102 あの、秋の日
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―― 男子寮 ――
[そう、ここは夢の中。良くわかっている。 現実の言葉を口にしたりと、バーナバスが目覚めに近い場所に居ることを知った、だからこそ戻さなければならない。まだ、もう少し。もう少しだけ、と。タイムカプセルのことを口にする。
礼の言葉>>3:122で、今は十分だったから。]
開けたとき白い目で見られますよ。 バーニー先輩だって滑りたくはないでしょう。
[離れた手>>3:123の感覚を名残惜しむように、握り締めて背中に回した。別の意味で痛む胸、それを少女は隠して]
……え、?いないって、
わからないではありませんか。 ずっとずっと先なのですよ?
[首を傾げて、その意味を問う。 夕焼けに照らされる鬣を、眩しそうに目を細めて見つめて]
(0) 2012/09/27(Thu) 00時頃
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[ミッシェルも、入れたいものが決まったらしい。
それはつまり、思い出せたということ。
思い出す人たちが増えていく。
思い出してほしかった。それはクラリッサの、そしてレティーシャの願いのはずだった。
だから、嬉しいはずなのに。
同時にそれは、夢の終わりを告げるもので。
嬉しいはずなのに、嬉しいのに、同じくらい、寂しい]
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いないのが、願望?
[願望>>2の意味を量りかね、ぽつりとまた質問を投げる。 親しみやすく、けれどどこか一枚壁があるように感じていたバーナバス。壁の正体はそこにあるのかもしれない。
向き直った彼>>4の双眸を真っ直ぐに見る。 背に隠した手のひらを、更に強く握り締めた。]
――……素敵な、夢なのですね。 そういうのが、ロマンというのでしょう?
[ソプラノを絞り出すまで、少し時間が掛かった。馬鹿なこと言わないでください。死んでしまっては嫌です。言いたいことは多々あれど、すべて飲み込んでしまった。
10年後に彼は確かにあの同窓会に居る。 その夢が叶えられたのか、どうなったかは未だ知らぬこと。けれどその事実は変わらない。]
(8) 2012/09/27(Thu) 01時頃
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でしたら、余計に埋めなければいけませんよ。
[ころころと笑って、少女は言葉を続ける。]
その10年後に、その場に先輩が居なくても。 私はきっとそこに居ます。
[それは、少女自身の想い。 10年後にまたこの懐かしい日々を思い出すことが出来るなら、なんと素敵なことだろう。]
ですから、「ああ、バーニー先輩という妙な先輩がいたよな」って、思い出させてください。 そのためにも、埋めてください。
……でないと、泣きますから。
[半ば脅し文句のように言い放つと、最後に笑み一つ浮かべてバーナバスに背を向ける。夕陽に照らされる男子寮の廊下は少し埃っぽく、目に染みる。]
(9) 2012/09/27(Thu) 01時頃
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――お願いします、ね!
[念を押すように振り返り、両手を合わせると そのままひらりと手を振って廊下を駆け出した。]
(10) 2012/09/27(Thu) 01時頃
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―― 寮・玄関前 ――
ふんふん、ああっと、これでいいかな。
[聳え立つ枯葉の山。そこから少し離れた場所で、少女は一人着々と準備を進めていた。 どこかから飛んできたらしい穴の開いたドラム缶。そこに石を敷き詰め、濡れた新聞紙を巻いたサツマイモを大量に並べていく。
やっててよかったボーイスカウト。男の子に紛れてサツマイモ争奪戦をした幼少の頃が懐かしまれる。]
(14) 2012/09/27(Thu) 01時半頃
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小枝もたくさんあるし、……しまった、お皿がなかった。 まあいいか、誰か気づいてくれるでしょう、うん。
[そろそろ陽も暮れる頃、軍手を嵌めなおした手のひらで手際よく枝葉をドラム缶の中に乗せていく。 風向きと、水を張ったバケツ、玄関前の水道の位置をもう一度確認して]
焼き芋パーティーの始まり、始まり!
