297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」
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[ 視覚と聴覚が、何かに囚われ、
少しだけ下を向いて、ぐるぐると頭の中で渦巻く 声を 姿を
反芻している。
紫陽花へ向かうような視線は、
少しの間、どこにも向いていない。]
[ 綺麗な、およめさん。
紫陽花の季節に輿入れしたならば、
彼女は幸せになれたのだろうか。]
[ 耳に幽かに届く、沁みるような声。]
[ ぱん、と軽く小さく、聞こえないくらいの音で、手を打ち合わせた。]
懐刀 朧は、メモを貼った。
2019/07/06(Sat) 00時頃
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――道中>>94――
梅握りは、ええな。 ちょうど、梅みたいな気の締まるようなん欲しかったところや。 ひとついただこう。
[少し疲れを感じてはいた身体に、梅の塩気と酸味はもってこいだった。 胃も満ちる握り飯の重みを片腕に感じながら、雷門宅へと。]
(143) 2019/07/06(Sat) 01時頃
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――雷門の家――
[仲良しやなあ>>89、と言われれば擽ったいような気持ちがして、言葉に詰まる。 荷物は持ったしここまで二人で来はしたが、うまいこと喋りもせず本当に歩いてきただけだ。 何なら目的地が同じだっただけと、そう言う方が正しいような気がしていたが、爺様の歳にもなるとそうした世話を焼きたくなるものなのかもしれない。 見合いの話を持ってきたときの親やらそこいらの親戚筋も、皆一様にひとの交友に一喜一憂してばかりだった。]
……藤の?
[それはもう見事な藤棚が自宅にはあるが、だからといって花の盛りの頃は終わっている。 染み付くほどに香ることはない気がするが、と疑問を浮かべるが、その先に続いた言葉>>90に意識が塗り替えられる。]
(144) 2019/07/06(Sat) 01時頃
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たえは……おたえは、帰っとらんのか。 いや、帰りはしたんか……また居らんくなった?
[寂しいとかそういう話ではないと、また眉を寄せ出ていきそうになったが、梅握りひとつは食べていくという約束だ。 すぐそこにおる、と宥める夕顔の声にこちらも宥められたように、雷門を家の中へと導きながら自分も邪魔することにした。]
(145) 2019/07/06(Sat) 01時頃
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沼さん。芙蓉も。 ……無理しなや。
[労われて>>100、お互い様だと返す。 どの口が、と言われたところで、自分は無理をしている自覚がないから、どこ吹く風。 事実まだ、まだ無理というような働きはしていないはずだ。
二人も合わせて雷門に中に呼ばれる>>102のに合わせ、中に入る。 どうせ、差し入れの握り飯を置かないことにはどうしようもないのだ。]
(148) 2019/07/06(Sat) 01時頃
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……俺にも飴なんか。
[もう飴をもらう歳ではなく思うが、くれるものを断るほど野暮でもない。 呑気だと言われればそれまでだが、なるべく小さめの欠片を選んで口に放り込む。 飴の甘さが口中に広がる。 それを味わいながら、握り飯の風呂敷包みを解いた。]
(150) 2019/07/06(Sat) 02時頃
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足音?
[たえが帰ってきたのかと、荷解きの手止めてはっと顔を上げるが、その間に雷門が動いていた。 帰ってたのだったらいの一番に会いたかろうのは雷門のはずだ。 壁伝い歩いて行くのを追うまではせず、足音の主が誰かも確かめずに飴を噛んで砕いた。 更に細かくなった飴は、口の中ですぐに溶ける。 追いかけるように、握り飯を手にとった*]
(151) 2019/07/06(Sat) 02時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2019/07/06(Sat) 02時頃
『 お
に さ
ん
こ
ち ら
て
の
な る
ほ
う へ 』
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――雷門宅――
[たえが一度帰ってきたにもかかわらず、また見つからなくなったというのが本当なら、なるべく早く動きたかった。 勧められたものをとりあえず口に入れて、握り飯の塩気と梅の酸に疲れが軽くなるのを感じながらも、時折外を伺うあたり落ち着いていないのは傍目には明らかだったろう。 それを窘められたかはたまた呆れられたかは別として。 梅の種を吐き出すと、眠る天神様に手を合わせた。たえが見つかるようにと、神にも祈る心地だった。
そこに届いた、少女の声。 手についた米粒ひとつ舐め取って、立ち上がる。]
(168) 2019/07/06(Sat) 18時半頃
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……どういうことや。
[声がした方へ向かえば、ちょうど雷門が振り向いた頃合い>>162だった。 ぬうと立ち日向>>154を見下ろしながら、問いかける。 もう腰も丸く小さくなった優しい老爺であるところの雷門と違い、剣呑な雰囲気すら漂わせた上背のある男の姿は混乱に呑まれた少女には刺激の強いものかもしれないが、それを構っている暇はない。]
たえは、どこへ行ったんや。
[怒っているわけでもなく責める心づもりではないのだが、聞きよう受け取りようによってはそう聞こえても仕方がない状況だ。 周りからの口添えがなければ、この調子のまま話を続けるだろうが*]
(169) 2019/07/06(Sat) 18時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2019/07/06(Sat) 19時頃
寂しいな、寂しいな。
ここにおるのにな。
おたえちゃん、ちゃぁんといい子で、帰って来たんにな。
[そもそもお山の神様なんて、
人の子なんぞに興味なんてないんやけどな。]
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知らんて。 山はそこにあるやろう。
[>>172朧の頭の中では、不遇に苦しんだ日向が、村の子をどこかに誘導していったのだろうという図式ができあがっている。 子供の脚力と行動力で行ける山はすぐそこの、先程までさんざっぱら探して回ったいつもの山くらいだろうと当たりをつける。 癇癪を起こすように反発する日向に、ぴしゃりと言い切る。]
(180) 2019/07/06(Sat) 20時半頃
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よかないわ。 山の、どこのあたりや?
