267 【突発誰歓】蔵書点検の狭間に【5発言RP】
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「ちゅう!」
[ とたたん、 ]
[ インク以上の重みを持って、 ボクはまた、ひとつ*鳴いた* ]
(21) 2017/07/17(Mon) 00時半頃
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いいかい。 旅立ちというものはいつだって孤独さ 誇らしさや晴れやかさばかりじゃない。 時には自分は望んでもいなくても そうしなきゃいけないこともある。
絶対に成し遂げられるなんて そんな無責任なことは言いたくない、言えない。 けれど、変わることなら 変えることならば出来るんじゃないかな。
……大丈夫だよ。 だって、君はもう一度旅に出ているだろう 広い世界にやって来ただろう?
寂しさと不安に思いっきり泣きじゃくって それでも君を愛する大人に守られ 色んな人達に出会って今まで生きてきた筈さ。
(22) 2017/07/17(Mon) 01時頃
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[ 開かれる度に繰り返す場面 乳兄弟である主人公へ、旅立ちの前に向けた言葉 けれど、図書館からとある学校の図書室へ贈られてからは まるで自分自身に向けているように感じることがある。
児童書の並ぶコーナーで 休み時間を告げる軽やかな音と近付く足音を聞いていた。
少なくとも、個人に引き取られたものよりは あの頃に近い生活をしていると思う。 それでも同じではない。明確な違いがあった。 今も残る喪失感が証明していた。
……先生の元で綴られていた頃は 自分は見送るばかりなのだと思っていたのに。 ]
(23) 2017/07/17(Mon) 01時頃
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おやおや、まあまあ 全く、仕方ない子たちだ。
手を洗ってから触っておくれよ。 可愛らしくても許されないこともあるのだからね。 本を泥だらけにするのは紛れもない罪さ。
[ この学校で僕を認める人間はいない 誰もこの声を、姿を見つけられない。 いつしか本の外に出ることは少なくなった。 開かれるのを待つ、あるべき形で日々を過ごす。
けれどついつい呟いてしまうのは 存外出番の割にお喋りに作られてしまったからだろう。 自覚したのはそう、図書館に寄贈されてからかな。 ]
(24) 2017/07/17(Mon) 01時頃
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そうだね、 君だからという以外の理由を付けるのなら 僕も何かを変えてみたかったんだろうね。
孤独は恐ろしいものさ。 その痛みを誰もが知っていて 誰もが味わいたくないと思っている。
豪華な調度品と綺麗な衣服、それに安全な城 どれも贅沢で、皆が手に出来るものではない。 けれどそれじゃ満たせないものもあるものさ。
痛みの中で手に入れられるものもあるものさ。
(25) 2017/07/17(Mon) 01時頃
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[ これは物語の最後の台詞 獣の王を討って国へ帰って来た主人公と再会し 彼の問いへ答えた時のものだ。
主人公にとって兄のような存在 大事な剣を彼に託す、それだけの役割。 勇者の仲間でもない旅立ちの国の王子へ 何かを思う子供は、きっととても少ない。
だけど僕はあの日々を 出会った人間を、本たちを今でも覚えている。 これは確かな特別だ。 ]
おやおや、まあまあ。 走ってきて本棚に激突だなんて 流石に生まれて初めて見たな。
驚きを通り越して逆に感心するよ そんなに急ぐ用事が図書室にあるのは君くらいさ*
(26) 2017/07/17(Mon) 01時頃
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『おばあちゃんの最期の作品を……多くの子供達へ。 私のように、色んな生き物を知る楽しさを ホレーショーに教えてほしいから。』
[ばあさんの孫はおっきくなった後。 そう言って、おれを図書館へと寄贈した。]
『祖母もきっと…それを望んでいると思うんです。』
[孫が寄贈するときにちょっと泣いてた理由だとか 最近ばあさんに会えなくなった理由だとか その時のおれには、まだわからなくてさ。]
……おれは、ヒトの笑顔が好きだからよ。 他の子供達もきっと笑顔にするから。 だから、泣くなって。
[元気が出るようにってな。 おれは、綺麗に成長した孫の足元へ 白犬の体を寄せたのを、今でも覚えている。]
(27) 2017/07/17(Mon) 04時頃
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[図書館でも色んなこどもの顔をみてきたが、なぁ。
やっぱり─── 楽しそうなこどもの顔を見るのが、おれは好きだ]
……おまえさん、そのページが好きだなぁ。
[そんな呆れた声を出すのはもう何度目か。 図書館にいたときから数えると、 おれの両手じゃ数え切れない程になる。
……というのも。 今、夢中になっておれを読んでいる少年は おれがまだ図書館にいたときも、 何度も何度もおれを借りては、 飽きもせず全部の頁をじっくり見て。 いつも最後に、その頁に戻るのが常だったからな。]
(28) 2017/07/17(Mon) 04時頃
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……そんなに、おれのことが好きか?
