人狼議事


158 雪の夜に

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【人】 お使い ハナ

― 集会場 ―

[男に如何を尋ねても、彼はまともな言葉も口にしないまま立ち去ってしまいました。
やがて集会場は一時の眠りから覚め、男が立ち寄ったことすらなかったかのように、会場の空気は流れていきます。
宴の夜、そして冬の夜は長いのだから……。]

(0) 2013/12/22(Sun) 01時頃

お使い ハナは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 01時半頃


 "逃げろ"……ねぇ。

[ゆらと青鉄を細める。]

 どういう意味なんだか?


……それは、
言葉どうりの意味ではなくて?

でも、気狂いの戯言では、片付けられないわ。

[人狼という言葉の一瞬でもたらした静寂、
この町には確かにまだ残っているのだろう。
かつての、記憶が]


 あん? ……どういう意味だ?

[同席している船乗りや町娘は、昔話の存在程度にしか
 その存在を認めていない。
 ならば、いかにも妄言で片付けられるものではないか]


それは、

……この町には昔人狼がいて、
そしてその正体を暴く者がいたからよ。

それを知る者も、
大分老いたけれどまだ生きている。


 つまり、――野放しにはしておけない、って事か。

[暴く者が今も町に留まっているなら。
 否、叫んだ男こそがそうだという可能性も低くない。]

 厄介だな。

[町に入って早々、あんな風に騒がれては。
 まるで、今しがた寄港した船が人喰いの怪物を運んできた、
 そう取られてもおかしくない。
 口を封じても、封じなくても。]

[ただ、問題は]

 ヒトが腹空かしてる時に。


[船旅は飢えとの戦いだ。
 航海中に人を喰らえば逃げ場のない騒ぎになる。
 今回だって彼女の――僅かな、しかし肝心な助けがなければ
 この町までの海を越えては来られなかったと思う。

 それが、船に根を下ろす心算などさらさらない事の本音]

 着いてすぐは疑われるから、避けたい所だったが。



……、あの男を?

[問いかけは低く短い。
己の抱く懸念は無論、彼も考えたことだろう。
それでもそうするというのなら]

……私に何か、手伝えることは、ある?

[最初に告げたと同じ言葉を囁くだけだ]


 あぁ。

[低く短い懸念を吹き払うように、軽い首肯。]

 いや、今回は良い。上手くやるさ。


 ……俺の席からは、男の姿形は見えなかった。
 叫びを聞いた後で、見ようとして見た以外にはな。

[言い換えると、男が逃げろと叫んだ時点では、
 己の存在は知られていなかったのだと思われるのだ。

 ――ならば、男は何故人狼と言ったのか?

 それを考えている。]


[夜も更けに更け――
 しかし、白銀がぼんやりと僅かな光を浮かべる雪明り。
 青鉄の眼が、裏路地を彷徨う人間を捉える。]

 ……すぅ

[冷えて冴える空気を吸い込んだ。
 仕込みも何もない、]

[獲物に掛ける声もなく、その爪牙にかける。]

[すみやかに命を刈り取る襲撃を受けてなお、
 まともに物を見る余裕が、かの痩せた男にあればだが。

 最後にその目に映ったものは、
 砂金の毛皮に鮮紅の瞳の獣の姿だっただろう。]


……駄目ね、
私ではあの男の行方もわからない。

[人としても獣としても、
この身は酷く中途半端だ。
そして彼の言わんとすることに瞑目する。]

……そうね、
あの男がただの気狂いだとしても、
何を切欠にあんなことを言い始めたのか。


[目蓋を閉じても、伝わるような。
しんと冷えた夜の空気と、息遣い。
雪が導く無音の静寂]


……気をつけて。

[案じるは今現在ではない、その先だ*]


 気が触れてるんだとしても、だよ。
 普段からああいう事を言ってるんじゃなければ、
 あの男にとっては何かがあった、って事なんだよな。

[そして町人の反応から想像すると、
 恐らくあれは、男の常の言動ではない。]

 もし、俺に気付いてたんだったら、俺を指差すよな?

