人狼議事


8 DOREI品評会

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視点:


―― 舞台袖の個室 ――

では、奴隷の……いえお客様の所有物の、鍵になります。
ご存知と思いますが、
枷をつけたままですと商品と間違われますので、
お気をつけください。

[幾度となく繰返してきた同じ説明。
道化は主人となる人物に、チャリと金属製の鍵を手渡すのだ。
この品評会と呼ばれる宴が終わるまで、後何度。]


― 回想軸/道化の部屋 ―

[女の問いかけにはうっすらと微笑んで見せるだけ。
太い針は3本用意されている。合わせた花弁をじっと見据える灰青は、この時ばかりは些細なバランスを気にかける芸術家そのものだ。]

『嗚呼、暴れてもし失敗してしまったら……。
【作品】と成りえないカンバスに私は興味はないからね。
どうなってもしらない、よ?』

[動いて失敗したなら、命の保証はないと脅す。

針の先を受ける花弁側に、消しゴムのようなゴムをあてる。
針を一本取ると、陰核の近くにまず先を宛てた。

ルーカスは、ふっと息を吐き、指先にくっと力を込める。
躊躇いがあれば、そこが濡れていることもあり、容易に位置がずれてしまう。]


―――ぷつ……ぶつり…ぶつっぷつっ


[まず針先を宛てた厚い花弁の表の皮が破れる音。
花肉を進みその裏の皮が、続いてゴムを宛てた側の裏の皮、表の皮。
宛てたゴムを引くと、ぐっと針を貫通させる。
まち針のように仮止めで、針はそのままに。]

『一つ目は成功、かな。後二つだよ。』

[彼女が暴れなければ、同じように花弁のまん中、終点近く。
残り2点も同じように、針で穴をあけられ、止められることになる。]


―― 舞台袖の個室 ――

[男は脇の部屋で鍵を受け取る。
 たった、2ptで手に入れた其れ。

 くすくすと鼻から抜ける笑みのまま、
 身支度を整える女よりも先に、その部屋で待つ。

 女が姿を現わせば、口端をあげて言う心算だ。]


 あの男の1500分のいちで買われた気分は、
 どう…――?**


[呼ばれる名前はどこか荒々しく、そして切なく聞こえた。
「畜生」という声に笑みを浮かべるけれど、それはすぐ口付けに消える]

 ……――。

[埋めていくのは距離。一つ一つ順をおって。
埋められないのは隙間。それは、誰の言葉も、指も舌先も熱すらも埋めることは出来ない。

その身体はどんな男でも反応するように躾けられた。
その心はどんな男にも開かないよう躾けられた。

小さな反抗は夫の葬儀の時。
大きな反抗は、奴隷を初めて買って、自らの意志で抱いてもらった時。

結局どれも彼女の心を埋めることは出来なかったけれど]


[愛して、という言葉に返る反応は、少し足りない]

 なあに? 言ったでしょう? 満足させて欲しいのよ。
 ただ入れられるだけの情事なんて、つまらないもの。

 それとも、私からの言葉を聞きたいのかしら?

[彼女は未だ微笑を浮かべている。
取る仮面などないのだというように。
胸元に滑り込んだ掌の温かさに、ふるりと震える。
割られた膝は絡むように膝を立てて。イアンの足に触れた。

形のいい胸はそれでも少し重力に比例して高さは常より低く、だからこその柔らかさが伝わるだろう。
頂は薄紅に色づいて、上を向く]

 最後まで、言って頂戴な。

 イアン。

[言葉は艶を持って。その目をじっと見つめた]


[表情は曇ったように見えた。

言葉を求めたのは、初めてで。
愛して欲しいといったのも初めてだったけれど]

 違う?
 言葉は、いえないのかしら。
 貴方の身体は、とても求めているのに。

 ねえ。

[腰へ回していた腕を前に、イアンの衣服へと手をかけた。
少し肌蹴させて、その胸板に触れる}


[腰へ回していた腕を前に、イアンの衣服へと手をかけた。
少し肌蹴させて、その胸板に触れる}

 もっと、触れて。もっと、声を聞かせて。 
――んっ。

[短く漏らした声は、先に触れた指の所為。
それだけで、女の身体は色を増す。

やがて聞こえた言葉に、笑みを作ろうとして]

 ありがとう、嬉しいわイアン。

[笑みは、確かに笑んでいたけれど、泣き出しそうな顔をした。
呻きに、どこか心配げに見上げる]


[近くなる距離。触れ合う肌。手指。
首筋に埋まる頭を撫でる。
吸われると小さく声を漏らす。
舐められると喘ぎとなった声は体の中で更に震えて]

 あ、ぁあ、……イ、アン……ッ。

[噛み付かれると体が跳ねて。更なる刺激を求めて捩る。
小指を口に含んで、切なく噛む。イアンの一つ一つの動きが、皮膚の表面と奥の両方から快感を生まれさせていくようで、ぎゅっと目を閉じた]

 ――あ、。

 ええ。……ええ。

[繰り返される愛の言葉に、目尻から雫が落ちた]


