人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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[浮かんでは留まり消える、紅鬱金の瞳。
 面白いと言うのなら、
 そう望むなら、


 あなたの額に鏑矢を――…]


……なに、が

[何が必要と? 分からず問いを落とし


っ!


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[真弓が刃を隠すのを見なかった。
しかし見たとしても、
主なき刃に何も思うことはない。

真弓から明之進へと渡される刃を感慨もなく見遣り,
顔の半分に強張りを覚え右手で頬を撫でる。

ボロリ──。何かの欠片が剥離する。
白い軍服の上着に落ちたそれは、暗闇では黒に見える黒紅。

それは乾いた血だった。
更に擦れば、顔面を赤く染めた血が
垢のように剥がれ落ちた。

無表情に頬を擦っていた手は、
白い上着に薄汚れた欠片の貯まるのを見て、止まる。

キャロライナの物だろう軍服に汚れが付くのが厭だった。]

(131) 2014/02/18(Tue) 01時半頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[肯定>>127の返答を得れば、小さな吐息が漏れた。
けれど、続けて叱るように言われれば]


   ───どうして


[真っ直ぐに顔を上げ、尋く。

昔のように無垢な瞳で首を傾げたりはしない。
さりとて叱られる理由も本当にわかっていない風。

その間も変わらぬ人形のような眼差しは、
何より雄弁に、少女の変質を物語る。]

(142) 2014/02/18(Tue) 01時半頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[差し出された手を取ろうとしない白い手に、
明之進の手が重なる。

冷たい手。
闇夜に白い──母の手のような。

けれど今は、同じほどに己の手も冷たい。

近付く瞳は、偶に見る不吉な紅い月にも似て。
しかし齎されるのは真逆の鎮静。

何を──と、問おうと開きかけた唇が、
真弓の言葉>>130に遮られて閉じた。]

(143) 2014/02/18(Tue) 01時半頃

零瑠。私の横に並ぶ技量があるか。示して見せろ。

[浮かぶ笑みは無慈悲に告げる。
選んだのなら、その覚悟を、能力を見せ付けろと**]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[理依に託した贈り物は彼に届いただろうか。

真弓の口から出た名を聞いて、
思ったのはそんなこと。]

 見逃していいの?

[早く行けと告げる姉を見上げ、尋く。

なぜゆかぬのかと思われているかもしれない。

絢矢は──。

立ち上がらない──のではない。
立ち上がれないのだ。]

(151) 2014/02/18(Tue) 02時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[上体を起こし、
そのまま立ち上がろうとした際に気付いた。

恐らくは膝。──靭帯が切れている。

激痛を表情に出さないよう堪えるのは骨だった。
噛み締めた唇の内側に鉄錆の味。]

 …──。

[>>147痛みを寄越せと言う明之進に
今度は絢矢が瞼を伏せる。]

(152) 2014/02/18(Tue) 02時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[渡せない。
これは贖いだから。

犯した罪の重さは己で負うべきなのだから。

──だから]

 明ちゃん、ボクを置いてって。
 リッキィを連れて、どこか遠いところに逃げて。

 もう殺さなくても生きてゆけるでしょう。

 辛いだろうけど、
 きっとどこかに理解してくれる人はいる。
 リッキィと二人で、
 人と鬼が、共に手を繋いで生きられる場所を探して。

(153) 2014/02/18(Tue) 02時半頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

 涼ちゃん…──?


 鬼に、なったのは涼ちゃん?

[>>156置いて行けないという言葉を
涼平が生きていると解釈し]

 ─────。

[明之進が『罪』を口にすれば
絢矢は口を閉ざす。

五年──。
その間に、彼らが生きるために
その足元に積み重ねてきた屍の数は。

鬼の支配──とは、
直接心を殺すのでなく、行いの自由を殺すものであれば
理性あるまま重ねて来た罪の重さは如何許か知れない。]

(164) 2014/02/18(Tue) 09時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[五年前より少し成長した躰。
それでもまだ、陸軍駐屯地で見た直円よりも幼く見える貌。

昔と違う、間を置かない受け答え。

望めば不変。
それが鬼であるはずなのに、
明之進は変わった。

真弓も──。]

(165) 2014/02/18(Tue) 09時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[鏡写しの湖面。
底に抱えるものの深さは窺えない。

穏やかでいて芯は強い
かつての姉はもういない。

今の真弓はその名の通り──温度を持たぬ月のよう。]

(166) 2014/02/18(Tue) 09時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

 ──!

[沈黙を切り裂く風音>>161

咄嗟に小太刀を抜いて迫る音へと翳したのは
明之進を守るためというよりは、身に付いた反射。

舞い込む黒衣のよく見知った気配に
握ったままの刃はキャロライナの軍服の上へ。]

 サミュ、ホリーはもう死んだ。
 だから、明之進は──…、

[真弓を守る立ち位置。言葉。
誤解を解こうとするように言うけれど、
そうではないと、わかっている。]

(167) 2014/02/18(Tue) 09時半頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

 …──サミュエル。


 始祖がいる。
 今、安吾さんとジャニスさんが戦ってる。

[告げた上で、問う。]

 ここで何をしているの?

[護りたいなら
助けたいなら

今、やるべきことは──?]

(168) 2014/02/18(Tue) 09時半頃

アヤワスカは、サミュエルが真弓の手を引いて駆け出すのなら、その背を黙って見送ることになる。

2014/02/18(Tue) 09時半頃


 ………ねぇ、あまね。

 おれは、家族を、うらぎってるの?


