人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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視点:


何処か
胃袋とも違う何処かが飢えている 

その欲は対象を持たず
具現化されないことで
餓えの凶暴化は未然に封じられ


[まだ、ごまかせている。
 まだ、だいじょうぶ。

 けれど、それもいつまでもつかわからない。

 こうして食事をしていてもどこか飢えている。

 渇いている。

 それを癒すものを本能は知っているけれど、まだ、抑えられている]



 ……まだ、大丈夫。

[ぽつり、言い聞かせる言葉が零れ落ちる]


………………?
あれ 人間だけじゃないんだ…………


一箇所に集まっちゃいけないって
言われてるのに…………あれ




[思考の何処か 何かに 自分の思考ではない何か]

 


[不意に、自分のではない音が聞こえた]

 ……あれ?
 聞こえてる人がいる……?

 ――どうしよう、あつまっちゃ、いけないのにね。

[知らないような、聞いたことのあるような、音。

 人間、という響きに、先ほど考えていた少年を思いうかべた]


 …………人じゃないよ
 人は言葉を交わさずに思考をかわせない


 今更外にでても凍死するだけだからーー精々
 息を潜めて狩られないようにするしか…………

 飢えたりしていない?
 生け捕りは用意出来ないけど
 生肉ならーー…………少しだけ


 ……人の振りをしとかないと、ごまかせないから。

 でも、そうだね……こんな、やりとり、人とはできない。


 一緒にいるドナルドたちにも聞こえないのに、君には聞こえるんだね。

 生肉は、下手に食べるとがまんできなくなる。
 人の食事でごまかしてるから、

 まだ、大丈夫。


[いろんなことに興味を持つのは、一つのことに熱中してしまうと危険だから。

 あちらこちら首を突っ込んで、
 いろんな人と当たり障りなく会話して。

 通り過ぎるだけにしておけば、抑えたものがでてくることもない。

 
 けれど――それは通り過ぎることができればの話で]


あゝ…………君は
ニコラ とも トレイルや ノックスでもないんだね
彼らも血族だったらーーーどれだけ集まってしまっているんだ


聞こえない狼は……人に近いか人に混れるか
…………俺の母さんはとても狼だった
人に紛れないで暮らせるよう 教えてくれたけど
ーーその時言葉なく思考を交わすのは便利だったけど
人に混じるのは とても難しいってーーーーー


そう……そうならしょうがないね
……距離に気をつけて ね 飢えないように


 ニコラたちも、血族なんだ……

 ディーンと、シメオンも血族だと思う……フランシスと、幼馴染だっていうし。
 もしかしたら、全員、血族かもしれない、ね……


 俺は、先祖がえりだから。
 家族の誰にも、聞こえなかった。
 だから人にまぎれるしかなくて――

 ただ、父さんが母さんを食べてたから、多分そっちからかなあって。

 うん、気をつける。


 …………ディーン シメオン
 フランシス それにドナルド 君
 俺と保護者

 集落でもないのに 10人もだなんて…………
 全員なら 皆なんて本能に無防備なんだろう
 それとも それだけ血が薄まっているのか……


 …………集落の対策じゃ
 やはり 対策しきれないんだね………
 狩りーー憶えてみる…………?
 この雪じゃ…………あれだけど
ナイフと弓の扱いなら 知ってる


 ……対象を持たないから
 俺は狩りは 本能を散らせて 好き

[弓を放つ時の 高揚感を思い出せば
 その 淡い高揚が 思考に滲む]


 こんなに、集まって大丈夫なんだろうか……

 血が薄まってるのは、あるんじゃないかな……
 誤魔化すのがあたりまえになってるのかも。

 狩り、覚えたら楽になるかな。
 
[伝わる、高揚感に、小さく息を呑む]

 うん、教えてもらえるなら、覚えたい


 いまは、ちょっと、眠たいから。

 あとで、ね。

[それからしばし、思考がとぎれる**]


 なんとも言えない 満月も近いし
 ……他の狼の血が薄いのを祈りつつ
 俺たちは用心するしかないね
 彼らはもう 人間であるようにって


 ……餌を自分で得られるから
 そもそも 強い衝動になるきっかけを
 得ず 山や森でも暮らせるのは
 人に紛れるよりはーーー俺は楽


 そう 一階に 適当にいるから
 えーと…………君は??
 俺はフィリップ 赤い鳥……ルーツを連れてる


 ん 寝不足は 思考の敵
 しっかりと休んで

[ふと 衰弱したら 本能も弱まるだろうか?
 と言う思考も脳裏をよぎったが]

 …………衰弱を防ごうと
 餓えが強くなる可能性が 高そうだ


 ドナもラルフも、君想いのいい子だね。
 君の居ない間にドナと話していたのだけど。

 『過保護はイヤじゃないけど、
 要らぬことを言って悩ませたくない』――って。

 背伸びとは違うけど、うん、いい子たち。

[フランシスの知らない1面であるのかないのか分からぬまま、ふっと小さく笑んだ。**]



―――いい子だろう、自慢、なんだ。
……――

[しかしながらノックスに、謂われて。]

要らぬこと……?

[(過保護は――嫌じゃないけれど?)
(悩ませているのだろうか?)]

[小さく笑むノックスは、人当たりのよい雰囲気を醸し出している。
もし、彼がトレイルを抱きしめたり、口付けたりしているのを見ていたらもう少し、警戒を深めていたかもしれない、が**]


 月が満ちると、ざわざわするからね……
 そうだね、声が聞こえないほどなんだから、人間であればいいけれど。

 森や山で暮らせるなら、うかつに恋をしてしまうこともないかもね。
 俺はそういう暮らし、したことないからできるかわからないけど。

 ――衝動はこわいから、ね。

 あ、一階にいた、君だったんだ……
 俺はラルフ。ルーツに怒られたやつだよ。



 うん、休んでおかないと、危険かもしれないし。

 弱ると本能が強くなるって言うし、
 フィリップも、気をつけて。

[衝動の結果、片目を失った同行者を思い。
 案じる気持ちを、眠る前に向けていた]


 集うことに 警戒が見えないから

[そうであって欲しい と 滲むのは
 気休め楽観思考と 思ってしまうのが滲むのと
 同じくらいの思考の分量]


 ーーそんなに 難しくないよ
 慣れてしまえばーー旅に出る前の
 ガキにも できたことだから



 ーーー少なくても 怯えて 息を潜める
 ことはしなくていい のは 楽


[ふっ と自嘲とも 諦観とも 安寧とも
 それらが混じり合った何か 滲ませ

 たのもつかの間
 …………今日だけで 何回
 ルーツが猛ったかわからず
 しばし思考が考え込む]




 ーー赤い プリシラ?が ひょこひょこ
 覗いていた人ーーーー?

[確かに そう名乗っていた気がして]




 ーーーーーーーーーーーーうん……
 ありがとう………………

[思考の空白 直前まで
 同感とやはりが滲んでいたそれに
 ぽつ と思考が走るのは
 ラルフの思考が 感じなくなっていたかどうか……*]


 ――そう、だね。
 大人は、すこし、心配しているみたいだけど……

[それが心配性ゆえか、はたまた警戒しているからかは判断つかないと、思考が滲む]

 そっか。
 じゃあがんばれば俺にもできるかな。

 狩りができるようになれば、少しは楽になるかもだし。



[滲みかけた何かを捕まえる前。
 プリシラに対する形容詞に、くすっと笑いが滲む]

 そう、プリシラと一緒にいた、ラルフ。
 あらためて、よろしく――


[それを最後に意識は沈んで。
 完全に眠りに落ちる前に届いた思考に、ほんのりと暖かいものを感じた]


[保護者である ホレーショーが現れた時 をピークに
 思考に喜色が滲む 派手なものではないけれど
 静かに 思考のそこに滲み続けて

 それが 彼の意識が途切れるまで変わらぬか
 それとも 居間に 三階に 彼の保護者の姿が見える
 少し前から 寂しさを滲ませたか

 意識が途切れれば 相手の思考がこちらに滲まぬ同様
 こちらの思考も相手に滲まない]



 ―― ん……

 おき、た……

[そしてどれぐらい時間がたったか。
 体はまだ半分眠っているけれど、ゆらゆらと眠りから覚める]




  [ーーーーーーーーー思考の空白]

 





 ん…………んぅ……
 かぁ…………さん???

[微かな反応 浮上しかけた意識が
 届く何かに ぼんやりと 曖昧な思考を溶かす]


 ん、ん?

[おきた、と宣言しないと起きれない。
 それに反応が返ってくるふしぎに、思考がはてなを飛ばして]

 ……あー……
 フィリップ……ちがう、俺、ラルフ。

[眠りに落ちる前まで触れていたものだと理解して。
 半ば覚醒しながらかえす]



 ……………………???


[あともう少し 寝たい と
 早く起きないと どやされるの狭間を
 彷徨いた思考が
 全く違うものを感じて
 ぼんやりとしたまま 考える]



[考え込む]


 ーーーーーーーーーーー!!

[言語化まで至らない
 たいへん混乱した思考が
 突如明確に形を作る]



 いやっ あっ これはっ!!

[思考は慌てたまま どうやら弁解を図ろうと]


[伝わってくる思考の混乱具合に、笑いが滲む。
 寝ぼけたのはこちらもだけれど]

 んー……おはよ?

