93 【突発】狼村にようこそ!
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ふあ。
[ネルは朝が弱い。あくびをしながら急いで支度しようとするけれど、急ぐとろくなことにならない。 ブラウスのボタンを一つ掛け違えたり、ズボンを前後ろ逆に履きそうになったりする。 仕方なく、急ぐことは諦めて、マイペースに支度を終えて家を出た。 朝日に帽子のブローチがきらきら光る]
朝の空気は新鮮な気がするの!
[ひんやりした朝の空気を胸いっぱいに吸い込んで、そうしたら眠気も覚めていく。 てけてけと今日も元気に宿屋へと向かった]
おはようー! ……あ、ネル、慌ててて、朝ご飯食べてくるの忘れちゃったあ。
[宿屋のドアを開けると、朝ごはんのいい匂いが漂ってくる。 ちゃっかりとそんなことを言って、朝ごはんを食べていく気満々**]
(61) takicchi 2012/06/21(Thu) 13時半頃
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[自分のせいといわれて、ちょっとくすぐったくて、嬉しく熱い気持ちになった、昨夜。思っていたことは、もちろん分からなかったけど、実際その通りで。
そして、翌朝。着替えを済まして麻ご飯を食べようとしていると、ネルの姿が]
おはよー。ふふ。
[隣に手招きして、一緒にご飯]
(62) てりあ 2012/06/21(Thu) 19時頃
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ヨーラ! おはようっ!
[ヨーランダの姿を認めるとぱあっと笑顔になって、小走りで駆け寄って]
えへへ、ネル、おなかぺっこぺこ!
[隣に腰掛けると足をぶらぶら]
(63) takicchi 2012/06/21(Thu) 20時半頃
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ふふふ。
[ぷらぷらするお膝をぽんぽん。目を細めながらご飯を待っている。席に着く前には頭もなでている]
(64) てりあ 2012/06/21(Thu) 20時半頃
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えへへ。
[撫でられるとへにゃりと照れた。今のうちに堪能しておこう]
ヨーラ、よく眠れた? 疲れてなーい?
(65) takicchi 2012/06/21(Thu) 21時頃
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うん、寝れたー。ふふっ。 ネルは?
[座ってからもなでなで。人目はなんだかもう周知になってたので気にしないことにした]
(66) てりあ 2012/06/21(Thu) 21時頃
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あのね、どきどきして寝れないって思ったの。 でもね、気がついたら朝だったの。
[つまり、とてもよく眠れました。 周囲からの生暖かい視線には気づいていない]
(67) takicchi 2012/06/21(Thu) 21時頃
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ふふ。そっか。 俺も、ちょっとどきどきしながら、眠ってた。
[そっと、ぎゅっと抱きしめて、頬へと口付けを落とす]
よく寝れてよかった。
[頭をまたなでなで。自重してません]
(68) てりあ 2012/06/21(Thu) 21時頃
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わわ。
[さすがに人前でキスは恥ずかしい。慌ててきょろきょろ周囲を見回すと、周りの人たちはさっと視線を外した。 それで、誰にも見られなかったと思い込む。ネルはとても単純かつ幸せな頭の持ち主だった]
ちょっ、ヨーラ、ここ、人がいっぱいいるよう?
[それでも一応小さな声で釘を刺す。 今は誰にも見られなかった(とネルは思い込んでいる)けれど、このままいちゃいちゃしていたら見られそう(というか見られるに決まってる)]
(69) takicchi 2012/06/21(Thu) 21時頃
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ふふ。
[さすがに触れる程度のものだけど]
そうだねえ。じゃあ、後でしよっか。
[にこにこ。ご飯を食べ終わってごちそうさました]
(70) てりあ 2012/06/21(Thu) 21時頃
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あ、あとでっ? え、ヨーラお家帰るのに? って、あわわわわ。
[思わずそう聞き返してしまって真っ赤になる。なんだか期待してるみたいなことを言ってしまった]
ご、ごちそうさまでした!
[誤魔化すみたいに、慌ててごちそうさまの挨拶をする]
(71) takicchi 2012/06/21(Thu) 21時半頃
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ふふ。別れる前に?
[境界くらいまでは見送ってくれるんだっけと思い返しつつ 真っ赤な顔を不思議そうに覗き込んだ。もはや回りも何もあったものじゃない]
ふふ、ごちそうさまー!
[ちょっと一休みしてから、立ち上がる]
(72) てりあ 2012/06/21(Thu) 21時半頃
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[確かにお見送りはするけれども! するけれども! それって外でってこと? とか、いや、そういえば昨日丘の上でいちゃいちゃしちゃったな、とか、いろんなことが頭をぐるぐるして、とりあえず頭から湯気が出た]
ヨーラ、荷物とか、だいじょうぶ? ちょうちんはもらった?
[お祭りの提灯はもらえることになっている>>5:5。 ちゃんともらえたかな? と首を傾げて]
(73) takicchi 2012/06/21(Thu) 21時半頃
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うん、元々荷物ないしね。耳とかは袋もらって入れたー。
[麻袋を示しつつ]
提灯ももらったよ!
[頷いて、なんだか赤いネルをまた撫でている。宿の人にお礼を言って、いこっか、と歩き出す]
(74) てりあ 2012/06/21(Thu) 21時半頃
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そっかあ。
[示された麻袋に頷いて、にこっと笑った]
夢じゃない証拠、増えたねえ?
