人狼議事


260 3日村

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[育ての親であり聖剣の守り手でもある、ローキャドル=ライランド。
人々から厚い信頼を受けていた彼も、死≪円環の理≫には逆らえなかった。


────否、

タナトスと謳われし少年が、彼の 生 ≠ネどに──興を示すことはなかっただけなのだ。
だがまさか、後継者が繚乱蠍毒≪ブラッディ・キラー≫盛るとは誰も思うまい。其の隙をも、逃すはずはなく。

嗚呼、心躍らせる言の葉を綴る彼女へ跪いた日は何時の事だったか。
少年も昔は希望を胸に抱き此の世に生を受けたPERFEC HUMANの預言≪アカデミック・スコア≫の一人。

其れでも──希望には 限界 ≠ェ存在する。
彼の身を包む絶望は底知れず、そして尚拡がり続ける闇に捕らわれた。
だがそれは深淵の祭壇に繋がれた心の鎖が不可視世界の混沌に呑み込まれ、新たな定理を『構築した』だけの噺。

少年は乱雑に投げる。
繚乱蠍毒≪ブラッディ・キラー≫を宿す花束を、彼の十字架に。
口許に描いた笑みを残したまま。]


 
 
  じゃあねぇ、オジイサマ?


[死こそ──全ての≪救済≫であると疑わないままに。]*


 
[そう、絶望という名の希望を──]
 


 そう、猫王子≪Chisha cat≫、お前の周り…しっかり確認した方がいいゼ。


 じゃぁよぉ。お前は泣かした事…ないっていうのかヨ。

[ガーディアン″タナトス″()
誰が言ったのか、隠されしその名は死を司る神の名前。希望のデルメルから流れ出る哀≪なみだ≫()を横目にそう挑発的に返すせば彼はなんと返すのだろうか。]**


  えぇ、覚えてないなぁ。
  デルメル様ぁ、僕ってお前を泣かせたことあったっけでしたかぁ?

[彼女の頬を伝う哀しみ≪なみだ≫
其れは救済を宿した解放の翼。
幾度と無くそれを見つめては──少し口許を歪めてしまうのは、死への愛しさか、── 彼女 ≠ヨの慈しみか。

喉奥に仕舞い込んだ隠し事は出さぬまま、騎士にもにやにやした表情を浮かべ揶揄う口調を紡ぐ。]

  ああ、ヤキモチはやめてネ?
  いつかお前も啼かせてやるからさぁ。

[世界樹の色の鼻歌を添えながら、少年は微笑みを湛える。
絶望を心から讃える様に。]**


 
  …名前噛んだぁ。

[むぅ。]**



  うふふ、おやめなさいな。
  ──端麗なお顔の方にそう言い合われてしまったら、
  わたし、舞い上がってしまう。

[くつくつと喉の奥から笑いが込み上げる。
彼の英雄──バルメロス=ラフェリオン=レイオスの意思を受け継ぎ…そしてそれを深淵の闇にフォールアウトさせる2人が、今、目の前に共にいる。

  あゝ、愉しい。

純粋で清純、幼き心のまま過ごして来た少女は、何時迄も少女のまま。
英雄の意思を踏み躙り、焼け跡と帰す為の備えは絶好の甘露。]

  あら? そんなこと、もう覚えてないわ!
  それに、わたしの名前はデメテルよ。
  


  ──希望の青い鳥、世界の救いを望む鳥、デメテル!

[きゃらきゃらと声を上げ、腕を振り上げ、黒いドレスをはためかせて。
そうして核≪コア≫の周りを、少年らの周りを駆け回る。
果たして少女の望む救いとは──きっと、救世主どもの志とは程遠いものだが。]


  青い鳥!そぉ即ち幸せ!
  デメテル様は世界を救う!


