人狼議事


297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」

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視点:


双子 朝顔は、メモを貼った。

2019/07/04(Thu) 01時頃


 もう、来たらあかんよって。
 言ったやんか。

[幼子の、泥に濡れたすべらかな頬を、そうと指先で撫でる。
桃色に染めて輝いていたそれは、白く冷たく濡れている。

危ないから、あかんよって。
そもそもそん花は、お見舞いには向かんよ、って。
言うたのに。

あと少し、年が行っていたならば。
幼子にはその花が見えなかったろう。

あと少し、幼かったなら、こちらの声が聞こえたろう。

あと少し……

口惜しさは何の代わりにもならぬ。
私は、泥に足を取られて滑り落ちる子どもに、何もしてあげられなかった。]


 あぁ、泣かんで、泣かんで。

[空が泣き出すような雨を降らせる。
これは、誰の涙だろうか。
この子のものか、家族のものか。
この子の家族は、誰やろう。
お見舞いと言っていたのだから、きっと病に臥せった家族がおるんやろう。]

 泣かんで…な?
 今、綺麗にしたるからな?

[幼子の亡骸に掌をかざす。
白銀の光に包まれて、物言わぬ子供は姿を消した。
代わりにその場に遺るのは、月明かりを写した銀竜草のような、仄かな輝きを帯びた紫陽花一株。]


 そうら、綺麗やろ?
 あなたが、綺麗て喜んだ、お花や……
 あぁなんで。
 なんで、まだ泣くん?

[開いたばかりの紫陽花に、ぽつりぽつりと雫が落ちる。
それはまるで、花そのものが泣いているようで。]


 あぁ、あぁ、そうやんな。
 ひとりぼっちは、さみしいな。
 おねぇちゃんにも、分かるから。

[ひとりでに花束のようになる、花手毬を両手に包み、口付ける。
それはまるで、むずかって中々眠らない子供を寝かしつけるような仕草で。]

 可哀想やな、可愛いな。
 せやな、ちゃぁんと、帰してあげるからな。

[ぽつ、ぽつと、村への道を辿るように、紫陽花の花びらが、姿を見せる。
例えばそれは、紫陽花の花束を抱えた子供が、いち早く家へ帰ろうと、走り抜け様花を散らしていったような。
それを見守り、“わたし”は微笑う。]


 ふふ、元気やな、可愛いな。
 **もあの位ん頃は、
 よう走っとったっけ…

[“わたし”は、遠い記憶に想いを馳せる。
誰からも、“わたし”自身からも、忘れ去られた記憶に。

『どうして、どうして…おねぇちゃん!』

誰かの泣き顔が記憶にひらめいた瞬間、私は────、**]




 たえちゃん…?
 




[ 昔に食べた、 ――― 食べようとした紫陽花は、どんな色をしていたっけ。]


[ 小さい頃から山が大好きだった。色んな所に行く前に、山の知識を教えてもらって、でもそれでも、こっそりと色んな所へ行った。
 一度足を滑らせたこともあったが、持ち前の丈夫さでなんとかなった。 その時の光景や見たものは、思い出せないけれど。

 運が良かった。
 あたしはきっと、運が良かったのだ。]


[ 見た事がないはずの透明な紫陽花。
 どうしても目が行ってしまう。あれは、…あれは。なんだっけ。]

…たえちゃん?

[ そう語りかけるのは頭の中でだけだ。
 そう、それは、その透明な紫陽花に向かって。

 泣き声が聞こえる。良く知っている気がする。だけど確信には至らなくて、声には…言葉には、できなかった。]*


双子 朝顔は、メモを貼った。

2019/07/04(Thu) 19時半頃


【人】 双子 朝顔

……風も冷たなってきたし。
おたえちゃん、無事に見つかりはったやろか……。

[何をするでもなくぼんやりしていると、どうしてもそのことを考える。

――何をするでもなく、というのは不正確かもしれない。
何もできない。あるいは、何もさせてもらえない。それが正しい。

幼いころから身体が弱かった。
妹の方は七つを越えられまいと噂するものさえいた。

おそらく、母も薄々そう思っていたのだろう。
家の手伝いをさせることはなかったし、
朝顔が体調を崩す度に、つきっきりで看病した。
せめて手元にいるあいだはと、たっぷりと甘やかした。

それが功を奏した。あるいは、それがいけなかった。

七つを越え、十さえ過ぎて。まだ朝顔は生きていた。
そして、今ではもはや、過保護が当たり前になっていた]

(40) 2019/07/04(Thu) 22時頃

【人】 双子 朝顔

――……なんや?