 例えば、単なる気の迷いじゃなかったとすると、
 誰かまでは解らないが、人狼がいる事だけが解ったのか。

 ……それとも、俺以外にも……とか?


[案じる声を受ける背は、どこかくすぐったい。]



 ……――っはあ

[さして鍛えた所のない痩せた獲物ではあったが、
 久々に得る、遠慮なく肉を食い裂き、本能を満たす行為が
 己の隅々に充足を与えてくる。

 うっとりと、喉を鳴らした**]



……あなた以外に、

まさか。

[届く声は彼一人、
それでも彼以外の人狼、
その言葉に蘇るのは、ありえぬ感傷だ。

小さなため息、そして]



[宴の場で異質であった、
あの怪我を負った青年を思う]


……ああ、でもそうね、あの子は何か、


[人狼という言葉へ見せたあの反応、
憶測は憶測に過ぎないけれど―――、

怯えや畏れのようなもの、
それが己自身に向いていることも、
あるいはありえるのかも、しれない]




けれど、
声は聞こえなかったわ。

[どこか寂しげにも、呟きは零れて]




――ねえ、


“それ”は、気持ちいいの?


[肉食獣が喉を鳴らすような、
甘くも聞こえるようなそんな呻きに、
女の囁きには薄い笑みのような気配がのった]


 そうだな、まさかだけど。
 ありえないと思える事だって、案外起きる。

[あの子、というのが何をどう指すのかは知れないが、
 言う通り、声は己と女のものしか聞こえて来ない。]

 耳が遠いのか、話す気がないのかは知らないけどな。

[事ここに至って話す気がないのだとしたら余程の世捨人か。]


 ……うん?

[気持ちいいのか、と問われた。
 食事に対してなかなか斬新な質問だ。]

 そりゃな。

 人間だって、好きな物食って腹一杯になれば気分良いだろ。
 それと同じじゃねぇのかな。

[飢えが満たされる事。
 狩りをする衝動が満たされる、事。]

 それ位ならあんたも解るだろ?

[それは己の生と性が充足する時間だ。]

 えーと、何っつったっけな。
 カタル……何とかって奴じゃないか?


カタルシス?

……ふふ、ごめんなさいね。
随分と気持ちよさそうに聞こえたものだから。
人を裂くのに、どんな快楽が伴うのかしら、って。

[肌をざわつかせるような、
甘く喉奥を疼かせるような
そんな感覚を、その声に覚えたのは確かだ。

――確かに己の中にも、
その血は流れていると理解する]


ありえないこと、
そうね、何かわかったら教えるわ。

[不確かな憶測と、
――人狼を暴く術と]

そういえば、
まだ、聞いていなかったわね。

あなたがどこから来て、どこへ行くのか。
……昔話は、寝物語の方がいいかしら?

[教会へいたる雪道、
眼下に静かな海を見やりながら囁きを]


 そうそれ。

[こんなやり取りでさえ――]

 ……どうだろうな。まぁ、気持ち良いけど。

 人間も野山に入って猟をするけど、
 あんたはそういうのもやった事なさそうだしなぁ。

[箱入りの、いかにも良い所のご婦人といった風情の女だ。

 今、囁き交わす声が少し浮き立っているようなのが、
 記憶と少しだけ違う。]

 ん、あぁ。気になるっつってたっけ。
 そんな大した話じゃねぇし―― っと。

[急に荷物を振られた旅人はそちらに意識を向けつつも]

 別に、いつでも良いぜ。


[そうして、旅人はぽつぽつと話し始めた。
 自分がどこから来たのか。]

 元は行商の……と言うか、
 それに扮した移動性の群れの生まれでな。

 うんと小さい頃は母体の事があるから、
 確か、少しの間は定住してたと思うけど。

 ほとんどずっと、今みたいな暮らしだったな。

[旅が塒とは、よく言ったものだろう。]


お使い ハナは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 21時半頃



……猟はしたことないけれど、
こう見えて、山歩きは得意だったわ。

[ほんの少しすねたように口にするのは、
まだ少女と呼べる年の頃の昔の話だ]

