167 あの、春の日
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-寮・自室-
[憂鬱な朝が始まる。眠い。非常に眠い。 重たい瞼を擦り、教科書と筆記用具を鞄の中に放り込む。]
――…おっと。
[忘れてはいけない。鉛筆の擦れた跡で、ぼろぼろになっているノートを大事そうに入れる。]
授業なんて… 死ね死ね死ね死ね死ね死ね 死んじまえ〜♪
[呪詛めいた歌を口ずさみながら、自室を出ていく。 今日は数学だった気がする。ヤツに宿題を写させて貰おう。 尤も、タダで見せてくれる気はしていないが。]
(8) 2014/03/03(Mon) 00時頃
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……それは、旅立つ人目線の歌だもの。
[小さく、誰かが呟く。]
[ぺたり。
無意識に、数学書を支える手とは逆の手が、木肌に触れる]
……ああ、そうだったな。
[ぺらりとページをめくりながら、低い声で呟いた]
僕には、やりたいことがあったのだった。
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-寮・食堂-
……あれ? [食堂は珍しく人気が少なかった。いつもならこの時間なら、大盛況のはずなのに。 ふと、カレンダーを見やると、桜が吹雪いていた。ああ。そうか。]
春休みじゃーん……早起きして損した…… [せっかくだし、続きでも”描く”とするか――… そんな思考が軽く過るけれども、……ひとり、居た。]
――あ…… い、居たんだ……?
[>>2 自分とは、遠い生き物。――イケメン。 同じ部屋なのに、どうしてこんなに境遇は違うのだろうか。 もっとも、同室だから自分もイケメンになったら苦労はしないが。]
(13) 2014/03/03(Mon) 00時半頃
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[木肌に触れていた手は、一度するりと撫でて。
ごく自然な仕草で、その手を持ち上げてひらりとマユミに向かって振った]
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そ、そうなんだ……? 呼び出しなんて……俺は先生からしかないよ…… 春は……別れと別離の季節かな……うん… 出会い……下さい……
[>>18 なんだかゲームのなかでしか起こり得ないような事を、話されている気がする。 どうやったらフラグを立てられるのだろう。解らない。]
うーん。俺は今日授業だと思ってさ…勘違いしちゃったよ……ふぁあ…
[ふと、隣にある箱に褐色の瞳を落とす。彼の傍にあるということは、]
――それ、メイク箱……?触っちゃ駄目…??
[化粧はさっぱりだけれども。絵心でなんとかならないだろうか。なんて下心を少し見せつつ、]
(23) 2014/03/03(Mon) 01時頃
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――……風邪引かないように気をつけてくださいね。
それだけ、言えばいいのに。
申し訳ありません、ハルカ先輩。
[木肌に触れた手をこちらに向けてくれたハルカへ、申し訳なさそうに紡いだ。
この声はきっと、届かない。そう思ったから。
どうして?]
世の中は 夢かうつつか うつつとも
夢とも知らず ありてなければ
[26歳の自分と、16歳の自分。
唇から零れたそれは、詠み人知らずの和歌**]
別に謝ることはない。
言いたいことを、言いたい口調で。
そこに謝る理由など存在しない。
[かくいうハルカも、上級生にすら口調はぶれず、一人称は「僕」である。
偉そうだとか敬意が足りないとか言われるハルカより、よほどいいんじゃないだろうか]
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[>>21 入ってきた女性に思わず目を奪われる。雪のような白い肌に流れるような長い髪。確か、]
あっ……!ジリヤ先輩……お、おはようございます……
[今日はついている。どうせ隣のイケメンに目を向けたに違いないけれども。あの美しい先輩が、こんなゴミ虫みたいな自分に気を向けてくれたのだ。今日はツいている。 >>26 って、このイケメンは己の胸中なんてお構いなしのようで。さらりと返事を流していた。流石である。]
その大事な出会いすらねぇんだけれど…… どうせジェレミーは…一つどころかいっぱいあるんじゃねぇの……??
いや……うん…なんか寝ぼけていたみたいだわ…。 昨日も夜遅くまで描いていたからさ……大丈夫? ずっと蛍光灯付けてたけれど……寝れた?
[メイクに興味ある、と言われるとなんだか誤解を受けそうなので強く、]
い、いや。その……メイクをやってみてぇな……って。 あー!いや……じゃなくって……その…俺の顔じゃなくって。する方、ね… ほ、ほら、俺……美術部だしさ!
[言えば言う程、綻びる気がする。少しだけ、左手を噛む。]
(29) 2014/03/03(Mon) 01時頃
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[届かないはずの声が届いたことに、最初違和感は覚えなかった。
それくらい、自然で、当たり前のことのように感じたのだ。
おかしい、という理解は遅れてやってきた]
む?
[数学書を抱えなおし、わずかに首を傾ぐ]
君も、なにか後悔しているのか?
