人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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 吸血鬼が人間と一緒に居ちゃいけないの?
 家族と一緒に暮らすのがそんなに悪いこと?
 生きて、もう一度会いたいと思う事すら歪なの?

 僕たちは……僕は、


後悔?どうだろう…。
もう、自分で決めたことに後悔はしたくないけどね。

お前とサミィが死んだら多分凄く後悔する。

[だから死なないでほしいとは伝わってほしいものだ。
きつく縛られた包帯に思わず声が出た]

って、痛ぇ……いたい、真弓。

[昔周と殴り合いして、こんな風にお小言貰って包帯巻かれたこともあったな、とふと思い出した]


─真弓が退出した後
「しょうがないこと」
(それは都合の良い言い訳だ)

「おまーが好きだった」
(あぁ、俺もお前が大好きだよ)

[置き去りにされた折鶴、手にして見つめる。
友人が興味を示す真弓にすら、一度は嫉妬したくらいだった。
サミィが蹴り上げた腹のあざは持ち前の回復力で既に治っていたが血だけが止まらない。

真弓が部屋を辞してから暫くたった頃、
久しぶりに泣いた。声を殺して。

あの頃に戻りたい。
いつ?いつでもいい。後悔しないで済む頃に。

潰れそうな心中は始祖が始める遊戯への前菜程度にはなっただろうか*]


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―貯水場近く―
[考えないようにしていた。
自分を弱くするとわかっていたからだ。
“さみしい”なんて、感じたことなかったのに、
ぎこちなく離れていくのは、さみしくて。

見上げた先、灰色の瞳。冬の曇り空の色。
でも知っている、彼の目の中に写る色は、緋だ。
ここは戦場で、自分は彼の敵だ。なのに]


……サミュエル、


[掠れた声が告げる言葉、
滲む緋色は苦しげに歪んだ]

(234) 2014/02/15(Sat) 21時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ



だめだよ……、
サミュエルくん、

離して。

わたし、もうあの頃のわたしじゃない。

(235) 2014/02/15(Sat) 21時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

本当は少しだけ、気づいてた。
サミュエルくんが、わたしを少し特別にしてくれていたこと。

それはすこし淋しくて、
でも淋しかったのは――、
一緒におなじことがしたかったから。
ずっと一緒にいたかったから。

[何も考えずに一緒にいられるように、
だから男の子たちが羨ましくて、でも、今は]


……でも、もうだめだよ。

(236) 2014/02/15(Sat) 21時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

ごめんね。
あなたを守れなかった……、
みんなのことも、守れなかった。
あんなお願いをしてごめんね。

[後悔していた、言葉。
『みんなをお願いね』>>1:69
背負わせてしまった願い、それを悔いていたのは――]

……わたし、どうしていいかわからない。
どうすればあなたは、幸せになれる……?

[刃を握りなおすのは、彼に向ける為じゃない。
けれど呪縛を意識すれば、抗うことは苦痛を伴う。
ちがう、私が刃を向ける相手は――]

(237) 2014/02/15(Sat) 21時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[――ずっと、この時を待っていたのに]

(238) 2014/02/15(Sat) 21時頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2014/02/15(Sat) 21時頃


    − 回想・出陣前 −

[ホリーが戯れから戻って来た際、血の匂いを嗅ぎ取れば
珍しいと彼女を視線だけを向ける。
だがこの場に来たと言う事は参戦すると言う意志。
彼女は傷を上回る働きを見せてくれるのだろうと
何も言わなかった]

マユミ。
褒美はまだ良いのか?

[視線はホリーからマユミに。
褒美の内容からすればまだ手に入れていないのは明白だが。
のんびりとしている様にも機を狙っている様にも見え、
まだ手に入れようとする意志があるかを確認するだけの問い]


お前への褒美が、お前の役に立つ事を祈っておこう。

[いつか祈りと言うものを知っているかと尋ねられた時の事を
思い出して『祈り』と言う言葉を口にする。

祈りとは願望を飾り立てたもの。

それ以上に違いがあるとは思いもしないからこそ。
出陣の前に、ふと訊いた*]

マユミ、お前が今祈るのは何だ?


