人狼議事


267 【突発誰歓】蔵書点検の狭間に【5発言RP】

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【人】 執事見習い ロビン


 …貴方ならもっと、優しい言葉をかけてあげられてただろうかと。

[そんな事を思う度に、僕の存在意義が異を唱える。
それは辞典の役目ではないと。]

 僕にそれを求めるな、そう
 割り切ってしまえれば良いのですが。

[そう相手を無下にする事も出来ない、何もかも中途半端。
その板挟みが、たまに、無性に嫌になって。]

(72) ui6 2017/07/21(Fri) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ある夜に、ドイツの二人の詩人の本が話題になっていた時の事を思い出すよ。

 その最中、ひとりの若い娘が部屋の隅で騒ぎを他所に読んでいた句は。こんなものだったかな

  “天才の栄光は 泥にまみれど
  平凡な仕事は 多くに認められる
  ──「古いのに、新しい!」と”

 ものがたりもきっと。人々が望むのは、古くからある「いつもの」筋書き。幾らか時代によって装飾されて「新しく」なっても実のところは同じ

 だが、泥にまみれても。君も誰かに、気づいて貰える日が来るといいな…

 [ディーンは、何と答えただろうか。ただ沈黙していただろうか。

 だが、彼が俺の前から去りゆく時には。優しく月明かりを注ぎ、その控えめにしかるべき居場所を求める姿に…そっと尊敬の念を送って、君に幸あれと願うだろう

 俺自身が直接見守ってきた、悲しきジョン・ドゥ達の為にも]**

(73) scarecrow 2017/07/21(Fri) 22時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

scarecrow 2017/07/21(Fri) 22時半頃


【人】 執事見習い ロビン

[だから彼はずっと、僕の憧れのままだ。
僕がいままでも、これからもそうなる事が出来ない存在だ。]

 正直である事だけが取り柄ですから。
 だから、憧れさせてください。
 そのくらいは、自由でしょう?

[自分がそうであれないのなら、
せめて憧れさせてくれと乞い願う。
困らせてしまっただろうか、とも思うけれど。
これは僕の小さなわがままだ。]*

(74) ui6 2017/07/21(Fri) 22時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

ui6 2017/07/21(Fri) 22時半頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

めのこ 2017/07/21(Fri) 23時頃


【人】 雑貨屋 ティモシー

[物語の終わり。
ハッピーエンドの大団円、とは、いかなかったかもしれない。
それでもここでお終いだ。
だらだら続き過ぎても作品は駄作になってしまうものだ。]

(75) uiro 2017/07/21(Fri) 23時半頃

【人】 雑貨屋 ティモシー

[最後の蔵書点検ののち、彼らは全てここから旅立っていった。
すぐに手放してしまうのなら本当に意味なんて、と 手伝ってくれた彼には言われただろう。
でも、自分の中に残しておきたかったんだ。
彼らがここにすべて、揃っていた事があったと。]

 …一緒になる事はもう無いだろうね。
 老い先も短いから、きっと僕は
 この本一冊を完成させるのに精一杯。

[業務の傍ら書いていた本を、感慨深げに撫でる。
この本にも彼らのような存在が宿るのだろう。
執筆者たる自分にはまだ見えないけれど。]

(76) uiro 2017/07/21(Fri) 23時半頃

【人】 雑貨屋 ティモシー

[恨んで貰っても、憎んで貰ってもいい。
図書館に居た短い日々を、ティモシーという人間がいた事を忘れないで欲しいから。
自分が生涯愛した、本という存在に。]

 本の僕で、再び相見えよう。
 縁は既に結ばれている。ならば、きっと会えるはずさ。

[誰も居ないカウンターでそう呟いて、
図書館は正しく閉館した。]

(77) uiro 2017/07/21(Fri) 23時半頃

【人】 雑貨屋 ティモシー



[最後の項。それからあとがきまで。
一字一句逃さず読み終わり、ぱたんと本を閉じる。
余韻をゆっくり噛み締めて、物語はまだまだ続く。]