[子供部屋の床の上に本を広げて 夢中になって読む、小さな少年の前で。 おれは顔を覗き込む位置に陣取り、問いかける。
視線の先。開かれた本の頁は「いぬ」。 何度目になるかわからないが。 飽きもせず読むこいつもこいつなら。 その度に説明してやるおれもおれだろう。]
ったく。しょうがないな。良く聞けよ。 案内役、サモエドのホレーショーが教えてやる。
[おれには、いぬが好きって目で見られれば おれが好きって言われているみたいで、 とても嬉しくなっちまうもんでな。]
(29) 2017/07/17(Mon) 04時頃
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……あぁ。 サモエドっていうのはいぬの種類でな……
[得意げに、嬉しげに尻尾は揺れて。 おれはいつものように、そいつに図鑑の解説をし始めたんだ。
学校に引き取られるという話もあったらしいが。 一番、おれをよく読んでくれていた子の元に来れて。 おれはとても、幸せなんだと思う。
ばあさんの孫とした"子供を笑顔にする"という約束も 叶え続けることができそうだとは、思うけれど。]
(30) 2017/07/17(Mon) 04時頃
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[────たまに、思い返すんだ。
ばあさんの家で、孫に読まれていた時のこと。 図書館で子供達に囲まれて読まれてた時のこと。 そして、図書館の、木と紙の匂い。 閉館後に色んなところからざわめき、飛び出す。 他のみんなとの、思い出。 おれたちの声が聞こえる館長と話すのも、 楽しかったなぁって。]
……わぅ。
[そんなことを考えていたら。だ。 大柄な躰に似合わねえことに…… ちょっとだけ、懐かしくなってしまってな。
寂しそうな声をだして、窓の方を見上げた後。 ふと、そんな自分がカッコ悪く思えてしまってさ。 誰にも見えてねえっていうのに、首をぶるりと振って、 慌てて少年の方を見直したんだ。]**
(31) 2017/07/17(Mon) 04時半頃
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[錆びるばかりの物語を拾い上げたのは、一人の女だった。 女は様々な奇書の研究をしているのだという。 ああ、何も大掛かりなモンじゃあない。 ごくごく個人的な研究なのだろう。 事実、目を通したのは最初の内ばかり。
けれど、その時の彼女の表情と言ったら!]
