人狼議事


139 【飛歓】暇を持て余した神々の【RP村】

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明之進! 今日がお前の命日だ!


楽士 ウトは、メモを貼った。

2013/08/14(Wed) 00時半頃


楽士 ウトは、メモを貼った。

2013/08/14(Wed) 00時半頃


楽士 ウトは、メモを貼った。

2013/08/14(Wed) 00時半頃


【人】 楽士 ウト

―― 翌朝・自邸 ――
[これから毎朝こうして目覚めなくてはならないのだろうか。
火鼠の持ってきた便りは、朝顔が追放され、明が堕天したというものだった]

――――………。

[声にならない。涙が止まらない]

(なんでぇ……?)

[密かに敬愛していた女神と、弟のように愛していた月光神。
心に空いた穴は、とても埋まりそうになかった]

(5) 2013/08/14(Wed) 01時頃

楽士 ウトは、メモを貼った。

2013/08/14(Wed) 01時頃


【人】 楽士 ウト

「おやめください!」「どうかお気を鎮めください!」

[火守の女の邸の庭からそんな怒声が飛び交う。
庭の一角、常ならば下界へと通じるその路に飛び込もうともがく女を使いの者達が必死に押し留めていた]

は、な…せえぇえ!離さんかぁ!!

[涙をはらはらと零しながら、突き進もうとする主人をなおも引き止める使用人らは口々に叫ぶ]

「この雲海に飛び込んではなりません!」
「ひとたび飛び込めばこちらにも戻れず、下界にもいけず」
「永劫彷徨い続けることになりますぞ!」

[ずるずると崩れ落ちて、その地面を爪で抉る。

何が神か。何も出来ないではないか。

そのままそこで涙を流し続けるのを、使用人たちは声を掛けることなくただ見守っていた]

(10) 2013/08/14(Wed) 01時頃

楽士 ウトは、メモを貼った。

2013/08/14(Wed) 01時半頃


【人】 楽士 ウト

[散々泣き喚いた後、桶に水を汲んで顔を洗う。水面に映った自分の顔は酷いものだった]

いつまでも泣いてちゃだめだ…

[崇り神を見つけて、こんなこと終わらせないと。
明も朝顔さんももう帰ってはこないけれど。でもこの雲が晴れたら、様子を見に降りることはできるはずだから]

よし…!

[まずは朧の様子を見に行こう、と。一昨日、明は水を貰いに赴いていた。その時に何か聞いてるかもしれないから。

邸を出る前に桐の箱に手を合わせて、女は月光神が頼っていた水神の元へと歩き出した]

―― 自邸 → 朧邸 ――

(21) 2013/08/14(Wed) 01時半頃

楽士 ウトは、メモを貼った。

2013/08/14(Wed) 01時半頃


楽士 ウトは、メモを貼った。

2013/08/14(Wed) 02時半頃


――夜――

[かつてアラハバキは、まつろわぬ民と共にあった。
しかし、民が追いやられるたびに、己の名も他の神の名に刷り変わっていった。
そうして静かに荒神は忘れられていき、彼自身もまた自らの正体を忘れていったのだった。

辛うじて残った神力と信仰によって高天原に身を置きながら、細々と与えられる人々の祈りにまた感謝しながら、彼らの安寧を願う日々を送っていた。

そのなかで見えてきた、大切にしたいと思えるもの。
守りたいと思えるもの。]



[大切なものの血が流れたにおいがする]


[何故、血が流れたのかは知らない。
どれだけの量だったのかも分からない。
ただただ、]

傷つけたのか 彼女を

[焦がれた相手の血が流れたこと、憎くて憎くて仕方なかった。]

『古き神を祓え』

『穢れだ お前らも穢れなのだ』

[醜さを増す音を纏って、黒衣は一歩一歩近寄る。]


[何かの術に失敗したのか、意識を失った月光の神。
彼の体の傍らに立ち、左手で空をまさぐる。
右手には、鉄の鋏。

きらりと輝く、繭糸を]

……。

[じょぎり。

黙したまま、切り落とした。]


君にも

恋しいと思う相手が
憎いと思う相手が

いるのだろうか?

―聞こえているのだろう?


