人狼議事


78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―

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視点:


【人】 教え子 シメオン

一体何事ですか…、……太陽《ちちうえ》? 何を…ッ!?

(3) 2012/01/29(Sun) 00時半頃

【人】 教え子 シメオン

 



            [   パ ァ ン!   ]



  

(5) 2012/01/29(Sun) 00時半頃

【人】 教え子 シメオン

[その時。

宙《そら》を見上げていた者がいるならば、見えただろう。


南北に坐していた双子星が、光の尾を引いて地上へと流れ落ちたのを。]

(7) 2012/01/29(Sun) 00時半頃

【人】 教え子 シメオン

[北極星《シメオン》は、金色の光を名残惜しげに空に残しながら、イェル=ゥラ自治区の方へ落下した。]

(11) 2012/01/29(Sun) 00時半頃

今度こそ。 お前達(すべて)に安ら静謐なる死を―――


『我は世界に真なる宙《そら》を齎す者―――』

[うつむいた少女の、鏡のような床に映る顔だけが、口元が笑みに歪む。
少女の顔は、哀しげなままだというのに]

『あは、あはははははははっ

 …運命は変わらない。

 ラヴァ、いくら貴方が望んでも、貴方が拒否した仕事《終焉》は我《貴方》が遂行する。

 運命は、変えられない―――その体、貰う』

[けたたましく笑う声に、少女は、ラディス、とつぶやいてぽたりと涙をこぼした。]


【人】 教え子 シメオン

― イェル=ゥラ自治区/王立大学図書館 ―

[金の光を虚空に散らせながら、北極星《シメオン》は北の空から落ちて。]



―――ドォオオオオオオオオオオオオン!!!!!



[流れ落ちた煌きの後に、轟音が響き渡った。

倒壊する建物。
土ぼこりが巻き上がる。]

(46) 2012/01/29(Sun) 01時頃

【人】 教え子 シメオン

[崩れ落ちた瓦礫と、散乱した書物。
その中心に、ふわりと金色の光は漂っていた。

光は少し揺らいだ後、とん。と地に足を着ける。]

…ふう。
もう少し遅れていたらぶつかるところだった。

[淡く優しいその光を発するのは、少年。
お伽噺や神話に出てくるような白い衣服を身に纏い、大きな羽衣のようなショールを羽織っている。
緩くため息をついて首を振ると、闇夜を照らす金色の毛先から、淡雪のような金色の光が零れた。]

(55) 2012/01/29(Sun) 01時半頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2012/01/29(Sun) 01時半頃


【人】 教え子 シメオン

はあ、何がなんだか。
急にしても程がある。
何故僕が地上なんかに…。

…太陽《ちちうえ》、一体何が…。

[不満そうに呟き、すぐ其処に気配>>68を悟ると、ハッとしてそちらを向いた。]

―――セレスト…?

[対である星の名を口にする。
だが見つめた方向にあの美しい輝きは無い。
それでも何かの気配はそこにある。

とん、と地を蹴る。
ふわりと金色の光は舞い、壁に身を隠した者の頭上へと。]

…ッチ、人間か。

[シメオンは対象の姿を見るなり、眉を寄せて怪訝そうに呟いた。]

(80) 2012/01/29(Sun) 01時半頃

『さあ、終末《ハルマゲドン》を始めようか―――』


[それは隕石がヒトガタに変じる少し前。
どこからか顕在した7つの災いの匣が、少女の周囲をくるくると周回する。

その中の一つ―――第三の匣《BOX》は、隕石《ニガヨモギ》を鍵として開放されるものだった。]


【人】 教え子 シメオン

…、……。

[少年からの問いかけに、シメオンの表情は怪訝そうなものから少し呆れたような顔になる。]

これだから人間は。
いつも僕の事を呼び捨てにして好き勝手に持て囃すくせに、僕の事を何も知らない。

ああ、こんなのの為に身を削ってると思うとうんざりするよ。

[さめざめと嘆き、溜息を吐く。]

君の無知さを哀れんで教えてあげるよ。
僕は、シメオン。

君達は幸福の星《エウテキュア》とも呼ぶね。


星が天に居るのは至極当然の事だろ?

――…堕ちるのは、予想外だったけど。

(110) 2012/01/29(Sun) 02時頃

始まったか、終末《ハルマゲドン》が、安ら静謐なる死の宴が――――


教え子 シメオンは、メモを貼った。

2012/01/29(Sun) 02時頃


【人】 教え子 シメオン

…君は、莫迦か?
この僕が君達と同じ人間に見えるとでも?

[シメオンは呆れた顔に戻り、浮いたまま足を組む。]

まあ、本来不可視である僕を正しく認識しろと言うのは、些か酷ではあるかもしれないけど。
それにしても君達と同等に扱われるなんて僕は憤りを通り越して悲しいよ。

[じ、と銀色の視線は少年を見下ろす。
彼の顔にはまだ疑いの靄がかかっていた。]

……はあ。
さすがに僕にだってプライドってものがある。

君、何か願い事はないの。
まさか願い事すらも無い、なんてくだらない事は言わないだろうな。

[唐突に投げかける質問。
少年は何と答えるのだろうか。]

(138) 2012/01/29(Sun) 02時半頃

……第三の匣《BOX》を貫いたな?

