6 偽りの聖戦《イミテーション・ジ・ハード》
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>>92 答え、ろ―― [純白(しろ)が、右手を伸ばす。] おまえ が―― [伸ばす。] おまえ が [伸ばした先は、リンデルの細い首筋。 ふわり、と微笑むと、指に力を篭める。]
(96) 2010/03/23(Tue) 02時頃
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――生まれゆく暁を見届ける宵と、死にゆく宵を見送る暁。 枢機卿を示すは王冠。 その下で交差する剣は我ら。 紅と蒼、互いの切先は相手に向いて? ――――《απομίμηση》
(101) 2010/03/23(Tue) 02時半頃
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[ ――――ギィイイイイイイイイ……ン ] ――――っっ……!? [突如、《鍵》がまるで電子が共鳴するような声で鳴く。 その音は泉より出し銀《コリーン》の鼓膜を破り貫き、闇の気配を遠ざける。 ――右眼の血は、嘆きの河の流れに洗われる。 純白(しろ)は右腕から血を流したまま、蒼の双眸を何度か瞬かせ。] …………え? あ? えっと…… ……っすまない、私はきみになにか、しただろう、か……? [とても申し訳なさそうな表情(かお)をした。]
(102) 2010/03/23(Tue) 02時半頃
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>>107 [まるで何が起こったのか判らない。右腕の傷にも気付かぬまま、苦しむリンデルの姿を見つめる。嘆きの河の水面は、微かに揺らいで。] [――――以前(まえ)にもこんなことがあったようで。] [彼女の許へと伸ばせぬ左手を、宙に止めたまま。 そこで、ようやく《鍵》が鳴り止んだ。] っ大丈夫、か……!? [はっ、と弦を爪弾くように、唇を開く。]
(109) 2010/03/23(Tue) 03時半頃
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……覚え、て……ない。なにも。 私は、きみに―― [怯える翠に、水面が揺らぐ。] ――きみに、なにを……? [いつ。どこで。 胸の奥のどこかが、*痛む*、ような。 ――これは、真実?それとも、偽り?]
(111) 2010/03/23(Tue) 04時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/23(Tue) 04時頃
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―冥府の流れ《Αχέροντας》― [死の水面に沈みゆくσεληνόφως. 欠けたΦεγγάρι,引き戻そうと手を伸ばす。] ――流れに逆らい、得たものはΤιμωρία. ――二度と戻れぬ、輪廻のめぐり。 Πάντα. ――――Δεν επιστροφή.
(129) 2010/03/23(Tue) 12時半頃
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[左に眠る《Αλήθεια》―真実と、右に宿る《απομίμηση》―偽り。 ――その左手で掴もうとしたのは誰の手? ――その右手で奪おうとしたのは誰の命? 偽りに歪む暁の《αναμνήσεις》。純白の立ち入れぬ領域。 純白(しろ)の内側で、紅(あか)が、歪む。歪む。 歪んで、渦巻く。] ――……っ、―― [痛みを宿すのは、右。 悼みを宿すのは、左。]
(133) 2010/03/23(Tue) 12時半頃
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月を奪ったのは、 《Αυτός》 《Σούρουπο》 [白と紅、交差する矛盾。]
[どちらが《Αλήθεια》?] [どちらが《απομίμηση》?]
(134) 2010/03/23(Tue) 12時半頃
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――――違う。 違う。違う、違う。 『彼女』じゃない。 憎(いとし)いのは、彼女ではない。 [月と太陽のたゆたう《Αχέροντας》。 蒼と紅を引き裂く《Αχέροντας》。]
(135) 2010/03/23(Tue) 12時半頃
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[ ぴしり。 ] 宵《ウィ・ナ》。 私の、《Σούρουπο》宵。 私の――――――――Φεγγάρι? [真実を識る《鍵》に瑕が、またひとつ。]
(136) 2010/03/23(Tue) 12時半頃
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―現在・創造の上、崩壊の下― [突如、辺りの空気を震わす闇の波紋。 肌に、鼓膜に、網膜に、びりびりと振動が伝わり。] ――ッッぁ……――!! [再び、痛む右眼を――――否。 疼 く 、右眼を左手で覆う。] ……これ、は……! [全身の血液の循環が速まる感覚。それは、眩暈すら伴って―――― ――>>0:151(あのとき)駆け巡ったのと同じ。同じ――] ――……漆黒の王《モーリオン》……ッ!?
