22 共犯者
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「ヘクター」。
お前の真の名を聞いて置けばよかった、な。
[ もはや他に聞く者のいない声。]
[ だが仮に「ヘクター」の真名を知ったところで、彼にはお返しに自分の真名を教えることはできなかっただろう。
何故ならば、]
―それより少し前・自宅―
[ 開け放した窓辺に座り、彼は髪を肩に垂らし独り森を縫って続く小道の先を見遣る。
その双眸にはいつもの鋭さ冷やかさはなく、ただただ彼方を睨み据えている。
「ヘクター」が森を出てアレクサンデル家に向かったことは察知していた。
彼の生命が尽きつつあることも。
だが彼はそこに向かわなかった。
じっと待っていた。]
[ 「ヘクター」の最期の言葉が伝わった時、彼は静かに瞑目した。]
――恵み深き森の女神よ。
あなたの勇士が今あなたの御許に還りました。
願わくば楽土、永遠の森に迎え入れ給え。
―深夜の森―
[ 彼の姉にしたのと同じように、オスカーの衣服を引き裂き、毟り取った。
瞬く間に裸身が冷えた夜の空気に曝され、彼の膚が粟立つ。
姉によく似た、だが異なる性である男の特徴を備えた、まだ未成の身体。
年齢より幾分か幼く見えるその肢体を組み敷き、下肢を割り開く。
生温かい吐息を彼の耳孔に吹き込み、耳の縁を甘咬みする。
鑢のような舌に擦られて滲み出た血を舐め、口唇が嗤いの形に裂けた。]
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