[おもむろに袂から花を取り出す。
竜胆。]

えやみぐさ か……

[可憐に開いた花を

ぐしゃり

握りつぶした。]


ええ、ええ、聴こえておりますわ

[聞こえた問いかけには、そう返事をして。
少し、考えると、昨夜のことを思い出し眉を寄せる]

……その前に。言い忘れたことがありました。
何事かを成さねばならぬ、己を律して立たねばならぬ
常にそうではどんな神とてきっと疲れてしまいましょう

何もできなくても良いのです、志乃をご覧くださいな
力も身体も弱いけれど、どうにか毎日生きておりますわ

憎いのならば聴きましょう
つらいのならば呼んでくださいまし
どこにあっても此の先ずっと、わたしはあなたを忘れはしません


お兄さまといい、あなたといい、
志乃の周りには放っておくと独りで勝手に思い詰める方ばかり。
これでは心配で夜も眠れませんわ、少しは頼って下さいな

[祟り神による責め苦も、抱えた傷も、
そんなに軽いものでないことくらい分かるけれど。
それでも冗談目化した口調で言えば、息を吐き]

焦がれるような恋は未だ知らないけれど――
……きっとこれが、志乃なりの愛なのでしょう

[己は案外人間味の薄い神なのやもしれぬ、と苦笑した**]


【人】 楽士 ウト

―― 道中 ――
[今日、こうしている間にも誰かの潔白を証明するような報せがないということは、やはり朝顔さんか明が月詠の術を行使していたのだろう。待てよ?]

(もし明が月詠できるのだとしたら、崇り神はそれを恐れて堕天したんじゃ…?)

[そう考えるといきなり明が堕天したのも合点がいく。だとするともう一つ浮かんでくる可能性は…]

(…明がその力を使えることを知っていた神が崇り神…)

[女は自分の行き着いた答えに、胸のあたりをきゅっと押さえながら尚も足を進めた]

(105) 2013/08/14(Wed) 17時半頃

【人】 楽士 ウト

―― 朧邸 ――
[こんなにも早くまたここを訪れる機会が来るとは思いもしなかった。

門前に立ち深呼吸をひとつして中に声をかけようとすると、思いがけず目的の人物が出てくる。
今日は先日までの挙動不審っぷりは発揮せず、静かに一礼して挨拶をして。
共に行くか?と誘われれば、勿論と頷き傍らに立つだろう。

歩きながらその横顔を盗み見れば、心なしかその眼差しは寂しげな色を孕んでいた]

(108) 2013/08/14(Wed) 17時半頃

【人】 楽士 ウト

―― 明邸 ――
[主の消えた邸は、火が消えたように静かだった。
もともと自分の邸とは違い、静謐をたたえ穏やかな気の流れる場所ではあったが、今は物寂しさと采女たちの悲しみで埋め尽くされているようだ。

姿は残らない、>>102と過去に馳せる朧の横顔を見つめて、そうだった、と自分の友が堕ちた日のことを思い出す。

鏡に手を当てる朧の背中が、泣いているようだった]

(109) 2013/08/14(Wed) 18時頃

【人】 楽士 ウト

[古くからの大切な友人を失くす気持ちは、女も同じだったから。
朧の明へむける言葉一つ一つが心に深く沈みこむ。

最初で最後になってしまったな、>>103と唇に淡い笑みを浮かべる朧の姿が苦しくて。
どうかそんな顔をしないで欲しい、と。

女には此方を振り返る朧の着物を、おずおずと掴むことしか出来なかったけれども]

(110) 2013/08/14(Wed) 18時頃

【人】 楽士 ウト

[その手を振り払われなければ、暫くそうさせてもらっていただろう。やがて朧が苦々しげに告げる言葉に、僅かに驚いて]

朧さんの水に、濁り・・・?
ちょ、ちょっとまってね!
あの、明くんはやっぱり月詠ができたの?

[この明の部屋と鏡を見れば何となく察しはついていたのだが、やはり確信が持てなくて。そうだ、と答えが返ってくるならば、女は足元ががらがらと音を立てて崩れていく心地がした]

(祟り神)
(襲われた月詠の使い手)
(朧さんの水の変調)

[道中考えていたことも相まって、女は自分の導きだした答えに嫌々と頭を振り、違う違う!と否定する。
けれど一度感じた疑惑は、和紙に落ちた墨の様にじわじわと広がっていき。耐えられなくなった女は思い切って朧に打ち明けようとする。が、はたと今日出会った時からの彼の神様の様子を思い返して。

今目の前でもう還らぬ友人にこんなにも心を痛めている男が。
自分の咎だと責め続けるであろう彼が。

――――――祟り神なわけがない]