[遠く問い掛ける声は、弱く震え、縋るよう。*]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[明之進の発した警告>>170
掛けられた上着を跳ね除け、くないを構える。

右膝を庇った不自然な体勢ながら
真弓がサミュエルへ攻撃する素振りを見せれば
その腕を狙おうと。

けれどそれは、
サミュエルの眼からは真弓への攻撃と見えようか。]

(175) 2014/02/18(Tue) 14時半頃

 ……真弓を選ぶとでも、お思いでした?

[返事を期待せずに問いを聲に乗せ。]


隠れん坊 アヤワスカは、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 16時半頃


選んでも裏切ったとは思わなぬな。

[零瑠が投げかけた問い>>*に笑みは深まる。
どちらを選ぶか、苦悩する過程が大事で、
結果は気にはしていなかった。
斃す相手が増えたと思う位だったが]

だがホリー以外が側にいるのも悪くは無い。

[ホリー並みの能力の鬼で無ければ、ただの邪魔であった。
今の零瑠がホリーに匹敵するかと問われれば、等記号で
結ぶ事は難しい。
しかしそのレベルで無くとも、側にいる事を許容は出来る]


私の傍にいるのは1人で良い。
零瑠、お前が選んだと言うなら人の心捨て、
仲間の首を持って見せて見ろ。

そうすれば常に私の一番傍に置いてやろう。

[毒を注ぐように零瑠に言葉を注ぐ。
人と鬼の合い間を溺れながらも泳ぎ続ける様を
面白いと眺めていた。
だがもうそれも終わりだろう。
ならば人を棄てて鬼となって見せろと、最後の決断を
誘惑と共に零瑠へ投げた**]



――……、

[>>+9 気に病む必要は無い、
その言葉には、すると言葉が滑り落ちた]

そうね、
最初からもっと、
死に物狂いで抵抗してくれたらよかったのに。


……ばか。

[喧嘩傷を諌めたような、
そんな物言いと似て、けれど確実に違う言葉*]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[構えた刃の先で血を流したのは──深緋。]

 まゆ、──…

[闇の中、黒く頬を流れ落ちる川は涙にも見えた。]

 ───…。

[駆け出したサミュエルを、
従う真弓を、追い掛けようとはしない。

金の鬼の声を聞くことは出来ない。
しかし真弓は、きっとその命令に抗おうとしている。

戦っている──。]

(195) 2014/02/18(Tue) 21時半頃

 ……そうでしょう。何も裏切ってはいない。

寧ろ、あなたの命に逆らいながらも刃を向けた方が―――…

[息を吐く。]

俺は、あなたの機嫌ばかり窺っている。
どうすれば歓びに為るかと。そんなこと、を。


 それ、は……

[どういう意味だろうか。
 もしやと期待に胸が踊る半分、ただの自意識過剰だと胸が痛む。

 誰のことを言おうとしている?
 死んだ理依を忍んでか。
 弓引く真弓か。
 獣の周か。

 それとも、それとも……。
 その、一人とは…………。

 安吾やジャニスの見えぬところで眉が寄る。]


[……あぁ。嗚呼。

 甘い毒が零れ、耳から滑りこんでくる。
 望む名を呼ばれた。一番の傍にと――。]

……あなたこそが、『冀望』


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[二人の去った倉庫。
襲撃の報を受けて中身はほぼ空に近い。

不要と判断された物資の箱が
戦火に黒くシルエットを浮かび上がらせている。]

 ───……、

[箱の一つに手を付いて躯を支える。
相対する者のなければ立っているのも苦痛。

小太刀を握る腕さえ熱い。

筋肉も靭帯も、
小さな損傷は数え切れないほどだろう。

支える腕がなければそのまま膝を突き
衝撃に耐えて声を呑む。]

(207) 2014/02/18(Tue) 23時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[起き上がった時に床に落ちた軍服の横に
根付と髪飾りが落ちている。

手を伸ばし拾い上げれば、
零瑠と真弓に渡すんだ──と、
話してくれたキャロライナの笑顔さえ思い出されて]


 ─────明ちゃん


[明之進の袖の一端を掴み、
絢矢は静かに、その名を呼んだ。]

(219) 2014/02/18(Tue) 23時半頃

そうだ。お前は正しい。

[零瑠が歩み出そうとする足元を隠す様に、毒はその背を押す]

人間と共に歩めると思うな。
人間は、お前達を置いて死んで逝く。
どれだけ悲しもうが望もうが。

お前達と心通わせた人間がいたとしても。
すぐに死に、残るのはお前達を敵とみなした者達だけだ。
そして共に生きようとした人間達は、裏切り者と
鬼の私達より更に鬼と見られるのだろうな。

[後に続く呪詛は、恐らく自ら動き出そうとしている鬼達に。
現実を残酷に突き付ける]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

 

 ボクは直お兄ちゃんを殺したよ。


[痛みと流血とに青褪めた貌の
眼差しばかりは平静に。

告げる己の声が──やけにはっきりと響いた。]


    ────それでも、まだ欲しいと言ってくれる?

(229) 2014/02/18(Tue) 23時半頃

 ――……ッ

[呪詛は強かに胸中を巡る。
 喉の奥の呻きは、事実としてそれを知るからだ。]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

 ボクの罪を、
 もし一緒に背負ってくれるなら──…


 ──ボクを番える弓になって欲しい。

[則ち──共に始祖へ
狙い定めた終の一矢を射んと。]

(235) 2014/02/19(Wed) 00時頃

アヤワスカは、もしも今、明之進の刃が向けば、それを防ぎきことは出来ないだろう。

2014/02/19(Wed) 00時頃


………、く。


[言い返す気力まで奪っていく。
そんなの今さら覚悟の上だって。]


隠れん坊 アヤワスカは、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 00時頃


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