 俺、いま三階。
 ……どれぐらい寝てたのかな。

[吹雪の音はやまないどころか激しくなっている気がして。
 雪に山小屋がつぶされないか心配する思考が滲む]


 ………………おはよう…………


[滲むものを感じれば 今まで 母親以外で
 思考が混じることが無かったんだ
 と言う弁解と 恥と 拗ねが混じり合う]


 こっちは変わらないーーーかなり
 大きい山小屋 だし
 まだ 冬の初めだから


 ーーー長い年月 ここにある山小屋に
 冬の始まりから それはない はず

[少しつつ 心は落ち着きつつ
 落ち着くために 思考を滲んだものに向けて]


[伝わってくる思考が微笑ましく感じられる。
 感じてしまえば滲んでしまうけれど。
 それ以上考えないようにと意識をそらし]

 そっか……もっとひどい冬をのこりえてきてるから。
 多分、大丈夫かな……

[安堵が滲む。
 ほかの心配事があるいま、少なくとも雪から守ってくれる山小屋の心配をしないですむだけありがたいと思う]


[滲む思考に 思考がざわつくが
 そこに固執しない様子に 一拍
 落ち着かせるように 思考を切って]


 ……心配なら 雪かき……するには
 昨日より 弱くなってないと危険 か

 怪我も避けたいところ
 新鮮な血の匂いで
 殆ど人間だった獣まで
 目を覚まさせてはいけない と思えば…………


 吹雪がやむまで、待つしかない、か。

 ……怪我は、避けたいね。
 居間には炊事場もあって、ナイフとかも置かれてたけど。

 眠ったままの獣なら、そのままが一番……

 
 狩りを教えてもらうのも、弓の使い方とかぐらいに、なるかな。


 …………ナイフで怪我する子供は




 ニコラっていう 人物が少し心配
 見た目は子供じゃないけど
 どことなく ふわっとしてたから


 弓 そうだね ここは広いから
 藁で的を作れば 問題はない と思う


 そろそろ 活動しなきゃ 体がなまる


 ニコラは……居間で木を削ってるのみたから。
 以外と、大丈夫かもしれない……?

 でもふわっとしてるから、気をつけたほうがいいかもしれない。


 一階は、邪魔になるものも、少なかったし。

 そだね、そろそろ、動かないと。
 寝てばかり、いられない、か。

 降りるとき、スープもっていこうか?


 へぇ…………道具は扱える?
 あゝ でも はたから見てもそう言う………
 逆に 無邪気に 
 衝動からも遠ければいいんだけど…………




 ………………うっ

[同じ 獣だと知らなかったとはいえ
 昨日のことを思い出すと
 …………空腹に温かいものと
 躊躇する気持ちで葛藤するのが滲む]


 道具はつかえる、のかも。
 ノックスさんが小物作ってる人だし、教えてる?かな……

 そうだね……ニコラは、そういうの感じさせないままだと、いいな……


[葛藤が滲むのに、小さく笑う気配]

 うん、じゃあ、もってく。


 そうか 普通の生業…………
 狼を祖先に持つ犬 そうであって欲しいね
 




 う…………うん……あり、がと

[ぽつり 小さく滲む]


 犬だったら、いいね。
 牙がなければ、いい。

[それは、ほかのみんなにも思うこと]

 どういたしまして。

 これから、降りるね。


 それに 犬なら
 人間とともにありたいって
 集うのもよくわかる


 嗚呼 そうか きっと犬だからだ
 きっと何も起きない
 ここは 犬の群れと人間
 ……ーー狼は静かにしていよう



 ………………的は作っておく


 ああ、犬なら、そうだね。
 人と一緒にいられる、からこそ、かな……



 静かにしていれば、犬は犬のままでいられるよね。

 きっと、だいじょうぶ。



 わかった。
 俺も、いまから降りていく。


【人】 小悪党 ドナルド

―― 三階 ――

[ラルフが別の扉を叩く間>>2
ドナルドも別の扉を叩きフランシスを探す。
呼ぶ名を持つその人が扉の向こうから姿現せば>>0:721
ほっと安堵したような表情でもう一度彼の名を呼んだ。
彼の言葉の後、ラルフが言葉返す>>3を聞き]

 俺は味見しかしてないけど
 ラルフは鍋の番頑張ってたよな。

[にっと笑いながら軽い調子で返し
詫びるフランシスに気にするなという風にゆると首を振るう。]

 アミュレット、選んでくれたんだ。
 ……楽しみ。

[耳元を掠める指の甲にくすぐったそうな吐息が微か甘く落ちる。]

(51) 2014/11/15(Sat) 22時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[フランシスから同族が居るらしきを聞いた時から
彼の中にそれが懸念としてあるのだと理解していた。
けれどこの保護者ほど深刻に考えていないのは
未だ同性にそのような感情を懐いた事がないから。
経験の差が顕著に出た結果ではある。
下に、とフランシスが促す>>0:734にこくと頷く。]

 ――…だな。
 せっかくのスープが冷めちまう。

[細工師の名が紡がれるを聞き
ちら、と一度バーナバスの方に視線を向ける。
目があえば軽く会釈だけを向けて
やはり自分から積極的に人に近づこうとする傾向はないまま。]

(52) 2014/11/15(Sat) 22時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[部屋についてラルフ>>3が言う事に異論はないよう。
あいていると示された部屋に視線向けて頷いた。]

 あー、荷物もってくれば良かった。

[外套を置きにゆくをみてぽつと零す。
心配そうなフランシスの貌>>0:745
ドナルドは小さく肩を震わせる。]

 ――…別に

[楽しくない、と言えば嘘になるから短い音のみ零して]

 雪が止めばすぐ離れる。
 きっともう会う機会もなくなる。
 旅で会ったひとたちと同じだよ。

[違うのは同じ血の性を持つことくらい。
心配するなという風にフランシスに言葉を向けた。*]

(53) 2014/11/15(Sat) 22時半頃

 間違っても
 犬や犬の飼い主を噛んだりしないよう
 なに 雪がやむまで…………

[集中し研ぎ澄まされるのと
 普段に戻るのを
 二度ほど 繰り返す]

 …………俺たちのこれって
 しられない方が 良いのかな

 俺は 狼だって何回か言ってるけど……
 ラルフ 君は違うのだろう?
 


 うん。
 うっかりかんじゃったら、きっとたべたくなる。

 ……雪がやめば、いいのに。



 どう、なのかな……
 ああ、でも、――俺、フランシスにも、先祖がえりって、伝えてないから。

 知られないほうがいいかも……

[心配性な保護者に、心配をかけたくないと、ぽつり]




[的に刺さる瞬間 兎の時のような 高揚感はーーーない]

 



 ーーーーーーーーー…………
 

 …………飢えたら 互いに何か考えよう
 何か 衝動を散らすのを
 

 そう わかった 
 俺も表向き変えると……人間や犬の中に
 混ざるのを拒むのが難しくなる


 利害一致 だね


 僕に何かあれば
 ――……シメオンを 頼む。

[人の動く気配や物音に紛れる程度の、微かな囁き。

身勝手な願いであることは承知している。
だからこそ、彼にしか告げられないのだ。

ディーンは数瞬の間、じっとベネットを見つめて、視線を逸らす。
それは、彼への懇願の視線であり、今は何を問われても答えるつもりがないことの意志表示でもあった。]




 ――――うん。
 なにか、ないと、ね。

 一人だったら耐えられないかもしれないけど……
 ふたりなら、たぶん、大丈夫。



 混ざると危険なら、現状維持、が一番かな。




 雪でーーー頭を冷やす とか
 厚い雲で月は隠れてる
 ーーーーきっと なにもないさ




 演技はあまり得意じゃないから
 あれだけど……面倒かける
 ……生業はまだみについてないのか?



……ディーン?

[酷く、深刻な声色であったとフランシスは感じた。
濃紺の眸と、緑色の眸がかち合って、
けれど、問いかける前にそれは逸らされた。
懇願――のいろ。でも。今はきっと答えてくれない。小さな頃から、頑固だった]

わかった、……よ  でも

……整理がついたらで良いから、
……教えてくれると、嬉しいよ

おれは、もしも、なんて、……いやだから な?


 満ちていても、見えなければ――
 感じていても、目にするのとは、違うしね。


 気にしなくていいよ。
 ――楽器相手、だから。
 音を聞き取るのはできても、練習不足な面もあるし……

 まだ、完璧とはいえない。


【人】 小悪党 ドナルド

―― 二階居間 ――

[フランシスやラルフと近い席でスープを飲む。
図体が大きな分だけ食事の量もそれなりに必要で
おかわりを頂戴して胃を満たした。
ラルフの言>>4にフランシスの声>>12が続けば
ドナルドは思わず微か苦い笑みを浮かべて]

 ほんと、過保護。

[と、困ったような声で呟くけれど
バリトンにそれを厭う響きはなく。]

 あー、俺も湯は使いたい。

[尋ねにうんと頷いて賛同した。]

(74) 2014/11/15(Sat) 23時頃


 思い込めば 気持ちも変わる


 へぇ 楽器…………人のいるところに
 ある生業なんだね…………
 触ったことないや へぇ

[二回 感心したように 思う
 全く音楽とは無縁の世界の住人]


【人】 小悪党 ドナルド

[フランシスにより手渡されるはアミュレット。
装飾施された耳飾には己の髪色と似た石。
カーネリアンに視線落し彼から丁寧な説明を受ける。]

 さすがフランシスの見立てだな。
 ラルフ、似合ってる。

[ブローチつける様をみれば
フランシスと同じ感想を向けて笑んだ。
耳飾だけでなく、装飾品らしきものとは無縁だった。]

 これ、左耳のどの辺に付ければいい?