この私が、終末《ハルマゲドン》へ導くその匣の解放に気付かぬ訳がないだろう。
それはどちらかと言えば、私の"領分"だ。

[聖苑の中、空高く浮かぶ紅い月を見上げ、語り掛ける。
今はまだ、その声が彼女に届くことは無いだろう。

だから、その言葉に特に意味は無かった]


[未だ同じく禍を成す者の声は聞こえない。
遠く―――遠くその存在を感じるのみ]

『創造主《おとうさま》。

 貴方の望み通り我は世界を破壊する。

 世界の一部たる貴方もまた―――破壊せねばなるまい?』

[いまはまだ表にでる時ではない。ただそう、囁く思念は、破壊を望む者には感じ取れたかもしれない]


太陽《サイモン》の末裔がこんな形で妾の手元に転がりこんでくるとはな……
妾の費やした『運』、強ち悪い選択ではございませぬでしたわね……

[ドロシーは不敵な笑みを浮かべ、飛雲とセレストを追いかけている]


星命《テュケー》を断たれ、星が餓えている。

腐りきった人間……。
まるでこの世界の象徴の様ではないか。

だからこそ、世界に再生を齎さなければならない。

零《カオス》に還した世界から、新たな華を咲かせる為に。
全ては、終末《ハルマゲドン》から繋がる黎明(はな)の為に。





もう、今の世界への未練など…………ない。


【人】 教え子 シメオン

― イェル=ゥラ自治区/図書館 ―

[ぱちり。
少年の願いに、北極星は瞬いた。
一呼吸おいた後、羽衣を口に当てて眉間に皺を寄せる。]

……まあ、願い事には変わりないか。

[やれやれ、と首を緩く振る。
淡い金色の光が、リィン――…と零れた。]


ただし、叶えるのは―――ひとつだけだ。

[前置きを、ひとつ。
そして組んでいた足を解くと、ふわりと少年の傍へと降り立った。

コォオオオオ…

大気が啼いて、崩れた瓦礫がカタカタと音を立てる。]

(207) 2012/01/29(Sun) 05時頃

【人】 教え子 シメオン

[北極星は銀色の瞳を伏せ。
腕を左右へと開くと、すぅ、と息を吸った。]


―――…《      》


[静かに、透明な声で言葉が紡がれる。


その瞬間。]



          [   キィイイ…―――   ]



[高い音が響き、北極星から眩い金色の光が溢れ出す。
光はやがて夢色へと変って行き、辺りを優しく包み込んだ。]

(208) 2012/01/29(Sun) 05時頃

【人】 教え子 シメオン

[暖かく柔らかな光は、少年の願いのままに。
時間が巻き戻るように、パズルが完成していく。
数分と経たぬうちに、崩れ落ちた瓦礫の山と散りばめられた書物は何事も無かったかのように元の場所へと戻された。

全てが元に戻れば夢色の光は治まり。
今は金色の淡い光が北極星の周りに留まるのみ。

ゆっくりと開かれる銀色の瞳は少年を見据える。
その時、少年はどんなリアクションを取っていただろう。]


…さて、これで満足かい?

[北極星は疲れたと言わんばかりに宙へと浮かび、足を組んで尋ねたのだった。**]

(209) 2012/01/29(Sun) 05時頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2012/01/29(Sun) 05時頃


【人】 教え子 シメオン

― イゥル=ゥラ自治区/図書館 ―

リアクションはまあまあだけど…ひどい感想だね。20点。
口の利き方も最悪。減点10点。
君は敬うという事を知らないのか。

[見据えていた銀色の瞳が呆れたように細められる。
北極星は組んでいた足を解くと、浮かんだまま少年を見下ろして腰に手を当てた。]

それに、僕が壊したくて壊した訳じゃない。
一体何が起きてるかなんてこっちが聞きたいよ。
”逃げろ”と言われたかと思えば、有無を言わさず地上へ叩き落されたんだからね。

……南極星《セレスト》は、大分遠くへ落ちたみたいだ。
此処は今、太陽《ちちうえ》の領域じゃないから正しい場所まではわからないけど。

[何度目かの溜息を吐いて、空を見上げる。
見据えた先にあった光景に、北極星は銀色を丸める。
紅く―――崩れた、月。
そしてそこから、何かが飛び立った。>>171]

(272) 2012/01/29(Sun) 17時半頃

【人】 教え子 シメオン

なッ…、あれは―――ッ?!

……ッっ、何だ急に!

[空に釘付けになっていた銀色は、突然の悲鳴>>218に地上へ呼び戻される。
うるさい、と言わんばかりに耳に手を当てようとしたが、その手は悲鳴を上げた少年に浚われた。]

ちょっ…、おい!!
離せ、僕に触れるな!

[浮かんだ北極星は、風船のような軽さ。
手を取って走り出したとて、荷物にはならない。
走る少年に連れられるまま金色の光は翔る。]

ッチ…それにしても、何を逃げる必要があるんだ?
…ゾンビ《あれ》も君達と同じ命《いきもの》だろ?

[少年が何をそんなに怯えているのか、理解できないというような口ぶり。
北極星にとっては人間もゾンビも、等しく”命”でしかなかった。]

(273) 2012/01/29(Sun) 17時半頃

【人】 教え子 シメオン

まあ、ゾンビ《あれ》の捕食対象にはなっているかもしれないけど。
それは君だけに限った話であって、僕には関係ない。

犠牲順序《サクリファイス・シーケンス》によって君達が僕を傷つける事は出来ないからね。

[この世界の理を、さらりと述べる。
そうこうしているうちに、少年の足が止まり、金色も其処に漂う。
どうやら探していた逃げ道が見つからないようだ。

ぬちゃり、ぬちゃり。
耳障りな音は、次第に近づいてくる。]

(274) 2012/01/29(Sun) 17時半頃

【人】 教え子 シメオン

ね、そろそろ離してくれないかな。
僕は人間と馴れ合う気は無いし、セレストを探しに行きたいんだけど。

[近づいて来る音になどお構いなしに、少年へ告げる。
その言葉は、この状況に少年を置いてけぼりにすると同意義で。

少年が喚くなら、北極星は少年の胸のあたりを指さしてこう言っただろう。**]

……君、もしかして”その牙”、使った事ないの?