[たえを案じながら、外の様子をぼんやりと眺めていると。

何か、きらりとしたものが目に入った]

氷……や、こない季節に、まさかな。

[ふるり、首を振る。でも、だったらなんだろうか]

……誰か、硝子でも割りはったかな?

[でも、硝子を割ったのなら、一か所に集まっているはずだ。
それはまるで、誰かの辿った跡のように、点々と落ちていた。
もし自分が水汲みでもしたら、ぱしゃぱしゃ零し歩いて、こんな跡が出来るに違いない]

(41) 2019/07/04(Thu) 22時頃

【人】 双子 朝顔

[それが気になって、そっと勝手口から家を出る。
少しならば、外の空気を吸いたくなったとか、幾らでも言い訳はつく]

……花びら……やろか?

[摘まみ上げたものを眺めて、首を傾げる。
かたちは確かに、花びらのようだ。ただ、それは透明だった]

透けとる花なんて、聞いたことあらへんな……。
おたえちゃんとこの爺様や東の爺様なら知っとるやろか?
芙蓉の姉様も町に出とるから、判るかもしれへんね。

[小首を傾げながら、摘まんだ花弁をしげしげ眺めやって]

(42) 2019/07/04(Thu) 22時頃

【人】 双子 朝顔

きらきらして、綺麗は綺麗やけど……、
……透けとるし、お花の幽霊かもあらへんね。

[透けているといえば、この世のものではないというのが定番だ。
そう考えると、なんだか、ぞっとしない感覚を覚える。
そうでないにしたって、見たこともない花だ。毒がないとも言い切れない]

触ってしもたけど、大丈夫やろか……手、洗っときましょ。

[そう呟いて、摘まんだ透明の花弁をぽいと捨てた*]

(43) 2019/07/04(Thu) 22時頃

【人】 双子 朝顔

――えっ?

[たえ、との声>>47に。目をぱちりと瞬かせ、きょろきょろと。
周囲にたえの姿はなく、どうやら見間違えられたものと察する]

……むぅ。

[年相応の背丈とは言い難いと、自覚はあれど。
七つの子と間違えられれば、いささか面白くはない。

頬を膨らせかけて。
いやいや、たえを探し回っていたのだから、
女児を見かけて声を上げるのも仕方あるまいと、思いなおす]

(50) 2019/07/04(Thu) 23時半頃

【人】 双子 朝顔

えっ、と……どないしました?

[口ごもる相手に、首を傾げる。金物屋の、藤屋家の息子。
あまり話す機会もないが、さして大きな村でもない。顔と名くらいは知っている]

……花?

[今しがた捨てた、透明な花のことだろうか。
そう訊ねるということは、たえと関係があるのだろうか?
いずれにせよ。知らない、と。答えようとして。
すっと目を細める朧に、睨まれたものと誤解して]

え、あぅ……その、あの。
朝はただ、何か光ったから、拾ってみただけで……、

[しどろもどろに、なんとか答えて]

……おたえちゃん、まだ見つかってへんのですか。

[心配やなぁと、小さく呟いた*]

(51) 2019/07/04(Thu) 23時半頃

 
────とぉりゃんせ、とぉりゃんせ。

 此処は何処の細道じゃ?