[己の薄い耳朶を軽く耳でつまみ尋ねれば
手伝いを受けてそれは難なく左耳を飾る。]

 フランシスの祈りと、勇気と誇り。
 それにみあうようになりたい。
 ……ありがと、フランシス。

(75) 2014/11/15(Sat) 23時頃

【人】 小悪党 ドナルド

―― 三階部屋 ――

[眠そうなラルフを部屋に運ぼうとするフランシス>>15を手伝い
二人の外套が置かれる部屋まで戻る。
ついでに運んだ荷物と外套を部屋の片隅において一息つけば
微かな旋律>>15が聞こえそちらを向いた。
すぐに止む透明な音色に隻眼を眇める。
眠るラルフ>>29をちらと見遣り目を細めるさまは柔らかく。
彼の口許に気付き子守唄が淡く紡がれる>>39
安堵で些かドナルドの瞼も重く感じられた。]

 ――…ン。
 フランシスも。

[休むといい、と思いながら声を返し
ドナルドは椅子に座る姿勢でゆると目を閉じ暫しの休息をとる。]

(76) 2014/11/15(Sat) 23時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ラルフの声>>42が微か聞こえる。
それが目覚めを促して軽く眉根を寄せる。
雪道を歩いたことよりも
ひとの多い場所にいたことで気を張っていたせいか
己が思うよりも疲れていたのだろう。
ドナルドが目を開けるのはラルフが部屋を出た後だった。]

 ――…ふ、ぁ。

[寝たりぬという風にあくびが漏れる。
それでもぐっと腕を上に伸ばし背を軽く反らして
その眠気を振り払い、腕を下した。]

(78) 2014/11/15(Sat) 23時半頃


 だね。
 気をしっかり持ってれば大丈夫。




 うん、人がいないと、仕事にならないから。
 音楽は好きだし、楽器の音が綺麗に鳴ると気分がいい。

 いままで人の中でも、問題なかったし……
 これを生業にしても、いける、とは思ってる。


[楽しげな思考と、
 祈りが滲む]


 

 ーーー不思議な感覚


[音楽のことに滲む様々は楽しげは知っていても
 祈りは知らない
 獣は何かに祈ることがないから
 言葉でしっていても 感情に滲むような
 本当の祈りを知らない
 せいぜい知っていて願い]



 この感覚 悪くないから
 そうであるといいね…………

[ふっと笑むような滲む]



 うん。


 ありがとう――――


[届いた笑みに、小さく返す]





[小さくかえるのに頷きと
 空腹が満たされて行く感覚]


【人】 小悪党 ドナルド

―― 三階部屋 ――

[部屋を見渡す。
椅子で転寝するフランシス>>82は居れど
ラルフの姿は其処になく不思議そうに首を捻る。
起きる間際に聞こえた声は夢でなかったのかもしれない。
そんな事を思いながら立ち上がり保護者へと歩み寄る。]

 疲れてンならベッドで休めって。

[ぽつと言葉を落としてフランシスの横から手を伸ばした。]

(91) 2014/11/16(Sun) 00時頃


[届く思考に小さく笑みが滲む]


 ある程度、覚えたら、また上にもどるよ。

 教えてくれてありがとう。




 ん…………その方がいい
 そうじゃないと 違和感だろうし

[笑みの滲むは感じても
 まさか腹が満たされるにとは思わず
 不思議そうな気配滲んだまま]


 こう…………もつ
 で…………こう

[思考で告げれば口には出ない
 表向きは変わらないように]



 うん、あんまり一緒にいるのも、よくないかもしれないし。

[頷く気配。

 ふしぎそうな様子には何も言わぬまま、弓の引き方について教えてくれる思考に、まっすぐに学ぼうとする意思がかえる]

 とりあえず、なんとか届くようになったし。
 ありがとう。

 それじゃ、上に戻るね。

[顔は見えなくなるけれど、
 話すことはできるからそれほど後ろ髪はひかれない]


【人】 小悪党 ドナルド

―― 三階部屋 ――

[耐えきれぬものが漏れるようにフランシスの喉が震える。
綴られる音色>>101に覗き込むように動けば
眉間に影落ちるが見えて、呼び掛けようと口が開く。]

 ――…、

[ドナルドの手が肩口から項へと回された時
腕には傾がれた彼の額があたり抱きとめるような形で]

 ……フランシス。

[悪夢ならそれを払う心算で改めて、低く名を綴る。]

(107) 2014/11/16(Sun) 00時半頃



 ああ 万が一…………あるのかな?
 ちょっと 想像つかない



 手先 楽器使うから器用かな
 悪くないと思うよ
 …………ん
 周りの犬や人間で変な様子ないようにも気をつけて


【人】 小悪党 ドナルド

[苦しげな音色と頬に影落とす睫の震え>>115
ツキ、と微かな痛みを感じる。
寝台まで運ぼうと思っていたのに
其れを忘れて動けなくなってしまったのは
フランシスのみせる見慣れぬ色のせい。
滲む眸に隻眼が注がれる。
そのくちびるが綴ろうとする音が聞き取れず]

 ……今、なんて、

[聞き返す言葉をフランシスへと向けた。
視線が交わり呼ぶ声に抱きとめる形のまま頷いて]

 ン、……ヤな夢でもみた?

[軽く首を傾いで案じるように柔い尋ねを向ける。]

(120) 2014/11/16(Sun) 01時頃

ドナルドは、バーナバスの細工である耳飾をつけるまま。

2014/11/16(Sun) 01時頃


ドナルドは、ベネットの眠りさえもアミュレットに守られれば良いと思う。

2014/11/16(Sun) 01時頃


 寒っ



 汗は拭ってから行くべきだった


 間違いを犯さないために



 間違いで 衝動のままに食べないために


人を食べると言うことは



いや今はダメだ 思い出すな


[足取りが早足程度になるころ
 先ほどの思考とは打って変わって
 気がはやる そわそわとした心地滲む]


【人】 小悪党 ドナルド

―― 三階個室 ――

[纏う衣服に絡むはフランシスの指先。
頬を撫でる手は楽器を調律する繊細なもの。
何かわからぬまま、錯覚しそうな眩暈を感じる。]

 ――…、

[良かったと綴られる言葉に
フランシスが何を重ねるかは知れず途惑いが過る。
彼の双眸に滲む味に堪えるように柳眉を寄せた。]

 謝らなくていいって。
 昔の夢、か。
 つらいなら忘れちまえ。

[低く抑えた声音で囁き、抱きとめた腕にゆると力を込めて
己の胸元へと引き寄せる。]

(145) 2014/11/16(Sun) 02時頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2014/11/16(Sun) 02時頃


[思考は驚愕に包まれる]


 ただの物静かな人物


 としては 不自然なほどの静けさ





衝動と警告が入り混じる


【人】 小悪党 ドナルド

 ……痛い、けど。

[何処が痛むとも言えずあれば
フランシスの指先>>157の感触が目許に触れ睫が小さく震う。]

 ――…忘れらんねぇか。

[忘れろと言いながらも苦くとも忘れられない過去がある。
左目と引き換えに抑えた衝動。
今は静かになりをひそめているけれど
それが失われぬことをドナルドは知る。
彼の抱える思いは知れぬまま困ったようにぽつと紡ぎ]

 フランシスは十分頑張ってるから
 これ以上頑張ろうとしなくていいって。

[微笑み見えると一瞬躊躇うような動きの後、腕を緩める。]

(160) 2014/11/16(Sun) 03時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[不安な時に支えてくれた保護者。
昔は大きく感じられたのに
今はすっぽり腕に包めるほどの大きさで。]

 だって、俺、もう二十歳だし。

[まだ一人前とは言えないけれど
それでもいつまでも守られてばかりではいられないと知る。]

 こうして貰うと安心した、から。
 だから、お返し。

[行き過ぎた動きと思いながらも
そんな言い訳をさもそうだという響きで落して形よく微笑んだ。**]

(161) 2014/11/16(Sun) 03時頃

ドナルドは、フィリップに話の続きを促した。

2014/11/16(Sun) 03時頃


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2014/11/16(Sun) 03時頃


駄目だ これはただの衝動
これは 食欲でもなく 一瞬の
嵐のような衝動



駄目…………駄目なんだ


 甘い 違う 甘くない
ただの血液 違う これは違う


ひっ…………!


[滲み続ける衝動の それを拒もうとする精神の
 せめぎ合いが続く]


[衝動に快楽を上書きして
 食べてしまわないように
 食べてしまわないように
 ただ それだけを願う]


快楽を代償行為として衝動を散らす
咄嗟に殺さずに済んだ 襲わずに済んだ


ーーーけど 本当にこれでいいのだろうか?
寒い とても寒い…………



 わからないけど、万が一があったら、こわいし。


 ありがとう。
 ほめられると照れるね。


[気恥ずかしさがにじむ。
 気をつけて、には小さく頷きを返し]

 そっちも、なにかあったら教えて。





 ――風邪、ひかないようにね。




 どうか、した?


[伝わる驚愕に静かに問いかける。


 けれど、衝動をこらえるような思考を感じれば口をつぐみ。
 落ち着くまで、声をかけることはなかった]


[ほんの少し前 それが遠く感じる
 感じた気恥ずかしさや 気遣いや

 そっちこそ と風邪の話に口にした
 上がどうなっているか
 こちらより暖かいだろうけど

 ーー嗚呼 風邪 そうだ 服 けど]


 ………………俺ーーー



 何かあった 何かあったけど
 どうしよう なんで 俺ーーーーー

[混乱が滲む]




 フィリップ……?

 何が、あったの。

[届いたのは衝動を誤魔化すもので。

 快楽がにじんでいたのも、理解はしていた]

 大丈夫?

