68 Trick or Treat? ― Battle or Die ―
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へクターは道化師 ネイサンに投票した。
リンダは理髪師 ザックに投票した。
モニカは道化師 ネイサンに投票した。
ザックは歌い手 コリーンに投票した。
スティーブンは道化師 ネイサンに投票した。
ネイサンは歌い手 コリーンに投票した。
マーゴは道化師 ネイサンに投票した。
コリーンは道化師 ネイサンに投票した。
ネイサンは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、へクター、リンダ、モニカ、ザック、スティーブン、マーゴ、コリーンの7名。
牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/26(Wed) 01時頃
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―広場の近く―
[よかった!無事、お返事がいただけたみたいです>>4:123。 おじちゃんはほっと胸を撫で下ろして、ビスクドールさん…マーゴさんに、ここまで起きたことをかいつまんで説明します。 マーゴさんは信じてくれたでしょうか。]
『んなわけで、先にモニカが広場に行ってるんだわ。 俺っちも行くけど、おめーはどうする?』
[マーゴさんはどうしたでしょう?いずれにせよ、おじちゃんは広場に向かいます。
ちなみに、マーゴさんがどんな女性だったか。 思い出せないなんてことは、絶対絶対内緒です。]
(0) 2011/10/26(Wed) 01時頃
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[不条理な世界に放り込まれてなお。 それが正しい事ばかりではなかったとしても。
枯れ木のお化けへと向かっていく道化を見送って。 これからそこで起こる事を、見守る事にした。 彼はきっと自分の加勢など望まないだろう。 何よりも。
自分が生きていなければ、「 」に笑ってあげる事は、 できなくなってしまうから……――]
(1) 2011/10/26(Wed) 01時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/26(Wed) 01時頃
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……っは、……くそ、が。 ふざけやがって……! 痛え、……
[傷口の傍を軽く掴むように触れながら、鋭い視線を骸骨に向ける。ぎり、と歯を食い縛った。破れたコートとシャツの肩口を、赤が染めていく。脈打つように痛みを感じて]
くたばれ、化け物……!
[半ば呻くように、半ば叫ぶように声をあげる。 先程振り払われた猫が、近付いてくる骸骨に向かおうとして]
(2) 2011/10/26(Wed) 01時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/26(Wed) 01時頃
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よいお化けに、よい人。 生憎、僕はそのどちらでもないんだ。
[樫の木に、もう一度手を付く。 根だけがぐんと伸びて、尖った錐の様になる。]
平気で人を盾にする、生き汚い大人の一人だよ。 馬鹿正直に立ち向かうほどの体力も能力もないからねえ?
[三度、花のお化けは爪を伸ばして飛んでくるんだろう。 根で突き刺すのが間に合えばいい、が。]
ごめんなさいとも、ありがとうとも言わない。 それじゃあさようなら。
[うん、普通に回避が間に合わない。 せめて両腕だけでも守らないとね。仕事にならなくなるから。]
(3) 2011/10/26(Wed) 01時頃
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[隠者さん…もとい、ヘクターさんのお話は、とても痛ましいもので。 実際に死体を見ていなくても、誰かが死んだと聞けば胸がぎゅっと掴まれるような想いで。 身体がカタカタと小さく震えた]
…。
『一人は怖いので、ご一緒したいです。 足手まといになるかも知れませんけれど…』
[不安げな顔で、首を傾げる。 もっとも、彼の目にはきっと、カクリと非常に機械的な動きに見えたのだろうけど。 了承を得られたら、遠慮がちに後ろを着いていく事だろう]
(4) 2011/10/26(Wed) 01時半頃
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[何とか離れようと、身を捻るが。 樫の根は花のお化けの胸元を貫いて。 花のお化けの爪は、左のふくらはぎをざっくりと刺していた。]
…普通に、これは痛いな。 抜けるのか、これは。
[医者は医者でも、人体についてはさっぱりだ。 足を切り落とすのだけは勘弁願いたいが。]
…む。 死んだらこうなるのか。へえ。
[倒れ付す花のお化け。と同時に男の姿に戻り、爪は自動的に消え失せる。 怖いお化けと、怖くないお化けの分類だけでしか認識していなかったのだが。]
そういえばこのお化けってどっちだっけ。見ておけばよかったのかね。…まあ、いいか。
(5) 2011/10/26(Wed) 01時半頃
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[マーゴさんは言いました>>4。
『1人は怖いので』。
そう、独りは怖いです。それはおじちゃんが、一番知っています。そんなおじちゃんを知る人は少ないですけれど。 おじちゃんは、歩きながら答えます。]
『おめーを足手まといとは思ってねーよ。 大事な戦力の1人だろ。わりーが頭数に入れてんぜ』
[おじちゃんたら、また乱暴な物言いをするんですから! だから、素直じゃないっていつも言われるのですよ?]
→広場へ
(6) 2011/10/26(Wed) 01時半頃
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―広場―
[辿り着いた時の光景は、また後で話す機会があれば話すとして。 まずおじちゃんはモニカさん>>1を見つけると、そこに走りよって行きます。]
おめー、大丈夫か。 んで、どーなってんだ今。
[文字でないと伝わらないのに、おじちゃんはわざわざ声で話しかけます。 だって、モニカさんはなんだか様子がおかしくて。見守るように、動かないですから。 その場は、一言で言えば混戦状態。 おじちゃんはモニカさんの傍で、黙って行く末を見守っていました。 何かあれば応戦できるよう、棒だけはきちんと構えて。]
(7) 2011/10/26(Wed) 01時半頃
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[樫の木から手を離すと、根はするすると地面に沈んだ。 僕は立ち上がろうとするが、うまくはいかない。 自然、樫の木に寄りかかる格好になる。]
こりゃ、左足の神経がやられてるかね。 まあ…仕方ないか。足なら。出来れば五体満足な方が良かったけれど。
腕が無事なら、まあ、まあ。
[さて、こんな時はどんな顔をすべきか。 …いや。 幸い僕は枯れ木にしか見えないのだから、どんな顔でも差し支えはないだろう。
よくは知らない男だ。泣く必然性はない。 そして笑顔で見送れるほど聖人君子でもないのだ。]
まあ、お疲れ?
[極めて事務的な顔で、男に会釈した。]
(8) 2011/10/26(Wed) 01時半頃
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[アッシュグレイの瞳が成り行きを見詰める。 どちらに対しても、瞳の色が輝く事はない。 そして……――]
(……ネイ、サン)
[静かに、>>5枯れ木のお化けとその傍に倒れ付した 男の下へと歩み寄っていく。
枯れ木のお化けに向けて、>>3:99のメモの裏に血文字で]
『私は、モニカです。 サイラスさんにメモを預かってきました。 その人の傍に、行かせてもらっても構いませんか? 約束があるんです』
[と書いた紙を掲げて見せながら]
(9) 2011/10/26(Wed) 01時半頃
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[ミイラの咆哮。それは狂った哂いにも似ていた。]
…邪魔すんじゃ、ねえよ。
[ちらりと背後を一瞥して、呟いた。そこに再び大鎌が現れる。猫が跳びかかるなら、鎌が薙ぐだろう。
骸骨は再びミイラをじっと見つめた。 そして。]
――ああ。お前か。 ここに来て、最初に会った奴。
一番、美味そうな匂いのする奴。
(10) 2011/10/26(Wed) 01時半頃
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ん?
[近付いてきた黒猫に、血文字のメモ。 その内容を読み、静かに数歩引いた。]
どうぞ。
[言葉はざわめきにしかならないだろうが、ニュアンスはきっと伝わるだろう。]
(11) 2011/10/26(Wed) 01時半頃
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へクターは、モニカさんが歩いていく>>9のを、黙って見送りました。
2011/10/26(Wed) 01時半頃
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[>>7、駆け寄ってきた老人に気付くと少し複雑な表情で微笑んだ。 枯れ木のお化けに見せるつもりで書いた>>9、 地面には>>4:96>>4:105>>4:111等の文字も残っているが、 それだけでは詳細は判らないだろう]
『サイラスさんは、枯れ木のお化けは味方だって言った。 コリーンさんは、吸血鬼。 それと戦ってる人は、多分、敵。
でも、私はその人、知ってるの。
だから。 見てる事しか、ね、できないの』
(12) 2011/10/26(Wed) 01時半頃
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[飛び掛かった猫が大鎌で薙ぎ払われる。仲間であるミイラの動物達はこれで皆やられてしまった。新たに何か出さなければ、と思う。いや。それよりも、逃げるべきか。逃げるべきかもしれない。負けを認める形になるのは癪に障る、が。 あの男のようには、またヤニクのようには、なりたくないのだ。死にたくない。それが男の一番の思いだった。意地や矜持のために死ぬなんて、真っ平だ。俺はそんな人間じゃない]
……ち、……?
[考えては、舌打ちをする。じり、と一歩後ろに下がる。と、ふと、何か言葉が聞こえたような気がした。骨が鳴る音が、ところどころ言葉として聞こえたように、思った。 お前。俺か。会った。俺にか? そりゃ、会ってる。一番。一番? 何がだ?]
……何の話、してんだ。……
[更に後ろに下がりつつ、呟く。骸骨の考える内容など、全くわからずに。それが昨日会っていた者である事も、当然知れずに]
(13) 2011/10/26(Wed) 01時半頃
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[枯れ木のお化けに文字が通じ、場を譲ってくれる。 ぺこりとお辞儀をして、>>3:99のメモを裏返し、 サイラスの文字が読めるようにして差し出した。 そうして、「 」へと戻った道化の元に膝を付く]
ニャァ、ニャウ……。 (貴方は……いつか、孤児院に来てくれた……)
[強面の顔で、クラウンの姿の時とは全く違う印象の人だった]
(貴方だったんだ、ね……)
[貫かれた胸、失われた手足。 モニカにとっては大きな手を、そっと両手で持ち上げる。 労わるように包み込んで、少女は男の亡骸の上で微笑んだ]
(ねえ、「 」さん。 やっと、元の姿に戻れたんだね。 私、嬉しかったよ。 だからね、貴方にも笑って欲しいな……)
(14) 2011/10/26(Wed) 01時半頃
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[戦力といわれて、目をぱちぱちとさせた。 恐らくお化けフィルタのかかってる状態では立派な怪奇現象だろうけど、分かってないから気にはせず。 そういえば糸を使えるのだと思い出して、その事を伝えたりもして。
広場に辿りつくと、そこには何人ものお化けが居た。 これも皆本当は人間なのだろうか? どう見てもお化けにしか見えなくて、少しだけ不安になる。 猫娘さんに近づいていくヘクターさんを少し後ろから追いかける事にした。 だって、他の人の近くよりは、まだマシな気がしたから。 とはいえそんなに近くに行く訳でもなく、どちらかというと周囲の方を気にする素振りで。 横の小さな人形さんは、警戒するように*剣を構えていた*]
(15) 2011/10/26(Wed) 01時半頃
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…ひひ。お前か、お前かよ! 会いたかった、ぜ?
