167 あの、春の日
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[>>0>>1 背中越しに聞こえたのは細くとも、血の通った、強い意志の声音。桜が散る頃、この人は遠い海の向こうの何処かで、何かを紡いでいるのだろうか。大学の名前こそは知っているけれども、なんだか異世界の物語のようで。 けれども今、この人は、確かに後ろに居るのだ。 その人が、己の浅はかな夢に対して、真摯に声を掛けてくれている。]
…有難うございます。
……また、エリーさんの絵が見たい、です。 そして、俺も……もっと…もっと上手くなりますんで。
[それは数日前の酷評>>2:34を大いに塗り替えてくれるくらいに、幸せな一言だった。
振り返る事は出来ない。ほんの少しだけ頭を上にあげた。今顔を下ろすと、滴が落ちてしまいそうで。 紺碧の天蓋には春の大三角が浮かぶ。きっとあの星ならば、海を越えても見る事が出来る。描く事だって出来る。きっと何年経っても、あの自愛と荘厳さを兼ね備えたタッチは忘れない。 時を超えた先でも――…その絵を褐色に収める事は出来るのだろうか。]
――…卒業おめでとうございます。 貴女の絵が……大好きです。これからも、ずっと。*
(2) 2014/03/08(Sat) 00時半頃
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[降り積もっていく違和感。
皆がそれに気づいた時が、きっと夢の終わる時。
きっとその時は、そんな遠い先ではない]
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-追いコン会場-
ぉ、お邪魔しまーす……
[キャンバスや画材を持って、階段を上っていくのは貧層な身体に堪えたけれども、なんとか運び終える事が出来た。明日は軽く筋肉痛になっているかもしれない。 かなり遅刻してしまった。全員は無事に会場に入っただろうか。もうイベントは始められているのだろうか。 黒猫のように闇に紛れて会場に入る。渇きを潤したい。意外と汗をかいてしまった。 口にした炭酸飲料は、コーラのような甘酸っぱい清涼感と、ラム酒のような媚びた味を織り交ぜたような味だった。――…アルコールではないのか、これ。]
[見渡せば、>>3:109 卒業式以来であろうか、制服姿の先輩の姿や。 >>3:72 洗練されたワンピースを可憐に着こなす姿。 想い想いのドレスコーデをした彼等。誰も彼も綺麗だった。 >>3:80 よく見れば腐れ縁も、己のように全身黒ずくめであった。もしかして、黒子を意識しているつもりなのだろうか。
近くに誰か居れば話しかけただろうか。 そう言えば、写真はもう配られたのだろうか。 色紙はもう渡したのだろうか。――…色紙班が居なければ、居る面子で渡そう。]
(6) 2014/03/08(Sat) 01時頃
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ぁ。は、ハルカ……ご、ごめん…… ぅ、うん…ちょっと色々あって…、遅くなりました。
え。えーと…ハルカ、どうしたんだ…? なんか忍者みたいだぞ……?
[>>11 黒曜石は若干焦点が定まっていないように見えた。ちらりと視界の端に見える、アルコールの文字。 寮母さんに見つからないようにしなければ。最悪、進路に差し障りが出てしまう。自分たちは勿論、新生活をこれから迎える彼等を断つような事にならなければ良いが。 若干、背中に寒いものを覚える。手元のコーラ(?)を飲めばやはり、媚びたようなラムの味。]
――…よ、酔ってんの?
(12) 2014/03/08(Sat) 01時半頃
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そ、そう……?なんか目が…いつもより怖ぇぞ…
[>>13 口調がいつもと変わらないだけに少し怖い。 きっとこういうタイプが大人になって本格的に酔うと、面倒なんだろうな…なんて過りつつ。]
なんか気に入った服を買うと…黒が多くなる……ってだけ。 ぁ、あと色物だと…着こなし…難しい。
俺は準備で頑張ったし…まったりしているつもりだけれど… な、なんか手伝える事、ある?
[そう言えば招待状に記入したイラストは、卒業生に気に入って貰えただろうか。実は、卒業生を動物にデフォルメした――…ちょっとした似顔絵だったのだったけれども。 元気に駆け回るイヌ、澄ました顔のネコ、ゆったりとしたクマ、耳の垂れたウサギ。 果たして誰がどの動物なのか、気が付いただろうか。]
(14) 2014/03/08(Sat) 02時頃
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善良な人なら…手をしょっちゅう叩かねぇし……
[>>15 焦点の定まらない黒は何処を見ているのだろうか。 目の前の自分だけでなく、何だか違うところを見ているような気もして。 振り返るけれども、それで何かが解る訳でもなく。 指し示された先にある色紙を見て、ひとつ頷くだけ。]
――…そっか。ん、じゃあ…渡しに行くわ…… ハルカも、来る…? もう…クラッカーは全部終わったんだろ……?