  ────っぷ、

[次は正しき名────豊穣の女神≪Δημήτηρ,Dēmētēr≫を紡ぎ、共に悦に浸る時間を共有したが、あまりにもロマンスが有り余る響きに少年は思わず喉奥を鳴らした。

救世主の望む救済で無くとも、救世主さえも其の救済で塗り替えれば好い噺。
少女のように愛らしさを振りまく彼女が、同じように絶望≪這い寄る混沌≫を贈る姿は────まさに、甘美なる物。]

  ちゃぁんと連れてくるから、楽しみに待っててよネ

  そして…僕に見せてね。
  お前が思い描く 救済 ≠──!


 そう、全部 無 ≠ノ還せば、救える。


 ヤキモチねぇ
 とりあわれる気持ちはどうだい?デメテル?

[本人に()名前を噛んだ事を指摘されれば、顔を赤くして慎重に言葉を選んで問いかける]

 希望の青い鳥。
 まさに僕らにとっては希望だろぉな。

[≪PERFECT HUMAN≫にとってはどうなのか、それについては閉口しようか。]*


【人】 鳥使い フィリップ

[遥か下から聞こえる己を呼ぶ声>>63に、ふわりと顔を上げてゆっくりと見下げ。
周りを取り囲む鳥達が、グワァ、グワァ、と警戒するかの様に威嚇声を上げる。]

 ――君は誰…?どうして僕を知っているの?

[キョロリとした大きな目を更に大きく開き子供の様な純粋な眼差しを向けながら、相棒に捕まって地面に降り立つ。
世界の行く末?君は何者なの?
数多の鳥を従えて純粋無垢な表情で畳みかける様に問いかける。]

 …君は、君は――…

[この終焉を迎えようとしている世界を救う術を知っているの…?]
[僕はまだ、この子達と―…]

(87) 2016/12/02(Fri) 21時半頃


  うふふ 最高よ!
  わたしはみんなに愛されるのがだあいすきなんだから!

[ねえ、期待しててね。ふたりとも。
無邪気で残酷な指先が、空間へと伸びた世界樹の根を撫でて──かつて自分を産み出した、その根を腐らせた。

最早豊穣など程遠い。
希望の青い鳥など、果たして誰が言い出したのだろうか…。
ルビーの眼を持った青い鳥は、かつては世界樹の世話を、世界の緑を宿すものであったのに。
今はただ、実る果実が赤く染まる前に咀嚼し、その身の養分とすることを目当てにその地に住み着いている──…

  根が、落ちる。 ]


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2016/12/02(Fri) 22時半頃


[ そう、なにも辛くない。

身体に痛いところはないし、服の汚れだって気にならない。
ガーディとシメオンはわたしを大切にしてくれているし、
世界樹の力が失われた今でもわたしは信仰≪いのり≫によって生きている。

なのに、泪が出るのはどうしてなのかしら。
彼等の言う救いなど、約束など、結局はただのまやかしでしかないというのに。
それを軽々しく口にする人間が──あゝ、愛(かな)しい。]

  バルメロス…
  あなたの、あなたの意思は人間に引き継がれているわ。
  それが、それがただわたしを闇に縛り付けるの…
  


【人】 鳥使い フィリップ

───回想

[彼の名は《フィリップ》。
真の名を《フィ=リップーサン・ヒャクエーカー》、鳥と共に歩む者。

風と戯れ、森と唄い、蒼穹を揺籃に森羅万象と生きる。
彼はどこにでも在り──…しかし、どこにでも在りはしない。

そんな彼にも友>>69がいた。
人間の友など数える程もいない彼には珍しく、信頼できる友が。]

今君はどこで何をしているんだろうか。
久しく彼に会ってないな─…、そうだろう、クリストファー?

[クリストファーと呼ばれた小鳥《robin》は、そう問いかけられるとピィ、と一鳴きし、彼の肩から羽撃き蒼穹へと溶けていった。]

(102) 2016/12/03(Sat) 14時頃

お前≪世界≫の思う幸福と、幸せ≪デメテル≫の想う救済。
この世の摂理《PERFECT HUMAN》と正しい摂理≪fall from virtue≫。
PERFEC HUMANの預言≪アカデミック・スコア≫と黒の予言書≪ブラッククロニクル


どちらが正しいか、魅せてくれヨ


【人】 鳥使い フィリップ

[投げ掛けられた言葉を、伸ばされた手>>108を、ジッと見つめて押し黙る。
――この小さな少年を信じてもいいのだろうか?
――この差し出された手を握り返す事は正しい?