あら、そう?
いつでもいいなんて……、
少しくらい焦らしてくれても、いいのよ。

[そんな無邪気だった面影はもうない、
頼る者も無いまま、一人故郷を離れなければならなかった。

利用できるものは利用した、
結果、悪女と呼ばれたけれど、
後悔も懺悔もない、少しばかりの憐憫があるだけ]



群れというのは……、
家族のようなものかしらね。

[行商というのは理に適っている。
人を襲う以上ひとところに留まり続けるのは危険だ。
それはよく知っている、その結果を見たのだから]

――そう、
その口ぶりでは、故郷の記憶はないの?
ご両親とか、兄弟とか。

……会いたい誰か、とか。

[ぽつりぽつりと、途切れるような囁き]


[あの男が警告した人狼なる存在が己でない別人だとしたら。]


【人】 お使い ハナ

― 早朝 朝凪亭裏口 ―

[身体3分の1ほどもある桶をもって、少女は井戸と宿とを往復していました。
歯を食いしばり、口をへの字に曲げて、小さな身体で踏ん張って。
冷たくかじかんで固まった手のひらが、朱色を肌に散らしています。]

[引きずるようなその姿も、少女にとっては毎朝の出来事でした。
まだまだ小さな女の子ですが、人を遊ばせておく余裕はありません。
朝はこうして水を運び、お昼に自由な時間があって、夜にはまたお手伝いです。
子どもに対する女将さんなりの配慮なのかもしれません。

もっとも。

スープを焦がしつけるような……仕込みを満足に手伝えないハナだけかもしれませんが。]

[裏口にその姿を見つけ、ハナは思わず桶の中身をぶち撒けてしまいました。]

(82) 2013/12/22(Sun) 21時半頃

[己は同族喰いの嗜好を持たない。

 よって、妨害が入った際など、いくつかの例外はあるものの、
 極論、"喰おうとして喰えなかった奴"が、
 話しかけて来ない同族であるとは言える。]


ハナは、比喩なしに跳び上がって、視線から逃げるように落とした井戸桶を手にとりました。

2013/12/22(Sun) 22時頃


 へぇ? 意外だな。

[あるいは、例え良家の令嬢というやつであっても、
 誰しも幼い頃はお転婆な少女だったのかも知れない。]

 そうだな、人間で言う所の家族か、集落か。

 ……故郷の土地っていうのはなかったけど、
 小さい頃に住んでた所は、暖かかったな。
 多分、春だったんだと思う。

[両親、兄弟、その言葉に左手をポケットに突っ込む。]


 ――

[子供が少し口をとがらせたような、
 何故か決まり悪そうな小声が零れた。]

 ……狩りも出来ねー位よぼよぼの爺さんになったら、また来る。

 つった所なら、あるけど。


【人】 お使い ハナ

[井戸桶と男の姿を見比べて、少女は大きく頷きました。
表情に現れているのは確かな決心。
なるほど、彼女にとっては大変勇気のいることだったようです。

中身を失って軽くなった井戸桶を抱えて小走りに。
ハナはヒューを大きく迂回して扉に取り付き蹴開けると、目前にある男の姿に今更驚いて、一歩二歩三歩と後じさりして、こけました。]

(86) 2013/12/22(Sun) 22時頃

[拗ねたような口ぶりが、
かわいらしいと言ったら彼は不本意だろうから、
零れたのは小さな忍び笑いだけ]

そう、故郷の土地はなくても。

あなたには、
……ちゃんと帰る場所があるのね。


【人】 お使い ハナ

[薄く積もった雪のお陰で、少女は無駄な負傷を作らずに済んだようです。
ごろごろと桶を抱えたまま二度三度転がって立ち上がると、付着した雪が身体から滑り落ちていきました。
遠巻きに、女将さんと男のやりとりを見つめます。]

(94) 2013/12/22(Sun) 22時半頃

 ……多分、そういうんじゃねぇよ。

[人の間で人を喰い殺す狼が、
 そんなに長くを生きられるとも思っていないし、]

 そいつらの仲間になれる訳じゃないしな。

[きっとそれは叶える心算のない約束なのだ。]

 旅から旅への根無し草だよ、俺は。


いいじゃないの。

いつか帰るかもしれない、
そんな場所があると思うくらいは、きっと

……生きる理由に、なるでしょう?