[乳房へとその先へと繰り返される愛撫に眉を寄せて、止まらない悦を逃すために頭をかき抱く。
その度に声はもれて、部屋の中に響いた。

露になった上半身を見て感心したように息を吐く。手に落とされる口付けに目元は笑んで是を返す。
 ドレスが取り払われると、白い肌が空気に触れた。
 まるで男を知らないように見える傷も曇りもない白絹。
 触れると吸い付くように、しっとりとした触感を残す。
 見詰められため息をつかれると、頬を染めて目をそらした]

 ぁ、……そんなに見ないでもらえると、嬉しいわ。

[脱がされるヒール、這う舌の動き、触れる指の硬さ。
 ぞくぞくとした衝動が足元から腰まで上がってくる。
身体中全て。まるで暴かれているようだと触れてくる舌の動きに余り動かない頭でぼう、と思い]


 わ。たし?
 
[声が聞きたいといわれて、震え火照る身体を両腕で抱くようした。
 掛けられた言葉、吐き出しても苦しくなる吐息。
 開放しようとして、腕を伸ばす。下から奪うように口付けた。
 苦しさと切なさを体内から押し出してしまいたかった。

 空気に触れた熱源へと視線が移る。ひくりと震えたように見えて息を呑んだ。
 今からそれが中に入るのだと思うと、既に潤っていた女の中心はさらに濡れる。
 手を伸ばす仕草は、常とは違いどこかおずおずとして、――触れる]

 本当に、見て思っていたよりも、もっと凛々しいのね。
 イアン、我慢して、又後で私を抱いても、いいのよ?


[それは、気まぐれなのかなんなのかわからない。
満足できなければ、それまで。そう言った筈なのに、今は満足できないことを恐れている。
もっと触れていたいという思いが、裡を占める。
熱くなった目から零れる滴は跡を作った。

 このまま狂わされる前に]

 なんて、貴方にとっては拷問かしら。
 ――ねえ、頂戴な。貴方を、私の中に。

 入れて、乱して。多少のことでは、この身体は壊れないわ。
 貴方を、待ってるのよ。

[強請る言葉は耳許で囁く。熱に触れた指先に滴る滑りを絡めた]


[掛けられる言葉と施される愛撫で本当に愛されていると錯覚しそうになる。
溢れた涙は容易に仮面を崩させた。

 ――本当は愛してなどいない。

 なのに言葉にするのは卑怯だと思うのに、彼には言葉を強要した。
 本当はどう思っているかなど知らない。今、このときには関係ないのだと思うから。

 それでも心の充足は躾けられた体に変化を齎す。
 欲されているのだという事実が、身体の中心から熱と蜜を溢れさせた]

 イアン、……ぃしているわ。

[言うはずのない言葉は、気づいたら口にしていた。
耳元に唇を寄せて、言葉を返し。けれども掠れて、音にならない。
耳朶を食んで首筋に痕の残る口付けを一つ]

 もっと、触れて。触って。――満たして。

[今度は首根に、胸に指で触れてから唇を落とした]


― 舞台袖の小部屋 ―

[微かに悲痛めいた表情を見せるNo,1。
 男は満足げに眼を眇め、べたつく髪を掻きあげた。
 そのくびれた腰に手を伸ばし引き寄せて、
 其の侭口唇を、自身の其れで覆い尽くす。

 ねっとりと咥内を犯し、彼女の舌の先に歯を立てるのは、きっと彼女も在る程度の覚悟ある行為だっただろう。

 彼女の舌の先を、ぷちりと千切る。
 どくどくとでる赤を吸い、飲む表情は恍惚として。]


[彼女の頬を、顎に向けて手が滑る。
 つつと首を這い、鎖骨を撫で、胸の上。
 
 爪を立てるのは、丁度中央。
 鎖骨の間から胸の下迄、縦にギリギリとゆっくりと。]


 [上から下に爪がつけたラインを
 下から上に、舌が這う。
 鎖骨まで上がった後、顎を食み咥内の血をまた吸い。
 喉奥を鳴らす男の下肢、女の腿に触れる男の中心は熱を持っていたが、男はそのまま身を離した。]




 ――じゃあ、客席に戻るから。
 ボクの「椅子」になって?


[男は品評会にすぐに戻る心算**]


[手を口元に当て、ルーカスの方に身を寄せはするが
 それはただのみせかけだけ。
 別段、話す事があるわけではなく。]

 


 No,5が、もしに何か入れ知恵してるんだったら。
 No,5を買って、No,2を売れ残りにすると面白いかな、とか思ったけど、――No,5が他人の為に泣くとも思えないんだよね。かといって、死ぬのも怖くない風だし、

[椅子の尻をぺしりと一度叩き。
 独りごとは舞台には聞こえない。]


 ね、No,1、No,5はどう――
 
[言い掛けて、はたと言葉を止める]


 君の名前を聞いておこうか。
 名札には数字より名前がいいものね?