勿体無えことしたなあ。 さっきは遠すぎて気づかなかったんだぜ。 気づいてりゃ、あの美人のお姉サンに後れを取ったりしなかったのによ。
[そのままじりじりと、ミイラ男に近づいていく。]
あのフラスコ野郎の「お菓子」、美味かったぜ… お前はきっと…もっと美味いんだろうな?
[バーンスタインは、べろりと唇を舐めた。]
(16) 2011/10/26(Wed) 01時半頃
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『で。 約束って、何だい?邪魔なら少し離れるけど。』
[短いメモを書いて黒猫に。 左足から滴る血は、枯れ木の樹液にしか見えないんだろうか。 なんともシュールだな。]
(17) 2011/10/26(Wed) 01時半頃
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…。 邪魔するのも野暮かね。
[黒猫に渡そうとしたメモは手元でくしゃりと丸めた。 そろそろと、樫の木の傍から離れる。]
(18) 2011/10/26(Wed) 02時頃
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[どんな人生を辿ってきたのだろう。 苦しい事、辛い事全て隠して笑っていたクラウン。 事切れたその素顔を見詰めながら、握った右手を抱き締めるようにして。 その手に頬を寄せた。
貰った薔薇の花弁に一つ口付けを落とす。 そうして、それを力を失った手に握らせて胸の上に下ろした]
(できれば、孤児院でまた会いたかった。 貴方の芸も素敵だったけど。 貴方にご夕飯ご馳走する時に、 お話しできるの、実は楽しみにしてたんだよ)
[もう何処か遠くに感じる現実での記憶を思い出し、少女は笑った。 いつも笑顔のクラウンは、何より自分が欲しかった笑顔を きっと他人に与えていたのだろう。 そう思うと、胸が段々一杯になってきて]
(19) 2011/10/26(Wed) 02時頃
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おや?
[樫の木から離れた後。 広場の入口付近に、いつぞやの老人のお化けが居ることに気付く。 じいっと、眼鏡をずらして老人のお化けを見た。]
ああ、ヘクター君だったのか。 …枯れすぎだねえ。
[人の事は言えないが。]
やあ、ヘクター君。 お久しぶり?
[彼の傍に怖い人形はいるけど、まあひとまずは。 飲み友達に挨拶しておこうじゃないか。ということで枯れ枝…もとい、手を挙げた。
リンディの異変には、未だ気付いてはいない。]
(20) 2011/10/26(Wed) 02時頃
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なあ、知ってたか? 最初に会った時から…俺、お前を殺してみたくて堪らなかったんだぜ?
お前、いい声で囀ってくれそうだもんなあ。
[ミイラの言葉は、時折上ずったり、甲高い笑い声になったりと、実に不快な響きだ。おまけに酷くノイジィで良く聞き取れない。恐らくは、こちらの声も同じように響いているのだろう。だが彼はそんなことには構わず、喋り続ける。]
クロスだっけか。 お前の墓標に捧げるには、ぴったりじゃねえ?
[す、と右手を伸ばして、ミイラの左耳に触れた。 かすかな金属音と、冷たい手触り。耳元では、どう響いただろう。
笑いながら、金具を軽く引き。 ――く、とその手に力を込める。]
(21) 2011/10/26(Wed) 02時頃
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[おじちゃんは、その場にいる人1人1人を、睨むように見渡します。 ミイラと枯れ木。黒猫のモニカさん。ビスクドール。倒れた女吸血鬼>>4:89と、顔面花だらけのお化け。 そして…]
(骸骨、あれか)
[棒を握る手に、ぎゅっと力が篭りました。 モニカさんが先程教えてくれた>>12情報とも照合して、現状を把握しようと努めます。 花が散り>>10、1人の男になりました。おじちゃんの知らない人でした。 でもモニカさんは知っている人みたいです。『私が、笑うよ』>>4:105。そんな言葉をモニカさんがかけた相手が、どうしてスティーブンさんらしき人と戦って、死んでいったのか。おじちゃんにはさっぱりわかりませんが。]
[と、枯れ木がこちらに手を振っているのに気付きました>>20。こちらは中身がわかっていると言っても、なんとまぁフレンドリーなことでしょう。]
よう植物。積もる話はまた後で。で、おめーそれ大怪我負ってんの?
[だから!おじちゃん、通じませんてば。]
(22) 2011/10/26(Wed) 02時頃
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[笑顔の視界が少し、滲んだ。 どうしても自分は泣いてしまうみたいだ。 だって、女の子なんだもの、仕方がない]
(最期に逢えて、話せて、本当に嬉しかった。 だから、笑ってね。 泣きたかったら、泣いてね。 私みたいに泣きながらでも良いから。 上手く笑えなくたって大丈夫だから。 私が、一緒に笑うから……)
[小さく囁きかける言葉は彼に届いただろうか。 傍に落ちていたクラウンのクッキーを丁寧に拾い上げて。 最後にもう一度、ばいばい、と少女は満面の笑みを彼に向けた]
(23) 2011/10/26(Wed) 02時頃
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…なんかヘンな事言われた気はするんだけど。 まあ、いいか。
[最初の言葉のニュアンスだけ、受け取ったらしい。 左足を擦りながら、よろよろ。 鞄とバスケット込みで広場入口まで歩いてみる。]
まあ、それなりには?
[左足の辺りを指差す。 見た目は、枯れ木が樹液の出てる辺りを枝で指しているようにしか見えない。]
(24) 2011/10/26(Wed) 02時頃
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へクターは、だらだら滴っている樹液>>17が気になっているみたいです。
2011/10/26(Wed) 02時頃
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[硬質な笑い声が聞こえた。己が逃げようとし始めたのがおかしいのだろうか、と考える。傷付いた獲物を喜んで追ったり甚振ったりするのは動物にはよくある事、だ。今の相手は動物どころかお化けだ、人間を狩るのはそれは楽しいに違いない。 ふざけやがって。また、心の内で毒づいた。 こいつが「怖くない」お化けである事など、絶対にないだろう。 そう、考えながら]
……会いたかった? ……俺は、会いたくなかったよ。 お前みたいな骨野郎にはな。 あの……男? ……あの、痩せた男、か? あいつを……殺したの、お前なのか? ……
[断片的に認識出来る言葉に、男は眉間の皺を深め]
……お菓子…… 美味い? …… 冗談じゃ、ねえ。 誰が、喰われてたまるかよ……!
[お化けが己を殺そうと、喰おうとしている。男が認知する状況は、その一つのみで。傷口の傍を押さえたまま、踵を返して走り出そうとした。だが、引き攣った傷口が強く痛んだために、咄嗟に動きを止めてしまい――次の瞬間には、骸骨の手が伸びてきていた]
(25) 2011/10/26(Wed) 02時頃
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スティーブンは、わりと痛い、というジェスチャー。枯れ木なので通じるとは思えないが。
2011/10/26(Wed) 02時頃
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[彼が“あげる”と言ってくれた、お菓子。 見れば彼の事を思いださせる、クラウンのクッキー。 割れないように、大事にその包みをポーチに仕舞った。
集めたお菓子の事は、いずれ皆で話さねばなるまい。 ただ、今だけは。 その存在を傍に置いておきたくて。 彼の落としたお菓子については、誰かが思い出すか 尋ねるかするまで黙秘する事に*した*]
(26) 2011/10/26(Wed) 02時頃
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[しゃらりと涼やかな音が耳元に落ちる。 クロス。ピアス、 そう、ごく短い単語による思考が、頭に浮かんで]
――……っぎ、ああぁっ!!
[目を見開き、叫び声をあげた。無理矢理に千切り取られたピアス。ぱっと血が飛び散る。負傷の度合いは先より明らかに小さくも。痛みは先よりも強く、鋭く、感じられた。 裂けた其処を咄嗟に押さえようとしたが、左腕は上がり難く。右腕では、遠く。ただその場から後ろに逃れようとして]
(27) 2011/10/26(Wed) 02時頃
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[枯れ木がばっさばっさ枝を下に向けてます。 シュールです。とてもシュールです。]
あんまり無理して枝曲げると、なけなしの葉っぱがなくなっちまうよ?
[お医者さんのジェスチャーは、おじちゃんには全く通じていません。 まぁ、とりあえず変な運動するくらいには元気っぽい。勝手にそう解釈して、おじちゃんはまた紙飛行機を飛ばしました。 きちんと軌道に乗れば、それはお医者さんに届くはずです。]
『こちらヘクター、まだ現役20代。おめーがスティーブンなのはわかった。あとモニカとそこのビスクドールも敵じゃねーっぽい。ミイラも仲間っぽいんはわかった。あの骸骨が敵っぽいのもわかった。あとは知らん。
今戦えそうなの、誰。見た感じ、敵さんもこっち側も、無傷ではなさそうなんだけど』
[返答によっては動きが変わります。おじちゃんはいつでも飛び出せるよう、やっぱり棒を構えています。]
(28) 2011/10/26(Wed) 02時半頃
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何だ、一体?!