(114) 2013/08/14(Wed) 18時半頃

【人】 楽士 ウト

朧さんの水が濁ってしまった原因は、残念ながら見当もつきません。・・・明くんの術にどう作用したかも、もう、確認できないし・・・

でもね、その水晶を朧さんの元へ寄越したってことは、明くんは朧さんのことを咎めてなんていないと思うの。

[自分の言葉は気休めにしかならないと、分かっているけれど。そう伝えずには居られなかった。

朧の放つ蛇が皆行ってしまったのを見送れば、朧は邸を出るだろうか。ならばいっしょに出て行って、門のところで]

・・・朧さん。
明くんの代わりになんかなれないけれど、
私でよかったらいつでも話し相手になる、から。
遠慮なく、呼びつけてね。

[慰めの気持ちに不純なものは交えずに]

それから、私貴方のこと、信じてますから。

[にっこりと、いつもの火女の笑顔で見送っただろう]

(115) 2013/08/14(Wed) 18時半頃

楽士 ウトは、メモを貼った。

2013/08/14(Wed) 18時半頃


【人】 楽士 ウト

―― 朧と別れる前 ――

あっ そうだ!
私志乃ちゃんのとこにお琴を聴きに行く約束してたんだ!

[そう言って掌にふっと息を吹きかけると、ぼっと火の球が浮かび上がりやがて鼠の形を成した。
そのまま、女がこれから向かってもいいか言伝を託すと火鼠は元気よく走り去っていく]

朧さんも、いかがです、?
志乃ちゃんのお琴、とっても素敵なんよぉ

[ぎこちなく誘って見れば、朧はどうするだろうか。
誘いに乗るならば共に向かい、乗らなければその場で別れるだろう]

(116) 2013/08/14(Wed) 18時半頃

【人】 楽士 ウト

[まさか大好きな男神と大好きな友人の大好きな琴の演奏を聴ける日がくるなんて!とまさに地に足がつかない心地で朧の隣を歩く。
しかし何よりも嬉しかったのは]

(朧さんから、ありがとうって言われちゃった…!)

[ともするとにやけそうになる頬を引き締めて。けれど自然と熱くなってしまうことは、女にはどうしようもなかった]

―― → 兄妹の邸へ ――

(123) 2013/08/14(Wed) 19時頃

【人】 楽士 ウト

―― 道中 ――
[会話が途切れた折、まさか朝顔さんと明が崇り神だったなどということは?と僅かな可能性も頭をよぎったが、この晴れない雲海がそうでないことを証明していた。

やがて。
明が詠めることを知っていたとすれば、崇り神は古い神様なのかもしれない、というところに女の推理は行きつく。
とすると必然的に浮かび上がってくるのは昔馴染みの神ばかりで]

(もし、自分の大好きな神々が崇り神に憑かれてしまっていたら…どうしよ)

[その可能性は全く持って考えていなかった。というよりも考えたくなくて押しやっていただけかもしれない。
もしもの時に備えて、その可能性にも答えを出さねばとため息をひとつ吐いたのだった]

(128) 2013/08/14(Wed) 19時半頃

【人】 楽士 ウト

[はっと顔をあげて、やだやだ暗くなっちゃったと両頬を手出を覆うと、朧の投げかけに]

んー…そうねぇ。
どちらかというと大人しくて、人見知りで
男の人とか大きな声にびっくりしてることが多いわねえ。

[そんな例を挙げながらくすくす笑って]

あ、でもね。芯の強い良い子よぅ。
思うにあれは兄さんが志乃ちゃんにべったりなのね!

[兄妹仲がいいのよ、とってもね。と付け加える]

若い子たちがどんどん生まれて。
同じくらい消えていく神様もたくさんいて…
下界もここも変わらないのね。
ただヒトは与えられた時間が凄く短いってだけでさ。

[目を伏せて、明のことを想う。どんな人間になって生きているのか。
彼のことだ。律儀な性格は変わっていないのだろうなあ、などと]

(136) 2013/08/14(Wed) 20時頃

楽士 ウトは、メモを貼った。

2013/08/14(Wed) 20時頃


【人】 楽士 ウト

―― 兄妹の邸 ――
[兄の存在を朧に話すまですっかり忘れていた。鉢合わせしないといいなあめんどくさいなあと思いながら、やがて邸が見えてくれば]

ふふふっ
朧さんも一緒だって知ったら、
志乃ちゃん柱の陰に隠れちゃうかもなあっ

[くふふと悪戯を思いついた童のように笑いを噛み殺して、門前にいた使いに到着の旨を伝えれば暫し待たれよとのこと]

お客さんでも来てるのかしらねぇ?