[自身の下の椅子に問いを投げた。]


 …ボクが此処に長い事いると、
 おびえさせちゃうかなァ。


[椅子の胸元につけた傷から薄く香る鉄錆。
 自分の物だと言うしるしのような、それ。
 見下ろした指の爪の隙間に赤い肌が残っているのに気づき、カリ、と歯で取り出した。
 歯でかむと、くに、と、小さな歯ごたえ。]


 …――ジェレミー、楽しんでるかな…

[早速車を手配していた自身の秘緒を想い
 小さく、笑みを零した]


 …――まァ。
 莫迦な貴族だ、なんて思う相手に踏みつけられて
 従うしかない状態――ってのも、モエルけどね。


[くすくす笑みとともに呟くのは
 ルーカスの同意は得られずとも、
 ヨアヒムの同意は得られてしまうのだろう。]


[イアンから降る言葉に、微笑を浮かべた。
常の微笑とは違う、柔らかさと、切なさと、苦しさを伴った微笑み。

駄目だとも何一つ言っていないのに。
その心の裡は誰にもわからない。彼女にさえも]

 ……何、言ってるのかしらね。わたし。

[呼ばれる名前。幾度も。
その度に何かが、落ちていく]

 狂っても、私のことは憶えていて。
 身体だけでも、いいの。

 ――…イアン。貴方はもう、私のもの。
 そうだというのに。

 どうしてだか涙が出るのよ。


[下着が取り払われ、荒い息が中心に当たる。乱暴にも思える愛撫にも身体は幾度も震え、嬌声は高く。
花芽を噛まれると、痛みと快楽が同時に押し寄せて、あげた悲鳴は声にならない]

 欲しいの、ねえ、早く――。


[我慢できないとばかりに声にして。

漸く望んだものが裡へと入り込んでくる]

 ふぁ、あ……っ!
 や、イア……ん、もっと、もっと、くるわせて。

[内襞は逃すまいと吸い付いていく。分泌された愛液はそれを包み込んで、裡へと誘う。

唇を噛んで、襲い来る波を留める。押進められる腰の動きに自然と腰が揺れた]


 は、あぁ。
 ねぇ。
 貴方も泣いているの? どうして。

 ねえ。
 ……。

 あいしてるわ。

[今度はちゃんと声になった]


― 現在軸/客席 ―

[ヴェスパタインが戻ってくる前の事。
女の胸元で、りぃん――と鳴る鈴の音と共に聴こえた、女の頷きに、ルーカスは薄く笑った。]

『嗚呼、頑張りなさい……―――』

[不意に伸びた男の指先は、着物の下肢のスリットにかかる。
ちりん――胸元でなく、下着をつけさせなかった陰部でも、鈴の音が鳴る。3つあけたピアス。陰核に一番近い場所の輪状のそれには、鈴が通されていた。鳴らすのは一度のみだったが、ルーカスの機嫌も損ねるなという言葉を受け入れた以上、女はそれを拒否することは出来ないだろう。]


― 現在軸/客席 ―

[やがてヴェスパタインが戻ってくる。
椅子となった女奴隷の此方に向けられる下肢に、灰青を一瞬だけ向け、唇の端を持ち上げた。それは、言いつけ通り、ヴェスパタインの機嫌をとるような志乃にも、密かに向けられたものでもあった。


そして、特別なにか語るわけでもなし、商品を揶揄う為に身を寄せてくる相手に、No.5がした事の一部始終を此方は語る。]


――……此方側に戻ってこれると、まだ云えるあたりが
萌えポイントになるんでしょうかね。


[ No.1だった奴隷に話しかけた後、呟かれたヴェスパタインの言葉には同意ともそうでないとも云える、どっちつかずな呟きを返した。その後、小さく肩を竦めて見せた。]


[最後に男に抱かれたのは前の奴隷を買ったとき。
同じように、一度と言って抱かれた。抱いたようなものかもしれない。

イアンのように恵まれた体格でもなく、どちらかといえば痩せた身体は、ただ入れただけのセックスだった。
男が気持ちよくなっただけの。
それでもメイドと絡ませれば奴隷としての役目は果たしてくれた。

その前の奴隷は背は自身より低かったが、物は大きく、けれどもやはり彼女を満足させることは出来なかった。

その前は夫婦生活のない冷えた夫婦関係だったが、家に戻りたくない彼女は愛人を作ることはなかった。「貴族の娘」であり「社長夫人」である彼女にとって、社会的なスキャンダルを作るわけにも行かず。
そのように教えられていたことも理由の一つ]


[言い寄ってくる息子は夫との関係を知っていたから余計に抱かれる気もなかった。

夫であった男は、彼女を見ていなかった。見ていたのは、彼女の身体と地位。

若くして嫁いだ彼女にとって、恋愛関係にあった男は片手で足りる。
ただ、どの男も長くは持たなかった。

彼女が、彼らで満足することはなく、仕方なく演じていたのを気づかれ、または飽いてしまったから。

彼女に「調教」を施したのは彼女の父親だった。だから今も、父親を嫌悪している。
けれども良い父親だったことも記憶に残っていて、それは僅かな思慕となった]