(139) 2010/03/23(Tue) 13時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/23(Tue) 13時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/23(Tue) 13時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/23(Tue) 15時頃
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[漆黒の王《モーリオン》。 我が父。我が愛すべき父。――憎む(あいす)べき、父。 嘆きの河の水面が、揺れる。 彼方に覚醒(めざ)めたその姿を、揺らいで映す。 ひろがる、波紋。歪む、景色。その中に――――聖母(はは)を、視た。] っ母上!!……父―― [思わず翔び出そうと、翼をはためかせようとして、気付く。 世界樹《ユグドラシル》を護るように張り巡らされた、幾何学模様の結界。それは泉の銀《コリーン》の力か世界樹の子《べネット》の力か、それとも『彼』の――もうひとりの紅(あか)の?] ――なんだこれは。 [冥府の流れに逆らった罰。裏切りの報い。 ――その左手はまたしても、愛すべきものを護れずに虚空を掴む。]
(152) 2010/03/23(Tue) 15時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/23(Tue) 15時半頃
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[――届かない、と判(し)れば、静かに手を下ろす。 嘆きの河の水面は凍りつき。 耳障りな唄を詠い続ける銀へと、向けられる。] …………だまれ、音痴《カコフォニー》。 [リンデルを庇うように、前に立つ。無意識に、左の翼までもが彼女を護ろうと。] ――闇の手先が、ここにもいたか。 [楽園《エリュシオン》への鍵。開き掛けた鍵。 壊れかけた《鍵》を握る手に、力が篭る。]
(158) 2010/03/23(Tue) 16時頃
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[どこかで聴いた憶えのあるような、懐かしさを孕む詞を、リンデルの唇が紡ぐ。 ああ、やはり、そうだ。 愛しき月。愛しき宵。 ――月が昇(かえ)る天(そら)は、宵闇。] ……リンデル。 私の傍を、離れないで。…………今は。 [いまは、未だ。 運命の鎖《リーニュ・ディスタン》を分かつ流れは、《鍵》が塞き止めているから。] 銀……ザックの言っていた、銀、か。やはりおまえは、偽りの力持つ者《イミテーション・ジーニアス》と関わっているのだね。海よりも深く。私たちよりも、ずっとずっと深く。 [銀《コリーン》を見据える双眸。その左には、微かに。 朝陽のような光が宿って。]
(173) 2010/03/23(Tue) 18時半頃
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遅れました。
よろしくお願いします。
ふと……俺様って落ちても大丈夫だったりするかね?