[>>3:46 90発近くあったあれを4人に向けたのか。相当なものだったに違いない。]
(18) 2014/03/08(Sat) 02時半頃
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ぃ、いや……流石に消火器よりかは平気だぞ…? ――…あれ、当たっていたら……死んでいたかもしれねぇし…。
[>>22 確かに噛み過ぎて血を流すことは珍しくないけれども。 それでも、消火器をぶつけられるよりかはマシだと思う。]
ん……、じゃあ。
[色紙を手に取り。腐れ縁の黒々とした瞳を覗き込みながら、席を離れる。 小さく微笑む彼女は、どこか遠い世界に居るようで。]
[麗しい元生徒会長にはどうやって渡しただろうか。 何故かそこだけ靄が掛かったかのように曖昧で、顕然と記憶する事が出来ないのだけれども。けれども無事に渡せたならば、やはり華のような笑顔を向けてくれたような気がする。]
(25) 2014/03/08(Sat) 02時半頃
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ご、ゴロウせんぱーい……ぃ、今宜しいですか?
[鍋を残してしまった事は記憶に新しい。 左手を少し噛みながら、おずおずと話しかけてみる。 彼の体躯の良さは、服の上からでもありありと解っただろうか。
そう言えば彼にはどうやって招待状を渡したんだっけ。 自分が招待状を描いて、渡す事までルームメイトに言い渡されたはずなのに。 確か、同級生に押し付けたような気がするのだけれど――…プリマバレリーナのような彼女は何処へいっただろうか。
もし彼が振り返るならば、”卒業おめでとうございます”と軽く乾杯を交わした後、色紙を手渡そうとする。]
(27) 2014/03/08(Sat) 03時頃
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――……あっ、こ、これ…。 皆からの、め、メッセージ、です。
[そう言って正方形の色紙を手渡す。在校生の想い想いの文章。 >>2:196 自分からは言葉の代わりに、花の絵を添えた。
無事に受け取ってくれれば、コーラ()を手にしつつ、隣に腰掛ける。落ち着いた雰囲気の彼は、まさに”大人の男”という感じで。憧れる。自分も落ち着いてはいるけれど――落ち着いているというよりかは、暗い。]
……せ、先輩は……、学生生活で…一番楽しかった事って…な、何ですか?
(30) 2014/03/08(Sat) 03時頃
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[どうするかは、もう決めていた。
場所も、何をするかも、言うべき言葉も。
あとはきっと、タイミングだけだ]
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ぃ、いえいえ…ぁ、有難うございます。 花ですか。なんだか……ゴロウ先輩らしいです、ね。
[>>34 遠慮がちに手を振って見せたが、口角は上がっている。微笑んでいるのだ。 >>35 返ってきた答えは予想通りで。微笑んだまま黒褐色の液体を流し込む。少しだけ、頬に熱が走る。 校舎の傍の花壇に植えられた、色とりどりの花。寮のテーブルにそっと置かれた花瓶。静物画のデッサンの際には、彼にお願いをして花を摘んでもらった事もあった。 寮のなかで、頼れるお兄さんのような彼も――…何処か遠くへ。]
[>>37 彼は興味深そうに、正方形にびっしりと書かれた文字や絵を眺めていた。しかし、ある一点を見つめたあとは、室内を静かに見回している。まるで、そのメッセージの主を探しているかのように、己の瞳には映った。]
――…ごゆっくり。
[囁くように彼に声を掛けると静かに席を離れた。 >>44 近くにいる美術部の先輩のもとに足を運ぶ。良かった、来てくれた。先程の事が思い返され、僅かに羞恥が走るが、]
……ぇ、エリーさん……
[白い綿毛が振り返って。ボタンのような瞳で見上げている。口元にはチー鱈。]
(49) 2014/03/08(Sat) 19時頃
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こっ、こんばんは………
[>>51 挨拶もそこそこに。啖呵を切ったばかりなので少し居心地が悪い。 空になったグラスを見下ろす。それを此方も注ぎつつ、]
そ、そ、卒業……ぉ、おめでとうございます……
[繰り返しの挨拶を告げ、軽くグラスをぶつけた。グラスが重なる高い音が聞こえれば、]
ど、どうぞ……ぅ、受け取って下さい…
[色紙をグラスを持っていない方の手に向けて。]
(52) 2014/03/08(Sat) 20時頃
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……。
[受け取った彼女は熱心に文字を辿っているようだった。 >>48 傍には写真部の後輩が、子犬にチー鱈をあげている。]
ぃ、犬は……エリーさんのペットなんですか…? か、可愛いですね…… ……つ、連れて帰るんですかね……?
