80 わんことにゃんこのおうち
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[光に、うずうず。うずうず。
だけどタワーの下は走り回る白犬に黒犬、降りていってぶつかるのは、危ない]
にゃー
[すぐ近く、高いところに光が跳んだら、壁を走る光をばしばし叩く。 尻尾でバランスをとって身を乗り出して、]
――なうぅ
[落ちそうになったら慌てて台のへりにしがみついた]
(34) 2012/03/05(Mon) 22時頃
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[角度の変わった視界、部屋の隅っこで金猫にマウントする金犬。 ぱたんと瞬いて、首が傾ごうと、]
――んにゃっ!?
[また眼前を走った光に気は取られ、 身を反らすように捻りながら宙にパンチした]
(37) 2012/03/05(Mon) 22時半頃
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ラルフは、ぐらぐらキャットタワーが揺れる
2012/03/05(Mon) 22時半頃
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[頭突きのせいなのか、上で猫が跳ねたからなのか、 大きな吼え声に驚いたからかも。
揺れる台の不安定さを嫌って、尻尾を振る]
[ぴょい、とタワーを飛び降りた。 騒がしいところからは距離を置こうとするけれど]
[光だけがじぐざぐ走って来たら、やっぱり捕まえようと前肢が動く]
なあに、これ なあに?
(43) 2012/03/05(Mon) 22時半頃
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[お客様の接待をしながら、ホーム内の子たちに目を配り、
やんちゃな子を宥めたり、具合の悪い子を見つけて知らせるのはこっちのお仕事。
向こうへ連れていくお仕事は、力の強いジェフの役目だから、自分はみまもるだけなんだ。]
[統率しようとする金のイヌを一瞬見つめ、直ぐ目を逸らした。
職員からの説明で理性を誰より残したイヌ達の事を
知らないわけではない。
知っているからこそ目を逸らした。
逸らしてはいけないと判ってはいたが、逸らさずにいられない。
無垢な瞳に、責められているように見えるから]
あー、これは悩むなあ。
誰と遊びたいだろう。
どの仔も遊びたいが。
[ヴェスはお仕事があるから、前回もだったけれど最後にとっておく。
そうすると、その前は…]
[特殊なウィルスの所為で、理性は残っているとはいえ
私もまた発病者である事に変わりはなく
薬で抑えなくては、理性保ち続ける事が難しい。
黒白の彼ほど感覚が狭まってはいないけれど、
本能に押しつぶされて理性が飛ぶ事も、まま有る
が。]
……ヒトにもあの調子じゃ、ないだろうな。
[常に本能むき出しの子犬の姿に、私の眉間には皺が寄る。
其処にあるのは彼等を管理しなくてはと言う理性だけでなく。
少々はしゃぎすぎたイヌに向けて、低く吼えた]
ふふ……それにしても驚いたわねぇ。
ここにいるなんて。
[金色の毛並みの大型犬を見てつぶやく。
前ここに来た時にはいなかったような気がしたが、いつのまにここにやってきていたのだろう。]
他のホームで遊び過ぎたかしら?
そんな姿でいるとわかってたらもっと遊びに来てたのに。
可哀想にねえ、こんな扱い受けながらもちゃんとヒトとしての記憶も残ってるなんて。
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[やんちゃな仔犬が黒白犬につかまった。 ふす、と鼻を鳴らして光を追うけど、]
ぁれ
[届かない所へ光が消える。 壁に前肢を掛けて背伸び、してみても届かない]
にゃうぅ
(49) 2012/03/05(Mon) 22時半頃
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[ラヴィの言葉に漸く顔を鏡から離す]
なんだ、あの金のイヌ、知り合い?
[楽しそうな残念そうな様子に興味深そうに尋ねた]
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[壁をかりかり、伸びのまま引っ掻いてみて]
……
ぅに――あつい?
[走り回ったわけじゃないけど、少し火照る感じ。 熱がまた上がったのとは違うようで、ぺろんと唇を舐めた]
(51) 2012/03/05(Mon) 23時頃
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知り合いってほどじゃあないわ?