……僕のように。
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[>>30 彫りの深い、その端整な顔立ちを見つめる。 ラブレターを代わりに渡してくれ、と何度か頼まれた事もあっただろうか。 全く、そうやって何度ぬか喜びさせられたことか。 ……まぁ、この同居人に罪はないのだけれども。 そういう日は、画面の向こうの彼女に話しかけるのだ。]
いやぁ……、さ、三次元の女子はハードル高いですよ……
そっか。なら良かった……。 今いいところまで描けたんだよね……
[そう言って大事そうに学生鞄を触る。このなかには命の次に大事な、あれが。]
ん〜…… そ、そうだね…… ジェレミーにやるのも…なんだか…アレだし…
[男同士で顔を向き合わせてメイク大会も、ちょっと薔薇臭い。朝からハード過ぎだろ。そう言って顔を俯かせていると、]
(34) 2014/03/03(Mon) 01時半頃
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――…痛いッ!
[>>31 ヤツが来た。春休みだというのに、今日が数学の授業だと思っていたのは、きっとこいつの所為だ。唾液塗れの左手で教科書を拾うと、]
…あ、うん……ごめんね……??
[なんで謝らなければならないのだろう、という理不尽さを感じつつも、しぶしぶ渡す。唾液塗れの数学書だけれど。]
……ぁ。丁度いいや…… ハルカ…メイクしてみない…? …って、朝から豪快だな……
[>>32 白雪姫のような美人がなんとなく見ているような気もして、(己の願望とも言えるが、)]
それか………じ、ジリヤ先輩とかどう……? ほ、ほら。俺じゃ話しかけられねーけれど… ハルカや……、ジェレミーなら…いけるでしょ??
[友人を出汁に、白雪姫に少しでも触れられるならば。]
(35) 2014/03/03(Mon) 01時半頃
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おー。ハルカの顔なら心置きなく出来そうだ…! …口紅?うーん…解んねぇけれど…、美味しいんじゃない? ほら、キスはレモンの味とか言うし…レモン味かも……
[>>34 色んな意味で、という言葉は敢えて口にしなかった。 どうせ透けているだろうけれども。 化粧の事より、親子丼の心配をしているのは相変わらずである。 口紅に関しては、ゲームのなかの知識を総動員して答える。 そんな事をするよりかは、隣に立つ同居人に聞いた方がはるかにスマートなんだろうけれども。 そして、続く色気の無い言葉に、]
……え゛っ。い、い、いや……違ぇよ! ほら…先輩に会えるのもあとちょっとだし…最後にーって!
(38) 2014/03/03(Mon) 02時頃
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うーん……?なんか違うような気がするけれど…… そ、そうなんかな……綺麗になる為…だと思うけれど。
[>>39 凄まじく勘違いしているだろう事は、流石の自分にも解ったけれども。 キスも口紅の味も解らない自分は、言葉を濁した回答しか出来なくて。]
えー…、いや、ハルカも…その、…かゎ――…化粧映えすると思うよ?…知らねぇけれど。 ただ、う、うーん…そうだなぁ…、じぇ、ジェレミー…どうする? ま、まぁ先輩次第じゃねぇかな……
[肝心なところの決断は、いつも他人任せ。どうせ自分には下せないのだ。左手を噛もうとして――…すぐに手を無理矢理降ろす。おずおずと、流れる髪の毛を眺めていた。]
(42) 2014/03/03(Mon) 02時半頃
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>>41 苺味ですか?! ……そういう問題じゃねぇか……。 んじゃあなんでキスはレモン味とか…言うんだろ?
って。あっ……そ、その……、ジリヤ先輩ですよね? 卒業式…先輩、き、綺麗でした……卒業、ぉ、おめでとうございます。 俺は2年の…し、し、シーシャって言います…
[気が付けば流れるような長髪がすぐ傍に。 やもすれば、桜の甘い香りさえしてしまいそうな色香に、目が眩みそうになる。 左手を噛みたい衝動に駆られるけれども、ヤツが傍にいる間は。我慢我慢。]
――ぁ、あの…め、メイクに協力してくれるんすか?
(43) 2014/03/03(Mon) 03時頃
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――…うーん。そうっすか。 いちご100パーセントじゃねぇですか。
[>>44 やはり己の名前は知っては貰えていなかった。 美術室に籠りきりの自分なんて、せいぜい絵でしか名を示す事は出来ないのだろう。]
おー。協力してくれますか……?ぁ、ありがとうございます…っ。 ――んん。でも、どうやるんだろ……? じぇ、ジェレミー……教えてー……
[雪のような無垢な肌に色を乗せる事の、なんと美しい空想か。 その真っ白なキャンバスには、一体どのような色が栄えるだろう。春らしくフーシアピンクのチークに、菫色と空色を混ぜたようなアイシャドー。 知識は無いけれども、脳内で思い描く姫は、春の訪れを告げる妖精のように幻想的だった。
けれども、メイク箱だなんてまるで宝石箱のようで。 このまま無断でメイク箱を開けるのは、男子禁制(ただしイケメンを除く)の聖域に土足で入るのと同じような気持ちであり。 困惑した褐色の瞳は、同居人に向けられた。**]
(45) 2014/03/03(Mon) 04時頃
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えっ、……――――?