    天神様の細道じゃ。

   ちょぉっと通して、くだしゃんせ────


【人】 双子 朝顔

[珍しい紫陽花>>57と聞けば、なるほどと]

紫陽花なんやね、これ。
確かに透明なんて、珍しいけども。

[こんなものが七つの子供が取ってこれる範囲に生えていたら、
話くらいは聞いたことがありそうなものだけれど――と、小首を傾げる。

まあ、野山を駆け回るような遊びにはほとんど参加していないから、朝顔が知らないだけかもしれないが]

村までは戻ったけども、家帰る途中で足挫いたとかは、あるかもしれへんね。
それか、歩き疲れて、どこかでいったん休んどるとか。

[村内を探すという朧に、同意するよう頷いて]

おたえちゃんが通らへんかどうか、朝も気を付けて見ときます。

[小さく手を振り返し、朧を見送って]

(68) 2019/07/05(Fri) 01時頃

【人】 双子 朝顔

……村の中なら、朝でも探せるやろか?

[ひとりで行く、といえば母に止められるだろうが。
夕顔と一緒なら、許してもらえるだろう。

――いや、駄目だ。
さっき、野菜を切る手伝いをしていたはずだ]

朝は、役に立たへんからね。

[せめて、役に立つ姉の邪魔は、してはいけない]

家の近く、ちょい探しすくらいなら……。

[母に告げれば、止められるなら――と、そう**]

(69) 2019/07/05(Fri) 01時頃

双子 朝顔は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 01時頃


 
 よかったねぇ、おたえちゃん。
 無事、辿り着いたんやねぇ。
 


双子 朝顔は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 18時半頃



 知っとるよ。
 わたしたちの見分け、つかんこと。
 どっちでもおんなじやって、
 きっと言うんやろね。


[少女には、紫陽花の株のそばでうずくまる子どもが、見えていたのだが。

ここにおるのに、とべそをかく子どもが。

寂しいと、袖を濡らす、たえが。]


 可哀想やな、可愛いな。
 そうやね、気づいてもらえんのは、寂しいな。
 大好きな、じいちゃんやもんね。
 ねぇ、おたえちゃん。


   心配、

         いらんよぅ?
   



[ 蹲る子供の姿はこの目には見えず。
 ただ聞こえる声に、その紫陽花へと視線を送る。]

心配、いらんの?
たえちゃん、居るん?

これ 誰の声やろか。
……夕ちゃん?

[ 朝夕の区別がつくつかない、という以前に。なんだろうか、少しだけ、雰囲気が、…]

ゆうちゃん?

[ 違うような気がして、]
 





[ 昔、出会った、誰かに似てる気がする。
 紫陽花へと送っていた視線は、夕顔へと向けられ、少しの間視線を留めた。]


【人】 双子 朝顔

……ちょっとや、ちょっと。
近所だけ探して、おらへんかったらウチに戻る。それだけやし。

[そう呟いて、さてはてと]

藤屋の兄さんは、おたえちゃん家の方に行きはったし。
まずは逆に、歩いてみましょか。

[もちろん、朧だって、気を付けながら村に戻ってきたはずだろうけれど。
もしかしたら、大人の目線の高さでは見落としたことに、何か気付けるかもしれない。

――いまはまだ、そっくりと云われていても、徐々に双子の姉との差は開いている。
たえとの差も、どんどん縮まっている。いずれ、二人を見上げるようになるだろう。
でも、いまはそこまで、大きな違いはない。
歳不相応の矮躯が役に立つとすれば、こういうときくらいだろうから]

(111) 2019/07/05(Fri) 20時半頃

【人】 双子 朝顔

――……とは、思いましたけど。

目線が関係するような場所、特にあらへんね……。

[朧が来た方向、山側へと幾らか歩いてみたけれど。
子供が入り込みそうな隙間やら何やらは、特にない。
考えてみれば、そういう物陰だのなんだのは、村の中にこそあるのでは?]