(78) uiro 2017/07/22(Sat) 00時頃

【人】 雑貨屋 ティモシー




[蔵書点検の隙間に、不思議なものが残されていたと。
白い表紙の本には、筆者のティモシーの名前のみが印字されていた]*

(79) uiro 2017/07/22(Sat) 00時頃

天のお告げ (村建て人)

[蔵書点検の狭間に]*

(#4) 2017/07/22(Sat) 00時頃


【人】 放蕩者 ホレーショー

[いつも夜中に窓の外を見上げると、
そこには黄色いおつきさまがおれを見下ろしている。
雲で隠れているときも、雲の向こうにはあって、
いつでも、夜一番の輝きで、皆を見守ってるんだ。

ぴょこぴょこと跳ねる、白くて小さい丸いもの。
おれはその姿でヤニクの足元に行くと、
まあるい尻尾を震わせ、ふふんと白い胸を張り。
ヤニクをじいっと見上げた。]

 ヤニク。おれ、知ってるんだぞ。
 おつきさまには、うさぎが住んでいるって。

[おれ自身も、こどもむけの図巻であったから。
うさぎの頁には、うさぎが人参を齧っている絵の他
月で餅をついている絵なんかも小さく書いてあった。

昔、作者のばあさんが月のうさぎのことを
孫に話してあげるのを、聞いたこともあったから。
月にはうさぎがいるのがおれには常識だったんだ。]

(80) kaomozi 2017/07/22(Sat) 17時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

 おれも月に行ってみたいけど……
 うさぎは、お腹の減った人間に自分を奉げたから
 生まれ変わった時、おつきさまに行けたらしい。

[おれにはそんなことはむりだ、と。
うさぎの姿で、ぷるぷると首を振った。
それでも、じーーっとおつきさまの方を見上げて
ぴょんぴょんと、窓に向かって飛んでみるが。
……全然、おつきさまには届かなくて、項垂れる。]

 やっぱり あんな高いところにはいけないや。

 おつきさまって、すごいよなあ
 うさぎを済ませて、御餅も与えてあげて。
 あんなに遠くで、おれたちを見守ってるんだから。 

[ヤニクを見上げ。外のおつきさまを見上げ。
ぽふんっと小さな煙を上げれば、
おれは白犬の姿に戻って、尻尾をぱたりと振った。]]

(81) kaomozi 2017/07/22(Sat) 17時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[―――ここにいれば時間は無限にあると思っていた。
でも、どうやら、そうではないらしくってさ。

ちょっと前、館長さんが話していたこと。
"閉館"が、詳しくはどういうことかはわからなくても
おれには、これだけは理解することができた。

『もうすぐ、図書館の他の本とは会えなくなるかも』

今までいろんな本と話してきたし、
ヤニクとも話すことは勿論あったけれど。
うさぎのはなしをするのも、
おつきさまがすごいって思っているのも、
話したのは、この日が初めてのことで。

おれも、いっぴきのどうぶつながら、
やりたいことや話したいことは今のうちに
ぜんぶやっとこうって思っていたんだ。]

(82) kaomozi 2017/07/22(Sat) 17時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[そんな、ヤニクに会ったとき、
おれが一番、頼んでみたいと思っていたこと。
いつもお空に浮かんでいるおつきさまを尊敬しつつも
それでもおれが、いつかやりたいと思っていたこと。
……今まではどうしても、ちょっと恥ずかしくて
なかなか言えずにいえたこと。

きっと彼なら笑わず聞いてくれると信じて
おれは、ヤニクにひとつ、無理を言ったのさ。]

 ヤニク。おれ、な。
 おつきさまに行ってみたい。

 ……もし、行くのが無理でも。
 おつきさまから見たら、どんなものが見えるのか。
 つきのうさぎからは、いつもなにがみえるのか。

[白犬は、窓の外のおつきさまを見上げた。
おつきさまにはいつものように、兎の影が見えたから
そのうさぎに向かって、小さく「わん、」と吠えて。]

(83) kaomozi 2017/07/22(Sat) 17時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

 どうぶつ図鑑としては…月のうさぎについても、
 もっとよく知っておかないといけないからな!

[それがおれの義務だ!とでも言わんばかりに。
高いおつきさまとは違って手の届くところに居る
おつきさまの化身に向かい、耳をぴんとたてて。]

 あっ!……ええと。ものを頼むときは、こう、だっけ?

