人狼議事


217 【突発誰歓】幸福の壷【十二支騒動記】

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『して同輩よ 此奴等の中で一番厄介な者は誰か判るか?』

『一番邪魔な奴等から、吾は呪いを掛けようと思うのだが』

[黒亥に尋ねた後、忌々しそうな顔をして付け加える。]

『……嗚呼、だが卯だけは止めてくれ 巳がかなり意識しておる故に』

[巳は礼儀を尽くし、恩あるものには恩にて返す事を矜持としている。
集う前に貰った兎餅。礼を言えておらぬ事を気にして居るらしい。
取り込もうとしたがどうしてどうして。
巳の意思が強いのか、どう足掻いても其の矜持を呑み込むことが出来ず。

卯に呪いを掛けてしまえば、吾の手元を離れ、己の悪事に気付き、己に呪いを掛けるやもしれぬ。
其だけはさけねばならぬ。故の頼みである。]


『やはり憑いておったか!!』

[申告してきた清々しい、厭らしい気に顔を憎しで歪める。
だが、それも僅かな刻。やがてくつり……と笑いだした。]

『……だがまあ良い 探す手間が省けたと云うもの
 炙らずとも出てくるとは……くくく、愚かな娘よ』

[見つけ出される前に、落としてしまえ。
そうは思ったが、すぐにその考えを改める。]

『吾等に与する者であるならば、そう易々と落とせぬか……
 同輩よ 彼の者は如何んとするや?』

[落とした者であるならば、本にそうであるか吾には判るのだが。落とした後で気付いても、それは最早意味無きこと。]


櫻子は、黍炉の不自然に止まった言葉にくびこてり。

2015/02/15(Sun) 21時半頃


『何を心配することがある?』

『――のぅ、同輩よ。』


『永い時を経て、忘れたか?』

[忘れたか?]


『我らの「罪」を。』


『神が定めた、「罪」を。』

[罪の重さでいうならば、黒亥の方が重く。

『………なに。亥は既に我のもの。』
『安心すると良い。』


[もうひとつ。
 思い出してはならないことがあるから。]

『……のぅ、「同輩」?』

[殊更に強調し。
 黒き気であらば。そぅと伸ばして黒鱗に触れられるだろうか。
 赤き舌、吐息。

 感じる距離で、――――くんと匂いを嗅ぐ。]

『さぁ、我に。』




『なに。


  恥じる仲では、なかろう?』

 


『罪……』

[遥か彼方の記憶。吾等の罪。己の……――。]

『神が定めた、傲慢で身勝手な「罪」』

『……もはや、思い出すことすら、叶わぬわ』

[遠く遠く、刻すら忘れてしまうほど。
数えることすら、叶わぬほど、気が遠くなるような……――。]


[敢えて。黒亥は返答を先伸ばしにする。


 全ての神光は、砕き散るもの。

 同胞も、同輩も、不要なもの。
 いつだって黒亥は―――――――己しか、信じない。


 信じていない。]


[神光あらば、きっとこの黒蛇も裏切るのだろう。


 全てを奪えなかったと同じように、「邪魔」をするかもしれない。]


『………  ゃ、だ。』

[それは嫌だと小さく独りごち。

 主の持つ全てを奪うのは、我だと―――赤眼は焦がれるように黒蛇を見詰めた。]


信じていないんじゃ、なかったの?


[黒亥に届いた幼子の声。

 聞こえない、 ふり。]


【人】 看板娘 櫻子

[>>87陰陽の均衡、二度目の言葉が胸に刺さる。

気を見る事が出来る、>>66子の言葉に目を瞬かせた。
自分には、皆の力になれる様な力はない。

ねぇ、かみさま、私が此処に居るのは、
選ばれたのは、役立たずな為かしら?
過ぎた力を持つものを据えては均衡が崩れてしまうから、
役立たずだから、丁度良かったのかしら?

