人狼議事


84 戀文村

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視点:


[ポケっとに手を入れる。手にした小型通信機で話しかける]

聞こえますか…――

[答えが返るかどうかわからないが、呼びかける]


  − 回想 分隊長宿舎 −

[その知らせが齎されたのは何時だったか。
いつも陽気な表情が冷たい無機質な軍人のものになる]

俺達じゃなく、村人に死ねと言うのか?

[赤紙を届けに来た伝令部隊の若者に冷たい視線を投げる。
戦場を駆け抜けて来た男の視線に若者はどもりながらも、
自分には判りません、とだけ何とか口にした]

あぁ、そうだな。お前さんに詰め寄っても仕方ない。
悪かった、お勤め御苦労さん。

[確かに彼に言ってもどうにもならない、と
苦虫を潰した表情のまま若者を労い、送り返した]

くそったれ。

[1人になった部屋に机を叩く音だけが響いた]


―回想―
[日々舞い込む赤紙、そして、死亡届。戦場から遺体が戻ることはまずない。遺族に届くのは遺髪、もしくはドッグタグのみ]

いい加減にしてよ。なんで…なんでっ!

[自宅に戻ってやるせなさを募らせるだけの日々。
せめて、この村で安らかに眠らせることができれば…
まだ、いいのにと思っていた]


―回想・数年前の夜―

 母さん、ごめんね。
 ううんアタシが弱いってだけ。
 もうこれ以上弱る母さんを見てられないから、サ。

[ベッドに伏せる母、父は生まれた頃から居なかった
 二人きりの家族だった、ずっと]

 先、行って待っててくれないかな。
 いるんでしょ、向こうに父さんが。
 いーよ、そんなだと思ってたよ。

 だから、ごめん。

[死んで、くれる?]


[――翌日、ヨーランダの所へ向かう女の姿
 そしてその夜は葬儀となった**]


ブローリンは、グラスの中の液体をじっと見下ろす。

2012/03/24(Sat) 00時半頃


採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2012/03/24(Sat) 00時半頃


  − 回想 戦火の中 −

[男は兵士として、指揮官としては優秀だった。
だが戦火の中、人間でありすぎた]

もう…あいつら死んじまってるんですよ? そこまでしなくても。

[思わず上官に立て付いたのは、敵兵達の遺体を見せしめとして
焼却しろと言う命令が下ったから。
先程まで交戦していた年若い少年兵達の顔は覚えている]

焼いてしまったら…遺族の元に戻してやれないじゃないですか。

[死の際に大事な人の名を呼び続けた仲間の声が耳に残っている。
彼らの遺体も形見も持って帰る事が許されない、出来ない
自分の不甲斐無さに何度悔し涙を流した事か。
それが敵兵であろうとなかろうと関係なかった。
彼らが帰りたいと願った地に、
帰りを待っているだろう人の所に、返してやる事も出来ず。
出来た事は焼け爛れた彼らに酒を掛けてやる事だけだった]


[そして敵兵の遺体を焼く事を拒んだ事を理由に降格処分となった。
さっさと一番苛烈な前線に送り込めばいいものを、なまじ
身分のある家柄の出身の為に生かされてしまったと言うべきか]

前線に立てば、もう何も残らない。
生きて帰ってくる事も、欠片となって帰って来る事も。

それならいっそ……嘆き悲しまれるかもしれないが…。
大好きな場所で、大好きな人達のいる場所で死んだ方が…。

[他の軍人たちの前では口にしなかったが、
同じ想いを抱えた者をこの村で見つけたのは偶然だったのか]


【人】 採集人 ブローリン

―本屋に行く前
[>>0:147声をかけられて立ち止まる。小さく頭を下げ、会釈を返した。
エリアスの姉だった。彼女の話はエリアスから聞いているし、
彼女自身と直接話す事も稀ではない。けれどいつも、いつも堅いのは、
何よりも自分の職業のせいだろうから気にしてはいない。
エリアスと仲良くしないよう咎められればすんなり従うが、
幸いそこまで嫌われてはいないようだ]

[本屋の話が出て、特によるつもりのなかった本屋の主人を思う。
このご時世では仕方あるまい。本に限るまいが、
戦争に関係ないものの供給は止まる。帝政の言葉を受けて小さく頭を振る。上官の話には少し首をかしげたが、
安否を問われれば頷いた。元気だろう。あの分隊長殿なら。

もう一度頭を下げて、道行く彼女を見送った]

(13) 2012/03/24(Sat) 00時半頃

[一人殺してしまえば
 二人三人と手をかけてももう心は痛まなかった

 何より、招集されたらもう帰ってくる見込みは低い
 それよりは、と――時折常連客が減ったのはその所為]

 遠くの地で死ぬより、此処に居なさいよ。
 ……アタシを置いて行かないで。

[女の顔は変わること無く、いつでも店では笑顔のまま]


―自宅―

[誰もいない家にただ一人、もちろん家事はひと通りこなせるし、不自由をしているわけではない。時折来る父親からの手紙が唯一の慰めである。
しかし、父は、生きてここに戻れると思ってはいないようで。]

『せめて、この村で死ねたらと思う』

[手紙に、事あるごとに書いてあるのを見て、切なくなる。]

そうだよね…ここで、ここに骨を埋めたいよね…

[手紙の文字をなぞりつつ、溜息をつく]


【人】 採集人 ブローリン

―酒場に入ってから
[分隊長と共に入った酒場。畏まって居るわけではないがそう見えるだろう。
ブローリンにとっては通常通りの振る舞いだった。
食事は、今日のお勧めが書かれたボードを指さして、それにした。
芋のサラダがあると聞くと、それを頼む。

上官の言う通り全ておごってもらうつもりはとりあえず無いので、
好きなものを頼むことにする。カウンターに並ぶ酒、無色透明のウォッカを差して指を立てる。

上官と乾杯した最初のグラスは、何も混ぜないストレート]

(14) 2012/03/24(Sat) 01時頃

ブローリンは、ヤニクの働く様子と、店の女主人と上官の話を聞いている内に1杯目。

2012/03/24(Sat) 01時頃


[それを知らされたのは、上司のハワードが徴兵された時、村長のアルフレッドから直々に聞かされた]

『君を信頼して、君に託そうと思う』

[酒場の女主人が、徴兵されるくらいなら、この手でと言って人を殺めていること、そして、ハワードはそれを事故、病死として書類を改竄しているのだということを。]

『これからは、君はその役割を担ってくれないか』

[父からの手紙のこともあり、快諾したのである。さらに、自らも、もともと病弱だった母に手をかけたのだ、もちろん、病死として処理をした。]