[リンディの叫び声が聞こえたので、反射的に振り返る。 そういえば奴が残っていたのを忘れていた。ついさっきまで。]
(29) 2011/10/26(Wed) 02時半頃
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へクターは、叫び声がした>>27のはいつだったでしょう。
2011/10/26(Wed) 02時半頃
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[直後、後頭部に何か当たった。いたい。 振り返るとそれは紙飛行機だった。 取り急ぎ、同じメモの裏側に文章を書いて飛ばしておいた。 視線はリンディと骸骨に向け直す。]
『20代は20代でも崖っぷちじゃないか。
悪いけど、僕は補助くらいしか出来ないよ。少々傷が深い。 コリーンさんも大分消耗してるね。リンディ君は、ここからじゃよくわからないがいくらか負傷しているらしい。
骸骨はよくわからない、以上。』
(30) 2011/10/26(Wed) 02時半頃
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おいおい怪我人だらけじゃねーの!!!
[返事>>30に目を見開きました。 急いで新しい紙を取り出し、またお医者さんに投げつけます。 『怪我人は怪我人同士で手当てしてろ!俺っち行く!』
それから、また別のメッセージを、2つ。
『着いてくっか?ちょいと、怖い思いすっかもしんねーけど。』
これは、マーゴさんへ。
『無理だけはすんなよ。でも、おめー、骸骨やっつけてーんだろ?』 これは、モニカさんへ。]
(31) 2011/10/26(Wed) 02時半頃
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[それぞれ投げつけてから、おじちゃんは走り出します。 先程、叫び声がしたほうへ>>27。大丈夫、たぶん。おじちゃんが元気です。ちょっと背中が抉れているだけです。 痛み止めの副作用で眠いですけど、おじちゃんがだるいのはいつもです。
骸骨の姿を見つければ、―――いいえ、先に見つかってしまうかもしれませんが、 おじちゃんはありったけのお化けを呼ぶでしょう。 体力が続く限り、みんなが倒したお化けのありったけを。
その時ミイラのリンダさんはどうなっているでしょうか。どうか、間に合いますよう。]
(32) 2011/10/26(Wed) 02時半頃
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[あ、一個だけ。反論し忘れてしまいました。
『俺っちは崖っぷちじゃねー!!』
これを届ける余裕は、もう、ないですね。**]
(33) 2011/10/26(Wed) 02時半頃
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…あいた。だから後頭部に紙飛行機は。
[頭を擦りながら、メモを見る。]
応急処置出来るもの、持ってないんだけどねえ。 さて。
[走っていくヘクターを見送って。 仕方ないので、予備のハンカチで爪で刺された傷口だけ縛っておいたのだけど。 …うん、焼け石に水かもしれない。**]
(34) 2011/10/26(Wed) 02時半頃
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― 意識の闇の中 ―
[全身を巡った毒のせいか意識は泥に埋もれるかのようにドロドロとして覚醒出来そうにない。 けれど、勝手に例の力は戦っていた花のお化けのイメージを見る。 彼はどんなに人間然としていようがやはり頭に浮かぶイメージは花のお化けそのままのイメージだった]
(35) 2011/10/26(Wed) 06時半頃
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コリーンは、辺りの血は体内に戻り、再び吐血しを繰り返しているだろう**
2011/10/26(Wed) 06時半頃
リンダは、未だ肩に刺さっていた斧が、ぐらりと揺れる。男の意識は、ただ混乱して**
2011/10/26(Wed) 08時頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/26(Wed) 08時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/26(Wed) 08時半頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/26(Wed) 08時半頃
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――やっぱお前、いい声で啼くんじゃねえか。 ぞくぞくすんね。
[バーンスタインは僅かに恍惚の色が浮かんだ目を細めて言った。先刻までの興奮した様子はもう、窺えず。
獲物を仕留める時、彼の心は凪ぐ。]
鬼ごっこか?いいぜ、逃げるなら逃げろよ。 逃げたら追うのが、猟犬の性…ってな。
[肩に刺さった斧に目をやると、それを一瞬、深く喰い込ませてから、抜いた。斧は再び左手に帰る。]
――行けよ。
[広場の外を、顎で示した。リンディが其方へ向かうなら、自身も血を流しつつ、追う。]
(36) 2011/10/26(Wed) 09時頃
|
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/26(Wed) 09時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/26(Wed) 09時頃
/*
やる気はあったんだ…>ザックめった打ち
村人こええええ。
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/26(Wed) 09時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/26(Wed) 09時半頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/26(Wed) 09時半頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/26(Wed) 09時半頃
|
……ぐ、ぁ……!
[一たび食い込んだ後に肩から抜かれる斧に、今度は呻くような声が漏れた。よろめくように後ろに下がる。血が溢れ出る肩を押さえ]
……ひっ、……くそ、ふざけ…… ふざけ、んな、
[冷えた汗が肌に滲む。 苦痛が、怒りが、焦燥が、惑乱が、恐怖が、表情に混じり合い]
ちく、しょ、……!
[肩を押さえたまま、男は走り出した。骸骨から離れるために、広場の外に向けて。その選択は相手の思うツボであると、逃れようと思うなら多くが集まるこの場からむしろ離れないべきだと、冷静に考える余裕は、生涯で初めて受ける多大な痛みに混乱した男にはなかった。走り出す間際に見えた幾つかの姿が、男にとって敵と認識しているか、どちらとも知れぬ者であったというのもあったか]
畜生……!
[痛い。血が出る。やばい。痛い。殺される。死。死んでたまるか。 逃げる。とにかく、逃げてから、なんとか。 荒れた思考を巡らせながら、男は街を*駆けていき*]
(37) 2011/10/26(Wed) 10時半頃
|
牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/26(Wed) 10時半頃
|
― 独白・あまり重要でない幕間1 ―
殺人とは、快楽に等しい。
どんな上等の女を抱くよりも、どんな上等の酒を飲むよりも強い快楽が手に入れられる。
もう数え切れないくらい、殺した。 男も女も子供も年寄りも。俺の前ではただの肉塊に過ぎない。
(38) 2011/10/26(Wed) 11時半頃
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― 独白・あまり重要でない幕間2 ―
初めて赤い血の生き物を殺したのは、エレメンタリィを卒業する直前だった。
当時の俺は、表面上は絵に描いたようないい子ちゃんだった。笑うなよ、本当の話なんだ。
――だが、内心ではいつも、血に飢えていた。何がきっかけだったのかは、定かではないが。 物心ついた頃には、既に血を欲していたような気がする。
(39) 2011/10/26(Wed) 11時半頃
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― 独白・あまり重要でない幕間3 ―
まあ、とにかく、やったのは王道のウサギ小屋。鍵をくすねて、夜中に忍び込んだ。あいつら可愛いのな。あんな小っこい頭して、ちゃんと俺がナニモノなのか理解していやがった。
それからは、野良猫や野良犬を捕まえては、生きたままバラバラにするのが、唯一の楽しみ。暗い青春時代だぜ、まったく。
(40) 2011/10/26(Wed) 11時半頃
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― 独白・あまり重要でない幕間4 ―
ああ、そうそう俺、一応いいとこの坊ちゃんだったんだ。いや、本当だって。由緒正しい男爵家。ナイトだっけか?まあいいや、俺にゃ関係ない。
次兄が医者でさ。18のとき、俺も医科大に入った。だけど、やっぱ無理なのな。 人の命を壊したい俺に、医者なんて務まるはずもなく。結局、教養課程で挫折して1年で辞めて、ついでにそのまま家を出た。
(41) 2011/10/26(Wed) 11時半頃
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― 独白・あまり重要でない幕間5 ―
19で家を出て、ふらふらしてたところをとある鍵師に拾われた。
そいつに弟子入りして使いっ走りをしながら、そのうち、師匠の裏稼業を手伝うようになった。アブない薬の運び屋とか、情報屋まがいの事とか。ついに俺は自分に相応しい場所を見つけた、と、喜んだもんさ。
(42) 2011/10/26(Wed) 11時半頃
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― 独白・あまり重要でない幕間6 ―
初めて殺しをやったのは、21の時だった。
そいつは娼婦だった。それなりに気に入って、何度か買った後。仕事を済ませたあいつは、俺に言った。
『――お得意様が、さあ。アンタよりよっぽど金払いのいい奴。 あたしの客にアンタが居るの知って嫌がってんだ。悪いケド、今日限りにしてくれるかい?
ていうか、さあ…。聞いたよ、アンタ貴族サマなんだって?人間堕ちりゃ堕ちるもんなんだねえ。なんで良家の坊ちゃんがそんなんなっちまうのさ。
それにさ、気持ち悪いんだよアンタ。自分より弱い奴しか相手にできないんだろ。蛇みたいな目ェしやがってさ。いや、どっちかというと小っちゃい蜥蜴ちゃん、か。
(43) 2011/10/26(Wed) 11時半頃
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― 独白・あまり重要でない幕間7 ―
ま、悪く思わないでおくれよ。――弟子が同じ女と寝てんのは気に入らないんだってさ。 アンタがあいつの弟子だったとはねえ…。道理で似てると思ったさ。
くく、色々仕込まれたんだろ?あの変態に、さあ。』
その日の記憶は、そこで途切れている。
翌朝の新聞で、その娼婦―名はノーマ、といった―が死んだことを知った。
否、理解した。 洗面台に投げ捨てられた血染めのシャツの理由を。
(44) 2011/10/26(Wed) 11時半頃
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― 独白・あまり重要でない幕間8 ―
それから、俺は便利屋の仕事をしながら、ちょくちょく趣味で殺しをやるようになった。
元々素質はあったのだ。それが、ふとしたきっかけで解放されただけ。
兎も角そうして、今の俺が出来上がったというわけよ。ザック・ザ・リッパー、とでも名乗ってみようか?ひひ。
――ああ、解ってるよ、つまんねえ。洒落は苦手なんだ。
(45) 2011/10/26(Wed) 11時半頃
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― 独白・あまり重要でない幕間9 ―
路地裏で、あのでかい男に会った時。
ひと目見た瞬間に、解った。こいつは俺の獲物だ。
そういう奴に出会うと背筋がぞわりとして、気分が高揚する。あいつが苦しみ泣き叫ぶさまを、見たい。許しを請う姿を、殺してくれと乞う姿を。
一目惚れっていうのかね、こういうのも。
(46) 2011/10/26(Wed) 11時半頃
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― 独白・あまり重要でない幕間10 ―
シリアルキラーに良くあるような、同情すべき身の上なんか、俺には無い。
親父は役人だし、お袋はいいとこのお嬢。二人の兄貴は弁護士と医者。弟は教師で妹が看護婦。 両親は俺たち全員に惜しみなく、平等に愛を注ぎ、兄妹も皆両親を愛していた。絵に描いたような、幸せな家族。
――俺だけが…俺だけが、こうなった。
一体何処で間違えた?