[慣れた手つきでマッチを擦り、火種を落ち葉へと落とした**]
(15) 2012/09/27(Thu) 01時半頃
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[バーナバスは入れるものを決めただろうか。一人ため息をつく。
どんどんと人の気配が減っている。それは理解していた。きっともう、この夢の時間ももう少し。 立ち上る煙に目を細めつつ、太い枝で枯葉をかき混ぜた。
少女はもう、入れるものを決めていた。 否、初めから何を入れるのか、知っていた。
未だ自室にあるそれを、そろそろ入れなければならない。]
――……。
[微かに少女の唇が動く。 ソプラノに乗せた歌は、火の小さく爆ぜる音で掻き消えた。]
(25) 2012/09/27(Thu) 21時頃
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――ああ、ピエール先輩! お願いします、一人では手に負えなくて。
[声の方向を振り返れば、廊下の窓から身を乗り出すピエールの姿>>23。 一度火をつければ、枯葉を足したり枝を足したり、火の大きさを調整したりと忙しい。小さく手を振って笑顔を向けた。]
はぁ、暑い。 団扇なかったかな……
[体操着の袖で顎に流れた汗を拭う。ジャージの上着はクラリッサに貸してよかったと思う、火の前では暑くてきっと邪魔になっていた。]
(26) 2012/09/27(Thu) 21時頃
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……本当は、先輩たちもいて。
[一人、立ち昇る煙を見つめながら呟く。 その煙の向こうに、過去に見た姿を視る。]
……リンダ先輩はサツマイモ包むのが早くて、 会長先輩は火を使うからとしきりに気にしていて、 ジェフ先輩は相変わらずだったけど、力仕事はかって出てくれた。 ノン兄は枯葉を補充しに行ったのに、迷ってた。
[記憶はおぼろげになりつつあるが、未だ色褪せない本当の10年前の記憶。 一人火に向かう少女の周りには、同じく寮に残った先輩がたくさんいた。それも今は、いない。
夢は現実になり得ない。戻りたいと思っても決して戻ることの出来ない過去。]
(27) 2012/09/27(Thu) 21時頃
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[左手で頬杖をついて、さらさらと便箋に手紙を書き綴っている18歳のクラリッサを、28歳のクラリッサが渋面で見つめている]
甘い、甘いわ……。
別れると思い込んで書くやなんて。
この歳になって隠滅に悩むことになるやなんて。
[そんな言葉はもちろん18歳のクラリッサには届かない]
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――わ、枯葉足りない。
[伏せた双眸、しかし目の前の火が大きくなれば、はたと我に返り追加の枯葉をどっさりとドラム缶に放り込む。]
焚き火だ焚き火だ
……焼き芋だった。
[楽しげに歌いだすも、どうも題材が違うと口を噤む。]
(30) 2012/09/27(Thu) 21時半頃
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ピエール先輩、枯れ枝を一箇所に集めていただいていいですか。 出来るだけ砂と泥は払ってください。
[ピエールが援軍として駆けつけてくれれば、軍手を嵌めた両手を合わせてお願いをする。]
このお芋、高級なお芋みたいですね。 すごく立派で大きいのです。
[芋の種類はあまり良く知らない。枯葉の間から見え隠れする芋を棒でつつきながら、ピエールにも見えるように示して見せた。]
……うん、いい香り。
[煙に混じって、ふわりと甘い香りが漂い始める。 吸い込めば煙たさに一つ咳き込むも、秋の夕暮れにぴったりの良い香りに目を細めた。]
(33) 2012/09/27(Thu) 21時半頃
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みんな、思い出してくれたねぇ……。
もうすぐ、おしまいやねぇ……。
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[どこかで歌う声>>45が、聞こえた気がした。金糸を揺らして振り返ると、こちらに駆け寄るバーナバスの姿。歌は、気のせいだったのだろうか。]
バーニー先輩も匂いにつられたクチですね。 もうすぐ出来ますよ。
[額の汗を軍手で拭う。汚れがついても気にしない。]
あ、ありがとうございますピエール先輩。 ボーイスカウトでよくこうして火を囲んだもので。
[ピエール>>48が積んでくれる枝を少しずつくべていく。枝料理はあまりできないが、こういった大雑把なものなら何とかなると。照れた様にはにかんだ。]
(51) 2012/09/27(Thu) 22時半頃