(277) 2012/01/29(Sun) 18時頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2012/01/29(Sun) 18時頃


シメオンは、レティーシャに話の続きを促した。

2012/01/29(Sun) 18時頃


シメオンは、ヴェスパタインに話の続きを促した。

2012/01/29(Sun) 18時頃


シメオンは、ペラジーに話の続きを促した。

2012/01/29(Sun) 18時頃


[金色の輝きを宿す北極星《シメオン》ではない。
その傍ら。まるで闇の様な黒髪の少年の姿を見て。

隠せない愕然が表情に張り付く]


………嗚呼、運命≪Lachisis≫。

我は見出したり。素敵な理想郷の可能性を。

[そして微かな間だけ。
仮面越しにすら笑みを感じ取れる声が響き]


【人】 教え子 シメオン

―――…何だ、気付いてもないの?

[少年の様子に銀色を瞬かせ。]

僕に願う前に、牙《それ》でなんとかしてみたら?

[告げるのは、先程の願い>>307を蹴るように。
北極星は力を貸す気等まるで無い表情で少年を見下ろした。

腹をくくると告げ、手を離す少年>>320
解放された手をぷらぷらと軽く振った。
どうやら必死で掴まれ、痛かったようだ。

その刹那、何かが急接近する気配>>315]

(327) 2012/01/29(Sun) 21時半頃

【人】 教え子 シメオン

―――…、…!

[気付くと同時に、北極星は羽衣で身を守る。
弾け飛んだ汚物が羽衣より発せられる金色に阻まれて。

少年までその金色の恩恵を受けていたかは定かではないけど。]

(328) 2012/01/29(Sun) 21時半頃

シメオンは、羽衣を下ろすとふわりと浮かんだまま、不機嫌そうな銀色を女に向けた

2012/01/29(Sun) 21時半頃


教え子 シメオンは、メモを貼った。

2012/01/29(Sun) 21時半頃


教え子 シメオンは、メモを貼った。

2012/01/29(Sun) 22時頃


『運命は書換えられない。
 たとえどんなに拒否しようと、足掻こうと
 あらゆる手段を尽くして回避を試みようとも、
 あらゆる手段を用いてその運命は遂行される。

 黙示録《アポカリュプス》の執行を拒絶した使徒《人形》に
 厳正不抗たる運命の具現《ラキシス》として我が生み出されたように
 普く”存在するもの”はその運命から逃れられない。』

[声を 響かせる。
この星に災禍を齎す者たちへと向けて]

『故に―――災禍を撒く存在《モノ》がこの時空に集うは必然。

 ―――…汝らに問う。

 太陽《カミ》殺しの宿命を負う存在《モノ》は誰ぞ』


【人】 教え子 シメオン

[眼前で生される、力の奔流>>332
北極星は羽衣を口に当て、その場に浮かんだまま。
まあるく、そこだけ切り取られたかのように静かな金色。

”牙”の、解放。
紡がれる”破壊の方程式”

霧散する、仮面の―――女。


黙ってみていたそれらに興味が無いように銀色は逸れて。
新たなる来訪者>>331へと、向けられる。]

(354) 2012/01/29(Sun) 22時半頃

シメオンは、ゾンビに動じる事はないが、傍らから上がった大声>>351にうるさいとばかりに手で耳を覆った

2012/01/29(Sun) 22時半頃


教え子 シメオンは、メモを貼った。

2012/01/29(Sun) 22時半頃


【人】 教え子 シメオン

ふぅん…?
少しはやれば出来るじゃないか。

宝の持ち腐れではなかったみたいだね。

[吹っ飛ぶゾンビを見ながら、あくびをひとつ。
高度を下げたかと聞かれると少し眉間に皺を寄せて。]

……何故僕が君と目線の高さを合わせる必要があるんだ。

[ぴしゃりと言い放つ。
少年の言葉を待たずに、北極星は宙を蹴った。

金色は群がるゾンビの上を軽々と越え、先程見た姿の前へと。>>331]

(362) 2012/01/29(Sun) 23時頃

【人】 教え子 シメオン

[ふわり、白い外蓑を着た少女の前へと辿り着くと、北極星は少し不機嫌そうに見下ろす。]

……全く、どいつもこいつも口の利き方がなってない。

[それだけ嘆いて。大剣の剣圧に動じる事も無く。
少女が傷みに顔を歪める事にも表情は動かない。
何者だというような視線を此方へ向けられれば、やれやれと首を振った。]

―――僕は北極星《シメオン》。
愚かな君達の為に毎日あくせく働いている健気な星さ。

まあ、どうせ君も信じないんだろうけど。

[溜息を吐き、北極星は浮かんだまま腕を組んだ。
その名乗りは、少女の後ろに居た者達にも届いただろうか。]

(396) 2012/01/29(Sun) 23時半頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2012/01/30(Mon) 00時頃


【人】 教え子 シメオン

これは心外だな。
君、庭の草にある日突然偉そうな口を利かれても同じ事が言える?

[同等に扱われ、呆れたように返す。
それでも直らない様子にそれ以上言及する事は無く。
続く少女の言葉に、北極星は顔を顰めた。]

―――はぁ?
莫迦にするにも程がある。
地上なんかに好き好んで来る訳が無いだろう。

何故僕と北極星《セレスト》が落とされなくてはいけなかったのか。
それはわからないけど…太陽《ちちうえ》は僕達を落とす直前に逃げろと言った。

…僕は、何が起こっているのか確かめる為にも天へ帰らなくちゃいけない。
君、飛んで行くセレストを見たと言ったね?どの方角?