零にーさん、
何を、……望んでるの。

[届かないとしてもささやかな問いを投げることしかできず]


   − 回想 −

[血の匂いをさせる吸血鬼はもう1人いた。眷属の理依。
唯一抗える言葉を駆使する吸血鬼。
全てを拒否している様で、全てを大切に想っているのだろう。

数え鬼の時から変わっていないと思っているその気質は、
彼が反抗的な言葉を吐けば吐く程、
その裏を思えて笑いが漏れた。

止まらぬ血は、理依の心が流す血でもあろう。

押し込めた嗚咽は耳に届かずとも。
その心が吐く血反吐は、血の絆からか、
訳も無く父の胸を躍らせていた]

理依。お前の活躍も楽しみにしているぞ。

[理依を見れば無性に愉しく口元に笑みが浮かぶ。
その心のまま、掛ける言葉は残酷な戦いへの期待*]


―回想・出陣前―

時を待っております。
……正攻法でなければだめだ、
などと仰られるのではないでしょう?

[ 正々堂々、などという手段では、
叶うはずもないのだから、機を伺うのは当然だ。
多少、回り道をしたとしても。

 父の口にする祈りは「よかれ」以上の意味は無いだろう。
しかし、その単語を耳にして小さく瞬いた。
何を祈るのか、幸いでもない平穏でもない、癒しも救いも遠く、
ならば、せめてもの]

祈りは、誰の傍らにも寄り添うもの。
……だから、それはさみしい魂への、慰めです。




……いつかその時が来たら、
お父様のためにも祈りましょう。

[わたしの為に、祈ると言ってくださったから、と*]


   − 回想・マユミと −

[正攻法でホリーを斃せる等露程思っていない。
だから機を待つと言う答えは予想していたもの。
では正攻法以外でどんな方法を取ろうとするのか。
そちらの方が興味が合ったが、種明かしばかりでは
面白くないと、それは尋ねる事は無かった]

寄り添って何になる?
寒さをしのぐと言う意味なら理解は出来るな。
そう言う物理的な温もりを求めているなら判るが。
慰め等………何になる?

[今生きる命や心にも想いを馳せる事が無いのだ。
消え去った魂に何故思う事があるのか。
不可解極まると首を傾げたが]


そんな時は永遠に訪れぬ。

[祈りを奉げると言ったマユミを一笑する。
それは己の死を夢にも思わぬ傲慢さを体現した笑みだった*]


【人】 白銀∴秘星 マユミ


わたしも、理衣くんも、
あなたに幸せになってほしいと思ってる。

でも、もう一緒にはいられない。
そんな方法なんて、どこにもない。
……ひとつだけあるけど、でもそれだけは駄目だから。

[>>247 腕の力は痛いほど、
本当は体の痛みじゃない、わかってる。脆くなった。
心の柔らかな部分が押し殺していた感情が剥きだして、
でもだから、刃を握る手に力をこめた]

……ごめんね、わたし行かなくちゃ。

[代わりに身を預けた、ほんのわずかの間。
寄り添うような重みはきっと、軽くて温度も無くて、
すぐに消えてしまいそうなものだっただろうけれど]

(256) 2014/02/15(Sat) 22時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[>>249 そらされた眼差しの行方を目で追えば、
光る物の溢れそうになるのは、わかってしまう。
滲んだ緋、うまく微笑めないのは、
人でなくなったせいか、それとも零れるこころのせいか]

……あなたが好きよ。
ずっと一緒にいられたら、よかったのに。

今でもそう思うから、
わたしに間違いを起こさせないで。

[心を曝したのは、もうこれで最後でもいいと思うから。
踵を少し持ち上げて、口唇を寄せたのも、きっと同じこと。

そして、その離れがたい腕の中から逃れようと、
刃を持たぬ片手でそっと彼の胸を押した]

(257) 2014/02/15(Sat) 22時頃

真弓。

[声は労りを載せる]

あいつには会えた?

