308 【R18】忙しい人のためのゾンビ村【RP村】
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[ ああ……かすかにエンジンの音が……、]
(38) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ ……見送りにいかなくちゃ。]
(39) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ わたし、ゆっくりと立ち上がったの。 ああ、割れるように頭が痛い。 けれどなんだか体は軽かったわ。 きっと齧られて質量が減ったせいね。 視界が曇った日の空のように、 薄く白く濁って見えたわ。 わたし、今、何者なのかしら。 ぼんやりとした心地で廊下を歩いた。 どのくらい時間が経ったのかしら。 ほんの数分、数秒のようにも、 ずいぶん経ったような気もする。]
(40) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ 玄関の扉を開いた。日が差している。]
(41) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ ……ふと空を見上げたら、 本当に気持ちよく晴れ間が広がっていたのね。]
(42) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ あの子がガレージから出ていくのを、 わたし、門扉のところまで出て、 見えなくなるまで見送るのが日課だった。]
(43) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ ゆっくりとした足取りで門扉へ向かったわ。 ほかのことはなあんにも気にならなかった。 がしゃんがしゃんと、 門扉が激しく揺れていたのね。 なんでだったかしらねえ。 ……なんだっていいわ。 ただ、いつもみたいに門扉を開いた。 ぎゅうづめに押し寄せる何かが、 扉の奥めがけてなだれ込むように動いたわ。 わたし、その流れの中に立っていたの。 どれだけ押し戻されそうになっても、 立っていたの。そこに。前だけを見て。]
(44) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ そのとき、深い深い緑色がひとすじ、 びゅんと走り抜けていった気がしたの。 まるで光の尾を引くように。美しかった。]
(45) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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……い、ってらっしゃい。 くれぐれも気を付けるのよ。
(46) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ ああ、なんだか音が歪んで聞こえる。 ……年のせいかしら。やあね。 でもわたし、 確かにそう言ったつもりだった。 そう言ったはずなの。いってらっしゃい。 気を付けてね。さようなら、ジャーディン。 旅立ちを見送ってあげたかったの。 Nanaとしての心が残っていたのかしら。 それともしみついた繰り返しをなぞる本能? ねえ、どちらだと思う? ……ああでも、答え合わせはできなさそうねえ。]
(47) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ こんなに気持ちの良い晴天だもの。 わたしはお庭で読書でもしようかしら。]
(48) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ 今日もここで帰りを待ってるわ。]
(49) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ ……でも振り返らないでね、ジャーディン。*]
(50) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ *** ]
(51) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ 悪い人たちではなかったのだと思う。本当は。]
(52) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ ただ、居合わせた状況のせいで、 本来しなくていいはずの選択を迫られただけ。]
(53) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ 祖母がたった一人を守るため、 犠牲を厭わなかったのと同じように。]
(54) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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──とある青年の独白── [ 駆け込んだ先は、一見して無人に思えた。 大窓の面した庭の奥では、 木戸がぎしぎしと軋んでいて、 今に破られてもおかしくはなさそう。 体ごと扉にぶち当たるような鈍い音に混ざって、 意味をなさない低く醜いうめき声が響いている。] ──ウィレム! ゾーイ! [ 咄嗟にそうやって名前を呼んだら、 キッチンのシンク下の扉がガタッと揺れて、 中から小さな頭がひょこりと覗いた。]
(55) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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……隠れてたの?