…………女性のする顔じゃありませんよ。
["うげ"だとか"げぇ"だとか、 大凡そんな呻き声をあげる女に、呆れ顔。
本の内容に顔を顰められた事実にではなく、 (だって、そんなの慣れっこだ)。 子も居る様な女が、そんな所作をしてはならない と。 (なにせ頭の硬い、古い"人間"なので)]
(32) 2017/07/17(Mon) 07時半頃
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[例えどんな反応だろうと、構わないと思った。 かつて、一番長居しただろう図書館に居た時も 男の宿る本を開く人間は、そうは居なかったが故に。
……良い、と。思うのだ。 読んで、反応がもらえれば、それで。 少なくとも、以前はそう思っていた 筈だ]
そうそう、ぼくが一番辛かったのは、 何を隠そう、そのシーンなんですよ。
ぼくは彼の事を、随分と信用していましたからねえ。 絶望の為に生まれた、この胸が 張り裂けそうになったのは、この一回きりでした。
思えばこの裏切りで、 ぼくのこの心は、凍りついてしまったのやも。 酷い話でしょう? ねえ。
(33) 2017/07/17(Mon) 07時半頃
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[ゆたりと頁の捲られる、その横で。 連なる悪趣味な演説を聞く者は、居ない。 あの場所では、この声が届くものが居た。 "彼"や"彼女"に語るのは、物語では無かったけれど。
寂しいとかそういう感情は、男には無縁のものだ。 あればきっと、永い物語の中で、 気が狂ってしまっただろうから。 最初から、何処か鈍い風に作られている。 ……だからこれは、"寂しい"ではないのだろう]
お嬢さん、解ります? ぼくの心臓が止まるのは、これで二度目。 嗚呼、ご心配無く。ただの仮死状態ですよ。 ────……痛苦の旅は、続くんです。
[ただ素直に、届けば良いとそう思った。 語りかけるこの声が、彼女にも届けば]
(34) 2017/07/17(Mon) 07時半頃
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……これもまるで、その旅の続きの様だ。
[独り誰かの元を渡り歩く、己の性。 そういえば、物語の中の男自身も、 一処で安らげる事など、そう無かった。
その中の一度が、ある家族の家に匿われた日々の事。 そしてそれは、先に語った裏切りに繋がる]
ぼくの作り主は、ええ、本当に。 趣味も意地も悪いんですから。まったく。 ま、ぼくも良い勝負してますけれど。
[永久なる痛苦を齎す根源。 だとしても、嫌いにはなれぬその人物。 もしかしたら、かのジョン・ドゥは 男のモデルになっているのかもしれない。 でなければ、意地の悪い所ばかり似ないだろう]
(35) 2017/07/17(Mon) 07時半頃
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こんな糞ったれな物語を描く人非人ですけれど その本を好きなだけ研究して、 どうぞ世に知らしめてやって下さいよ。ねえ。
でなければ、ぼくがあまりに報われない。
[仕舞い込まれた本棚の端、口を尖らせてぼやく。 そんな男のすぐそばで、 女は呑気に子供に読み聞かせをしている様だ。
────嗚呼、まったく。 此方の気も知らないで、無邪気な事で*]
(36) 2017/07/17(Mon) 07時半頃
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2017/07/17(Mon) 08時頃
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抗え!抗え!抗え! この世界に叛逆せよ!この社会を打ち壊せ!
そうだ・・・これが俺の本質。 抗えば俺は自由になれる。自由になった後も抗い続ける。
俺には自由なんてない。 俺に出来ることは、この抗う心を伝えることだけ。
一人の少年が、俺を手に取る。 俺の生き様を見て、何を思う。
(37) 2017/07/17(Mon) 11時頃
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ぼくが手に取った一冊の伝記。 ある偉い人の、嘘のような本当の話。
今みたいに学校に行くなんてことが出来なかった時代、 自分より偉い人からいじめられていた人達の、 戦いの話。
自由がないなら奪い取れ。 自由になるため戦え。
この世界に革命を。
ぼくは・・・今、ぼくは本当に自由だろうか?
