194 花籠遊里
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[身体を苛む蝶は背後、朧の目前に在るは藤の君。 愉悦に脆い花が、性感押し上げられて、頂を駆ける時も、 きっと、朋ばかりを視界に入れる。>>260
花を蝕んでいく毒は重く、貞淑を気取る彼の皮を剥く。 一枚下に隠れているものを暴くように。]
……悦ぃ―――…夜よなぁ、
[上がる息を乱し、それでも君臨するは夜の上。 熱い精を迸らせた朧の髪を漸く解放し、 藤之助の上に捨てるよう、背を押しやる。
悪辣な夜蛾は、熱の頂を越えて尚、 最後の最後に、何もかも突き放すよう、手離した。]
(266) 2014/09/17(Wed) 01時頃
|
|
[体液に塗れた二輪の花。
然して乱れの無い己の着衣を、緩やかに引いて、 内側に風を送り込めば、周囲に煙る艶香の濃度を知る。 夜を区切った檻の中には、それぞれ蜜が詰まっているのだろう。 ――――たっぷりとした、甘い秘蜜が。
そうして、息を注ぐよう、低い天井を仰ぎ。 一時、耳を澄ませて、日常には無い悦に身を浸す。
チラと見やるは欲と精に穢れた二輪の花。
日が昇った後も、眼下の友情が、元通りに収まるかなど、 奔放に振舞った享楽蝶は与り知らぬところ。
だが、瞬きを数度越えると、黎明は案外近くまで迫っていた。*]
(267) 2014/09/17(Wed) 01時頃
|
|
ーー…ッ…!
[下腹部に与えられる痛みに、否快楽に、咽喉から小さく嗚咽が漏れる。 それは空気に融けただ銀月に届いたかは定かでは無いけれど。
己の肩口に沈む花頭には自分の蝶頭さえも寄せ。擦り寄るようにただ耳元に唇を寄せ吐息を吹き掛けて。]
仕方無いなァ、
[ただ紡いだ言の葉。余裕ぶって挑発を、自尊心を着飾る為に聲に芯を這わせた筈なのに。 自分に反響したその声色は何処か打ち震え、まるで自分こそが耐えられないとでも言うように、ただただ焦りの色が混ざる。
そうして気付いてしまった己の”我慢の糸”に思わず花の躰に優しく触れる翅を休めては、暫くの思案の内に強くその肩口を押し。
ぐるりと景色が一転したならば、花の色はどのように揺らいだだろうか。 布団に花が沈む感覚を膝から知り得つつ、花の上に蝶が躍り腰を据えたならば。窪みに嵌めて居た指先を緩々と動かし退かせ、履くベルトを解き始めた]
(268) 2014/09/17(Wed) 01時頃
|
|
ーー待った、ナシね。 急かしたキミなら、きっと大丈夫だろうけど。
[最早余裕の欠片など見せることもせずに。 脳裏に誘い>>233を反響させては、笑みは冷ややかに、蝶は花に唄う。
ただ丸窓の無い月から降る光を身体に当て、紺瑠璃は鋭く淡藤を射抜いて。
言葉尻を待つ間も無く翅が彼の膝裏に差し込まれたならば、ゆうるりとそこを広げ。 常闇の中目を細め、だらしなく垂れる透明の汁にぺろりと唇は潤いを欲して。 余興だと言わんばかりにその先端へと口付けを落としては、一回。 喉奥までその熱を咥え込み、舌にて弄ぶ。
其れから先端の液をこくりと喉に通したならば、蜜を吸う口先を離し、漸く後ろ孔へと熱を当てがいーー花の身を案ずる間も無く、一気に熱を深めた。]
(269) 2014/09/17(Wed) 01時頃
|
|