【人】 採集人 ブローリン

[ピアノを奏でる青年を見る。旅人だそうだが、自分がこの村に戻ってきた時には
もう居ついていた。ここの居心地がいいのだろう。
誰か、村に想う人でもいるのかもしれない。
ピアノの音色からそう読んだわけではなく、単純に思いついただけの事だが]

[演奏が止まった折、空のグラスを少しだけ掲げた。
二杯目は湯で割り、鼻孔を焼ける香りで満たすように鼻先で止める。
戦地で、血と泥にまみれながら、生き残った友と消毒用のアルコールを飲んでいたのを思い出す。
彼はまだ生きているだろうか。自分の様に、一度復帰した後また戦火から離れるのも
珍しい事のように思う。]

[そこまで思い返して、ピアノの音に現実に戻った。
グラスに口をつけて、喉を灼く液体を嚥下する]

(17) 2012/03/24(Sat) 01時頃

【人】 採集人 ブローリン

[上官の野次>>16に、ピアノの奏者を見やる。
そういう曲なのだろうか。そういえば音楽鑑賞の趣味はないのだった。
聞く環境に居なかったからだろうか、良い物だとは思う物の、
レコードを集めて…とは行かない]

[こんな時だからこそ、思いは平常の内に打ち明けるべきだと思う。
いつか、いつかこの村からも軍へ出る者が出たその時に、思いを伝えていくには悲しいと思う。
遺される者も、逝かねばならぬ者も。

自分はこの村の者ではないし、いつ死ぬかもしれぬ身だ。
そうすまいとは思って居るものの……自室にある、出せぬ封筒を思った]

(24) 2012/03/24(Sat) 01時頃

[かなり無理をしているのは承知の上でこの酒場に足を運ぶ。
そのほうがいろいろと都合がいいからである。]

“仕事”は順調ですか?

[一人暮らしで咎められることもないのが幸いしているのかもしれない。それと、駐留している軍の人の顔を覚えるにも好都合である。]


【人】 採集人 ブローリン

[グラスを、小さな音を立てて机に置いた。
払えなければ出すし、払えるようなら次は自分が奢ればいい。
そう思っている。次があるのならば、だが]

[つぶやきに対して、顔を少しだけ上官の方に向けた。
目を伏せ、また上官を見ると、ハッキリ頷いた。
人が人ならば懲罰の対象だろう。この分隊長を試すとか言ったつもりはないが、
言う相手は選んでいるつもりだ。]

[負けるだろう。生産より消費が多く、供給に需要が勝り、
過去の備蓄も食いつくして負けるのだろう。
全てを投げ打って負けるのだろう。
なら何のために戦うのか?何度自分にこの問いをしただろうか]

(27) 2012/03/24(Sat) 01時頃

[同じ思いを抱いていたからだろうか
 年齢差はあまり感じないまま打ち解けた
 というよりは、――知られていた]

 ええ、そこそこに。
 貴女も、大丈夫?

[頬を撫でようと手を伸ばし、そっと触れる
 ちら、とホレーショーにも視線を送り
 癖のように肩を竦めた]


【人】 採集人 ブローリン

[この戦争が終わった時に、一つでもこの国に多くのものを残したいと思う。
自分が守った街が、人が、戦後も残るのならば自分の戦う意味もあろう。
空から落ちてくる爆弾一つで吹き飛んでしまうそんなものも、
自分がどこかで撃った弾が防ぐ事もあるだろう。
家族もおらず、おそらくは変わり果ててしまった故郷も遠く、
自分が生き残って戦後どうするか、とは考えようにも考え付かない。
死に急いでいるわけではないが…天高く上った友たちを思えば、
その時に死んでいても良かったと思う事は、ある]

(31) 2012/03/24(Sat) 01時半頃

[姿を見せたセレストと彼女を労わる様に伸ばしたダーラの手を見遣る。

あの細い手はどれだけの哀しみを散らしたのだろう。
どれだけ涙を拭ったのだろう。
どれだけの哀しみを見送ったのだろう、あの2人は。

だが口には出さず一瞬だけ目を瞬かせて合図を送った]


こちらは、大丈夫ですよ。

[頬に触れたぬくもりを感じ、笑顔で応えた。
ダーラの視線を追って、ホレーショーを見、笑顔のまま会釈する]


ブローリンは、もう一つ空けてしまうと、女主人の注意を引いて、棚のボトルを指さした。

2012/03/24(Sat) 01時半頃


ブローリンは、自分と、上官を交互に指差して、指を二本立てる。

2012/03/24(Sat) 01時半頃


 そう、ならいいけれど。
 泊まっていってもいいのよ?

[笑顔のセレストに心配そうな顔は髪を揺らした]

 ……もちろん、ホレーショーも。


【人】 採集人 ブローリン

[上官の呟きに頷く。赤紙の噂は勿論知っていた。
それが現実になるとは思いたくもなかったが。
表情を陰らせ、上官をじっと見やる。]

[もう後に引けないのだろう。決定的な一撃でも受けない限り。
それにしても、自分達より先に素人を増やすとはどう言う事か。
訓練も無しに頭数だけそろえるとでも言うのか。
苦々しげな顔を見せる]

(41) 2012/03/24(Sat) 01時半頃

歩けなくなったら、お言葉に甘えちゃうかも

[ちょっと舌を出して、照れ笑い。
お酒は実は弱くないのだが、寂しさのあまり宿に泊めてもらうこともある。]


あ、でも、お邪魔ならちゃんと帰りますよ〜?

[チラリとホレーショーの方を見て、ニッコリ微笑んだ]


【人】 採集人 ブローリン

[>>39の呟きに重々しく頷く。
ダーラに手を掲げて礼をし、同じ液体の入ったグラスを上官に掲げる。
乾杯して、一口飲んだ。]

[酒の席でもこういう時は、目の色が"戻る"ものだ。
自分も、この彼も、何人の死にかかわったか。
直接殺した人数は自分の方が多いかも知れない。
けれど、自分と、戦友たちと同じ目をしていると思う。
人を殺して、まだ殺さねばならない。何かが変わっていく。]

[この村の人々には、そうなってほしくはない。
この流れを止められぬ自分が歯がゆくもあるが…
一つ頭を振って、上官の肩に手を置いた。
多分、彼も似たような思いだろうから。
質問には、頷いて、もう一口、酒を飲んだ]

(46) 2012/03/24(Sat) 02時頃

 やーだ、毎日でもいいわよ。ホント。
 ……ホレーショーは別料金ネ。

[黒髪を思い切りわしゃわしゃと撫でる]


俺は美女2人で両手に華なら何時でも歓迎だぜ。

別料金って金取るのかよ。

[差別だ差別だと小声でぶつぶつと。
だが宿を借りるつもりではいた。
新しく届いた赤紙の存在。
もうこれ以上見ていられないと。
この村に彼らを残す為に2人と話し合う事が必要だろうと
思っているのは確かだから]


