコン陣営の他にいる、謎の二人。]
……まずは彼女たちが最初、かな。
[目標を絞ったところで、民家(>>1:23)が見えたが、それは廃屋と言ってもいい様相を呈していた。]
何かあればいいけど──ん?
[歩けば、足元に不自然に転がる缶詰。>>1:26 罠──爆弾?
僕は持っていた豚ロックをこぶし大に引き千切り、缶詰に向けて思い切り投げつけた後で即座に走り出した。
豚ロックが当たった缶詰は数秒後──2 1.後ろで大きな爆発音がした。俺は驚きながら振り返った。 2.反応がない、ただの缶詰のようだ]
(102) 2013/10/23(Wed) 00時頃
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[どうやら心配は杞憂だったようで、爆弾でもなんでもないただの置物のようだ。 それでも警戒しながら恐々と缶詰を検める。 賞味期限は1年前。雨風に晒されていれば、外にあっても不自然ではないが、綺麗過ぎる。
つまり、これは参加者が置いたもの。 となるとこの近くに誰かが潜んでいるのかと見渡すが人の気配はない。]
もしかして──
[気になるのは、ある廃屋の割れた窓。方向的にあそこから投げられた可能性が、高い。
僕は缶詰を持って、ゆっくりとその廃屋へ向かった。]
(103) 2013/10/23(Wed) 00時頃
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ノックスは、ゆりちゃんがいたりして、なんて考えてみる。
2013/10/23(Wed) 00時頃
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ここは缶詰屋敷だったのかなぁ…。
[廃屋を探索した結果、先人が探り出したと思しき賞味期限切れの缶詰以外には何もなかった。 ただ、カーテンが不自然になくなっていたし、あそこで誰かが何かをしていたのは確実だ。
缶詰は拾った他に5個をリュックにいれ、一つだけ缶詰を開く。中身は蟻の餌になるように地面に置いて自然にお返しします。 僕の目的は、切り離した方──鋭利な刃物となるそれだから。
この先生きのこるには、十分な用心が必要だからね。]
さて、もうこの民家はもういいかな。
[次は──2 1.森へ 2.海へ 3.>>1:107声がした方へ]
(108) 2013/10/23(Wed) 01時頃
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[森の中は、危険が一杯で危ないかもしれない。 否、勇者たる僕が怖気づいてはいけないけど、この生い茂る木々では死角からリスが飛んできてもおかしくない。 念のためTシャツの下に豚ロックを仕込んでみるけど…。 あ、だめだ、これだと豚ロックを武器にできない。
でも僕は勇者だから、へこたれることなんてないのさ!
左手に缶詰の鋭い蓋、右手にチュプスを携えて僕は森を抜けて海を目指した。]
─ 民家→海へ… ─
(110) 2013/10/23(Wed) 01時頃
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─ 海へ向かう途中 ─
む、あれは…
[第一村人ならぬ、敵発見>>104 ニヤリ。 早速の獲物を発見する。目標にしていた人物ではないし、彼は千秋君とやりあってもらおうと思っていたけど…。
彼は暢気にタバコを吸ってて僕に気づいていない。 仕掛けるなら、今!
長年の修行で身に付けた瞬歩を使って、彼との間合いを一気につめる。 そして、左手に持っていた鋭い缶詰の蓋で彼に切りかかった!]
(111) 2013/10/23(Wed) 01時頃
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鳥居 夏生!今日がお前の命日だ!
(112) 2013/10/23(Wed) 01時頃
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なっ!
[鳥居君は僕の瞬歩を見抜いた上で、攻撃をひらりと躱す。 蓋の切っ先は、何もない空を切った。
なんてことだ、僕の修行はまだ足りないってことなのか──?
それにしても、聞き捨てならない言葉…]
ださい、 だって?
勇者にしか言う事の許されていないセリフが……?
[……まだだ、落ち着け、僕。れれれ冷静になれ。 このくらいの反応、今までだって何度もあったじゃないか。]
(115) 2013/10/23(Wed) 02時頃
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ふ…はは、あははは!
凡人にはこのすばらしさが理解できないのも仕方がないね。
[大丈夫だと僕は自分に言い聞かせて鳥居君に向き直る。 彼のような人間を消すために勇者という存在を確立させるためにここにいるのだから、もしも激怒していればきっと彼の思う壺だった。 さすが伊藤魔王の幹部、精神攻撃を仕掛けてくるなんて高度な技をもっていやがる。]
くく……面白い、そうこなくては。
[惜しくも攻撃を外してしまった僕は間合いを取って、彼と対峙する。 ここで彼が動かないのならば、再び僕から仕掛けるだけだよ。]
(116) 2013/10/23(Wed) 02時頃
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この戦いは生き残れば勝ち…言うなればルールなんてあってないようなものさ。
まさか…正々堂々と正面から勝負したいって考えてた?
[後ろから攻撃なんてもはや常套手段で、隙を見せているほうが悪い。]
…野村なんて仮の名前、僕には似合わないんだから敬意を込めてノックス様と呼びたまえよ村人A君。
[野村なんて仮の名前で呼んでくる鳥居君なんて、伊藤魔王の幹部なんて大層な肩書きで呼んでやるもんか。]
(119) 2013/10/23(Wed) 02時半頃
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[睨みあい、そして、鳥居君の雰囲気が少し変わり、僕の体に緊張が走る。 彼のオーラは伊藤魔王が発した気に似てる。が、問われた内容>>118には、思わず僕は首を傾げる]
ただ、海の方に何かないか行ってみようと思っただけ──
[待て、鳥居君は今なんていった? 「誰と」、だって?僕は死角の多い森から抜けようとしただけで、個人を狙ってたわけではない。 彼の様子からすると何かがあるようでそれは彼の「仲間」…?]