……ううん、無駄足やったかなあ。

[――呟き、嘆息する。

朧同様に山を降りてきたのか、2人連れの人影>>75>>92が遠くに見えたが。
少なくとも、背格好からして、どちらもたえではないのは確かだった*]

(112) 2019/07/05(Fri) 20時半頃

[少女と本当に視線が絡んだのは一瞬。
けれど、少女がまた家の中へと視線を戻してからも、その眼差しは彼女をとらえて離さない。

見えない眼差しが、“笑みを浮かべた”。
その“笑み”は、どう見積もっても年端のいかぬ少女の浮かべられるそれではなく、
もっと言えば、18の年頃の娘が浮かべたそれで、
更に言えば、娘は“緋色の婚礼衣装を纏っていた”。

そんな姿はどこにもないのに、何故かその眼差しは、“そんな娘の浮かべた笑み”を幻想させた。

そんな娘は、どこにもいない。

どこにも。]


[とたとたとた。
裸足の子供が室内を走るような音がする。
足音は、飴のそばでいったん止まってから、また走り出す。

家の、中ほどへ、向かうように。

開いた戸の前で、立ち止まる。

『みぃつけた!』
『次はおねぇちゃんの番!』

とたとたとた。
家の中を、裸足の子供が走り回るような音がする。
何度か襖や戸を開け閉めする音がして、それから、静かになった。]


[ ほんの一瞬。すぐに表情を変えてしまったから、その視線に捉えられたのも一瞬、の、はずだ。

 笑みが見えた。
 夕顔にはおおよそ浮かべる事に出来ない類いの笑み。

 ぞわ、じわ、じとり、
 ぺたりと背筋に張り付くような感覚は、まだ雨も降りはじめていないのにはやい気がする。

 今のあたしよりも少し年下、
 だけど、ずっと昔はずっと年上、

 緋色の花嫁の笑みは、笑みが、
 心を捉えて離さない。

 息が詰まるような心地に目を瞠る。
 きれいなきれいな、およめさん。

 ここにいるのは夕顔だ。
 夕顔、夕ちゃんのはずなのに、
 ここにいない姿なのに、あの娘は、 ]


[ いない――…?

 表情が夕顔に戻って、漸く解放された気になる、いや、されていない。囚われている。]


 おねえちゃん?

[ 自分に勿論姉はいない。だがなんとなく、そう口が動いた。]


【人】 双子 朝顔

……誰やろ。
ちょいと陰ってきたし、判らへんな。

[目をこらしても、遠い2人の正体は判らない。
よくよく晴れていても、この距離ではどうだったか。

朝顔は、視力も悪かった。
もっとも、これは生来のものではない。

何もできなくて、やることがなくて。
読めるものがあれば頭から尻まで読み尽くしたり。
そこらの小枝と地面で、文字を練習していたり。
もし、妹が姉より秀でているところが仮にあるなら、それは読み書きくらいだっただろう。

――兄よりすぐれた弟など存在しない、などと世には云うらしいが。姉妹にも適用されるのかは知らない]

(125) 2019/07/05(Fri) 23時頃

【人】 双子 朝顔

……?

[山道から村に戻る2人の、より手前。
なにか、ちらりと白んだように見えたが――]

……なんやろ、あれ……?

[朝顔が、こんな村外れまで来ることは珍しい。
だから、"それ"が、常あるものなのかは、知らねども。

この遠目でも、奇妙に、心をざわめかせるような――……*]

(127) 2019/07/05(Fri) 23時頃

 

 『もう いいかい』

            『まぁだだよ』

     『もう いいかい』

          『もう い い か い』

   


   


   『も う  い い よ  』


   


   

 ────め か く  し

               お に  さ ん

   て   の
           な  
            る


          ほ
            う

                 へ────

   


【人】 双子 朝顔

……まあ、何か妙なもんなら、あの人らが気付きますやろ。

[誰かは判らねど、二人連れなら注意も二倍だろう。
それに、ああまで遠くにひとりで行くのは、流石に不安がある]

ん……いったん戻ろかな。

[呟いて、くるり、村へ向けて踵を返した*]

(128) 2019/07/05(Fri) 23時半頃

双子 朝顔は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 23時半頃



[ 視覚と聴覚が、何かに囚われ、
 少しだけ下を向いて、ぐるぐると頭の中で渦巻く 声を 姿を

 反芻している。

 紫陽花へ向かうような視線は、
 少しの間、どこにも向いていない。]
 