(47) 2011/10/26(Wed) 11時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/26(Wed) 11時半頃
ザックは、リンダがよろめきながら走り去るのを満足げに見送る。『――いーち…にーい……』
2011/10/26(Wed) 11時半頃
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― 広場→ ―
…はーち、きゅーう……
じゅう。
[『鬼』の俺は十数えて、ミイラを追って広場を出た。
――いや、もうその姿はミイラには見えていなかった。 あの路地裏で出会った長身の男。無彩色に近い色のコートがはためくのが、遠くに見える。
ああ、あいつの名前はなんと言ったっけ。]
(48) 2011/10/26(Wed) 11時半頃
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コリーンは、ザックの名を闇の中ぼんやりと思い出している。
2011/10/26(Wed) 11時半頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/26(Wed) 12時頃
リンダは、ザックから逃げ、入り組んだ路地を走っていく。呼吸は荒く、肺が痛んだ。
2011/10/26(Wed) 12時半頃
リンダは、走る後には、ぽつりぽつりと赤い跡が残されて。
2011/10/26(Wed) 12時半頃
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[血を失い、その血が体内に戻る。 血が戻れば首から、口から、再び血が失われる。 意識が途切れては戻り、戻っては途切れる、いつまでも終わらない地獄のような苦しみ。 しかし、道化を名乗る化け物が倒れた頃、不意に苦しみが和らいで吐血や嘔吐が収まり、意識が急に浮上する]
(何、が……起こった、の……?)
[あのまま苦しみ続けて死ぬのだろうと覚悟をしていたものが少し拍子抜けの体で目を覚ます。 けれど悪夢は終わらない、道化が倒れ、事切れると同時にどこからか大小様々なお化けがやってくる。 まるで何かを守るかのように、邪魔はさせないとでも言いたげな彼らは骸骨とミイラに向かう者があればその進行を妨げるだろう。 勿論、名も無い彼らもまた、お菓子も狙って襲ってくる事もあるのだろう]
(49) 2011/10/26(Wed) 12時半頃
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[毒が消えたとは言え首の傷と掌に開いた大穴からの出血は収まらず、血を使う攻撃も使用不可になっていた]
(武器が、出ない……。)
[純粋な体力の消耗と痛みからくる消耗、貧血と悪条件は重なってはいるもののまだ戦えるらしい。 ゆっくりと身を起こして骸骨を探して辺りを見回す、けれど目に入るのはその他大勢ばかりで、一先ずはスティーブンと合流しようと、目を閉じる。 一度感応した相手は生きていてかつ近くにいればイメージとして頭の中に浮かぶのだ]
(50) 2011/10/26(Wed) 13時頃
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[感応を行えばスティーブンはすぐ側に、倒れてはいるが生きているようだった。
目を開き、目の前に居た人面のニワトリを爪で引き裂いてスティーブンに駆け寄った。
途中に倒れている道化だったモノと黒猫には気付くことはなく]
(51) 2011/10/26(Wed) 14時半頃
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[おじちゃんの突撃>>32は、しかし叶いませんでした。 どこからか、次から次へと弱いお化けが湧いてでてきたのです>>49。 ちい、と舌打ちして、おじちゃんは一度足を止めます。棒技と足技を使って、進路を切り開こうとします。 傍にモニカさんやマーゴさんがいれば、そちらも気にかけながら動いたことでしょう。脚を上げる度、身体を捻る度、背中の傷が開きます。少しずつ、少しずつ。血はまた包帯を抜け、服のほうへ。
『へくち、』
心配そうに、女の子が言いました。]
(52) 2011/10/26(Wed) 17時頃
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ああん?なんだちみっこ、風邪か?
[宙から急降下するハーピィを棒で薙ぎ払いながら、おじちゃんは声をかけました。
女の子は何か言いたげです。とりあえずおじちゃんは、倒したばかりのハーピィを操ることも忘れません。]
(53) 2011/10/26(Wed) 17時頃
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『へくちっ、くちっ、く、く』
おいおい大丈夫かよ。
『ちゃ、ちゃ、ちゃ』
茶ぁ?
『くちゃ、くちゃっ、へくちゃ、へくちゃ!へくちゃ!』
なんなんだ!!
[おじちゃん!嬉しがってる場合じゃありません! 初めて名前を呼ばれたからって、浮かれてる場合じゃありません!
まだまだ周りは敵だらけです!**]
(54) 2011/10/26(Wed) 17時頃
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へクターは、女の子の言葉に顔がにやけてます。『へくちゃ!へくちゃ!』
2011/10/26(Wed) 17時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/26(Wed) 18時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/26(Wed) 18時頃
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― 裏通り ―
[細い路地のが迷路のように連なる裏通り。二つの血の跡が、ぽつりぽつりと列をなしている。
首筋の傷は深そうだ。上着がじっとりと濡れて肌に張り付いている。時折軽く眩暈が襲ってきて、立ち止まっては溜息をついた。
痛みは、薄れてきている。 獲物を前にした興奮のせいか、最早痛みを感じない程に傷が深いのか。まあ、どちらでもいい。
長身の男に対して感じた『美味そうだ』という感覚は正直、初めてだ。これまで殺した人間を喰ったことは…あまり、ない。全然ない、とは言わないが。
まあ、それでもあまり美味いものじゃない。Ed Geinなんかと一緒にされても、困る。]
(55) 2011/10/26(Wed) 18時頃
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ザックは、大きめのナイフを一本、ホルダにしまった。
2011/10/26(Wed) 18時半頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/26(Wed) 20時頃
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― 広場 ―
[聞こえた叫び声>>27、>>31のメモ]
(……そうだ、倒さなくちゃ。 それで、守らなくちゃ。 皆の、お菓子)
[死と引き換えのお菓子は命にも似る。 立ち上がれば、何処からともなく湧き出るお化け達]
(渡さない、絶対……ただのお化けなんかに)
[浮遊するジャックランタンが見える。 しかし、それはゾーイように喜怒哀楽もなければ声も出さない]
(渡すもんか……――!!)
[放たれた焔を素早く猫に変じてかわす。 背後には大きな影、これはフランケンシュタインだ。 しかし、サイラスのように動きは機敏でも優しくもない]
(56) 2011/10/26(Wed) 21時頃
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― 路地裏 ―
……は、……はあ、……っそ……
[どれくらい走った頃だっただろうか。男の走る速度は徐々に緩み、歩みに近付いてきていた。不意に、足がもつれ、転びかけて。そのまま壁に右手を突き、男はついに立ち止まった。 荒く呼吸をする度に、揺れる肩が痛んだ。裂けた耳も鼓動に伴って痛み]
……ち、…… なんか……出しとか、ねえと、……
[広く赤く染まった肩口と右手とを見ては、舌打ちして。近くの地面から、前のものとは違う種らしい犬を出した。それ以上は、幾ら念じても出す事が出来なかった。消耗のせいだろう、と考えて]
……来るんじゃねえよ、骨野郎……
[半ば祈るように呟きながら。男は歩み、少しでも遠くに行こうとし]
(57) 2011/10/26(Wed) 21時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/26(Wed) 21時頃
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[スティーブンは意識が無い様で、そのお菓子を狙って大きなミノタウロスが近づいている]
(ああ、最悪。) (ただでさえ長期戦とか苦手なのに。)
[ましてや自分の手には大穴、血のグローブ、ジクジクとした痛みのアクセサリーを纏ってそれでも爪を長く伸ばす]
(それでもやらなきゃね、こんなところで終わりたくないもの。) (終わらせるわけにもいかないし、ね。)
[ふと、骸骨の相手を一人で任せてしまったリンディは無事だろうかと不安に駆られる。 ゾーイも空にメッセージを飛ばしてもこの場に来ていないという事は、と考えると胸が痛む]
(あの時、一緒に行ってあげるべきだったのかな。)
(58) 2011/10/26(Wed) 21時頃
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[猫めがけて振り下ろされる拳は、鈍い。 空振りして地面へと振り下ろされるその腕にすとりと着地すると、 そのまま肩、頭へと駆け上がっていく。
そして、こちらにカンテラを向けたジャックランタン目掛けて 大きく跳躍し――空中で一回転すると同時に人型に戻る。 カンテラの発した炎がツギハギの顔を焦がし、 宙へと待った黒猫の踵が南瓜の頭へとめり込む]
[ぐしゃり]
[南瓜が砕けカンテラが地面に叩き付けられて割れた。 お菓子を落とさずお化けは消滅し、 きゅ、と踵を返して焼け爛れたフランケンシュタインに向き直る]
(59) 2011/10/26(Wed) 21時頃
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…ん?
[どうやら、暫く意識が飛んでいたらしい。 気が付けば、大量のお化けが周りを取り囲んでいた。]
やれやれ。 君達もしつこいね。
[ゆらりと立ち上がり、近くにあったぶなの木に手を付く。 広範囲を凪ぎ払うべく、枝が伸びた。]
きりがないねえ。
(60) 2011/10/26(Wed) 21時頃
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で、リンディ君と骸骨は何処行ったんだい?
[ぶなの木に手を付いたままで、辺りを見回す。 毒は大分抜けた気はするが、骸骨との戦いに加勢出来る程回復していない。 あまり近くにはいてほしくないというのが本音でもあった。
巻き込まれたくないし。]
(61) 2011/10/26(Wed) 21時半頃
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― 路地裏 ―
[血の跡を追う。その先に、動くものが見えた。包帯を巻かれた犬。そして。]
見つけた、ぜ?