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おお、バターは気が付きませんでした。 たくさん食べられそうです。
[彼の提案>>49にぱっと表情を明るくした。想像すればバターの溶けたいい香りすら漂ってきそうだ。]
そ、そうですよね。 これ、生徒会のお金なのですよね……
[あ、と小さく声を漏らして手元に視線を落とした。誰の許可も得ずに勝手に焼いてしまったが、大丈夫なのだろうか。]
ま、まあ美味しければ問題無しです。 気にしない、気にしない。です。
[誤魔化すようにへらりと笑って]
(55) 2012/09/27(Thu) 23時頃
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ええ、本当に。
……もう、夢は、
おしまいですね。
[焼き芋を焼きながらも、少女の目が微か潤むのは煙のせいだけではない。]
夢に"夢みたい"なんて言うんは、おかしいけど。
ほんまに、夢みたいに、楽しい夢やったねぇ……。
[願いは叶ったのに。
楽しくて、楽しくて、楽しすぎたから、
終わってしまうことが、こんなにも寂しい]
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焚き火なんて、最近はどこもやらないですよね。
[少女もまた、家では焚き火をしたことはない。 煙に目を擦るピエール>>52の様子に、ふ、と笑みを零す。]
はい、じっくり火を通すのがコツです。 火が大きすぎても小さすぎてもいけません。
[煙を仰ぎながら、大きく息を吐く。そろそろ皿を誰かに頼もうか、花火を持ってきたクラリッサ>>53のほうを振り返ろうとして、ピエールが先に立ち上がる。]
わ、マシュマロもいいですね。 ありがとうございます。
[手を振って、お願いします!と彼の背中>>56に声をかけた。]
(59) 2012/09/27(Thu) 23時頃
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ふふ、ミッシェル先輩だ。
[寮から聞こえた声>>54に小さく笑う。彼女に呼びかけるバーナバス>>57の声を聞きながら、新聞紙越しに芋をつついた。]
クラリッサ先輩、それ持ってこっちに来てはいけませんよ。 危ないですからね。
[やるならば蝋燭で!とバケツを軍手で包んだ指先で指す。それにしても夏に嫌というほど遊んだ記憶があるが、たくさん余っていたものだ。 笑みは少し寂しげに。]
(63) 2012/09/27(Thu) 23時頃
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はい、楽しかったです。
ずっと居たいとも、思いましたけど。
やはり、進まなければいけないようです。
[恋心を自覚した秋に戻りたかった。
あの懐かしい日々に戻りたかった。
十分に堪能をした、まだ足りない、けれど
それももう、おしまい。]
[そんな風に言って。
本当に寂しい理由を誤魔化して]
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バーニー先輩、このお芋の品種、知ってます? すごく立派で高そうなのですけど……。
[押した芋は柔らかく、もう取り出してみてもいいだろう。どれがいいかなと選びながら、手を翳す彼へ問いかけ]
あ、先輩!大丈夫ですよ、今丁度出来たところです。 牛乳はきっとピエール先輩が。
[芋を指差しながら姿を現したミッシェル>>64に笑みを向ける。]
お芋と牛乳……スイートポテトのような食べあわせですね。
[ミッシェルと作ろうと言ったスイーツは、スイートポテトで決まりだろうか。]
(69) 2012/09/27(Thu) 23時頃
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せやね……進まな、ね。
[高校時代の思い出は、かけがえのないもので。
だから、懐かしみたくなるのは無理もないことで。
けれど、後ろを向いてばかりはいられない]
せやけどね、きっと、今かてそう悪いものやないんよ。
きっとまた、10年経ったら思い出すんやわ。
"あの時の同窓会、楽しかったなぁ"って。
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ああもう、火傷しますよ。
[これがいいか、と芋を決め。素手で触れるバーナバス>>73に苦笑した。戻ってきたピエールから皿を一枚受け取ると、棒を器用に使い芋を一つ落ち葉の中から救い上げる。]
あんのー芋?初めて聞きましたよ。 ……あっつ、
[包まれた新聞紙を広げれば白い上気と、真っ赤な芋が顔を出す。軍手越しにも厚いそれを、思い切って半分に割った。目に鮮やかに飛び込むオレンジはバーナバスが言ったそれ。甘い香りが鼻腔を擽って]
やった、上手く焼けました! 先輩方、できましたよー!