[ 綺麗な、およめさん。
 紫陽花の季節に輿入れしたならば、
 彼女は幸せになれたのだろうか。]
 



[ 耳に幽かに届く、沁みるような声。]

[ ぱん、と軽く小さく、聞こえないくらいの音で、手を打ち合わせた。]
 


【人】 双子 朝顔

[一度、家に戻って。
様子を窺ってみれば、忙しなく働く母は、無断の外出に気付いた様子はない]

あれ……ゆうちゃんおらんけど、どないしたん?

[訊ねれば、雷門――たえの家へと、おつかいにやったとか]

……おたえちゃん、見つかったか、聞いとる?

[なにも聞いていないと、返事が戻れば]

ん、そか。そしたら、なんや、その……、

……どうなっとるか、朝が聞きに行ってこよか?

[それは、ほんの少しの。けれど、振り絞った勇気だった。
身体を遣う手伝いはできなくとも、話を聞いてくるくらいなら――と]

(146) 2019/07/06(Sat) 01時頃

【人】 双子 朝顔

[――返事は、言下に否だった。
帰ってきた姉から聞けばいいから、と。食事までゆっくりね、と]

……あ、うん。せ、やね……、

[――小さく、頷きはした。けれど。
やれることさえ、やろうとしたことさえ、させてもらえないのは]

――……、ゆうちゃんが行っとるんやし、せやったね。

[これまでの、当たり前のはずなんやけど――なんやろね。

この、胸の片隅に浮かんどる、ちくちくとした痛みは――……]

(147) 2019/07/06(Sat) 01時頃

双子 朝顔は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 01時頃


双子 朝顔は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 01時頃


双子 朝顔は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 01時半頃


【人】 双子 朝顔

……母様もゆうちゃんも、朝にはなんも、させてくれへん。
朝かて、もすこし、なにか……思うんは、だめなんかなあ。

[ぐしぐしと、顔を擦って]

……せめて、往来だけは見とこか。
藤屋の兄さんに、見とくって言うたしね……。

[それが、役に立つかといえば、どうだろう。
運よく、そこをたえが通らないでもないかぎり――なんの役にも立ちやしないけど**]

(149) 2019/07/06(Sat) 01時半頃

【人】 双子 朝顔

[声>>160の方向を見遣れば、連れ立った二人の姿。
先刻、山から降りてきていたのは、彼らだったようだ]

いや、さっき藤屋の兄さんと話したんやけどね。
珍しい紫陽花の花びら、村ん中に落ちててな。
それで、おたえちゃん、村に戻ってるかもいうんで。
もしかしたら、おたえちゃん通るかも思て、外見てたんよ。

[それにしてもと、二人連れの片割れを見遣って]

飴司の兄さんはともかく、箕島の兄さんも山に入っとったん?

[農を営む頑健な若者である定吉が、山狩りに参加するのは自然として。
お世辞にも体力があるとはみえない亀吉がというのは、些か意外だった]

(163) 2019/07/06(Sat) 16時頃

【人】 双子 朝顔

箕島の兄さん、山歩きなんてしはったら。
きっと明日、足腰立たへんのと違います?
そしたら、ほんまの亀みたいに、這って動かんといけんね。

[亀吉と渾名される彼が、亀のように這っている。
そんな姿を頭に浮かべて、口元がくすりと緩む]

お風呂んときに、ちゃんと足揉んどくんやね。
それか、芙蓉の姉様が来とるし、疲れに効く薬でも頼むとかな。

[軽く、疲労を案じる言葉を向けてのち]

そろそろ冷えてきて、風も出てきはったし。
おたえちゃん、見つかっとるといいんやけどね……。

[呟いて、たえが暮らす雷門の家の方向に、視線をやった**]

