251 【誰歓RP】鬼渡し
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[隣の娘に方を見>>45]
それはぬしが試してみるがよい ――――どうなろうとも知らぬがな
[そう、鬼面の下でニィと嗤う。 相手が気配で察しようと、全く気付かぬであろうとオニには興味なく。 また、娘>>44へと顔を向けた。*]
(48) 2016/07/18(Mon) 21時半頃
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他に何かあるか? なければ始めようぞ
[そう、周りを見渡して。**]
(49) 2016/07/18(Mon) 21時半頃
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――ひっ
[近付いてくる綾瀬明日香の姿に声が漏れた。 白装束の言う言葉>>46は尤もだ。 綾瀬明日香がいつカミ隠しにあったのか櫻子は知らないが、その時も同じような状況だったのならば、同じように皆で戻る方法を探したのだろう。 けれど、綾瀬明日香も被害者ならば、協力してくれるのではないかとちらりと思ったのだ。]
違う…、違う…!
[責めるような声には首を横に振ることしか出来なかった。 綾瀬明日香がカミ隠しにあった事を、櫻子は知らなかった。 それは、綾瀬明日香を贄として助かった人が畏れて、綾瀬明日香の事を伝えなかったからではないのか。 そして、鬼渡しは風化してしまった。 この鬼は、それを責めているのだろうか。]
(50) 2016/07/18(Mon) 21時半頃
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[自分を除けば唯一の成人男子である辰次──先刻、村長宅の門前でボディタッチ的スキンシップを仕掛けてきた相手だ──に、妙な呼称で呼ばれた。>>38]
魚介ナニそれ、畑違いだ。 ボクは刑部慶一! たぶん試験に出ないけど! 専攻はカタツムリだ。
[全員に聞こえるような声でアピール。]
(51) 2016/07/18(Mon) 22時頃
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智花ちゃん…!
[そして、気が付けば横には智花の姿があった。 それに安堵して駆け寄る。 思わずその手を握ってしまったのは恐怖から。 一瞬智花へと視線を送った白装束>>48の視線が再度櫻子に戻った>>49から。]
――それでも私は。
[少女の開始の言葉に是を返せずとも。 この状況を覆せるほど、櫻子は長けていなかった。 開始の合図があれば、ただ櫻子も鬼渡しの一員として逃げるのみ。
ああ、だけど。]
どこに逃げればいいの…?
[広そうなこの場所で、各々逃げるべきなのだろうか。 智花が凄いなんて思ってくれている>>45のは知らず、混乱したまま櫻子はまだ動けずにいた。]*
(52) 2016/07/18(Mon) 22時頃
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──半裸っ?!
[あ、そうだった。 改めて我と我が身を顧みる。 100%オーガニックコットンのカーキ色ハーフパンツだけしか着てない。]
だって、風呂を出たタイミングでココに喚ばれたし。 もう5分早かったら全裸だったぞ!
[明日香ちゃんが狙ってやったワケではないと思うけど。 さすがに全裸で子女を追いかけ回したら、別の意味で犯罪者だな。 それはさておき、裸足なのは鬼ごっこには不利だよねえホント。]
(53) 2016/07/18(Mon) 22時頃
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[それはそれとして、疑問を率先して口にしてくれる辰次のスタンスは評価されるべきだと思う。 ルールが明確になれば、対処法も考えられるというもの。
と、都会少年がいいことを言った。>>35 明日香のいう「刻限」まで、全員が逃げ延びれば、状況的には何も変わらず帰れるのだと。]
ブラボー、 理論的に正しい対策だ。
君は理系に進むか推理小説家になるといいぞ。
(54) 2016/07/18(Mon) 22時頃
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──皆、逃げ切れ!
[煽るような声を上げて、駆け出した。 折しも、明日香鬼が周囲を見渡す頃。>>49
走り出す先、いまだ躊躇う様子の櫻子に手を差し伸べる。]
さあ、僕と一緒に!
[今は、情に訴えるより、相手のルールに則った上で全員が生還する道──刻限までの逃走が最善だと訴えて。 振り切られなければ、手を引いて駆け出すつもりだ。
とりあえず向うは拝殿の裏手。*]
(55) 2016/07/18(Mon) 22時頃
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……銅貨、って、私そんなの拾ったっけ?
[少女の言葉を聞いて。>>21 そもそもこの村に来てからこっち、小銭を拾ったことなんて……あ。 一度だけ、あった。叔父の車で送ってもらう最中、彼がタバコを買うために自販機に立ち寄った先で。 けれど、そんなの、]
……分かるわけ、ないじゃない……!