【人】 採集人 ブローリン

[上官の呟きは理解できる。自分も、この村の人々が戦場で蹂躙されるのは見たくはない。
辺鄙な所であるし、戦火にさらされることはあるまい。
戦後、他国からの悪意が向く事も、願わくばあるまい。]

[それでも自分なら、上官とは違う道を選ぶと思う。
戦場で殺される事と、この村で殺される事と、自分にとっては同じだから。
きっと、誰かを連れて逃げると思う。
それでも、命令が出れば戦地に往く。それが、たとえたった一日でも、
誰かが銃を取る日が遅らせる事が出来るのなら。]

[上官の希望通り忘れる、と言わんばかりに小さく頷いた]

(52) 2012/03/24(Sat) 02時頃

ブローリンは、喧騒とも言えぬ賑やかさを、無表情ながら、どこか微笑んでも見える顔で眺める。

2012/03/24(Sat) 02時頃


わふっ

[頭を撫でられて咽そうになる]

もう、せっかくのカクテルこぼしちゃう…

[不満気な声を出しつつ、顔は満面の笑みである。嬉しくてたまらないのに、照れ隠しで文句を言っているのだ]


【人】 採集人 ブローリン

[女主人とやり取りをするこんな分隊長でさえ、先のような事を言うのだ。
この村にも、恐らくは似たような考えを持ったものが居るだろう。
自分達は良い。人殺しだ。この村の者ではないのだ。
地獄の切符がまた一枚増えるだけの事だ。
だが村の者にそんな事をさせたくはなかった。
殺して、遺って、どうするのか。後を追うのか。

もしも村人の中にそんな思いを抱くものが居たら…
止めてやりたいと思うのだった]

(54) 2012/03/24(Sat) 02時頃

 あーったり前じゃない。
 二食付きなだけいいと思って頂戴。

[他に宿泊しているのはヤニクだけで
 全くの無償で貸し出すのは、少々痛手で]


 ……ヤニクには、気付かれないようにしたいわ。
 あの子本当にいい子だから。


 あーん!セレス可愛いッ。

[照れ隠しもいつもどおり、これだから甘やかしたくなる
 小皿に軽いつまみも出してまたぽふんと撫でた]


ブローリンは、ダーラに頷きとも思えない会釈を。

2012/03/24(Sat) 02時頃


あーなんだか…やっぱりお言葉に甘えて泊まらせてもらおうかな。

もちろん宿代は払いますよ?

[役所勤めゆえに一応給料は入る身である。]


[勿論ブローリンまではいかないが、これ位で酔う筈も無い。
千鳥足でベッドに着けば直ぐに素面に戻って音を立てずに
抜け出す]

人殺しは俺の仕事だ。
あんたたちがこれ以上哀しみを増やす必要はない。
今迄辛い思いさせたな。
俺に召集令状が届かない限り、俺がやるから。

[女主人にそう告げた顔は真剣そのもので、けれど瞳は
労わりに満ちたものになっていただろう**]


女に生まれりゃ良かったな。

[じゃれあう様に見えるダーラとセレストを羨ましそうに見つめて
ぽつりと呟いた**]


ブローリンは、ホレーショーが潰れる前に、ヤニクを手伝って上に。すぐに降りてきたが。

2012/03/24(Sat) 02時半頃


 あら。セレスは本当にいいのよ?
 ホレーショーがたっぷり置いてってくれるみたいだから。

[くすくすと、しかしどうしてもというのなら
 負担にならない程度に]


やっぱ女怖いわ。男は弱い生き物だな。

[ダーラに男女差別だと口を尖らせるが、口で適う筈も無く
財布を抱きしめて泣き真似位はしただろう**]


[飲んでいた時とは違う真剣そのものの顔で戻ってくる姿に
 驚きは浮かべどこちらも真剣な顔になる]

 ……ありがたいけれど。
 アタシがやりたくて勝手してきたのよ。
 全部をアンタに背負わすなんて甘えたことだめよ。

 ――共犯者、それがいいわ。

[誰が召集されるかわからない今
 ホレーショーだけに頼る訳にもゆかない

 何より自分で決めて始めたことだ
 その決意は彼が思うもの以上だろう]


【人】 採集人 ブローリン

[>>56、無表情のまま首を振ると、もう一度肩に手を置いた。
彼なら、痛みなく人を殺す事も出来よう。
…できれば、そんな事はしてほしくない。
酒の迷いにしては重すぎる話題を切って、寝に行った彼を送り、
また席に戻った。酒を大事そうに薄めて、一口あおる。]

(60) 2012/03/24(Sat) 02時半頃

そうなんだ〜ホレーショーさんに甘えていいのかな?

[首をかしげる。それでも、少しは払う心算である。]


ブローリンは、酔っぱらったほかの客を見て、少し羨ましいとも思うのだった。

2012/03/24(Sat) 02時半頃


ホレーショーさん、泣かないで。
私もちゃんとお金だすから。ね?

[泣きまねするホレーショーの頭を撫でてみたりして。
ホレーショーがダーラに話す言葉を耳にすれば]

ダーラさんがやってることはバレませんよ。
まぁ、私たちのやってることを見ぬく人はいるかもしれないけど。
証拠は、残しませんから。

[上手く処理をするのが役場側にいるセレストの仕事だから]


ブローリンは、店にまだ残って居るものに目を配る。

2012/03/24(Sat) 02時半頃


【人】 採集人 ブローリン

[他に客が居なくなれば、その時のグラスを空けて、代金を払う。
ダーラと少し話を―彼は頷くだけだが―して、店を後にした]

………

[寝静まった村を眺め、店を振り返る。きっと、今日にも手紙が届きだすのだろう。
誰が往かねばならないのだろうか。
自分が往けど往かねど、誰かが呼ばれるのは変わりはない。
だが、送らねばならないのは、歯がゆい事だった。]

[寒い夜の中、もう使われていない井戸に腰かけた。
月の灯で影が出るほどには明るい。酔ってはいないが、
酒精が抜けるまでこうしていても良いだろう。
暫く、分隊長がこぼした言葉を心の中で反芻していた]

(63) 2012/03/24(Sat) 03時半頃

採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2012/03/24(Sat) 03時半頃


ブローリンは、兵舎に戻り銃の手入れをして、仮眠をとる。また、見張りに立つ為に**

2012/03/24(Sat) 03時半頃


[カウンター越しとは違う真剣なダーラの返答に表情を緩める]

やっぱ最終的には女の方が強いな。

[崩れない強い意志に口角だけでなく両手を挙げて降参とおどけ]