[銀色は少女を見下ろしたまま詰め寄った。]

(418) 2012/01/30(Mon) 00時頃

[少年が奮う、虚想ノ拳《メンタシム》の破壊。
零へと還る死体の死体達を見て、小さく笑いながら。

ガントレットから漏れる物ではない。更に遠くへと。
言う所の、『災禍を撒く存在《モノ》』へ届ける様に]

『災禍を撒く?
ふふふ、相変わらず失礼な奴め。

この世界をより素敵にする為に。

太陽《サイモン》ごと、総てを零に還すだけの事だ』

[女は、心底から心外だと眉を顰めて]


この世界への思い残しは…………………。


『………。
それも総て。運命《おまえ》の裁定次第だ。

死と生。再生と破戒を別つ裁定は運命《おまえ》自身も勿論。
そして、安ら静謐なる死をこの手に奮う、私自身すらも抗えない。

故に、問おう。

私と共に、太陽《カミ》殺しの宿命を負う存在《モノ》は誰ぞ。と』


【人】 教え子 シメオン

星の化身、ではなく、星の子《ティケリトス》だ。

[聞こえた声>>413に訂正を。]

そんなダサい前置きをした覚えはないけど。
君達人間は飛べないんだっけ。
可哀想に。

[もう一人の声も逃さない>>428
二人をそれぞれ見遣って、ふと、北極星は銀色を瞬かせた。]

……ん、…君達――?

[彼らから感じる星命《テュケー》。
何かが燻るような感覚に銀色を細めるが、その感覚は一瞬のもので。
気のせいだったかと北極星は首を傾げた。]

(439) 2012/01/30(Mon) 00時半頃

【人】 教え子 シメオン

やれやれ。
雑草にモノを訊ねなくてはならない僕の気持ちも少しは考えてもらいたいものだ。

[棘を含んだ少女の声>>431にもお構いなしの台詞を返す。
彼女の気持ちが逆立っていようがいまいが、北極星には関係ない。]

此処から北、か。
まあ方角さえわかればなんとかなる。

[北の天。
己の領域である其処を見上げた折、少女から忠告があれば銀色は少女へと戻された。]

(458) 2012/01/30(Mon) 01時頃

【人】 教え子 シメオン

―――当然だ、言われるまでも無い。

[忠告の内容へは、それだけ一言。
腕を組んだまま、フンと鼻を鳴らした。
そして銀色の瞳を僅かに伏せて。]

けど、その忠告……心に留めておく。

[小さく、呟く。
高慢でない態度を見せたのは、ほんの一瞬だけ。]

質問に答えてくれたお礼にひとつ教えてあげるけど、人の心配をしたり仲間割れしてる場合?
僕にとって、ゾンビ《あれ》と君達は同じだけど、君達にとっては違うんだろ?

この辺りの星命《テュケー》は圧倒的にゾンビ《あれ》と同じ反応が多いけど。
それから、此処へ向けて押し寄せてきてるみたいだけどね。

[北極星は仮面の少年と対峙する少女に、この辺りの情報を与えた。]

(460) 2012/01/30(Mon) 01時頃

『素敵にか。

 ふふ…失礼。素敵に、とは良い言葉《オト》だ。

 同じ風景を見ていても誰一人として同じ認識などしていないのだ、表現の違いも生じるものなのだろうな』

[女の声にそう応える]


『―――共に、太陽《カミ》殺しの宿命を負う存在《モノ》

 目的を同じとするのならば、同じ路を往くもまた運命。

 安ら静謐なる死を奮う、零呼ぶ華《Call ZERO》よ』


【人】 教え子 シメオン

―――…ッ!?

[感じる、星《せかい》の異変>>404
太陽《父》に、何かが起こっている事位は地上に居ても感じ取れた。
星の子ではない少年少女にその異変が感じ取れたかは定かではないが。

無と不快と呆れしか浮かべなかった北極星の表情に、焦りの色が浮かぶ。]

急がないと…。

[飛ぶ準備をしようとしたその時。
少女からの声に、北極星は振り返った。]

……愚かな質問だね。
”命”が僕を傷つける事は出来ない。

(493) 2012/01/30(Mon) 01時半頃

【人】 教え子 シメオン

まあ、地上を進むつもりなんて毛頭ないけど。

[ふわふわと漂う羽衣を片手で掴み、虚空へと投げる。

しゅる―――っるるるるるるる!

羽衣は金色の光を帯び、その形を変えて行く。
まるで折り紙のようにぱたぱたと織り込まれ、やがて羽衣は大きな鳥のような形を成した。
とん、と北極星はその上に降り立つ。]

これが、答えだよ。

[じゃあね、と北極星は金色の鳥を飛ばせようと。
その鳥は一人で乗るには大きく。
発進に間に合えば、乗り込めたかもしれない。

金色の鳥が目指すのは、北―――**]

(494) 2012/01/30(Mon) 02時頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2012/01/30(Mon) 02時頃


あのような代物に頼らずとも、妾の力を使えば、最高の悦楽《ハピネス》が得られるというのにな。

[桃茜は無の境地に向かい囁く。]

本当に奇怪なモノよ。

[そして浮かべる、面白い代物を見るかのような、笑い。]


【人】 教え子 シメオン

― イェル=ゥラ自治区/上空 ―

[きらきらと夜空に光の軌跡を描き、北極星を乗せた金色の鳥は空を翔る。
北極星の髪や服は風に靡けど、北極星自身が風圧に揺らぐ事は無い。
鳥の上に立ったまま、南極星《セレスト》への道を見定めようと銀色を細めたその時。]

…、……?

[感じ取る、柔らかな星命《テュケー》。>>484
北極星は細めた銀色を地上へと遣る。
炎と混沌に満ちた街の中、小さく灯る光。]

この、感じ  …―――観測者《ホロゥ・スコルプス》?

[口をついて出たのは、尤も星に近い”命”の総称。
金色の鳥は上空で旋回すると、崩壊した街へと滑空した。]


 → ネオ=イルーナ

(607) 2012/01/30(Mon) 21時半頃

――ただ、それも今日までの事。


太陽《サイモン》は堕ち、この世界は遊戯《ゲーム》の火蓋が落とされることとなる――――


【人】 教え子 シメオン

― ”眠れない街”ネオ=イルーナ ―

[燃え盛る炎の街。
煌々と照らされ続ける街は、夜を知らないかのよう。
街と、人の残骸が折り重なった廃墟。
嘗ての街を知るものならこの惨状を嘆くだろう。

しかし、北極星はそれらを横目で一度見ただけ。
表情を微塵も変えぬまま、銀色が見据えた先に鳥は翔けた。

広く開けた大通り。
そこに目指した星命はあったが、近づくにつれて北極星は眉を寄せた。
そして目的地である星命を持つ人物の上空に鳥が留まると同時。]

(616) 2012/01/30(Mon) 22時半頃

【人】 教え子 シメオン

――――、ッ!?