[食堂へ行くと、ハルカは確かに口にした。それを聞き届けて窓を閉めたというのに、また彼女の声がする。
振り返れど、眼前にあるのは外界と隔たるガラス窓。
続けて、彼女は問うた。
「僕のように。」
そうだ、ハルカは女性であるけれど、一人称は「僕」であった。
けれどどうだ、自らの中には、「私」と言葉にする彼女の姿も存在している。
数度、黒眼を瞬く。大きく、息を吐く。]
……はい。
とても、……とても大きな、後悔を。
[言葉に滲んだ苦味を、溶かしていくかのようにゆっくりと紡いだ。]
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ぇえっ…?!な、なに言ってんの……
[>>47 ルームメイトの甘言に言葉こそは反抗的になったけれども、声音は満更でもないように聞こえただろう。言われるがままに、乳白色を押し込めたチューブを取り出す。それをパールくらいの大きさにして、パフに乗せる。]
……ぇ、えーと。よろしくお願いします…
[左手を噛みたい衝動を必死に殺しながら、小さく会釈をする。キャンバスとは違って立体的な、それも、異性の顔に色を乗せる事の難しさに困惑する。ルームメイトはそんな刺激的な事をいつもしているのか。なんて羨ましい。日常のなかに突如訪れた非日常に、身体が色んな意味で震える。
>>54 姫の顔が一層近く迫る。肌理の細やかさが男の自分にも分かって。思わず嚥下をする。 やはり上級生ではなくて、腐れ縁の顔を借りるべきだったのだろうか。それなら気兼ねなかったのに。 けれども、もう、後戻りはできない。同級生達の揶揄めいた眼差しが、なんとなく後ろから刺さっている気がする。]
(58) 2014/03/03(Mon) 21時頃
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――……っ、
[おつゆ描きのように、慎重に色を塗り重ねていく。乳白色を塗り終えた後は、ベースメイクで丁寧に。 何度も何度もルームメイトの顔色を窺って、化粧品の使い方を教わる。 目の前には、眠る様にして目を閉じて、己に魔法を掛けられるのを待つ姫の姿が。左手が小刻みに震えるのを叱咤して、続ける。大丈夫、これはキャンバスだ、キャンバスだ……]
……っ、だ、大丈夫ですか?擽ったくありませんか? 今……ファンデーション…?っていうところまで終わりました。
次、アイシャドー…瞼とかを塗ろうかと思うんですけれど…… せ、先輩は、な、何色が好きですか…? お、俺は…アイリスとか…ボルドーとか……紫系の色が大人びていて…先輩に合っているかな…って思いますけれど…
[粉雪のようなルースパウダーを乗せたところで、ひとつ息をついて声を掛ける。 いよいよ色乗せ――…アイシャドーやチークの出番だけれど。花束の様にテーブルの上に並べられた化粧道具を見て、姫はなんて声をあげるだろうか。 きっと、己の顔はチークを乗せていなくても薄紅に染まっていただろう。]
(59) 2014/03/03(Mon) 21時頃
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―裏庭―
そうか。
[マユミとの会話が成立する。
冷静に考えれば、どう考えてもおかしいのに、やはりそれは、ごく自然な、当たり前のことのような気がした。
そうだ、今のこの状況に比べれば、これくらいの不思議はどうということはない。
当たり前のように、10年前の春にいる、この状況そのものの方がよほど不思議だ]
そうか。僕と同じなのだな。
後悔を抱えて、なぜか10年前のここにいる。
これは、夢なのだろうか。
[夢だとしたら、誰の?
己の見ている夢か。それともマユミの?
それとも……皆の見ている夢なのだろうか?