申に言われた時には、何ができるだろう?そう返せたけれど、
何も出来ないからこそ此処に居るなら、自分は…]

(129) 2015/02/15(Sun) 23時頃

【人】 看板娘 櫻子

[>>89「私も、」午の言葉の先を待ちながら考え込んでいたらしい。
不躾に見詰めてしまった事に、
>>99声を掛けられ気付き、ふるりと首を振った。

>>97十二支同士なら、そんな言葉が聞えた。
相手が同じ十二支であれど、役立たずな己には…
櫻には無理だわ。
思わずそんな気弱な言葉が零れそうになり――……

…――すぅ、と深く息を吸い込んで、
両手で思い切り己の頬を張った。景気の良い音が鳴る。
じんわり熱を持ってひりひり痛み、滲んだ生理的な涙は乱雑に拭えばなかった事にした。

呑まれてはだめ、甘えてはだめ。今は、心を強く。
もう一度自身に言い聞かす]

(130) 2015/02/15(Sun) 23時頃

【人】 看板娘 櫻子

[>>121傍に居た辰と亥の会話が聞こえて、思わず口を挟む]

疑うんじゃないわ、助けるの。
きっと苦しんでるわ。見つけてあげなくちゃ。

[結局は同じ事、
けれど其処に込める気持ちが違えば作用する力も違う。
そう信じて居たいから、出来得る限り普段通りの笑みを作って、言葉にする。
酉のように、言の葉に力を込める事は出来ないけれど]

(131) 2015/02/15(Sun) 23時頃

『……では、汝に託そう』

[既に意の中だと言われれば、それに安堵したかのように息を付き、光を渡す。
確かに、吾よりは此の者の方が力は強く。
――それが、罪の重さなの差かは知らぬが。]

『何か』

[呼ばれればそれに応え、近付くのを払わず、されるが儘になりながら。]

『……応』

[恥じる仲ではなかろうと尋ねられれば、返事を返し。
相手が望むものを差し出すだろう。]


[焦がれる様な視線の意味はわからず、同輩を疑うということを知らぬが故に、
延ばされた返事の真意も汲めぬ愚かな黒蛇は、何も知らずに提案す。]

『呪いの気を吸いとった酉 厄介かもしれぬなぁ……』

[そう酉を見つめながら、どうするかと尋ねてみよう。]


【人】 看板娘 櫻子

[>>134ふと気付いて傍へ、握り締めた手にそっと掌を重ねた。

緊張と不安に、冷え切った、爪の痕がくっきりと深く刻まれた掌。
何度も何度も繰り返しそうしてきたから、柔らかな幼子のような手の中で、其処だけ異質に固くなってしまっている。
戌のそれは寅の隠す爪よりは鋭くはないだろうけれど
きっと似たような手をしている気がして。

虚勢に隠した不安が、ただ彼の不安を煽ってしまうだけかもしれない。
けれど、不安に想っても良いのだと、同じなのだと伝える為に]

手が…、…――手を傷付けてしまうわ。
タロちゃんが痛いと、みんな痛いのよ?

[他の誰にも聞こえない様に、気取られないように、
前を見た侭静かな声音で、そっと告げる]

(142) 2015/02/15(Sun) 23時半頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2015/02/16(Mon) 00時頃


[遠い時の彼方で定められた「罪」。
 覚えているのは自分ばかりか。

 故に。寂寥が増す。
 渡しを助けるかのように鼻を動かし、牙を掛けた。

『そうだ。 ――それで、良い。』
『我が同輩よ。 黒蛇、よ。』


『……襲え。』

『見定めるを待つなら、そうすると良い。』
『なに。「同胞」は他にも居るだろう?』

[それは。代わりが居るという意味か。
 それとも、仲間を増やせという意味か。

 どちらも取れる言葉を残し。



 神光に触れた。]


[掛けられた牙を拒まず、そのまま渡す用意をしつつ。
先程言われた「罪」を思い出そうと、遥か昔の記憶を掘り起こす。]

『吾等の罪は……――』

[忘れたくとも、忘れられぬ筈だったのに。
憎悪に負けて、記憶すら飛び。]