わからない、わからないけれど。
そっと少年の掌の上に、己の手を乗せる。]

 共に行くよ。――ものしり博士くん。

[クスリと小さく蜂蜜色の笑みを零しながら、ふわりと小さな手を握る。
いったい何処へと連れて行ってくれるのだろう。
どんな答が待っているのだろうか。
ほんの少し、好奇心を刺激されている己がいた。]

(136) 2016/12/03(Sat) 23時半頃

堕ちてきても…良いんだゼ?
ま、今すぐ─バトルとはいかないが。

見極めさせてもらうぜ。幸福の象徴とやらを


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2016/12/03(Sat) 23時半頃



  幸福の象徴、わたしとあのこ、どちらが本物なのか。
  ──みきわめてあげなきゃ。

  …ね、シメオン。ガーディ。
  あなた達のマリオネットを期待してるわ。

  これからの未来を、救済≪delete≫するために。
  


  もちろん。期待してろヨ。
 ─ちゃんと踊ってやるゼ。
 英雄を巻き込んだ人形劇≪崩壊の序幕≫をな。


[其の希望を育成し、踏み躙る。

絶望への転換による悲劇は
多くの人の心に闇を齎すに違いないから

喜劇的な序曲へ、腕を伸ばす。]


 
  そ、見極めてあげなくちゃねぇ。
  

[頁を捲る指先は喜悦に塗れていた。]


  どうして、どうして、どうして!
  なんでわたしだけがこんな目に遭うの、
  ひどい、ひどいわ。

[しくしく、しくしく。啜り泣き。ぽろぽろと翡翠の涙が溢れる。]

  ひどい…だから、はやく、みんなを救ってあげなきゃなの。
  わたしも幸せなれるような、そんな救いを。
  


【人】 鳥使い フィリップ

[二人>>168が手を取りあえば、周りで鋭く目を光らせていたボディーバード達も元の穏やかな眼差しを取り戻す。
タケシの森…聞いたことの無い名だ。
――まあそれも仕方の無い事。だって僕はこの森から一度だって出た事が無いのだから。]*

 共に行こう。君が望むのならば。
僕は君についていく。
 ――だけれど、そうだなぁ。
この身一つで知らない場所へ行くのはやっぱりちょっと身が引けるかな。
 …村へ、案内してくれる?

[さあ、僕の相棒の背に乗って。
道を示してくれれば、どんな所へもひとっ飛びさ。

目まぐるしく、廻る、廻る、運命の歯車―……。
羽搏いて、高く、高く、僕等を乗せて。]

(190) 2016/12/05(Mon) 00時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2016/12/05(Mon) 00時頃


 ちょっと早い到着…だったカ?

 まぁいい、苦しかったら呼んでクレよ。
 僕は世界の絶望の象徴≪Dullahan≫なんだからヨ

 ま、苦しくないなら…旧友≪ハーデース≫のところにでも遊びに行くさ。

[そう、可愛らしい蝶にしか聞こえない声で※呟いた]*
(※ここにタナトスはいないが全ての聲を聴ける彼なら聴こえてしまうだろう。)


  ホッント、お前らって慌てん坊だよねぇ

  死に急いでくれるのは、大歓迎だけど

[聴こえてくる者たちに、そしてこれから救済を捧げる者たちへ、細やかな独り言を落とした。]**


  あゝ、たすけて、たすけてほしいの。

[嘆き。けれどそれは戦闘力(現状況)の話ではなく。
しくしくと泣き続ける少女の心が叫ぶ声。]

  お願い、ふたりとも。
  はやく現在の"英雄"トレイル=モンブラン=オルディス=ラフェリオンを連れてきて。
  ───そして英雄の剣≪Lightning sunshine Excalibur≫を、ここに。
  


  大丈夫だよ、デメテル様ぁ

  使える物≪殺人人形≫は、使うから


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