考えても、答えは出ない]
後悔を抱えているなら、やり直してみてはどうだろう。
人生に「もしも」はないというが、今僕たちは「もしも」の世界にいる。
後悔しなかったバージョンを体験してみるというのも、悪くないかもしれない。
[10年前の自分には、踏み出す勇気が足りなかった。けれどその結果を知っている。嫌というほど味わった、苦い苦い後悔の味を知っている]
うまくいっても、いかなくても。
どうせ、夢なのだから。
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解りました…紫…
[>>65 眠り姫のようにゆっくりと瞼が開く。深海のような瑠璃に吸い込まれそうになる。透き通るような瑠璃にはきっと、赤みがかった紫がコントラストを生むだろう。 奮然としてアイシャドーの箱からチップを取り出すと、ボルドーを掬う。 >>62>>69 同級生が何か後ろで言っているけれど、生返事で『ありがと』と端的に。 目の前のキャンバスに――姫に、集中するしかない。]
………。
[己の長い前髪の間から汗が一滴流れた。それを拭う間も、余裕も無いまま、チークを探す。紫系に統一した方が色が締まるだろうから、同じピンクでも少し紫寄りのマゼンタを選ぶ。こういうのは美術でも同じだ――…多分。
漸く出来上がる、マスカラやアイブローなどのデリケートな部分は、ルームメイトか、彼女自身にお任せしよう。尤も、眉も綺麗で、睫も人形のように長い姫には無用かもしれないけれども。そして最後には――桜色の口紅で仕上げてみたい。 甘い空想に浸りながら。毛足の長いブラシで撫でるように頬を滑らせると、]
――ッ、俺はスッピンです!って、あー!
[>>65 意外な一言に、思わずチークが唇の横まで来てしまった。慌てて湿らせたパフで掬い取る。]
(74) 2014/03/03(Mon) 22時半頃
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……お前ら…五月蠅いよ……?
あ、せ、先輩……すいません、こいつらはモブなんで…き、気にしないで下さい… すいません……すいません…
[>>70 なんでそんな歯が浮きそうな台詞言えるのか?! このイケメン、チートである。自分だって言ってみたいが。 魔法の呪文「ただしイケメンに限る」が過る。 >>73 腐れ縁の言葉も追い打ちとなり、何故か謝ってしまう。 それでも何とか手を動かして。必死に脳内をキャンバスと置き換えて塗る。いつも歌っている悪の組織の歌も何故か蘇る。 暫くして。漸く、崩れた化粧を直し、ふうと息をつくと、]
あ……えーと…出来ました…… ど、どうでしょうか…?マスカラとかアイブロー?っていうの? 睫とか眉毛とかは弄らないで良いと思うんですけれど……
――…あ、っと。最後に、
[リップグロスからブラシを取り出して、桜色に光るジェルで――… 美しい三日月を描く、唇に触れた。]
(80) 2014/03/03(Mon) 22時半頃
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シーシャは、ジリヤに鏡を差し出して。俯いた。
2014/03/03(Mon) 22時半頃
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修行なんて……俺には無理だよ!
[>>85 反論しようとするが。どうしても声は上擦ってしまう。 けれども、>>87聞き慣れない大声に振り返れば。 本当にお伽噺の御姫様のように、魔法で一層美しくなったシンデレラの姿が。 己の拙い魔法で綺麗になれたなら。魔法使い冥利に尽きる。]
――…喜んで頂けたようで何よりです。 あ。あの……その…凄く……き、きれ…… ――…似合っていますよ。
[そのままふらふらと、食堂に据えてある水をコップに注ぐと、勢いよく飲んだ。 砂漠に水が染み込むように、ヒートアップした身体に染み渡る。 眩暈がしたのか、そのまま火照った顔を庇うようにして椅子に深く座り込んだ。 腐れ縁の目が傍にあるにも関わらず、左手は口のなか。 なんとなく此処にいるのがいたたまれなくなって。上気した顔を上げると、]
あー…俺は部室に行ってみよーかなぁ、と思うんだけど……。皆は……どうすんの?
[特に声が掛けられなければ、その後、暫くして美術室に向かうだろうか。]
(92) 2014/03/03(Mon) 23時頃
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夢 ――――……なのでしょうね。
[ルーカスとぶつかる少し前。
考え事をしていたのは、帰ってきたハルカの言葉を考えていたからだ。
こんなことが、現実に起きるはずがない。
目の前には、ルーカスが居る。10年前のまだ、幼い面影を残したクラスメイト。
26歳の自分自身が、それを懐かしいと見つめている。]
やり直し、そうですね。
できることなら、……
[口にしかけたそれは、未だ飲み込むように沈黙に流し
けれどハルカもまた、同じように苦く思うところがあったのかと、ほっと綻んだ口元は彼女にはつたわらないけれど]
ええ、やってみましょうか。
素敵な夢にできるよう、頑張りましょう。
私にできることがありましたら、仰ってください。
今の私なら、昔の私より頑張れそうです。
[その声は、弾むような音色をしている。]
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えぇ……っ?!しゃ、写真…? そ、それは…ほら…せ、先輩も迷惑がってんじゃねぇか…
[>>85>>90 自分が息をついている間にとんでもない話が進んでいたようだ。 けれども、拒まれなければルームメイトの服の袖を引っ張って、]
ジェレミー… ――…写真、俺も欲しい。分けて。
[媚びるような視線と囁き声を送った。]
(93) 2014/03/03(Mon) 23時頃
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ああ、夢の中でまで後悔を繰り返すのも、詰まらないからな。
[弾むような声で、やってみようというマユミに、こくりと頷く。