もうすぐ総力戦になる。
年齢も性別も関係なく国は無差別に招集する気だ。

宜しく。

[最後の宜しくは、共犯者と言う事にか、殺人に対してか、
セレストの言葉にか、それとも全てにか。
少しだけ悲しそうに目尻を下げてそう告げた**]


ブローリンは、昨日飲んでいたとも知れぬ顔で、また集会所前に立つ**

2012/03/24(Sat) 10時半頃


【人】 採集人 ブローリン

[雨でも雪でも、槍が降ろうとも責務なら立ち続ける。
退屈でないといえば嘘になるが、戦場で人を殺すよりマシだ。
獣が罠にかかるのをじっと待つのに比べれば、報酬が無いだけ退屈さも増すというもの。
この村に突然敵兵が攻めてくるなどと言う事は無いのだから、立っている意味は薄い。
けれど、事件があれば動くし、本来は街の便利屋でもいいのだ。
村人に高圧的な軍人もいるようだが、ブローリンに取っては、威張るほどの職業とも思えない。]

……

[むしろろくでもない職業だろう。日々の糧を、人殺しで得るのだから。
何も産まない。獣を執った時は、肉のみでなく、骨から皮まで使う。
その命自体が糧だから。人を殺す事に慣れてしまった自分に、
また猟師が出来るかは全くわからないが、そもそも戦争が終わった時に生きているかどうか。]

………

[空を見上げたい気にかられて、目線を平行に動かして広場を切る。
郵便屋の自転車が通り過ぎた]

(69) 2012/03/24(Sat) 13時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[問題は、彼に話しかける者は居ても頼る者がそういない事か。
村に長い自分への忌避の目を感じる事は少なくなったものの、
軍人自体への視線だろう。
どの道、この村に似つかわしくないのは確かなのだ。
触れられない方が良い。だから、この村には何も残さないほうが良い]

[その思いと、コートの下の開いたままの封筒は矛盾する。
いつかこの村を出る事になる時までに、と思う願いと、
部外者のまま消えた方が良いと思う気持ちが交錯している。

確かな事は、彼はこの村が好きだと言う事だ。
守る立場で良かった。この村を焼き払い、奪い、殺し、踏みにじる立場でなくて良かった。

だからこそ、今あるものを壊すような真似は――……]

(70) 2012/03/24(Sat) 13時半頃

 アタシも色々見たからね。
 今更戻れないのよ、強くないから余計に。

 伝言があればこの部屋か、カウンターにお願い。
 私は余り出歩かないし、お酒位なら提供するわ。

[料金は、半ば冗談としても宿屋が機能するのは
 純粋に喜ばしい事だ、独り身としても]


ブローリンは、ため息をついて……珍しく、苦笑いした。無表情に、見張りを続ける**

2012/03/24(Sat) 13時半頃


ブローリンは、ホレーショーが、他の者にどやされない事を願った。

2012/03/24(Sat) 13時半頃


採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2012/03/24(Sat) 14時頃


【人】 採集人 ブローリン

[道行く村人に目を配らせる。見張りとは言え、
どこぞの衛兵のように直立不動で居なければいけないわけではない。
…彼は、何も無ければ身じろぎ一つしないが。

暫く所在無げにしていたが、明らかに自分へと近づいてくる者>>76を見る。
目の前に来て、見下ろす。首を真下に向けてもなお頭が視界に入る。]

[昨日の事、と言われて首を傾げた。じっと見下ろされては落ち着くまいが、
屈んでやらねばならぬ程子供でもない。
昨日は二度会った。老婆の家の前と、本屋か。本屋では話していないから、
その前だろう。何か言われたろうか。何にしても、気にすることは無いと、
ゆっくり首を振った。何事か言いよどむ彼女に手をかざして、落ち着くように促す。

やがて差し出されたカバーをじっと見る。ややあってそっと受け取った。
瞬きも無く、手の中のやわらかい布をただ、見つめる。]

(82) 2012/03/24(Sat) 15時頃

[サイモンが泣きわめきつつ]

『この村に、骨も埋められないなんて、嫌だ!!!』

[と言ったのを、聞き逃すことは…できなかった。]


―回想―
[母に手をかけたのは、母からの願いだった。すでに父は徴兵され、母一人娘一人で何とか暮らしていた時に、国が女子供も徴兵をすると決定した。
その決定を受けて、自分を殺してくれと、頼んできたのだ。

もちろん、はじめは泣いて拒否したが、
病気のために、起きることもできなくなっていた母は、

『もしあなたが徴兵された時、私が気がかりで動きが鈍くなってはいけない。
それになにより、これは親孝行なのだ』と強調してきた。
次第に、母の強い願いなのだということを理解して]

これが…母さんの、願いなんだね?

[何度も念を押した、そして、そのたびに母は頷いた。

母の顔は安らかだった。苦しみから解放された、そんな顔だった。
この顛末を知るのは、相談した村長と上司のハワードだけだった。]


―回想―
[その顛末を知った村長の計らいで、いまの職を得ているのである。
ダーラの事を教えられても、不思議はなく、ハワードの後任としても、もってこいの人材…だった]


【人】 採集人 ブローリン

[空気にいたたまれなくなったのか、立ち去ろうとするようにも見えた彼女を、
また同じように手をかざして遮る。小銃のベルトに手を添えて、懐に手を入れた。
昨日買った詩集に、紐の通された栞が挟まっている。
カバーを開いて、本を挟んだ。大きさはしっくりこないが、大は小を兼ねるものだ。
この本を持ち歩く折、十分に保護してくれるだろう]

[栞を取り、詩集に指を挟み閉じる。栞を表紙に当て、
カバーに縫われたものと、栞の上に作られたものと、
二匹の犬を交互に、ゆっくりと指差して親指を立てた。
彼女の頭巾についた粉雪を払いがてら、
ごわつく厚い手袋越しの手をおいて、親指で撫でやった]

[栞を挟みなおし、本を大事そうに懐にしまって、
とん、とんと二度、コートの上からゆっくりと叩く。
それから彼女を見送って、胸に当たる本の、柔らかな厚みに
少しだけ目を閉じた。やがて通りかかったセレスト>>79に、
昨晩分隊長と話した内容が頭をよぎる。
小さく頷いて、彼女が天気を伺う声には空を仰いで、もう一つ頷いた]

(83) 2012/03/24(Sat) 15時半頃

採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2012/03/24(Sat) 15時半頃


【人】 採集人 ブローリン

[撫でる指は、彼女が俯いてしまうまで>>85続けて。
ほんの少し浮かして、もう一度頭巾に触れて離した。
慌てて引っ込める事はせず、むしろもとある場所に戻すように引く。
大事に扱う、ありがとう、等の感情をこめて本にコートの上から触れた。

会釈に対して髪の奥、目を細めて頷き、クラリッサを見送り、
やってきたセレストに頷いた。>>83]

[少しばかり降っているが、積もりはすまい。
気温は氷点下ではないようだし、遠く高い空には晴れ目も見える。
赤紙が部署に届けば、誰か軍のものが役場に伝えに行くだろう。
そして、それはおそらく今日にも届いているのだろう。]

[直接渡すのは軍の人間だが……
多くの人より早く出立を知ることになるであろう彼女は、
難儀だろうと思うのだった]

(91) 2012/03/24(Sat) 16時半頃

採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2012/03/24(Sat) 16時半頃


[またやってきてしまった赤紙。
自分にはどうしようもない。やるせなさに唇を噛む]

ここで…ここでサイモンさんを殺すことはできないの?