[落ち着かせるように、問いかける]


 何かーーーーラルフ 俺……

[躊躇う ある程度成長するまでは
 集落で暮らしていた
 だから 人並みに倫理感も羞恥も 最低限はあって]


 衝動を散らしたかったんだっ!
 だけど 気持ちも良くて………… 

 こんな 散らし方…………

[うかがう様子に 問いかける感触に
 衝動を抑える方法 けれど内容は
 伝えていいのか 躊躇う
 躊躇いながらも 気持ちは消沈したまま
 落ち着きは少しずつ 取り戻されて]



 衝動を覚えるようなことがあって。
 それを散らす方法が――伝えにくい、と……


 どんな方法であっても……
 食べたのじゃなければ、まだ、誤魔化せるんじゃない、かな……

[羞恥と、快楽と。
 伝えにくいということがわかればなんとなく想像もできる。
 思い至ったことを言葉にはしない]


 ーーー…………うん



 誤魔化せる…………かな

 …………最中も笑ってはいたし 
 内緒にしてもらえれば 誤魔化せる?

[トレイルが話せないこと
 ……静かすぎることに違和感は覚えても
 まだはっきりと核心には至っていない]



 人間が怖いのか 自分が怖いのか
 ーーー…………わからない…………
 




 きっと誤魔化せるよ。
 笑ってたのなら……頼めば、なんとかなる、かな。





 わからないの、怖いね。
 ――――気を散らす方法が、
 ほかにもあればいいのに――


[閉じ込める雪の音はまだ聞こえている。
 小さくため息をついた]


 ……内緒に とは 言ったけれど……
 はっきりと 声で 是 はもらっていない……





 ーーーーー………うん
 そうじゃないと……ーーー

 ……突き放して いいからね……
 もしもの時 俺が変わってしまったら……



 じゃあ、あとで、確認しておかないと。
 ――でも、伝えにくいことなら、
 誰にも言わないんじゃない、かな……


[希望的観測をぽつり、こぼす]


 もしもの時は、そうするけれど。
 フィリップのほうも、そうしてね。

 ――俺だって、いつ、どうなるかはわからないから。


 ……トレイルと 二人きりになるのは 怖い
 また……何か 衝動が首を擡げたら

 
 ノックス……いや ニコルと彼が
 一緒の時 ない かな…………
 あの ふんわりした 彼がいる時なら……

[希望的観測に縋りたくなる けど]



 …………………………ーー
 …………………… ………


 ーー……………………ラルフは 人を 食べたことは? 




 トレイルと……
 彼、静かすぎるから、なに考えてるのかよくわからないし。
 衝動は、怖いね……


 ニコラと一緒のときがあったら、教えるね。

[誘導するのは、難しそうだけれど]

 ノックスがいつも一緒にいるみたい、だからなあ……

[いや、そうでもなかったかと、昨日を思い返すけれど。
 いま目の前ではそうなので、よくわからないと思考ににじむ]


 ―――――
   ……まだ、ない、けど。


 ……口はあくけど……咄嗟に声が出ない
 ほどって……


 ノックスは……すごい 過保護 だったから
 ばれたら 殺されそう……

 どちらにしても 一回 火に 当たらなきゃ
 ……びしょ濡れなんだ 寒い
 二人が揃いの時か 人が少ない時……

[面倒かける と申し訳ない気持ちが滲む]



 ………………どっちが 後悔する かなって
 衝動的に 始めて喰べてしまうのと 今回の散らし方

[慰め方から 大枠ばれていると 判断して]



 ――その状態で声がでないなら……
 しゃべれない、のかな……


 ……殺されない程度に、がんばって……

[過保護な様子をみていたから、否定できず]


 びしょぬれなのは大変だ。
 ――居間に人が少ないって言えば、今もすくないけど。
 これる?

[もしくは、温泉で温まるのもありじゃないだろうかと、少し思案して]

 
 それは……わかんない、ね……

 ――どちらも、やってみないと。


 …………ああ ……納得 する


 ん…………少ないんだ 行こうかな……

[温泉は提案されればじんわりと怯えが滲む
 ……まだ トレイルがいる かもしれないし]


 

 どっちも やってみないでいいよ……
 ……母さんが 最後に教えてくれたのが
 人型の存在を喰べることーーーー
 
 けど……どちらかしか選べない状況なら
 ……ラルフが喰わないほうがいい




 しゃべれないなら……そこまで広まらない、かも。


 うん、上に来るなら、待ってる。


[居間には、ノックスとニコラのほかには、ディーンとホレーショーの姿が確認できた]

 人型――……血族も、食べることができるから、か……



 ――……うん……
 がんばってみる。


 ノックスにだけは……どうか

[先ほども否定はかえらなかった
 思考の中で 人の良さそうな笑み浮かべた
 ノックスが 何故か出刃包丁を構えている
 そんな姿を視覚的に思い浮かべて]


 ーー……美味しいと 思ってしまった程度に
 俺は獣なんだなってーーーー

 協力するーーーー 

 もうすぐ つく


【人】 小悪党 ドナルド

―― 三階個室 ――

[痛み感じぬ頬に己とは違う温度が触れる。
上手く歌えなくなった楽器を癒し歌わせる魔法の手。
調律師である保護者、フランシスが案じる相手が
今は自分であることが彼の言動>>169から知れる。]

 痛い。
 ……痛かった。

[痛みを訴えればまた撫でてくれるだろう。
けれど心配そうな貌をさせるは本意でなく過去形に言い換えて]

 けど、フランシスのが痛そうだ。

[伏せる眸から微か滲む痛みと苦さを取り除きたいと思うのに
ドナルドにはその方法が分からない。
小さな笑みと言葉聞こえれば、近くある喉をクツと小さく鳴らす。]

(195) 2014/11/16(Sun) 12時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ノックスに告げた思いが当人に伝わっているとは知らず
フランシス>>170の紡ぐ透明な音色に耳を傾ける。]

 ――…大人なのは身体だけ?

[笑うような音を滲ませ]

 お返しには全然足りねぇけど。
 それでもフランシスから貰った分、
 少しでも返していけるようになりたいと思う。

[未熟な己が言うのも烏滸がましいことかもしれない。
安心した、という言葉に微か安堵の色を浮かべる。]

(196) 2014/11/16(Sun) 12時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[胸に凭れるを感じれば緩めた腕にまた力が籠る。]

 ――…いなくならない。

 不安になったら、いう。
 だから、フランシスも――、そうして欲しい。

[思い出と重ねるを感じながら
今はそれを己に向けるものと思い
フランシスの囁き>>172を思いごと受け止める。]

(197) 2014/11/16(Sun) 12時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[立ち上がる気配>>175に些か名残惜しげに落ちる腕。
一歩、後ろへと下がり]

 ……みたいだな。
 気付いた時には出てった後だった。

[毛布の件に「ああ」と声を漏らす。
ラルフもフランシスを案じている。
言葉にせずとも彼には伝わっているだろうから
あえて口にせぬまま一度扉へと目を向けるが
直ぐに動こうとはせず暫し其処に留まる。**]

(198) 2014/11/16(Sun) 12時半頃


 ……伝わらないことを願うね。

[同じ過保護でも、ノックスとフランシスは違って感じる]


 ――美味しかったんだ。
 それは……あぶない、ね。

[一度知ってしまったら我慢できるか、わからないと思う]

 うん。
 俺も、協力する。


[フランシスのそれは知らないから
 比べようはないけれど
 少なくてもホレーショーとは異質な]


 ……………… ……

[思考で嘘がつけるか つけない気もする
 だからこそ 同じようにかえる言葉に
 驚きの思考の空間]


 協力の 意味…………ーーーー
 どっちも知らないなら 無理 しないで


[しばし途切れる思考に、ゆるく疑問符を飛ばす気配]

 …………
   無理はしない、けれど。


 せっかく、話ができるのに、
 フィリップだけによりかかるのは、いやだし。


 できる範囲で、手伝うから。


 ーーーー充分 助かってるよーー


 すぐに落ち着けたのも
 こうして 思考を介して
 知っている存在があるのも


 ーーーーーーだから


 と 思っても 君は頷かなさそうだ



 そう?

 だったら、いいけど……
 ――でも、やっぱり、手伝えることがあるなら、って思う。


 ……それが負担になるなら、控えるけど、さ。


 負担……って言うか……なんだろう

 生業が 人から離れられず
 きっと いつか 制御を覚えて
 誰かと 恋をした時ーーー
 そう言う相手と した方が いいだろって

 そういう時 後悔させたら やだな と思う



[しばらく、考えるように沈黙が続いて]


 ――恋とか、するかどうかよくわかんない、けど。


 ……きっと、後悔はしないと思う。
 思うとおりにやったことを悔やんだりは、しないよ。


 母さんはさ……父さんを食べた らしいんだけど
 後悔はしてないって


 ーーラルフも そう言う 気質なのかな……ーー


[沈黙の果ての思考に 思ったのはそんなこと]


 そうなんだ……

 きっと、食べたことで、一緒にいられるから、じゃないかな……


[よくわからないけれど、と呟く。

 それでも、きっと似たような気質なのだろう]


 ………………どうなんだろう

 俺は 母さんと今も一緒なのか…………

 いや きっと ただ食べるだけじゃ
 だめ…………なきはする
 さっきの時も そう思って…………




 よくわからない、よね……
 いままで考えないようにしてきたわけだし……


 ――食べるだけじゃ、だめなら。
 相手の気持ちが、いるのかな……


 ずっと考えず 遠ざけてた

[同意する気持ち一つ]

 相手の気持ち……だけでいいなら
 俺は 母さんを今も感じられる


 けどーーー




 考えてしまうと、欲しくなるから……


 ――気持ちだけじゃ、ないのかな。
 ほかにも、――?