[それは酷く人間らしい思考だと己自身そう思った]


ハナは、呆けていたことに気づいて、慌ててへたくそな口笛を吹いて踵を返そうと

2013/12/22(Sun) 23時半頃


【人】 お使い ハナ

ご、ごめんなさいっ!

[いったい何に謝ったのか……
今度こそ少女は踵を返し、井戸桶を抱えて走っていきました。]

(113) 2013/12/22(Sun) 23時半頃

【人】 お使い ハナ

[息を切らし井戸の近くまで来ると、口さがない人々のうわさ話がハナにも聞こえてきます。

『聞いた? サイモンさんのこと』
『何かうらみでも買ってたんだろうか、こわいねえ』
『あの人はおかしいって思ってたんだよ』
『うえのひとは人狼じゃないかって思ってるみたいだよ』
『えーっ』
『自警団の連中が慌ててたから、そのうち通達があるんじゃないかしら』
『いやだいやだ、想像したくもないよ』

ハナは鼻をすすると、言葉もなしにつるべを落としました。]

(116) 2013/12/23(Mon) 00時頃

【人】 お使い ハナ

おわったよ、おかみさん

[仕事を済ませて、少女が戻ってきました。
いつもなら無駄なほどに溌剌と報告するはずなのに、なんだか元気がありません。
雪が少し積もっているのに加え、先に水をこぼした井戸桶を抱えていたせいか、ハナの衣服はいくらか濡れていました。]

(118) 2013/12/23(Mon) 00時半頃

 生きるのに理由が必要か?

[解らない、と言いたげに声は囁いた。]

 ……しかもそれだと、まるであんたの方が、
 帰る場所がないみたいに聞こえるぜ。

[都の方で、絵なんかを売り買いする商売だと聞いていた。
 そちらは帰るべき場所ではないのだろうか。]


【人】 お使い ハナ

うん……

[セレストと女将さんに気のない返事をして、そのまま少しの間うつむきます。
やがて意を決したかのように顔を上げました。]

みんなが、じんろうが出たっていってたよ。
外に出られなくなるっていってた。
ねえ、どうなっちゃうの?

(126) 2013/12/23(Mon) 00時半頃

[単純な答えは予期されたもの、
けれどそれは、今は好ましいものだ]

……そうね、

[そしてゆるやかな肯定]

優しい人を大事にしなかったから、
きっと罰があたったのね。

[珍しく自嘲のようなものが溢れて]


つまらないことを聞かせたわね、

ごめんなさい。


【人】 お使い ハナ

そっかあ……

[言外に他人事を伝えるような二人の言葉にも、ハナはなんだか浮かない顔でした。
つぶやくように、続けます。]

つかまったら、どうなるのかなあ。
おとぎ話みたいに、つられちゃうのかなあ。

[広場にある絞首台も、今は昔。
誰にも手入れされぬまま雪の積もるまま、たまに子どもを怖がらせるネタにされるくらいのものです。

けれどそんなハナの表情も、セレストが続けた言葉にすぐに吹き飛ばされてしまいました。]

ほんとう!?
やったあ!

じゃあねじゃあね、ううん うううううううん。
パンプキンパイがいいな!

(135) 2013/12/23(Mon) 01時頃

 ……ふうん。

[返す相槌は、少し気のないものになった。
 人間にとっての、その罰が当たる、という感覚も、
 あまり実感が伴わない、知識の上の言葉だ。]

[ただ、血が薄れて人間になってしまったのに、
 こうして声だけがする女の性質は、やはり、
 己の目からは中途半端なものに思えて――
 生きにくいだろうな、と思ってしまう。]


【人】 お使い ハナ

たららたらららー♪
ごはん、ごはん、ごはんのあとはーパンプキンパイ
アイとユーとイーはあるけれど〜エーもオーもなーいパンプキンパイいいいん

あ、おはよ。

たららたらららー♪

[漸く起き出してきたホレーショーにおざなりな挨拶をして母に叱られながら、そんなこともどこふく風。
ハナは奥へと着替えに行きました**]

(145) 2013/12/23(Mon) 01時半頃

お使い ハナは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 01時半頃


……こういう時に、
慰めの言葉のひとつでもさらりと言えると、
もてるのよ?