[長身の男は壁に手をついたまま、ゆっくりと肩を揺らしている。その表情は、こちらからは見えない。奴はどんな顔をしているだろうか。憎悪か?諦観か?絶望か?想像するだけで、鳥肌が立ちそうだ。
俺は歩み寄りながら、まだ記憶を辿っていた。確かに、名前を聞いたはずなのだ。]
――ああ、思い出した。
…エリック。
(62) 2011/10/26(Wed) 21時半頃
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[瞼が焼け爛れ視界を失ったのだろうか、闇雲に振り回される腕]
(違う、こいつらは人じゃない)
[割れたカンテラを持ち上げる。 小柄な体でその懐に飛び込むと殴り上げるように 渾身の力でカンテラを相手の顎めがけて振り上げた。
カンテラのフレームがひしゃげ、重い振動が腕を伝った。 相手がのけぞり、しかし見えない敵を捕らえようと組み付いてくる。 巨体の作り出す影の中]
(そんなやり方で私は捕まらないよ)
[人は猫へ、猫は影へ。 またも空を掻いた腕、猫は背後の影から飛び出すと、 先の一撃で縫い目の幾つかが弾け飛んだ首へ、 目一杯に開いた口から鋭い牙を突き立てた]
(63) 2011/10/26(Wed) 21時半頃
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[ミノタウロスの胸に斬りかかろうとすれば、軽々と相手が手にした大斧に吹き飛ばされる。 いくらなんでも質量差がありすぎる、大斧の表面を抉り取ったからとてなんの意味があるのだろう]
(せめて大きな武器が出せれば……。)
[念じてみたところでやはり手には爪しか現れない。 力が無くなってしまったのだろうかと思う、吹き飛ばされた衝撃から来る眩暈が慢性的な貧血になりつつある自分には酷く堪える]
(頭がグラグラする、まだ本調子じゃないのかしら。)
[花の毒は完全に消えたわけではなく、一部はまだ残っているものもある、幻覚毒は疲労や貧血との相性が良いらしくしつこく頭に住みついていた]
(64) 2011/10/26(Wed) 21時半頃
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へえ。 やるねえ、黒猫君。
[やりあわなくて良かったかもしれないと、黒猫の戦いぶりを見て思う。]
しかし、この雑魚お化け、親玉はいないのかねえ。
[お化けをまとめて何匹か薙ぎ払わせながら、呟く。]
あまり消耗させたくないんだよねえ。 一応、緊急手段があるとはいえ。
(65) 2011/10/26(Wed) 21時半頃
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[引き剥がそうともがくフランケンシュタイン。 ぶちり、ぶちり、牙は縫糸を千切るように首をなぞる。 がしりと肩を捕まれ、骨が軋んだ。 ずり落ちないように立てていた爪の片方を抜き、 背中から心臓の辺りを目掛けて突き立て、抉り込む。
牙から顎へ、赤とはいい難い液体が伝っていく。 そして、同様に背中に突き立てた爪からも。 奥へ抉り込む度にポンプのように傷口から液体が溢れ出る]
……っ、。
[掴まれた肩が限界に近い。 これ以上やれば砕ける、少なくとも骨が外れる。 そう判断して爪と牙を引き抜いて しなやかな猫の体を活かし一旦逃げの手を打った]
(66) 2011/10/26(Wed) 21時半頃
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[敵の手に武器がある限りはこちらの手が出せない。 幸い動きは緩慢らしいので避ける事自体は楽だが、稀に目で追った動きとはまるで違う動きをしている時があるので油断は出来ない、それが相手の力なのかと勘違いをしているのは最後まで道化に毒があった事を知らないが故]
(脚を狙えば……。)
[牛頭は上半身の守りは大斧のお陰か軽々とこなして見せるが、足元の守りは疎かだった、爪で軽く撫でてやるだけですぐに大斧と自分の重みで足がひしゃげた]
(こいつはお菓子は持ってなさそうね。)
[ふと、夢の中で女に言われた事を思い出してそんな事を思う]
(67) 2011/10/26(Wed) 21時半頃
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――さて。お楽しみ、と行こうかね。
面白いもんだよな、テンション上がると痛み感じねえの。 なんかエラい事になってる気配はすんだが。
[胸の辺りまで濡れた上着をちらと見て。]
ああ、後ろの連中が追いつくまでに終わらせないといけないよなあ…『いつもより』時間はねえのか。
…なあ、顔上げろよ、エリック。 今どんな顔してんの?見せてよ俺に。
[奴に挑発の言葉を投げつつ、犬には警戒を向ける。三度も噛みつかれて、たまるかよ。]
(68) 2011/10/26(Wed) 21時半頃
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[ある程度お化けを蹴散らした後、大きな斧を持ったミノタウルスがいたことに気付く。]
…相性が悪い相手だな。 あれを退治出来るの、いるのか?
[労いの言葉と共にぶなの木から手を離し、もう少し堅い木を探して広場を歩き回る。**]
(69) 2011/10/26(Wed) 21時半頃
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[何ともいえない味の液体を、牙から拭う。 首が半分千切れ背中に穴の開いた巨体が、 何かに蹴躓いてばたりと倒れる。 その衝撃で完全に頭が胴から離れ、フランケンシュタインも消失した]
フ、――っ、は、っ……。
[少し、息が荒い。 服の下の肌には大きな指の後が青痣として残るだろう]
(70) 2011/10/26(Wed) 21時半頃
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[脚がひしゃげて歩く事がままならなくなったミノタウロスは、それでも壊れたおもちゃのように全身しようと身をよじる]
(さようなら。)
[四つの赤い軌跡が横に流れると牛の頭はバラリと崩れる、次に目に入るのは大きなつぎはぎの化け物と戦う黒猫の姿]
(あれはお菓子を持っていそうね。)
[じいっと、黒猫の動きを見る、お化けに襲われているのならおそらく人であろうが、どうも黒猫が襲っているように見える。 であればあれは道化と同じモノなのだろうか]
(71) 2011/10/26(Wed) 21時半頃
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モニカは、一息吐いて辺りを見渡した。
2011/10/26(Wed) 21時半頃
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っ、
[息を、呑んだ。ふと、背後から足音が、骨の鳴る音が聞こえてきた]
……骨、野郎。 ……来やがったか……
[振り向き、その姿を見据えては、汗が滲む顔に、不敵なような笑みを小さく浮かべた。笑えるような状況ではとてもなかったが、そうして無理に強がってみせでもしなければ、すぐさま渦巻く感情に呑み込まれてしまうような気がして。 エリック。そう己の名が聞こえて、少しく瞬いた]
……何だよ。……俺の名前、知ってるのか。 ち、……なんか知らないけどよ、楽しそうにしやがって……
[なるべく常のように喋ろうとしながら。合図なく、不意に犬をけしかける。 同時に力を振り絞って再び走り出そうとして]
(72) 2011/10/26(Wed) 22時頃
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[フレームのひしゃげたカンテラを、再度拾い上げる。 振り回すための武器程度にはなるだろう。
大きなミノタウロスが吸血鬼にとどめを刺されたところを目にする。 口の中に残る苦い味の液体を地面に吐き出し]
(吸血鬼……)
[ゾーイが『おんなきゅうけつき』がコリーンだと言っていた。 もしや、と周囲のお化け達を威嚇しながらそちらへと足を向ける。
その姿が相手にどう映ったかは、判らない。 人型の黒猫が、壊れたカンテラを手に歩いて来るのだから]
(73) 2011/10/26(Wed) 22時頃
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[黒猫がこちらに向かって歩いて来るのが見える、手になにかを持っているようだけれど遠くて良く分からない。 霞む目を擦って改めて見ればそれはどこかで見たような、けれど随分と形が変わってしまったカンテラ]
(あのカンテラ……は……?)
[困ったようにジェスチャーを繰り返していたカボチャのお化けはその手に何を持っていたか]
(そう、やっぱりあの子は……。)
[探しに行った何かは見つけられたのだろうか。 それとも探す間に殺されてしまったのだろうか、道化を倒して死の際を彷徨ってようやく冷えたはずの頭が再び熱を帯びる]
(74) 2011/10/26(Wed) 22時頃
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[目を擦った際に掌から滴る血が目の周りについて、凄惨な面持ちになっていただろうか。 小さく息をついてから牛の血で汚れた爪を振ってその血を払う、目には憎悪を、結ぶ口には憤怒を、そうして声にならない声で叫びながら黒猫へと駆ける――]
(75) 2011/10/26(Wed) 22時頃
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[男は、エリックは笑った。反抗的な笑み。――ああ。]
…ひひ。そうこなくちゃ、だよなあ。
[唐突に、犬が走り出した。咄嗟に、身を捻ってかわす。エリックが走り出そうとしたのが見えて、反射的に足を狙って斧を投げつけた。]
逃げちゃ駄目だろ?遊ぼうぜ?
[斧の行く末を見届ける間もなく、犬が襲い掛かる。鬱陶しい奴だ。]
(76) 2011/10/26(Wed) 22時頃
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(コリーンさんには、ゾーイちゃんがわかってたんだよね。 だったら、あれがコリーンさんなら。 私の事も、判るはず)
[そう思って、少し様子を見ながら近付いていく。 彼女の力が限定的なものだとは知らず。 まだ荒い息を整えながら]
ニャウ、ニャアァ。 (私の事が、わかる? わからない?)
[乾いた血で染まったワンピースで、鳴き声を発した]
(77) 2011/10/26(Wed) 22時頃
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――ッ!!
[そうするや否や、恐ろしい形相で吸血鬼がこちらへと駆け出した]
(これは、敵だ――ッ)
[そう判断した黒猫もまた、毛を逆立たせて。 右腕の爪を構えて、低い姿勢で相手に向かって突進した]
(78) 2011/10/26(Wed) 22時頃
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[骸骨が投げ付けてきた斧は、ぎりぎりのところで男の足を逸れた。脇の壁にめり込んだそれを一瞥だけしつつ、男は大きな疲労と多少の貧血からうまく動かない足で必死に走っていった。犬は獰猛に骸骨へ噛み付こうと、その足止めをしようとして]
誰が……!