[一際高く高く。甘く甘く。 小鳥が囀る。>>262
もう他の牢の声も音も届かなくて。
櫻の香りが鼻を突き、 重ね合わせた身体の狭間に白を放つ。
囀りと共に櫻は僕自身を強く締め付け、 高まる圧に堪え切れなく、 純白を白濁に染め上げる蜜を僕はどくりと穿った。
櫻の花と一つになり染まる感覚に 僕はある種の充足を感じていた。 何に満たされて『しあわせ』を感じているのか、 自分自身でも分からなかったけれど。
ただ、君もそう感じていて欲しいとばかり。]
(270) 2014/09/17(Wed) 01時半頃
|
|
………櫻子。
[荒い息。滴る汗。快楽の残滓。
そういう物に僕は、 仮面ではなく柔らかく微笑んだ。
一緒に果ててくれた君の頬をそっと撫でる。 腕の中の君は大きく呼吸をしていて。 僕の髪を搔き抱いていたその小さい指に 金糸が絡まっているのを見た。
目に入るもの、感じるものの一つ一つが 僕と君とのつながりを実感させた。]
(271) 2014/09/17(Wed) 01時半頃
|
|
おや。 ……ふふ。 花に毒は御座いませんのに。
[言葉に目を見開いたのは、僅かな間。>>258>>259 手を添え腰を支え、沈む内壁の感触を愉しむと同時に、雫の零れる先端を、微笑み見詰め。]
ええ、解ります。 貴方のナカは、大変、心地よい。
――直ぐに、達して仕舞いそうなほど。
[ゆるい律動に合わせ、腰をうねらせる。 彼の佳い所を探りながら、反応を伺いながら。
先に達するのは此方だろう。 其れはひとつの計算でもある。
一度で終わらせる心算はなく、次は彼を布団に転がし、上から圧し掛かってみたくあって。]
(272) 2014/09/17(Wed) 01時半頃
|
半の目 丁助は、メモを貼った。
2014/09/17(Wed) 01時半頃
|
[口元から吐き出す息は熱を孕み、情を孕んだ嗚咽と共に空気へと溶けていく。 耳を掠める熱っぽい吐息が焦りを含んでいるなんて露ほどにも知らず。
反転する世界と柔らかな布団の弾力。瞬きも忘れて相手の顔を見やれば──カチャリ。 箍の外れる音が聞こえた。>>268]
まっ…ッ!
[腕を伸ばし誘い請うたのは己が自身。されど腸内を圧迫していた栓が抜ければ透明の糸が後を引いて。
やっと真っ直ぐにその貌を瞳に映す。 唾液を嚥下すれば下がる喉仏。 霰も無い痴態を晒す羞恥心が今更のように襲えば、はしたなく露垂らす箇所への責め苦が始まり>>269]
(273) 2014/09/17(Wed) 01時半頃
|
|
[悦い夜と、告げる主の声は威厳に満ちていた>>266 鏡を割り、朧月を隠す雲を取り去って、男は満足げに息を吐いた様子で。こちらへ押しやられた友を抱き、迸りを受け止めた躯を褥へと横たわらせる
色に溺れた自分の貌を見られたくなかった、と藤の華は花房を垂らした それは友も同じだっただろうか
その顔の白濁拭いさり、ちらり主を見ればどうやら今宵の蝶は朧藤に満足した様子 明日はどの花愛でるのやらと乱れた黒髪を掻き上げて、拾い集め取り繕った鏡でその姿を見つめた それが、自分の花としての最後の行司だった
艶然とした微笑み湛え、如何でしたと笑う藤 外はもう、暁迫っていたろうか*]
(274) 2014/09/17(Wed) 01時半頃
|
|
ん、っ…、……ッ!
