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前の時はもっと騒ぐ人が多かった気はするわね。
イアンさんみたいな人が勢い余って本当に殺してしまったり?
幽霊になる方法も知らないけど、幽霊になってから成仏って言うのかしら? そういう方法も知らないしね。
誰も迎えになんて来なかったわよ。案外、みんなそうなんじゃないの。
こういうペンションで… 貴方たちみたいなナンパな大学生に襲われて殺されたの。
あら信じた? 冗談よ。
覚えてないわ。そんな昔の話。
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― キッチン ―
タオルも水もあんだよね、こっち。食い物も火も武器もあるし? キッチン最強じゃん。 ちょっと寒いけど茶とかいれるから勘弁してよ。
[呆れた様子でロビーの方を伺う。タオルで血を拭いながら]
つーかあいつらホント呑気だな。 ヤニクはともかく他のヤツの頭はどうなってんの? マジで。 今度は幽霊の仕業じゃ! とか言い出すんじゃねえだろうな。
[そして眠っているポーチュラカを見て、タオルを掲げ]
さー、ポーチェ、フキフキしましょうね〜 ……
……マジごめん、そんな目でみないでって。 リンダさんお願いしますよ。
(145) 2011/01/19(Wed) 22時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/01/19(Wed) 23時頃
ふぅ。わらわのヨリシロ、あっさりと意識を手放すもんじゃのぅ。
まぁ特等席で面白いモノが見れたからよしとするかの。
ナカマも戻ったようじゃな。
ほほ。此度はぬしの希望で招待客を選ぶとよいと思うのじゃ。
前回わらわの希望で通ってしまったからのぅ。
幽霊って時間感覚が結構曖昧なのよね。
どのくらい時間が経ったのかってわかんないの。
だから年齢も良く分からない… 覚えてるのは、死んだ時は10代後半だったはずってくらいね。
さあ? 神様が本当にいるなら効くんじゃないの。
それで昇天できれば退屈からも解放されるし、試してみる?
聖書? ああ、伴天連の経典かや。
さてのぅ。わらわには別にあの本があったとて苦しむ事は無いが…。
信仰は結局、心の力を増すものじゃからのぅ。
もしかしたら、そこから本当に力を得てしまうものもおるやもしれんな。何といったか、『信じる物は救われる』じゃったかな?
銃が欲しいって。やっぱ変ね、こいつら。
そんなに殺し合いがしたいのかしら。
イアンと言ったかのぅ。別に拭いてやってくれてもよいのじゃがな。
このヨリシロもさほど憎からず思っておるようじゃぞ?
ほほ。よい性格をしておるようじゃがな。
しかしイアンの大暴れを危険とみなすものが多いようじゃなぁ。
その割には、この小娘がかつがれていても、誰も危険とは思わないようじゃな。ほほ。不思議不思議。
なんだかんだゆって自分が一番大事なんじゃないのかしら?
武装して殺し合いを始めてくれるなら手間が省けるし、止めることもないんだけど。
銃ではわらわたちをどうにかできるわけではないからのぅ。
とはいえ、ヨリシロを壊されてしまうと、次の憑依先を見つけるまでは、現実に干渉する触媒がなくなってしまうでな。
あまり物騒なものは持って欲しくないが、いやはや。
殺られる前に殺るという考えでは、自滅してしまうのではないかのぅ…ふふふ。
わらわ達以外の死人が増える分には、お客様が増えるだけじゃから、嬉しいことであるがのぅ。
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あそう。 へへへ、ならいーかなー……。
[どこかつまらなそうにポーチェについてしまった血を拭っていく]
なー。 俺が見境なしに暴力振るうヤツだとか思われてたりして。腹立つわー。 始めっからこっちの話を聞く気がないのはどっちだっての。
[リンダの背中に呼びかけながら機械的にポーチェの汚れを拭き取り、寝顔をつんと悪戯ぽくつついた]
霊の仕業、とかそれこそどうしろって話じゃね? 憑依されたがなんとかって、そいつ殺しゃホントに止まんの? 相手は身体ないんだぜ?
あ、でも。
[ふと宙を見上げ]
ヨーちゃんが言ってたけど。 ここらに伝わる伝承じゃ憑依されたヤツを殺しゃ事件は止まったんだっけ? 真面目に聞いてなかったからなぁハハハハ。
(158) 2011/01/19(Wed) 23時頃
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あら残念ね。
ふふふ。でも、何かその気になっているみたい?
オスカーさんは違うのかもしれないわ。
不寝番の片方が死んでたらどうするつもりなのかしら?
生きているもの同士は信じたいものじゃろうからのぅ。
生きるためならどんな手段でも取ろうとすることは、悪い事ではなかろうと、わらわは楽しく思うぞ。ふふふ。
であろ。本自体にそんな力があるわけではないのじゃよ。
まぁ、わらわたちもぬし様も、実際に触れることができているわけではないから、というのもあるかもしれぬがな!