[その人物は、突然絶叫を上げた。
咄嗟に両手で耳を塞ぐも、女の金切り声は耳に余韻を残す。
相手が此方に気付いた様子を見るなり、北極星は鳥の上で腕を組む。
それからムス、とした顔で女に声をかけた]

……、君は誰だ?
覚えのある星命《テュケー》を辿ってきたんだけど、僕は君を知らない。

その、観測者たる聖母と同じ星命《テュケー》は、一体?

[前置きも何も無く、北極星は端的に尋ねた。]

(617) 2012/01/30(Mon) 22時半頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2012/01/30(Mon) 22時半頃


【人】 教え子 シメオン

[全く理解出来ていない様子に、溜息をひとつ。
呆れたような顔をした後、もうひとつ溜息をついて。]

……、質問を変えようか。

君は、”人間”?


僕は北極星《シメオン》。
…僕の事もわからないようじゃ、君は観測者じゃないのかな。

[星に尤も近い存在が星の事を知らぬはずがない、と否定する。
しかし其処に在るのは覚えのある観測者の星命《テュケー》。
北極星は顔を顰めたまま、首を傾げた。]

(624) 2012/01/30(Mon) 23時頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2012/01/30(Mon) 23時頃


【人】 教え子 シメオン

半分、だけ?
……そういう事か。

[ふぅん、と何かを理解したように北極星は女を見定めるように見遣る。
その銀色の瞳も、人、と聞けば不機嫌そうに細められ。]

そろそろ違う反応を見れても良さそうなものだけど…。
まあ、この姿を願った《つくった》のは君達自身だから、君達に似ていて当然かもしれないね。
同等に扱われる事は甚だ不本意だけどさ。

この姿自体は、嫌いじゃないよ。

[本来不可視である北極星の姿。
その姿を可視とした時、”命”の目に映るのは、”彼らが望んだ北極星の姿”である。
尤も、反映されているのが姿だけである事は言うまでもない。]

(646) 2012/01/30(Mon) 23時半頃

【人】 教え子 シメオン

落ちた事も、僕としては不本意だ。
…だから、帰らなくちゃいけない。天へ。

[その声は淡々としているようで、決意が篭ったしっかりとしたもの。
女が自らの名を名乗れば、北極星は銀色を瞬かせ。]

コリーン、…マクレーン。

[女の名を、繰り返す。
そして。]

嗚呼、やっぱりそうか。

(647) 2012/01/30(Mon) 23時半頃

【人】 教え子 シメオン

 
 

                 《 -シャントゥール・アステリコス- 》
        観測者―――…星詠いのマクレーン。




 

(653) 2012/01/31(Tue) 00時頃

【人】 教え子 シメオン

[北極星より紡がれる言葉は、コリーンにどう届いたか。


星詠いのマクレーン。
それは北極星が覚えている数少ない”命”の名だった。]

(654) 2012/01/31(Tue) 00時頃

【人】 教え子 シメオン

[これまた何度目かの言葉>>672に、北極星は溜息を吐く。]

帰れるならとっくに帰ってるさ。
……僕だけじゃ、帰れないんだよ。

南極星《セレスト》と一緒でないと、僕は帰れないんだ。

それから、落ちた。じゃなくて落とされた、が正しい。
理由は僕にも、南極星《セレスト》にもわからない。

[瞳を伏せたその表情は、微かに憂いを帯びて。]

(694) 2012/01/31(Tue) 01時頃

【人】 教え子 シメオン

―――…うるさいな、君も。

[上がった大きな声>>673に、北極星は顔を顰めた。
「も」とあるのは、とある少年のせいだが。]

勘違いって…君、今自分で答えを述べたけど。

[気付いてないのか、と腰に手を当てて見下ろす。]

逆に考えれば簡単じゃないか。
……ゾンビに囲まれて、立ち往生出来るのは何故?
普通ならそんな事、有り得るはずがない。

それは君が半分人間で無いから…そして。

(698) 2012/01/31(Tue) 01時頃

【人】 教え子 シメオン

もう半分が、この世界の重要な役割を担っているからだ。

君には聞こえるはずだよ、星命《テュケー》の聲が。

[コリーンには心当たりがあるはずだ。
ゾンビを還す際に流れ込んだ記憶。
それは散り行く、星命《テュケー》の聲。]


これでも勘違いだと?

(703) 2012/01/31(Tue) 01時頃

/*
業務連絡。
クラリスがオフっているのでコミットは今夜は揃わないと思うけれど、そろそろダミー襲撃についてを。
わたしは一度会いに行きますが、ダミー殺害についてはやりたい人がいればお任せしたいと思っております。


【人】 教え子 シメオン

…まあいいさ。
いずれはわかるよ。

[理解が得られないならそう、告げて。
向けられた願いに、やれやれと言うように両手を軽くあげた。]

何故僕が君の願いを叶えなくちゃいけないんだ、と言いたい所だけど。
昔のよしみだ。

……その願い、叶えようか。

[北極星を中心に、緩く風が巻き起こる。]

(709) 2012/01/31(Tue) 01時頃

/*
業務連絡応答。
ダミー襲撃は、赤ログの通り、私がパァン出来る。
ラディスか桃乐茜がパァンしたい場合、脇でパァン見物に徹するつもりだ。


/*
業務連絡応答感謝。
わたしは襲撃方法特に考えてないので、桃乐茜が希望なければ零の華にお任せで。
現場で見ていようと思う予定です。


【人】 教え子 シメオン

[金色の鳥の上。
北極星は腕を左右に広げると、すぅ、と息を吸い。]