[ ウィレムはこくりとうなずいて、 狭苦しい収納の中から這い出した。 開いた扉の隙間からオッドが飛び出して、 ウィレムが隣の扉からゾーイを引っ張り出す。
怖いことが起きたら、 ここに隠れてじっとしてなさいって。 おばあちゃんが言ってた
内緒話でも耳打ちするように、 ウィレムは俺の耳元でそう言った。 そっか。と目線を低く合わせて答える。]
(56) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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いいか、急いで支度して。 大事なものだけ持って。 ここから逃げるんだ。 ゾーイ、おまえのふわふわ≠ヘ? あのうさぎがなきゃ困るだろ。 もう取りに戻ってこれないんだから。
[ チビたちにそう告げながら、 ためていた水のボトルをいくつか取る。 それから残り僅かなクラッカー。 おやつがわりに舐めた蜂蜜。 犬のフード、食べれそうなもの何でも。
慌ただしく動き回っていたら、 ウィレムが困惑した様子で俺を見た。 なんで?≠チて聞いてくる。 なんで? 隠れてればいいんじゃないの? そう言いたげなのがありありと伝わってきて、]
(57) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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隠れてじっとしててもな、 どうしようもならないからだよ。
(58) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ だから早くって俺は急かした。 ゾーイがうさぎのぬいぐるみを抱いている。
あとは何が必要になるだろう。 火を起こす道具。ライト。ラジオは? 映画だと壊滅しそうな世界の中で、 他人と繋がるツールはいつもラジオだけど。 キッチンにあった適当な袋に、 めぼしいものを片っ端から投げ入れた。
誰かに確かめるように、 あれはこれはと独り言として呟いて、 部屋の中を行ったり来たりする俺を、 ウィレムはまじまじと立ち尽くして見ていた。
そして不意に身体の向きを変えて、 ソファに向かってダッシュしたかと思うと、 ソファの座面の下に細こい腕を突っ込んだ。]
(59) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ ごそごそとそこを漁るようにして、 引き抜かれた手は小さな端末を握っていた。 そのまま、たたたっとこちらに駆けてくる。
袋を背負って、オッドを抱いたところだった。 これも。というふうに差し出された掌に、 スマートフォンがひとつのっかっている。
差し出されたそれを手に取った。 ウィレムは俺の動向をまじまじと見ている。 いくつかボタンを押してみても反応はなく、 とうに充電が切れてしまっていることだけわかる。]
(60) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ ささやくような声で、 ウィレムはだめ?≠チて聞いてきた。
うん、だめ。もう電池がない。 どこかで充電できたら別かもしれないけど。
そんな正直な答えでも、 幼い子どもを気遣った嘘でもなく、 気づけばウィレムをじっと見下ろして聞いていた。]
──これ、隠してあったの?
[ ひとつ、ウィレムはうなずいた。 そっか。とか、相槌を打つより早く、 続け様に言葉を吐いている。]
(61) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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……誰が? ……ああ、いいや、知ってたの?
[ ウィレムが少し困ったような顔をして、 みっつ目の質問にもこくんとうなずいた。 不安そうに視線を泳がせている。 俺はそのまるっこい頭に手を伸ばした。]
……そっか。 おまえは本当になんでもよく見てるね。
[ 俺が嬉しそうではなかったからかもしれない。 誤魔化すように伸ばした手に撫でられながら、 ウィレムは自信なさげに俺を見上げて、 言ったほうがよかった?≠チて聞いた。]
(62) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ ……どうなんだろう。 そうしてくれていたら、何か違っただろうか。]
(63) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ だとしてもこの世界は一本道なのだ。 何を言ったってしょうがないじゃないか。]
(64) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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……大丈夫だよ、ウィレム。 オッドを抱いててくれる? ゾーイと手を繋ぐからさ。 ほら、こっち。もう行くよ。
[ 抱いていたオッドをウィレムに預けて、 俺はゾーイの小さな手を握った。 キッチンを抜けて、 ガレージのほうへと二人を誘導する。 わおんわおおおおんと、 相変わらずあいつらは騒がしくって、 今すぐ駆け戻ってどうしたのって、 一匹一匹の瞳を覗きこんでやりたかった。 そうしたらあいつらの黒目がちな瞳は、 いつだってちゃんと何かを伝えてくれる。]
(65) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ 思いを断ち切るようにして、 ふたりと一匹を後部座席に押し込んだ。 助手席に膨らんだ袋を放り込んで、 自分も運転席へと滑り込み、キーを刺す。 鳴きやまないあいつらの声に紛れさせて、 シャッターリモコンのボタンを押し、 ブレーキペダルを踏んだ。キーを回す。]
(66) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ ブォンと、いつかと同じ音がする。]
(67) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ いつか。]
(68) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ マシュマロの入ったチョコレートアイス。 クリスマスのプレゼントとケーキ。 この深い緑色が運んでくるもの。 誕生日を祝いにやってくる父方の祖父母を、 空港まで迎えにいくのもこの車で、 入院が長引いた母をときどき、 乗せて帰ってくるのもそう。 休暇に少し遠出をした帰り、 後部座席で寝こけているだけなのに、 祖母がふいに振り返っては嬉しそうにするから、 なんだかこっちは気恥ずかしくて、 家に着くまでずっと寝たふりをしていた。]
(69) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ この車が好きだった。]
(70) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ 今日みたいな日には似合わない、 いつかと同じ音を立てて走り出す。]
(71) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ どこに行くのって幼い声が問う。 うごめく化け物が住み慣れた家に、 吸い込まれるように押し寄せるのを見た。 あおおおおんとガラス越しにも声がする。 どこか遠くへ行こう。どこまでも遠くへ。 もう二度とここに戻ってこられないように。 まっすぐに前だけを見据える。 ハンドルを切りながら、西へ≠ニ言った。*]
(72) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ 西の果てに一体何があるというのだろう。]
(73) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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──as a credit cookie──
……うーん、だめだな。
[ あれこれ試していた手を止めてつぶやくと、 ウィレムが手元を覗いてだめ?≠ニ言った。
どうにかスマートフォンの電源をつけられないか、 充電器具や電源をとれそうなところを見つけては、 とりあえず一度試してみてはいるんだけど。 今回も拾ってきた充電器は使い物にならなかった。
ウィレムが同調するように、 残念そうな顔をしてため息をついた。 それを見ていたゾーイが不思議そうに言う。]
(74) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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ついたら誰に電話するのぉ?