[ラルフの呟きに、ころころと笑った]
んふん。やはりぬし様もそう思うか?
見えないところでばかりご招待してしまったのもいけなかったかのぅ。
まぁ――逃げても無駄、と言いたかったのでこれはこれで仕方なかったのじゃがな。
[ラルフの言葉に、にやりとした笑みを浮かべる気配をさせた]
不寝番の片方が死んでいたら――そりゃあもう一人は疑われるじゃろうなぁ。
不寝番をしそうな彼を、ぬしも招待したいかや?
[メアリー(?)にはそう尋ねる]
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お、モーニン。 お姫様のお目覚めですか。
[にこやかにいつも通りの笑みを浮かべて、ポーチュラカを促す]
もうすぐ茶が出来るみたいだし、まずは飲んで落ち着かね? 色々メンドーなことになってんだよねぇ。
[ポーチュラカの疑問には応えずに、苦く笑った]
(167) 2011/01/19(Wed) 23時半頃
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曰くつきとかねえわーと思うけどね。 気のせいだろ? もしくは創作。 リンダってそう言うの信じる方なん?
[ソーサーを指で弄りつつ]
(169) 2011/01/19(Wed) 23時半頃
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今日は女の子にしようかなと思ったんだけど…。
彼にしようかしら?
一番、明日が面白くなりそうなのは… 彼なのよね。
決まりね。今日の招待状はドナルドさんに出すことにするわ。
明日の皆の顔に期待しましょう。
んふん。彼じゃな。よいのではないかな。
アイリスといったかな、あの子をお呼びして、残った彼の顔を見るのもぞくぞくしたやもしれんが、一番混乱は起きそうじゃのぅ。
[くるん、首だけをラルフの方にむけて]
ぬし様はでも男ばかりこちらにご招待するより、女の子の方がいいなあとかは無いかや?
お客様のご希望も容れていこうかなと思うわらわは次のためにもアンケートを催すのじゃぞ。
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よーす
[メアリーに手を掲げてにこやかに。先程の剣幕が嘘のような普段の表情で]
そうねー、なるべくここにいたほうがいい気がするんだよね。 いろんなもん揃ってるし。 ちっと寒いから毛布とかあったら持ってきて欲しいけど。 悪いね。 あ、行くときは誰かと一緒にね。ヤニク以外で。
紅茶はもうすぐ出来ると思うけど――ってリンダ!? 何やってんだ!?
[壁に背を預けたまま崩れ落ちるリンダ>>168に駆け寄る。ダイニングの椅子が軋んだ。 手首に刻まれた傷跡を見て眉をひそめる。そして手首を抑えるも、縦に裂かれた傷跡からは血がこんこんと噴き出て。 慌てて傷跡を抑えるものの、血が止まる様子はない]
おい、救急箱! 頼む!
[先程まで使っていたタオルを細く丸め、紐状にして出血を抑えようと]
(175) 2011/01/20(Thu) 00時頃
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おやおや。これは嬉しい事を言ってくれるのぅ、ぬし様は。
ほほほ。そうよな。
わらわもこんな言葉を使うが、果たして生前本当に女だったのかどうか、もはや記憶もあいまいじゃからのぅ。
[そう嘯く。やはりどこか陽気であった]
今度は自殺? 招待状は全員分あるのに気が早いわね。
あの娘の雰囲気、確かにたまに来る自殺志願者のソレに似ておったからのぅ…。
この状況に、心が後押しされてしまったのやもしれぬな。
ヨリシロの小娘ががんばるかもしれぬが――生き延びるかは、当人の心次第…死にたがる者を止める事も無いのは確かじゃのぅ。
まあ… 遅いか早いかだし、来たいなら好きにすればいいけど…。
手に最初からあった痕といい、発見された時の状況といいそんな感じよね。
そういえば何かで凍死は一番楽な死にかただと読んだことあったわ。
生きてる人はわからないもの。
死は最期の救済だなんて誰が言ったものやら…。
ふふ。そうじゃの。
なくなったりはできぬよ。特に自殺はな。
今までもたくさんの自殺者が、がっかりしてそのまま自縛霊となっていったわ。
凍死は眠ってしまえばエレベーターじゃからのぅ。
ただ本気で寒いのは痛いと思うがのぅ。
冬山の谷間はなかなか賑やかじゃぞ。
やつら、死んだばかりで集まると何故か不幸自慢をはじめるからのぅ。
…ま、誰かに聞いて欲しかったんじゃろうな。
死ぬと寂しいからのぅ。だからわらわ達もこうして遊び相手をさそっとるわけじゃし。な。
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