[首を傾げながら朧を見上げた]

(138) 2013/08/14(Wed) 20時頃

ウトは、ひょこひょこと門の中を覗けば、玄関に置壱っぽい後ろ姿がみえた。

2013/08/14(Wed) 20時頃


ウトは、甚六は落ち込んでいるだろうなあ…と想いを馳せた(促し

2013/08/14(Wed) 20時半頃


ウトは、朧さんとちゃんと喋れてる自分に感動を覚えている(促し

2013/08/14(Wed) 20時半頃


ウトは、雪客ちゃんは元気かしらと、ふと考えた(促し

2013/08/14(Wed) 20時半頃


/*
COはまだの予定。取り急ぎ。
頼んだ。


[記憶がないのだろうか? 声は、確かにこの方なのに。
おかしなことを問う祟り神本人と、それを知る己と。
なんと白々しい会話だ――我ながら、そう思う]

(それでも、責め苦を忘れていられる時があるなら)

[少し嬉しゅうございます、と、笑みには温かなものも込めて]*

/*
あ、了解です。任されたー!
多分これから表ウト・朧・置壱揃っていろいろアレなことになりそうですが、面倒だったら適当に切り上げて下さいね…!


【人】 楽士 ウト

やっぱりぃ!置壱だあぁ〜〜!
やーん置壱置壱ぃ会いたかったようっ

[玄関に来ていた先客はやはり大好きな淨の神だった。思い切りその背中に抱きつけば微かに香る桃の香]

…あんた、大丈夫?
随分汚くなっちゃってまあ。

[その背をゆっくり撫でて、きょとん顔をしているであろう志乃に]

あらあら。使いと同じ時間に着いちゃったら意味ないねぇ?

[と志乃の手に乗る火鼠をみつけてからから笑った]

(151) 2013/08/14(Wed) 21時頃

【人】 楽士 ウト

―― 志乃の部屋 ――
[結局置壱は残っただろうか?帰ってしまえば名残惜しげにその背を見送るだろう。
志乃の後について部屋へと通されれば、早く早くっとばかりに座布団の上に正座して]

久しぶりねえ。志乃ちゃんの琴!

[楽しみ楽しみ!とニコニコと志乃の準備が整うのを待つ。
闇神の気配はない。出掛けているのだろう。

朧も坐するのを柔らかく微笑んで見守って。
演奏が始まれば目を閉じて聴き入るだろう]

(157) 2013/08/14(Wed) 21時頃

【人】 楽士 ウト

[瞼を閉じて琴の音色に集中する。
久しぶりに聴いたがやはり美しい。
音の一音一音が澄んでいる。それでいて柔らかくたおやかで、時に激しく、力強い。
また腕をあげたわねぇと感心しつつも、しかし]

(なんだろう、この寂しげな響きは)

[以前には感じなかった、小さな悲鳴のような音たち]

(なんだろう、どうしてこんなに切ないの…?)

[その正体が何かも分からず、女はそっと涙を零した]

(163) 2013/08/14(Wed) 21時半頃

ウトは、亀吉が帰ってきているなんて気付きもしなかった。

2013/08/14(Wed) 21時半頃


【人】 楽士 ウト

[胸を締め付ける琴の音を聴きながら考えるのは、先程保留にした「崇り神が古い神だったら」ということ]

(もし、置壱が、華月くんが、朧さんが崇り神だったら)

[恐らく自分は、一緒に堕ちようと言うかもしれない。
この高天原は、次世代を担う若い神々に任せて。
それで一緒に人間になって、祠を建てて、桃の花を手向けて]

(それはそれで素敵な人生よね…)

[純粋な音に、心を浄化されるような心地で、そんなことを考えていた]

(172) 2013/08/14(Wed) 22時頃

【人】 楽士 ウト

[やがて思考の深淵から浮かび上がって瞼を開ければ、そこにはわたわたと手ぬぐいを差し出す志乃の姿が見えて。
はて?と頬に手をやれば自分が涙を流していることを知る]

あらぁ?あらあらあらっ
ごめんねぇ!違うの、感動しちゃって!