『……吾等は 存在するだけで罪なのか』

[神の定めし、傲慢な決まり。
吾等に全ての罪を擦り付け、「悪」とした。
黒蛇に思い出せるのは、今はそれだけ。]


[吐息を溢すは安堵故。

『誰が邪魔者か、呪いをかけるべきは誰か……』

[黒鱗を包んでいた黒気は、今は神光を包み。
 ハハと乾いた声が洩れる。]

『なぁに。主が知っておるだろう?』

[白餅の。
 けれど、黒亥の牙は言霊の強き香りに惹かれ。


 水音を 消すだろう。*]


[どちらにも捉えられる言葉を聞き。
それが前者の意味だと捉えた黒蛇は、にたりと笑った。]

『……応 代わりは幾らでもいよう
 最後に吾等が立っておれれば、それで良い』

[やっとこの、忌々しい光から解放されることを喜びながら。
次の呪う先を、決めた。]


【人】 看板娘 櫻子

[>>159戌の申し出に驚き、言葉を失っている間に、聞こえた、巳の声>>161
何故と問うでも止めるでもなく、「いいのか?」と訪ねた巳に、瞠目して、弾かれるように彼を見る。

真意が分からず、丸い目が、じぃっと彼を見上げた]

(165) 2015/02/16(Mon) 00時半頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2015/02/16(Mon) 00時半頃


『誰が邪魔者か……』

[くつり、くつり]

『それもそうだな』

/*
つまり襲撃はこちらに任せると言うことでOKですか?


【人】 看板娘 櫻子

[>>167「感謝」?ざわりと背筋が寒くなる。
あにさま?何を言っているの?何かが、可笑しい。何故誰も気付かないの?
櫻がおかしいの?知らず毒されているのは櫻の方?]

…――櫻も、タロちゃんは、選ばないわ。
だって、可笑しいもの。

[誰がとも何がとも告げぬ侭、けれど見開いた侭の双眸は、じっと巳を]

(177) 2015/02/16(Mon) 00時半頃

/*
お魚だろう紅羽ねーさまにセットはしてますが、
そちらのセットはお任せで。

揃えます?
システムに任せます?


/*
幾らなんでも、最初に占だろう子のを落とすのはガチすぎるかなと思うので、此方も酉のにセットします。

これ以降はどうしましょうか。
各々でセットするのも、それはそれでまた一興かと()


櫻子は、タルトも反対しているのを遠く聞きながら、巳から、目を逸らさずに。

2015/02/16(Mon) 00時半頃


/*
子は魔術師な気もしてるのですけど、どうでしょう、ね?

面白そうな方向で!w
セット先、了解です。

襲撃結果のチップとか気にされますか?


/*
魔術師は午かなと思ってますが、どうなんでしょう
イマイチわからないです

では明日以降は思ってる方向に(いい笑顔

全く気にしません(すぱん>襲撃結果


【人】 看板娘 櫻子

沙耶ねえさま、ごめんなさい。
櫻は、もう、決まったわ。

[>>186未の言葉に、迷いのない声音できっぱりと応える。
誰とは言わずとも、見詰める視線が物語る。
強い警戒。宿す四緑木気、風の力が知らずふわりと溢れて長い髪が揺れた]

間違いかもしれない、様子見なら、
誰でも良いというのなら、……櫻は――…

[だって、あにさまが、おかしいの。
何故誰も気付かないの?]

(191) 2015/02/16(Mon) 01時頃

【人】 看板娘 櫻子

[>>162戌の問いに応えなかった理由。
自分でもまだ、よく判らないからだ。
彼があるとそう察したなら、あるのかもしれない。
けれど、自覚は無い。

>>189彼は己を信じてくれているらしい。ならば…]

…――ねぇ、タロちゃん。
私を信じてくれるなら、あにさまを。

巳のあにさまを、助けてあげて。
だって、絶対に、おかしいもの。

[何処かで迷っていた心が、言葉にする事で固まる。
見詰める先の巳を、持ち上げた指が、真っ直ぐに指した]

(198) 2015/02/16(Mon) 01時頃

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