[どんなタイミングだったかは知らない。
ただ、彼女とサミィの選択にどうか先があるようにと
どこか願って]


……貯水場の近くで。

[問われてもいないのに場所を返した。
――囁く声は、より死んだようなそれ。
まだ痛みを感じることが出来た心を、もっと殺そうとして]

……理衣くんごめんね。
みつからなかった。

[祈ってくれた幸せの行方など、どこにも]


[そして、囁く声は、ホリーに向けて。
常よりもより無感情な声音が姉の元へ響く]

……お姉様、
わたし困っております。

お父様に捧げるよい首が見つからないのです。
そちらによい獲物はおりませんか?


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―補給基地―
[滲んだ緋色は雫となって、
頬を伝い落ちた、流れるその冷たさを、
口唇のふれた時、彼も感じたはずだった。

別れの言葉はいえなかった。
再開を願う言葉も、再開の無い別れの言葉も、
どちらもいえなかったから]

――……、

[今、駆けるのは夜の中、
獲物は雑兵を払うには向かず。
屠った兵から長物を拾い、寄る者を薙いだ。

見つけるのは難しくは無いだろう。
一番濃い血の匂いのする場所、
戦場ではいつだって、彼女はそこにいた]

(272) 2014/02/15(Sat) 23時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

―補給基地・ホリーの元へ―
[激しい剣戟の音、
無情動の眼差しがそれを見つめる。

>>269 ホリーと戦う者たちの姿、
対吸血鬼用の武器を持つ者が、ふたり]

時は為ったと、思う?

[問う先は――今は亡き]

(283) 2014/02/15(Sat) 23時半頃

ありがとう、こっちにもちょうど得物が居るわ。

[そう告げていた]


白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2014/02/15(Sat) 23時半頃


【人】 白銀∴秘星 マユミ


……当たったら、ごめんなさいね。

[拾った長物、
白刃の刃を渦中に投げつけて、
――激の音の間合いの中へ。

紫袴がふわりと揺れて、
抜いた刃は墨の色、黒く塗られて夜光もせず。

ホリーの背後に身を滑らせる、
その背を護るかのように背後を狙う、
刃を一度受けて]

(288) 2014/02/15(Sat) 23時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[返す刀は――、
身を捩るほどの勢いで、
そのまま背後に振りぬいてホリーの黒髪を散らす。

うなじを狙う一撃は、
もちろん戯事の域を超えていた。

それすらも、鬼にとっては遊戯かもしれないが]

(290) 2014/02/15(Sat) 23時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

お姉様……、

お父様のお許しはいただいております。

お姉様の全てを、わたしのものに。

[姉の速さは熟知の上、
すべてを交わすつもりは無い、
――ここには“武器”を持つ者も2人いる。

かつての兄と妹の顔を確かめた]

(296) 2014/02/15(Sat) 23時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[先の戦の父よりの褒美、
ほしいと願い出たのは姉のすべて。
――悪趣味な遊戯を、父はいとも簡単に了とした。]

そちらの2人?
“敵”のことは、知りません。
どのように動こうと、それはお2人の勝手でしょう?

[誰かとよく似た弁を述べ、

黒塗りを左に持ち変えて、白刃を再び拾う。
その余裕は、圧倒的な実力さゆえのものとは、少し違う気がしたのだ]

(304) 2014/02/16(Sun) 00時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

ならばまずその左手を、
落とせばよいということですね。

[白刃は一の太刀を捌くもの、
最初の一撃だけでいい、続く刃は身に受けて、
黒の脇差は、けれど言葉の通りには、狙わない。

――突くを狙うは、
その宝石のような紅い眼窩。
逃れられても、視界を遮る影となり、

“知らず”ふたりの助けとなるだろう]

(316) 2014/02/16(Sun) 00時頃

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