[まだ、未知の感覚。

 気になることがイコール衝動につながるわけではないけれど。
 どこか落ち着かないものが、ひそやかにある]


 ーー……欲しくなる……のかな?
 それこそ 考えたことも 無かった


 わからないね……知らないから
 ……欲しくなるのかな
 誰かを 衝動だけじゃなくーーー

 あるのかな?


[視線に込めたのは苛立ち。

 僕には僕の考えがある。
 ‘保護者’の君なら分かるだろう?

 何故、わからない? と、棘含み。]


[ディーンは視線を真っ向から受け止めた。
考え方の差異は人の常だ。
それは作品の受け取る感性の多様さにも似ている。

ディーンの表情は、変わらない。]


[きっと、ディーンにはノックスの懸念が分からないのだろうと、変わらぬ表情を見て思う。

 同じ‘保護者’のはずなのに。



 同行者に抱く想いの根底は変わらないと、思ったのに。]


[ 鳥は警戒しつつ、
ディーンの様子も窺った。
囁かれた懇願が、気にかかって。

心配そうな、視線を向けた時間は短くない。
よもや、彼の同行者とうまく行っていないなんてことは、ないだろうか]


[鳥に人差し指を噛ませる様子を眺める素振りで、ディーンはベネットの視線から目を逸らす。
何も話す心算の無い、拒否の姿勢は相変わらずだ。

直に聞かれることのない限りは、幾らでも逃げられる。
――それが卑怯なことだと分かっていても。]




 いままで、考えないようにしてたから、
 わからないね……

 衝動だけじゃないのが、あるのかもしれない……


 

 ――よく、わからないけど……


[ノックスの連れや他に聞こえないよう、声を潜める。
傍目には昔馴染みの内緒話程度に見えるよう。]

 お前の連れは…「まだ」か?

[まだ獣の性に目覚めてはいないのか、と問う。
目覚めていることにも危惧はあるが、目覚めていなければまた別の危惧もある。

どちらにせよ、互いの連れを遠ざけておきたいのが本音であって、それをノックスに指摘されれば隠すことなくあっさりと頷く。]




  ――血の、におい。


[ざわり、とうごめくものがある。

 近づきたいけど、
 近づきたくない。

 そんな葛藤がにじむ]


(よもや、彼らまで?)

(確かめなければ)

[ 話に集中しているなら、バーナバスとノックスがその視線に気づくかどうかは、わからない。でも]


―ディーンに向けて―

ディーン……あの、

[ 先程は、前のように目を逸らされたが
今度は答えてくれるだろうか――聞く内容は、いまは違うが ]

……君は、此処に居る
“ 同族 ”のこと、どれくらい把握、してる?

ノックスたちは、“ そう ”だと、思うけど
……バーナバスたちの、ことは?


[密やかなベネットの声を聞く者は、ディーンとルーツだけだ。
どうやらルーツが苦手らしい様子のベネットから、右腕を少し遠ざける。]

 ……君たちと、僕たちを除くなら、
 フィリップは、そうかも知れない。
 バーナバスたちのことは、分からない。

[ディーンは、フィリップと交わした会話を思い出す。
断言しないのは実際に確認したわけではないからだ。
それよりも、ディーンには気に掛かる節があった。
微かに瞼を伏せ、細く息を吐く。]

 ノックスたちも、なら
 ……ニコラも、そうなのか?


 ……まだ、だよ。

[少なくともそんな話を彼等から聞いたことはない。
 卵を見せた時も、何とも。]


 ……ねぇ、バーニィ。

 僕は、堪らなく    怖い、よ。

[そっと押し出した声は、思いの外弱々しかった。
 愛し子達に吐露した不安や本音とは、また別の話。]

 変だと思ったらすぐに教えるようにとは言い含めたけど。

 ……プリシラは?

[まだ、ならば。恐らく願いは同じだろう。]


 ーーーーーーけど…………

[言語化の途切れる思考 緩く傾げるような]
[じっと 思考は静かに
 時折 ノックスの過保護に 苛立ちが滲む
 けれど 取り敢えず
 三人で話せる環境につけば
 安堵 と 緊張

 その思考が それたのは]


[ざわり 衝動と言うには淡い感触
 背中を撫でられたような
 生肉も遠ざけている 思い出す]


 ーー近づいたら……囚われる


―ディーンへの―
フィリップ?
……そう、……かれが、そう言ってたのか?

[ それは、不思議ではない。むしろ
ぱちりと当てはまるような感覚。]

トレイル、たぶん、“ あの ”トレイル、……だから、

[ 謂いにくそうに、フランシスは目を伏せる。
ディーンは知っているはずだ。
歌の不和、高慢な天使の歌声の神童は名高く
ひどく落ち込むフランシスのことは、その影に。]

彼を連れて居るノックスも
ニコラも、“そう ”だと、思う……


ディーン。


ニコラが、
どうか、したのか?

[ 特定の、同行者以外の名前に――フランシスは、区切り、強調して、尋ねた ]


【人】 小悪党 ドナルド

―― 三階個室 ――

[保護者が撫でた頬が微か熱を帯びるよう。
すぐに大丈夫と言えばよかったのに
子供じみた事をしてしまったと思う。
フランシスの柳眉が下がる>>230を見れば
言葉通り大丈夫そうとは思えなかった。]

 ン。

[思いを飲みこみ短い一音だけを零す。
言い方や考え方についての言にゆると頷き]

 そうなりたい。

[支えが必要でなくとも、
支えられる者となりたい。
そんな思いを込めて保護者に向けて希望を口にした。]

(278) 2014/11/16(Sun) 20時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[フランシスの手が握られるをみて隻眼瞬かせた。
何を思うか、聞きたいのに訊けず。
どうするか尋ねる声>>250に考えるように首を傾け]

 荷物、ちぃと手入れしてから行く。
 湯は、そうだな、それが済んでから行くかも。

[返事をして、部屋を出る保護者を見送る。]

(279) 2014/11/16(Sun) 20時頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2014/11/16(Sun) 20時頃


 ……直接聞いたわけじゃない。
 ただ、僕がそう感じただけだ。

[ディーンは、1階でのフィリップの言葉を思い返す。好戦的にすら見えた瞳と、狼の話。
しかし、それは直ぐに頭の端に追いやられた。ベネットの口から聞こえるトレイルの名前に、過去の記憶を探る為だ。
彼と過ごしていた幼少期の頃の記憶をなぞる。ベネットが沈みこんでいた時期の辺りを入念に思い返して――見つけた。

ディーンは天使と称された彼の外見を覚えてはいなかった。結びつくのは名前のみであり、それもベネットの表情を曇らせるものであるなら、口にすることは意図的に避ける。]

 ……いや。

[普段嘘を口にしない人間の嘘は、白々しい。
疑問を否定する口振りは変わらないまま、しかしディーンの眉間の皺は俄かに深くなった。]



…っ、ディーン、……

[追及しなければならなかったのに。
今のは、きっと、聞き逃してはならないことだったと
フランシスには思えた。
また逃げるように視線を逸らされる。
不安を、掻き立てられる―――]


[聞けば同じ問いが返ってくる。
当然予想されたそれに小さく首を横に振った。]

 まだ何も。
 あいつは、何も知らない。だから…俺はそれが怖い。

[経験がない故の無垢は、いざという時には瞬く間に望まぬ色に染まってしまうことだってある。
一度汚れを知った者よりもはるかに容易く抗えない波に飲まれることも。]


 だって、この『赤い果実』は――…

 僕達の秘密に、良く似てるものだから。

[低い声は、フランシスにも届くだろう。]



 ――……

[赤い雫がたれる。
 それに彩られる姿を幻視して、小さく息を呑んだ。

 ざわり、揺らぐものを、振り切るように]

 血の匂いは危険だ――

[ため息をつくような、そんな思考]


[そう、これは物語では無い。
それよりも生々しく、逃れることの出来ない業を記している。
ノックスには、分かるのだろうか。
ディーンは伺うような視線を彼に向ける。]

 ――……これは、業だ。
 罪だと分かっていて、口にしたくなる。

[少し歪んだ業を持つディーンにも、食欲を抱いたことはある。
しかし、この文章は――まだ、完結してはいない。]




 ーーー…………うん


 衝動は……湧き上がると一瞬 だった
 だからーー気をつけて

[衝動だけで喰らうこと そこに 辿り着かせないように
 けれど あれは一瞬で 何ができるのか
 ただ 安じるばかり]




――……「人狼」。

[ぽつり、呟く、透明なこえ。]



 そうなんだ……

 ――――わかった。気をつける。

 血の匂いがつよく感じるのって……
 やっぱり、月が満ちてるから、かな――

[案じる気持ちに、すこし、暖かいものを感じて。
 気を引き締めなおす]


 業は棄てられない。背負い続けなくてはいけない。

 だから、誘惑を振り払い、口にしない努力をすべきだ。
 そして、僕たちはそれが叶っている。

[違うかい?]