―――…《エウケ・アークエイン》

[紡がれる、透明な声。
音がないはずの、声。
だがその声は、コリーンの耳には届く事だろう。

北極星が言葉を紡ぐや否や、その身体は眩い光を帯びはじめる。]


            [   キィイイ…―――   ]


[図書館の時と同じく、高い音が辺りに響く。
金色の光は徐々に夢色へと変り、鳥の色をも変えてゆく。

そして。]

(721) 2012/01/31(Tue) 01時半頃

【人】 教え子 シメオン

 


          [  ―――フィィイイン!!!  ]


[夢色の鳥が大きく羽ばたくと同時、地上に夢色の波動が奔った。
しかし波打つ夢色は衝撃ではなく。
還れない命を優しく撫で、天へと導く。

苦しみから解き放たれた星命《テュケー》は、穏やかに―――昇る。**]

(723) 2012/01/31(Tue) 01時半頃

[太陽を、見上げる]

『創造主《おとうさま》

 我は運命の忠実なる使徒。

 貴方の使徒《人形》ではないと気づいた貴方は我を封じた。

 だが、何者も運命から逃れることはできない

   ―――例え神であろうともな』

[口元を歪ませ、神の兵器は哂った]


教え子 シメオンは、メモを貼った。

2012/01/31(Tue) 01時半頃


― 太陽への罅の中 ―

[大陸を横断するよりも、世界の宙(そら)高くに輝く太陽への空間の罅には、微かなトンネルの様な道が存在した。
常人なら、既に骨も残さず蕩けてしまうその道。

仮面の女は、表情こそ窺う事は出来ない物の、涼しげと断じれる所作で太陽へ至る路を渡る]

『私は一足先に向かっている。

なに、あいつを還す前に積もる話もあると言うだけさ。

お前もすぐに来ると良い。
共にあいつの神棺《カンオケ》に零ノ華《Call Zero》を添えてやろうじゃあないか』

[親しげにその言葉を投げかけるのは、太陽を目指し羽ばたく、終末の使命負う運命への物。
気負う様子もないまま、そして、最後の一歩を*踏み出す*]


ぴーぴーと五月蠅い人形は黙らせた。

さて、美しき華よ゛素敵゛なショウをはじめようか

[そこには歪んだ笑みを浮かべた人形がいた**]


【人】 教え子 シメオン

― 自治区/ネオ=イルーナ跡 ―

違うね。
この星《せかい》は、君を観測者として認めている。
君から感じるその星命《テュケー》が何よりの証拠だ。

[否定するのは、コリーンの父親の話。>>750
マクレーンの名を呼ばれる事を厭う様子には、ふむ、と顎に手を遣る。]

僕にはわからない感覚だな。

[北極星はこの円環《せかい》にとって唯一無二の存在。
世界の始まりと共に永い時を過ごしてきた、子産む事も、果てる事もない、命の連なりに外れたその存在。
”命”を知識として理解はすれど、彼女が感じる感覚を北極星は知り得なかった。]

(854) 2012/01/31(Tue) 20時頃

【人】 教え子 シメオン

やれやれ、まさか観測者にまで疑われるとは思ってもいなかったよ。

[鳥が夢色から金色へと変った頃、謝るコリーン>>752へそう告げる。
それから、彼女が別れを告げて歩き出し。
北極星も北へ進路を取ろうとしたその刹那――。]

(855) 2012/01/31(Tue) 20時頃

【人】 教え子 シメオン

[  ズ ズズンッ !! ]


[大地が悲鳴を上げる。>>706
鳥の背に立つ北極星がその衝撃を感じる事は無いが、コリーンはまともにその衝撃を受けただろう。
何事かと辺りを見回してみれば。]


―――…、なんだ、あれは。

[遠くに見える五色の火柱>>724が目に留まった。
立ち上る柱は、太陽《ちち》へと続いて。
ッチ、と北極星は舌打ちをする。]

(857) 2012/01/31(Tue) 20時頃

【人】 教え子 シメオン

…僕は、こんなこと”識らない”ぞ。
太陽《ちちうえ》は何を考えて―――

[言いかけて、北極星は弾かれたように銀色を一点>>692に集中する。
感じたのだ、南極星《セレスト》を。
それは北より少し西に外れた―――三ヶ国国境の辺り。

目的地を見据える背中に声がかかったのは、その直後の事。]

君ね…

[北極星は溜息を吐いて、地上を見遣る。
特別に願いを叶えはしたが、二度目を叶える気はない。そう告げようとしたが、続いた言葉>>852に言いかけた台詞が出る事は無く。
ぱちりと銀色だけが瞬いた。]

(859) 2012/01/31(Tue) 20時頃

【人】 教え子 シメオン

……六極の泉《ラキ・ユニヴァー》…か。

[確か、それは三ヶ国国境に位置する。
考えるような素振りに”愛しき金色”と念を押されれば、北極星は返事の代わりに鳥を地上へと寄せる。]

―――…落っこちても僕は拾わないよ。

[それは暗にしっかり掴まっていろという事。
コリーンが背に乗ると鳥は高度を上げ、暁の空に金色の軌跡を描いて―――翔ぶ。]


 → 三ヶ国国境

(860) 2012/01/31(Tue) 20時半頃

【人】 教え子 シメオン

― 三ヶ国国境 ―

[北極星は感じるままに南極星を辿る。
目的地がハッキリした今、いち早く其処に辿り着く事だけを北極星は考えていた。
流星のように飛ぶ金色の鳥は、瞬く間に国々を越えていく。
コリーンはなんとかしがみついていただろうか。

北極星は遠くを見据えて銀色を細め。]

……見つけた。

[呟き、南極星《セレスト》を目指して速度を上げた。

しかし残念な事に、目指したそれは南極星自身の星動力《イリアコトン》ではなく、南極星が残した印《メッセージ》である事に北極星は気付いていなかった。]

(864) 2012/01/31(Tue) 21時頃

【人】 教え子 シメオン

ヒュ―――  ッドォオオオオオオオンン!!!!!