[施された「調教」。それは淑女のように生娘のように振舞いながらも身体は熟れて、また身体を開く相手を選ばない。
男を満たすことは出来ても、自身は満たされず、篭った熱が外に発されることはない。

父親以外には。



だから、今度も同じように満たされることを望んで、けれど半分あきらめて、抱かれた。

イアンのそれは、彼女の中で熱く脈打っていて、それだけでもどうにかなってしまいそうだった。

――満たされたい。

願いは、細い糸を手繰り、結ばれようとしていて]


― 回想軸/道化の部屋 ―

[女性器へのピアッシングは、初めの1回と合わせて3回行われた。
女があげる悲痛な叫び声は、まるで鈴の音のように儚く透明に、幾度も道化の部屋に木霊し、やがて消えた。]

『良く頑張ったね』

[3つ目が終わり、ルーカスは一度身を起こした。
呆けたような女の、眦に滲んでいた雫を、まるで優しい人のように、教師が生徒を褒めるような言葉を紡ぎながら拭う。]


『褒美に、今は此方に開けるのは勘弁してあげよう』

[涙に濡れた指先は、女の乱れた着物の上の合わせ目から乳房の先端に触れ、『今は止めておくという場所』を示す。そのままくにくにと乳首を押しつぶし、摘み上げ、芯を持ったところで指を離す。そこが立ち上がれば、着物のに擦れてむず痒い思いもするかもしれない。

――そのような行為が行われている間も、脚を閉じれば、針先が太腿を刺激するのは明らか。傷をつけたら……と脅した言葉を、まだ志乃が覚えていれば、脚を閉じることは、まだ叶わない。
例え、閉じかけることがあれば、裡に埋められ針で外に出ることを止められたローターの違和感が女を襲うことになる。

ルーカスは台の傍により、今度は女の小指ほどの大きさがある3つの金のリングを取りだす。その内の1つには小さな鈴が付いていた。
男は戯れに、それをチリリと鳴らした。]


― 現在軸/客席 ―

[姉の事情を、弟は知っているのかいないのか。
常と変らぬ態で迎え入れ]

いかがでしたか?

[何食わぬ顔で、奴隷の塩梅を聴く。
そして、少女へ向ける言葉に]

買いあげる気があるなら、気をつけた方がよろしいかもですよ。
家乗っ取りなど、可愛い顔の下で思っているかもしれません。

[本気か冗談か、喉を鳴らしながら忠告ともつかない言の葉を囁いた。]


[男が座るツィーへと向けて]

 おめでとう、といっていいのかしら?
 本当に、よく躾けられてるのね、貴女。

[どれほどで落札されたのかは知らない。
微笑を向けてから、又舞台を見る]


[いかがかと聞かれると、扇子の下、少しだけ口元を引き締めた]

 それは、後で教えるわ。
 でも、そうね。男奴隷としては、どうして奴隷になったのかしらと思うくらいよ。
 連れてこられたみたいだから、仕方ないわね。

[ほう、と息を漏らす。それは少し熱を帯びていた]


― 現在軸/客席 ―

[志乃は、金目の青年が他の女に犯される(といった表現がこの場合は正しいだろう)様を、きちんと見ていただろうか。
髪に絡めていた手は、少し前に離していたが、見ていないようであれば、再度絡める。見ているようなら、ただ灰青を細めるのみ。]


その言い方ですと、悪くは無かったのでしょうかね?


[ヴェスパタインの下でツィーと名乗っていた女が鳴く音をBGMに、姉の言葉に微笑んで見せる。姉の漏らした吐息は、甘く熱を帯びている風に感じ、微かにルーカスは身じろいだ。]


[男の、椅子を弄る手は淫靡な水音を立て続ける。
 その白い腿をつたう透明な液体を指で掬い、赤い舌で舐ぶる。
 彼女の足や腕が痺れ震えでもすれば、パシリ、と音を立てて尻が叩かれた。
 高い音が客席に響き渡る。]


 ツィー。
 ツィーか。

[女に告げられた言葉。
 教科書通りのような其れに、男は手遊びの手を緩めずに言葉を返す。
 ぐらりと少しでも揺れれば、また、ぴしゃりと叩くと、白い尻に手の痕が残る。
 ぐへへ、と下卑た笑い声は、ヨアヒムのもの。]

 数字みたいな名前だね。
 …薔薇の香りは、何か与え続ける必要があるのかな?