 ーー………そうだとは 思う

 せめて 月が細ければ
 きっとラルフも……俺もーーーー


 知るのは怖いね
 考えてこなかった
 ……考えなくちゃいけない気もした


 けど 怖いーーーー


 うちのニコラが、君を指差した。何度か……ね。

[知っての通り。]

 それだけと言ったらそれだけ、だけど――…ニコラはダメだ。


 君も‘保護者’の一人なんだから、必要以上に用心して欲しい。


[フランシスの方をちらりと向き、唇に指を立てる。それだけで、伝わるだろう。

 トレイルの事を思い出させるから。]


―― っ…

[人差し指を立てる仕草、
口を噤んで、物思うように眉を寄せた。]


[間近で、同じような立場であるはずの保護者たちが交わす会話を、嫌でも耳は拾ってしまう。

誰か、己の懸念など笑い飛ばしてしまってくれ、と。
そう思うのに。]


 うん……怖いね。


 月がほそければ……こうして、同じ場所にいても、
 大丈夫だったかもしれない……


 衝動がどういったタイミングでおこるのか。
 わからないけれど……違和感を感じたら、離れたほうがいいのかな……


[でも、離れたくないとも思うそれが、危険だとはわかっている]


 ……君の言っていることは、きっと正しい。

[ ――だが。]

 ニコラがどうするかは、ニコラが決める。
 僕がどうするかは、僕が決める。

[ノックスの要請にはやはり、是とも非ともつかない返事をした。
密やかな声は、近くにいるベネットにも拾えてしまうだろう。
ディーンは、ベネットの方を見ることが出来なかった。**]


[バーナバスにも聞こえているだろう、やりとり。
視線をそっと送り、表情を窺う。]

……はやく、吹雪が、止めば――いい

[――きっと、だいじょうぶ、
そんな気休めのような言葉は
フランシスには、謂えなかった。]


 ーー……同じように 怖がってくれる
 存在がいると 少し 落ち着くね


 ーーそれかー二人きり にならない……?
 ……少なくても俺は トレイルと
 二人きりに なるのが怖いーーー

 他の人とも そう なのかな…………
 二人きり は怖い


[――やっぱり、うそじゃないか。


緑の眼が、ディーンを半ば睨むように見るが
彼は眼を逸らし、視線がかち合うことは、なかった]


 一人じゃないから、心強いね。

 ――いつも、注意されてたのは、

 あまり強い気持ちを相手に向けてはいけない、って。
 恋を覚えたら、危険だって……

 二人きりになりたいと思う相手が、危険なのかもしれない……

 ほかの人とは、どうかはわからない、けど――

 トレイル以外にも、だったら。
 二人きりにはならないほうが、いいね……


[早く雪がやめばいい。]

 まったくだ…。

[フランシスの言葉に苦く呟き返して。
早く雪が上がるようにと願う。]


 うん…………一人で人間の中だったら……



 恋………… 強い 気持ち
 わからないね……知らないから

 そう そうだ……親しんだ 相手を喰いたい
 そうなるはず…………なんだけど

 ーー俺のは 何か違う
 トレイルに対しての あれは…………
 …………他の人とも……用心する

[ラルフの思考に素直に同意を返す]


【人】 小悪党 ドナルド

―― 三階個室 ――

[大人にもなりきれず子供にもなりきれない。
そんな半端さに嫌気がさす。
は、と音たて盛大な溜息を吐いた。

椅子ある場所から荷物の方へと移動ししゃがみこむ。
鞄の中身をひとつひとつ丁寧に確かめて]

 ――…ン、濡れてねぇか。

[ほ、と安堵の息を漏らす。
無事であった道具と、楽器を撫でてまた仕舞い込む。]

(316) 2014/11/16(Sun) 21時半頃

    ………ハっ、

[呆れて物が言えないとは、この事か。]

 決めるも何も、あれは意思とは関係なくやってくる。
 災厄だ。



 ……あぁ、そうかい。
 シメオンにも同じことを言うんだね、君は。

[何故、そんな目で見られなければならない。
 藍鉄を射貫くようなフロスティブルーは、止まぬ吹雪の様に冷えていく。

 正しいと言いながら。まるでニコラが堕ちても良いとすら聴こえる返答。保護者失格だなと視るのを止めた。**]



 うん……、一人じゃなくて、良かった。



 知らない気持ちだから、余計に怖いのかもね……


 ――気持ちがなくても、衝動は、起きる……?
 それだと、危険だ……

 俺も、そうなるの、かな……


[気になる人がいる。
 それは過去にまかれていた種。

 衝動の種類があるのかすらも知らぬまま、不安がよぎる]


 ーー恋が こういう
 穏やかなものなら 良いのにね…………

[いることに安らぐ 落ち着く
 ふっ と思考が笑みをこぼして]


 喰いたくなる……いつか知ったら なるのかなぁ

 …………あの衝動が恋なら
 即物的すぎないか ……てのはある……
 し ……二人きりに なるのは怖い

 
 ラルフは……獣だとしても どうかーー………

[ラルフの過去も 気になる人も知らない
 ただ せめて衝動の種類が
 己のように多岐にわたならければいい
 と 彼のまだ知らぬ衝動を思う]


[警戒を孕んだ眼差しを、そっと向けて見まわす。
獣の自覚ある大人と、獣の自覚なき子どもと、獣である子ども。

だれが、脅威になるのか。
否、誰が男の大事なものを傷つけかねないのか、と。]


[感情によって発生するそれを災厄と断ずることは、ディーンには出来ない。
物語には数多の捉え方があり、そこから生まれるものも様々だ。
彼にとっての災厄でも、或いは他の誰かにとっては幸福たりえることすらあり得るのだ。]

 ――……ああ。

[既に同じことを伝えた後だ。
蔑むように吐き捨てられたそれに、ディーンは頷いた。]

 だから僕では、シメオンを守ってあげられない。

[そう呟いて、ディーンはようやくベネットの方へ視線を向けた。]



……だから、って  何……。

[困ったような、怒ったような、複雑な表情を、
フランシスは浮かべていた。]


 ふふ……こんなふうに穏やかなら、
 きっと心配もいらないし、ね。

[一人じゃない安心感と、
 笑みが届く感覚に、小さく笑いがにじむ]


 二人きりになりそう、だったら声をかけて。
 俺でもいたら、違うかも知れないし……

 ――ん、ありがとう。

[願う気持ちに、感謝を返す]


 同感

[衝動の問題に 張り詰めていた気持ちが
 ゆる少しほどけて ]


 ーーーありがとう
 ラルフも…………何か の時には 呼んで?

[実際に間に合うかは わからない
 けれど 少しでも心の保険に
 互いになるようにと]


【人】 小悪党 ドナルド

[次に箍が外れる事があれば獣に堕ちる。
堕ちれば残る片方の目を引き換えとしても戻ることは叶わず。
もし引き換えとするならば、目でなく命であろうと思う。]

 ――…待ってる、か。

[フランシスの言葉>>296がちらと過る。]

 衝動にのまれるわけにゃいかねぇよな。

[そう思うからこそ自重して
なるべくひとと離れて過ごそうとはするのだが
閉ざされたこの空間で関わりを断つのは困難。
生活をしていれば他者と遭遇するは必定。]

(341) 2014/11/16(Sun) 22時頃

 うん。

[おなじように感じる気持ちが伝わって、ほわりと心が温まる]


 何かの時には、呼ぶね。
 呼べるなら、きっと大丈夫、だと思うし。

[間に合うかどうかよりも。
 助けを呼べるだけの理性がある。

 そういう安心が、ほしい]


 暖かいねーーーー



 俺 ラルフに会えて 良かったよ
 満月に 足止めされ ろくでもない かもしれないけど


 ーーそれでも


 うん、あたたかい。


 ――それでも。
 フィリップとあえたことは、良かったと思う。



 満月だって、ぶじに、越せるかもしれないし?

[冗談めかした表現で、願いを呟く]


【人】 小悪党 ドナルド

[己の荷物から離れ
次に使う時の為に一度使われた寝台のシーツを掛けなおす。]

 ――……。

[部屋で出来る事は限られている。
気を紛らわせるほどの衝動も今は感じず
だからこそ気晴らし程度の気分で楽を奏でる事も
音に敏感な者がいるからこそしのばれて]

 湯でも浴びて、
 雪が止むまで怠惰に過ごすか。

[それが良いとは思えぬまま呟いた。]

(354) 2014/11/16(Sun) 22時半頃

 バーニィは、衝動を知らないプリシラを守りたい。

 ―――でしょう?

[目を合わせなかった先程の様子を思い返す。

 ねぇ。プリシラは、バーニィの中でどんな存在になった?


[彼らも、『同じもの』だと――]


[同じ思考がかえれば
 嬉しさが思考に滲んで]

 そうだねーーーううん そうしなきゃ だ
 危険なことに 近づかず
 ……息を潜めるように



 時折 互いに思考で息を抜きながら


やだ。……忘れない。

此処じゃ話しにくいなら
別の、場所でいい。……聞かせてよ。

[ディーンに願う。
されど、――聞き入れてもらえるかは、分からない。]


[嬉しいが重なれば、ほわりと暖かさがにじむ]



 うん。危険なことには、近づかず、ね。


 話すだけで。だいぶ違うし――


[ふ、と思い出したことがある。
 衝動を、片目をえぐってこらえた同行者の話]

 ――フィリップの散らし方と違うけど、
 ドナルドも、衝動をこらえたことがあるよ……

 話を聞いてみるか、やめといたほうがいいのか……

[ドナルドが、まだその身のうちに獣を飼っているのなら。
 眠らせたままのほうがいいかもしれないと、悩む]


【人】 小悪党 ドナルド

[呼び掛ける声に顔を上げる。
振り向けば開いた扉の向こうにラルフの姿>>358が見えた。]

 おう、いるいる。

[易く声を返して寝台から離れ]

 如何かしたか?