[咄嗟に伸ばした手で翅を掴もうと伸ばせども、背筋を通る汗は快楽の度に脚を濡らし。 唾液を顎まで伝わせながら、窄まりに沈む熱塊に、ただただ花は狂い咲く。その口吻に甘い蜜を与えるために。
明星の気配は近い。 気紛れな蝶は枯れた花より新たな蜜をまた探しに飛び交うだろう。]
……トレ、…っ、
[一つ囁くよう名を呼べば。 彼の背に脚を絡めるように力を入れながら、自身を引いてくれた手を取り、はにかんだ。*]
(275) 2014/09/17(Wed) 01時半頃
|
|
(見る、な。見ないでくれ、藤之助)
[思いとは裏腹に小さくだらしなく声をあげ。]
(失望、しないでくれ)
[蝶に体を委ねたまま一滴たりとも逃さぬようにと門を絞り。
瞳の奥が揺らめく。 弓が限界を知らせるかのようにしなった瞬間。>>256]
(276) 2014/09/17(Wed) 01時半頃
|
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/17(Wed) 01時半頃
|
ぁぁっ!……は、……はぁっ…
[今宵一番の啼き声を披露することになった。 ……毒が、朧の面を溶かし破壊し中へ中へと流れ込んでいく。 其より少し遅れて何も考えられぬまま、本能のまま花を散らした。
………このような扱いを受けたのは初めてではない、むしろ両手で数えきれぬほどあるはずなのに。
解放され、手放されるとそのまま崩れ落ちこぼれ落ちていく。 己を支える力もなければ気力も無く。 ただぼんやりと、虚空を見つめ瞼を下ろした。
これ程に永久の夜を宵闇を望み、朝を望まなかった戯れはあっただろうか。*]
(277) 2014/09/17(Wed) 01時半頃
|
|
[ベルさまの熱が、色が、香が、僕を染め上げていく感覚は 裡側に、零すことなく注がれた白濁としたものだったでしょう>>270 感じれば僕の身体はふるりと震えます。 甘すぎるほどの余韻を残し、名を呼べば呼び返され>>271 本当におとぎばなしの「おひめさま」と「おうじさま」のようでありました。
荒い息。滴る汗。快楽の残滓。
そういう物に僕も、 ただ素直に柔らかく微笑みました。
頬を撫でられれば どこかくすぐったささえ、覚えてしまう気がいたします。 僕は甘えるように身を寄せ、汗伝うベルさまの頬へと頬摺りをしました。 僕の指に金糸が絡まっていたのなら きっとベルさまの指にも、射干玉色の糸がひとひら絡んでいたことでしょう。]
(278) 2014/09/17(Wed) 01時半頃
|
|
───『しあわせ』、ですね?
[例えそれが、仮初のものであったとしても。 例えそれが、幻のものであったとしても。
今宵の間は、誠であるのです。
ほんとうに『しあわせ』そうに 僕は彼の黒子へと、そっと接吻けを落としました**]
(279) 2014/09/17(Wed) 01時半頃
|
懐刀 朧は、メモを貼った。
2014/09/17(Wed) 01時半頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2014/09/17(Wed) 01時半頃
[こんな、ゆめものがたりが誠であれば
所謂『しあわせ』というものなのでしょう。
ですが、なりません。
『特別』になることも
『特別』をもつことも
『花』には許されざるべきことなのです。]
[僕たちに許されているのは、ただひとつ。
『花』として咲く。
ただ、それだけなのでございます。]
|
[見開いた目>>272には密かに、いやらしく 笑む。 気持ちいいと、達しそうだと言う相手には茶化すような笑みに変わって。]
そ、だろ…、俺も……ッ
[言葉尻に力が篭るのは、体内に吐き出された熱を感じたから。白い体躯を揺らす。暫らくすれば、相手が達した感覚を腸内で受け止めただろう。
逆流する熱を気持ち悪いとも感じない。とうに限界だった男の逸物も達してしまいそうで、咄嗟に片方の手のひらで包み込んだ。 キツく目を瞑ると同時に吐き出された白濁の液が指の隙間から流れ伝う。
その後、くるりと回る視界に声を上げる事も忘れるだろう。]
(280) 2014/09/17(Wed) 01時半頃
|
[――朧、朧
声ならぬ声で彼を呼ぶ
そんな顔をしないでと虚空を見つめる彼の頬から白を拭う
友にだけは、こんなに泣き濡れた姿を見せたくなかった
失望されたくないんだ、と]
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/17(Wed) 02時頃
|
愉しいかい、吾が子達? 吾が子に誘われし、蝶達よ?