[歳をとると涙もろくていやあねえなんて、おばさんじみたことを言えば、志乃は笑ってくれるだろうか]

(173) 2013/08/14(Wed) 22時頃

【人】 楽士 ウト

手ぬぐい、ありがとう。
洗濯して返すわね。

[志乃の渡してくれた手ぬぐいを綺麗に畳んで懐にしまえば]

さてっ
たっぷり聴かせてもらったし!
私はそろそろお暇しようかなぁ。
志乃ちゃん、約束果たしてくれてありがとねぇ。

[にっこりと満面の笑みを浮かべて]

朧さん、私はちょっとやることがあるんで
失礼しますが…
志乃ちゃんと何かお話あるようでしたら、ごゆっくり。

志乃ちゃん、朧さんはいい人だから大丈夫よっ

[そんな冗談を言いつつ、再度志乃にお礼を述べたら、女は部屋を出るだろう]

(180) 2013/08/14(Wed) 22時頃

【人】 楽士 ウト

―― 兄妹の邸 → 自邸 ――

んっ…この気配…帰ってきたなあ〜?

[確かに感じる闇の気配。だが今私は忙しい]

さてっ!やりますかー!

[腕まくりをしつつ、女は自邸に向かって駆けだした]

(181) 2013/08/14(Wed) 22時頃

楽士 ウトは、メモを貼った。

2013/08/14(Wed) 22時頃


楽士 ウトは、メモを貼った。

2013/08/14(Wed) 22時半頃


【人】 楽士 ウト

―― 自邸 ――
[邸の一室に、火の親族、邸に仕えるもの全員を呼び集め、女はその者たちと向き合う形で坐する。

女の目の前には齢14、5歳くらいの少女が頭を下げて座っていた]

いいね。
いざとなったら、これからはお前が火守の役を務めるんだよ?
分からないことがあったら、邸の者に訊きなさい。
ちゃんと教えてくれるからね。

[はい、と頷くのは歳の離れた実の妹。…こんなにも早く役を任せることになるとは思っていなかったが。

しかしこれで後顧の憂いはなくなった。
晴れやかな顔をして、皆も精一杯支えてあげてねと声を掛ければ所々で啜り泣く音も聞こえて]

泣くな。まだ堕天したわけでも追放されたわけでも
あるまいにぃ…

[皆大好きだよ、と。
不安げな顔で見上げる妹の頭を撫でる女は、穏やかな笑みを浮かべていた]

(191) 2013/08/14(Wed) 22時半頃

【人】 楽士 ウト

―― 自邸 → 祭壇 ――
[戸締りはしっかりね、といつものように声を掛けて自邸を後にする。道中想い起すのは、志乃の部屋を飛び出す前のこと。
思いがけず涙を流してしまった自分に、朧が掛けた「それ、は大丈夫なのか?」という言葉>>192]

(嬉しい。消えてもいい)

[好きな人の前で醜態を晒した羞恥も相まって、女は頬を紅潮させながら歩く。
この幸せな思い出があれば、これからしに行く苦行も乗り越えられる気がしたから]

(199) 2013/08/14(Wed) 23時頃

――夜のこと――

[聞こえてくる、涼やかな琴の音。
周囲の羽音のせいで不協和音にも聞こえるが、そこにはまだ清さを感じられた]

……ありがとう。

[ 怨恨たちに目的などない。
つらいつらい、お前も堕ちろと呪うばかりだ。
けれど彼女が己を覚えていてくれるのなら、かろうじての自我を持っていられる。

最終的には、神を堕とす行為につながろうとも。]


【人】 楽士 ウト

―― 祭壇・水鏡前 ――
[深呼吸してもう一度考えをまとめる。崇り神は明が詠めることを知っていた。必然的に古い神ということになる。

その中で昨日、明と個人的に出会っていた神を
女は知っている]

(願わくば、そうでなくあって…)

[お札に大好きな穀物の神「華月」の名前を書くと、静かに水鏡に鎮めた]

(203) 2013/08/14(Wed) 23時頃

【人】 楽士 ウト

…?
甚ちゃん?

[札を投じることに集中していたあまり、その気配を感じ取ることが出来なかった。
声のした方に歩んでいけば、出会えただろうか]

(206) 2013/08/14(Wed) 23時頃

【人】 楽士 ウト

[俺に投じてただろ、という言葉をきけばつきりと胸が痛んだが]

うん、入れたよ。
明くんがね。教えてくれたの。
「崇り神はまず音と風を借りて依り代を探す」
って。
だからまず貴方かと思っちゃったのよぉ。

[ふふふ、と肩を竦めて。疑ってないのか、と問われれば]

うーん。なんだかね。
私、もし甚ちゃんが崇り神で、
私を今日堕天させちゃおーってしてるなら
それでもいいかなあって思ってるの。

[だとしたらさ、一緒に堕ちよ?とその肩に額を寄せて。またくふふ、と笑った]

(216) 2013/08/14(Wed) 23時半頃

【人】 楽士 ウト

ここには戻ってこらんないねえ。
だけどヒトとして短い生を生きてみるのもいいかなって
今はそう思ってんの。

[誰かを疑って心が病んでいく前にね、と]

あんたもいつ堕ちるかわかんないんだから、
好きな女に別れの接吻ぐらいかましてきなさいなっ

[からからと、いつものように笑うだろう]

あ、そうそうこのお触れ。
たまちゃん…から聞いたのよね?

