299 さよならバイバイ、じゃあ明日。
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[関わりたくないという感情の機微に きちんと気づけるような鳥は、 関わりたくないなどとは思われないのである。]
(25) 2019/10/08(Tue) 01時半頃
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[常勝の闘士は、負けたものがどうなるかを、その目に一番多く見続けてきた。
ほんの僅かの隙、勝つことの重責に潰れた瞬間に、自身の居場所がそちらになるという幻を何度も見てきた。
震えるほどの恐怖だった。
勝利の褒美で、ソルフリッツィは鎧を整え続けた。
装甲を厚く、並の剣では貫けぬようにした。
剣闘士としての戦いに防具を持ち出すことに異を唱えるものもいなくはなかったが、鎧さえ突き通して勝つのが真の剣士真の闘士と呼ばれ、戦いはいっそう湧き上がった。
ソルフリッツィは鎧ばかりを整えて剣はいつもぴんぴんに研ぐ程度であったので、なれば鎧を貫きさえすればと鋭く強い剣を携える闘士が増え、刀工も技を競いはじめ、それはそれは盛り上がった。
しかしソルフリッツィにとってはそれすらどうでもいいことだった。
ただ負けられなかった。死にたくなかった。]
[やがて、最強の鎧と最強の剣を突き合わせて、鎧が負ける日が来た。
腹のあたりの鎧の隙間を、突き通すように細剣が貫いた。
それで継ぎ目をこじ開けるようにして、広がった隙間に刃の広い短剣が勢い良く振り下ろされた。
――ああ、ついに死ぬのだと思った。
安堵と深い恐怖の混じった、強い感情が頭の中を塗りつぶして、時が止まったように硬直していた。]
[理由はわからない。何が起きたのかも知らない。
気付けばこの街にいた。目覚めたのは自宅の中で、街人たちはまるで昔からここにいた住人のようにソルフリッツィのことを扱った。
ソルフリッツィは戸惑いながらも、ぐるぐると街を見回しては街のことを知り、いつしかそれを仕事のようにしながら、この街で"生きて"いる。]
――そうだな。
出来るなら、この街で。
[イナリのそばを歩きながら、すれ違いざま返事をする。
この街は、毎日ひとり誰か死ぬ。
この街にいればあるいは、ようやく、本当に、震える日々から解放される気がする。]
八度も死にたくは、ないけども。
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[草屋に先に話しかけたのは、用件があったからというだけで、葬儀屋に対しても、全く遠慮をすることはない。なので、騒々しい鳥と関わらずに済んだかどうかは、すべてモイスチャアが素早く草屋を離脱できたかどうか次第だった。]
ウム。
[>>26 元気のいい返事に、肯定するように鳥は嘴の先を上下させた。じ〜〜〜〜〜。と横顔に視線が来ているのはわかったが、戦いに勝つまで目線がかちあうことはない。決して。しかし、コーラの声はしっかりと耳に届いているようで、嘴の先が得意げに持ち上がった。]
…… フフン
そうだとも。我は強いのだ! 何者にも負けない太陽の子。 大空の覇者! インティJrであるからなッ
[すごい つよい とその言葉に、いたく気分良さげに、カラフルな白鷲は鍛え上げられた鳩胸を大きく張った。]
(28) 2019/10/08(Tue) 02時半頃
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ゴティエは大丈夫だ。 幸い「死」ではないとわかったしな。
[>>27 心配していると解釈したため、粘液を吐きかけてきた相手についてはそう説明が添えられた。]
ただ、どうもアレは、 存在がグニャグニャしている点については ややも不安になるが──…
草屋の主人は、自分が何者であるか 説明ができるか?
[そんな風に思い出した話題を投げかけつつ、転がる許可と丁度良い場所に、フンフンと鳥はうなづいた。]
ああ。助かる。 少々草がカラフルになりそうだが キチンと片付けよう。 任せろ。我はインティJr綺麗好きな鳥である。
(29) 2019/10/08(Tue) 02時半頃
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[>>33 そして。どうやら、心穏やかに葬儀屋が過ごせる時間は守られなかった。草屋の主人に場所を使う許可を得た鳥は、その場にいた葬儀屋の受け取り物をしげしげと首を動かしながら見ることになった。]
我もたまには草屋に用事がある。
[モイスチャアの言葉を不審がられた。と解釈したのか鳥はやましいことなど何もない。というように些か急ぎ気味に左右に首を横に振った。]
……それは、送りの花か?