[いつもは胸を張って強気に頼むだけだから忘れがち。
慌てて思いだしては、頭を下げてうつ伏せになり、
ちらりとヤニクを見上げたのだった。

―――さあ、その日。
その犬はなにかを教えて貰ったりしたのかな?
すぐにそれが分かる方法が、ひとつだけある。
もし、月の兎について、ヤニクに教えて貰ったならば。
おれのうさぎの頁にいる、真っ白なサモエド犬は
前よりも少しだけ……物知り気に、
得意げに笑うような絵に、かわったんだろうさ。]*

(84) kaomozi 2017/07/22(Sat) 17時半頃

放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

kaomozi 2017/07/22(Sat) 17時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

 ─ 図書館:第五夜 ─

 そうか、

 [自分達がいた、居場所の閉館の知らせを聞いた時。

 俺が特に残念には思わなかったのは、本がどうなろうといつも夜空に永遠に輝く“おつきさま”だからなのか(夜空を通して、いつでも皆と会えるさ)

 それとも、読まれないまま諸事情で(在庫を抱えると会社の都合が、とか。思ったより売れなかった、とか)処分される本が多くある中、幾らかでも読み手がいた自分は幸せな方だと知っているからか]

(85) scarecrow 2017/07/22(Sat) 21時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 俺はね、彼等も中々に大変だと知っているから
 大丈夫だよ、館長さん

 [>>47「人間を好きになる事は出来なかった」と語られれば、“おつきさま”は軽く首を振ってそう答える

 それに、目の前の館長はどう見ても人間だろうと]

(…館長さんは自分を人間と思っていないのかな?いやまさかね)*

(86) scarecrow 2017/07/22(Sat) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ─ 田舎の民家にて:新たな日々 ─

 [皆、それぞれ新たな場所でどう過ごしているのだろうか。俺は、夜空に輝く“おつきさま”でもあるので。その光に載せて言霊を紡ぐ]

 やあ皆、元気でやっているのかな。

 俺が居る「絵のない絵本」は、今。絵が大好きな女の子の手によって

(87) scarecrow 2017/07/22(Sat) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

「絵のある絵本」になってしまったよ。半分くらい。
 もうね、持ち主の女の子が「わたしが絵をつける!」って凄く張り切ってしまってね。

 俺が本から語るものがたりは、世界にまたがっていて。ヨーロッパ、インド、中国、アフリカと、その子が知らなかった国も沢山出て来たんだけど、分からないところは爺ちゃんに尋ねたり調べたりしながら、どんどん描いていったものだから。

 ああ、もちろん。大人が見れば「これ、ちょっと本物とは違うんじゃ…」という部分もあるけど、それもまた一興だよな。

(88) scarecrow 2017/07/22(Sat) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 そうそう、その子の描く絵は、ちょっぴりデメテルの描いたおつきさまの絵に似ているところもあって、可愛いんだ。絵を描く合間に、西瓜を食べて笑っていた姿は、朝顔の様だったか。

 最近は、女の子の部屋にあった本達とも仲良くなったよ。

 国語辞典の「グロリア」は家庭教師の様にいつも皆から頼りにされているし、

 絵のかきかた指南本「ネル」は、“上手かどうかはともかく、のびのび描けばいいのよぉー”といつも女の子を励ましている。この分だと、俺の居る本が完全に「絵のある絵本」になるのも時間の問題だな…。

(89) scarecrow 2017/07/22(Sat) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 人々が、おつきさまの様に世界を見渡せる目を持てたら──それは素敵な事じゃないか?