[激しい衝撃音と共に、大地へと金色の鳥が突っ込む。
土煙が昇るそこは、誰かが導かれたと言った場所>>844

激しい音と辺りに与えた衝撃とは裏腹に、土煙の中にはふわりと穏やかな金の光が浮かんでいた。
音が止んで間もなく、はらり、光がほどけて。
しゅるしゅると布へと変わっていく。

中より現れ出でるは、淡雪の如き金を散らす星の子と、銀の乙女。

南極星《セレスト》を見た事のある二人>>823>>838は、その姿を見て一目で北極星《シメオン》とわかったかもしれない。

北極星と南極星の姿と神々しさは瓜二つで、違いといえば服の形と髪の色。
それから――――目つきの、悪さ。**]

(865) 2012/01/31(Tue) 21時頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2012/01/31(Tue) 21時頃


教え子 シメオンは、メモを貼った。

2012/01/31(Tue) 22時頃


―――ひとつ。

[太陽《サイモン》を封じ込める外宇宙《そら》の温度の冷気。
それが、太陽《サイモン》の力を着実に削ぎ落とすのを見物しながら、黒曜の剣に視線を送る]

ひとつ。質問がある
訊かせてもらおうじゃあないか。

お前は知っているか?

私達、二人が揃った中で唯一。
銀河の縦糸と横糸を紡ぐ者-カミ-の。

総ての星命を司る一柱。


総慈愛恋たる生命の具現≪- クローソー -≫が、今、何処に居るかを。


あいつはこの世界の行く末をどう捉えていた。

その結末が再生であれ、破滅であれ。
同じく、現在のこの澱んだ世界を還さんと想うか。

それとも。
私達と、この袂を分かつ想いを抱いているか。


しかし、私はあいつの姿をもう長い事見て居ない。

――知らないだろうか。
あいつが、今、どこでどうなっているのかを。


総慈愛恋たる生命の具現≪- クローソー -≫か。
久しく耳にしていなかった名だな。

期待に応えることができず残念だが、居場所は知らぬ。
何せ太陽《サイモン》に道連れに月に閉じ込められていたのだ、容赦されたい。

―――だが。
どうであろうな。
あれは生命《イノチ》の声を聴く存在《モノ》であったから。
我らの見ている世界とは、違うものを見ているのやもしれぬ。


【人】 教え子 シメオン

― 三ヶ国国境 ―

[北極星は地に降り立つと、羽衣の端を掴むとくるりと廻す。
あれだけ立ち込めていた土煙が嘘のようにひいていった。
ゆっくりと銀色の瞳を開くと、辺りを見回し。
そこに求める姿が無い事に顔を顰める。

おかしい。
確かに南極星の星動力《イリアコトン》を感じるはずなのに。
もう一度辺りを見回そうとした所に、熟女が、近づいて、きて。]

――――…、……っ

[物凄い剣幕で捲し立てられた。
あちら>>882はあちらで大きな音を立て、怒声が聞こえる>>899
北極星は羽衣を口に当てて思い切り顔を顰めた後。]

人間というのはどうしてこうもうるさい生き物なんだ。

[呆れた顔で、嘆いた。]

(909) 2012/01/31(Tue) 22時半頃

【人】 教え子 シメオン

……?

[呆れ顔も束の間。
北極星は男>>899に目を留める。

感じるのだ、彼から南極星《セレスト》の星動力《イリアコトン》を。

北極星は羽衣を身に纏うと、ふわりと宙へ浮かぶ。
金色の淡雪が優しく降り注ぐ。

そのまま宙を、とぉんと蹴って。
熟女を飛び越し、男の眼前まで羽のように飛んだ。]

(915) 2012/01/31(Tue) 22時半頃

シメオンは、ヒューの眼前へ来るなり浮かんだままその顔をまじまじと見下ろして。

2012/01/31(Tue) 22時半頃


……そうだった。
私と違い、お前は"無理矢理"だったな。

全く。
こうして考えてみるとつくづくとんでもない奴め。

[軽く、太陽《サイモン》を睥睨してみせるフリ。
監督者足る彼女にも向けられたフレアの塊には反応すらしない。
造作も無かろうと判断したからだ]

だとすると。
あいつ《クローソー》が外宇宙《そと》で傍観に徹している筈がない。

必ず、何かの形で私達の前に立ちはだかるだろうな。

そう言う子さ。あいつは。


意見の相違が妥結点を見なかったからな。
ふふ…とんでもない、か。
この世には善いも悪いも存在しない。
あるのは厳然たる事象そのものだけだ。

そういう概念は相対的な評価が必要なイキモノにだけ必要なモノサシに過ぎん。
つまりは、そういう運命だったというわけだ。

[当然のごとくフレアでダメージを受けるような楽な身体はしていない]

そうだな。
滅ぼそうという存在がいて、また相対する存在がいて、世界は成り立っているのだから。
我も汝も、そう楽にはいくまいよ。

だが―――我は我の往くべき路を進のみ。


【人】 教え子 シメオン

[  リィイイ…――  ]


[北極星が近づくと、男の額が光を帯び。
南極星が残した印《メッセージ》が浮き上がる。]

……、…はぁああ。

[それを見るなり北極星はとてもとても大きな溜息を吐いた。
それから眉を顰めて、もう一度印を見て、目を伏せて溜息を。
男が口を開けば、銀色はじろりとそちらを見た。]

…南極星《セレスト》から聞いたのか。

近づかない方がいい?
何を”怖がって”いるのか知らないけど、君が僕に影響を与えられる程の存在だと思っているならそれは思い上がりというものだよ。

[南極星と同じ顔だが、その口から出る言葉は全く違うものだった。]

