73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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……へぇ。焼いたら、どうなるんスかね。
[風に溶ける薔薇の香りに、疑問を呟けば。]
…ならないよ
棘がなくならないと。
ただ、自分を焼くなんていわれて
はいそうですかなんていえないよ
薔薇さんも、眠りについちゃうんスか?
オレを1人残して。
[何となく生まれた素朴な疑問。事実、ノックスの声はもう、聞こえない。
対になった薔薇の棘の片方はもう、抜け落ちていて。]
まあ僕は眠らないけど、エリアスは眠るよね。
一人になりたくないの?
あんな悪戯する悪いコなのに。
君は構って欲しいのかな?
1人には、なりたくないっス。
きっと、オレだけじゃなくて、みんな、そうだと思うっスけど。
[自らの汚さを知っていつつも、温もりを求めずにはいられないのは、薔薇のせいなのか、それとも自分の中にある欲求なのか。]
1人になるくらいなら、いっそ――
それに、オレはエリアス先輩は見ててムカつくし、イライラするけど、薔薇さんは嫌いじゃ、ないっスよ。
[少しはにかんだ様子で呟けば。]
……オレも、もう少し、勇気が欲しいっス。
うん。僕も君達は大事。
君達はいつも僕を見ててくれる。
僕もずっと君達を見てたんだよ。
[だから香る薔薇の気配。
大事な子達が幸せになれたらと願う薔薇]
言ったでしょ。香は後押ししかしない。
君にその気があるなら、助けてくれるよ
[薔薇が助けるのは、一人になりたくない願いか、眠りたいという願いか。
ただ、やはり乗る気配は穏やかに]
どうも……ありがとっス。
[自分は存在していいのかという負い目を。
薔薇の精に後押しをしてもらうように、モリスは一歩一歩踏み出していく。]
そうそう…
あんまりこの子のことも嫌わないであげてね。
これからいやってほど、辛い目にあうだろうからね*
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― 鐘楼 ―
[中庭から見えないように壁にもたれかかって、祈りを奏でるバイオリンを聞いていた。星に願ったことはなかった。神に祈ったこともなかった。叶わぬ時が、痛かったから。 離れた場所同士で交わされる会話はどうしても耳にはいってきたけれど、元々口数の多くない二人だから、目を閉じればそれすら音楽のようで、心地よかった]
(114) 2011/12/28(Wed) 00時半頃
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[音が止み、会話も何回目かの空白に。 少しだけ頭をのぞかせて、身を乗り出して]
フィ…
[今聞いたばかりの名前を呼ぼうとして、けれど途中で口を結み、頭をひっこめてもう一度座り込んだ。風吹きすさぶ鐘楼の上は寒かったけれど、だからこそきっと誰も来ないだろう此処は居心地がよかった。ほんの少しだけ、期待もあった]
(123) 2011/12/28(Wed) 01時半頃
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[風によって薔薇の香りは鐘楼まで届けられる。深く吸い込めば、寒さも薄れていった]
あ、れ
[足音に気づいたのは、音からしてもうすぐそこまで来ていた時。さっき鐘楼から覗いていた顔を思い出して、ほのかな期待は膨れて
首を振った。違う、きっと違う。 壁に手をついて立ち上がる。中庭をもう一度覗いて、彼がいなくなっていることに気づけば、足音のする方へ振り返り]
(126) 2011/12/28(Wed) 02時頃
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……フィリップ
[返すように名前を呼んでから、驚いたように顔を見つめた]
なんで、名前知ってるの
[向き合うように、足を踏み出した。一歩だけ。急に近づくと驚かせてしまうかもしれない。名前を呼んだのは今が初めてだけれど、それくらいのことはもうわかっていた]
(128) 2011/12/28(Wed) 02時頃
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あ、うん そっか
[どこか様子のおかしかった後輩の顔を思い出して納得した。 差し出されたブランケット。誰のもの、というわけでもない。もしかしたら少年が談話室に持ち込んだかもしれないけれど、置き忘れれば共有物、もはや気にしていなかった]
えと 寒いでしょ。かけたら?