[重ねるが、決して朧自身には日向を叱るつもりも責めるつもりもなかった。 むしろ、たえの行き先を知っているかもしれない重要な相手だと思っている。 日向の言う先を探せば、或いは、と。 生来の言葉足らずと顔つきが悪いのは、残念なところだ。]
(181) 2019/07/06(Sat) 20時半頃
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探しはした。まだ探すわ。 けどな、どこにいるんか分かれば、広い山探すよりええやろ。 ……アレ?
[>>185少女の反発心を受け止める話し方を知らない朧は、ただ真っ直ぐに日向に言葉を向ける。 が、言葉端にあった単語を気にして疑問を浮かべた。]
――――……、
[そして、その指示語が意味するものを聞くよりも前に、こちらの思考が止まった。 見上げる日向の瞳のきつさに、反対に少し眉が下がる。]
(194) 2019/07/06(Sat) 22時頃
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[理由をつければいくらでもあるだろう。 日向の父母は大人だからとか、出稼ぎをしなければ日銭がないだとか。たえは突然にいなくなったからだとか。 けれど、それと今ここに寂寥を感じている日向がいることとは別の問題だ。 彼女の心にかけてやる言葉が見つからなくて、見上げる日向の逆に、僅か面が下に向いた。
日向の言葉にばかり耳を傾けていたせいで、夕顔が雷門の袖を引いたのは気付けていない。 気づいていたら、混乱していたろうことは想像に難くない。]
(195) 2019/07/06(Sat) 22時半頃
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よかったねぇ、おたえちゃん。
じぃちゃんも、おたえちゃんに。
会いたい、って。
『もう いいかい』
『もう いいよ』
『も う い い よ』
『も う い い よ』
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[気の毒に、という雷門の声>>196を聞いて、ようやく日向にかけてやるべき言葉の方向性が見えた気がして、視線を改めて彼女に向ける。]
……すまんな。 俺は、目の前のことしか見えんで。
[それは、朧をよく知る人間なら驚くほどに珍しくしおらしい様子だった。 現状、たえを探す手を止めるのは合理的でなく、かと言って日向の父母を探しに行くわけにもいかない。]
(200) 2019/07/06(Sat) 23時半頃
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……おっ母とおっ父に会いたいよな。 けど、許してくれんか。 小さい子おや。ひとりで迷うたら、帰られへんくなるかもしれん。 今なら危なくならんうち、見つかるかもしれんのや。
[たえの本当の行き先を知らないがゆえに、今ならまだ探せば見つかると信じている。 日向>>186のことを探るように、ふわり藤の香りが漂っていくのは、あくまで無意識のこと。]
(201) 2019/07/06(Sat) 23時半頃
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( 山に、返した… )
[ 紫陽花を脳裏に浮かべる。]
[ 視覚と、聴覚と、嗅覚まで。
異常を感じている。
お嫁さんの笑顔、聞こえる声、香る藤、
妙な感覚だ、けれど、不快ではない。
ぼんやりと、するだけだ。]
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……、
[口だけだと言われれば、事実今はそうである以上今度こそ反論ができなくなった。 嫌い、と。幸せそうと泣かれ叫ばれて、困惑ばかりが滲み出る。 堅物が過ぎて二十歳超えてもまだ嫁なしの半人前を、幸せと呼ぶのかはわからない。 が、金物屋の息子が硬くて真っ直ぐなのが何が悪い、四角四面で結構と言い切るような父親と、それを支える母親を持った己は、年端もいかない頃から父母に会えず一人で切り盛りをして生きなければならない日向と比べれば、ずっと幸せな部類に入るのだろう。]
芙蓉、
[ほとほと困り果て、家に上がってきた馴染みの薬売り>>209に、どうにかしてくれと縋るように振り向いた。]
(214) 2019/07/07(Sun) 00時頃
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[その目線が届いたか否か、屈んで話しかける芙蓉に場を任せるようにして、数歩引く。 夕顔と雷門がたえの話をしていたように思う。 そちらへと意識切り替え、二人が移動するなら追っていこうと*]
(216) 2019/07/07(Sun) 00時頃
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