[だとすれば彼女のもつ能力は、下界へ堕ちた神とこちらとを繋ぐこともできたはず。以前の騒動の時にも、そういう力をもった神様がいた]

私、たまちゃんとこに用ができたんだけど…
甚ちゃんは?どこか行くの?

(225) 2013/08/15(Thu) 00時頃

[男にはわからなかった。
何故、優しくしてくれているのか。

うれしかった。
同時に、辛くもなった。

汚れなくてもよいはずの若い神が、男に巻き込まれて怨恨の只中にさまよいこんだ姿。
そんなことは望んでいなかったのに。

古い神を祓い、若い神に未来を託す。
男は―     は、それを望んでいたのに。

祟り神に憑かれたことで、ただの憎しみに駆られてしまいそうになる自分が憎い。]


君が、共にいてくれるというのなら。
私は、君を

祓うべきなのだろうね。

[何もできなくても良いと許してくれる心を、清いと思う。
頼ってほしいと相手を思う愛が、美しいと思う。


囚われてほしくない。
自由になってほしい。]


【人】 楽士 ウト

[気を付けて行けよ、との言葉にくしゃっと破顔して]

んもー。優しいなあ甚ちゃんは!

[と、嬉しそうに。それから]

朝顔さんは端から疑ってなかったわ。
あの方はほら、逆に崇り神を乗っ取っちゃいそうじゃない?
それか素早く逃げきっちゃいそう。

[なにしろ貴方の御師匠さまだものねぇ。と付け加えて。
じゃあね、と手を振り別れるだろう]

(230) 2013/08/15(Thu) 00時頃

/*
やあ恥ずかしがりの祟り神だよ。
間に合えばでいいんだけど
「襲撃描写は墓下と地上に合わせる。」
と皆に告げてくれないか。


【人】 楽士 ウト

―― → 団子屋 ――
[甚六と別れてから、女は一旦自邸へと戻った。

自室にて桐の箱を手に取る。
表面のすべすべとした手触りが心地よく、また朧に貰ったものであるという事実がなお女の胸を昂ぶらせた。
きゅっと胸に箱を抱きしめて。

女は団子屋の主人を訪ねに、邸を出た]

(233) 2013/08/15(Thu) 00時頃

/*
おおぅ。おkkkk了解ご主人!


――そして、新たな夜に――

[黒衣を引きずり、右手に鉄の鋏。
足取りは重い。

荒れ狂う音の中、琴の音を探し、進む。]

/*
ありがとう。


[聴こえた、声。
内心の葛藤など知らず、笑うように]

ありがとう、と。仰って下さいましたね。
志乃はその言葉だけで救われたのですよ。

あなたのことを、わたしは何も存じません。
ただ、手を取っただけ。声を聴いただけ。
それでも、愛おしいと思いますれば。
わたしはわたしの望むまま、愛しただけ。

この高天原への未練といえば、
ただひとりの兄を道連れにする申し訳なさくらいのもの


――……お好きに、なさいませ


[近付く足音に、*囁いた*]


【人】 楽士 ウト

たまちゃん、いるぅ?

[随分日も暮れてしまったが、団子屋の主はいるだろうか?居ないようならば、日を改めようと引き返すだろう]

あのね、祭壇の御触れを見たの。
たまちゃん、追放された人が崇り神に憑かれてるかどうか、視られるのよね?

[たまこが頷けば、なお続けて]
じゃあ、下界へ堕ちた神様の元へ飛べたりもするの?
[さらに同意が得られれば]

お願い。私がもし消えてしまったら、
この桐の箱をね、私の元に届けてほしいの。

[それまで預かってもらえる?と。]

とても大切なものなの。約束よ?

[そうしてゆーびきーりげーんまーん…と、また約束の童歌を唄っただろう]

(241) 2013/08/15(Thu) 00時半頃

[左手で、琴の糸をたぐりよせ。
右手の鋏で



*―縁を切る音*]


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