 そう願いながら、“おつきさまの化身”である俺は、今宵も幾多のものがたりを語り続けるよ。

 耳を傾けてくれるひとたちが、いる限り!!**

(90) scarecrow 2017/07/22(Sat) 22時頃

【人】 会計士 ディーン

─ 別れの先で、 ─

[かの女の手に渡ってから、幾日か過ぎて。
 此処が居場所という程思い入れは無くとも、
 段々、居心地の良さも覚えてくる頃合い。

 時折、脳裏に過る面々の顔は、未だ鮮明で。
 存外思い入れてしまったものだ と、
 何とも自分らしくないものだ と、
 呆れ半分、諦め半分。

 それは勿論、
 真夜中に交流を交わした本達だけでなく。
 男を図書館へと招き入れてくれた、
 いわば恩人とも言って良い、館長もその一人]

(91) めのこ 2017/07/22(Sat) 22時半頃

【人】 会計士 ディーン

["読めば死ぬ"という、男の本にかけられた呪い。
 だが、あんなのは眉唾でしかなく
 かの図書館が閉じられる事になったのは、
 男の所為だと言う程自惚れてもいないものの。
 それでも、思い出すには少し、苦さを伴う。

 離れてしまった面々と、
 再びまみえる事はあるだろうか。
 一処に留まられぬ男だから、
 その可能性は、皆無とは言わぬだろう。

 ……で、あらば。
 土産話の一つや二つ、携えておかねばなるまい。
 今はもうなき図書館で出会った、幾冊かの本達に、
 悲嘆ばかりを語るわけには、いかないから]

(92) めのこ 2017/07/22(Sat) 22時半頃

【人】 会計士 ディーン

 

  ……一先ずは、
  己の親について知るべし、ですか。

[机へ向かう女を横目に、ぽつり。
 研究は遅々として進んではいない様だが、
 今更、焦る事も無い。

 寧ろ、すぐに棄てられなかっただけマシだろう。
 彼女の娘が男の本を手に取った時なぞ、
 随分と慌てていて、
 下手をすれば焚書されかねない勢いだった。

 ……教育には良くない内容だろうと、
 それを無造作に本棚に入れていたのは彼女なのだから、
 男からしたら、全くのとばっちりなわけだが]

(93) めのこ 2017/07/22(Sat) 22時半頃

【人】 会計士 ディーン

[……なんにせよ。
 この家の騒々しさは、思いの外悪くは無い。
 少なくとも、研究が進められる間は
 此処に居られるだろうし、長い目で見よう。

 この地が男の居場所になるとは思えねど、
 この地に来た意味は、きっとあるのだから]

(94) めのこ 2017/07/22(Sat) 22時半頃

【人】 会計士 ディーン

 

  ……でも、
  さっさと研究を進めてくださいね。
  ぼくってば、そんな気が長い方ではないので。

  あんまり焦らすと、悪戯しますよ。……ね。

[声は聞こえぬと知りながら、悪戯っぽく。
 ある日開いた奇書が真っ白になっていたら、
 この女はどうするのだろうかとほくそ笑む。

 少なくとも、
 かの館長の様に、穏やかではいられないだろう*]

(95) めのこ 2017/07/22(Sat) 22時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ


 [ その後のお話。 ]

 [ ちぃさな女の子に預けられたボクは、
  ある日、不思議な出来事に出くわした。 ]

  「 ── あしもふさん、お話ししてるの? 」

 [ ボクを、ボクたちを手元に、首を傾げる女の子。
  インクの上をなぞるだけだと思っていたけれど、
  
  …どうやらこの女の子、館長と同じ様に、
  インク以上の言葉を聞けるひとだったらしい! ]
 

(96) mayam 2017/07/22(Sat) 22時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ


 [ ボクの声を聞いた女の子の顔は、
  それはもう、わくわくしていた。
  
  ねえ!と、本を掲げて"ボク"に呼びかけ、
  まるで世界が広がったかのように、
  ( ── 何時か図書館にいたボクのように! )
  目をおおきく、まんまるに、きらきらさせて

  本当に、ボクと同じ様な言葉を、告げる。 ]
 

(97) mayam 2017/07/22(Sat) 22時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ


 「 ねえ、あしもふさん。
  あなたの大切な思い出は、なあに?
  どうか聞かせて!

  そしてどうか。
  相棒とあなたが体験した全ての気持ちを、
  あなたと一緒に、感じたいの! 」
 

(98) mayam 2017/07/22(Sat) 22時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

 
    [ ── そんなの、お安い御用さ。 ]

 
         [ *ちゅう!* ]
  

(99) mayam 2017/07/22(Sat) 22時半頃

【人】 雑貨屋 ティモシー



…これにて、閉館。

(100) uiro 2017/07/22(Sat) 23時頃

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