[軽く首を傾げた。]

(366) 2014/11/16(Sun) 22時半頃

[このじんわりと暖かさが
 衝動を抑えてくれたらいいのに

 ゆると穏やかに感じながら]

 ドナルド…………ーー
 知りたい とは思う けど

[ラルフの悩むニュアンスに こちらも悩む]


 無理なく さりげなく 聞けたら
 ……かな……迷惑は かけたくないし


[穏やかさが、そのまま
 衝動をねむらせてくれたらいいのに、と]

 ……うん、じゃあ、聞けたら、ね。


 ――あのとき、かなり、しんどそうだったけど――
 でも、うまく抑えられたみたい、で。

 こんなやりとりも、できなかったし……

[できないなら、できないままのほうがいいのだと。
 そう、思った]


 あいつを、獣にしたくねえ。

[身勝手な大人の望みでいい。
男が味わった苦しみから出来る限り遠ざけてやりたい。]


 ……僕は、君に嫌われたくない。
 心配もかけたくない。

[後者は今更だろうか。
ディーンは同行者に言うのと同じように、真実を告げる。
ただ愚直に。]


【人】 小悪党 ドナルド

[向けられる眼差しの位置が僅かずれて感じる。
ラルフが耳飾を見ているとまでは分からず]

 ――…メシ?
 そっか、それで呼びに来てくれたンだ。

[ラルフのいる扉の方へと歩み寄れば
甘くも感じる異臭が微か鼻腔を擽るよう。
見上げる琥珀>>367へと隻眼を向け]

 そうだな。
 ……怖いのは俺自身だ。
 ラルフや、フランシスを傷つけたくはないから。

[断片的な思いを答えとして僅か眉を下げる。]

(378) 2014/11/16(Sun) 23時頃


[ああ、もう、 ばか。

――逃げる折、ディーンを――友人を、そんな眼で、睨んだのだ。
大丈夫、と同行者に繰り返す
そんな自分のことは、棚に上げて。]


[このまま 吹雪が収まるまでーー穏やかに]


 ドナルドを 揺さぶらない範囲で

[念を押すように 思う] 

 
 ーーあの時…………
 …………

[じっと 考える ドナルドの話]


 ……強い人?ドナルドは

[それでも 彼は 人を避けず]




 揺さぶらない範囲……がんばる……


[へたに、起こしてしまったら大変だと思う]

 ドナルドは強いよ。
 片目をなくしても、まだ、同じ仕事を学んでいるし……
 人を、避けがちではあるけれど……それでも、一緒にいるから。


【人】 小悪党 ドナルド

―― 三階個室 ――

[ラルフの問いかけ>>383に悩むように眉を寄せ]

 そうだと思う。
 少なくとも俺の時は、そう、だった。
 けど、俺の場合、いっぺん箍が外れちまったから……

[大丈夫、と言い切れず困ったような響きが漏れる。
不安を拭う言葉を向けられればと思うのに
安易に警戒緩める言葉は掛けられない。]

 ――…ラルフ。
 誰か気になる相手でも、いるのか?

(388) 2014/11/16(Sun) 23時半頃

 ラルフも 無理しないでーー


[がんばるに そう考えてしま ]


 片目…………それって

[ラルフの語るドナルドのそこに
 まさか という思考と この流れ
 と思うと 衝動を抑えたことと
 片目であること に思う]

 それでも……か
 見習わなきゃ…………


 ――……うん、ありがとう。


 あまり、見習って欲しくない、抑え方だけど。
 でも――抑えられたのだから有効、なのかも……

 ――痛みで、抑えられるの、かな……


【人】 小悪党 ドナルド

[ラルフの応え>>395に複雑そうな面持ちで]

 気になるなら、気をつけた方が良いかも、な。

[誰が、と訊かずにいるのは
ラルフが必要と思えば口にするだろうと思って。
可能性の話にははたと瞬きし]

 ――…ラルフがそうなった時は
 俺が全力で止めてやるよ。

[自分がそうなった時の事は言わぬまま]

 不安があるなら、フランシスにも話しておいた方がいい。
 心配かける、とか考えて、言わず大事になったら
 あとで絶対に後悔するから。

[ラルフもフランシスも、己も。
そう思いながら大事な同行者を思う。]

(403) 2014/11/16(Sun) 23時半頃

 痛み…………強い 刺激が有効
 なのかな…………
 
 
 耐えられるなら 耐える方法は
 多いに越したこと ないよね
 目は……弓を射るときないと困るけど……


 そうかもしれない、ね……

 あれだ、混乱してるときに頭はたいてもらうような感じ?



 ……目はね、普通に生活するのにも困るし。
 手も、困るし……

 ううん、どこも、困るけれど……

 衝動をこらえきれないより、まし、なのかなあ……


 出会い頭に 殴ればいいかな……?


 …………どこでも困るけど……
 少なくても ドナルドにとっては
 衝動のままに喰らうよりは……片目の犠牲
 それを選んだ………ーーそういうこと だよね


【人】 小悪党 ドナルド

[気をつけていてもどうしようもなくなる想い。
それでもラルフが苦しまぬよう願いながら告げた言葉に
頷きが返るをみて、淡く目を細める。]

 ン、それなら俺も安心だけど。
 俺はラルフが自分の事を第一に考えてくれるのが
 一番、安心できる。

[図体だけは大きいから止めるのは大変だろう。
そのせいで怪我をさせるもしのびないと思い言葉添えて。
唸る様子には、ラルフの気持ちもわからなくないから
苦い笑みを僅か漏らした。]

 いいこだ、ラルフ。

[同意の言葉にドナルドなりの褒めを向けた。]

 じゃあ、行くか。
 メシの支度してる、フランシスのとこに。

(410) 2014/11/17(Mon) 00時頃

 ……ノックアウトされれば、気絶して動けなくは、なるよね……

[それだけの力で殴れるかどうか。
 そのあたりが不安ではある]



 うん……ドナルドにとっては、そうだったみたい。

 ――だから、衝動に負けるのが、すごく、怖いね。


 それだ いっそ弓で………は 死ぬか……



 …………怖いね……

[片目を失うより 衝動の入りやすさを
 自覚しているだけに]



 ……衝動にとらわれないように
 囚われても 殴るなりなんなりで……止めるよ

 [獣の性質を同じように持つラルフの安心になるように]


【人】 小悪党 ドナルド

 ああ、そうしてくれると助かる。

[ラルフの素直な返事>>413に安堵するように表情が緩む。
そんな素直さも好奇心も彼の美徳とドナルドは思っていたから
それさえも大事にしたい、と。]

 あんま待たせると心配するだろうし。

[クツと喉を鳴らして笑い、
ラルフに続くように廊下へと出て居間を目指す。]

(418) 2014/11/17(Mon) 00時頃

 ……それは、死ぬ。


 衝動が、どんなタイミングでくるかわからないから。
 それがこわい。

[いまだ、ざわめきしか感じなくても。
 これが、おさえきれなくなったらきっと、と思えるものを感じている]


 うん、ありがとう、フィリップ。
 俺も、そうするね。


[こうして、声をかけてくれるだけでも、ありがたいと思う。
 一人で考え込んでいたら、きっと飽和していただろう]


 嗚呼…………それは ある
 怖くて 人間をさけてたはずなのに……


 ……思いっきり 鳩尾に打ち込んでいいから

[殴られるなら 先の散らした行動より
 ラルフにも頼みやすくって
 自分は…………できるだろうか?]


【人】 小悪党 ドナルド

[ラルフが上を気にするに首を傾げるけれど
言われる言葉に少し考えてから頷く。]

 ああ、分かった。

[気をつける、と言っていたばかりだから用心はするだろうと
案じる言葉は重ねず階段おりた所でラルフと別れる。]

(425) 2014/11/17(Mon) 00時半頃

ドナルドは、ラルフのいる方を一度顧みて。

2014/11/17(Mon) 00時半頃


 満月のときだけ、避けていたけど……

 ――なんとか、しないとね。


 うん、少なくとも痛みで動きが止まるぐらいには、思いっきりやらないとね……


 フィリップも遠慮なく、やっていいからね。


 ドナルドも強いし……ラルフも強いね
 それでも 人に関わって……満月以外の時




 狩で仕留めるように…………やるよ
 


【人】 小悪党 ドナルド

―― 二階廊下 ――

[階段から居間に向かう途中、聞き慣れた声>>431が聞こえる。
声した方へと顔を向ければ探し人の姿があり]

 フランシス。
 食事、用意するんだって?
 手伝う。

[歩み寄り、そんな言葉をフランシスに向けた。]

(435) 2014/11/17(Mon) 01時頃

 俺が強いんじゃなくて、二人に支えられてるだけだと思う。


 これから、がんばることができたら、強いのかもしれないけど。





 ――う、うん。
 ……身をもって体験するわけか……

[少し、痛みを想像して青ざめる心地]


 …………衝動に 負けない くらい


 そう 思えることが もう 強さの一つ
 だと思うよ




 一瞬だから…………!
 狩でもそうなんだ 長引かせないのが大事

[と 慌てた風に 思考を上書きする]


 そっかな……そうだといいな。

 ありがとう、フィリップ


[あわてて重ねられる思考に、ほっと吐息をこぼす]


 一瞬なら、我慢できるはず……


【人】 小悪党 ドナルド

 ポトフか、うまそう。

[ポトフならば野菜だけでなく肉も入るだろう。
献立をフランシスから聞き微か嬉しそうに声を弾ませる。
ラルフの事を問われればふると首を横に振り]

 ――…上に、用があるみたいで

[先程別れた階段の方をちらと見遣る。
紹介の声にフランシスからホレーショーと呼ばれる男に視線向け]

 ……ドナルドです。
 えー、と。宜しくお願いします。

[軽く頭を下げて挨拶するは保護者の手前。]

(444) 2014/11/17(Mon) 01時頃

ドナルドは、ベネットがゆっくり居間の扉開くのを少しだけ不思議そうに眺める。

2014/11/17(Mon) 01時頃


 ううん  きっと のりきれるさ

[と 勤めて心はポジティブに
 混ざる感情は どうしよう この子供達と
 トレイルとニコラの様子に ちょっと遠い目したい
 けれどそれは牧歌的な悩みで 気がポジティブに寄ってたのもある]


 痛みを感じさせないくらい
 素早くしとめるよ…………


 だよね。

[話しているうちに楽観的になってきたのは間違いない。

 なにかほのぼのとした悩みが伝わるけれど、そこまで気にする必要はなさそうだとも思う]


 ……わあ、狩人っぽい。
 獲物になった気分ってこういうのかー。

[こちらはそこまで言い切れないから、なるべく確実性を狙うか、と思う。

 血が流れているわけではないから、まだ
 そこまで匂いで動揺することはない。]


[笑うような気持ちで 薄く羞恥プレイに
 恥を感じる思考もあれど
 今はのんびりと楽観の中笑って]


 ふっ 獲物になり切りすぎて
 逃げないでね?