(927) 2012/01/31(Tue) 23時頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2012/01/31(Tue) 23時頃


【人】 教え子 シメオン

[名を呼ばれ、北極星は視線をそちら>>930へと。]

君も南極星《セレスト》と会ったみたいだね。
少しだけ、残り香がする。

全く。
僕と同じ端整な顔立ちで煌びやかで麗しい銀髪を持った君達とはまるで違う存在を見ておきながら、僕の事がわからないなん…

[言葉を途中で遮られ、更に手を取られそうになる>>932
だが熟女の手は北極星に触れるすんでのところで、ぺんっと羽衣に弾かれた。
自立防衛《オートカウンター》。
羽衣に備わった機能は、先ほどの熟女の剣幕を敵と認識したようだ。]

……僕に触れるな。

[跳ね除けた熟女へは、ムスとした表情でそれだけ。]

(948) 2012/01/31(Tue) 23時半頃

【人】 教え子 シメオン

[視線を男>>938へ戻すと、北極星は腕と足を組む。]

南極星《セレスト》は少しばかりそそっかしいからね。
多分、君に影響されたんじゃないと思うよ。

[天性のドジだ、とでも言うように。
次いで告げられる願い事に、北極星は男をまたまじまじと見て。
少しだけ哀れむような顔をしてから、口を開く。]

その願い、叶えられなくはないけど。
…それは君の”死”を意味するかもしれないよ?
それでもよければ叶えるけど?

[淡々と返し、どうする?というように首を傾げる。
そして。]

(960) 2012/01/31(Tue) 23時半頃

【人】 教え子 シメオン

……僕を何だと思ってるんだ。

[すい、と”凶運”を難なく避けた。]

(962) 2012/01/31(Tue) 23時半頃

おや?
とんでもない奴、と言うのは。

私はひとつの事象だと思うのだよ?

つまり、善悪の関係なく。
あいつの愚直さも大胆さも、死んでも直るまいさ。

[それが余程可笑しい事なのか。
外宇宙《そら》の冷気を孕み、力の大部分を封印された太陽を見て、くつりとまた笑う]

……何せ。
自身に安ら静謐なる死を与える存在である、この私を。

娶ったくらいだからなぁ?


 ふぅむ、そういう考え方もあるか。

[納得したような、遣り取りを楽しむような声]

 ほう―――…それは知らなんだ。
 結婚報告でも呉れれば良いものを、水臭いことだ。

[くすりくすりと笑って冗談を言う]

 汝を娶るとは、それはまた怖いもの知らずにも程があるな。
 こちとら無理矢理、監禁されていたもので良い印象はないが。

 そうとすると―――良いのか?
 その手で夫を殺すのか? 


それは失礼。ごく最近な物でな。

では、こうしよう。
この星そのものが、ウェディングケーキだ。

[薄く笑いながら冗談に応える。
だがその言葉には、いささか程の迷いも感じられない]

最初からこいつもそれを承知の事だ。

こいつは、例え罪に濡れ、銀河の因果が歪んでも、この星を選んだ。
私は、総てを零に還し、新たな素敵な世界へと再生させる。

ただ、それだけの事さ。


あの子を私を廻り逢せた奇跡すらも。


華やかなケーキカットを期待しておくとしよう。

ふふ…ははは…っ

そうか、そういうことか…
因果律を歪ませてまで夢見て突き進んだ”素敵な世界”とやら―――面白い。

もしも運命≪Lachisis≫に抗うことができるのなら…

[言いかけて、言葉を途切れさせる]

―――ありえないか。

[必死に運命に抗おうとしている自分の入れ物。
変わらぬ運命を見続けてきた諦観にも似た響きだった]


【人】 教え子 シメオン

わかった、その願い叶えよう。

[懇願する男>>969に北極星は言った。
組んでいた腕と足を解くと、ふわりと男へ顔を近づける。]

…ただし、前金制だ。
はあ。何故僕がこんな事をしなければならないんだ…。

[嘆きながら北極星は男に手を伸ばし、とても嫌そうな顔をしてからその額に口付けた。
南極星の残した星動力が輝き、北極星の金色の光が増す。]

何があっても、僕は責任を持たないからな。

[補給が終わればそれだけ前置きをして、北極星は男と距離を置く。
くるりと廻って後方へ降り立つと、ゆっくりと両手を左右へと開いた。

―――風が、啼く]

(994) 2012/02/01(Wed) 00時頃

【人】 教え子 シメオン

  


     - エウケ・アークエイン -
―――…《       》



[紡がれる透明な声を聞けたのは、コリーンだけだったか。
それとも。]



            [   キィイイ…―――   ]


[北極星が言葉を紡ぐと同時、金色が眩く溢れ。
ゆっくりと夢色へと変っていく。

夢色の光、それは、北極星が生み出す―――星命力《テュケイリア》]

(1002) 2012/02/01(Wed) 00時半頃

【人】 教え子 シメオン

[漂う夢色の光。
北極星はすっと腕を上げて、願った男へ指を向ける。

夢色は指の先へと集まって。
北極星は男の胸に円を描くように指を動かした。

男の胸に夢色が広がり、じわりじわりと、何かを引き剥がして行く。
やがて男の胸から夢色がずるりと離れ。]


     [     カ ッ     ]



[眩い光を放って夢色は散った。

とさりと地面に落ちたのはひとつの巻物。
そこに描かれているのは、胸にあったはずの―――大極図。]

(1020) 2012/02/01(Wed) 00時半頃

【人】 教え子 シメオン

[衝撃が奔ったのは、夢色が霧散すると同時。

響いた音。




北極星は銀色を見開き、天を仰ぐ。]

(1025) 2012/02/01(Wed) 00時半頃

【人】 教え子 シメオン

――――…、……太陽《ちちうえ》?

(1030) 2012/02/01(Wed) 00時半頃

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