[ただ、草屋から受け取ったらしい荷物に、丸い目の上部に肉が押しかかって半眼のようになる。悩ましい。といったらしき顔で、以前に行方は分からない。と答えられた鳥は唸り声をあげた。]
(36) 2019/10/08(Tue) 03時半頃
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では「死」のヤツは、 またも我以外の所に来たのか。
…… ヌウ…… まったくいつも 後ろ姿しか見えぬ……
[大鷲はそこで一度不満げに、嘴をかちん。と鳴らした。] >>34 そう。大空の覇者である。 よって草屋を連れて空にも昇れる。 フフン
… …そうだな。 ゴティエは「死」に合わなかったらしい。 [後半は、草屋に向けてだ。良かった、には些か意味も無しに斜め舌を見て、片翼で肩のあたりをぱしぱしと払った。]
(37) 2019/10/08(Tue) 03時半頃
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名は存在を表すという。 そうだな。草屋の主人はコーラであり コーラは草のように息を吐く …ン? 息が草か?
[>>35 存在の返答に頷きを返したところで、自分で話しながら鳥は混乱しそうになった。]
我が炎天の雷光であり、太陽の子であるように モイが葬儀屋で、 葬儀屋がモイのようなものだ。
[果たしてそれは並列してよい単語と理屈なのかは怪しむものもいたかもしれないが、大鷲は一切を気にせずに然り然りとばかりに頷いた。]
(38) 2019/10/08(Tue) 03時半頃
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ああ、そうだ。
[そうして許可を得てから、すまぬなと礼を言って、葬儀屋の内心を察することが一切できない鳥は、たまたま出くわした葬儀屋に声をかけた。]
……ウム
[かけてから、何かを決意するための一呼吸をまだカラフルな大鷲は置いて]
葬儀屋。──もしもどこかで 「死」に声をかけることが叶ったのなら 我のところへまず来るようにと 伝えておいてほしい。
我らは「死」の行方を探す同士故に そちらにはそちらの都合があるやもしれんが… 我は逃げも隠れもせずに、 常に祭壇で待っている──とな。
[まったく勝手に一方的かつ話を聞かず「死」にかかわる道を選んでいる葬儀屋を事もあろうに同志だと認定している鳥は、そのようにモイスチャアに頼みごとをした。]
(39) 2019/10/08(Tue) 03時半頃
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インティJrは、コーラの許可を得て、草に翼を擦り付けるようにバサバサと飛ばずに羽ばたいている*
2019/10/08(Tue) 04時頃
[すれ違い様零された、八度も死にたくはない、との言葉にくすりと笑う。]
ええ、ええ、そうでしょうとも。
わたくしにとっては、そう、列車を乗り換えるようなものでございますけれども。
[他の方はそうはいきますまい、と頷く。
狐とて、死については他者と認識にズレがあることが多いのはわかっているのだが。つい、妖に寄った考え方をしてしまうのだった。**]
インティJrは、草の上で バサ…バサバサ、バサバサッ
2019/10/08(Tue) 17時半頃
インティJrは、バササササ、バサササササササササッばさばさばさばさばさばさばさば
2019/10/08(Tue) 17時半頃
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ク ワ −−−−−−−−− ッ !!!!
[鳥はテンションが上がった]
(43) 2019/10/08(Tue) 17時半頃
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秘儀、地上錐揉み三回転!! ハァーーーーッ!!
[鳥頭は草屋に何をしに来たか忘れている。]
(44) 2019/10/08(Tue) 17時半頃
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インティJrは、完全にただ運動が楽しいだけの者になっている。
2019/10/08(Tue) 18時頃
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─ 草屋 ─
[インティJr、彼は体を動かすことが好きである。
そしてちょっとアドレナリンが出やすすぎる体質であった。]
ヌウォオオオオオオオオオ!!!!! [彼は知らない。彼が現在、草の上を翼を閉じた姿勢で側転で転げまわりながら翼から払い落としているカラフルが、乾かして砕くとマニアに人気の塗料になる事を──…>>0:48>>0:59
そしてそれを勝利の祈祷をお願いしたいが、ほとんど常に空っぽの寄付金で生活をしているインティにとっては、値が張るために頼むことができないでいる祈祷師が喉から手が出るほど欲しがっているということを────>>0:84]
(47) 2019/10/08(Tue) 18時頃
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[例えば八度も死ぬ――つまりは八度も生まれたことがある狐なら、多くの死肉を残したりしないだろうか、と過ぎるものの、イナリにいなくなってほしいとも思わないし、死んでいない狐のことを今算用に入れても仕方ない。]
私は一度だって死にたくはない――
[思考が呟きになって零れたが、狐に聞こえたろうか。]
インティJrは、は、草屋草の上でイナリに二度見された
2019/10/08(Tue) 23時半頃
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─ 草屋 ─
[さんさん陽射しに照られている緑色の草の上。 雅な白檀の香を漂わせてた新たな来訪者が来たとき、その白い大鷲は絶賛新技に挑戦中であった。]
ムッ????