[ネイサンに血統書を貰わないと、等と思いながら]


― 回想軸/道化の部屋 ―

[開かれた漆黒が、右に左にと鳴る鈴のように動くのは、
女が左右に首を振るから。]

『針からつけ変えないと、歩けないからね?』

[左右に振る意味を、おそらく正しく理解しながら、
有無を言わさない笑みで、再度、男は女の股の間に跪く。]


――…つぷっ


[3つの針の内、陰核に近い針を、わざとゆっくりとした速度で抜く。
鈴のついた輪の繋ぎ目を開け、ぐっと開いた穴に押し込む。
ぐり、ぐりっと少し傷を抉るような形になるのは、2枚の花弁に通そうとすればこそ。]




――…ちりん


[カチリと繋ぎ目を合わせば、鈴が鳴る。
同じような手順で、2つ目、3つ目と鈴はついていないリングを女性器につけた。2つ目、まん中に当たるリングは繋ぎ目が特殊な作りになっていて、単純に引けば外れるというものではなかった。]

『一先ずは、これで逃げ出そうという気は起きないだろう?』

[脱脂綿に消毒液を含ませながら、ルーカスは満足げに微笑んだ。
3つのリングが繋ぎとめる大小の陰唇。その奥にはローター。
3点でローターを支える形であるので、無理な動きをすれば、陰唇をリングが裂くということになる。]


『屋敷に帰ったら、また別のことがあるけれど』

[さわりと黒く生える陰毛を撫であげる。
そこを剃りあげて、タトゥーを入れるのは、女の国の裏の者が、自分の女に刺青で名を刻み、浮気を許さないのと似ているかもしれない。
ルーカスの場合は、銘を刻むことでカンバスを逃がさないという意味合いになるが……。

――専用の消毒液を含ませた脱脂綿で、女の陰唇を消毒し始めたその時。:*8 部屋の電話が鳴った。相手はヴェスパタイン。]

ええ、構いませんよ。

[No.4への対応に、是と答える声音は愉しげですらあった。]


『さて、早く客席に戻らないと、
金目の彼がどうなるか判りませんね……。』

[わざと女の不安を煽るように呟き、道化から貰った鍵で枷を解く。
下着はつけさせぬまま、乱れた着物を形ばかり整えさせた。

そして、早くと謂いながらも、破瓜の血にまみれた顔と、ステッキを取りに部屋に向かう足取りは、志乃の下半身を慮るわけでもないだろうにゆっくりと。
結局、客席へと戻ったのは、No.4がヴェスパタインに随分と躾けられた後のことだった**]

― 回想軸/了 ―


 乳と果実と薔薇水。
 ――イイね。

[つい、と叩いて赤くなった尻を撫でる。
 そのまま指でつねりあげて]

 それでこの香りなのかな。
 此れはなかなか気にいったなァ。


[忘れられない、という言葉に、涙の零れる目で見詰めて。
泣かないで欲しいといわれるとただ、きつくその身を寄せて、間近でその顔を見る。

愛しているという言葉。

言われるたびに裡で身体が反応する。中にある熱を奥へ奥へと吸い込んでいく。
唇を何度も重ねて、肌のぶつかる音と、それに答えるような喘ぎが部屋に響いた]

 あ、ぁぁ、――ええ。
 来て? 奥まで貫いて。

 貴方で一杯にして。

  全部、受け止めたいの。


[掠れた声で願う。
激しさを増す律動が、幾度も重ねられる抽送が、女の身体をそこへと導いていく。
直に触れる熱は硬く、女の裡を容易に奥へと幾度も突きたてた。
そのたびに、又一粒涙がこぼれていく]

 イアン、イ、……。
 ――ええ。
 
 あい、してるわ。
 だから、

[一緒に。
昇り詰める裡と心。イアンへと縋り付く様に腕を絡め、抱きしめる。全て触れていたいというように。
やがて、彼女の中、子宮の奥に熱い熱い白が放出されると、彼女の視界もまた白く霞んでいく]


[駆け抜けていく衝動。
すぐには寝台の上を動かずに、震える身体から息が漏れた]

 ……ああ。
 私。

[イアンの体を抱き寄せ、まだぼうとする頭でその肌を見詰めた]

 イアン、ありがとう。

[告げる礼の言葉。撫でる掌へと身を寄せた。
行かなくては。
そう思うのに、今はまだ離れがたく。
何より達した直後というのもあって、ぼんやりとイアンの首筋を撫でる]


 貴方は、ここにいらして。
 連れて行ってもいいけど、今の私には貴方を止められないもの。
 だから、ここに。

[そう告げて身体を起こした。裡から奥から下がってくる吐き出された熱が、ぞくりとして瞬間吐息を漏らす]

 シャワーを、浴びていくわ。
 いつまでも、客席を留守にしてはならないもの

[イアンの肩と頭を一度撫ぜて、女は寝台から立ち上がる。
内股から白が伝うまま、シャワー室へと向かった。
ガラスの壁は曇るようになっていて、彼女が中に入ってからもスイッチを入れて曇らせる]


[震える身体から汗と体液を流し去っていく。
夢のような心地。

幾度も溜息のように息を吐き出して、湯に打たれながら身を抱きしめた。

時間をかけて身体を洗うとバスローブを纏い、隣の部屋へ。
身支度を整えたところで、後ろからイアンの声が届いた]

 元々、二人買うつもりだったもの。
 でも、いえ、ええ、カルヴィナなら。
 別の用途で欲しいと思うわ。

 あの子が、望むのとは離れているでしょうけど。

[イアンへと振り返り、その問いに答える。
ただの「女」になろうとする顔を無理に引き上げた]