その様子までは、見えなかっただろうが]
せっかくこうして会話もできるのだからな。
僕にできることがあれば、いつでも言ってくれたまえ。
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え………? ぅ、うん…それは俺も色んな意味でビックリだなぁ…。
――…痛い。
[>>95 頭のなかにハテナしか思い浮かばなかった。 この色気も化粧っ気も無い、彼女が、”腐れ縁”というカテゴリの枠から外れる事はあるのだろうか。 いや、よくよく見れば顔は凛々しいというか、目鼻立ちの整った、綺麗な顔だと思う。 けれども素直に言うのは非常に負けた気になる。何故だ。 >>96 そして刺さる箸。丼や湯呑じゃなくて良かった。乾いた音をたてて割り箸が落ちた。 慌てて左手を口から放して、手元のおしぼりで唾液とご飯粒を拭う。]
んー…学習と言えば…… 俺、数学の宿題…全然解んなくてさ… ハルカ…今度教えてくれない? ま…図書室かどこかで……急がねぇからさ。
(103) 2014/03/03(Mon) 23時半頃
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成程……! そ、そうだよな。大事な作品だ、写真に残そう。 うん、ルーカス君に会ったら強くお願いしておこう…
[>>97 流石色男は発想が違う。心のなかでGJ!と叫んだ。 >>101 続く言葉にはひとつ頷いて、]
そっかー… いやぁ、凄く楽しかったよ、有難うね……。
んじゃあ、俺はそろそろ部室に行くよ。 来てもいいし、まー、他でもいいし。
ジリヤ先輩――…有難うございました…!
[そう言って、鞄を纏めると。 名残惜しそうに何度もシンデレラを眺めながら、食堂を抜けていこうとした。]
(106) 2014/03/03(Mon) 23時半頃
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シーシャは、ハルカの話に耳を傾けながら。ツメの垢でモテるならば幾らでも飲むよ、と小さく呟いた。
2014/03/03(Mon) 23時半頃
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だってー…なんつーか…つい噛むんだよ…
え……?俺が捨てるの……? うん。解った……
んじゃあ、今度宜しくねー…、有難う。 でも。た、耽溺までは…いいから。
[>>109>>128 近くのゴミ箱に割り箸を投げ入れると、背を丸めて廊下へと抜けた。 黒いジャケットも相まって、猫背で丸くなるその様子は、痩せ細った黒猫のように見えただろうか。 >>117 余計な一言は、聞こえなかったフリで。**]
(130) 2014/03/04(Tue) 00時頃
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[後悔。
そう、己は、後悔している。
いろんな感情がない交ぜになって、
後悔しない道がどれなのかわからなくて、
結局、選ばなかった。ただ流されただけだ。
だから、ずっと後悔している]
[付き合いが長すぎた。
幼馴染で、腐れ縁で、クラスメイト。
抱く感情はひとつではない。
ある時は、母親のような、
ある時は、姉のような、
ある時は、友達のような、
そのどれもが本物で、だからどうすればいいのか、戸惑うのだ]
[男のような言葉遣い。一人称の「僕」それは自然に身についた。
彼は女性が苦手だから。
男のように振舞えば、女性を感じさせなければ、彼は脅えることはない。
深く意識したこともない、それは呼吸をするように、当たり前にハルカに根付いた]
[女性が苦手な様子は、気になっている。
爪を噛む癖の次ぐらいに、改めてもらいたい。
だから彼が恋を覚えたなら、それはハルカにとって喜ばしいことだ。
頬を染めてジリヤに相対する姿。苦手克服の一歩。
ハルカの中の、母親のような感情が、姉のような感情が、友達のような感情が、確かにそれを喜んだ]
だから10年前の僕は、胸の痛みに気づかない振りをした。
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[黒猫は背を丸めて歩く。 厳しかった北風もいつの間にか止み、日差しは穏やかな春を告げていた。 それほど大きくない体躯なのに、猫背でいっそう貧層に見える。けれども、己の悪癖は直らず。叱られてもすぐ、背中を萎めてしまう。 窓の外を見やれば、裸だった樹は少しずつ芽吹いていきて。 名も知らぬ花が咲き始めていた。 こんな日にデッサンをすれば気持ち良いかもしれない。]
[気が付けばもうすぐ自分も最上級生と呼ばれる立場になる。 そんなに偉くなった覚えはない。ところてんのように、システマチックに押し出されていくだけなのだ。]
――…あ。
[リノリウムの音がやたらと高く響いた。 向こうには、>>121氷空のような青いカーデガンを羽織った人が。 黒髪が陽光で艶めいている。
向こうは気が付いただろうか。 もし気が付けば何かしらの会話をしただろう。 気が付かないようならば、黒猫は美術室へとそのまま足を運ぶ。]
(138) 2014/03/04(Tue) 00時半頃
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[この感情に名前をつけることを恐れて。
彼に女性という警戒対象であると認識されることを恐れて。
彼にとっての、母親で、姉で、友達。
そんな存在であり続ける方を選んだ]
[腐れ縁という名の鎖が、いつまでも続くものではないことに気づけず。
だから――――ずっと、後悔している]
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……っ、ぁ、お、おはようございます……
[>>141 黒曜石のような澄んだ瞳が真っ直ぐ、褐色に注がれる。 黒猫はさらに身を小さくしたかったけれども。残念ながら猫ではないのでそんな事は出来ない。猫でも出来ない。]
は、はい……さっき朝食を食べてきまして… ――って、朝食食べてないや……まぁ、いいか… えーと……とにかく…今から部室に行こうかなーって。 マユミちゃんはこれから食堂ですか…?