[促されて立ち上がると、ヨーランダの後について歩き出す。 今日も耳としっぽは隠していた。練習継続中]
(75) takicchi 2012/06/21(Thu) 22時頃
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ふふ。これ、ネルがつけても似合うかも。
[隠してる様子に微笑んで]
うん、そうだね。けど一番の証拠は。
[そっと、ネルを抱きしめて、その温かみを感じる]
(76) てりあ 2012/06/21(Thu) 22時頃
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銀色も似合うかなあ?
[ヨーランダの言葉に瞬いた。耳は普通取替えがきくものではないので、違う色の耳という発想はなかった。 金の髪から覗く銀の耳。どんな感じかなあ? と想像してみる]
ひゃ!?
[一番の証拠。なんのことだろう? 首を傾げると、突然抱きしめられて、ちょっとうろたえた声を上げた。 けれど、意味を悟ると頬が緩む]
そう、かなあ? だったら、嬉しいな。
(77) takicchi 2012/06/21(Thu) 22時頃
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うん、ちょっと色合いが違って、おしゃれだと思う。
[にこにこ笑って]
ふふ。それ以外何があるの?
[おでこに口付けて、再び歩き出す。すぐに集落の外に来てしまって]
(78) てりあ 2012/06/21(Thu) 22時半頃
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ふふふ。 じゃあまた今度貸してくれる?
[ヨーランダの笑顔にネルも笑う。 おでこへの口付けに、くすぐったそうな顔をした]
……あ。
[楽しい時間はあっという間。森と集落の境界にたどり着いてしまう]
ここから、だいじょうぶ? ちゃんと、帰れる?
[首を傾げて。表情に、隠しきれない寂しさがにじむ]
(79) takicchi 2012/06/21(Thu) 23時頃
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うん。方角も確認したしね。 また来るよ。
[ぎゅっと、今度は人目もないので、思い切りネルを抱きしめて]
(80) てりあ 2012/06/21(Thu) 23時頃
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ヴェスパタインは、ぐったり。
ふらぅ 2012/06/21(Thu) 23時半頃
カトリーナは、ヴェスさん大丈夫ですか…?とぽふぽふ
leaf 2012/06/21(Thu) 23時半頃
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うん。 待ってる。
[人目がないなら気にしない。ぎゅうっと抱き返した]
(81) takicchi 2012/06/21(Thu) 23時半頃
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ふふ。待っててね。
[そっと口付けて、それからまた、抱きしめた]
(82) てりあ 2012/06/22(Fri) 00時頃
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うん。ちゃんと練習しておくからね!
[寂しい気持ちを押し殺して、一生懸命微笑んで。 だけど、抱きしめる腕は、まるで引き止めてるみたい]
(83) takicchi 2012/06/22(Fri) 00時半頃
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ふふ。ねーる。
[行こうと思ったけど、離してくれなくて。もう一度こちらからぎゅっと抱きしめた]
明日、来るよ。忘れない。
[もう一度、唇へと口付けて]
(84) てりあ 2012/06/22(Fri) 00時半頃
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あし、あした!?
[口付けされて、ぎゅっと瞑っていた目をゆるゆるを開けて。思わぬ言葉に目を丸くした。 すぐ、また会いに来てくれる。そう約束したけど、それは一週間とか、一ヶ月とか、それくらいかと思っていて]
ほ、ほんとに? 明日来てくれるの?
[目を丸くしてそう尋ねて、それからにっこり笑った]
うん、ヨーラ。 また明日ね!
(85) takicchi 2012/06/22(Fri) 00時半頃
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そうだよ? だって近いもん。 ふふ。何て思ってたんだろう。
[ネルをぽんぽんと撫でて]
うん、またね!
[手を振って、別れた]
(86) てりあ 2012/06/22(Fri) 00時半頃
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またね!
[歩いていくヨーランダに手を振り返して、後姿が見えなくなるまで見送る]
えへへ。 また明日かあ……。
[へにゃっと笑う。 しょんぼりしていたのが嘘みたいに、心は弾んでいた]
(87) takicchi 2012/06/22(Fri) 01時頃
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―数ヵ月後―
できたあ!
[叫んで、握っていたペンをぽいっと放り出す。椅子に座ったまま、んー! とひとつ伸びをした。 首をコキコキと回すと、机の上の置き時計が目に入る。時刻を確認して目を丸くした]
わ! もうこんな時間!
[慌てて立ち上がると、服が皺になっていないかと見下ろして。うん、と頷くとベレー帽を手に取った。 金色のブローチがきらきら光るベレー帽。ネルのトレードマーク。ぽんと頭に乗せる]
いってきまあす!
[誰もいない家に大きな声でそう言うと、家を飛び出した。 向かうのは丘の上。ネルのお気に入りの場所。待ち合わせの、場所]
(88) takicchi 2012/06/22(Fri) 01時頃
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ふへへっ。
[走りながら、笑みが零れる。ちょっと振りにヨーランダに会える。本当にとてもちょっと振りだけど、ヨーランダに会えるのは、いつも楽しみ。 だけど、いつか。いつか、ずっと一緒にいられるようになったらいいな、と思う。
無人になったネルの家。机の上に残されているのは、ネルの新作の原稿。 放り出したペンのインクが跳ねて、隅っこの方がちょっぴりインクで汚れてしまっているそれは、人狼の女の子が、人間に恋をするお話。 〆の言葉は物語の定番だった]
“そして二人は、いつまでも、いつまでも、幸せに暮らしました。”**
(89) takicchi 2012/06/22(Fri) 01時頃
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ふふふっ。
ちょっとぶりっ。
[ぎゅっとネルを抱きしめて、読ませてくれるって約束してた童話のことを聞いて**]
(90) てりあ 2012/06/22(Fri) 01時頃
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