311 【RP】妖怪温泉『百夜の湯』
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反抗期なあ。 ま、良い機会ではないか、 押してだめなら引いてみろとも言うぞ。 子離れならぬでも犬離れでもしてみては。
[憂いを帯びた表情に、 はて奴はそんな年だったかと首を傾げたが、 まあ、恐らく向こうには向こうなりの 言い分があるのだろう。>>20
推測でしか物は言えぬため 従者についての明言は避け、 頷く彼女に視線を遣る。]
(28) guno 2021/03/09(Tue) 22時頃
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ま、我々異形は人の形を成さぬものも多いでな。 己が持たぬものには憧れや興味を抱くものよ。 余としても人間の目まぐるしさは面白い。
ふむ、あの娘は魔女殿の客だったのだな。 肌…と言うことは人形の類か。
ま、そこに関しては同感だがな。 見られ愛でられてこその人形であろう。
[個人的には生きた血が通っていないのなら やや興味関心は薄れるものの、 それでも綺麗な形に感心する程度の嗜みはある。 下心と言うより、美術品の類に対する目線にはなりそうだが。]
(29) guno 2021/03/09(Tue) 22時頃
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[オーレリアの感想にからりと笑う>>23]
ははは。 祖国に居た頃はそういった趣向を 凝らしてみたこともあったがな。 流石に飽きてしまった。
温泉は良きものぞ。 余がこの国を好む理由のひとつだ。
冷たい空気と浸かる湯の温度差、 月明かりに照らされる美しい景色、 どれも独特の風情があって素晴らしい。 美味な酒があれば言うことはないな。
[難点を言うなら日中は動けない為 宿に宿泊するのは少々難しいこと。 あとは無防備に首を晒した人間が周りに居ると 腹が減ってくる、くらいか。]
(30) guno 2021/03/09(Tue) 22時頃
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ん?
[と、不意に距離が近くなる。 じろじろと見られて何かと思っていると 頭にタオルを乗せられて目を瞬かせた。]
……魔女殿、これは?
[儀式の一環だろうか。 そう言えば温泉ではこういう格好をした人を時々見る。
何の意味があるのかはよくわからなかったが 本人満足そうなのでまあ、いいか。]
(31) guno 2021/03/09(Tue) 22時半頃
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うむ、左様か。 そう寂しがらずとも 縁があればまた顔を合わせもしよう。
[自分でなくとも女将も含め、 話し相手になってくれる存在は多そうだしな]
では、またな。
[そんなわけで、タオルを乗せるオーレリアに 笑みを返してその場を後にする。
どうやら血の池温泉>>1だとかもあるようなので 興味本位で寄ってみるつもりだった。 なんぞその贅沢な風呂。日本の温泉すごいな**]
(32) guno 2021/03/09(Tue) 22時半頃
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[誰に語り継がれることもない
とある梅の木における譚でございます。]
[一昔を百ほど重ねて更に古く、
神泉のほとりで唯一つ芽吹いた梅がありました。
泉の精気を取り込みながら育つ梅の木は
ある年、初めて花を咲かせました。
まだ小さな梅の木です。
つけられる蕾の数も知れたもので、
それでもようやく咲かせられた花でした。
けれど泉を訪れるものはなく。
このまま何に見られることもなく散るのだろうと
梅の木は諦めていたのです。]
[一輪、一輪と散り落ちて
とうとう最後の花を残すだけになった時、
泉を訪れるものがありました。
陽が西の空端に沈み切る頃、
どこからか飛んできた繡眼児が一羽、
梅の細い枝にとまったのです。
どこから来たのだろうか。
たった一羽でいるのだろうか。
意思を伝える口も術も持たない梅の木は、
幹に寄り添って夜風をしのぐ繡眼児に
何も尋ねる事ができません。
羽を震わせて寒さを耐える繡眼児を
一晩留めてやる事しかできませんでした。]
[朝も明け切らぬ内に、
繡眼児は羽根をはばたかせます。
枝から枝へと跳んだ先には
最後の一輪がひっそりと咲いていました。
どこへ飛んでいくのだろうか。
何かあてはあるのだろうか。
その糧に、僅かながらでもなるのなら。
梅の木はまだ動かせぬ枝を力み
繡眼児に蜜を飲んでいくよう訴えました。]
チチチ。チチ
[繡眼児は花弁の端をつついただけで、
蜜を飲みはしませんでした。]
[一晩の宿を感謝するように
くるりくるりと三回円を描いて飛んだ繡眼児は
すぐに何処かへ消えてしまいました。
一輪の花を枝に残したまま、
梅の木は何も見えなくなった空を
ずっと、見ていました。]
[風で揺らがぬ立派な枝を伸ばそう。
夜露を防ぐ洞を作れる立派な幹を育てよう。
気兼ねする事なく蜜が飲めるほど花を咲かせよう。
出立をただ見送るのではなく、
囀りに応えられるような「かたち」を作ろう。
ほとりに唯一萌え出づる事が適った梅の木の想いを、
神泉は長い時間と共に叶えました。]
[一年を通して梅が香り立つ『百夜の湯』は
毎日たくさんのお客を迎えては癒しを提供しています。
大黒柱である太い幹は屋根裏をも突き抜けて
広く枝を伸ばしていくその根本には。
小鳥が入れる洞がひとつ、
今も最初に訪れた客を待っているのでした。**]
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[結論から言えば、血の池温泉は血ではなかった。 花の香料で色付けしてそれっぽく見せているだけのようで それはそれでなかなか風情があったが、 吸血鬼的には少々がっかりしてしまったのは否めず。
常連の鬼曰く、"本物"は別棟にあるのだそうだ。 せっかくだから尋ねてみたかったが それはまた別の機会に持ち越すことにした。]
しかしあんな風呂に入ったせいか 久々に生の血で一杯やりたくなったな。 はて、頼めば出てくるのか?
[何せ妖怪ご用達だ、そんなメニューだってないとは限らない。 期待に胸を弾ませながらほろ酔い気分で 宛がわれた客間の扉に手をかけ―――]
(54) guno 2021/03/10(Wed) 23時半頃
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[――――パアン!!!!]
(55) guno 2021/03/10(Wed) 23時半頃
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[紙吹雪と共に派手な音が鳴って目を瞬かせた。 中から何かが出て来ようとするのを咄嗟に打ち消したが、 ほんのりと指先に残る魔法の残滓。]
………………。
[はて、この気配どこかで覚えがあるような。 その場で首を捻ったわけだが思い出せず―― しかしながらその正体に行きつくのは割とすぐ後の話になる>>49]
(56) guno 2021/03/10(Wed) 23時半頃
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[数日滞在の間、少年とすれ違った間際。
軽やかな音と共に男物の浴衣が あでやかな紫色に花模様が愛らしい、 可憐な女物の浴衣へと変わる。 これを美しい女人が着るのであれば さぞや見栄えした事だろうが、残念。だが男だ。
目を丸くして己の姿を一瞥し にっこり―――というよりは にたり、という形容詞が近い)笑みを浮かべ]
(57) guno 2021/03/11(Thu) 00時頃
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ほう。ほうほうほう。成程成程。 これはこれで華があって悪くない――
…と言うとでも思ったかいつぞやの悪戯妖精! 貴様今日と言う今日は逃がさんぞ!
[叫びながら逃げてゆく彼を一直線に追う。
果たして捕まえることが出来たか、 その前に2人纏めて女将にお説教されたか、 それは梅の花のみぞ知るのだった**]
(58) guno 2021/03/11(Thu) 00時頃
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