[返る相槌にそんなことを言ったのは、
あまり引きずりたくない感情だったせいだ]

それに私の話より、
あなたのこと、でしょう?

[そんな一言も添えて*]


 そりゃぁ、失礼?

[冗談めかして言われる"もてる"との弁も、
 女と己では意味合いが変わってしまうのだが。

 とは言え、そうした文句が使える価値はあるだろうから、
 次からは何か考えておこう、と思う程度]

 つっても、あぁ……どこまで話したっけ。
 ほとんど話は終わったみたいなもんだしなぁ。

[生まれた群れについて。
 そして、いつか再び訪れるかも知れない先について。]

 別に、先なんて決まってないしな。
 どこまでだって行くし――どこに着く事もない。

[終着がある旅ではない。狩り場を求めて流れるだけだ。]


 ……意外と、人狼の仕業ってのは信憑性ないみたいだな。
 この分なら俺、必要な食事の分だけで良いのかね。

[他の獣が血の匂いに誘われなければだが。]

 お上が人狼の仕業って言ったらまた変わるだろうけどな。
 あの男の言う事を本気にしそうな人間、他にいるかな……


お使い ハナは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 21時半頃


【人】 お使い ハナ

― 宿屋「朝凪亭」周辺 ―

こっちがー、おかーさんのでー
こっちがー、おとーさんの。

[木彫の人形とボロ布で出来た人形の前に、なんだかよくわからないものが置かれます。
かまどに忍び込んで作っていたものです。
女将さんが他の仕事にかまけている間にこっそりと。]

(187) 2013/12/23(Mon) 22時頃

【人】 お使い ハナ

よくできたねえ
そうだよ〜ハナもーお料理できるようになったんだあ

[言いながらままごとを続けるハナには、どこかあこがれというものがあるのでしょう。
やがて物々しい格好をした男たちが、宿のほうへと入って行きました。
その様子を見て、大人たちが噂します。

『しばらくのあいだ、町は閉鎖するんだってさ』
『えーっ。こまるよそりゃ』
『人狼をみつけたら報告にくるようにっていうけど』
『そんなのだれだかわかりっこないよ』
『じゃあそれってこっそり告げ口しても』
『ま、悪いこと考えるわねえ』

ころころと下世話に嗤うかれらも、子どもの視線に気がついてかバツの悪そうに解散していきます。
ハナは、何事もなかったかのようにままごとを続けました。]

(188) 2013/12/23(Mon) 22時頃

……私の弟はね、
この町の教会の司祭様に、
正体を暴かれたのよ。

[ぽつりと零して]

……知らせは聞いた?
しばらくはこの町を離れるのは難しそうね。


【人】 お使い ハナ

[>>201 黒衣の女性の視線に気が付き、ハナは顔を上げました。
彼女の姿をどこで見たのか、少女は小首を傾げたようですが、すぐに悩むのをやめてしまいます。]

おねーさん?
いっしょにやる?

[人形を持った片手は、雪の寒さでかじかんで赤く染まっています。]

(208) 2013/12/23(Mon) 23時半頃

 あぁ、こっちも聞いた。

[予想の範囲内ではあるので、そちらは殊更驚かないが。]

 そっか。

 そんな事があっても、この町に来るんだな。

[彼女にとっては予定外の寄港だったのかも知れない、が、
 その事は己には解らない。

 何の為にか。
 例えば故郷は、ただ故郷というだけで訪れる価値があるのか。
 あるいは――生きる意味に関わるのか。]


……この町に来たのは、ただの偶然だわ。
乗るはずだった船に事故があっただけ。

あなたはでも、
私があの船に乗っていて有難かったでしょう?
メイドの客室もあけてあげたのだし。


【人】 お使い ハナ

うん!
かぞくごっこしてた!
こっちがねー、おとーさんで、こっちがねーおかーさん!
おかみさんはねー、まだできてないの。
おとーさんはね、りっぱな人だったっておかーさんがいってた!