[童顔をへらりと満面の笑みに変えて、それぞれ散らばる皆へと聞こえるようにソプラノを響かせた。]
(77) 2012/09/27(Thu) 23時半頃
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はい、勿論です。 お休みの、間に……作りましょう。
[ミッシェルの笑み>>78に頷きながらも、少しだけ言葉には間が空いた。 もうその機会も、きっとない。過去に確かに作ったスイートポテト。けれどこの夢の続きでは見られそうにないと。]
ミッシェル先輩、一番にどうぞ。 私の愛情入りですから絶対、美味しいですよ。
[手に持っていた皿をミッシェルに両手で差し出した。]
(80) 2012/09/27(Thu) 23時半頃
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レティーシャは、焚き火で花火はだめって言ったのに…!とふくれる。
2012/09/27(Thu) 23時半頃
/*
中身失礼します。本日の吊り襲撃はメモで相談しますか?
皆さん終わりのほうへ向かっているようですので、被らないほうがいいかなと
/*
適当に吊り襲撃しても終わるかなーと楽観してましたw
私はピエール吊りで、襲撃はヨーラにセットしてます。
襲撃は愛ですw
/*
あ、ヨーランダ先輩襲撃同じでした。了解です。
大丈夫…ですよ、ね!失礼しました!
|
いいのです。ミッシェル先輩が焼き芋に期待される声が一番大きかったですから。
[廊下から聞こえた声を思い出し、彼女>>85に首を振った。それでも半分こと提案されれば素直に頷いて、皿から片方を取る。 オレンジ色の芋は蜜がきらきらと輝いて、美味しそうだ。]
いただきます。 ………………!!おおおお、美味しい……!
[一口含めば甘さが広がり、まさに咥内で溶けていく。その双眸はきらきらと輝き、素晴らしい甘さにため息をついた。]
(91) 2012/09/27(Thu) 23時半頃
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はい!ドラゴン級ですね。 ええっと、……これかな。
[別のドラゴンを求めてきたらしいヨーランダ>>86に頷いて、枯葉の中から一際大きな焼き芋を取り出し皿に置く。包んでいる新聞紙をどけて、彼女に差し出した。]
どうぞ、美味しさもドラゴン級ですよ。
[いつもの軽い口調だったが、冗談ではなく。満面の笑みを浮かべた。]
(92) 2012/09/27(Thu) 23時半頃
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―― → 自室 ―― すみません先輩方、少し火をお願いします。
[芋を綺麗に食べた後、少女は火を彼らに任せて玄関から寮へと入る。ぱたぱたと軽い足音を響かせ、向かったのは自室。]
タイムカプセル。 これ、……入れたんだよね。
[机の上においていた、音符や五線で飾られたスクラップブック。表紙を開けば合唱曲の楽譜が綺麗に張られている。]
……よし。
[一つ気合いを入れると、慌しく駆け出した。 勿論向かうのは、談話室。]
(95) 2012/09/28(Fri) 00時頃
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――微笑みながら ふりむかずに
[秋風に揺れる金糸。ふわりと舞うそれはきらきらと]
夢をつかむ者たちよ 君だけの花を咲かせよう――
[軽やかな足音と共に、少女はかけていく。 胸に抱くそれを、いつかあの人と歌えるように願いながら。胸に秘めた想いを全部楽譜につめて。
秋の日の終わりを、名残惜しみながら。]
(98) 2012/09/28(Fri) 00時頃
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――さようなら。
[少女は、そして大人になったレティーシャは。
静かに別れを告げるのだ。
何よりも、愛おしい、
――あの、秋の日に。**]
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