[端的に言うと、仰向けになり翼を交差させ、勇猛に盛りあがった自慢の鳩胸を強調するように、ブリッジをキメていた。 周辺には乾いて落ちた粘液だったものが散らばっている。、
そのような状態で、彼はさかさまになった世界で此方を二度見している白狐の存在を認めた。]
(62) 2019/10/08(Tue) 23時半頃
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インティJrは、ピタ…と動きを止めた。
2019/10/08(Tue) 23時半頃
[今はいない人。
もう会えないはずの人。
その人に会うために。ただそれだけのために。
狐は八度目の生に手をかけた。]
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─草屋の陽射しが落ちる草の上─
[鳥は、丸みを帯びたフォルムの頭で体重を支えるようにブリッジをしたまま、わずかに嘴を地上側に近づけた。普段どおりの天地であれば、天を仰ぐようなポーズである。 翼はかなり白さを取り戻していたが、顔はまだ嘴周辺にカラフルな粘液が乾いたものがこびりついていた。 パチパチと金色の目が瞬きを繰り返す。 イナリにくっついているギロにも、どうやら遅れて認識が及んだらしく、>>61 視線が一度そちらにも移動した。]
祈祷師に葬儀屋の助手ではないか。 助手はどうした? 目玉が零れ落ちそうになっているが。
…………、…………
まさか、病か何かか???
[ギロがあまりにも固まっていたので、大鷲はそう解釈したらしい。自分の猛り狂った様相に驚いたのだとは、カケラも考えていない面だった。]
(67) 2019/10/09(Wed) 00時頃
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─ 草屋 ─
ウム! 我はいつも雄々しく輝いている! 今は特に父の恵みを 緑と共に一身に受けているからな!
[>>69 狐の言葉に、鳥はフフンといっそう胸を反らして見せた。ふっくらと胸の羽毛も膨らむ。慇懃すぎるくらいの態度を疑いもせず、素直に賞賛として受け取っている鷲であった。]
祈祷師とここで会うとは、たしかに珍しい。 ンムム? 顔とな?
まあ構わんが……なんだ? 何かついているか?
[思い出していただきたい。この鳥頭は、転がるうちに、脳から草屋に来た理由をとりおとしているのである>>44。 ずい。と遠慮なしに近づく狐に、警戒心を抱くこともなく、顔に触れられるならされるがまま。ただ、じいっと金色の目が狐の顔を見た。]
(75) 2019/10/09(Wed) 00時半頃
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インティJrは、イナリの視線の動きを目線で追いかけた。
2019/10/09(Wed) 01時頃
[零れ聞こえた呟きに、狐は低い笑いを漏らした。]
ホホ、これはまた。
この世に命として生まれてきた以上、いずれ死を迎えるは必定。
それとも、不死をお望みでございますか?
[本気とも冗談ともつかぬ口振りでそう言って、狐はいつものように笑う。
狐は死体を残さない。失敗しない限りは。
もしも天寿を迎えず不慮の死を遂げた場合は、ただ一匹の古狐の骸が残るだろう。]
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─ 草屋 ─
[>>86 狐の目は黒いのか。というのが大鷲が持った感想だった。何しろ細い目をこれほど間近で見たことは、鳥の記憶にはなかった。忘れているだけであったかもしれないが。 「死」の事に話題が及べば、一度首周りの羽毛がギュッと縮んだが、流ちょうな狐の太陽を称える言葉に、すぐに元よりも大きくブワっと膨んだ。]
ほ、ほう! さすが我が父……! 復活の象徴、死を超える者……ッ! 狐の黒い眼は実に実に、 真実を射抜く力がある!
その目があるなれば、 正しく祈りを届ける道を知っているのも まさに道理というものだ!