[敬語の入り混じった妙な口調で答えた。 今更ながらに朝食を食べ損ねた事を思い出していた。 まぁ、朝食以上の収穫があったと思えば、満たされる。
けれども今は今。 彼女の持つ独特の空気に気圧され、左手はいつものポジションに納まっていた。]
(148) 2014/03/04(Tue) 01時頃
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ん、そうそう…美術部なんですよ…… ぁ、うん、絵…褒めてくれてありがとうございます……照れるよ。照れますよ…
[>>154 照れるよ、なんて言葉とは裏腹に。 歯と爪が当たって、カチカチと小さく悲鳴をあげていた。 鳴り止まらないのは、止める人が居ないからだ。 若緑が青空を舞っている。そんなところに視線がいっているのは、単に逃げているだけだ。]
え……具合、ですか……? いや……普通だよ? んー。いつものように5時間は寝たし…朝飯抜きはいつもの事だし…
ぇ。えっと…俺…具合悪そうですか?
[軽く褐色をそちらに向ける。青いカーデガンが靡いていた。 本当に心配しているように思える。 通常運転だけれども、一体何が可笑しいのだろうか。]
(156) 2014/03/04(Tue) 01時頃
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……、私のこと、苦手だったのでしょうか。
[つい、そう口にするのは過去を振り返るマユミ。]
[1年生だったあの日々、
その行動は幼さがはっきりと見て取れる。
だからある意味、この日々こそが後悔の塊でもある。
もっと自由に、もっと素直に、もっと明るく。
そう振舞えていたら、別の高校生活を送れていただろう。
けれど――]
[ぺらりとページをめくりながら、この場所ではないところの声を聞く]
マユミが苦手というわけではないのだよ。
シーシャが苦手なのは、女性という人間そのものだ。
……いや、程度の差はあれ、人間という生き物すべてが苦手なのかもしれない。
[ぺらり]
だから、気にすることはない。
[ポケットの中の封筒。
そしてこれから綴るであろう、――。
この先を知る自らの行動を、夢とはいえ、覆す。
本当に、できるのだろうか――?]
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いやマユミちゃんが謝る事はないけれど…? ……うん、まぁ…俺も食べる時は食べるよ……食べますよ… し、心配してくれて有難うございます…。
[何故食事を強く勧めるのかは、己にはいまいち読み込めなかったけれども。真摯な眼差しには流石に逃げる事が出来なく、小さく頷いて見せた。彼女の為にも、昼食はがっつり食べようか。]
素晴らしい作品……か… う、うん……応援有難うね。 いつか、暇なときにでも美術室に遊びに来て下さいね… ――…今でしたら、まだ、卒業生の作品が見れるかも。
[こんな時、ルームメイトならば小粋な会話の一つや二つでも思いつくのだろうけれども。 愚鈍なゲーム脳では、この程度のウィットしか出てこないのだ。 けれども、最後の言葉だけは強く。 食堂へと向かう彼女に告げた。 桜と共に去りゆく、あの人の作品は。まだあるだろうか。]
[黒猫は、背中を丸めて春を歩く。]
(163) 2014/03/04(Tue) 01時半頃
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……、あ
[聞こえたハルカの声には、紙の擦れる音が混じる。
その言葉を聞いてふと、口元に笑みが浮かんだ。]
私、シーシャ先輩のことって……
言いませんでしたよ?
当たり、ですけれどね。
[告げるのは10年前のマユミは言えなかった、そんな言葉。]
ハルカ先輩はシーシャ先輩のこと、よくわかっていらっしゃいますよね。
ああいう関係、いいなと思っていました。
[彼と彼女の間に、独特の空気感があった。
腐れ縁、そんな関係を男性と築くことができなかった自らには、とてもまぶしかったことを記憶している。]
マユミのことが苦手なんて人間は、シーシャくらいしか思いつかなかっただけだ。
[口調がやや言い訳がましくなってしまったのは、マユミの声が笑みを含んでいたからだ]
いい……?