ふぅん、あっちに誰かいるんだー?
[海に行って欲しくない様子から、彼は誰かを守ろうとしてるんだと思った。手負いの味方かな?
そうでなくても僕は鳥居君が何を考えているのか少しだけ興味が湧いた]
(120) 2013/10/23(Wed) 02時半頃
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あっちには千秋君がいるのかぁ。 ………なんだ、千秋君か。
[>>121彼の様子から見ると、味方とかそういうのではないようだ。 ちっ、思わず舌打ちが漏れた。 手負いの誰かがいるならさっさと片付けてしまおうと思っていたのに。 しかも二人はまだ戦っていないらしい。]
僕としては、千秋君と鳥居君は戦って欲しいんだよね。
[戦い疲れた二人の内、僕が残ったほうを殺せば楽に済むし。卑怯な手じゃないよ、これは作戦だよ作戦。]
うーん、まあいいや。 10秒あげるから、いっていいよ。
あ、さっきみたいに後ろから奇襲なんてしないから大丈夫!勇者は嘘つかないよ!
[逃げないなら、相手をするまでだけど、ね。]**
(124) 2013/10/23(Wed) 02時半頃
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違うね、僕はウルガタ!
[かの聖書のように清らかな血が流れてる僕の血液型はウルガタだ。 でもこの世界に僕一人しかいない血液型だから輸血に困るんだよね。 ただ、塩基配列によるとAB型というヤツで代用が可能らしい。]
血液型なんて聞いて今から合コンでもするの?なんなの?女子なの? そもそも血液型を人に聞くならまず自分からが基本だよ。
[血液型で相性占いをするつもりなのかな?ま、どうでもいいけどさ。 鳥居君は今ここで僕と戦う気はないらしい。ふふ、僕の内なる戦闘力に恐れをなしたな。 さっき避けられたのはまぐれだったんだよ。]
(148) 2013/10/23(Wed) 21時頃
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[でも、鳥居君が続けた言葉に僕は頭を打たれたような衝撃を受ける。]
…え?
ユリちゃんが…? まさか、でも……そんな──!!
[どうしよう、もうユリちゃんは敵の魔の手に……?ううん、そんなはずないよ…。 だって勇者の仲間がそんな簡単に死ぬなんて、あるわけがない! >>129鳥居君が何か言った気がしたけど、聞いてる余裕なんてなかった。 僕はいてもたってもいられずに来た道を戻って、ユリちゃんを探した]*
(149) 2013/10/23(Wed) 21時頃
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ユリちゃーーーーん! 大丈夫かー!
─ ユリちゃん探してin森の中 ─
[僕は仲間の危機を救うべく大きな声でユリちゃんの名前を呼ぶ。 例えこれで敵が出てきても構わない。僕の声が届かず、手遅れになる方が嫌だ…!]
ユリちゃん、いたら返事を……!
[例えTシャツから露出した腕に、掻き分けた草木によって切り傷が付こうが構ってる暇はない。 とにかく僕は、ユリちゃんの姿を探した。
走って、走って、そして──2 1.伊藤魔王と愉快な仲間たちを見つけた 2.藪の向こうにユリちゃんと芙蓉さんの姿を見つけた>>162>>170]
(180) 2013/10/23(Wed) 23時頃
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あ、あれは……!
[ぴたり。僕の足は止まる。 芙蓉さんの手にはチュプス。それがユリちゃんの喉元に当てられている。 だめだ、彼女のようなマシュマロのごとき柔肌ではちょっとつついただけで皮膚を貫通してしまう…!
チュプスの柄だからまだいいけど、もしも鉛筆なら刺したソレは顎を突き破りやがて脳へと達し死にいたるんだ!]
くっ……、なんとかしなきゃ…! でも僕がここにいるってことは…きっと……
[バレているはずだ。だってあれだけ大声を出してしまったんだから…。 こっそり背後に回って、というのはほぼ不可能。]
(183) 2013/10/23(Wed) 23時半頃
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[それによく見ると>>1:177、芙蓉さんの手はユリちゃんの服に手が伸びている。 …え?まさか、こんなとこで▓░░▓▒だとか░▓▒▓█だとか░▓▓█▒░▓▒なことを…!?]
そ、そんな破廉恥なこと、僕が許さない!!!
[僕は地面を蹴ってがむしゃらに芙蓉さんをユリちゃんから引き離すように、突進を試みた]
(184) 2013/10/23(Wed) 23時半頃
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[突進の途中、僕の行く手を阻むように伸びる枝を折って、愛剣であるエクスカリバーを即席で用意する。 武器持込が禁止されているから、本物のエクスカリバーは家にしまってあるけど、きっと無いよりはマシ。
僕の突進で、ユリちゃんと芙蓉さんが離れれば、僕はユリちゃんを背後に守るように立って即席エクスカリバーを構えただろう]
(186) 2013/10/23(Wed) 23時半頃
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