[などと 冗談もこぼれ]


[こちらもまた、喜色が思考にまじる]


 逃げない、けど。
 うん、がんばる。

[冗談にくすくすと、おかしげに笑いがこぼれる]


【人】 小悪党 ドナルド

[フランシスの応え>>464に「やった」と喜んだ。
好き嫌いなく何でも食べるが肉料理は好物で。
嬉しげな貌をみればへらとつられて笑ってみせた。
すれ違うラルフの姿に少し考える風。]

 ――…。
 ラルフが戻ったら、相談にのってやって。

[ひそりと抑えた声を保護者へと向けた。]

(467) 2014/11/17(Mon) 02時頃

[なにか ラルフにいいことがあった様子

 だから ダメだ 心配かけちゃ
 ダメだ]


 ーーーーーうん……そうだね


[フィリップの様子がかわったことに気づかず]

 うん――



 二人きり、は、あぶないん、だったっけ。

[嬉しさにまぎれていたけれど。
 ふと、改めて二人きりだと気づいた。

 それがちょうどフィリップのほうでも起こっているとは知らぬまま]


【人】 小悪党 ドナルド

―― 二階 ――

[フランシスが慎重になっていた理由はすぐに知れる。
襲い掛かる鳥と炊事場へと逃げる保護者。]

 ちょ、待て、バカ。
 あっちいけって!

[その後を追い、鳥を追い払おうと腕を振るう。]

(473) 2014/11/17(Mon) 02時頃

…………そう 二人きりはだめ…………
こわい……二人きりは怖いよ


[うわ言のように触発されて思考が落ちる]


 フィリップ……

 もしかして、いま、二人きり……?


[ふと、届いた声に、問いかける]


【人】 小悪党 ドナルド

[詳しい事はラルフから。
力になって欲しいとだけフランシスに伝えその話を終える。

鳥を追ううち炊事場のフランシスへと追いつくが
向かい来る鳥を防ぐ為腕を盾とすれば
鳥の爪が腕を掠め細く紅い筋を残した。
眉間に皺が寄る。]

 しつけがなってねぇなぁ。

[ぼやきながらもフランシスを背に庇うようにして
鳥が飽きるまで防ぐに専念する。]

(481) 2014/11/17(Mon) 02時頃

……ごめん

 でも 大丈夫 だから
 …………難しい ね 




 ――なら、いいけど。


 うん、難しい……

 居間には、きっとみんな集まってるだろうけれど。
 こんな狭い小屋なのに、ね。


 二人きり、なれる場所が多い……


 居間じゃ……人間が多すぎて 息が詰まるけど

 
 どうしたら いいのかな…………
 縛り付けて 檻にお互い
 入っているわけにも……いかないしねーーー


 そんなことしたら、みんなにすぐばれちゃうし……


 ……まだ、大丈夫。


[そう、願うように呟く]


 ーーーー………………
 ラルフも…………二人 きり?


[トレイルの行動に困惑一つ
 覚えはしたが 食べられても良かった
 そう書かれた言葉をみた時の
 衝動になりそうな それは今はなく]




 ―――――うん 

 いま、ノックスさんと、いる……


[つながれた手。
 巻かれた包帯。
 血の色を含んだ肉。

 思い返せば、自制ができなくなりそうで]


 ……まだ、大丈夫


 これから見せてもらうのは、作品、だし。

[ものがあれば、気がまぎれるかもしれない]


【人】 小悪党 ドナルド

[鳥の注意がそれ攻撃が止む。
といっても鳥にとっては遊びであったかもしれないが
大型の鳥を飼う機会も触れる事もなかったドナルドには知れず。
芋の方へ向かうを見遣り、は、と息を吐いた。]

 ――…フランシス、怪我、ないか?

[振り返りフランシスをまじまじと観察。
礼の言葉>>493にはゆると首を振りつつ
手を引かれ炊事場に避難して]

 目、綺麗だから、とか。
 カラスなんかはヒカリモノ集めるっていうし。

[意識がそちらにそれたがゆえに反応が遅れる。
腕にあたたかくぬめる感触を感じ、ピクと肩が震えた。]

 ……っ、フランシス。
 こんなの怪我のうちに入らねぇから。

(494) 2014/11/17(Mon) 02時半頃

 ノックスと…………


[釈然としないものを感じる
 自身は大人だから
 子供と二人っきりでいいのだろうか]


 …………そう
 でも……気配は……あるの?


[まだ 先ほどもこぼれた思考
 緩く首を傾げるように思考が尋ねる]




 ――っ


[小さく、堪えるように、息を呑む。
 ひざの上、抱きしめられているということに、どこか混乱している。

 ざわつく衝動の、箍が外れそうで]


 …………こわい……


[何を、するのか、
 してしまうのか。

 ――今はまだ、堪えられている]


 …………

[自分が感じるものと違う
 思考から流れ込むものに
 衝動とは違う何かが背筋を冷やして]


 大丈夫 落ち着いて
 …………どこにいるの……
 今 二階にむかってる


[何かあった時 約束通り
 鳩尾に一発……その心構えをして]


【人】 小悪党 ドナルド

―― 二階/炊事場 ――

[大丈夫とフランシスが言えば引き下がるけれど
鳥が向かってきていた時痛そうな声があがったと記憶していて
案じる気配は消しきれず]

 それは困るな。
 ……この眼は鳥にゃ勿体ない。

[本音の滲む軽口を返したけれど。
フランシスの舌が辿る肌から赤は薄れる。
代わりに纏う透明なぬるみに吐息が掛かりぞくりと背筋が震える。]

 ――…フランシス、えろい。

[艶めく様に思わずぽろと感想が漏れる。
彼の行為と仕草に、疼きを覚えるはよからぬことを連想して。]

(517) 2014/11/17(Mon) 03時半頃

[この、触れている手を、

 見えていた傷口に指を入れて、柔らかな肉をえぐったら。
 暖かい血をすすったら。


 そんな、想像にくらりと眩暈がする]


 ――――――フィリップ……

 三階、の、廊下……

 ……まだ、だい、じょうぶ。

[大丈夫だと、言い聞かせるように、くりかえした]


【人】 小悪党 ドナルド

 ……怪我したから、手当てしようとした、だけ。
 分かってる、から、謝らなくていい。

[狼狽えるフランシスに、ぽつ、と言葉を添えて目を伏せる。
片側しか見えぬ目許は仄かに朱が刷かれていた。**]

(519) 2014/11/17(Mon) 03時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2014/11/17(Mon) 03時半頃


 …………っ

[具体的な視覚想像までは流れ込まずとも
 今にも外れそうなほど緩む箍の それを後押しするような感覚]


 わかった 答えてくれて ありがとう
 …………ね 戻ったら 何か 食事 作ろう
 美味しくて お腹に溜まるもの

[少しでも 思考をそらそうと考えたのはそんなこと]




 ――……っ、うん……

 おなか、すいている、せいだね……


 なんとか、抑えられた、けど……
 ちょっと、休む。

[逃げ込む前、視線があったときには、眉を寄せて苦しげな顔をしていた**]


  うん…………

[赤く染まることのない様子
 遠目からの姿に安堵をこぼすけど

 近づいた時の 苦しげな表情に
 …………こちらまで苦しい]


 うん…………がんばったね
 強かったね……
 たくさん休んで
 ゆっくりおちつくまで…………


【人】 小悪党 ドナルド

―― 二階/炊事場 ――

[ボタンを外すフランシスの指先を隻眼が追う。
共に旅をしているのだから肌を見る機会もあるはずなのに
晒された胸元に引かれた赤に心臓が脈打つを感じた。
呼び起こされそうになるのは襲う側の感覚。
眼帯の下がジクと痛む気がした。
生唾をのみ喉骨が上下する。
鳥にあげるつもりはない、と彼が言うを聞いて
「ああ」と短く同意するように声を向ける。]

 ――…からかってねぇし。
 そんな無防備だと襲われる。

[誰に、とは言わぬまま彼の頬が染まる>>524を見詰めた。]

(535) 2014/11/17(Mon) 04時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[短い一音は肯定か。
フランシスの言葉>>523の続きを待つが話題はそれてしまう。]

 …………。

[沈黙の後、小さく息を吐き]

 分かった。

[頷いてポトフの下ごしらえを手伝う。
料理中のフランシスを時折チラと盗み見るは
きっと先程の熱がしずまりきらぬせい。**]

(536) 2014/11/17(Mon) 04時半頃

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