いや、別に羨んでもらうようなことは何もない。
[続く言葉には、苦いものが混じる]
この世界が夢だと知っているマユミなら、知っているだろう?
10年後のシーシャがどんな風だったか、覚えているだろう?
結局僕は、シーシャになにもしてやれなかったのだよ。
[近しいと思っていた。
母のように、姉のように、友達のように。
しかし腐れ縁という名の鎖は、やがて途切れる日が来て。
爪を噛む癖も、女性に、そして人間に脅える様子も。
10年という時を越えて、シーシャは何も変わっていなかった。いやむしろ、悪化していたと言ってもいい。
ハルカには何もできなかった]
[だから、後悔している。
胸の痛みに気づかない振りをしたこと。
その感情に名前をつけることを恐れたこと。
女性という警戒対象であると認識されることを恐れたこと。
ハルカは逃げて、結局己を守ることを選んだのだ。
想いが通じるなんて思っていない。
けれど、あの時伝えていたなら、シーシャの中で何かが変わっていたかもしれない。
己が彼に、自信を与えることができたかもしれない。
そうしたら、もしかしたら10年後のシーシャの未来は、もっと違っていたかもしれないのに]
……なんてな。そう思うことも、うぬぼれだろうか。
[けれどもう、「やればよかった」という後悔はしたくない]
[やや渋く聞こえた声音に関して、
それ以上言及することはせず。
シーシャの印象については、少しばかり考え込み]
……ええ、確かに印象はあまり、変わっていませんでした。
変わらずいらっしゃったんだなと、私は思っておりましたが……
[何もしてやれなかった。
その言葉の意味を、汲み取る。
何しろそれが、今の自らの職業でもあるのだから。]
変えて、さしあげたかったのですね。
――あなたの、手で。
[その意味が、どんな感情からくるものなのか。
生徒に問題を出すときに、「あなたがたなら、どう考えますか」まずはそう問いかける。
自らもどう考えるか、既に答えは導けたけれど、それが正解かどうかはハルカに採点を求むことでしかわからない。
その採点を求むことを、自らは実行できない。]
いいえ。
ハルカ先輩は、お優しい方です。
[彼女の声にきっぱりと答え首を振る。
自らが導き出した、ハルカの中にあるだろう感情の名が正解でも不正解でも、それが後悔していることなのなら、こんなに優しい人はいない。そう思う。]
……成せますよ、必ず。
そうですよね、先輩。
[それはまた自らに向けても。
声は彼女と、自らのものしか響かない。だから
せめて明るく、エールを**]
変えたかった……?
[マユミの言葉を反芻し、考える]
変えられたかもしれない。だが、僕はそうしなかった。
だから、後悔しているのだよ。
僕が行動しても、未来は同じかもしれない。
だが、僕はベストを尽くさなかった。
[母のような、姉のような、友達のような、ひとつではない感情。
その中で、己をさいなむ後悔の理由を探す]
変えたかった、というより。
僕にできることを、してやりたかっただけなのかもしれない。
[ベストを尽くして、それでも未来が変わらないなら、仕方ないと諦めることもできる]
結局、僕の原動力は、シーシャのためというより自分のためなのかもしれないな。
[けれどマユミは、きっぱりと優しいと言ってくれる。
こんなハルカのことを、優しいと]
……ありがとう。
[噛み締めるように、その言葉に感謝して]
ああ。
せっかく、こんな機会を得たんだ。
夢の中なんだ、きっとなんだってできる。
僕も、マユミも。
――――……未来を、変えよう。
[成功するかなんてわからない。
けれどせっかく得た奇跡のようなこの機会に。
ベストを、尽くそう**]
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-美術室-
闇に隠れて生きる 俺たちゃ妖怪人間なのさ〜♪ 人に姿を見せられぬ 獣のようなこの身体っ♪
[春休みの学校は嫌いじゃない。普段は喧噪と熱気で眩暈がしそうな廊下もがらんどうで、春の爽やかな風が吹き抜けていく。人の目を避けるように自ずと丸められた背も、幾分真っ直ぐになっただろうか。]
早く人間になりたい〜っ!