[それは許されないのだろう。赤紙が来てしまってからでは。]


【人】 採集人 ブローリン

[>>92の声に頷く。春が来るまでに、戦争が終わっていてほしい。
そうすれば自分がここに居ることも無い。
戦争が終わった時に生きていれば、
軍人で居るつもりももうない。何より目の前の彼女もこの村の皆も、
のどかな生活に戻れるだろう。
どこか怪訝そうな微笑みに、首を小さく振る。
いずれ分かる事だし、自分には権限が無い。
たとえ言っても、彼女を救えるわけでもない。
取っていく側の自分に慰める資格があるものかどうか。
時計を見て、役場の方を見て、セレストに頷いてみせた。
急いだ方が良いと]

[去る彼女に会釈を返し、そしてまた、
無表情に無感動に見える顔で、広場を眺めるのだった]

(94) 2012/03/24(Sat) 18時半頃

採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2012/03/24(Sat) 18時半頃


―回想―
[母に強く請われたとはいえ、手をかけた事実に変わりはない。

そして…]

自分が…楽になりたかった…のは…否定出来ない…のよね。

[自分が徴兵された時に思い残すことがないように、
未練を残さないために。
母がそう願ったと思いたかった。
でも、やはり、自分が願ってしまった――…弱さから。]


[だから、時折依頼される“改竄”に、なんの躊躇いもなく加担できたし、ダーラに共感してもいたのだ。]


[そして、目の前でうろたえる同僚を見て、いっそこの手で…
そう思ってしまうのである。

今は書類の改竄だけだろう。しかし、もし自分が実行役をすることになっても、躊躇いは…ない。]


ブローリンは、そろそろ、交代の時間が来る。これからどうしようか…。

2012/03/24(Sat) 20時半頃


【人】 採集人 ブローリン

[酒場で働いている青年と共に歩くエリアスに会釈を返した。

やがて交代の時間がやってきて、どうしたものかと思案する。
老婆の所に行こうか。昨日は顔を出せなかった。
彼女が自分の訪問を望んでいるかはわからないが、
何かできることもあるものだ]

[彼女を尋ねる時はいつも軍服だ。ともすれば嫌がらせにもなろうが、
彼の意図は別にあった。小銃をからったまま、ナタリアの家を訪ねた]

(102) 2012/03/24(Sat) 21時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[今日も、老婆の家には誰か居るようだ。2、3人の顔が浮かぶ。
予想は着くが、誰であろうと割って入るつもりはない。
老婆の家が見える位置に腰掛けると、
懐から手帳と、丸くなった鉛筆とを取り出した]

……

[非常にゆっくりと、辺りを見回す。少し場所を移してまた座ると、
老婆の家をざっくりと記号のように描いて、
家を取り囲む風景をスケッチし始めた。
詩集を読んで、何か描きたい気分だったのだ]

(103) 2012/03/24(Sat) 21時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[じっと注視して、しばらく紙に没頭して、を繰り返す。
74(0..100)x1分程で、簡単な風景画ができた。
家は真っ白の、空っぽのままだ。よく見かける犬が通りかかって、
描いてやろうかとも思ったが、6ので描かずにおいた
奇:そのまま立ち去った/偶:隣に来た]

(104) 2012/03/24(Sat) 22時頃

ブローリンは、犬の頭に手を置いて、揺らすように撫でる。日を改めようと、立ち上がった。

2012/03/24(Sat) 22時頃


【人】 採集人 ブローリン

―絵を描いている途中
[足音は聞こえていたはずだが、警戒していなかったのか、
声をかけられるまで手を止めなかった。ゆっくりと顔を上げ、
老婆の家を指差し、手帳を少し広げて見せる。
栞を見せようかとも思ったが、少し考えた]

(106) 2012/03/24(Sat) 22時頃

【人】 採集人 ブローリン

[>>108上手、かどうか自分では判断できない。
確かに下手ではあるまいが、絵で食っていくわけでもない。
自分を指差しゆっくりと首を振って、彼女を指差した]



[懐に手を入れ、カバーに包まれた本から、栞を取り出す。
確認するように、もう一度彼女を指差し、軽く首を傾げた。

彼女が作ったものだと確認が取れると、ゆっくり頷いた]

(112) 2012/03/24(Sat) 22時頃

【人】 採集人 ブローリン

[>>111何に対して問われたのかはわからなかったが、あいまいに頷いた。
エリアスとは言葉通りの関係だし、特筆する事もないように思う。
家を訪ねたりなどするつもりはない。
母に気を使う、という言葉のとおり、エリアスの家族に面倒をかけるつもりがないからだ]

[彼は良い子だと思う。病弱な事を誰よりも理解した上で改善しようとしている。
目の前のこの姉の話もしてくれるが、栞は気に入った。
他にどんなものを作っているのか、聞いてみたくもなり、
開いたページに文字を書いて、差し出した]

 "栞はとても良いと思う
  普段はどんな物を作っている?"