[どうすれば良かったのか。ここに来ずに済むには。考えても答えなど出ない。 と、そこに。見知った少女の声。>>44
「皆で戻る方法はないの?」
それはとてもこの少女らしい、真っ直ぐな一言。]
(56) 2016/07/18(Mon) 22時半頃
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……っそんなの、
[ーーできるわけないじゃない。今までの説明、聞いてなかったの? 後半は言葉にはならなかったけど。そんな感情が湧き上がってきたこと自体にはっとして口を噤んだ。 どうか彼女に聞こえていませんように。暗雲のような思考を振り切るように頭を振って、口を開く。]
……逃げ切れば、いいんだよね。そうしたら、帰れるんだよね。
[そうだ、逃げ切ればいいんだ。そうすれば、こんな悪夢から覚められる。 悪夢ーー今私はきっと恐怖でおかしくなっているんだ。だからここを出さえすればきっと、何もかも元通り。]
……よし、やってやろうじゃない。逃げ切ってやる。
[深呼吸をひとつ。何かきっかけさえあれば、すぐに駆け出せるだろう。]**
(57) 2016/07/18(Mon) 22時半頃
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ああ、うん…
[気合いを入れていたが、叔父と半裸の大学生のやりとりに力が抜ける。 おさかな…確かそんな名前だったな、うん。
半裸なのは密かに気になってたけど、まあ全裸じゃないし男だから問題ないと敢えてつっこまずにいたのだが。 良かった、全裸じゃなくて。]
(58) 2016/07/18(Mon) 22時半頃
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[ぼやぼやしていると、横から声が聞こえてくる。 晶>>35や慶一>>54がすぐに出せる打開策を口にしていた。
逃げ切る。
あの鬼から。 慶一の号令を聞いても尚、動けなかった櫻子に差し出された手を反射的に掴む。 あの恐ろしい鬼から逃げるために。]
(59) 2016/07/18(Mon) 22時半頃
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いやあ、それほどでも。
[半裸男だが褒められると嬉しい。>>55
皆で戻る方法。今思いつくのは、全員逃げ切ること。 きゅっと口を引き結ぶ。]
捕まるなよ!
[刑部の大声ー合図に走り出す。 鬼の視界から外れようと、刑部たちとは反対側から拝殿の裏へ走り。目についた大きな木に飛び乗って登りはじめた。隙を見て、屋根の上に飛び移るつもり。*]
(60) 2016/07/18(Mon) 23時頃
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[「皆を助けて」>>44 少女の清らかな願いが叶わないだろうことは 容易に想像がついた。
彼女がもし普通に生きていれば父と同じか 下手したらそれよりも上かもしれない。 そんな永い時をとらわれて過ごしていた者がどうしてこの帰れるチャンスに他人のことなど省みよう。
鬼と化した綾瀬明日香は村に通ずる者しか知らぬような祭事の存在を口にする。>>46>>47 その後の櫻子の口ぶりを聞いて>>50、彼女は村長から何も聞かされていないのかと眉を顰める。あの村長が自分の孫に何も聞かせないとは。七尾の人間には幾度となく忠告を重ねたというのに。
それはそれとして。]
(61) 2016/07/18(Mon) 23時頃
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――拝殿の裏手――
[慶一に手を引かれて辿り着いたのは拝殿の裏手。 白装束の鬼が視界から消えれば、ようやく少し落ち着いて周りを見渡すことが出来る心境となった。 そこでようやく気付いたのだ。 目の前の男性が半裸であることに。]
け、慶一さん! どうして服を来ていないんですか…!
[慶一と辰次の話は、鬼渡しと関係がないと言う事で脳裏をスルーしていたらしい。 大体、裸足半裸で外(異界に外と言う概念があるのかはわからないが、今の櫻子にはそんな事は思い至らない)にいる状況を想定はしていない。]
しかも裸足なんて… 大丈夫ですか?
[神社らしいこの場であれば砂利等も多いだろ。 足を怪我するのではないかと問うて。 何か、靴の代わりになるようなものがないか辺りを見回してみた。]
(62) 2016/07/18(Mon) 23時頃
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ああ、おさかべ、ね! そりゃ勘弁。
全裸か…。確かにそれは逃げるどころじゃねぇな。
[その場にいる皆に聞こえるように知らしめる青年>>51>>53の タオルを掛けたその背に、小さく広がる痣が印象的だった。]
(63) 2016/07/18(Mon) 23時頃
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全員、逃げきれって…。 その子は本当は相当高齢のはずだっけ、普通の人間と思わねぇでおくべきだ。
[伝えてどうなるかわからない情報を添えると智花の方を一瞥してから、飛び立つタイミングを見計らう実代子>>57の方へと駆けてその背を一押しした。]
走るぞ、アラサー!
[拝殿の前から本殿の方へと向かうついで]
ほーれ、鬼さんこちら。手の鳴る方へ!