[遊ぼう。そう聞こえた声に吐き捨てるように返しながら、男は路地裏から路地裏へと駆け回り―― 程無くして、その足を再び止める事になった。 今度は刹那、思考も共に止まって]
……マジ、かよ、……
[愕然と呟く。道筋を考える余裕もなく男が入り込んだその細い道の先は、行き止まりになっていた。早く、引き返さなければ。別の道へと進まなければ。酷く焦燥しながら踵を返す。 だが、もう、遅かったか]
(79) 2011/10/26(Wed) 22時半頃
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[黒猫は一寸甘えたように声を出してから、即座に毛を逆立ててこちらに向かってくる]
(傷だらけだから馬鹿にしてると言う事かしら。)
[全身は生身で見れば青痣だらけで、痛々しいものだろうけれど、幸か不幸かお化けという見た目ではそれは伝わる事はないだろう。 痛みを堪えてただ走る、状態は悪く思うようには脚は動かないけれど、それでも眼光は炯々と輝いて突進してくる猫の爪を右腕で受けようと腕を盾にする]
(あわよくばぶつかる寸前にまた例の力が出せればいいんだけど。)
[血が何らかの形を成す事は傷が癒えるまでは起こり得ないのだろう、身体を動かせば動かしただけ出血は酷くなるばかりで、肉体を凌駕する精神のみで自分は動いているのだと自覚すらない]
(80) 2011/10/26(Wed) 22時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/26(Wed) 22時半頃
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(このお化け、相当消耗してる……)
[そうだ、吸血鬼は「 」と戦っていたのだ。 サイラスは枯れ木のお化けは味方だと言った。 枯れ木のお化けが「 」のとどめを刺した。 ヤニクが殺されるところを見ていなかった黒猫には、 もはや何が何だか判らなくなりかけていた]
(でも、向かって来るなら……敵だっていうなら。 倒さないといけないんだ!!)
[振り翳した爪は相手の腕に受け止められる。 先程のフランケンシュタインのおかげで左腕は上まで上がらない。 カンテラを右手に持ち替えて。 その歪んだフレームで思い切りその腕を折り潰す勢いで振り下ろす]
(81) 2011/10/26(Wed) 22時半頃
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…ちっ。
[エリックが脇の路地に入るのが見えた。 舌打ちして、尚も向かってくる犬に思い切り蹴りを入れる。犬が怯んだ隙に、奴を追って、その先へ。]
(82) 2011/10/26(Wed) 22時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/26(Wed) 22時半頃
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[ザクリと肉が切れる、また紅が散る箇所が増えた。 猫の爪はそれなりに鋭い、猛獣たるライオンやトラの爪を小型化しただけの代物なのだから、それが人間サイズになればそれなりの凶器たりえる事に気が付かなかったのが致命的だったのか]
(つっ……この!)
[猫の額に盾にした右腕の爪を差し込む、ズグリと肉と骨を貫く感触を確かにその手に感じ取った――はずだった。 次の瞬間には右腕に激痛が走り、赤い色の中から白い物が露出していた]
(また……っ!) (こんな時に、なんで!)
[熱を放ち疼くような痛みを放つ右腕、血が足りないのか呼吸がますます荒くなり、脂汗が額から滴る。 ギリと歯を鳴らしてからがむしゃらに左腕を振って、黒猫から距離を取ろうとする]
(83) 2011/10/26(Wed) 22時半頃
|
|
[相手から零れる赤から一瞬殺気を感じたのは、気のせいだろうか。 本能的にひやりとした恐怖を感じ、 カンテラから手を離し一、二歩後退のステップを取る。
引き抜いた爪には赤い血。 それが何処か人間らしさを連想させ、僅かに口許を結んだ。
その間に吸血鬼は距離を取り逃げようとしているように見えて]
(逃がさない……――)
[猫の姿へと戻り、相手の血塗れの目に向けて その動きを止めるためにその瞳を金色に光らせた。 金縛りを引き千切るだけの精神力は、相手にあったか]
(84) 2011/10/26(Wed) 22時半頃
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― 路地の先 ―
…はは。 くく、はは…はははは!
[思わず、笑いが漏れた。 その先は、煉瓦に囲まれた袋小路。こちらを向いた奴の顔には、焦燥が見て取れた。]
残念だったなエリック。 ゲーム・セットだ。
[手斧を、ジャグリングのように投げて弄ぶ。]
何か、言い残したことはねえか? 聞くだけ聞いてやるぜ?ひひ。
(85) 2011/10/26(Wed) 23時頃
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[ゆっくりと、奴に近づいていく。
美味そうな、匂いがする。
その耳を、肩を、指先を、頬を。 ――噛み千切りたい。そんな衝動が、膨れ上がって]
(86) 2011/10/26(Wed) 23時頃
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[思えば確かに感じた事が虚構だったのはあの道化と戦った時からだろうか、起こる時と起こらない時があるために気付くのが遅くなったのか]
(毒……?)
[幻覚を見せる何か、例えば辺りを未だ漂う花の香か、それとも、いつの間にか毒を含まされたのか。 いずれにせよ自分の状態を把握出来たのがまさに今だった事が災いしたのか]
―――……――、―……。 (せんせ……逃げ、て……。)
[思えばこれは道化の呪いなのだろうか、そんな気持ちと焦りから金縛りにあえばそれを振り払う事は出来なくて。
スティーブンの姿を認識した時から、彼の声は聞こえていた、こちらの声は届くのか、届かないのか。 悲しげに眸を伏せて動かぬはずの口をそうとだけ動かす]
(87) 2011/10/26(Wed) 23時頃
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[瞳の力が、利いている。 しかし、動きの全てを封じるにはこちらも万全ではなく、 吸血鬼が何やら口を動かしているのが見えた]
(何を……?)
[周囲に仲間でもいるのか、目を離した一瞬金縛りが解ける。 が、彼女が仲間を呼ぼうとしているなどという様子でもなく]
(しまった、っ)
[目を離した事に、我に帰り吸血鬼目掛けて大きく跳躍した。 先程ジャックランタンを倒す時に用いたように、 飛び上がる時は身軽な猫特有のばねを利用して。 そして、最高度に達した瞬間に人型に戻る。 加速度と重力を利用して、叩き付けるように右手を再度振り下ろした――**]
(88) 2011/10/26(Wed) 23時頃
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[振り向いた先には、追いついてきた骸骨が立ち塞がっていた]
……くそ、……ふざけんな、よ……
[呻くように呟いた声は、掠れていた。骸骨の笑い声が響く。残念。エリック。ゲーム・セット。言い残したこと。聞いて。断片的に、無機質な調子で、言葉が聞こえた。先程から、聞き取れる量が少しずつ多くなってきているように思った。 それは生じた負傷と関係があったのかもしれない。だが、今の男に知る術はなく、考えてみる余裕すらなく]
……殺されて、たまるか。 死んで、たまるかよ…… 俺は、まだ、死にたくないんだよ……!]
(89) 2011/10/26(Wed) 23時頃
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[半ば独りごちるように口にしながら、よろりと後ろに下がる。冷たく硬い壁に背がぶつかった。 投げ遊ばれる斧を見る。あの脇を通り抜けて逃れる事が出来るだろうか、と考える。まず、無理だろうと思えた。すれ違った瞬間にやられるのが関の山だ。ならば何かをけしかけなければ。そう考えたが、先程と同じく、新たに動物を出す事は出来なかった。 恐らくは、身体の弱りと、精神の甚だしい不安定のために。何処か無意識の奥底に、諦めが生じていたからというのも、あったのかもしれない。今唯一の駒である犬が、遅れて追い付き、骸骨に背後から飛び付こうとする。 それは持ち得る最後の反撃の手段であり、最後の攻撃だった。切り札とはとてもいえない、たわいない、あがきだった]
(90) 2011/10/26(Wed) 23時頃
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[金縛りが解けると不思議そうに瞬いて、けれど既に身体に戻る量よりも失う量が多すぎて脚に力が入らない。 がくりとその場で糸の切れた懸糸傀儡の様にその場に座り込む]
(なんだか、寒い……。) (それに、凄く疲れた……。)
[目には既に光は無く、見えている物は何もない]
(そう言えば……歌、練習しなくちゃ……。)
[舞台で歌うのだから、と旋律を紡ぐ様に口を動かす、声は出ない、風の音すらも。 幼い日に友人と二人で交わした約束、二人で舞台に立とうという夢。 友人を奪った凶刃は未だに見つかっていない。]
(あーあ、やっぱ復讐だとか、そういうのって虚しいのね。) (怒られ、ちゃうかなあ……。)
(91) 2011/10/26(Wed) 23時半頃
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――Jesus bleibet meine Freude, ――Meines Herzens Trost und Saft, ――Jesus wehret allem Leide, ――Er ist meines Lebens Kraft……
[一番好きな歌、主を友人に当て嵌めて唄うだけで幼い日の思い出が鮮烈に蘇る]
(あれ、そう言えば私って、元の世界から消えたんだっけ。) (じゃあ、怒られてもあげられないのかぁ。)
[何かが身体のどこかにぶつかった気がするけれど、もうそんな感触すら遠い遠い別の出来事のよう、既に意識はなく、紅い花と噎ぶ血の香りが辺りを包んでいるだろうから**]
(92) 2011/10/26(Wed) 23時半頃
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[広場に来て見れば、そこには見た事のあるお化け、見た事のないお化け。 様々なお化けが存在していて、なんだか視界がチカチカするような錯覚に見舞われ。 割とぼーっとしてた所で、なんだかメッセージ>>31が飛んできて。 一瞬キョトンとしてから、しかし、特に指針もなかったのでこくっと頷いて、ぱたぱたカチャカチャと追いかける。 …とはいえ、スタントさんVS引きこもりでは体力の差が圧倒的過ぎて。 割と早い段階で、それはもう見るも無残な程に疲弊してぜーはーと肩で息をする羽目になり]
――…ウウゥウゥウ…… (あうぅ…)
[気弱なうめき声はしかし、錆付いた金属のような音に変換されて。 足を止めた様子>>52にほっとしたのも束の間、気がつけばもっと沢山のお化けが周囲を取り囲むようにしていて。 横のお人形さんが、襲い掛かってきたネズミの顔をしたお化けを一閃の元に退けた]
(93) 2011/10/26(Wed) 23時半頃
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[さっき蹴り飛ばした犬が、遅れて追いついてきた。足音と、跳ねる気配。]
だから、五月蠅えつってんだろ?