そうだねえ。 ソウダネエ。
私はとても。
(281) 2014/09/17(Wed) 02時頃
|
紫煙で満たされた一室から、狂気孕む笑みが落ちた。
男は呟く文字に反比例して、笑い、嗤う。
愉快なのだ。
それも、実に。
狂宴の夜はやがて、朝靄かすむ時刻となる。
朝陽に照らされる頃にはもう、蝶の姿はないだろう。
(#5) 2014/09/17(Wed) 02時頃
|
───ああ、『しあわせ』だ。
[言葉を繰り返しながら、僕は内心で賞賛する。
優しい櫻、美しい櫻。
君と過ごす一夜は本当に倖せだった。 君の強さに触れて僕は……きっといい作品が書ける。**]
(282) 2014/09/17(Wed) 02時頃
|
愛しい愛しい吾が子達。
お勤め、ご苦労様。
夢を売り売り、躯を売って。
せっせと借金返しておくれ。
いやいや、返せなくとも構わないんだよ。
花咲く内は、私が愛でていてあげるからね?
[どうせいつかは枯れる花なれば。
月下の元 夢に揺蕩うことは許されよう。
押し潰した筈の芽は 結局は小さく蕾を芽吹かせた。
けれども孰れ摘み取られてしまうのだから。
蜜濃くなるその一瞬だけでも。
『花』として、『蝶』を望む]
[花しかしらぬ男の一面。
笑い、嗤っては、今宵の対価をばら撒いていく。
地下牢に舞うのは紙幣の花吹雪。
花弁の枚数が、今夜支払われた対価。
さあ拾えと、男は花々を見下した。
歪んだ唇に滲むのは、狂気の沙汰であっただろう。]
|
どうぞ、またイラッシャイ。
(283) 2014/09/17(Wed) 02時頃
|
[鏡であれば何があっても耐えられると思っていた
鏡の様に全て相手を映し委ねれば、この狂乱にも順応できると
剥がさないで、中を見ないで
そして失望しないでと、藤の花は静かに夜露を零すのでした]
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/17(Wed) 02時頃
数多の顔持つ男の声が、洋館の外へと現れる。
客人の見送りと称したそれで
飛びたつ蝶の背を、羽を、男の視線がぞろりと舐めた。
不気味で、妖艶で、不快な笑みを携えて。
(#6) 2014/09/17(Wed) 02時頃
|
[ーー嗚呼、花はまた、次の夜が来たるならば、また翅を休める蝶にその蜜を与えのだろうか。 嬌声、水音。鼓膜を敲くのはまだ慣れぬ厭らしい音。 いつの間にか己をもその舞台に舞い降りては、花の蜜を咽に通し花の唄に胸を昂らせているのだから、全く持って解らないと今更に瞳を揺らし。
床に敷かれた白に広がる淡藤は、起こす揺れに淫らに咲く。 咽喉から零れる花の唄は、酷く心地が良くーー何故か切なく。 何時ぞや彼の手を引く前、本の僅かに聴こえた歌とは異なる其れに、目蓋を伏せては睫毛を揺らし。
思い馳せるのは硝子戸の向こう側。 まだ夕闇が空に滲み始めた頃。 金月が朧気に自分達を照らしては、隣に銀月は気高に在った。 箱から飛び立つ為に自分の翅に触れたその手は案外小さくーーその銀を手中にと、二欲に塗れた結果が、これだと。]
(284) 2014/09/17(Wed) 02時頃
|
|
ーー…き、…だよ。
[花に滲む汗を肌に感じながら、その肩を掴み彼を抱き。 口先にて愛撫するようにその首筋に接吻を捧げては、少しずつ上へと唇を掠めて、花が唄うその唇に、己のそれを重ね。
重ねる前に囁いた音色は、酷く掠れていたけれど。 ただ其れで満足だと目元を緩め、唇を割り舌を突つく。
そうして唇が物惜し気に離された時に、彼の唇から自分の名が唄われたのならばーーどくりと熱は脈を打ち、心中には喜のみが広がり。 ほんの少しの照れ臭さを表情に出しては、眉を下げ、真似るようにぎこちなく、はにかみ笑い。
ただその躰の中へと、腰を押しては引き、やがては夜に融けただろうか。
握られた手を、強く握り返して。*]
(285) 2014/09/17(Wed) 02時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る