 最初は。
 貴方と女奴隷を絡ませるつもりだったのよ。
 貴方だけではないかもしれないけど。でも今は。


[追い縋ってきたイアンの濡れた髪に触れた]

 二度目は、私を満足させてくれたらと言ったわ。
 満足しすぎて、貴方に他の誰も抱かせたくなくなったみたい。

[微笑を向ける。
それは腕の中で見せた笑みではなく、それ以前のものと同じ。
仮面が剥がれるのは、腕の中だけでいいと、振舞う]

 カルヴィナを買えたら。父が私にしたのと同じように、あの子を育てて見たいと思ったわ。
 でも、私とは違って誰でも満足できるようにね。
 買ったら気が変わってしまうかも知れないけど。


[彼女の中に確かに心境の変化は訪れている。
女の奴隷をどうするのか。

今はもう明確な答えが出せなくなっていた。

彼がいれば全て事足りるのだから]

 貴方は私のものだけど。
 ――貴方のグロリアは、貴方の腕の中に、いるわ。
 私はまだ、私を捨てられないの。
 だから、まだ。

[待って、と言いたかった言葉は口の中に留めた]


[イアンの手も髪への口付けも、拒むことはしない。

微笑を一つ残して、そして、扉の向こうへと歩いていく。
寝室に残るイアンの言葉は、聞こえない]


― 客席 ―

[志乃の息を呑む音に、その表情にルーカスは満足そうな微笑を浮かべる。]

『とめてきてほしいかい?』

[問いかけでありながら、それは問いかけではない。
手の内にあった遠隔用ローターのスイッチを押す。
振動は緩やかなもの。]

『君が逃げ出さない為の保険だ。

私がいない間に、ヴェスパタイン殿にお願いすると良い。』

[まるで飴と鞭。
白絹を嵌めた指先が、揺れる黒髪を一度撫でる。
絡めた一筋を、尾が引くように離しながら、ルーカスは舞台へと向かうのだった。]


― 客席 ―

[ルーカスは客席に戻ると、ヴェスパタインと姉、道化に告げる。]

……No.4に500pt一先ずかけておきます。

[その言葉を聴いて、志乃はどのような反応を示しただろうか。
No.4は既に3回、4回か?短時間でイっている。
棒としても、そろそろ役立つのは難しくなってきただろうと、ルーカスは思ったようだ**]

/*
本日夜来るのが遅くなるかもなので、先に入札だけしておきます。


 ん、No,4ね。
 

[男はルーカスの言葉に頷いて。
 どうしようかな、と顎を撫で――志乃を見て、眼を眇める。]


[椅子の尻へ這わせた手は、中を掻きまわしぷっくり尖った芽を摘まみ爪を立てる。
 震える手へと裸足の足を下ろし、ぐり、と踵で踏みにじった。
 No,4の男がイくまで、随分と時間がかかっている。
 足を組み換えると、体重の位置が変わり、椅子たる女にまた負担を増やす。]


[客席をずっと見ていた顔をルーカスに向け、そしてネイサンに向ける]

 No.4が、本当にお気に入りね? ルカ。
 私も、そろそろ彼女に入れようかしら?

 No.2に、500。
 奴隷が違えば点数が同じでもいいのでしょう?
 駄目というなら、上乗せする準備はあるけれど。


[始めに考えていたのは絡ませるためのつがい。
でも今は、「見て」愉しむための奴隷は要らなくなっていたから。

少女の痴態を見てもやはり奴隷として望む使い道は変わらない。むしろ逆に、早く買い取って望むように躾けたいと言う気持ちが強かった。
嫌悪の対象とはいえ、そこは血を引いた部分なのだろう。弟と同じように]


同じ奴隷でなければ、同点でも構いませんよ。
今日はふたつ落札されますかネ……。


 駄目じゃない。
 ボクが良いっていうまで、耐えなきゃ?

[椅子に笑顔を向け、その顎を掴む。
 頬を掴む指に力を籠めるけれど、
 未だ爪を立てる事は無く]

 駄目な子には おしおきがいるかなァ?

[男の様子は、志乃にも見えるだろう。]


 そう、問題はないのね?
 なら、今のポイントのままでいいわ。

 後で点数が上がるのなら考えるけど。


ラハティ様は、よろしゅうございますか。

[何故か揉み手中の道化。]


 うーん。

[少しの間、考える素振り。
 思う所あるようで、柳眉を中央へと寄せて
 暫しの瞑目。]


 ふふ。
 …No,2に600ptかけてみようかな。

[悪戯を思いついた、子供のようなかお。]


[競り値を上げる男の声に、そちらを見る]

 あら、買うの?
 貴方は遊んでいるだけで、買うつもりはなさそうに見えたけど。それとも、矜持の高さを崩したくなったのかしら…。

[男の思惑などわからない。一人目を買ったポイントを知れば更に思うだろう]

 今は、競りあげないわ。
 後でせり上げるかもわからないけど。


おや、再入札はなしですか。
まぁ、定刻まででしたらいつでも受付いたしますよ。


 うん、ちょっと遊んでみたくなったんだよ。
 ビジネスパートナーとやら?

