106 しろいゆめのなか Re:Write
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[白い世界。ほころびた世界。
なんでもあるけど、何も無い世界。
そんな寂しい世界からゾーイちゃんを返してあげたくて
私はそっと祈りました]
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……は? えっ!?
[時間を知ろうとするように、白を見上げて。 どうしようもなさそうだと視線を戻した瞬間に、ゾーイも、おとーさんもいなかった。 この短時間でどこへ、と目を瞬いて、きょろり。 探すように向けた視線の向こうで、レイトと妖精っが連れ立って帰ってきた。]
よう、おかえり。 ……なんだありゃ。
[彼らの通ってきたらしい方角を見れば、一面のきのこ畑。]
(10) 2012/11/08(Thu) 23時半頃
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[あれが妖精の作り出した世界、と言われれば、怪訝に目を細め。]
妖精ってのは、きのこの仲間だったりすんのか。
[綿毛を見やっても、どうもきのこには見えない。 それとも、見た目に反して炙ったり、塩を振ったりしたら美味いのだろうか、]
(12) 2012/11/09(Fri) 00時半頃
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キャベツも美味そうだけどな。
[食べるものにはあいにく困らない世界なので、ジョークだが。 ポプラ、と主張する妖精は、どうもからかいたくなる雰囲気を持っている。]
ほころび、ねえ。 結局わかんないんだけど。
[同じように、つついたり蹴ったり。 やっぱり、変わったようには見えはしない。が。]
ほころびから、戻れる? 嬢ちゃんなら、戻せる?
それ、本気で言ってんのか?
[戻れる。その一単語には、大きく反応を示した。]
(18) 2012/11/09(Fri) 01時頃
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