最初は光側とコアズレの人が赤引いた時用の保険だったけど、主殿なら大丈夫な気がするのだが。
もし大丈夫ならば今日落ちてもいいようにフラグを建てるけど。
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/23(Tue) 20時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/23(Tue) 21時頃
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[ からん ] [銀色の弦を、弾く。その音色には今は、なんの感情も存在せず。] ……人間は……利用し…… 恩恵を受けながら…………――だと? [ああ、目の前の泉は知らぬのだろうか。 死した人間の魂が、流れ着く場所が何処なのか。 決して逆らうことは出来ぬ流れ。凍てついた流れ。 絶望を与え続ける、その流れの名を。] ――――――――《κωκυτός》 [小さく呟いた詞は、風に乗って消えるだろうか。]
(190) 2010/03/23(Tue) 21時半頃
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鳩から取り急ぎ。
こーりん死んでもこちらはなんとかやれそうですが、一度ぐらい表で絡みたいなぁ、という感じです。
お任せしますです
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おまえの詩は、もういい。 [じゃらん、と適当な和音を奏で] ――『あるじ』とは、なんだ。 誰のことだ。 漆黒の王《父》のことか。それとも―――― ――冥府の王《ヴァルキュリア》―― 黄昏の皇女《ヴァーミリアンライト》のことか。 [コリーンへ双眸を向け、問う。 憎む(あいす)べき王(ちち)の名と。 もうひとりの、憎む(あいす)べき王(めがみ)の名。]
(198) 2010/03/23(Tue) 22時半頃
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[ぴしり、ぴしり。] [銀に輝く《鍵》。漆黒の王の覚醒(めざ)めの余波か――それとも、もうひとつの《鍵》の消滅のせいか――徐々に歪(ひず)む、歪(ゆが)む、楽園《エリュシオン》への鍵。] ――《鍵》が壊れれば、《楽園》の扉は開く。 そうしたら、君は本来あるべき姿へと戻る。 在るべき、姿へ。 永久に。 ――二度と、戻ることは出来ないよ。 [再び現世へ暁を産み落とした、もうひとりの『親』。冥府の王。 『彼』の詞が、紡いだその旋律《ことば》が、脳裏に浮かび。] ……戻る場所(ところ)など、初めからひとつ。
(200) 2010/03/23(Tue) 23時頃
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/*
ぎゃー、流れ追えてないです。
襲撃、おすすめはどこですか!
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[《αναμνήσεις απομίμηση》 偽りの記憶《memories》。 蘇りつつある、水底の追憶《memories》。 《鍵》が壊れるのは、おそらく――――もう、すぐ。] [嘆きの河の水面が、遠い風景の混沌《カオス》を捉える。] ……そろそろ、出しては貰えないものだろうか。 [茨の結界はともかく――世界樹の種子の張り巡らせた結界を見やり。]
(206) 2010/03/23(Tue) 23時半頃
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落ちてもよさそうなのはザック。
ただ多分本人は吊りで落ちる気ぽいかな。
/*
吊り票集まってるような死亡フラグでしょうか。
一応暫定ザックでセット。
ザック吊られそうなら…ラルフかビアンカあたり?
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……ッッ!? [突如、背後から――リンデルの手の中の鏡から、声が届く。] おまえ、は…… [湖面に映った、少年の声。《鍵》を授けた、王の声。 ――しかし考えている時間は今の純白には、ない。] 二人を、なんとかすれば――…… ……………………、わかった。 [両方の瞼を閉じ、じゃらん、と《鍵》をかき鳴らす。 次に眼を開けたときには、その右眼は――金色に。 ともすれば、その音色は稲妻のように]轟き。]
(218) 2010/03/24(Wed) 00時頃
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/*
んー、まあ誰でもいいというか、PC視点で襲撃ロール回せる所ならどこでもいいと思う。
吊りも同様。
自分が投票しておいてキリングできないというのはあっちゃならんので、そういう所じゃない限り、投票は別に誰でもいいよ。
主殿が誰を最終日に残すつもりなのか(向こうの最終パーティは誰なのか)で襲撃は決めた方が後々どっちもやりやすい。
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組曲【聖戦】 第二楽章 〜黄昏《ragnarok》〜 [リンデルとコリーン、そして純白(しろ)の足元に、月詠の民《ルナ・イリューシュカ》の紋章《エンブレム》が浮かび上がり―――― ――暫くの間は、その陣の外側からの干渉を総て拒絶する!]
(219) 2010/03/24(Wed) 00時頃
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/*
▼ザック▲ビアンカはPL視点ではいい所だと思う。
/*
キリングのやりやすさならビアンカかな。ロール回すのは深夜過ぎになるけど了解。
/*
じゃあそれで。
個人的にセシルが何をやりたいのかいまいち見えないんだよね。
ここは残りたいのだろうか?
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>>212 ――ッ、大丈夫、だ……! [おそるおそる尋ねてくるリンデルには、そう答えたが。 3人ぶんの、紋章《エンブレム》。 現在(いま)の純白(しろ)の力で繋ぎ止められるか。それとも――] [ ――――ぱきり ]
[――――暁が覚醒(めざ)めるのが、先か。]
(221) 2010/03/24(Wed) 00時頃
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