(114) 2012/03/24(Sat) 22時頃

【人】 採集人 ブローリン

[腕時計を指差し、袖に引っ込めて、服の上から隠すように手を置いた。
用事がない旨を伝えたつもりだが、通じなければ文字で書くだろう]

……

[手に持った詩集を差し出す。
フィクション、伝記、自伝、活劇…活字なら何でも読む。
強いて言えばSFが好きだと、筆談で伝えた。

なんでも作る、という言葉には親指を立てる。
手先が器用なのだろう。自分の銃に装飾は要らないが、
仮に頼むとすれば丁寧に応えてくれるのだろうと思った。

親方、とやらが居ない理由は聞くまでもあるまい。
少しだけ、顔を下げた]

(119) 2012/03/24(Sat) 22時半頃

ブローリンは、クラリッサが出て行ったのには気付いたが、注意をそらすのは失礼だと思った。

2012/03/24(Sat) 22時半頃


【人】 採集人 ブローリン

[>>120宇宙ですら戦争する物語があると伝えればどんな顔をされるだろう。
意外だとはよく言われる。空想的な物語は好きだった]

"いつか宇宙に出て行けるとしたら
 きっとその時 人は地上で争う事はしなくなっていると思う"

[そう書いて、願望だとでも言わんばかりに、どこか背伸びするように
ゆっくりと肩をすくめた。欠伸した犬を強めに撫でてやる。

手帳を閉じ、詩集と共にしまうと、ゆっくりと立ち上がった。
急ぎの用事はないが、寒空の中彼女に立ち話をさせるのもなんだろう
別れの握手にと、右手を左腕で払い、そっと差し出した]

(124) 2012/03/24(Sat) 22時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[そうなるといいと思う。世界中が一丸になる日など、本当に来るのだろうか。
>>126握手を交わして、頷いた。この村には若者が少ない。
理由は言うまでもない。もともとそう思ったからこそ、エリアスに接触したのだったから。]

[ミシェルを指差して、自分の襟を締めるような仕草をした。
彼女が去るまで、しばらく老婆の家を眺めていたが、やがて自らも歩き出した。
犬を一撫でして、雑貨屋で筆記用具でも買おうと思う**]

(128) 2012/03/24(Sat) 23時頃

採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2012/03/24(Sat) 23時頃


   ー 昨夜 −
いや、ダーラ。
あんたは、いや覚悟を決めた女がこの世で一番強いって
親父も言ってたぜ。

[同じ軍人でもある父の言葉。
息子も息子なら父も奇異な軍人であった。
人を殺した数より殺さずに攻め落とした数を誇る。
息子が軍に志願した時は喜びでは無く哀しみで頬を濡らした]

「ホレーショー、この時勢で軍に入ると言う事は、
誰かの命を奪う事だ。
誰かの希望を、願いを、想いを踏み躙る事だ。
どれだけ罪深い事か、拭う事の出来ない罪を背負う事になる。
その罪を真正面から受け止め、逃げない覚悟が無いなら止めろ」

[そう言って酒を寄越した父に、へらっと笑って盃を返した]

「でも俺が出れば、他の誰かは行かなくて済むだろ?」
[そう軽く返した言葉に父は馬鹿だと一言だけ告げた]


親父も強かったけど、その親父が強いって言ったんだから
女は強いよ。

[父の声が耳に蘇り、へらっと笑いながらもう一度口にした]

ま、力仕事が必要なら言ってくれ。
あ、そういやセレスト、通信機、あれ役場のか?
それともお前のか? 
俺も一応仕事柄通信機持ってて拾ったんだが。
周波数がちょっとずれててはっきり聞こえなかったんだ。
後でちゃんと合わせさせてくれ。

[何となくセレストの声ではあるとは思ったので、
通信機について確認を取ると、
ダーラとの連絡方法も了解する]

OK、ラブレターと一緒に届けるわ。

[そう言って笑う顔はいつもの顔]


―昨夜―

[通信機について聞かれる]

父が技師でね。これは、父が残してくれたもの。
今日は、ダーラさんに渡したくて、もうひとつ持ってきたの。

[もう一つの通信機を取り出す。]

でも、いつ壊れるか分からないし、手紙のやりとりもありだと思う。

[渡すタイミングが見つからなかったので、酔ったフリして二人になるタイミングをはかった。
ダーラが断らなければそれを渡し、周波数を合わせた。
それは軍隊も使わない周波数]


―昨夜―
手紙…
私も、何かあったら、…間違えてはいけないことは、手紙にしていいからしら?

[通信機は聞き間違いも多いためである]


  − 宿舎 −

[宿舎に戻ると早速不幸のメッセージの件を知る事になる]

なんで兵隊呼ばねえんだろうな。

[ぼそっと呟いた言葉に誰も答える者はいなかった。

部屋でセレストから預かった通信機を手にして回線を開く]

赤紙……村人に出ろだとよ。

[機械を通じても少し疲れた様な声は聞き取れただろうか]


[通信機の声は聞こえてきた。が、今まさに赤紙をもらって頭を抱えている人物を目の前にしている状態では]

サイモンさん…辛いわよね…赤紙がきて…

[呟くように状況を知らることしかできなかった]


サイモン……。

[通信機から届いた囁きに混じって慟哭が聞こえた…気がした]

サンクス。

[死にたくないっ!と叫んだ敵兵を思い出す。
お母さん、と泣きながら逝った部下の声が離れない。
返してやりたかった。
愛する者、大切な者の傍に残してやりたかった。
戦場で積もった慟哭が心を揺する。
絞り出す様に漸く通信機に一言だけ呟いた]


―昨夜―

 ええ、手紙で残っていた方が……
 残せないものは、この機械で。

 ……大丈夫だと思うわ。

[使い慣れない通信機なる機械をそっと撫でた]

 わからなかったら、うん、二人を呼ぶことにするわ。


前線に消える前に彼らをこの地に残して遣る事……。


[しかし、ダーラのほうがより大切な存在であることは、
紛れも無い真実なのだが
それは、…その真意は、村人には悟られてはいけないと思っていた。]


ブローリンは、どこかで、赤紙について聞いた。

2012/03/25(Sun) 02時半頃


【人】 採集人 ブローリン

[彼はきっと、見た目には何も変わらないだろう。
もしも見送る立場になれば、敬礼すらして見せるだろう。
それでも内心はやるせない憤りを感じていた]

…………

[なぜ、自分達本職の職業軍人を差し置いて?
この村に軍人が居る必要があるから?
納得できるはずもない。何の為に銃を取ったのか。
何の為に今まで人を殺してきたのか。
この村の人々の様に、争いに関係のない人々を、争いに巻き込まないためではなかったのか。
人知れず、唇を噛みしめる]

(180) 2012/03/25(Sun) 02時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[今日は、サイモンと言う青年だそうだ。
役場で働いている筈だ。自分が行っても百害あって一利なしだろう。
女子供も呼ばれると言う事だ。直接戦場に行かずとも、兵器の生産など、
いくらでも戦争に関わる事は出来る。
そして、都市に往けば後方も何もない。対空砲火を抜けて来た航空機の落とす爆弾一つで、死ぬ事だってある。]

[歯がゆい事この上ない。
先に戦場に出て死にたいという訳ではないが…。
何故見送らねばならぬのか。やるせない思いで、ただ虚空を見上げるのだった]

(181) 2012/03/25(Sun) 03時頃

採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2012/03/25(Sun) 03時頃


【人】 採集人 ブローリン

[兵舎にも戻らず、昨晩の様に、井戸に腰かけて空を仰ぐ。
自分がここに居る意味はなんだろう。

いや、感謝すべきなのかもしれない。こののどかな一瞬を。
けれどそれが、誰かの変わりの平穏だとしても…?