(38) 2017/07/17(Mon) 11時半頃
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["僕"は、絵本やらとは違い、 そう気軽に手にとって、楽しんで貰えるようなものじゃない。 勉強のお供。堅っ苦しく分厚い、読み物にならない本。 僕が作られている頃には、周りにも辞書ばかりだったものだから むしろ楽しむだけの本の存在の方を、僕は知らなかったのだけれど。]
…図書館も、なかなか悪く無かったです。
[そんな僕が今居る場所は、学校。教室の片隅で、子ども達と授業を一緒に聞いている。]
(39) 2017/07/17(Mon) 13時半頃
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あー、そこの答えは違いますったら… さっき先生が言ってましたでしょうが、それ…
[ぶつぶつ独り言を言いながら、後ろの席の生徒に茶々を入れる。 学びの場。 僕が使われる機会が少なくないここは、中々に退屈しない楽しい場所だ。]
(40) 2017/07/17(Mon) 13時半頃
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[小さな町にある、小学校の図書室。 わたしが今いる場所。
ここの柔らかい陽射しが入る窓辺が好きだ。 懐かしい図書館を思い起こしてくれるから。
それだけじゃない。 穏やかに流れる時間や 微かに聞こえる笑い声も。
図書館でみんなと作った、楽しかった空間 あの時のしあわせに似てるから 気に入っている。]
(41) 2017/07/17(Mon) 16時半頃
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[まだ10歳にも満たない女の子が わたしに触れた。]
はじめまして。 わたしを見つけてくれて ありがとう。
[作者が作った物語を 味わっていく女の子。
いま 目の前の彼女は頭の中 物語をどのように描いているだろう。
そして、辿り付けるだろうか。 鳥籠の青い鳥、に込められた メッセージの意味に。]
(42) 2017/07/17(Mon) 16時半頃
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[本を読み終え、 表紙のイラストを指でなぞる女の子。 くすぐったい、と笑って。 わたしは声をかけた。]
ながい旅から戻ったふたり。 さいごに、おうちの鳥籠にすむ鳥が 探していた青い鳥だときづくの。
あなたの目には、その鳥籠の青い鳥は なにをしめすメッセージだと映った? 解釈はひとそれぞれ。
(43) 2017/07/17(Mon) 16時半頃
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だけど、いつかわかって。 「幸せは、すぐそばにある。」 そのことに。
[ポケットから、青い羽根に触った手を抜いて。 女の子の指に、わたしの手を重ねた。 やがてゆっくりと目を閉じる。
彼女はわたしの手に気づかないだろうけど。]
(44) 2017/07/17(Mon) 16時半頃
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[しあわせの尊さを噛みしめて あの図書館での楽しかった時間を 後悔ないよう、過ごせたと思っている。 作者のこの教えがあったからこそだ。
だからわたしは、今日も伝えるの。 身近なしあわせの大切さを。*]
(45) 2017/07/17(Mon) 16時半頃
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この世には不条理、理不尽、自由じゃないものは幾らでもある。
規律、制度、法則。 とびきり訳の分からないものも沢山ある。
ぼくには、友達と呼べる存在がいない。 友達と思っていた者は、ぼくを馬鹿にしていた。 あまりにも理不尽だ。 他人を傷つけることは、そんなに楽しいか。
・・・理不尽を変えるため戦った者の、本。 ふと、手に取った本から、微かな声が・・・
抗うの…。理不…を…せ。…条理…正せ。 たたか…。た…か…。……かえ!
(46) 2017/07/17(Mon) 19時頃
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「酷くやられたな、坊主」
誰だよおっさん、今ちょっと機嫌悪いんだ。 って、おっさんどこにいるんだ?
「んなことどうでもいいがよ、坊主。流石に1人で10人相手は無理だぜ。 味方は多いに越したことはない。自分の味方を増やせ。 大丈夫だ。味方になってくれる人はいるさ。 なに、俺も元々一人だったよ。 お前は一歩踏み出せた。上出来じゃないか。」
ああ、ぼくも抗ってやるさ。理不尽に立ち向かってやる。
少年は、借りた本を、卒業するまで滞納したというのは、後の話。
(47) 2017/07/17(Mon) 19時半頃
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[教室の後ろから生徒達の背を見据える。 授業の内容を聴きながら、僕が先生と呼んでいた彼の事を思い出す。 先生も、いつかはこの小さな背のひとつだった。 ここからまた、未来に僕らの仲間を作りだす人が出来るのだろう。 ひとが育つとは、なんと楽しい事か。
…多分、先生も僕を作りながら、そう思っていたんじゃないか。 ぼんやりと、思い浮かべた。]
(48) 2017/07/17(Mon) 22時頃
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[語彙が増える楽しさを。 言葉の世界が無限に広がる楽しさを。 彼らはこれから知っていく。そのはずだ。]
[授業のチャイムが鳴る。 先ほど茶々を入れていた生徒が、こちらを振り向いた。 次の時間に国語辞典を使うのだろうか。その予想は、あっさり裏切られて]
(49) 2017/07/17(Mon) 22時頃
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「……あなたは、誰…?」
["僕"に、話しかけた。この僕にだ!
人間と話すのは図書館の館長以来だった。 歓喜と期待に胸を膨らませながら、 僕はその子ににっこり笑ってみせた。
思い出は再び、作られ始める。]*
(50) 2017/07/17(Mon) 22時頃
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