[ そうしてから思いついたように、 パパとママ?≠チて嬉しそうに聞く。 正直なところこういうとき、 どう答えればいいのかわからないままだ。]
……電話じゃないよ。 世界中の人に見えるように、 メッセージを書くんだ。
[ あまり長く車を停めていたくなかった。 すぐ近くにゾンビがいないことを確認して、 一度止めていたエンジンをかける。
ガソリンもどこかで調達しなくちゃ。 路上の車から燃料をとる方法を、 道中出会った親切な人に聞けたのは幸運だった。]
(75) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ 一体何がぶつかったのか、 へしゃげて崩れそうになっている標識で、 行く先を確認してアクセルを踏んだ。
なんて書くの? ゾーイが後部座席から尋ねてくる。 さっきの家で見つけたココアの粉のおかげで、 ずいぶん機嫌がよく、元気になったらしい。]
……こんにちは。って、
[ 何か大切なものを見落とさないよう、 注意深く運転していたいんだけれど、 ゾーイはさらに言う。それから?‐
(76) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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えーっと、そうだな。 僕はジャーディンです。 ウィレムとゾーイも一緒です。
……ウィレム、なんて書く?
[ 何がおもしろいんだか、 ゾーイはきゃらきゃらと笑っていた。
急に矛先を向けられたウィレムが、 戸惑ったように口を開く。
えー……僕たちは元気です
ゾーイはいよいよじたばたと、 後部座席でひっくり返るように笑っている。 オッドがそれを非難するように小さく唸った。]
(77) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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──あはは、いいね。 ゾーイ、ちゃんと座って。
(78) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ ミラーで後部座席を確認しつつ、 路上に捨てられた車や、倒れた木や、 人だったはずのものを避けて走る。
到底この状況に似つかわしくない言葉に、 気付けば口元を緩めて笑っていた。 それなのに目頭が熱いのはなぜだろう。]
(79) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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[ そこに何を書こう。]
(80) nabe 2020/10/27(Tue) 19時頃
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Nana
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こんにちは。見ている人はいますか?
僕はジャーディンといいます。
Nanaの孫で、17歳です。
××地区から西に向かっています。
どこかに避難所や、
シェルターはありませんか?
まだ無事な人を探しています。
一緒に7歳と4歳の子がいます。
まだ小さな子犬も一緒です。
食べ物ももうあまりありません。
助けが必要です。
親切な人からの返事を待っています。
どうかお願いします。助けて。
もう、誰も見てないかもしれませんが、
息子たちが、生きていました。
探してくれた方、ありがとうございましたm(__)m
皆さんも、諦めないでください。
アイツらは、泳げないみたいです。
水辺に逃げたら、助かる可能性が、高いのかもしれません。
少しでも、皆さんが、生き延びれる道が、見つかりますように。
#ゾンビに負けるな
@asuka.waka
@heytaro
兵太郎?私です。
私は無事です。
避難する為に近所の高校に逃げたんだけど、途中でスマホ落としちゃって…ずっと連絡取れていませんでした
ごめんね
@asuka.waka
@heytaro
学校もゾンビに囲まれててね、もうダメかと思ってたけど、勇敢な高校生たちが先頭きってたくさん倒してくれてね
おかげで出てくることができました。
[の画像を引用して投稿]
今は東京の職場にいます。
ここには自家発電機もあるから、当分は連絡取るのに問題ないと思う。
@asuka.waka
@heytaro
ここに来るまでの間にね、異様にゾンビの死体の多い場所があったの。
たぶん生き残った人達が頑張って戦っててくれたんだと思う。
ショッピングモールで食糧調達する時に、ノートとか武器とか色々見つけてね、
大切そうなものは全部回収してきた。
今後の役に立つ思って。
@asuka.waka
@heytaro
今夜は満月がとても綺麗です。
兵太郎も同じ月を見てるかな?
わたしは職場でこれからゾンビのメカニズムを研究しようと思っています
幸い(?)サンプルはそこら中にあるし
このゾンビ化の原因が突き止められれば
解決策もおのずとわかるはずだから
私はここで頑張ろうと思います
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