[体を左にかわしながら、あたりをつけて斧で空を裂いた。干からびた犬は、主の前にずさりと着地した。
犬に留めは刺せただろうか。少なくとも、幾らかは傷をつけただろう。次に飛び掛って来た時には、仕留められる。]
(94) 2011/10/26(Wed) 23時半頃
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[骸骨が振るった斧は犬の身を切り付けた。内臓の一部が宙に舞って落ちる。着地した犬は即座に再び骸骨に飛び掛かり――しかし、結果として容易に、仕留められる羽目になったのだろう]
……っ、……
[もう、後ろに下がる事は出来ない。 震える拳を、握り締めた。 ぽたりと汗が顔の輪郭を伝い落ち]
(95) 2011/10/26(Wed) 23時半頃
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まあ、これでほぼ万策尽きたなあ、エリック。どうするよ。
[壁際に追い詰められた男に掛ける言葉は楽しげに。反抗的な目つきの中に、ほんの僅か、諦めの色が混じる。そう、この瞬間。獲物が堪らなく愛おしくなる瞬間だ。
右手の斧を、エリックの顔の真横の壁目掛けて投げた。当てちゃあ、いけない。顔は綺麗なまま残してやるのが、俺のやり方だ。
ゆっくりと、壁際に向かって歩く。犬がまだ飛び掛るなら、ホルダのナイフを抜いて、今度こそ仕留める。
そうして、奴の目の前に立って、少し見上げる角度で、その目を覗き込んだ。]
――Trick or Treat?
(96) 2011/10/27(Thu) 00時頃
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へ…?
[木を探して動いていたので、コリーンと黒猫の動きに対応することは出来なかった。]
一体、どういうことだ。 どちらかが怖いお化けだったってことかい…?
[思えば、どちらも正体を見ていない。 故にその可能性も否定出来なかった。]
黒猫君がこちらに向かってくる可能性もあるんだろうかね…?
(97) 2011/10/27(Thu) 00時頃
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[骸骨がかたかたと零す言葉はとても楽しげに聞こえる。どうする。そんな事は、此方が聞きたいくらいだと思った。どうする。どうすればいい。どうしたら、俺は助かるんだ。 俺が助かる方法など、あるのか?]
! ……ひ……っ、……
[ふっと思いを過ぎらせた次の瞬間に、骸骨の腕が動いた。だん。耳元で鈍い音が響く。息を呑む。顔の真横に刺さった己を、恐る恐るというように見やった。顔色がいよいよ青褪めて]
……い、嫌だ…… 来るな、やめろ……俺は、悪戯なんて、御免だ。 お菓子みたいに、食われるなんて……御免だ……!
[詰められる距離。合わせられる視線。覗き込めば、男の瞳が揺れているのがわかるのだろう。 ただ必死に反射的に、骸骨を突き飛ばそうとして]
(98) 2011/10/27(Thu) 00時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 00時頃
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[俺を突き飛ばそうとしたその手を、掴んだ。 覗き込んだ瞳が、大きく揺らいでいる。
俺は女王の手に口付ける騎士の如く、恭しく掴んだその手に唇を寄せる。そして。
――薄い皮膚を、思い切り、喰い千切った。]
(99) 2011/10/27(Thu) 00時頃
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…しかし、下手に肩入れして怪我したくはないんだよなあ。
[黒猫と吸血鬼。 どちらもあんまり相手したくはない。
痛そうだし。]
(100) 2011/10/27(Thu) 00時半頃
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[エリックはどんな声で啼いてくれるだろう。
噛み切った皮膚をゆっくりと咀嚼して、喉に送る。 あのゼリー・ビーンズより、南瓜の形をしたグミより、もっと甘い、ような気がした。]
――思った通り、だったなあ… お前、美味いよ?
(101) 2011/10/27(Thu) 00時半頃
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[手を掴まれる。冷たく硬い感触を覚えた。だが何処か温かいようにも感じて、しかしその事を落ち着いて認識する余裕はなかった。男は骸骨のすぐさま振り払おうとした。が、唇を寄せる仕草に、唐突に感じられたそれに、一瞬気が逸らされ]
っ、 い……!!
[叫びになりきらない叫びが唇の隙間から漏れた。痛覚の近しい、局地的ながらも強い痛み。頭を少しく反らせるようにして。正面に戻した双眸には、僅かに涙が滲んでいた。 食い千切られたのは、手の皮膚だけ。それでも、相手が此方を喰おうとしているのだと、改めて認識するのには十分で]
っく、あ、
[咄嗟に何か言葉を発する事は出来ず。ただの音に近い声だけを零し、腕を振り暴れて無理矢理に逃れようと]
(102) 2011/10/27(Thu) 00時半頃
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[にやけている間に、油断したのでしょう。 別のお化けが、いきなり襲いかかってきました。
おうわ、いつも通り声をあげながらそれを避けますが、 よけきれずお腹をぼこり。 痛いです。向こうは力一杯殴ってきました。
ぽんぽんぺいんを押さえながらそいつを倒しても、後から後からずんずんと弱いお化けはやってきます。 それを相手にしている間に、
少しずつ、マーゴさんたちと離れてしまっていることに、気付きませんでした。**]
(103) 2011/10/27(Thu) 00時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 00時半頃
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暴れんなって。 もう、お前逃げられないんだからよ。
――美味しく頂いてやるから、な?
[その手は掴んだまま、子供を諭すような(そんなことはついぞしたことはないが)口調で。気持ち悪い程に、心が凪いでいるのが解る。
だが、あまり、暴れられても面倒だ。 奴の手を掴むのとは逆の手で、ホルダのナイフを取り出した。]
大人しくしろって――
[勢いはつけず、押し込むようにして刃を腹に喰い込ませる。]
(104) 2011/10/27(Thu) 00時半頃
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スティーブンは、リンダは今頃何処で何をしているのだろうか…とぼんやり。
2011/10/27(Thu) 00時半頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 00時半頃
スティーブンは、ザックとはあれから会っていないが何処かで生きているんだろうかね…?
2011/10/27(Thu) 00時半頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 01時頃
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[暴れんな。逃げられない。そんな言葉が聞こえた。美味しく、頂いて。そう続け様に聞こえた言葉に、男は叫びを寸前で呑み込みつつ、一層暴れようとして――]
――っが、……あ……
[ふっと、その力を緩ませた。腹部に強い衝撃を受けて。冷たい物が体に入り込んでいく、違和感。その周辺に生じる、熱。鋭くも鈍い痛みは、肩を抉られた時のそれに近かった]
……あ、あ。…… 嘘、だろ、……
[今更にそんな言葉が口をついて出た。刺された。腹を。これじゃ、本当に、死んじまうじゃねえか。そうだ、当たり前だ、俺は殺されようとしているんだから。嫌だ。腹刺された奴って、死ぬだろ、ドラマとかじゃ、大抵。死にたくねえよ。 思考の奔流が生じる。 男の瞳の奥に沈む諦念の色が、滲むように強さを増して]
……嫌、だ。
(105) 2011/10/27(Thu) 01時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 01時頃
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…まあ。 僕も他人の心配していられる場合じゃないからな…!
[赤い葉を付けた桜の木に手を付く。 赤い葉が舞い散り、お化け達の視界を覆った。**]
(106) 2011/10/27(Thu) 01時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 01時頃
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[根元まで深く沈みこんだナイフを、再び外へ。 粘性のある赤が、その刃から滴り落ちた。
エリックの胸倉を掴んで、引き寄せる。その血塗れの耳元で、囁いた。]
嘘じゃ、ねえよ。 お前これから死ぬの。
[そのまま、耳朶を含んで――少し舌先で転がしてから、噛み切った。 その肉も、血も。貴腐を連想させるような甘さで。]
(107) 2011/10/27(Thu) 01時半頃
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[あの女――『人間』の姿のままでいた、あの女は。 お菓子が欲しい、と、言った。 ただそれだけだ、と。
あの時は理解できなかった。 今は、解る。]
(108) 2011/10/27(Thu) 01時半頃
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う、……
[抜き取られる刃に、呻く。傷口からみるみる血が滲み溢れ出していく。止めなければ、と思った。だが、止められる術などなく。常より速く打つ心臓の音が、やけに大きく聞こえた。囁きはそれに紛れて、微かに、だが妙にはっきりと聞こえ]
ぎ、ぁあ……っ! ……が、は……
[噛み切られる耳朶に、今度は呑み下す事なく、叫び声をあげた。反射的に逃れようとした頭部は、背後の壁にこつりと当たったばかりだった。首を横に振る。帽子が地面に零れ落ちる。中央で分けた前髪は、今は僅かに解れ乱れていて]
……ゃ、だ。 やめ、ろ。やめて、くれ。 なあ。俺の言葉、わかってるんだろ……? なあ。 やめてくれよ、なあ……なんで、俺なんだよぉ……
[顔が泣きそうなように歪められる。お化けに見える、お化けだと思っている相手に対して、普通に考えれば意味などないだろう命乞いを、泣き言を、恨み言を、零し]
(109) 2011/10/27(Thu) 01時半頃
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[不幸中の幸いというべきか。 近くには今の所、雑魚と呼べるお化けしか居ないようだ。 人形が剣を振るえば簡単に消し飛んでしまうレベルのものすらいる。 しかしいかんせん、数が余りにも多すぎた。 糸で縛ってしまおうにも、この数では追いつきやしない。 じっとりと汗が伝って気持ち悪い]
アアァアァ…! (きゃっ)
[空中から飛び降りてきた人面蝶に悲鳴を上げる。 それに気付いた人形がジャンプして剣を振るい蹴散らした。 助かったと知ると、知らず知らず吐き忘れてた息をゆっくり吐き出す。 ヘクターが離れていってるような気はしたが、動く事は出来ない。 少しでも移動に気を取られれば、すぐにも手と言わず足と言わず、掬い取られそうで。 焦りを浮かべながら、人形と共に少しでもお化けの数を減らそうと*していた*]
(110) 2011/10/27(Thu) 02時頃
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|
[零れる言葉に、満足げに唇が歪む。]
さあ…なんでだろうな。 わかんねえが、お前が一番美味そうだった、から? ドレスの女が知ってるのかもなあ。
[胸倉を掴んだまま、身を捻って壁とは逆の方向に投げ倒した。その上に、覆いかぶさるようにして馬乗りになる。]
なあ、痛いか?苦しいか? 生きたまま喰われるって、どんな気持ちよ?