[反射的に出した手を握って促した]
(130) 2011/12/28(Wed) 02時半頃
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いや、俺は別に
[ノックスを運んだ時の熱はまだ残っている。首を振ろうとしてそれよりも早く目の前がブランケットで覆われた。いくらなんでも、頭からかけるやつがあるか、と少し呆れた。といっても、しょうがないな、という苦笑のようなものだった]
よし、ここはさ
[手を伸ばしてブランケットの端をつかみ、奪い取れるか勝負を挑む]
一緒にくるまろうよ
[そうすればもっとあったかいはずだ、と笑いかけて]
(132) 2011/12/28(Wed) 03時頃
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あの、さ
[二人と一羽、ブランケットに包まって、あったかくなればさっきまでは確かに寒かったことを思い知る。近くなった体温が少し気になったけれど、フィリップには知られないように、紅い姿を眺めながら口を開いた]
その、ごめん、な。 ……噛み付いたり、して
[何故あんなことをしたのか、よくわからなかった。衝動のままだった]
(134) 2011/12/28(Wed) 03時頃
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[目を逸らしていたから、項に手が伸ばされれば大げさなほどに身を震わせた。そこに触れられた時を思い出してほんの少し体温があがった気がした。 噛みついたから、とは思っていなかった。したいからそうしたのだろうと。 衝動とはいえ、少年がそうしたのと同じように]
おあいこか ……うん、じゃあ
ありがと
[痛い時に、傍にいてくれて]
(136) 2011/12/28(Wed) 03時半頃
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[固まった。胸のあたりから顔に熱が上ってくるのを感じた。名前になってないけれど、きっとあの時ぐずぐずに泣きながら呼んだのだ。 何故今それを聞くのか、よりも。どう答えるべきか考えて]
えと 俺の、同室
[間違ってはいないが、どんな、という問いの答えにはなっていない。膝を抱えて顔を伏せ]
年上のくせに、可愛い奴だよ
[耳まで赤くなってる気がして隠したかったけれど、そうしたら顔が見えてしまう]
サイラスのことは、忘れろっ
[名前を呼んだ途端、今どうしてるかな、と考えてしまった。少年にとっては絶対忘れられない存在だけど**]
(138) 2011/12/28(Wed) 04時半頃
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代用品って、え
[いつも煮え切らない口調のフィリップだけれど、本当にどうしたらいいのかわからない、そんな途方にくれたような声を聞いたのは初めてで、思わず顔をあげると思ったより近くに顔があり目を見開いた]
そんなつもり、ない
代わりなんて、いない
[真っ赤な顔のまま睨みつけるようにしてそう言った。重なる音色には暫く気づかずに]
(197) 2011/12/28(Wed) 21時半頃
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[目を逸らし立ち上がるフィリップを呆然と見ていた。代用品"が"いい、だなんて。そんなこと言う人がいるだなんて、考えたこともなかったから]
なん、で
フィリップ
[手を伸ばす。 嘘をつかないように、傷つけないようにしていた。でも結局嘘をついてしまう。意思を、感情を変えてしまう。
けれど、そんな時間はなかった。本当しか言っていない。 それが、本当が彼を傷つけたんじゃないか、ということに
息が、止まって
音だけが頭の中を鳴り響いていた]
(203) 2011/12/28(Wed) 21時半頃
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捨てる、よ
[捨てられるものならば、いつだって。
きっと、捨てられる前に逃げ出すだろうフィリップと、捨てたくない、と思う前に手放そうとする少年は、似てるようでやっぱりどこか違っていて]
でもさ、離したら戻ってこないんだよね
[掴んだ手を握り締めた。離したって、いいはず。けれど離したら、痛みを感じたであろう心も知らぬまま、また透明に戻るのだろう この黒い手袋の持ち主が奏でてたろう旋律は消え、中庭の騒ぎには気づけぬまま。少しずつ緩む手の力を感じながら呟いた]
フィリップを捨てたくない、って言っても ……信じないんだろ
(213) 2011/12/28(Wed) 22時頃
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何が怖いの。捨てられるのが怖いの? 俺だって怖い。捨てるのが、怖い
[唾を飲み込んで息を吐いて、手に力を込めた。潤んだ瞳から雫がこぼれる前に止めてやりたいと思ったけれど、どうすればいいのかわからなくて。でも、きっと]
今この手を離したらそんなに痛くないと思うんだよね
[乾いた笑いを浮かべて、口を閉ざした。こんなんじゃ、きっと逃げられる。捨てられるのはフィリップではなくて――]
俺が、フィリップを捨てるんじゃなくてさ フィリップが俺を捨てたくなるまで、傍にいるってのはどう?
