256 【突発RP村】胡蝶の夢
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少
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全
[数々の村で、人を食べては捜査をして、証拠を握り潰し、あるいは別の犯人を仕立て上げ。
仲間と共に村人を食いつくしたこともあった。
人は人の死を一大事だと叫びながら、牛を食い鶏を絞め鹿を撃つ。
ジェフに理解できなかったのは、たまに本当に、自分たちがしたのではない殺人のあること。
食べるためでもなく、ただただ感情のままに。
何かを命を奪って平気な顔で。
むしろ自慢げになる者すらいた。
殺すために殺すくせに、牛や鶏や鹿を悼まないくせに。
なぜ人狼を悪とし、憎むのか。
自分たちにとって人は、君たちの牛や鶏や鹿なのに。]
[その時だった。
ふつりと糸が途切れるように、
大切なものが途絶えたのを、俺は確かに感じた。
それは声ならぬ声で繋がる同胞であったからなのか、
理の通じない霊魂だからなのか。
貴男に迷惑をかけた未熟な若い狼には、分からなかったけれど。]
ジェフ……!!
[今や赤い囁きを耳にすることが出来た彼女にも、
命を絶やしてしまった貴男にも届かない声で。
俺は、確かに貴男の名を呼んだ。]
[ヒトの乙女の腕で涙を流した俺は
その瞬間だけは確かに
貴男の仲間であった、一匹の人狼として。
……貴男の死を嘆き、哀しんだのだ。]
(……よかった。)
[その足で立ち、息を吸い、誰かと会話する生者として当たり前の姿。
それが嬉しく感じるのです。心の奥で俺が、笑うのです。]
[——その次のページは、赤黒い何かに染まっていて、
辛うじて読み取れる走り書きが、ちらほらと散らばる。]
やっぱり、上手くできなかったみたい。
もっと練習しなきゃ、ダメなのかな。
お父さんとお母さんを混ぜ合わせてみたのに、弟も妹もできない。
どうすればいいんだろう。
私、嘘つきじゃない。人殺しでもない。
教えてくれたことを信じていたのに、何がいけなかったのかな。
ローズさんなら教えてくれるかな。
知るのが、こわい な
[それから、花屋で笑っていた看板娘は忽然とその姿を消す。
行方を知る者は、果たしていたのかどうか。
今となってはもう分からない。]
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あーあ、積もっちゃってる。
[窓を見れば一面の白。 自分のベッドとは違う、固い寝床から起き上がると、少し背中が痛かった。]
あれ、僕、なんで?
[突然目からこぼれたのは涙。 長い夢を見ていた気がする。 とても残酷で、それ以上に悲しい夢。 昨日ここで起きたという人狼騒動なんて話を聞いたせいか。]
(104) roron 2016/11/20(Sun) 09時頃
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お腹が空いた。
[そんな言葉を口にすれば、どこからともなく甘い香りが漂ったような気がする。 焼きたてのアップルパイ。
修道院に、楽しげにアップルパイを焼く女性の姿はないだろう。
旅行客のアルベルト・ツィーリヒは、部屋を出る。 初めての一人旅の緊張は、今はどこかへ消えうせて。]
(105) roron 2016/11/20(Sun) 09時半頃
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[ぶらぶらと修道院の中を歩き回る。 古い修道院なんて、と思っていたが、建物の造りや調度品を見ると、中世の流行のようなものが垣間見えてなかなか面白い。
一度興味を持てば没頭できる性質であったから、なんだか楽しくなって、歩けば子気味よく響く床の音を聞きながら、聖堂へと差しかかったのだった。
自然と中へと歩みを進めた先でまず目に入ったのは、老婆へとハンカチを差し出す若い女性。 全く面識のないはずなのに、不思議と彼女たちが昔からの顔なじみのようで、思わず声をかけてしまう。]
こんにちは。 ここ、素敵なところですね。
[見上げた先には、変わらず微笑む聖母の姿。]
(107) roron 2016/11/20(Sun) 10時頃
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そうですね。神はいつでも僕らを見守っています。
[信仰心は両親からの授かりものだった。 どんなに苦しいときでも、辛いときでも、支えがあれば成し遂げることができる、そう教えられた。 ただ、支えは神だけではないという。 家族を愛せよ、友を愛せよ。
今の彼は悩みの中にはいたが、孤独ではなかった。 たくさんの愛を受け取って育った。 人から遠ざかるあの日の男ではなかった。]
僕は、アルベルトといいます。 アルと呼んでください。
[にこりと微笑んで、手を差し出した。]
(109) roron 2016/11/20(Sun) 10時半頃
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[オーレリア。 名乗った彼女の名前がそう聞こえたのは、きっと懐かしい人の名に響きが似ていたからだろうか。 力強く握られた手からは、暖かさと、悲しみのようなものが伝わって。 なぜ、あなたが謝る必要があるのか。 きっと、救われた人々はいたのだ。 その力で、辛い真実を見つめ続けた彼女に。]
あなたは神に何を願うのですか?
[ふと、そんな質問を投げかける。]
僕はまだ、自分の道が見つかりません。 何か自分のすべきことがあるでは、そう思ってはいるんですが。
[自分探しってやつですよ、と笑う。 さすがに親の勧めでというのは、少々気恥ずかしい。]
(113) roron 2016/11/20(Sun) 13時頃
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[それと、少しの後悔と、安堵。
なぜか、彼がいてくれることが、自分の願いだったように感じてしまう。
そう。
昔、思っていたのに助けられなかった友達が、元気に過ごしているのを聞いたような―――]
[彼女が、ずっとそばにいて、彼女を守る“仲間”を見つけますように、見つけていますように。
いつか自分が感じた、アイリスへの“仲間意識”を、誰かが彼女に感じて、自分ができなかったことを、彼女にしてあげられますように。]
[私は“彼女”ではないから、分からないけれど。
少なくとも、自分を人間ではない土塊だと思っていた彼女にとっては、はじめて。
はじめて、役に立てる同胞だと思えた人たちだった。
自分や周囲がはっきりとそれを認識していたかはともかく、
狂いに狂った彼女の人生において、それは少なからず救いであったのではないかと、思う。]
[メールはこなくてもいいのだ。
自分が本当にしたいのはそれじゃない。
何か、何かをしてあげたくて、今はこれが自分のせいいっぱいだっただけだから。
何かをしてあげたいと思う人がいることを、彼女に伝えたかっただけだから。*]
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ありがとう美歌。 お返しに、僕もあなたの願いが叶うことを祈ってあげますよ。
[今度こそ、あなたが悲しみに暮れることがないように。 救うばかりの重荷を背負うことのないように。
別れを告げて去る彼女の姿を見送れば、深くそう祈るのだった。]
(168) roron 2016/11/20(Sun) 23時半頃
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[アリアンヌの問いに頷き、彼女の手をとる。 たどり着いたのはかつての自室。 あの時の男には、小さな夢があった。
自分に夢を魅せたステンドグラス。 そんな大層なものは作れるとは思ってはいない。 それでも、人の心に響くものを作りたい。
そう願っていた。]
僕は、大切なものを守れなかった。 それは、僕が自分自身を信じ切れなかったことが一番の原因だったように思います。 あなたがこの修道院で下した重い決断、忘れません。
この世界では、きっと。
[在りし日の令嬢に、ランタン屋は微笑んだ。]
(181) roron 2016/11/21(Mon) 00時頃
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