(164) 2019/07/06(Sat) 16時頃

 『 お
      に    さ 
             ん

          こ
                 ち  ら

   て
         の
               な    る

    ほ
           う    へ    』
 


 
[転がった琥珀色を、幼い子供が攫って行った。]
 


【人】 双子 朝顔

……雨でも降るんかねえ。
七夕まわりは、天気良うないことも多いけど。
珍しく、よう晴れとったんにねえ、今日は。

[陽光にきらめいていた、透けた紫陽花の花弁を思い返して]

まあ、紫陽花いうたら、雨が似合うけど……、
おたえちゃんが摘んできた紫陽花が、雨呼んだんかもな。

[益体もないことを、言って]

(170) 2019/07/06(Sat) 19時頃

【人】 双子 朝顔

紫陽花といえば……箕島の兄さん?

その――"それ"なんやけど。

[と、摘まんでいる花>>165を指して]

透けとる花なんてあるん?
朝よりもたくさん、本読んでるやろ? なんぞ知らん?

――綺麗は綺麗やけど、なんや少し、気味悪くてな。
最初みたときは、花の幽霊やないかって思ったくらい。

飴司の兄さんも、小さい頃はあちこち駆け回っとったクチやろ?
こんなんが、村の近くに生えとるなんて、知っとった?

[まあ、子供でなくたって、山に入る大人もいる。
日々の暮らしに薪は欠かせないし、茸や山菜だってある。
こんな珍しいものが山にあるのなら、噂くらいにはなるはずだと*]

(171) 2019/07/06(Sat) 19時頃

 寂しいな、寂しいな。
 ここにおるのにな。
 おたえちゃん、ちゃぁんといい子で、帰って来たんにな。


[そもそもお山の神様なんて、
 人の子なんぞに興味なんてないんやけどな。]



 なぁ?

 


【人】 双子 朝顔

……いや、にょきっ、いいますけど。
土筆や筍じゃないんやし、紫陽花がそんな一日二日で生えますか。

[定吉の答え(>>179)に、眉根を寄せて]

ん……、食べる?
いや、蜜のありそな花とか、山菜に似てるとかならまだしも。
よほどお腹空いてても、ふつう紫陽花なんて、食べようとは思わへんやろ?

[その件>>5は、朝顔の生まれる前である。知らないゆえ、悪気はない]

(182) 2019/07/06(Sat) 20時半頃

【人】 双子 朝顔

――まあ、紫陽花でなくとも、透けとる花なんて。
そんな妙ちきりんなもん、怖くて、ようよう口になんて運べまへん。

ほんとにこの世のものなんやろか、透けとるとか。
そんなん食べましたら、あれや、なんや……そうそう、ヨモツヘグイになってしまいそや。

[言って、ふるふると首を振る]

(183) 2019/07/06(Sat) 20時半頃

【人】 双子 朝顔

……ほんで、兄さんたち、どないするの?
もし、おたえちゃん家にいくなら、朝も連れてってくれへん?

おたえちゃんが戻っとるか、心配なんやけど……。
……うちのお母ちゃん、朝ひとりやと、ダメやいうから。

[言って]

まあ――……ゆうちゃんなら、お母ちゃんもいいってなるんやろけどなあ。

[ぽつり、呟いた*]

(184) 2019/07/06(Sat) 20時半頃

【人】 双子 朝顔

ええ……食べはりましたの……?

[向こう見ずやなぁ……なんて、苦笑いする間に]

って……腰軽いなあ、もう。

[あっという間に、母と話を始める様子に、目を丸くする。
あの分では、直ぐに話がつくだろう]

飴司の兄さんは、勢いいうの? なんというか、ありますなあ。
箕島の兄さんと、足して半分にしたら丁度良さそうやね。

[などと*]

(192) 2019/07/06(Sat) 22時頃

 よかったねぇ、おたえちゃん。
 じぃちゃんも、おたえちゃんに。

 会いたい、って。



『もう いいかい』


     『もう いいよ』


   『も う  い い よ』




        『も う い  い    よ』

 


 
 雷門じぃちゃんのこと、
          呼んどるよ。

 


【人】 双子 朝顔

――……ゆうちゃんが、おたえちゃん家へのおつかい?