[くすくす笑い、想いは全て口にせず。
 グロリアには、頷いて見せた。]


― 客席 ―

[客席に戻り入札を告げると、志乃の丸くなった眼が自分を見上げてきた。それに応える表情は、常と変らぬ微笑。]

『まぁ、後は私が居ない間の、君の頑張り次第かな……』

[彼女がヴェスパタインに、ほとんど何も出来ていないと知ってか知らずか、そう日本語で囁いた。
そして、姉の言葉には、小さく肩を竦めて見せた。
あの金の眼に、そも最初から惹かれていたのは、姉には隠しようのない事実であるが、それを志乃の前で今晒す気は無い為に。]


おや、2人同時に落札出来るのは、同点の時だけでしたか?
別の商品に入っていたら、上から2商品?

同点の時のみになるなら、No.4に更に100Pで、
合計600Pに重ねるが……。

[No.2に対するやり取りを聴き、疑問点を道化に確認した。]


同点の時のみですねぇ。

[ルーカスの問いには簡潔に答える。]

No.4に600ポイントでよろしいですか?


 もう少し、食べてあげる。
 舌、出して?


[顎から手を離す事は無く。
 男はツィーに優しい声で、命令をする。]


嗚呼、ならNo.4に600ptで構わないよ。

[道化の言葉に、一つ頷く。]


[横目で、ちらりと志乃をチラリと見る漆黒の瞳は
 陰鬱な中、愉悦の色。]


―客間―
[彼女の付き人である男は、胸倉をつかまれても見下ろすだけ。服を貸して欲しいと頼まれると一度は首を横に振る。
無口な男は言葉を発しない。
喋れないわけではないのは、時折かかってくる電話に応対していることからわかるだろう。

二度目を請われれば、溜息をついてイアンに自分のシャツとスラックスを手渡し、客席の方へ連れて行くために腕を引く]


 ビジネス、パートナーね?
 本当にそう思ってるのかしら?
 とてもそうとは思えないのだけど。

 だって、貴方は奴隷と客との境界線が、とても太く思えるもの。

[ヴェスパタインへ声をかける。
弟がNo.4へとポイントを加算するのを聞いて、どうしようかと舞台を見た]


さぁさ、定刻まで間がなくなってきましたよ。
ご入札は、お早めに、お忘れなく。といったところでしょうか。


[おずおずと出された赤の先。
 傍から見たら、ただの深い口接けに見えるかもしれないが、2人の内では、ぷちり、音がした。
 小さく小さく千切るのは、遠慮したわけではなく
 ただ彼女が持つように、ただそれだけ。

 暫くの間彼女の咥内を蹂躙した後、
 グロリアへは笑みを、向ける]

 ふふ。
 どうかなァ?
 違ったら加点しよう、って話かな?

[例えば彼女をストリップに出して稼いだりする場合、それはビジネスパートナーなのかな、
 等とふと考えたのは口にはせず。]


[ネイサンの声が響くたび、震えるように見えるカルヴィナの姿。

壊されたくないと思うのは、自身に重ねて躾けたいと思ったからか]

 ――仕方ないわ。
 No.2に700。

 それともまだ上げるかしら。
 ルカも、頑張らなくてはならないのではなくて?


そうですね。
嗚呼、いちいちコールするのが面倒なので、私の持ち点が続く限り、最高点と同点になるようにNo.4に入札ということはできるのかな?

今の段階だと、No.4に700ptだね。

[それで持ち点数が空になってしまっても、ルーカスは構わないといった態。]


了解致しましてございます、チェンバレン様。

[カンカン、と木槌を嬉しそうに鳴らしながら、]


 じゃあ、ボクは此処で降りるよ。

[ひらひらと手を振って見せるのは、
 客ふたりと道化に。

 それで決めると良い、というしるしで]


[姿がライトで一瞬見えなくなった、と思うと、耳許で声がした]

 え、ええ。
 そのつもりよ。

 あの子って、カルヴィナでよいのでしょう?

[扇子を持つ手が震えて、けれどもすぐ常と同じを振舞うように。イアンの方を見た]


[姉の傍にやってきた男の姿と、姉の言動にルーカスは唇の端を持ち上げ、苦笑する。]

姉さんは…―――優しいですね。

[甘いという言葉を呑みこみ、優しいという言葉に据え変えた。それが悪いとは謂わない。それこそ好みは人それぞれであろう。

自分もヴェスパタインに比べれば甘い部類に入るのかもしれない――と、ツィーと名乗っていた奴隷の様を見て思った。]


[降りるということに、視線はヴェスパタインへと向いた]

 最初から買うつもりがあったのかわからないけど、
 点数に問題はないわ。

 思ったより上がらなくてほっとしたもの。


おさらいしておきましょうねぇ。
チェンバレンの姉君が残り1300ポイント。
同じくチェンバレンの弟君も1300ポイント。
ラハティ様は2998ポイントの残りになります。


おや?良いのですか?