[首に続いて胸の羽毛も心なしか晴れやかに反らされている。言葉を受け取った鳥は、嘴の両端あたりをぴくぴくと動かした。先ほどまで草地を転がっていた鳥は、今は言葉に転がされている。]
(92) 2019/10/09(Wed) 12時半頃
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ムッ 祈祷師は用意がいいな。 フム ナルホド、 これが男前…… フム……
[鳥頭は、軟体動物に褒められたことだけはどうやら取り落としていなかったか思い出したか、鏡を前に自分の顔を漸くじっと見た。 その横で滔々と立て板に水、狐は雅やかな勢を尽くしたかのような語彙で粘液が固まったものへ賛辞を送っていた。しっかりと大鷲を持ち上げることも忘れられていない>>87。]
ほ、ほう。そうか。 我には色の塊しか見えぬが……
[そのため、色粉の原材料になるニジフラシの粘液が固まったものの価値はイマイチわからずとも、鳥はだんだんとその気にさせらつつあった。]
(93) 2019/10/09(Wed) 12時半頃
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[して、狐が周囲の虹色を指さすに至る。その頃には鈍すぎるほど鈍い鳥の感性でも、狐はもしやこの極彩色が欲しいのか?と考えるに至っていた。]
ほ……
[欲しいのか?とたずねようとした言葉は、食い気味にきた狐の言葉に遮られた>>88。顔を覗き込んでくる勢いに押されて、ブリッジしていた腰が地面につく。]
…… 何!?!? 勝利の祈願を!?!? 本当か!?!?!?!?
[その直後、ただでは言わない。と言った狐の交換条件に、食い気味に跳ね起きた。ガっと狐の方に両翼がかけられる。今度は反対に、大鷲が食いかかるように狐の顔を覗き込む番だった。]
(94) 2019/10/09(Wed) 12時半頃
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素晴らしいッぜひ頼……ッ ウッぐ、しかし この粘液が固まったものはそれほど高い価値があるのか我が舞台の観客たちの想いの結晶よりも……
[勢い込んで是非ともお守りもつけて欲しいと頼もうとした鳥は、一度そこで大きめに凹んだ。ちなみに想いの結晶とは、寄付金の缶に入っていたモノのことだ。]
ぐう ぐぐぐぐぐぐぐぐ……
いやッ いや。顔料の素の価値を疑うわけではない 祈祷師の祈りは皆の心を照らすもの。 大きな力である。それと引き換えにしても良いと 祈祷師が言うだけの価値があるのであろうとも……
(95) 2019/10/09(Wed) 12時半頃
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……………………………………………… …………………………… ………………………
[葛藤の末に、鳥は狐に向き直った。]
………… 戦勝祈願を……頼んでもいいか。
[絞り出すような声である。]
お守りの方はな。そのな、ウム…… これと替えていただきたい。
[そういうと、石でできた胸の飾りのうちの赤い石、五つを嘴で外して、狐の掌の上に落とす。 どうも、大鷲の中では、そこが自分のこれまでの「価値」と、偶然手に入れただけの「価値」との葛藤の妥協点の様だった。]
(96) 2019/10/09(Wed) 12時半頃
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─ 草屋にて、白い狐と鷲 ─ >>107>>108 [流々と美辞麗句を並べたてる白狐を、うさん臭いと思う向きもあろうが、鳥頭には知恵者の振る舞いとして目に映っている。故に、祈祷もその審美眼も確かなものとして、大鷲は狐に一目も二目も置いていた。
それゆえ、褒められると気分良さげに胸が反れたし、落ち着かなげに翼が動く。世辞の類だと思い至る様子はなかった。
この白い鳥は、大概にして 視野が狭い生き物だった。
よって、勢いこんで話しかけた狐がしっぽをぼっふぼふに膨らませていることにも気がついた様子はなかった。]
(119) 2019/10/10(Thu) 00時頃
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[そうして祈祷師に勝利祈願を依頼して、幾分しょんぼりとした白鷲は狐が違う。というのにキョトンとして顔を上げた>>109。]
ンむ? 違う?
……
[そうして、終いまでをきき届け、白い大鷲は嘴で赤い石を五つ狐に渡したのち、クククっと首を横に90度傾けた。]
(120) 2019/10/10(Thu) 00時頃
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祈祷師のいうことは難しい。 難しいが、それはええとアレだな?
たしか、ええと。 ジカとかいうヤツだな?
前にロゴスに聞いたのだ。
[>>109 実のところ、イナリがいう話をよくは理解していなさそうな顔で、しかして、うんうん。とわかっていそうに鳥は頷いた。]
そう、そう……だな? フヘン的価値が劣るわけではない…… というヤツ……だな?
[疑問形を連続しつつも、鳥は丸め込まれた。それに、祈祷師は胸の飾りを価値のあるものとして喜んで受け取ってくれた。それに一番気を取り直して、鳥はフフンと胸を反らした。
では、後日にな。と日取りの話に頷いて、忘れた目的をすっかり果たし終えた鳥は、白い狐を草屋から見送った。]
(121) 2019/10/10(Thu) 00時頃
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