[漏れ聞こえてくる母と定吉の話からは、そうらしい。

そうしたら、たぶん、こうなるか。
夕顔が行ってるから、朝顔が行く必要はないって。

ああ、ほんとうに、嫌になる。
姉はそうやって、そういう場に出してもらえる。

私だって、あの子が心配なのだ。
いいじゃないか、それくらい。心配なのだ。
僅か七つの、今はまだ何もできない、あの子が無事か]

――……、ッ、んな。

[――なにを考えたんやろか、いま。
自分より出来へん子がおれば、朝が一番ダメと違うとでも?]

(202) 2019/07/06(Sat) 23時半頃

【人】 双子 朝顔

ちがう――……、朝は、朝は。
ほんとに、おたえちゃんが心配やから……

[がり、と。口の端を噛んで、錆めいた塩味を感じ]

……お母ちゃんがダメいうても、関係あらへん。
朝は、おたえちゃん家に、話聞きにいきますよって。

[亀吉に言い放ち――とことこふわふわ、歩き出す*]

(204) 2019/07/06(Sat) 23時半頃

双子 朝顔は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 23時半頃



( 山に、返した… )

[ 紫陽花を脳裏に浮かべる。]


【人】 双子 朝顔

へ、えぁ、なん、で……!?

[――待てと、叫ぶ声>>207に]

なんで……朝、おたえちゃんのことが、心配なだけやのに。
……それだけなのになんで、お母ちゃん、連れ戻させるん!

[全く勘違いして、雷門とたえの家に向け、駆けて]

追っかけてきはる……!?

[追ってくる、定吉>>207
脚も遅いし、体力もない自分では、直ぐに追いつかれる]

(210) 2019/07/07(Sun) 00時頃


[ 視覚と、聴覚と、嗅覚まで。
 異常を感じている。

 お嫁さんの笑顔、聞こえる声、香る藤、

 妙な感覚だ、けれど、不快ではない。
 ぼんやりと、するだけだ。]
 


【人】 双子 朝顔

っふっ、えふっ……、へうっ……!

[――ぽてぽて、ぽてり。
朝顔の全力疾走なるものは、さして続かなかった]

ふえ、えっふ、えぐ、うえっ、えぷぅ……!!

[荒い息で、追いついた人間には応じたろう。

とはいえ、広くもない村だ。
いつの間にやら、雷門家の近くまでは、辿り着いていた*]

(211) 2019/07/07(Sun) 00時頃


かわいそうや…。
 


【人】 双子 朝顔

[追いつかれ、声かけられ、そのとおりに息を吸う>>217]

……え、ぅ、うぇ、っ……、
ひゅー、ひゅ、ぅ、ひうっ……っ、……ぅ、うっ、はっ、はう。

[すれば、幾分か、落ち着いて]

あさ……あさは、朝はな。
ほんまに……、おたえちゃん、心配やってん……嘘やないんや。

[ぜえぜえと喉を鳴らしつつ、応じて]

(220) 2019/07/07(Sun) 00時半頃

【人】 双子 朝顔

……ついとった?
あ、ほんまや、おたえちゃん家……、

[呼吸を整えながら、視線をやれば、なるほどそのとおり]

……なぁ、飴司の兄さん?
ここまでな、朝は、頑張って来ましたたけども。
ほんでも……おたえちゃんいてなかったら、どしよな。

[雷門家を訪う前に、ふうっと大きく、息を整えて*]

(221) 2019/07/07(Sun) 00時半頃

【人】 双子 朝顔

――……しゃあないやん。
無茶でもせんと、朝は、したいことできへんし……、

[その意が、通じたかはともかく]

いや、まあ……せやね、せやな。
ともかく、話聞いて、ってことやね。

[ひとつ、頷いて]

せやったら、お邪魔してみよか。
おるとええなぁ、おたえちゃん。

[と、雷門家へ*]

(226) 2019/07/07(Sun) 01時頃

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