[木彫と、ボロ布の人形をそれぞれ持ち上げて、彼女は楽しそうに説明します。
話の内容が飛び飛びなのはご愛嬌ですが、父親に関することは伝聞の、それも過去形であることに気がついたでしょうか。]

おねーさんはおかみさんやる?
いもうとやる?

(215) 2013/12/23(Mon) 23時半頃

 まあな。

[メイド用とは言え良い部屋だった。
 あんまり良い部屋過ぎて居慣れなかった結果、
 ほっつき歩いてホレーショーのような
 船乗りの知己が出来た訳だけれど、そこはそれだ。

 寝心地は良かったです。]


【人】 お使い ハナ

あー! おかえり!

[ぽぽいと先に家族と称した人形を放り出して、赤い男を出迎えます。現金なもので、頼んだ相手も変わっていることに手を伸ばしてから気が付きます。]

あれ? おみやげはセレストのねーちゃんじゃなかったか?
にーちゃんは、お使いか?

あっ!

[びゅう と、冷たい風が通り抜けました。
舞い落ちる雪を巻き込むように、黒い帽子が高く浮かび上がります。
少女は目を見開いて、その様子を見送りました。]

(226) 2013/12/24(Tue) 00時頃

 ……――どうした?


【人】 お使い ハナ

[貴婦人の言葉に、少女は無念げに嘆息します。]

そっかー。
じゃあまた今度ね?

爺ちゃんも、またな!

[立ち去る老人も快活に見送って、ようやっとパイを受け取りました。]

うん、ありがと!
よくできたねえ、いいこいいこしたげよっか?

[しっかとちいさなちいさな手のひらにまさるパイを受け取って、少女は漸く、貴婦人の様子がおかしいことに気が付きました。]

ねーちゃん、寒いの?

(236) 2013/12/24(Tue) 00時半頃



……昔の知り合いに会っただけよ。
でも、私がわからなかったみたい。


私は人狼ではないから、
あの子の身代わりにもなれなかったのに。

こんなことで、
人間でもないなんて思い知らされるなんて、
………馬鹿ね。

[震えるような声音の囁き]


 へぇ。あの爺さんが。

[己の事を、子か孫のような歳と言う位だから、
 確かに、老人と知り合いであっても不思議はない。]

[そして人狼は、]

 ――それは、本当に解らなかったのか?

[あくまで人狼。]

 見えない所で密告する可能性があるんじゃないのか。


【人】 お使い ハナ

そう? ごきげんよう!
はじめてきいた!

[特徴的なご挨拶に目を瞬かせて、少女は貴婦人を見送ります。
その姿は儚げで、雪に溶けていくかのようでした。
余韻に浸ることもなく、赤い男に向き直ります。]

そうか?
いいこいいこされたらうれしいけどなー?

おとーさんはね。
しゅのみもとにいるんだよ?
ちょっと忙しいけど、イエスさまといっしょによみがえるっていってた!

[教会で聞いたことをそのまま受け売りしているのでしょう。
少女の言葉には、どこか軽い響きがありました。]

(242) 2013/12/24(Tue) 00時半頃



嘘をつけるような人じゃ、ないの。
それに、私は……別にいいのよ。

ただ、あなたの無事は祈っているわ。


 ……。

 なら、良いけどな。

 気をつけな。


【人】 お使い ハナ

[赤い男に抱えられて、少女は目を白黒とさせました。
父親にあってみたいかと問われたなら、邪気のない顔をして頷きます。]

うん!
おかーさんも寂しがってるしね!
ひとこといってやらなきゃなんない!

(251) 2013/12/24(Tue) 01時頃

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