親しい彼や、いたいけな彼女が往く変わりだとしても…?]

[夜、一人、寒空の中、髪を梳きあげる様に頭を抱えた]

(185) 2012/03/25(Sun) 04時半頃

ブローリンは、結局その日は一睡もせず明朝から昼過ぎまでの見張りに着いた。一日やそこら眠らずとも問題ない**

2012/03/25(Sun) 05時頃


採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2012/03/25(Sun) 09時半頃


【人】 採集人 ブローリン

ー赤紙について聞いた頃
[部隊の辛気臭い顔をみていてもしようがない。
雑貨屋で買った手帳と、ペンとを持って、軍服姿の
まま、
真っ白なままのページを見ている]

……

[小銃は置いてきたが、拳銃を折って弾が込められて居るのを確認する。
咥えて撃ってしまおうかと思った事はあるが、今そうする気はわかなかった。
戦友たちの所へ行きたい反面、彼らの分まで生きようと気づいたからだ。
それ以前に、今まで殺してきた敵兵の為にも。
酒でも飲めば良いのだろうが、酔っ払えるわけでもない。
昨日の今日で、老婆の所に足を運ぶ気にもなれず、
所在なげに通りを巡回……もとい、ただ歩く]

(189) 2012/03/25(Sun) 10時頃

今夜教会の裏のモミの木の下に俺はいる。

[それだけを彼に伝えた。
来なければ明日彼を戦士として見送る。
来たのなら……この村で……]


[1人になって通信機の回線を開き、サイモンとのやり取りを話す]

……サイモンが望むなら…俺はあいつを眠らせてやりたい。
部外者の俺じゃダメだってならともかく、どうかな。

[許されない行為だと判っていても衝き動かされたのだ。
調子の良いいつもの声では無く
少し泣き出しそうな弱々しい声で、共犯者達に問うた**]


【人】 採集人 ブローリン

[道すがらやってきたエリアスに会釈を返す。
ペンと手帳を見せて、買い物していた事を伝えた。
少し体調が優れないように見えるエリアスを指して、
自分の頬に片方ずつ触れた。大丈夫と言われて頷くものの、
何かあったのだろうと思う]

……

[赤紙の件を聞き、少し顔を伏せる。
自分達も往くのかと聞かれ、ゆっくりと首を振った。
申し訳なくも見えるほど、鎮痛に顔を伏せた。
自分達が戦場に行くのは今までのツケを払うようなものだ。
それは、恐らく死ぬまで払い続けなければならないものだ。
誰かに撃たれるまで、首を括るわけにもいかないものだ。
……そんな事を、この村の人々にさせたくはない]

[あの分隊長殿は、ホレーショーはきっと…
そう思い立って、酒場を見やった。どうすれば良いのだろう。
止めるべきだ。しかし、もし望まれるとしたら?]

(199) 2012/03/25(Sun) 14時頃

【人】 採集人 ブローリン

[もし、村人がそれを望むとしたら?]

……

[長く長く、鼻息を吐く。なんでもない、と首を振った。
民を守る為と思えばこそ軍人にもなったし、戦う理由も
それにしてしまえるというのに。守る人々が戦地に往くのを、
ただ見ているだけとは、苦々しいものだ。
ここで遊んでいる軍人を招集するよう、打電してもらいたいが…
ここの指揮官殿の思惑があるのだろうか]

(201) 2012/03/25(Sun) 14時頃

【人】 採集人 ブローリン

[ただ、戦場に早く出て往きたいと言うのは逃げているだけではないのか。
自分が往こうとも往かずとも、赤紙は届くだろう。
ならば分隊長の様に、"村の為に"出来る事をする事こそが、
立ち向かっている事になるのだろうか]

……

[無表情のまま、目を細める。再度エリアスに心配され、
肩に手を置いて、薄く微笑んで首を振った。

彼を見送り、広間の一角に腰かける。
悩む答えは、そう簡単に出そうになかった]

(203) 2012/03/25(Sun) 14時頃

ブローリンは、詩集を取り出して、読むでもなく、カバーに縫われた犬をなぞる。

2012/03/25(Sun) 14時半頃


ブローリンは、広場で追いかけあい、走って行った子供を眺める。

2012/03/25(Sun) 15時頃


【人】 採集人 ブローリン

[エリアスの頼みに、もう一度頷いた。
その時が来れば、恐らくは今度こそ戻っては来れまい。
彼に限らず、別れを告げたい者はいる]

[その背中を見送って、広場に座り人々を眺める。
子供や老人の姿が目立つ。

結局勤務中とやっている事が同じだ。
刺繍の犬が、問いかけている様にも見えてくる。
自分は所詮兵士であり、兵士であろうとしている。
国に忠を尽くそうとしている。
この村からも、愛国心を持って銃を取り出て行った者が多少はいただろう。
自分もそうだった。その選択が間違っていたと思いたくはないが、
今のこの戦況と、国の方針に納得いかないのは、如何ともしがたかった。

ベンチで、膝の上に着いた両肘で頬杖をつく。
じっと、村の広場を見つめている]

(208) 2012/03/25(Sun) 15時頃

[回線を開いたままの通信機から届くのは途切れ途切れの声]

…なぁ…サイモン…特攻だってよ。
あいつだけじゃなく…この村に届く赤紙の先。

皆…もう…生きて帰れないんだとよ…。

なんで俺達じゃねえんだろうな。


同じ死ぬなら……この村で死ぬ方が…幸せかな。

[サイモンを励ます言葉も慰めの言葉も判らない。
ただ彼が望むものが一番幸せの様な気がした。

答えを求めているのか、いないのか。
自答するように声は暫く続いていた**]


[軍にいるホレーショーとつながっているおかげで情報は早く得ることができる]

…特攻…戦地ではもっと前からあったみたいね。
父からの手紙にあったわ。

[そうした情報は通信士として招集された父から、いち早く伝えてくれていた。暗号を使って。
しかし、それを口外することはとてもできない。
父からの手紙は即焼却して証拠を隠していた。
表向き軍需工場への出向ということで招集された女性も特攻で散っていることも…。]


[母に手をかけた自分に泣く資格なんてないはずなのに、
それすら許してもらっているような…不思議な気持ちで]


[自分は、とても幸せ者だ。心配してくれる姉が二人もいる。
…でも、だからこそ、……二人に不幸になってもらいたくない。

特に、赤紙での出征は……認めたく…ない。]


[ヨーランダを欺いていることに、良心の呵責がないといえば嘘になる。
生きている限り、自分はあちらこちらで欺き続けて生きてゆくのだろう。

それも、自業自得なのかもしれない]