[呪詛めいた歌を小さく叫んで顔料塗れの扉を開ける。 すると、ソルベント特有の油っこい匂いが鼻を突く。ガソリンスタンドと同じような臭いのするこの部屋は、人によってはすぐに気分が悪くなってしまうだろうけれども。自分はこの匂いと、この部屋が大好きだった。 サモトラケのニケ、ヴィーナス、アウグストゥス…白磁の彫像が沈黙の歓迎をする。 室内には所狭しとイーゼルが置かれていて、その上には大小様々なキャンバスが置かれている。 それでも大分少なくなった事は、己の目には明らかだった。卒業生が持っていたのだろう。]
ん〜。一人かぁ……。
[見慣れた顔があるかと思ったが、肩透かしを食らう。 黒い鞄を、彫刻刀の傷が痛ましいテーブルに投げ置く。 欠伸と共に、大きく伸びをする。天井画が目に入る。]
(172) 2014/03/04(Tue) 03時頃
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……。
[黒猫はその貧層な身体をイーゼル群に滑らせると、一つのキャンバスの前に立つ。 描き手が居ないまま、勝手に他人の作品の前に立つ事は、覗き見をしているようで少し後ろめたくもあったけれども。 いつもあの人の絵の前に立つと、毛が総毛立つような厳かさと、それでいて聖母のような慈しみに触れているような気がするのは何故だろうか。
息を飲む。思わずその絵に触れようとしている自分に気が付いたからだ。 腐れ縁の真似では無いが、己の左手を殴りたくなった。 それでも、手を伸ばしたくなる誘惑が襲ってくるのを、静かに何度も殺した。 後ろで彫像達が、無言の非難を自分に浴びせている気がする。それでも呟かずにはいられない。]
――……綺麗だ。
[零れてくる言葉は、ただそれだけで。けれども、吐息は熱っぽく。 彼女の描く絵を己が好きな事は、恐らく本人は知らないのだろう。 白百合のようなあの細い手から紡がれる命を、こうして、こっそり眺めているだけなのだから。 彼女の絵が褒められる時は、自分の絵が褒められた時以上に嬉しかったものだ。]
[でも。もう、それも――桜と共に。遠くに。手の届かない処へ。**]
(173) 2014/03/04(Tue) 03時頃
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[>>173 どれだけの時をそうして過ごしていただろうか。柔らかな陽光が白磁を撫ぜ始めていた頃、>>192 響く妖怪人間の声。]
――…ひぇあ?!
[己の重力が3秒の間、地球に逆らった。今度こそ身体中が総毛だった気がした。時間差攻撃とはこういう事を言うのだろう。驚いた弾みで、危うくキャンバスに肩がぶつかりそうになる。身を捻り、辛うじて事なきを得る。 長い眠りから目覚めたような陶酔感を身に残しつつも、恐る恐る部室のドアに近づき、ゆっくりと引く。レールとドアが擦れ合い、甲高い音を廊下に響かせた。]
だっ、……誰?
[鼻先まで無造作に伸びた、プラチナブロンドが揺れる。褐色の瞳が見据えた廊下の先には、ふわりふわりと立ち去る蝶。閑散とした直線上に靡くおさげ髪は、まるでプリマバレリーナ。]
うう……き、聞かれたのかなぁ…… 聞かれたんだろうなぁ……俺じゃないって……ば、バレていない……よ、ね…
[膝に力が入らない。よろよろと、その場に崩れ落ちる。 最近打ち合わせで何度か話をしたし、記憶に間違いないだろう。――…打ち合わせ?]
あ――…そうだった。
[いつまでもここでorzする訳にはいかない。]
(211) 2014/03/04(Tue) 22時頃
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ゴロウ先輩……やはり、眼鏡じゃなかったですよね。
[思わずまじまじと見つめてしまったのは、そのせい。]
―― 廊下で一人佇む間に ――
[未来を変えよう
そう言ったハルカの声に、とても励まされる。]
私は、自分で行ったことをやり直したいだけなのです。
本当に、我侭なことですし……
ああ、でも、先輩にも、関係あることなのですよ?
[正確には、この寮に残っている生徒全てに関してだ。
ほんの些細のことだけれど、ずっと引っかかっていたこと。
忘れられていればいい、そう考えたけれどやはり、自らが忘れられないかぎり永久に何も解決しないこと。]
ええ、変えてみましょう。
それが夢に消えても、きっと……
[そこにもう後悔はないだろう。そう、思うのだ*]
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[部室からクロッキーブックとコンテを掴み、鞄を背負う。 まだ少し冬の気配を残す風が、窓から滑り込んで白いレースカーテンをはためかせる。 ジュースやスナックの類は、それまでに嫌という程、ルームメイトに付き合わされて購入したけれども――…きっとあれ位では足りないだろう。 卒業生の分は勿論。うちの学年には朝から親子丼を食べる様な猛者が居るのだ。 足りなければ、きっとまた左手は犠牲になる。]
――…購買って、春休みも開いているんだっけ…?
[白い眼差しをこちらに向けるダビデに問う。気が付けば同じようなポーズをとっていた。 もし購買部が開いているならば、ついでに昼食に有り付けると良いのだが。 度重なる絶食に、腹の虫もいつの日か死滅したようだけれども。 腹の虫が鳴かなくとも、空腹は日常的に訪れるものだ。そのまま貧層な身体を曲げ、部室を出る。]
[然しながら。貪るように見つめていた、あの人のキャンバスの前に。驚いた弾みに落とした、己の生徒手帳がある事に気が付くことは無かった――…*]
(226) 2014/03/04(Tue) 23時頃
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