[ヴェスパタインが降りるという言葉に、意外そうな声をあげた。姉はどうか分からないが、ルーカスの方は例えば2000pt以上No.4に入れられても何を謂う気はなかった。

それすらも、志乃を作品に仕上げるネタに使えば良いと。
そう思っていたようだ。]


それでは、例の部屋まで奴隷を、
いえ皆様の所有物を迎えに行ってあげてくださいねぇ。


 ありがとう、ルカ。
 貴方やヴェスパタイン様からは、甘く見えるのでしょうね。
 でも、たまにはそんな主人がいてもいいのではなくて?

[微笑んで弟を見る]


そうですね。

[姉の言葉に、また小さく苦笑いを浮かべる。

女性としての優しさ、ある種の優しさは、もともと姉にあったものだが。それに拍車をかけたのは……―――ちらりと、No.8だった男に視線を向ける。]

そうそう。
私が男奴隷を落としたらとの約束ですが……。
破棄してもよろしいか?

―――…姉さんにはもう必要ないと思うのは
弟の勘なのですが、ね?

それに、姉さんの所にNo.4を向かわせたら不公平でしょう?

[何に対して不公平かは云わない。
彼女の弟の視線は、志乃とNo.2に向けられたので、云わんとすることは通じるか。]


[そして、視線をNo.4にチロリと向けて]

降ろしてやってくれ。

[道化か使用人か、命を向けた。]


 なあに、ルカ。その目は。

[じい、と弟を見る。イアンを見る視線に気づいてか眉を寄せた]

 ――ええ、いいわ。
 彼に興味はあるのだけど。

 彼をあの子にあわせても駄目なような気がするもの。
 あの熱さはね。

[会わせたくない、と思うのはイアンについても同じだったが。それでも買う事にしたのだ]


 買う心算が無いのに入れたりしないよ


[言いながら、ツィーの顎を掴んだ侭
 その頬をねろと舐めて]

 おふたりともおめでとう、かな?


[扇子を持つ手に重ねられる手。それを拒むことはせず、そして震えは収まった]

 彼女に、新しい服を。
 別にそのままでもいいのだけど。風邪を引いたら困るもの。
 それに少しは身体を休めてもらいたいから。
 服装は、彼女に選ばせてね?

 ドレスを好むか、男装を好むかわからないけど。

[女の部分を押さえこむように指示を出す]


さて、ね…―――

[姉の視線に、その表情に、弟はくくっと喉を鳴らす。
喉を鳴らすように笑う癖は、父譲り。]

興味がおありなら、私の別荘で披露する場を設けましょう。
一人でも、そこの彼と二人でも、お越しになれば良い。

[扇を持つ手に重なられる手。
無理に女を押し込める姉を、少しばかり揶揄った。
そして、ツィーの頬をねぶる男に視線を向ける。]


[買うつもりがなければ、と言う言葉に首を僅か傾げた]

 貴方は、欲しければもっと釣り上げるのだと思ってたわ。
 見立て違いなら、いいのよ。

[重ねられたイアンの手に、扇子の持ち手を変えて指を絡める]


ヴェスパタイン殿には、なにやら私たち姉弟の我儘のツケを背負わせてしまってる気がして、少し申し訳ないと思っていたりはするんだ……―――。

[商品をいたぶることへの規制に関しても。
僅か綺麗に整えられた眉尻が下がった。
しかし、それは少しの間の出来ごと。

ちりん――と、鈴の音が響いた。
灰青は見上げる漆黒に落ちる。
ゆるく唇の端をあげて見せる。

その軽やかな音のままの未来が、No.4とNo.6だった2人に待っているかは、さて……―――。]


嗚呼、No.4にも服を与えて構わないよ?

[舞台の上から聴こえる声に、使用人に紡ぐ命。
直接、舞台に謂わないのは、まだ落としたのが己だと、No.4に教えぬ為か。]


 ふふ、ボクはボクで色々ね。
 それなりに考えているんだ。


[グロリアの言葉には、笑みを添えて。
 ルーカスの言葉にはひらり 手を振って]


 此処の規制は此処の規制で、誰のせいでもないよ?
 それにボクはもう今は何時だって。
 好きな事が出来るのだし。

[言いながら、腕の中の女の背をついと撫で上げ
 ブルネットの中、ついと髪を引く。
 逆の手で反った首を撫で、傷つかぬ程度に引っ掻いて]
 
 気遣いありがとう?


[イアンに掛けられた声に、その内容に、思わず彼を見る。
その言葉の真意が奴隷を憐れむからなのか、それともグロリアを憐れんでいるのかわからず、名前を寝台の上そのまま呼ばれた事も]

 ……それは、私に「奴隷」を買って欲しくないということ?
 ――もう落札してしまったから、買った事に変わりはないし、この世界に関わった以上、彼女をそのまま実家に戻すことだって出来ないわ。

 育てたいかそうでないかというなら。
 どちらかしら。
 そのために買ったけど。

[すぐ否定することは、出来ない]


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