[母親の墓前で、ヨーランダとミッシェルを見遣る]

……もし、………

[口にだすのは躊躇われた。

『この村で、愛する人の隣で眠ることができるならば…
その道を選びますか』

という問い]


【人】 採集人 ブローリン

[広場で時間をつぶしていたが、一度兵舎に戻り着替える事にした。
赤紙の事もある、軍服でうろついていては目障りだろう。
自分自身に嫌悪がなくとも、軍人と言うものを忌み嫌う人は多かろうから。
それより、分隊長を、ホレーショーを探そう。
悩める彼と、哀れなサイモンと、二人して望む行動があるにせよ…
もしも、と思えば、見て見ぬふりはできない。

自分は結局、ホレーショーほど残酷には、あるいは慈悲深くはなれないのだから]

(269) 2012/03/25(Sun) 22時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[部隊の仲間達が分隊長の陰口を叩いている。
人畜無害と思われているのだろう、自分が心情的にはホレーショーに傾いていると知れば、
なんと言うのであろうか。

特攻の話も聞いた。目を見開いて、眩暈を覚え…胸に手をやる。
沙汰の外だ。一体何の意味があると言うのか。
自分がもし今前線に居れば……]

………

[もしもの話をしても仕方がない。
ホレーショーは部屋にはいないようだ。
村に居るなら、酒場だろうか。一度部屋を出かけて、机の上の本を見る。
結局持っていかず、拳銃に、買ったばかりのペンと手帳だけ持って外に出た。]

(274) 2012/03/25(Sun) 22時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[村の入り口に立つ。無感動に当たりを見回すなか、
頭の中では軍人の愚かさ…もとい救いようのなさに思いを馳せる。

有能な軍人とは、敵兵を多く殺す事だ。
対して無能とは、味方を多く殺す事だ。
救われない螺旋から出るには、死しかないのであろうか。

銃を捨て、逃げると言う選択肢もあろう。
けれどそうするには自分は人を殺しすぎたし、
人を看取りすぎた。歩みを止めるのは結局、
戦争が終わるまで生き残ってからの話になる…

ふと、何事かに我に返って、村へと入ってゆく]

(277) 2012/03/25(Sun) 22時半頃

ブローリンは、酒場はまだ空けていないようだ。どうしたものか。

2012/03/25(Sun) 22時半頃


【人】 採集人 ブローリン

[捜し歩いてすれ違うのも問題だ。
役場の青年の様子を見に行っても良いかも知れない。
分隊長の話を思うに、今日も兵舎には戻らないかもしれない。

会ってどうするかは分からない。
止めるべきだ。村で眠らせるべきだ。分からない。
けれど、向き合わぬまま見過ごす事は出来ない。

役場に行こうと、歩き出した折、6
偶:クラリッサを見かけた/奇:ウェーズリーを見かけた]

(284) 2012/03/25(Sun) 22時半頃

ブローリンは、クラリッサに、ポケットに手を入れながら近づく。

2012/03/25(Sun) 23時頃


【人】 採集人 ブローリン

[ただ居るだけなら気づいたとしても気に留めなかったかもしれないが。
泣き声が聞こえたのかもしれない。
慌てたり、怯えられたりするのは彼女に限った事ではない。
今は軍服ではないが、図体の大きさもあるのだろう。
よく見る、態度だった]

[ポケットからハンカチを出して、差し出した。
受け取ってもらえなければ、手を降ろす。

泣いている理由は、やはり徴兵の通達だろうか…]

(293) 2012/03/25(Sun) 23時頃

 ほんとうに、男女も年齢も関係なく召集されるのなら。


 される前に、……この手で。
 この村に、皆で残るのよ。

[小さい呟きは二人には届かない大きさ]


【人】 採集人 ブローリン

[恐れられて当然、と言う思いもあれば、彼女の態度を咎めはしない。
全く気にならないと言えばうそになるが、なんといっても慣れてしまった。
銃を持ち軍服を着ていれば、更に畏怖される事間違いない]

……

[彼女がハンカチを顔に当てる間、顔を逸らす。
もう日も傾いてくる頃だ。昼よりは気温も下がってきた。
雪は、止んだようだが……]

(305) 2012/03/25(Sun) 23時頃

どうせ汚れるなら、…いや、私が汚れることで皆が少しでも、幸せになれば、安堵できれば…


…この手で……

[母を殺めえたこの手は、決して清められることはない。
ならばいっそ、皆を…と、思ってしまうのだ。

そんなつぶやきは、誰の耳にも届かないだろうが]


[通信機を開く、ホレーショーの言葉は聞こえていたが
簡単に答えられる状況でなかった]

…本人が望むなら、叶えてあげて欲しい。

[自分の言葉の後に付け加えたのは短い言葉。
それに、全く嘘偽りは…ない。]


 ほんとうに、それがほんとうなら。

 アタシはもう、誰も失いたくないわ。

 母さんと同じように、もう誰も。

 残されたくないのよ……!


【人】 採集人 ブローリン

[返してもらわずとも問題はないが、変に形見にさせるのもなんだろう。
頷きを返した。泣き顔には背を向けようとさえも思ったが、
今泣いているわけでもなし、問題ないだろうと、見下ろす]

……

[確か彼には妹が居たから、ナンシーとはその事だろう。
往く者が居て、遺される者が居る。その待つ時間はきっと永遠にも思えるだろう。
いや、実に、永久に帰る事は無いだろう。
戦いに行くのですらない。死にに、殺されに行くのだから。
それを彼女に伝える必要はない。伝えても、何の救いにもならない。

ただ……もし彼女が、彼女らが往く事になれば、黙って見送れるのだろうか。
ホレーショー、分隊長の様に………。]

[頭を振った。手紙を残す提案には、力なく頷く。
きっとあの老婆の所だろう。一抹の希望を添えて、
直接ではなく、彼女を通して残すのだろう]

[ゆっくり息を吸って、長く長く息を吐いた]

(316) 2012/03/25(Sun) 23時半頃

 厭よ、厭だわ。

 これ以上この村から、誰も出てゆかせはしないわ。
 だから、ねえ。

 ……私の手で。また、母さんのときみたいに。
 そして、―――や――のように。


【人】 採集人 ブローリン

[ゆっくりと首を振って、人差し指を口に当てた。
あまり口外すべき話題ではないだろう。
気が緩んだのか、自分だからかは分からないが、
その体制のままゆっくり頷いた]

……

[視線の先の彼を見て、目の前のクラリッサを見て、
首を少しかしげた。追いたいのなら追えばいい、と。
彼が役場に行くとは、分かるはずもなく]

(328) 2012/03/26(Mon) 00時頃

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