[言いながら、ナイフで上着を裂いた。 露になった肩に口付けて、力を込めて、噛み裂く。]
――ああ、お前は、お前自身が、お菓子、なのな。
(111) 2011/10/27(Thu) 02時頃
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美味そうって……何が、美味そうなんだよ…… 俺なんて、でかいだけだろうが……っ。 ……もっと、肉付きいいのとか、若いのとか…… 女とか、狙えばいいだろ……!
[何処か遠く、歪みながらも聞こえてくる言葉に、苦痛と憔悴に喘ぎながら言う。男は女好きであり、子供も嫌いではない。この状況において、それらには出来るなら死んで欲しくないとも、戦いたくはないとも、考えていた。だが、いざ危機に直面しても己の意志や矜持を貫けるような人間では、見苦しい生より誇りある死を選べるような人間では、男はなかった。 恨み言は、眼前の骸骨に対して。だが何処か、「選ばれなかった」者に対してでも、あったのかもしれない]
ドレスの……くそ、あの女…… あいつの、せいで……! 畜生……っ、ぐ、
[掴んだまま引かれ、地面に投げ倒される。背から傷付いた全身に伝わる痛みに、息が詰まった]
……あ、…… 嫌だ……喰われたくなんて、ない…… 喰うな……っ、……い、あぁぁあぁぁぁ……!!
(112) 2011/10/27(Thu) 02時半頃
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|
[覗き込んでくる髑髏の面に、ふるりと首を横に振る。と、上着が裂かれ、露出させられた肩に食い込んできた歯という刃に、捩れた叫び声をあげた。それは何処となく、男がミイラとして知らず聞かせてきた笑い声にも、似ていたかもしれない]
っあ、……か、は、 ……違、……違う……俺は、お菓子じゃ…… ねえんだ。ねえのに……ねえんだよ、……喰うなよ、お……
[男の瞳から、一筋、涙が零れ落ちる。 死にたくない。喰われたくない。痛い。怖い。苦しい。 そんな思いばかりが、内に渦巻いていて]
(113) 2011/10/27(Thu) 02時半頃
|
|
そもそも、俺ら何のためにこんな目に遭ってんだろうな?
あのお姉サンは、俺らにこんな事させて、何が面白いのかね?あれ以来姿も見えねえしよ。高みの見物か?気にいらねえ。
[エリックの体に、赤い部分が増えていく。出血は、そろそろ限界に近いだろうか。]
おい。まだ起きてろよ?
[左手を取って、小指を咥える。
ぱきり。と、湿った音が当たりに響いた。]
(114) 2011/10/27(Thu) 02時半頃
|
|
……ふざけんなよ…… なんで俺が、こんな目に……遭わなくちゃ…… いけねえんだ、よ、……
[相手の言葉に反応するようで、そうではない、うわ言めいた言葉を零す。ぜいぜいと荒い呼吸音が漏れる。あちこちの傷から溢れ続ける血。体が末端から冷えていっているようだった。傷と胸元だけが熱く感じられた。意識も混濁していき]
――いぎ……ぁ……!
[だが、新たに痛みを与えられれば、沈みかけるそれは引き上げられて。神経の集中する指を噛み折られるその激痛に、びくりと体が跳ねた。僅か赤みがかった唾液が唇の端から零れ落ち]
(115) 2011/10/27(Thu) 02時半頃
|
|
…は。
いいね、それ。いい顔してやがる。
[小指の先を噛み砕いて、爪だけを、吐いた。流れた涙を、親指で拭って、冷たい頬を撫ぜる。]
なんでお前、なんで俺、だったんだろうなあ。 少なくとも、今までこんな衝動が芽生えた事は、ないぜ?
――ああ、俺も、いよいよぶっ壊れちまったんか、ねえ。はは。
[自分で言ってから、何を今更、と小さくかぶりを振った。
黒い女は、何者だったのだろう。人攫って、こんなところに閉じ込めて。挙句の果てには殺しあえ、と来た。全く、ふざけた話だ。
まあ、この男にも多少は同情しなくもない。俺なんかに見初められたのが運の尽き、ってやつだ。]
(116) 2011/10/27(Thu) 03時頃
|
|
……ひ、……あ……
[硬い指先が頬に触れる。 己の指の肉が咀嚼される、水気を孕んだ音が耳に入り込んでくる。今、己は喰われている。喰われ削り取られていっている。その事実は、苦痛と共に、男を止む事なく苛んできた]
……っひ、
[男の喉奥から、引き攣った呼吸音のような声が漏れる]
ひ、……ぁ、はは、……
[その声はすぐに、力のない笑い声へと変わった。多大な苦痛と恐怖に蝕まれて、男の精神は崩壊し始めていた]
……やめろよ、……やめて…… たすけて、くれ、よぉ。……誰かぁ……
[細く涙を流しながら、魘されるように声を発する。裏返った声で笑い、咳き込む。顎を血が伝っていき]
(117) 2011/10/27(Thu) 03時半頃
|
|
[まさか、自分が既に自分でなくなってしまっているなどとは思っていなかった。俺は俺だと。疑う事など、なかった。
エリックはといえば、涙を流し細く笑う。]
不思議だよな。絶望の淵に立つと人間って、笑うのな。
あいつも…フラスコ野郎もそうだった。 生きたまま解剖される、って理解した途端にさ。笑いやがった。なんでだろね?
[か細く助けを乞う声が心地よく耳に響く。]
…ほんと、可愛い奴だよな、お前。 いいんだぜ?苦しいなら、楽にしてやっても。――ちゃんと、おねだりできたらな?
[目に付く場所を、手当たり次第に噛み千切り、咀嚼しながら。]
(118) 2011/10/27(Thu) 03時半頃
|
|
[裂いた上着を広げて、血に塗れた腹を露出させる。 刺した傷口を引っ掻きながら、反対側を緩く噛み。]
俺、別に甘党じゃねえんだけどな。 なんでこんなにも惹かれるのかね? あの女みてえに、俺もお菓子に狂っちまったのか?
[そうであるならば、いつからこうなった? 冷蔵庫に入っていたビスケットを喰った時? それとも、あのゼリー・ビーンズを喰った時?
自分自身は、連続して存在しているのに。 どこかで、何かが変わってしまった。 多分、俺はもう戻れはしないのだろう。
それが少し、腹立たしかった。]
(119) 2011/10/27(Thu) 04時頃
|
|
……いや、だ…… 嫌だ、……死にたく、ない…… しにたくない……
[うわ言のように口にする。もう死なない道など有り得ないのだと、頭の何処かでは、歪んだ理性ではわかっていながら]
い、あ…… っぎ、……! 痛、い。いた……ぁ、あぁぁ……ぁ…… っく、ひは、は……ぁへ、……へ……
[力ない叫びと、呻きと、壊れた笑い声とが、混じり合う。瞳は焦点が合わず虚ろに、相手に向けられながらも、相手を見て認識する事はなく。ただ、何もかもが混濁したような赤い世界が見えた]
……いた、…… ……いやだ……よぉ、……
[がり、と手の先が地面を掻く。幾ら噛み千切られても、腹部を露出させられても、最早何も抵抗する事など出来ずに]
ぃ……い、……
(120) 2011/10/27(Thu) 04時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 04時頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 04時頃
|
[腹部の柔らかい部分を探して、幾度も噛んだ。
悲鳴と笑い声とが入り混じった叫びが、路地裏に響く。地面を掻くその手は、最後の抵抗だろうか。その手に自らの指を絡めて動きを封じ。]
――駄目だ。お前は、今、ここで死ぬ。
[耳元で、そう宣告した。]
(121) 2011/10/27(Thu) 04時半頃
|
|
[最早飽和状態にある苦痛に苛まれながら。手が捕らわれるのを感じた。囁かれる言葉に、緩く首を横に振った。小さく、口を開く。金魚か何かのように、ただぱくぱくと動かして]
……っ、……い……
[ほとんど吐息のような声を漏らした。 血の海の中、男の意識は段々と薄らいでいき]
(122) 2011/10/27(Thu) 04時半頃
|
|
[エリックは何か答えようとしたが、それはもう声にすら、ならない。
まだ彼に意識はあるだろうか。血管が噛み切られる音は、自らの断末魔は、その耳に届くだろうか。命が奪われる瞬間を感じることはできるだろうか。
耳元から、首筋までを舌でなぞり―先刻、彼の犬がそうしたように―犬歯を突き立てる。
――そして]
(123) 2011/10/27(Thu) 05時頃
|
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 05時頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 05時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 05時頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 05時頃
|
……ぁ、
[茫洋たる意識の中。耳に生温い濡れた柔らかい物が触れ、首筋までをなぞっていくのがわかった。ずぶり。そんな音が響くのを聞いた気がした。目を閉じかけた男の指先が微かに揺れ]
(124) 2011/10/27(Thu) 05時半頃
|
|
[――男の首の肉が、噛み千切られる。 血管が、噛み切られる。 ぶちりという大きな音が、頭の中で聞こえた気がした。 目を、見開いて]
……――
[薄く開いた口から、声が漏れる事はなく。代わりに空気の通り過ぎる音と、血の泡立つ音ばかりが零れた。挙げようとした腕は、挙がらず。何かを掴もうとでもするように動いた手は、しかし揺らいだばかりで、指が伸ばし切られる事もなく。 涙を流す虚ろな瞳から、完全に光が失われる。 ちくしょう。そんな言葉を、最後に淡く過ぎらせて。 赤い海の中、男は静かに、*息絶えた*]
(125) 2011/10/27(Thu) 06時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 06時頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 06時頃
|
――…
[骸骨はゆらりと立ち上がり、噛み切った肉を飲み下す。甘い陶酔に、暫し身を委ねて。
それから、ぽっかりと空いた、闇より暗い虚ろな眼で、事切れた男を見下ろす。 暫くの間、じっと動かずに見つめていて――ふと、思い出したようにポケットを探る。
取り出したのは、小さな銀の十字架。 再び動かぬ男の側に屈み込んで、それを男の口の中に、押し込んだ。
見開いたままの眼を、閉じさせてやることもせず。無感情な一瞥の後、骸骨はナイフを腰のホルダに収め、壁に突き刺さったままの斧を抜いて、その場から*立ち去った*]
(126) 2011/10/27(Thu) 06時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 07時頃
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