[なんとなく。絵画以外の事の方が良い気がして。(気恥ずかったし)そんなに興味はなかったが、犬の話題を振ってみせる。
けれども、色紙を読むのに夢中なようなら、水を差してはいけない。もし応じなければ、静かに離れようとしたか。]
(54) 2014/03/08(Sat) 20時半頃
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…そ、そうですか…… 学校にはウサギとか、ぃ、居る訳ですし…犬くらい…が、学校で飼えないんですかね。
[尤も、自分が兎の世話をしている訳でもないので無責任な事は言えないけれども。 >>58>>59 長い黒髪が垂れて、此方からは彼女の表情は見えなかった。 ただ、震える声音は小さくとも、己の拙い絵に応えてくれているのだと。視なくても、伝わった。]
――…こちらこそ、ぁ、ありがとうございます。 [蒼穹は彼女の胸のなかに届いただろうか。色紙は伏せられ。 そのまま何処かへと行く背中を見送った。]
(62) 2014/03/08(Sat) 21時頃
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――…ふぃ、フィリップせんぱーい…
[彼がこうして学生服を着るのは最後なのかもしれない。そんな事を思いながら。 新しく注いだグラスを手に、>>56 犬とじゃれ合う背中に声を掛けた。因みに、口にした飲み物は>>63 1のようである。
あの麗しい人と一緒によく居る彼を、羨望の眼差しで見たのはそんなに昔の事では無かった気がする。彼等は時を超えても仲睦まじくあって欲しい。 その時は自分も、もう少し男らしくなれたら良いのだけれども。]
(64) 2014/03/08(Sat) 21時頃
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[少しずつ人が減っていって。
少しずつ違和感が広がっていって。
もう、残された時間はあまり長くはなさそうで]
……僕は。
成さなければ。
[追いコン会場から抜け出した。
それは、10年前のハルカとは異なる]
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ぇ、あ……犬、可愛いですね……じゃ、なくて。 そ、卒業…おめでとうございます……
[>>71 お揃いの飲み物を手に取った彼に、グラスを傾けて。口にすれば林檎の甘酸っぱさが駆け抜けていく。 犬は林檎ジュースの入ったグラスを見上げていたけれども、己が何も餌をあげる気が無いと悟ると、他のところに身体を向けていた。]
――…こ、これ。皆から……です。
[在校生からの、贈る言葉。 >>2:196 自分から彼には、招待状とは違い写実的で、それでいて可愛らしい白兎を送った。
――音羽山 こだかく鳴きて 郭公 ちらりと見えた歌は、美しい字で綴られていた。誰が一体書いたのだろう。 別れを惜しむ、歌い手の姿は――見当たらない。]
(74) 2014/03/08(Sat) 22時半頃
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はい……。だ、大事にして下さい……
[>>83 その太陽のような笑顔を受け止めながら、ひとつ頷く。
食べきれなくなった昼食を、こっそり飼育小屋の動物に分け与えていたのは、もう一年も前の話だったか。 勝手にあげないで下さい!と凄く叱られたのも、今では良い思い出。 動物にあげて良い食事と、あげてはいけない食事があるなんて当時は知らなかったのだ。]
――フィリップ先輩は……、ゃ、やっぱり…獣医さんとかに…?
(85) 2014/03/08(Sat) 23時頃
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まだ君は、ここにあるのだろうか。
[木肌を撫でる。
寮に忍び込もうと。10年後の居酒屋で頑強に主張したのは、それがなにより気になっていたからだ]
はぁっ……。
[これは、ただの夢かもしれない。
過去なんて、未来なんて、やっぱり変えられないのかもしれない。
それでも]
きっと、記憶には、残るだろう……?
[過去にはならなくても。
夢の中のことでもいい、記録にはならなくても、記憶に残るなら]
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へぇ……す、素敵ですね……
[最後に動物園に行ったのはいつだっただろうか。遠足以来だったかもしれない。遙か遠い記憶なので、朧げにしか思い出せないけれども。直射日光の下で見るキリンがやたらと大きく、雄大に見えたのを覚えている。 ああいうところで彼は働きたいのだろうか。
>>94 己の夢を尋ねられれば、]
ぉ、俺ですか……… ――…、絵を描きたいな、って……
[素直には言えない。己の子供っぽい夢。]
(100) 2014/03/09(Sun) 00時頃
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