[そんな価値があるかはわからないけれど、怖い、という言葉を都合よく解釈するならば少しは効果があるかもしれない]
俺が逃げたらさ、捕まえればいいよ。飽きたら、捨てればいいよ
(218) 2011/12/28(Wed) 22時半頃
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――うん
[なんて答えようかな、と少しだけ考えて。簡単に頷くだけにした。どうなるかもわからない、先を見て臆病になっている自分が、フィリップが、捨てたくないというのは、捨てられたくないの裏返しで]
追い出したくなったら追い出せばいいし、さ
[誰かの元から逃げ出したくなることは今までにもあった。サイラスの元からも逃げ出したい。けれど、逃げたら終わり。それで、終わり。捕まえたいと思ってくれるなら、それはきっと嬉しいから。そうなればいい、と祈り]
よし 今から俺は、あんたのものだ
[手を離す。どうする?と促すように、怯えるように顔を覗きこむ]
(230) 2011/12/28(Wed) 23時半頃
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…うん、あったかい
[ほっとした。あそこまで言って、結局手を離されたまま、独り残されることも考えていた。きっとばれてないと思うけれど怖くて、怖くて仕方なくて。判断を投げてしまった分、決められなかった分、より臆病なのは少年の方だった。 手を伸ばして、そっとフィリップの背に回した。抱きしめるなんてことはできないから、服の裾をほんの少し握って、そこでやっと肩の力を抜いた]
あ…りが、 と
[聞こえないように、ほとんど声にならないくらいの大きさで言ったけれど、近くにいたから聞こえてしまっただろう。聞いてほしかったのか強がりたかったのか、わからないまま、心からの感謝を]
(241) 2011/12/28(Wed) 23時半頃
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あ、やっぱりちょっと寒い、よな?
[涙の痕か寒さのせいかわからない程度にはフィリップの顔も赤くなっていた気がした。確認しようかと思ったけれど、頭を動かすのがもったいなかった]
あったかいとこ、行こ
[口でそう言っても、裾から手が離れなくて困ったけれど。フィリップが寒くても、少年は寒さを感じていなかったから]
(257) 2011/12/29(Thu) 00時頃
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うん、俺も
[寒さは感じてなくても手はきっと冷たくて、フィリップの手を強く握り返した。時間の間隔はとうになく、シャワーを浴びたのが数分前なのか、数時間前なのか、もしかしたら昨日のことなのか、もうわからなくなっていた。ノックスを運んだ時の熱さは薔薇の香りで消えないままだったから、拭い去りたいとも思っていた。 階段を降りながら、手に触れる手袋の感触と優しい音を思い出す。セシルの手も、あったかいといい。彼にも謝らなければ、と]
そういえば、こいつ、名前なんてーの?
[鮮やかな紅を反対の手で撫でようとしながら聞いてみた]
(269) 2011/12/29(Thu) 00時半頃
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