そんなにいい関係ではないもの。
[ゆったり椅子に腰かけて、抱いた猫のぬいぐるみを撫で、
鏡の向こうにいるイヌとネコ……もともとは人だったものを見る。この優越感がたまらない。]
知り合いが落ちてたら、ちょっと遊びたいなあ。
[悪趣味な笑顔を覗かせた。
残念ながら今回も、ここには居ないようだが]
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あつい?よね
[舌を出してはぁはぁする黒犬に、こくりと首を傾がせた]
お昼? いま…夏だっけ
[被毛が密な長毛種、暖炉の前にも長居できない暑がりで]
(55) 2012/03/05(Mon) 23時頃
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[強面の客がが意図的に視線を外したのには、気づかなかった。
私は私で、意図的に視線を向けぬようにしているのだから。
珍しく女性の姿があった。
悪趣味な事だと毒づきたくなるのは仕方ない事。
私はパンティングなどと気づかせぬように、
体温調節しながら視線を落とす。
瞼の裏に浮かぶ景色
捜査官を辞めざるを得なくなった最後の捜査。
飛び散った赤い花
倒れる赤い人
あれは私の]
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[首輪の上に巻かれた布を解く。 少し風が入ってほぅと息を吐いた]
……にぅ
[もどかしげにシャツのボタンにかけた前肢が、止まる]
………
[不思議そうに瞬いて、でも指はそれ以上動かなかった。 ぱたんぱたんと“猫”の尻尾が揺れる]
(60) 2012/03/05(Mon) 23時頃
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[結局、器用に前肢でシャツの袖をまくり上げた。 皮下脂肪の少ない、細いけれど雄のそれに似た腕を空気に晒す]
それ、脱ぐ?わんこちゃん
[もぞもぞシャツを動かす黒茶毛の犬に、手伝おうかと茶の瞳を向けた]
(63) 2012/03/05(Mon) 23時半頃
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ところで…
また、いつも通りヨーラに行ってもらう?
[銀の毛並みのおとなしい猫は、いつも接待が上手。
文句ひとつ言わずに、存分に可愛がられます。]
[体温調節さえイヌネコになっている彼等にとって
空調を乱される事は命にすら関わるというのに。
私は不快を露に今日の客を一度睨んだ]
……ヨーラが良い。
あれで気を逸らす
[少しでも長い間、彼等に平穏を与えたい。
ヨーラを見捨てるわけではないけれど、来客の好きなネコだから
彼女が適任だろうと、聞こえる年長犬の声に私は同意した。
其の声に聊か憤り混じっていたとしても、仕方の無い事だ。
理性残っているとはいえ、ヒトであった頃ほど我慢は効かない]
頃合を見て、連れて行く。
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ねぇ 俺、寒いの苦手 だけど
暑いのも ゃー
[言いながら、爪先を黒茶犬のシャツの襟に引っ掛けて、引っ張った。 想像の中では、すっぽ抜けて涼しくしてあげられる、つもり]
(67) 2012/03/05(Mon) 23時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/03/05(Mon) 23時半頃
[不快を露わにし、こちらを睨むイヌをみてにっこりほほ笑む。]
そんな顔しちゃだめよぅ?
[いじめたくなっちゃうから。
そう小さく呟いた。]
変態。
[崩れ落ち、意識が途切れる前に
私は視界の隅に捕らえた客を見ながら
ぽそりと吐き捨てた**]
褒め言葉ね。
[金の大型犬が崩れ落ちる前に吐き捨てた言葉。
それに満面の笑みで答えた。]
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おみず…
[水を張った皿が差し入れられる。 二つ、爪に引っ掛けて引っ張る]
乾く、ね
[時々水面が揺れて床を濡らしながら、一つの皿は床に腹這いになった黒茶の犬>>71のところへ]
(78) 2012/03/06(Tue) 00時頃
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――おい、不快だぞ。
[無性に苛立たせるのが上手い。
折角仔たちと遊ぶのを楽しみにしているのに]
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[もう一つの皿を、金色の犬達のところへ押しやった]
「よし」だよ
[自分が言って効果があるのか、知らないけれど。
座って、水が跳ねて濡れた前肢を舐めた]
(80) 2012/03/06(Tue) 00時頃
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もっと?
[金猫にねだられて耳をふりふり、お皿の並ぶところまで戻って。 たくさん入っているお皿を引っ張ろうとして盛大にこぼした]
…に、ぁ
[びしょびしょになった床を見て、何か引っ掛かる、顔をする。 首から解いた布を水たまりに落として、でも拭くことまでは思い出せずに。 濡れた布を見下ろして首を傾がせた]
(87) 2012/03/06(Tue) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/03/06(Tue) 00時半頃
ラルフは、ずるずる、水の皿をジェフのところまでひきずった
2012/03/06(Tue) 00時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/03/06(Tue) 01時頃
悪いけど、へばってそうな銀髪のネコ、調子悪そうなら
こっち連れて来て。
少し休ませるわ。
[首輪に声をかけて、あ、と思い出す]
調子悪かったら声掛けろ。
そいつからでいいから。
[消える命ならなるべく笑っていて欲しいとも思う]
ええ、わかりました。
ヨーラ、ジェフが連れて行きます。
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