182 【身内】白粉花の村
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[彼女が食事を取りに席を立った後>>62、テーブルに取り残された紙コップをぼんやりと見つめた。 たぷん、と机に置かれた衝撃で緩く波を打つそれは、とてもとても魅力的に見えて。
ケチャップで乾かされた喉に、潤いを与えそうな素晴らしい飲み物。命を奪う液体。…欲しい、どうしても欲しい。]
……っ!
[汗ばんだ手が、そろりと紙コップに伸びようと動いた時。彼女が元気良く戻って来て思わず息を詰める。 悪いことをしようとした手は、そっと机の下に隠した。]
…わあ!
[少しどぎまぎとする心を抑え付けながらも、黄色いキャンパスに描かれた愛らしい鳥に喜びの声を上げる。 ろーずまりぃはすごいな!とはしゃいだように声を上げた。 ー机の下で、手汗まじりの手をぎゅっと握って。]
(3) 2014/07/03(Thu) 15時半頃
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…ぁ、
[彼女に震えた手を握られ、心配そうな顔をされる。そんな瞳を見つめて、だいじょうぶだ、と言おうとしたときに差し出されたのは、その液体。>>11
デメテルの動揺と裏腹に穏やかに波打つミルクの波紋を見つめて、彼女は震える唇を結んだ。 そ、と手が紙コップに伸びる。
ーどうせ、もう長くない命だ。 これを飲んでも、死ぬわけじゃない。元より短い寿命がほんの少し縮まるだけ。 彼女の優しさに甘えて、自分の弱さに甘えて。紙コップを受け取って、その白い液体を、口に含んだ。 甘いミルクの香りが口いっぱいに広がって、常に乾いた口内に潤いが広がって。禁断症状から解き放たれたようにくらくらとした。 そのまま、白い液体を飲み下そうと、したけれど。
ー頭によぎったのは、 憎まれ口を叩きながらも助けてくれたけちんぼせんせい、一緒に頑張ろうと声をかけてくれたいんちょうせんせい、 …いつも自分を、笑顔にしてくれる。
ネル。]
(12) 2014/07/03(Thu) 19時頃
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(ーだめだ!)
っぉ、ゔえぇッゔ…!
[そう思うや否や、飲み下しかけた液体が、一気に身体を逆流していった。咄嗟にローズマリーに背を向けて、手のひらで口元を抑えるが、ばしゃばしゃとミルクが溢れ出る。 そのまま、先ほど口をつけていたオムライスだった吐瀉物も、一気に、白い液体に混じって溢れ出てきてしまった。 すぐそこにある死に抗うように不健康な身体を激しく揺らし、吐いた]
(13) 2014/07/03(Thu) 19時頃
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っっ、、ね、ネっゔ… ごめ、ごめんなざ、あ"っげっえぇ"…ッ
[内容物が逆流する苦しさに生理的な涙がぼろぼろととめどなく溢れる。 胃液と混じった吐瀉物はえぐみを感じ、それが彼女の吐き気をより増幅させて。 先ほどまで頭の中に浮かんでいたネルがいつの間にか近くにいて、名前を呼んでくれて、背中をさすられて>>17。 生きている事やネルがまだいる安心や、死へと抗うことの不安や、 床を汚してしまって、食事前のローズマリー>>11に酷い場面を見せてしまって、罪悪感でいっぱいで。
息も絶え絶えに謝るけど、それもまた逆流したモノに身体の中から口を塞がれて。]
げ、ごほっ、あ"っ、げっほ…っ、あ、ああぁっ…
[苦しさに咳き込みながら、必死に彼女は戻して、謝って、咽び泣いた。]
(18) 2014/07/03(Thu) 22時頃
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ーゔっ、うぅっ…
[彼に優しく抱き締められれば>>23彼の洋服が汚れてしまう!と反射的に肘で彼を押し退けようとするが、それは体格の差で叶わず。 戻した反動でえづきは収まらないけれど、もう戻す物は無いようで。 上手く取り込め無かった酸素を、咳き込みながら吸う。 汚れてしまった口内と、手のひらが気持ち悪くて、汚してしまった彼の服や、床が申し訳なくて。]
ろーずまりぃが、っう、ちがうんだ、でめてるのせい、でっ
[下を向いたまま、どうやったら上手く事の顛末を伝えられるのかわからないけれど、とにかくショックを受けさせてしまった彼女>>20は悪くない。それだけはネルに分かって欲しかった。 まだ込み上げるえづきを抑えながらせきこんで、必死に訴える。 吐瀉物の色を彼が直視してしまったら、デメテルが禁忌を冒そうとしたことも暴露てしまうだろうか]
(24) 2014/07/04(Fri) 01時半頃
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……っ、
[彼にむぎゅう、と抱き締められれば、ああ彼の服が汚れてしまう、なんて思ったけれど。でも、彼の優しい一言に、心が嬉しさで跳ねた。>>29 持ち歩いていたハンカチで口元を抑えていた手を拭けば、そのまま自分も腕を彼の背中に回した。 ぎゅ、と彼の存在を確かめるように。彼の言葉をより深く受け止められるように。彼の胸に顔を埋めて、その暖かさを実感した …残りの命が短かったとしても。 病が、治らなかったとしても。自分は、幸せだ、と。そう思えたから]
……ネル、 そばに居てくれてありがとう、
[そして、ぽつりと。溢れ出た気持ちを、彼の瞳を見て、伝えた。彼女の大人びた笑顔や嬉しさは、伝わったのだろうか。]
(54) 2014/07/05(Sat) 01時半頃
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