[そう言って誘うように。引きつけるように。*]
(64) 2016/07/18(Mon) 23時頃
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[差し伸べた手の中に滑り込む指先の感触。>>59 大事に包んで走り出す。 慣れない裸足のせいで、櫻子を無理矢理に引っ張るような速さにならないのは塞翁が馬か。
別方向に走り出した少年の餞別の言葉に、幸運を、と頷く。>>60 辰次もまた鬼を挑発しつつ動くようだ。おう男前。
再び会えたとき、誰かの顔に鬼面があったら──は後で考えよう。]
(65) 2016/07/18(Mon) 23時頃
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[逃げる者共を見送りながら>>55>>57>>59>>60>>64]
さぁさ、逃げるがよい 十数えたら、追う故に
[嗤いながら数を数え始める]
ひとーつ ふたーつ みーっつ…
[逃げ果せてみせるがよい。*]
(66) 2016/07/18(Mon) 23時頃
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[鬼が視界から消えれば会話する余裕もできた。 櫻子に名前を呼ばれて体温が上がる気がする。>>62]
え、 あ、 服は、風呂上がりだったんで。
[とりあえず事情を説明。 現世ではとんだ長風呂と思われているかもしれないけれど、無事に帰ればなんとでも言い訳しよう。]
腐葉土って意外と柔らかいんですよ。 でも、なにか足カバーになる布とかあったら嬉しいかな。
[櫻子の女子力(?)に頼ってみた。 自分を気にかけてくれる人のいることの何と心強いことか。*]
(67) 2016/07/18(Mon) 23時半頃
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[クスリ クスリ クスリ]
さぁさ、楽しい愉しい鬼渡しの始まりよ
[久々に気分が高揚する。]
精々ワタシを楽しませよ
[クスリ クスリ クスリ]
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うーう。
[あまり体力に自信のない都会っ子。 だがそんなことを言っていられる場合じゃない。 大丈夫、大丈夫。 じいさんだって帰ってきたんだ。]
せいっ!
[木から屋根の上へと飛び移る。 上からだと視界がいいし、もしも追い付かれても屋根から飛び下りれると踏んでのこと。
余裕があれば下にいる人間にも声をかけたいところ。*]
(68) 2016/07/18(Mon) 23時半頃
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よーっつ いつーつ むーっつ…
(69) 2016/07/18(Mon) 23時半頃
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[そしてこっそり、拝殿屋根の裏側で縮こまるのだ。 すぐには見つからない…と、思う。
思いたい**]
(70) 2016/07/18(Mon) 23時半頃
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[気を遣って(と櫻子は思った)櫻子の前を走る慶一が晶や辰次に視線をやる姿に、遅いながら皆を思ったのは一瞬。 鬼が数を数えだした。>>66 それを横目に駆け抜けた。 そうして辿り着いた先で聞いた半裸の事情にようやく少し笑みが零れて。]
怪我をしていなかったんなら良かったです。 あの人の言う刻限がいつまでかわかりませんが… 怪我をしたら、逃げられないでしょう?
[慶一が言ったとおり、皆で逃げ切るには、誰か一人でも脱落してはいけない。 だから慶一の言うように布を探してみる。 目についたのは2](1自分の着物の裾、2慶一のタオル)]
(71) 2016/07/18(Mon) 23時半頃
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それを裂いて足に巻いてみるのはどうでしょうか?
[慶一が首から下げているタオルは柔らかそうである。 素手では難しそうだが、石でもあれば布程度ならば裂けるだろう。 だが、問題はタオルを取り上げてしまえば慶一が猛烈に薄着になることである。 慶一のおかげで少し恐怖が薄れた。 境内からはまだ数を数える声が聞こえるが、これならば逃げ切れるだろう。]
頑張ります。
[口から零れるのは決意。 皆で帰る。 鬼には不可能と言われたけれど、見知った皆を、そして可哀想な綾瀬明日香を、置いて逃げる訳にはいかない。]*
(72) 2016/07/18(Mon) 23時半頃
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ななーつ やーっつ ここのーつ…
(73) 2016/07/19(Tue) 00時頃
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[可憐な少女に体調を心配される。新鮮だ! それに彼女と普通にしゃべれてる。 これが吊り橋効果というものか。(違)
タオルを靴代わりに、と言われて、なるほど、と思案する。 刃物なしでメイドインジャバンなタオルがきれいに裂けるかは難点だったが、櫻子が端の鋭そうな石を見つけてくれた。]
黒曜石かな? 助言ありがとう、櫻子さん。
[しばし工作タイムの間に、櫻子と今後の方針を打ち合わせようと思う。]
(74) 2016/07/19(Tue) 00時頃
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[神社の中は古ぼけた鳥居からまっすぐと、所々割れた石畳が続く。拝殿は褪せた鈴緒に大きくひび割れの入った賽銭箱。
拝殿の奥には小さな本殿がある。中には頑張れば人一人入るだろうが、ガタイの良い自分を始め慶一が入るのは難しいかもしれない。
辰次の言っていた社務所は境内の隅にある。普段酒好きの神主がそこに居たりしたのだが。 ざっと浮かんだ神社の間取りはこんな感じであったが、はて、ご神木やら手水舎やら他になにかあったろうか。]
(75) 2016/07/19(Tue) 00時頃
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誰かが捕まったとわかるまではプランA──ともかく捕まらないようにする策だ。 逃げ続けてもいいし、隠れてもいいし。
僕としては、体力を温存しつつ、でも居場所を特定されないよう、ゆっくり移動をするカタツムリ戦略を推奨するけど。 櫻子さんはどうしたい?
[彼女が明日香をも助けたいと思っているのも、その態度からチラホラと伺えるのだけど。*]
(76) 2016/07/19(Tue) 00時頃
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